JPH0633258B2 - 2―グアニジノ―4―アリールチアゾール化合物 - Google Patents

2―グアニジノ―4―アリールチアゾール化合物

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JPH0633258B2
JPH0633258B2 JP62214960A JP21496087A JPH0633258B2 JP H0633258 B2 JPH0633258 B2 JP H0633258B2 JP 62214960 A JP62214960 A JP 62214960A JP 21496087 A JP21496087 A JP 21496087A JP H0633258 B2 JPH0633258 B2 JP H0633258B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、4−アリール基がピロリルまたはインドール
であり各アリ−ル基が任意に置換されている細胞保護剤
およびH+/K+ATPアーゼ酵素阻害剤である新規な2−グア
ニジノ−4−アリ−ルチアゾール化合物に関する。
慢性の胃潰瘍および十二指腸潰瘍はともに消化性潰瘍と
して知られる一般的な病気であり、これに対しては食餌
療法、薬物療法と手術を含めた種々な治療法が症状の重
症度に依存して用いられる。胃酸過多と消化性潰瘍の治
療に有効な、特に重要な治療剤はヒスタミン−H2レセ
プター拮抗薬であり、これは動物体のH2−レセプター
部位における生理的に活性な化合物ヒスタミンの作用を
阻害し、それによつて胃酸の分泌を抑制するように作用
する。
1983年2月22日発行の米国特許第4,374,843号、
1984年3月6日発行の米国特許第4,435,396号およ
び1985年12月24日発行の米国特許第4,560,690
号は胃酸過多と消化性潰瘍の治療に有用な、2−グアニ
ジノ−4−イミダゾリルチアゾール、2−グアニジノ−
4−(1,2,4−トリアゾリル)−チアゾールおよび
2−グアニジノ−4−チアゾリルチアゾールを開示して
いる、これらの幾つかは細胞保護剤でもある。ピロキシ
カム、4−ヒドロキシ−2−メチル−N−2−ピリジニ
ル−2H−1,2−ペンゾチアジン−3−カルボキサミ
ド1,1−ジオキシドは公知の抗炎症剤である。例え
ば、米国特許第3,591,584号およびジエイ.ロムバルジ
ノ(J.Lombardino)等、ジエイ.メド.ケムJ.Med.Ch
em)16巻、493頁(1973)参照。
本発明は、胃壁細胞、H+/K+ATPアーゼ、結局は水素イオ
ン分泌をもたらす酵素の阻害剤としてのその活性のため
に哺乳動物の胃潰瘍治療に有用な新規なクラスの化合物
に関する。前記化合物は式: で示される化合物と、薬剤学的に受容できるその陽イオ
ン塩または酸付加塩である。前記式中、R1はH、直鎖
もしくは分枝鎖の(C1〜C10)アルキル、(R4p6
3または(R4pAr1(CH2nであり、この場合p
は0、1または2であり、nは1〜4の整数であり、R
4は同一もしくは異なる基であり、H、F、Cl、B
r、I、CH3、CH3O、NO2、OH、CN、COO
5またはOCOR5であり、この場合R5は(C1
3)アルキルであり、 Ar1はフエニル、ナフチル、フリル、チエニル、ピリ
ジル、ピリミジル、チアゾリルまたはイミダゾリル基の
残基であり、R2はHまたは(C1〜C4)アルキルであ
り、 Arは または であり、この場合mは1、2または3であり、 R6はH、(C1〜C4)アルキルまたはR10SO2であ
り、この場合R10は(C1〜C4)アルキル、フエニル、
トリル、ベンジルまたはフエニルエチルであり、 R3は環接合部の炭素以外のAr基の炭素に結合した置
換基であり、少なくとも1つのR3はHまたは(C1〜C
4)アルキルであり、残りの各R3はH、(C1〜C4)ア
ルキル、(C1〜C4)アルコキシ、(R4263(R
4263(CH2n、(R4263(CH2nO、
COOR7、COR8、NHCOR8、NHCH28、N
89、(CH2nNR89、(CH2n-1CONR8
9、OH、CN、CF3、F、ClまたはBrであり、
この場合nとR4は前記で定義した通りであり、 R7はH、(C1〜C4)アルキルまたはベンジルであ
り、 R8とR9は独立的にそれぞれH、(C1〜C10)アルキ
ル、フエニルもしくはベンジルであるか、またはそれら
が結合した窒素原子とともに、環要素として任意に0も
しくはSの原子またはNR11を含む5員環または6員環
を形成する、この場合R11はH、メチルまたはエチルで
ある; 但しR3がHである場合に、R1、R2またはR6の少なく
とも1つがH以外を表す。
上記の各場合に、括弧内の炭素数は基の全炭素数を表
す。炭素鎖は直鎖または分枝鎖のいずれもとり得る。
薬剤学的に受容できる酸付加塩とは、1〜3当量の酸、
特に1当量または2当量の酸を含む塩である。適当な酸
にはHCl、HBr、H2SO4、H3PO4、CH3SO3H、p−トルエン
スルホン酸、マレイン酸、フマル酸、コハク酸およびク
エン酸(これらに限定するわけではない)がある。この
ような酸のリストに関しては、例えばバージ(Berge)
等のジエイ.フアーム.サイ.J.Pharm.Sci.)66
巻、1〜19頁(1977)参照。
製造が容易であることと、エタノール誘発性潰瘍抑制テ
ストで実証されるような、高レベルの分泌抑制活性、H+
/K+ATPアーゼ阻害性および/または細胞保護性を有する
ことのために好ましい式(1)化合物は、 (1)次式: 〔式中、R1、R2、R3およびR6は上記の通りである〕 で示される化合物であり、特に好ましい化合物はR1
H、(R4263CH2、(C4〜C8)アルキル、フ
リルメチルまたはチエニルメチルであり、R2がHまた
はメチルであり、R3の1つがピロール基の2位置に結
合した置換基であり、R3の他の1つがH、(C1
4)アルキル、COOR7、CHO、(CH2nNR8
9またはCONR89である化合物である;および (2)次式: で示される化合物であり、特に好ましい化合物では、R
1がH、(R4263CH2、(C4〜C8)アルキル、
フリルメチルまたはチエニルメチルであり、R2がHま
たはCH3であり、R3がH、F、Cl、Br、OH、
(C1〜C4)アルコキシ、(C1〜C4)アルキル、R4
64、NHCOR8、(CH2nNR89、R464
CH2O、CNまたはCOOR7であり、チアゾール基が
インドールの2、3または5位置に結合した化合物であ
る。
本発明の特に好ましいピロリルチアゾール(II)は次式: または 〔式中、R1、R2、R3およびR6は前記で定義した通り
である〕 で示される化合物である。
本発明の最も好ましい化合物は次式: 〔式中、▲R3 a▼と▲R3 b▼はR3に対して上記で定義
した通りであり、▲R3 c▼はHまたは(C1〜C4)アル
キルである〕 および 〔式中、R1、R2およびR3は前記で定義した通りであ
る〕 で示されるインドリルチアゾールである。
本発明の最も好ましい特定の化合物を次に挙げる: 2−グアニジノ−4−〔(2−ピペリジノカルボニル)
ピロール−4−イル〕チアゾール 2−グアニジノ−4−(2−メチルピロール−4−イ
ル)チアゾール 2−グアニジノ−4−(5−メチルピロール−2−イ
ル)チアゾール 2−グアニジノ−4−〔(2−メチル−1−フエニルス
ルホニル)ピロール−4−イル〕チアゾール 2−グアニジノ−4−〔(5−メチル−1−フエニルス
ルホニル)ピロール−2−イル〕チアゾール 2−(N−ベンジルグアニジノ)−4−(2−メチルピ
ロール−4−イル)チアゾール 2−(N−ベンジルグアニジノ)−4−(ピロール−2
−イル)チアゾール 2−(N−ベンジルグアニジノ)−4−(2−メチルピ
ロール−3−イル)チアゾール 2−〔(N−ベンジルグアニジノ)−4−(1−フエニ
ルスルホニル−2−メチル)−ピロール−3−イル〕−
5−メチルチアゾール 4−(1H−インドール−3−イル)−2−(N−ベン
ジルグアニジノ)チアゾール 4−(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)−
2−(N−ベンジルグアニジノ)チアゾール 4−(5−クロロ−1H−インドール−3−イル)−2
−(N−ベンジルグアニジノ)チアゾール 4−(1H−インドール−3−イル)−2−グアニジノ
チアゾール 4−(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)−
2−グアニジノチアゾール 4−(5−クロロ−1H−インドール−3−イル)−2
−グアニジノチアゾール 4−(2−メチル−1H−インドール−3−イル−5−
メチル−2−グアニジノチアゾール 4−(2−メチル−1H−インドール−3−イル)−5
−メチル−2−(N−ベンジルグアニジノ)チアゾール 4−(1H−インドール−2−イル)−2−グアニジノ
チアゾール 4−(1H−インドール−2−イル)−2−(N−ベン
ジルグアニジノ)チアゾール 本発明の化合物は、胃壁細胞のH+/K+ATPアーゼを阻害す
ることによるヒトを含めた哺乳動物の胃潰瘍の治療に有
効な薬剤学的組成物に用いることもできる。この組成物
は薬剤学的に受容できる希釈剤またはキヤリヤと、胃壁
細胞H+/K+ATPアーゼ阻害量の式(1)の化合物から成る。
さらに、本発明の化合物はH+/K+ATPアーゼを阻害するこ
とによる治療を必要とする哺乳類対象に胃壁細胞H+/K+A
TPアーゼ阻害量の式(1)の化合物を投与することから成
る胃潰瘍の治療に用いることもできる。
さらに、本発明の化合物は抗炎症有効量のピロキシカム
または薬剤学的に受容できるその塩と胃壁細胞H+/K+ATP
アーゼ阻害量の式(1)の化合物とから成る抗炎症性組成
物に用いることもでき、また抗炎症有効量のピロキシカ
ムまたは薬剤学的に受容できるその塩と胃壁細胞H+/K+A
TPアーゼ阻害有効量の式(1)の化合物とを哺乳動物に投
与することから成る哺乳動物の炎症治療に用いることも
できる。
例えば次の反応によつて、式(1)の4−アリール−2−
