JPH06333485A - 回路遮断器 - Google Patents
回路遮断器Info
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- JPH06333485A JPH06333485A JP11940693A JP11940693A JPH06333485A JP H06333485 A JPH06333485 A JP H06333485A JP 11940693 A JP11940693 A JP 11940693A JP 11940693 A JP11940693 A JP 11940693A JP H06333485 A JPH06333485 A JP H06333485A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 開閉操作機構から可動アームに作用する力を
大きくすることなく、溶着した可動接点を固定接点から
離間させる開離力を大きくでき、ひいては耐溶着性の向
上を図る。 【構成】 可動アーム13の一端部に延長部17を設け
ると共にこの延長部17の先端部に第1の突部18を設
け、固定端子11には、可動接点14が固定接点12に
接触した閉路状態で第1の突部18と対向する第2の突
部19を設ける。開閉操作機構22による開路操作途中
において、可動接点14と固定接点12とが溶着する
と、可動アーム13が溶着点を支点に反時計回り方向に
回動して第1の突部18が第2の突部19に当接し、そ
の当接点を支点として可動アーム13に可動接点14が
固定接点12から離間する方向の回動力が作用するよう
になり、その力で可動接点14が固定接点12から開離
するようになる。
大きくすることなく、溶着した可動接点を固定接点から
離間させる開離力を大きくでき、ひいては耐溶着性の向
上を図る。 【構成】 可動アーム13の一端部に延長部17を設け
ると共にこの延長部17の先端部に第1の突部18を設
け、固定端子11には、可動接点14が固定接点12に
接触した閉路状態で第1の突部18と対向する第2の突
部19を設ける。開閉操作機構22による開路操作途中
において、可動接点14と固定接点12とが溶着する
と、可動アーム13が溶着点を支点に反時計回り方向に
回動して第1の突部18が第2の突部19に当接し、そ
の当接点を支点として可動アーム13に可動接点14が
固定接点12から離間する方向の回動力が作用するよう
になり、その力で可動接点14が固定接点12から開離
するようになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開路操作途中に可動接
点と固定接点とが溶着した際の対策を図った回路遮断器
に関する。
点と固定接点とが溶着した際の対策を図った回路遮断器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回路遮断器における接点部分の構
成を図4及び図5に示す。これら図4及び図5におい
て、固定端子1は、図示しない絶縁ケースに固定状態に
設けられていて、一端部に固定接点1aが設けられてい
る。可動アーム2は、一端部に固定接点1aに対して接
離する可動接点2aを有していて、中間部がピン3によ
りサポート4に回動可能に支持されている。
成を図4及び図5に示す。これら図4及び図5におい
て、固定端子1は、図示しない絶縁ケースに固定状態に
設けられていて、一端部に固定接点1aが設けられてい
る。可動アーム2は、一端部に固定接点1aに対して接
離する可動接点2aを有していて、中間部がピン3によ
りサポート4に回動可能に支持されている。
【0003】サポート4は、クロスバー5に固着されて
いて、このクロスバー5と一体的に回動されるようにな
っている。可動アーム2の他端部とサポート4との間に
は、可動接点2aが固定接点1aに接触した閉路状態
(図4の状態)において、それら可動接点2aと固定接
点1aとの間に接触圧力を付与するばね6が設けられて
いる。
いて、このクロスバー5と一体的に回動されるようにな
っている。可動アーム2の他端部とサポート4との間に
は、可動接点2aが固定接点1aに接触した閉路状態
(図4の状態)において、それら可動接点2aと固定接
点1aとの間に接触圧力を付与するばね6が設けられて
いる。
【0004】開閉操作機構7の一部を構成する下リンク
8の一端部は、可動アーム2の回動支点である上記ピン
3に回動可能に連結されている。開閉操作機構7は、図
示しないハンドルを備えていて、そのハンドルの開閉操
作に伴い、下リンク8により可動アーム2をサポート4
ごと矢印A方向及び矢印Aとは反対方向へ回動させる構
成となっている。
8の一端部は、可動アーム2の回動支点である上記ピン
3に回動可能に連結されている。開閉操作機構7は、図
示しないハンドルを備えていて、そのハンドルの開閉操
作に伴い、下リンク8により可動アーム2をサポート4
ごと矢印A方向及び矢印Aとは反対方向へ回動させる構
成となっている。
【0005】しかして、図4に示す閉路状態において
は、開閉操作機構7のハンドルがオン位置へ操作されて
いて、これにより下リンク8がピン3を介してサポート
4をクロスバー5を中心に矢印A方向へ回動させ、これ
に伴い可動アーム2が同方向へ回動して可動接点2aが