グアニジノチアゾールが製造される; 反応式I ほぼ等モル量のグアニルチオ尿素〔式(X)〕とアリール
−R2−置換−α−ハロケトン〔式(IX)〕(R1
2、およびArは前記で定義した通りであり、Xはク
ロロまたはブロモである)を、例えばテトラヒドロフラ
ン;メタノール、エタノールもしくはイソプロパノール
のような低級アルカノール;アセトンもしくはメチルエ
チルケトンのような低級アルキルケトン;ジメチルスル
ホキシドまたはN,N−ジメチルホルムアミドのよう
な、反応に不活性な溶媒の存在下で反応させる。好まし
い溶媒はアセトンとN,N−ジメチルホルムアミドであ
る。式(1)の化合物を製造するための上記反応の好まし
い温度は約20〜120℃であり、特に約25〜60℃
である。このような条件下で、式(1)の目的生成物の形
成は約30分間〜24時間で実質的に終了し、この後に
生成物(1)を技術上周知の標準的方法によつて単離す
る。例えば反応混合物を冷却して沈殿を形成し、溶媒を
蒸発させることによつて、または例えばエチルエーテル
のような非溶媒を加えることによつて、塩酸塩または臭
酸塩として生成物が得られる。この塩は標準的な中和/
抽出方法によつて、式(I)の遊離塩基に容易に転化され
る。他の薬剤学的に受容できる酸付加塩を得るために、
遊離塩基を有機溶媒中に入れ、目的の塩に対応する酸の
1当量、2当量または3当量を加える。次に、塩を
過、濃縮もしくは非溶媒の添加またはこれらの方法の組
合せによつて回収する。
本発明の式(I)の化合物のArを好ましく選択すること
によつて、上記の定義したような式(II)または式(III)
の化合物が生ずる。
例えば、R3がCH2NH2、(CH2nNR89または
NHCH28である式(II)または(III)の化合物は、例
えばR3がそれぞれCNまたは式(CH2n-1CONR8
9もしくはNHCOR8である対応化合物を還元するこ
とによつて製造される。上記反応の好ましい還元剤はこ
のような還元に有用である技術上周知の市販の金属水素
化物である。このような金属水素化物の例は水素化アル
ミニウムリチウム、リチウムトリエチルボラン、ボラン
またはジボランである。好ましい還元剤はボラン/テト
ラヒドロフラン、ジボラン/テトラヒドロフランおよび
水素化アルミニウムリチウムである。還元は実質的に無
水条件下かつ例えばエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、1,2−ジメトキシエタンまたはジエチレングリコ
ールジメチルエーテルのような、適当な反応に不活性な
溶媒の存在下で典型的に実施される。これらの還元反応
に対する好ましい温度範囲は−70〜80℃であり、特
に室温〜60℃である。このような条件下で、還元は約
2〜24時間内に終了し、その後過剰な還元剤は例えば
湿性溶媒または酢酸エチルの細心の添加によつて抑制さ
れ、生成物は標準的な抽出/蒸発方法によつて単離さ
れ、望ましい場合には再結晶またはカラムクロマトグラ
フイによつて精製される。
3がCHOである式(II)または(III)のアルデヒドも同
様な方法で、好ましくは水素化ホウ素ナトリウムによつ
て還元されて、対応する化合物(R3がメチル)が得ら
れる。このような還元は典型的に、例えばメタノール、
エタノールまたはイソプロパノールのような低級アルカ
ノール溶媒中で室温から溶媒の還流温度までの温度にお
いて実施される。
上記で定義したような、R6がR10SO2である化合物(I
I)または(III)の加水分解によつて、R6がHである対応
化合物が生ずる。この反応は典型的に、例えば水性メタ
ノールまたは水性エタノールのような水性溶媒中の例え
ば水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムまたは水酸化カリ
ウムのような強塩基の存在下で実施される。加水分解は
広い温度範囲で実施されるが、好ましい温度は大体室温
から85℃までであり、溶媒の還流温度が効率と便利さ
の理由から特に好ましい。
出発物質のα−ハロメチルアリ−ルケトン(IX)は例え
ば、周知のフリーデルクラフツ反応による適当なArH
化合物のα−ハロ酸ハライドによるアシル化によつて製
造される。
〔Ar、RおよびXは前記で定義した通りである〕 フリーデルクラフツ反応の考察に関しては、例えばグロ
ーブス(Groves)のケム.ソク.レブ.Chem.Soc.Re
v.)1巻、73頁(1972)参照。
この代りに、下記に示すように酸無水物によるフリーデ
ルクラフツアシル化と次のハロゲン化とによつて出発物
質のケトン(IX)が得られる。
Arが上記ピロール誘導体の1つである出発化合物(IX)
に対して、反応は典型的にハロゲン化炭化水素溶媒中、
好ましくは1,2−ジクロロエタンまたはクロロホルム
中で室温またはほぼ室温において、触媒として無水塩化
アルミニウムまたは三フツ化ホウ素エーテル錯化合物を
加えて実施される。しかし、式(XI)のインドール誘導体
を製造するためには、幾らか高温において、好ましくは
40〜80℃においてピリジンおよびトルエンの存在下
で典型的に実施される。中間体のケトン(XI)のハロゲン
化は例えばクロロホルムまたはメチレンジクロリドのよ
うなハロゲン化炭化水素溶媒中の中間体(XI)の溶液に等
モル量の元素状臭素または塩素を制御して添加すること
によつて約−20〜+25℃の温度において通常実施さ
れる。次に生成する混合物を添加温度および/または室
温において数時間攪拌することによつて、反応が完成す
る。
Arがインドリルである化合物(IX)の有用な製造方法は
適当なインドリルグリニヤール試薬のアシル化である。
例えば、冷所での無水条件下のエチルエーテル中での5
置換または2,5−二置換インドールとメチルマグネシ
ウムクロリドとの反応はその場で1,3−ビス−メチル
マグネシウムインドール中間体を生ずる。これは直ち
に、式R2CH(X1)COX2(式中X1はH、ClまたはBrで
あり、X2はClまたはBrである)の酸ハライドによ
つてアシル化されて、対応する1,3−ジアシル化イン
ドールを生ずる。1,3−ジアシル化インドールは次に
選択的に加水分解され、例えば周囲温度においてメタノ
ール性炭酸ナトリウムによつて加水分解され、1−アシ
ル基を除去されて式(IX)の望ましい3−アシカノイル−
または3−(α−ハロアルカノイル)インドールが生ず
る。
出発物質の式(IX)のα−ハロケトンを得るための方法を
下記に要約する。
第1反応系列では、対応するカルボン酸と塩化チオニ
ル、ホスゲンまたは塩化アセチル/五塩化リンとの周知
の方法による反応によつて得られるアリールカルボニル
クロリドを例えばエチルエーテルのような、反応に不活
性な溶媒中でジアゾメタンと反応させて、ジアゾケトン
を形成する。次にジアゾケトンをガス状ハロゲン化水素
と反応させて、望ましい出発化合物(IX)(R2がH)を
形成する。第2方法では、対応するアリールニトリル
(ArCN)を等モル量のグリニヤール試薬、R2CH2MgX
(XはClまたはBr)と反応させて、生成したイミノ
マグネシウムハライドを水と接触させてケトンArCOCH2R
2を形成する、このケトンを上記のようにハロゲン化し
て、出発化合物(IX)を形成する。
必要な出発物質である式(X)のグアニルチオ尿素(R1
前記で定義した通りである)は、例えば下記の反応系列
によつて製造される。
上記の第1段階では、クアード(Curd)等のジエイ ケ
ム ソクJ.Chem.Soc)1630(1948)とレドモ
ン(Redmon)とナギー(Nagy)の米国特許第2,455,8
07号が述べている方法による、ほぼ等モル量の適当な
アミン(R1NH2)とジシアンイミドとの反応によつて
N−シアノグアニジン化合物が形成される。典型的に
は、反応物を例えば(C1〜C4)アルカノール、水また
はこれらの混合物、好ましくはn−ブタノールのような
極性有機溶媒の存在下で、40〜120℃の温度におい
て、好ましくは溶媒の還流温度において加熱する。次に
生成物のN−シアノグアニジンを例えば冷却、沈殿した
塩を除くための過、及び液の蒸発によつて単離す
る。
適当なN−シアノグアニジン(XII)と硫化水素との反応
によつて、グアニルチオ尿素中間体(X)が得られる。こ
の反応は通常、例えば(C1〜C4)アルカノール、アセ
トン、酢酸エチルまたはジメチルスルホキシドのような
極性有機溶媒の存在下で実施される。好ましい溶媒はメ
タノールである。この反応は典型的に触媒量の第二アミ
ン、好ましくはジエチルアミンの存在下で実施される。
この反応は大気圧またはこれより高い圧力、例えば3〜
10気圧および約10〜100℃の温度、好ましくは2
5〜80℃において実施される。反応を好ましい範囲内
の高温で実施するならば、当然、反応時間は短縮され
る。この逆に、低温では、必要な反応時間が長くなる。
生成物は通常、溶媒の蒸発によつて簡単に単離される。
大ていの場合に、このようにして得られた粗生成物は次
の反応段階に用いるために充分な純度である。粗生成物
を例えばカラムクロマトグラフイによつて精製すること
もできる。
これらの製造に用いる出発物質のグアニルチオ尿素(X)
とアミンR1NH2を得る方法の詳細は下記の実施態様およ
び米国特許第4,560,690号に述べられている。
式(I)の新規な化合物の薬剤学的に受容できる酸付加塩
も本発明に含まれる。これらの塩は水溶液中または適当
な有機溶媒中で遊離塩基を適当な無機酸または有機酸と
接触させることによつて容易に製造される。次に沈殿ま
たは溶媒の蒸発によつて、個体塩が得られる。特に好ま
しい塩は塩酸塩と二塩酸塩である。
抗潰瘍剤として本発明の化合物の有効性はイヌの胃粘膜
から単離したH+/K+ATPアーゼをこれらの化合物が阻害す
ることによつてインビトロで実証される。酵素活性は若
干修正した、ベイル(Beil)等の方法〔ブリト.ジエ
イ.フアーマコル.(Brit.J.Pharmacol.)82巻、6
51〜657頁(1984)〕によつて分析した。酵素
(1〜2μg)に2×10-3M MgCl2、0.01M KCl
を含むまたは含まない0.05M Tris-Cl緩衝液(pH7.
5)および酸活性化試験薬を含む全体量0.590mの
培地を加えて、37℃において45分間プレインキユー
ベートした。ATP0.010mmolを加えて反応を開始した(A
TPの最終濃度3×10-3M)。トリクロロ酢酸を4.2
%の濃度になるまで加えて、反応を終了させた。市販の
フイスケアンドスツバローレデユーサー(Fiskeand Sub
barow Reducer)〔例えば、シグマケミカル社(Sigma C
hemical Co.)アメリカ合衆国、ミズリー州、セントル
イス63178、私書箱14508〕を用いて、遊離さ
れた無機ホスフエートを測定した。このテストでは、薬
物を最初に、ジメチルスルホキシド:0.02N HCl
1:1中で37℃において30分間インキユベートする
ことによつて酸活性化した。このテストでは、好ましい
化合物の4−(1H−インドール−3−イル)−2−
(N−ベンジルグアニジノ)チアゾール塩酸は2×10
-6MのIC50(酵素を50%に阻害する濃度)を示し、
4−(5−クロロ−1H−インドール−3−イル)−2
−(N−ベンジルグアニジノ)チアゾールは0.6×10
-6MのIC50を有し、2−グアニジノ−4−(2−メチ
ルピロール−4−イル)チアゾールは15×10-6Mの
IC50を有し、4−(3−メトキシフエニル)−2−
(N−ベンジルグアニジノ)チアゾールは10×10-6
MのIC50を有した。
本発明の化合物の抗潰瘍剤としてのインビボ利用度も特
にこれらの化合物の細胞保護活性によつて判明する。こ
のように活性は米国特許第4,560,690号の実施例1
8の方法を用いたラツトにおけるエタノール誘発性胃潰
瘍の抑制によつて実証されている。このテストにおい
て、好ましい2−グアニジノ−4−(2−メチルピロー
ル−4−イル)チアゾールは30mg/kgの用量で100
%抑制を示し、2−(N−ベンジルグアニジノ)−4−
(ピロール−2−イル)チアゾールは99%抑制を示し
た。
本発明の化合物の抗潰瘍剤としてのインビボ利用度の一
部は次の方法によるラツトにおけるこれらの化合物の胃
分泌抑制活性によつて示される: ラツトをまばたき反射または噛み反射がみられなくなる
までエーテルジヤーに入れる(通常ラツトはややチアノ
ーゼである)。次にラツトをあお向けに置き、エーテル
コーンをラツトの鼻の上にのせる。ラツトの変色を監視
し、ラツトが過度に青くなつた場合にコーンを除去する
ことが重要である。ラツトツースフオーセプス(Rattoo
thforceps)によつて、皮膚を持上げて胸骨下2cmから
胸骨まで剪力で切開する。同様に筋肉層を切開して、肝
臓を露出する。肝臓の大葉をストレートスムースフオー
セプスでおだやかに持ち上げて、膵臓組織と腸を露出す
る。腸をおだやかに持上げて幽門括約筋を胃に触れない
ようにする。幽門の下方にわん曲フオーセプスを細心に
挿入する。一定長さの絹糸(約10cm)を通して、方形
の結び目状にきちんと結ぶ。この過程中に血管が切断し
た場合には、このような条件下では胃への血液供給が大
きく低下するので、このラツトを用いないことにする。
十二指腸へ薬物またはビヒクルを注入する。切開口の上
方と下方を持上げて、腹の内容物を腹腔内におだやかに
戻し入れる。切開口を創縁クリツプで閉じる。切開口を
ステープルで閉じた後に、ラツトを他の手術したラツト
とともに監視ボツクスケージに入れる(4匹/ケー
ジ)。15分間以内に、ラツトはエーテル麻酔から完全
に回復したように見える。ステープルが適当に位置して
いない場合に出血が起りうるので、ラツトを細心に監視
する。手術の2時間後に、ナトリウムペンタバルビトー
ル(1m/kg)の腹腔内注入によつてラツトを殺害す
る。ラツトツースフオーセプスを用いて腹部を持上げ
て、剪刀によつて切開する。肝臓の大葉を持上げる。食
道を肝臓の小葉の下に入れる。わん曲フオーセプスを食
道の下に入れ、食道を持上げる。止血鉗子を用いて胃か
ら食道をクランプし、おだやかに胃から切り離す。ボロ
シリケート管上のロート内で胃を大きな曲率に沿つて切
開して、内容物を放出させる。内容物の残りはかき出
す。液体を含む管を遠心分離器内で室温において300
0×rpmで15分間回転させる。上清を細心にバスツー
ルピペツトで取出し、目盛り付き遠心分離管に入れる。
量を記録する。自動滴定装置(終点=pH7.0)を用い
て、pHとラツト体重100gあたりの酸排出量meq.を測
定した。結果は酸分泌(mg/kg)の阻害%として報告す
る。
本発明の化合物のピロキシカム誘発性胃病変に対する経
口保護効果を、米国特許第4,559,326号の実施例1
の方法によつてラツトにおいて測定する。
胃壁細胞H+/K+ATPアーゼを介し阻害することによる哺乳
類対象の胃潰瘍の(予防的および治療的)処置のため
に、本発明の生成物を経口的および非経口的を含めた、
通常の種々の投与経路によつて投与する。これらの化合
物は経口投与するのが好ましい。これらの化合物は一般
に、治療すべき哺乳類対象の体重1kgにつき1日に約0.
25〜50mgの用量で、好ましくは1日に約0.5〜30
mg/kgの用量で1回投与または分割投与される。非経口
的投与が望ましい場合には、これらの化合物を治療すべ
き哺乳類対象の体重1kgにつき約0.2〜20mg/kgの1
日量で投与することができる。100kgの男性では、こ
の用量は約25〜5000mg/日(好ましくは50〜3
000mg/日)の1日経口量および約20〜2000mg
/日の非経口量に換算される。しかし、主治医の裁量に
よつて、被治療対象の症状と用いる特定の化合物とに依
存して、用量を若干変化させることが必要である。
ピロキシカムと式(I)の化合物を哺乳動物、特にヒトに
同時投与する場合には、経口投与が好ましい。ピロキシ
カムは一般に約0.1〜1mg/kg/日(100kgの男性で
は、10〜100mg/日)の範囲の用量で、1回または
複数回投与される。式(I)の化合物は上記の投与計画に
従つて投与される。望ましい場合には、幾つかの化合物
を別々に投与するが、これらの化合物を望みに応じて1
日1回投与または複数回投与に適した単独の複合製剤と
して同時投与することが好ましい。この場合にも、主治
医の裁量に従つて、この投与計画を若干変化させること
ができる。
式(I)の化合物が単独でまたはピロキシカムと組合せて
投与する。いずれの場合にも、活性成分を一般に薬剤学
的に受容できるキヤリヤまたは希釈剤とさらに組合せる
ことができる。適当な薬剤学的キヤリヤには不活性な希
釈剤または充てん剤、無菌の水溶液と種々な有機溶媒が
ある。式(I)の新規な化合物またはその塩と薬剤学的に
受容できるキヤリヤとを組合せることによつて形成する
薬剤学的組成物は例えば錠剤、粉剤、カプセル剤、薬用
ドロツプ、シロツプ等のような、種々な剤形で容易に投
与される。これらの薬剤学的組成物は必要に応じて、例
えば矯味矯臭剤、結合剤、賦形剤等の付加的な成分を含
むことができる。従つて、経口投与用には、例えばクエ
ン酸ナトリウムのような種々な賦形剤を含む錠剤を、例
えば殿粉、アルギン酸およびある一定のシリケート錯塩
のような、種々な崩壊剤ならびに例えばポリビニルピロ
リドン、スクロース、ゼラチンおよびアラビアゴムのよ
うな結合剤とともに用いられる。さらに、例えばステア
リン酸マグネシウム、ラウリル硫酸ナトリウムおよびタ
ルクのような滑沢剤もしばしば製錠プロセスに有用であ
る。同じ種類の固体組成物を軟質および硬質充てんゼラ
チンカプセルに充てん剤として用いることもできる。こ
のために好ましい材料にはラクトースすなわち乳糖およ
び高分子量ポリエチレングリコールがある。経口投与用
に水性懸濁剤またはエリキシル剤が望ましい場合には、
本質的な有効成分に種々な甘味剤または矯味矯臭剤、着
色剤または染料と、望ましい場合には、乳化剤または懸
濁剤を水、エタノール、ポリエチレングリコール、グリ
セリンまたはこれらの組合せのような希釈剤とともに組
合せることができる。
本発明の化合物を含む組成物は単位剤形で、すなわち薬
剤学的に受容できるキヤリヤまたは希釈剤と組合せて、
適当量の有効化合物を含む、物理的に分離した投与単位
を経口投与することが好ましい。このような単位剤形の
例は有効成分約5〜1,000mgを含む錠剤またはカプセ
ル剤であり、式(I)の化合物は投与単位の全重量の約1
0%〜90%を占める。
非経口投与用には、例えば水性ポリエチレングリコー
ル、塩化ナトリウム、デキストロースまたは炭酸水素ナ
トリウム溶液のような、無菌の水溶液中に式(I)の化合
物を加えた溶液または懸濁液が用いられる。このような
剤形は望ましい場合には適当に緩衝化することができ
る。非経口投与用に適した無菌の液体媒質の製造法は当
業者に周知であろう。次に実施例によつて本発明をさら
に説明するしかし、本発明がこれらの実施例の特定の詳
細に限定されないことを理解すべきである。温度は全て
摂氏温度である。重水素化クロロホルム(CDDl3)、重水
素化メタノール(CD3OD)または重水素化ジメチルスルホ
キシド(DMSO-d6)中の溶液として核磁気共鳴スペクトル
(NMR)を測定し、ピーク位置をテトラメチルシランから
ダウンフイールドにppmで報告する。ピーク形状に対し
て次の略号を用いる:bs,幅広い一重線;s,一重線;
d,二重線;t,三重線;q,四重線;m,多重線. 製造例1. A.1−(2−ホルミルピロール−4−イル)−2−ク
ロロエタノン オーバーヘツドスターラーと添加ロートとを備えた1l
−三首丸底フラスコ内でジクロロエタン325m中の
ピロール−2−カルボキシアルデヒド35g(0.37モ
ル)の混合物を窒素雰囲気中で攪拌した。これに塩化ア
ルミニウム294g(2.21モル)を1時間にわたつて
少量ずつ加えた。添加が終了した後に、混合物を室温に
おいて10分間攪拌し、次にクロロアセチルクロリド1
24.7g(88m、1.10モル)を1時間にわたつて
滴加した。混合物を室温において16時間攪拌し、次に
細心に氷水1中に注入した。生成した沈殿(紫色)を
回収し、水で充分に洗浄し、真空乾燥した。乾燥した固
体をソツクルレー抽出器に入れ、酢酸エチルで20時間
抽出した。この酢酸エチル溶液を濃縮すると、黄緑色固
体(融点178〜179℃)として標題化合物59.4g
(94%)が得られた。この中間体を直ちに次の段階に
用いた。分析用サンプルはアセトンから再結晶すること
によつて製造することができた。
分析値: C7H6ClNO2としての計算値: C,49.00;H,3.52;N,8.16%. 実測値:C,48.84;H,3.53;N,8.03%. B.上記反応に出発物質として適当なホルミルピロール
を用いると、式(IX)の次の化合物が同様に得られる。
製造例2. A.1−(2−N,N−ジメチルアミノカルボニルピロ
ール−4−イル)−2−クロロエタノン 1−三首丸底フラスコ内で、塩化アルミニウム(14
6.4g、1.1モル)を乾燥1,2−ジクロロエタン27
5m中に窒素雰囲気下、室温においてスラリー化し
た。これにクロロアセチルクロリド43.7m(62
g、0.55モル)を20分間にわたつて滴加した。混合
物を室温において50分間攪拌し、1,2−ジクロロエ
タン175m中の2−N,N−ジメチルカルボキサミ
ドピロール25.3g(0.18モル)の溶液を45分間に
わたつて滴加した。添加が終了した後に、混合物を室温
において18.5時間攪拌してから、氷水1中に細心に
注入した。生成した沈殿を回収し、水で充分に洗浄し、
次に1,2−ジクロロメタンで充分に洗浄し、真空乾燥
した。エタノールからの再結晶によつて、固体結晶(融
点193〜195.5℃)として生成物24.2g(62
%)が得られた。
B.上記反応に適当な置換ピロールを用いることによつ
て、式(IX)の次の化合物が同様に得られる。
製造例3. 2−メチル−1−フエニルスルホニルピロールからの1
−(2−メチル−1−フエニルスルホニルピロール−3
−イル)エタノンと、1−(2−メチル−1−フエニル
スルホニルピロール−4−イル)エタノン A.1,2−ジクロロエタン1中の塩化アルミニウム
89.3g(0.66モル)の懸濁液を窒素雰囲気下室温に
おいて攪拌し、無水酢酸33.7g(31.1m、0.33
モル)を20分間にわたつて滴加した。添加が終了した
後に、1,2−ジクロロエタン155m中2−メチル
−1−フエニルスルホニルピロール24.3g(0.11モ
ル)の溶液を15分間にわたつて滴加した。混合物を室
温において2時間攪拌してから、氷水1中に細心に注
入した。二相混合物をメチレンクロリド(3×400m
)によつて抽出し、一緒にした抽出物を乾燥し(Na2SO
4)、過し、溶媒を蒸発させて、2種類の異性体生成物
の混合物である油状物を得た。混合物を溶離液として1
9:1トルエン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマ
トグラフイによつて分離した。低極性物質は1−(2−
メチル−1−フエニルスルホニルピロール−3−イル)
エタノン(融点64〜67℃)、17.3g(60%)で
あることが判明した。1 H−NMR(CDCl3)ppm(デルタ):2.36
(s,3H)、2.63(s,3H)、6.58(d,1
H)、7.33(d,1H)、7.5−8.1(m,5H). 分析値: C13H13NO3Sとしての計算値: C,59.30;H,4.98;N,5.32%. 実測値:C,58.97;H,5.05;N,5.29%. 高極性異性体は1−(2−メチル−1−フエニルスルホ
ニルピロール−4−イル)エタノンであつた。これは固
体結晶(融点97〜98℃)、7.1g(24%)として
単離された。1 H−NMR(CDCl3)ppm(デルタ):2.36
(s,3H)、2.46(s,3H)、6.37(bs,1
H)、7.5−7.9(m,6H). 分析値: C13H13NO3Sとしての計算値: C,59.30;H,4.98;N,5.32%. 実測値:C,59.39;H,5.06;N,5.30%. B.1−(2−メチル−1−フエニルスルホニルピロー
ル−5−イル)エタノン 1−三首丸底フラスコ中で窒素雰囲気下、室温におい
て無水酢酸(12.7g、11.8m、0.125モル)と
1,2−ジクロロエタン300mとを一緒にし、これ
に三フツ化ホウ素エーテル錯化合物35.5g(31m
、0.25モル)を15分間にわたつて滴加した。室温
で15分間攪拌した後に、1,2−ジクロロエタン13
5m中2−メチル−1−フエニルスルホニルピロール
24.6g(0.11モル)の溶液を15分間にわたつて滴
加した。混合物を室温において15時間攪拌した後、氷
水中に細心に注入して、メチレンクロリド(3×250
m)によつて抽出した。一緒にした抽出物を乾燥し(N
a2SO4)、過し、蒸発させて油状物を得た。トルエン/
ヘキサン/酢酸エチル(10:10:1)を用いるシリ
カゲル上でのクロマトグラフイによつて、白色固体結晶
(融点67〜69℃)として生成物23.5g(81%)
を得た。
C.次のアセチルピロール化合物も上記方法によつて得
られた。
製造例4. A.1−(2−メチル−1−フエニルスルホニルピロー
ル−4−イル)−2−ブロモエタノン クロロホルム320m中1−(2−メチル−1−フエ
ニルスルホニルピロール−4−イル)−1−エタノン1
3.3g(50ミリモル)の溶液を−10℃で攪拌し、ク
ロロホルム40m中臭素2.56m(8.0g、50ミ
リモル)の溶液を6時間にわたつて滴加した。添加が終
了した後に、混合物を−10℃において0.5時間攪拌し
てから、室温にまで混合物の温度を上昇させた。混合物
を濃縮し、残留物を溶離液としてヘキサン/トルエン/
酢酸エチル(1:1:0.1)を用いてシリカゲル上でク
ロマトグラフイ分析して、白色結晶(融点86〜88
℃)として生成物10.0g(59g)を得た。
B.1−(2−メチル−1−フエニルスルホニルピロー
ル−3−イル)−2−ブロモエタノン 上記反応に出発物質として1−(2−メチル−1−フエ
ニルスルホニルピロール−3−イル)−1−エタノンを
用いることによつて、標題化合物(融点108.5〜11
0.5℃)が収率61%で得られる。
分析値: C13H12BrNO3Sとしての計算値: C,45.63;H,3.53;N,4.09%. 実測値:C,45.58;H,3.54;N,4.08%. C.上記方法に適当なアセチルピロールを用いることに
よつて、次のブロモエタノンが同様に得られた。
実施例1 A.N−〔4−(2−N,N−ジメチルアミノカルボニ
ルピロール−4−イル)−チアゾール−2−イル〕グア
ニジン・アセテート 1−(2−N,N−ジメチルアミノカルボニルピロール
−4−イル)−2−クロロエタノン24.1g(0.112
モル)、アミジノチオ尿素13.8g(0.117モル)、
ヨウ化カリウム600mgおよびアセトン460mの混
合物を7時間還流加熱した。沈殿した固体を熱い混合物
から回収し、アセトンで充分に洗浄した。この固体を飽
和炭酸水素ナトリウム溶液1中で2時間激しく攪拌
し、回収し、水で充分に洗浄し、乾燥させた。この固体
物質を氷酢酸(1)中に溶解し、蒸発乾固させた。固
体残渣をメタノールから再結晶して、固体結晶(融点>
250℃)として生成物32.6g(86%)を得た。
分析値: C11H14N6OS・CH3CO2Hとしての計算値: C,46.14;H,5.36;N,24.84;S;9.47
%. 実測値:C,45.70;H,5.26;N,24.79;
S;9.21%. B.適当な1−ピロリル−2−ハロエタノン中間体から
上記方法によつて、次式の対応化合物が同様に得られ
た。
実施例2. A.N−〔4−(2−N,N−ジメチルアミノメチルピ
ロール−4−イル)チアゾール−2−イル)グアニジン
アセテート 乾燥テトラヒドロフラン(THF)100m中N−〔4−
(2−N,N−ジメチルアミノカルボニルピロール−4
−イル)チアゾール−2−イル〕グアニジンアセテート
2.5g(6.7ミリモル)のスラリーを窒素雰囲気下、室
温において攪拌し、これに1Mボラン/THF溶液67
m(67ミリモル)〔アルドリツヒ(Aldrich)〕を
加えた。反応混合物を室温において20時間攪拌した。
氷浴で反応混合物の温度を<50℃に維持しながら、こ
の反応混合物に6N塩酸34mを注意深く加えた。添
加が終了した後に、混合物を80℃に30分間加熱し、
氷浴で再び冷却し、10N水酸化ナトリウムによつて塩
基性にした。この水溶液をn−ブタノール(4×85m
)によつて抽出し、一緒にした抽出物を乾燥し(Na2SO
4)、過し、真空蒸発して油状物を得た。この油状物を
溶離液としてメチレンクロリド/メタノール/水酸化ア
ンモニウム(14:1:1)を用いるシリカゲル上での
クロマトグラフイによつて精製して、黄色泡状物を得
た。これを氷酢酸に溶解し、濃縮して油状物を得、酢酸
エチルを加えてすり潰しガラス棒でかき集めた後に結晶
化した。単離された生成物量は0.23g(11%)(融
点154〜156℃)であつた。
分析値: C11H16N6S・1.5CH3CO2Hとしての計算値: C,47.44;H,6.26;N,23.71%. 実測値:C,47.57;H,6.29;N,23.89%. B.上記パートAの方法に上記実施例のパートBで製造
した適当なピロールカルボキサミドを用いることによつ
て、次式の対応するジアルキルアミノメチル置換ピロー
ル誘導体が同様に得られた。これと同様にして、ホルミ
ルピロールが同じ方法によつてメチル置換ピロールに転
化された。
実施例3. A.N−〔4−(2−メチル−1−フエニルスルホニル
ピロール−4−イル)−チアゾール−2−イル〕グアニ
ジン塩酸水和物 1−(2−メチル−1−フエニルスルホニルピロール−
4−イル)−2−ブロモエタノン10g(29ミリモ
ル)アミジノチオ尿素3.4g(29ミリモル)、および
アセトン100mの混合物を室温において1時間攪拌
した。生成した沈殿を回収し、アセトンで洗浄し、真空
乾燥して臭酸塩として生成物12.1g(85%)を得
た。これは飽和炭酸水素ナトリウム溶液/メタノール
(1:2)の混合物中で攪拌し、蒸発乾固させ、固体残
渣にエタノール(4×)を加えて摩砕することによつ
て、塩酸塩水和物に転化した。エタノール残渣を濃縮
し、残渣を最少量のアセトン中に溶解し、2当量の濃塩
酸を加えた。生成した沈殿を回収し、エーテルで洗浄
し、真空蒸発して淡黄色固体(融点214〜216℃)
として標題化合物を得た。
分析値: C15H15N5O2S2・HCl・H2Oとしての計算値: C,43.32;H,4.36;N,16.84;S,15.4
2%. 実測値:C,43.60;H,4.26;N,16.75;
S,15.88%. B.上記の方法によつて適当な置換ピロリルブロモエタ
ノンから、次式の化合物が同様に得られた。
実施例4. A.N−〔4−(2−メチルピロール−4−イル)チア
ゾール−2−イル〕グアニジン N−〔4−(2−メチル−1−フエニルスルホニルピロ
ール−4−イル)チアゾール−2−イル)グアニジン臭
酸12.1g(25ミリモル)、85%水酸化カリウムお
よびメタノール400mの混合物を18時間還流加熱
した。混合物を冷却し、蒸発乾固させ、残渣に水を加え
てすり潰した。生成した沈殿を回収し、水で洗浄し、蒸
発乾固させて遊離塩基(融点235〜237℃)とし
て、生成物5.3g(96%)を得た。
分析値: C9H11N5Sとしての計算値: C,48.85;H,5.01;N,31.65;S,14.4
9%. 実測値:C,48.66;H,5.04;N,31.37;
S,14.46%. 酢酸塩は実施例1、パートAの方法によつて得られた。
B.上記方法によつて適当なN−スルホニルピロールか
ら次式の化合物が得られた。
製造例5. A.1−(1H−インドール−3−イル)−2−クロロ
エタノン 55℃のトルエン50m中のインドール6.00g(5
1.2ミリモル)とピリジン4.2m(47.5ミリモル)
の攪拌した溶液に、クロロアセチルクロリド5.85g
(51.8ミリモル)を滴加した。生成した橙色混合物を
55℃において90分間攪拌し、室温に冷却した。水
(150m)とメタノール(25m)を加え、混合
物をさらに1時間攪拌した。沈殿を回収し、水(50m
)で洗浄し、乾燥して、粗生成物10.18gを得た。
これにクロロホルムを加えてすり潰し、過し、固体を
クロロホルムで洗浄し、メタノールから結晶化させて、
生成物(融点236〜237℃)2.35g(23%)を
得た。母液を再処理して二次回収物を得、これをシリカ
ゲル上でのフラツシユクロマトグラフイによつて精製し
た。この生成物の2回の再結晶によつて分析的に純粋な
生成物(融点236〜237℃)を得た。
分析値: C10H8NOClとしての計算値: C,62.03;H,4.16;N,7.23%. 実測値:C,62.38;H,4.23;N,6.97%. B.上記方法による適当な置換インドールとクロロアセ
チルクロリドまたはブロモプロピオニルブロミドとの反
応によつて、次の化合物も得られた。
実施例5. A.4−(1H−インドール−3−イル)−2−(N−
ベンジル−N″−グアニジノ)−チアゾール塩酸 アセトン80m中1−(1H−インドール−3−イ
ル)−2−クロロエタノン2.00g(10.3ミリモル)
の溶液に、ベンジルグアニルチオ尿素2.15g(10.3
ミリモル)を加えた。混合物を17時間還流加熱し、室
温に冷却した。沈殿した固体を過により回収し、アセ
トンで洗浄し、真空乾燥して標題化合物(融点266〜
267℃)3.12g(79%)を得た。
分析値: C19H17N5S・HClとしての計算値: C,59.44;H,4.73;N,28.24%. 実測値:C,59.00;H,4.78;N,18.12%. B.上記方法に適当な置換3−クロロ−アセチルインド
ールとグアニルチオ尿素とを用いることによつて、次式
の化合物が同様に得られた。
(1) 分析値: C20H19N5OS・HClとしての計算値: C,58.03;H,4.87;N,16.92%. 実測値:C,57.60;H,4.91;N,17.19%. (2) 分析値: C13H13N5OS・HClとしての計算値: C,48.22;H,4.36;N,21.63%. 実測値:C,48.42;H,4.34;N,21.70%. (3) 分析値: C12H10N5SCl・HClとしての計算値: C,43.91;H,3.38;N,21.34%. 実測値:C,44.25;H,3.46;N,21.50%. (4) 分析値: CH19H16N5SCl・HClとしての計算値: C,54.55;H,4.10;N,16.74%. 実測値:C,53.56;H,3.87;N,16.46%. (5) 分析値: C19H17N5OS・HClとしての計算値: C,57.07;H,4.54;N,17.51%. 実測値:C,56.94;H,4.29;N,17.47%. (6) 分析値: C26H24N5OS・HClとしての計算値: C,62.58;H,5.05;N,14.03%. 実測値:C,62.43;H,4.76;N,14.16%. (7) C20H19N5Sに対する高分解能質量スペクトル(m/
e): 計算値:361.1357 実測値:361.1303 (8) 分析値: C13H13N5S・HClとしての計算値: C,50.72;H,4.58;N,22.75%. 実測値:C,50.86;H,4.65;N,22.72%. (9) 分析値: C20H19N5S・HCl・0.5H2Oとしての計算値: C,59.03;H,5.20;N,17.21%. 実測値:C,59.17;H,4.99;N,17.28%. (10) 分析値: C13H13N5S・HClとしての計算値: C,50.72;H,4.58;N,22.75%. 実測値:C,50.73;H,4.66;N,22.75%. (11) 分析値: C20H19N5S・HCl・0.5H2Oとしての計算値: C,59.03;H,5.20;N,17.21%. 実測値:C,59.24;H,4.97;N,17.40%. (12) 分析値: C13H13N5S・HClとしての計算値: C,50.72;H,4.58;N,22.75%. 実測値:C,50.37;H,4.56;N,22.56%. (13) 分析値: C20H19N5S・HCl・0.5H2Oとしての計算値: C,59.03;H,5.20;N,17.21%. 実測値:C,58.82;H,4.96;N,17.37%. (14) 分析値: C12H10BrN5S・HClとしての計算値: C,38.67;H,2.98;N,18.79%. 実測値:C,38.38;H,3.03;N,18.38%. (15) 分析値: C19H16BrN5S・HCl・0.5H2Oとしての計算値: C,48.36;H,3.84;N,14.84%. 実測値:C,47.94;H,3.66;N,14.80%. (15) 分析値: C21H19N5SO2・HCl・H2Oとしての計算値: C,54.60;H,4.48;N,15.20%. 実測値:C,54.84;H,4.82;N,15.23%. (17) 分析値: C14H13N5SO2・HCl・0.25H2Oとしての計算値: C,47.26;H,4.11;N,19.68%. 実測値:C,47.47;H,3.86;N,19.42%. (18) 分析値: C13H13N5S・2HClとしての計算値: C,45.35;H,4.39;N,20.34%. 実測値:C,45.58;H,4.40;N,20.00%. (19) 分析値: C20H19N5S・HCl・H2Oとしての計算値: C,57.75;H,5.33;N,16.83%. 実測値:C,57.72;H,5.07;N,16.47%. (20) 分析値: C12H10FN5S・HClとしての計算値: C,46.23;H,3.56;N,22.47%. 実測値:C,45.86;H,3.54;N,22.05%. (21) 分析値: C19H15FN5S・HCl・0.75H2Oとしての計算値: C,54.93;H,4.49;N,16.86%. 実測値:C,54.84;H,4.04;N,16.73%. (22) 分析値: C13H10N6S・HClとしての計算値: C,48.98;H,3.48;N,26.36%. 実測値:C,49.17;H,3.69;N,26.19%. (23) 分析値: C20H16N6S・HCl・0.5H2Oとしての計算値: C,57.48;H,4.34;N,20.11%. 実測値:C,57.49;H,4.00;N,20.05%. (24) C21H20N6OSとしての高分解能質量スペクトル(m
/c): 計算値:404.1417 実測値:404.1454 製造例6. A.1−(1H−インドール−2−イル)−2−ブロモ
エタノン インドール−2−イル−カルボン酸21.5g(133ミ
リモル)、アセチルクロリド270mおよびエチルエ
ーテル270mから成る懸濁液に五塩化リン30.4g
(146ミリモル)を徐々に加え、添加が終了した後に
混合物を還流加熱してから、室温まで冷却した。真空蒸
発によつて、揮発性物質を除去し、生成した褐色粉末を
ヘプタンから再結晶して、インドール−2−イルカルボ
ニルクロリド(融点109〜111℃)14.9g(62
%)を得て、これを次の段階に用いた。
B.40%水酸化カリウム水溶液(水35m中に水酸
化カリウム23.5g)とエチルエーテル200mの二
相混合物に0℃において、N−メチル−N′−ニトロ−
N−ニトロソグアニジン12.9g(88ミリモル)を注
意深く加えた。ジアゾメタンの明黄色のエーテル溶液を
固体の無水水酸化カリウム上にデカントし、0℃で2時
間乾燥し、乾燥した溶液を反応フラスコ中にデカント
し、0℃に冷却した。これに微細粉状のインドール−2
−イルカルボニルクロリド3.01g(16.7ミリモル)
を少量ずつ加えた。窒素放出が観察された。0℃で1時
間攪拌した後に、混合物を冷蔵庫内に1晩放置した。生
成した2−ジアゾアセチルインドールのエーテル溶液を
0℃に冷却し、この溶液が酸性(pH1)になるまで、臭
化水素ガスをこの溶液に通して徐々にバブルさせた。生
成した溶液を活性炭処理し、粉状塩基性アルミナを含む
短いカラムに過を通した。生成した溶液を濃縮して、
標題化合物(融点125〜130℃)3.31g(2段階
回収によつて83%)を得た。
C.上記パートAの方法における適当な置換インドール
−2−イルカルボン酸の反応と、パートBの方法におけ
る生成酸クロリドの反応とによつて次の化合物も得られ
た。
2−置換基はCOCH2Clである。
実施例6. A.4−(1H−インドール−2−イル)−2−グアニ
ジノチアゾール臭酸 実施例5の方法による1−(1H−インドール−2−イ
ル)−2−ブロモエタノン1.31g(5.48ミリモル)
とグアニルチオ尿素0.65g(5.53ミリモル)との反
応によつて、標題化合物(融点309〜310℃(分
解))1.49g(80%)が得られた。
分析値: C12H11N5S・HBrとして計算値: C,42.61;H,3.58;N,20.71%. 実測値:C,42.97;H,3.67;N,20.81%. B.同様にして、1−(1H−インドール−2−イル)
−2−ブロモエタノン1.89g(7.95ミリモル)をベ
ンジルグアニルチオ尿素1.66g(7.95ミリモル)と
縮合させて、4−(1H−インドール−2−イル)−2
−(N−ベンジル−N″−グアニジノ)チアゾール臭酸
(融点294〜296℃)2.86g(84%)を得た。
分析値: C19H17N5S・HBrとしての計算値: C,53.28;H,4.24;N,16.35%. 実測値:C,53.09;H,4.25;N,16.12%. C.次の化合物が同様に得られた。
製造例7. 2−クロロ−1−(2−ホルミルピロール−4−イル)
プロパノン 1,2−ジクロロエタン425m中のピロール−2−
カルボキサアルデヒド37g(0.39モル)の溶液を窒
素雰囲気下、室温において攪拌した。これに無水塩化ア
ルミニウム312g(2.34モル)を少量ずつ加えた。
添加が終了した後に、混合物を室温において15分間攪
拌し、2−クロロプロピオニルクロリド113m(1.
16モル)を1時間にわたつて滴加した。混合物を室温
において20時間攪拌し、氷/水中に注入した。沈殿し
た固体を別し、液から水性層を分離し、メチレンク
ロリドで2回洗浄した。抽出物を液からの有機層と一
緒にし、乾燥し、過し、溶媒を蒸発させて粗生成物を
得た。これをアセトンに溶解し、脱色炭を加えて加熱
し、過し、溶媒を蒸発させた。クロロホルムからの再
結晶後に、純粋な標題化合物(融点96〜99℃)54.
9g(76%)を得た。
実施例7. 2−グアニジノ−4−(2−ホルミルピロール−4−イ
ル)−5−メチルチアゾール塩酸 2−クロロ−1−(2−ホルミルピロール−4−イル)
プロパノン2.5g(13.5ミリモル)、アミジノチオ尿
素1.60g(13.5ミリモル)、ヨウ化ナトリウム0.0
5gとアセトン75mから成る混合物を16時間還流
加熱した。ヨウ化ナトリウムの第2の0.05g部分を加
え、加熱をさらに24時間続けた。沈殿した固体を過
によつて回収し、アセトンで洗浄し、真空乾燥して標題
化合物(融点>240℃)1.20g(31%)を得た。
実施例8. A.2−グアニジノ−4−(2−メチルピロール−4−
イル)−5−メチルチアゾール塩酸 2−グアニジノ−4−(2−ホルミルピロール−4−イ
ル)−5−メチルチアゾール塩酸1.10g(3.85ミリ
モル)とイソプロパノール50mの混合物を窒素雰囲
気下で攪拌し、水素化ホウ素ナトリウム0.44g(11.
6ミリモル)を加えた。この混合物を6時間還流加熱
し、次に室温で14時間加熱した。メタノール(25m
)を滴加し、混合物を4時間攪拌し、真空濃縮した。
残渣を溶離液としてクロロホルム/メタノール(V/
V)(9:1)を用いるシリカゲル上でのカラムクロマ
トグラフイによつて精製して、橙色泡状物360gを得
た。この泡状物をアセトンに溶解し、塩化水素で飽和し
た過剰なエチルエーテルを加え、沈殿した塩酸塩を白色
固体(融点215〜220℃分解)270mgとして回収
した。
質量スペクトル(m/e):235.0889. B.各場合に適当な対応出発物質を用いて、製造例7お
よび実施例7〜8Aの方法をくり返すことによつて、次
の化合物が同様に得られた。
実施例9. 2−(N−ベンジルグアニジノ)−4−〔(1−フエニ
ルスルホニル−2−メチルピロール−3−イル)−5−
メチルチアゾール・1水和物 A.2−メチル−1−フエニルスルホニル−3−プロピ
オニルピロール 1,2−ジクロロエタン300m中の無水塩化アルミ
ニウム90.4g(0.68モル)のスラリーに、窒素雰囲
気下、室温において無水プロピオン酸44.0m(0.3
4モル)を滴加し、添加終了後、生成した透明コハク色
溶液を15分間攪拌した。これに1,2−ジクロロエタ
ン100m中2−メチル−1−フエニルスルホニルピ
ロール25g(0.11モル)の溶液を滴加し、室温にお
いて攪拌を3.5時間続けた。反応物を氷上に注入すうこ
とによつて冷却した。過後に、水性混合物をメチレン
クロリドによつて抽出し、一緒にした有機層を乾燥し(N
a2SO4)、溶媒を真空蒸発させた。残留する油状物にトル
エンを加えて摩砕し、過してベージユ色固体(融点1
05〜110℃)14.46gを得、これを次の段階に用
いた。
B.2−メチル−1−フエニルスルホニル−3−(2−
ブロモプロピオニル)ピロール 上記生成物14.40g(0.052モル)を窒素雰囲気下
でクロロホルム300m中に溶解し、溶液を−10℃
に冷却した。クロロホルム40m中の臭素8.30g
(0.052モル)の溶液を6.5時間かけて滴加した。生
成した混合物を室温に温め、飽和炭酸水素ナトリウム溶
液で洗浄し、有機層を分離して乾燥した(Na2SO4)。溶媒
を蒸発してベージユ色固体を得、これをヘキサン中に懸
濁し、トルエンを徐々に加えて溶解することによつて結
晶化した。この溶液を還流加熱し、冷却し、過によつ
て結晶を回収して乾燥した。融点99〜103℃;収量
14.95g(81%収率)。
C.上記パートBの生成物4.00g(11.23ミリモ
ル)、N−ベンジルグアニルチオ尿素2.80g(13.4
8ミリモル)とアセトン100mから成る混合物を7
5分間還流加熱し、ヨウ化ナトリウム触媒0.10gを加
えた。還流加熱を1.5時間続け、混合物を室温にまで冷
却し、1晩攪拌した。還流加熱を再び3時間続け、混合
物を室温に冷却して過した。液を真空濃縮し、残渣
の泡状物をシリカゲルカラム上でクロマトグラフイ分析
し、クロロホルム/メタノール(9:1)で溶離して、
目的生成物4.60g(75%)を泡状固体(融点110
〜115℃、60℃で軟化)として得た。この構造を1
H−NMRスペクトルで確認した。
分析値: C23H23N5S2O2H2Oとしての計算値: C,57.12;H,5.21;N,14.48%. 実測値:C,56.71;H,4.69;N,14.20%. 製造例8. A.1−(5−フルオロ−1H−インドール−3−イ
ル)−2−クロロエタノン 乾燥したエーテル65m中の5−フルオロインドール
5.00g(37.0ミリモル)の攪拌した溶液(0℃)に
エーテル中3.18Mメチルマグネシウムブロミド11.7
m(37.2ミリモル)を加えた。0℃において1時間
攪拌した後に、クロロアセチルクロリド4.21g(37.
3ミリモル)を迅速に加えた。反応混合物を0℃におい
て30分間攪拌し、10%塩化アンモニウム水溶液75
mを加えた。混合物を室温において15分間攪拌し
た。混合物を過し、回収した固体をエーテル30m
で洗浄し、乾燥して黄色固体2.24gを得た。有機液
から3日後に固体0.18gがさらに析出した。両方の固
体はモノアセチル化生成物とジアセチル化生成物との混
合物から成る。これらの固体を一緒にし、メタノール3
50m中に溶解した。この溶液に水15m中炭酸カ
リウム1.10g(8ミリモル)の溶液を加えた。生成し
た溶液を室温において16時間攪拌した。反応混合物に
水500mを加え、混合物を過した。水100m
で洗浄し乾燥させて、1−(5−フルオロ−1H−イン
ドリル)−2−クロロエタノン(融点236〜237
℃)1.45g(収率19%)を得た。
B.上記方法に適当な置換インドールとα−クロロアル
カノイルクロリドまたはα−ブロモアルカノイルブロミ
ドとを用いることによつて、次の化合物を得た。
実施例9. 5−クロロ−3−(2−ブロモプロピオニル)インドー
ル A.5−クロロ−3−プロピオニルインドール 実施例9、パートAの方法による1モル過剰な無水塩化
アルミニウムの存在下での無水プロピオン酸と5−クロ
ロインドールとのフリーデルクラフツ反応によつて、同
様に目的のケトンが得られる。
B.実施例9、パートBの方法による、上記パートAの
化合物とクロロホルム中の等モル量の臭素との反応によ
つて標題の2−ブロモケトン(融点223〜224℃)
が得られる。
実施例10. A.5−メチル−4−(5−クロロ−1H−インドール
−3−イル)−2−(N″−グアニジノ)チアゾール、
四塩化炭素溶媒和物 実施例5の方法によつて、アセトン中で等モル量の5−
クロロ−3−(2−ブロモプロピオニル)インドールと
アミジノチオ尿素を還流させながら反応させ、四塩化炭
素からの再結晶後に標題化合物(融点160〜170
℃)を得た。収率42%。
分析値: C13H12ClN5S0.4CCl4としての計算値: C,43.81;H,3.29;N,19.07% 実測値:C,43.75;H,3.30;N,18.99% B.上記反応にアミジノチオ尿素の代りにN−ベンジル
−グアニルチオ尿素を出発物質として用いることによつ
て、5−メチル−4−(5−クロロ−1H−インドール
−3−イル)−2−(N−ベンジル−N″−グアニジ
ノ)チアゾールを四塩化炭素からの再結晶後に四塩化炭
素溶媒和物(融点166〜167℃)として得た。収率
62%。
分析値: C20H18ClN5S0.2CCl4としての計算値: C,56.68;H,4.24;N,16.36% 実測値:C,56.33;H,4.20;N,16.22% B.上記方法によつて適当な出発化合物から次式の化合
物が同様にして得られる。
実施例11. 2−グアニジノ−4−(2−メチル−1H−インドール
−5−イル)チアゾール塩酸 A.実施例9、パートAの方法による2−メチルインド
ールとクロロアセチルクロリドおよび無水塩化アルミニ
ウムとの反応によつて、1−(2−メチルインドール−
5−イル)−2−ブロモエタノンが得られる。
B.1−(2−メチルインドール−5−イル)−2−ブ
ロモエタノンを実施例6の方法によつてグアニルチオ尿
素と反応させて、標題化合物を半水和物(融点240
℃,分解)を得る。
製造例A 一般式(R4)pAr1CH2CH2NH2(p,R4およびAr1は前記
で定義した通りである)で示される必要な2−アリール
エチルアミンの製造例を下記に述べる。
2−(3−トリフルオロメチルフエニル)エチルアミン (i)2−(3−トリフルオロメチルフエニル)アセトニ
トリル m−トリフルオロメチルベンジルクロリド12.0g(6
1.5ミリモル)シアン化ナトリウム9.56g(195ミ
リモル)とジメチルスルホキシド60mから成る混合
物を50〜80℃に4時間加熱し、水中に注入した。水
性混合物をメチレンクロリドで抽出し、抽出物を硫酸ナ
トリウム上で乾燥し、溶媒を真空蒸発させて、黄色油状
物12.2gを得、これを次の段階に用いた。1 H−NMR(CDCl3)ppm(デルタ):3.80
(s,2H)、7.60(s,4H)。
(ii)2−(3−トリフルオロメチルフエニル)アセトニ
トリル7.20g(38.9ミリモル)、ラネーニツケル0.
75g、エタノール30mと濃水酸化アンモニウム4.
0mから成る混合物を窒素でフラツシユし、3.5kg/
cm2で18時間水素化した。窒素雰囲気下で触媒を別
し、液を真空蒸発させて標題のアミン6.86g(93
%)を赤色油状物を得た。1 H−NMR(CDCl3)ppm(デルタ):0.65〜1.
40(bs,2H)、2.65〜3.40(m,4H)、7.
30〜7.60(m,4H)。
製造例B 式(R4)pAr1(CH2)3NH2(p,R4およびAr1は前記で定
義した通りである)で示される必要な3−アリール−プ
ロピルアミンの一般的製造方法を下記に述べる。
3−(4−n−プロピルフエニル)プロピルアミン (i)エチル2−シアノ−3−(4−n−プロピルフエニ
ル)アクリレート 4−n−プロピルベンズルデヒドジエチルアセタール2
0.0g(90ミリモル)、エチルシアノアセテート20.
4g(180ミリモル)、酢酸アンモニウム7.2g(9
3.4ミリモル)とトルエン60mから成る混合物を6
時間還流加熱し、冷却して、水中に注入した。生成した
混合物をエチルエーテルで抽出し、乾燥し(MgSO4)、揮
発性物質を真空蒸発させて、粗生成物の黄色油状物23.
0gを得て、これを溶離液としてメチレンクロリド/ヘ
キサン(2:1)を用いるシリカゲルカラムでのクロマ
トグラフイによつて精製して目的生成物20.58g(9
4%)を得た。1 H−NMR(CDCl3)ppm(デルタ):0.85〜1.
95(m,8H)、2.45〜2.70(t,2H)、4.1
5〜4.60(q,2H)、8.25(s,1H)。
(ii)3−(4−n−プロピルフエニル)プロピオニトリ
ル パート(i)の生成物20.50g(84.3ミリモル)、マ
グネシウム削りくず8.79gとメタノール200mか
ら成る混合物を、約30℃の温度を維持するために周期
的に冷却しながら、窒素雰囲気下で6時間加熱した。混
合物を塩酸で酸性化し、エチルエーテルで抽出し、抽出
物を炭酸水素ナトリウム溶液、水および食塩水で洗浄
し、MgSO4上で乾燥した。溶媒を蒸発させて、粗生成物
23.8gを得て、これを溶離液としてメチレンクロリド
を用いるシリカゲル上でのカラムクロマトグラフイーに
よつて精製し、精製メチル2−シアノ−3−(4−n−
プロピルフエニル)プロピオネート11.55g(59
%)を得た。これに窒素雰囲気下で塩化ナトリウム4.1
7g、ジメチルスルホキシド175mおよび水5m
を加え、混合物を150℃に5時間加熱した。反応混合
物を冷却し、水700m中に注入し、酢酸エチル(2
×500m)で抽出した。抽出物を一緒にし、食塩水
(300m)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥
し、真空濃縮して、目的のニトリルを得て、これを蒸留
によつて精製した、沸点124〜128℃(1.0mm)。1 H−NMR(CDCl3)ppm(デルタ):0.75−1.
15(t,3H)、1.30−2.00(m,2H)、2.4
0−3.10(m,6H)、7.15(s,4H)。
(iii)上記(蒸留した)ニトリル14.13g(81.6ミ
リモル)、ラネーニツケル1.5g、エタノール60m
と濃水酸化アンモンニウム8mから成る混合物を18
時間3.5kg/cm2で水素化した。混合物を窒素によつて
フラツシユし、触媒を別し、液を真空濃縮して、透
明な油状物12.3g(84.8%)を得た。この油状物を
蒸留して、無色油状物として純粋なアミン8.60g(5
9%)を得た。1 H−NMR(CDCl3)ppm(デルタ):0.75−1.
05(t,3H)、1.05(s,3H)、1.15−1.7
5(m,4H)、2.30−2.85(m,6H)6.95−
7.10(m,4H)。
製造例C 4−(4−クロロフエニル)ブチルアミン 式(R4)pAr1(CH2)4NH2(p,R4およびAr1は前記で定
義した通りである)で示される4−アリール−ブチルア
ミンの一般的製造方法を下記で説明する。
(i)4−(4−クロロフエニル)−3−ブテン酸4−ク
ロロベンズアルデヒド10.0g(68.2ミリモル)、3
−(トリフエニルホスホニウム)プロピオン酸ブロミド
(キシレン中でのトリフエニルホスフインと3−ブロモ
プロピオン酸との反応によつて製造)34.0g(81.9
ミリモル)、水酸化ナトリウム12.5g(鉱油中50
%)およびジメチルスルホキシド200mから成る混
合物を120℃に5時間加熱し、冷却して氷水中に注入
した。混合物を炭酸ナトリウムでアルカリ性にし、エチ
ルエーテルで抽出して、抽出物を捨てた。水相を酸性化
し、エチルエーテルで再び抽出して、乾燥し(MgSO4)、
エーテルを真空蒸発させて、目的の酸6.9g(51%)
を得た。1 H−NMR(CDCl3)ppm(デルタ):3.10−3.
30(d,2H)、6.10−6.35(m,2H)、7.2
0(s,4H)、11.55−11.75(bs,1H)。
(ii)4−(4−クロロフエニル)ブタン酸 上記パート(i)からの不飽和酸19.5g(98.2ミリモ
ル)、炭素付きパラジウム触媒II.95gと酢酸エチル
200mから成る混合物を3.5kg/cm2で水素化し、
通常のように処理して目的の酸を91%収率で得た。1 H−NMR(CDCl3)ppm(デルタ):1.75−2.
80(m,6H)、6.95−7.40(q,4H)、9.1
5−10.25(bs,1H)。
(iii)4−(4−クロロフエニル)酪酸アミド パート(ii)からの飽和酸8.8g(44.3ミリモル)と塩
化混合物を冷却し、過剰な塩化チオニルを真空蒸発によ
つて除去した。未精製酸クロリドをエチルエーテル20
m中に溶解し、溶液を濃水酸化アンモニウム67m
(0℃)に20分間かけて滴加した。褐色固体が直ちに
生成した。混合物を0℃において1時間攪拌し、水80
mを加え、混合物をエチルエーテル(3×100m
)で抽出した。エーテル層を一緒にして、食塩水で洗
浄し、乾燥し(MgSO4)、真空濃縮してアミド8.70g
(97%)を得た。1 H−NMR(CDCl3)ppm(デルタ):1.60−2.
40(m,4H)、2.45−2.85(t,2H)、5.2
5−6.10(bs,2H)6.90−7.30(q,4
H)。
(IV)テトラヒドロフラン60m中の上記パート(iii)
からのアミド8.70g(44ミリモル)と1.0M水素化
ホウ素/テトラヒドロフラン71mとの混合物を4時
間攪拌し、6N塩酸(36m)を加えて反応を停止さ
せた。混合物をエチルエーテルで抽出し、抽出物を乾燥
し(MgSO4)、真空濃縮した。残渣の油状物にイソプロピ
ルエーテルを加えて攪拌し、過し、液を真空蒸発し
て、2.08gを得た。母液をエチルエーテルで抽出し
て、さらに2.4gを得た。1 H−NMR(CDCl3)ppm(デルタ):1.15
(s,2H)、1.30−1.90(m,4H)、2.40−
2.90(q,4H)6.90−7.35(q,4H)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/425 AED (72)発明者 ローレンス・アラン・レイター アメリカ合衆国コネチカット州マイスティ ック,ウエスト・マイスティック・アベニ ュー 32 (56)参考文献 Indian.J.chem.Sec t.B,vol 15B,No5,p.473 〜477(1977)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 [式中、R1はH、直鎖もしくは分子鎖(C1〜C10)ア
    ルキル、(R4)pC63または(R4)pAr1(C
    2)nであり、この場合pは0、1または2であり、
    nは1〜4の整数であり、R4は同一もしくは異なる基
    を表し、H、F、Cl、Br、I、CH3、CH3O、N
    2、OH、CN、COOR5またはOCOR5であり、
    この場合R5は(C1〜C3)アルキルである; Ar1はフェニル、ナフチル、フリル、チエニル、ピリ
    ジル、ピリミジニル、チアゾリルまたはイミダゾリル基
    の残基である;R2はHまたは(C1〜C4)アルキルで
    ある; Arは であり、この場合、mは1、2または3であり、 R6はH(C1〜C4)アルキルまたはR10SO2であり、
    この場合、R10は(C1〜C4)アルキル、フェニル、ト
    リル、ベンジルもしくはフェニルエチルである、 R3は環接合部の炭素以外のAr基のいずれかの炭素に
    結合した置換基であり、少なくとも1つのR3はHもし
    くは(C1〜C4)アルキルであり、残りの各R3はH、
    (C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、(R
    4263、(R4263(CH2)n、(R426
    3(CH2)nO、COOR7、COR8、NHCO
    8、NHCH28、NR89、(CH2)nNR89
    (CH2)n-1CONR89、OH、CN、CF3、F、
    ClもしくはBrであり、この場合nとR4は前記で定
    義した通りであり、 R7はH、(C1〜C4)アルキルもしくはベンジルであ
    り; R8とR9は独立的にそれぞれH、(C1〜C10)アルキ
    ル、フェニルもしくはベンジルであるか、またはそれら
    が結合している窒素原子とともに任意にOもしくはSの
    原子またはNR11を環要素として含む5員環もしくは6
    員環を形成し、この場合R11はH、メチルもしくはエチ
    ルである;但しR3がHである場合には、R1、R2もし
    くはR6の少なくとも1つはH以外を表す] で示される化合物および薬剤学的に受容できるその陽イ
    オン塩または酸付加塩。
  2. 【請求項2】式; [式中、R1はH、(R4265CH2、(C4〜C8
    アルキル、フリルメチルもしくはチエニルメチルであ
    り、R3は(C1〜C4)アルキル、H、COOR7、CH
    O、(CH2)nNR89またはCONR89である] で示される特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. 【請求項3】式: [式中、R1はHまたはC65CH2であり、R2はHま
    たはCH3であり、R6はH、CH3またはC65SO2
    あり、R3はH、CH3、CHO、CH2N(CH32
    CON(CH32で示される、特許請求の範囲第2項記載の化合物。
  4. 【請求項4】式: [式中、R1はHまたはC65CH2であり、R2はHま
    たはCH3であり、R3はH、CH3、CH26はHまたはC65SO2である] で示される特許請求の範囲第2項記載の化合物。
  5. 【請求項5】式: [式中、R2はHまたはCH3であり、R6はHまたはC6
    5SO2であり、R3はCH3である] で示される特許請求の範囲第2項記載の化合物。
  6. 【請求項6】式: [式中、R1はH、(R4265CH2、(C4〜C8
    アルキル、フリルメチルまたはチエニルメチルであり、
    2はHまたはCH3であり、R3 aおよびR3 bはそれぞれ
    H、F、Cl、Br、CH3、CH3O、CN、COOC
    3、NHCOCH3またはC65CH2Oであり、R3 c
    はHまたは(C1〜C4)アルキルであるが、ただし
    3 a、R3 bおよびR3 cが各々Hであるときは、R1およ
    びR2の少なくとも一方はH以外である。] で示される特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  7. 【請求項7】R1はHまたはC65CH2であり、R3 a
    H、CH3、CH3O、Cl、またはBrであり、R3 b
    インドール置換基の6位置または7位置に結合したHま
    たはCH3であり、R3 cがHまたはCH3である特許請求
    の範囲第6項記載の化合物。
  8. 【請求項8】式: [式中、R1はH、またはC65CH2であり、R2はH
    またはCH3であり、mは1であり、R3はH、Clまた
    はFである] で示される特許請求の範囲第1項記載の化合物。
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