固定接点1aに接触している。このとき、ばね6の付勢
力により、可動接点2aと固定接点1aとの間に接触圧
力が付与されている。
は、開閉操作機構7のハンドルがオン位置へ操作されて
いて、これにより下リンク8がピン3を介してサポート
4をクロスバー5を中心に矢印A方向へ回動させ、これ
に伴い可動アーム2が同方向へ回動して可動接点2aが
固定接点1aに接触している。このとき、ばね6の付勢
力により、可動接点2aと固定接点1aとの間に接触圧
力が付与されている。
【0006】図4の閉路状態から、開閉操作機構7のハ
ンドルをオフ方向へ操作すると、下リンク8は図4中上
方へ移動し、これによりサポート4がクロスバー5を中
心に矢印Aとは反対方向へ回動すると共に、可動アーム
2も同方向へ回動し、図5に示すように可動接点2aが
固定接点1aから離間した開路状態となる。
ンドルをオフ方向へ操作すると、下リンク8は図4中上
方へ移動し、これによりサポート4がクロスバー5を中
心に矢印Aとは反対方向へ回動すると共に、可動アーム
2も同方向へ回動し、図5に示すように可動接点2aが
固定接点1aから離間した開路状態となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、閉路状態か
ら開路させる際において、可動アーム2の可動接点2a
が固定接点1aから離間する瞬間にこれら可動接点2a
と固定接点1aとの間にアークが発生し、そのアークに
より図6に示すようにそれら可動接点2aと固定接点1
aとが溶着してしまうことがある(溶着点を9で示
す)。
ら開路させる際において、可動アーム2の可動接点2a
が固定接点1aから離間する瞬間にこれら可動接点2a
と固定接点1aとの間にアークが発生し、そのアークに
より図6に示すようにそれら可動接点2aと固定接点1
aとが溶着してしまうことがある(溶着点を9で示
す)。
【0008】このとき、下リンク8がサポート4及び可
動アーム2を矢印Aとは反対方向(上方)へ回動させる
力をFaとすると、可動接点2aを固定接点1aから離
間させる開離力Fbは次の式で表される。
動アーム2を矢印Aとは反対方向(上方)へ回動させる
力をFaとすると、可動接点2aを固定接点1aから離
間させる開離力Fbは次の式で表される。
【0009】
【数1】Fb=Fa×(L1 /L2 ) ただし、L1 はクロスバー5の中心とピン3との間の距
離を示し、L2 はクロスバー5の中心と溶着点9との間
の距離を示す。
離を示し、L2 はクロスバー5の中心と溶着点9との間
の距離を示す。
【0010】上記開離力Fbが可動接点2aと固定接点
1aとの間の溶着力より小さい場合には、可動接点2a
を固定接点1aから開離させることができないことにな
る。ここで、耐溶着性を向上させる(開離力Fbを大き
くする)には、開閉操作機構7からの力、すなわちFa
を大きくする必要があるが、外形寸法等の制約から限界
があった。
1aとの間の溶着力より小さい場合には、可動接点2a
を固定接点1aから開離させることができないことにな
る。ここで、耐溶着性を向上させる(開離力Fbを大き
くする)には、開閉操作機構7からの力、すなわちFa
を大きくする必要があるが、外形寸法等の制約から限界
があった。
【0011】そこで、本発明の目的は、開閉操作機構か
ら可動アームに作用する力を大きくすることなく、溶着
した可動接点を固定接点から離間させる開離力を大きく
でき、ひいては耐溶着性の向上を図ることができる回路
遮断器を提供するにある。
ら可動アームに作用する力を大きくすることなく、溶着
した可動接点を固定接点から離間させる開離力を大きく
でき、ひいては耐溶着性の向上を図ることができる回路
遮断器を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定接点を有
した固定端子と、一端部に可動接点を有しサポートに回
動可能に支持された可動アームと、この可動アームの回
動支点に回動可能に連結された下リンクを有し開閉操作
に伴いその下リンクにより可動アームを前記サポートご
と回動させて前記可動接点を前記固定接点に対し接離さ
せる開閉操作機構とを備えた回路遮断器において、前記
可動アームの一端部に、前記回動支点とは反対側に延
び、前記可動接点が前記固定接点に接触した閉路状態で
先端部が前記固定端子に対向する延長部を設け、前記開
閉操作機構による開路操作途中において固定接点と可動
接点とが溶着した際に、前記延長部の先端部が固定端子
に当接し、その当接点を支点として可動アームに可動接
点が固定接点から離間する方向の回動力が作用する構成
としたことを特徴とする。
した固定端子と、一端部に可動接点を有しサポートに回
動可能に支持された可動アームと、この可動アームの回
動支点に回動可能に連結された下リンクを有し開閉操作
に伴いその下リンクにより可動アームを前記サポートご
と回動させて前記可動接点を前記固定接点に対し接離さ
せる開閉操作機構とを備えた回路遮断器において、前記
可動アームの一端部に、前記回動支点とは反対側に延
び、前記可動接点が前記固定接点に接触した閉路状態で
先端部が前記固定端子に対向する延長部を設け、前記開
閉操作機構による開路操作途中において固定接点と可動
接点とが溶着した際に、前記延長部の先端部が固定端子
に当接し、その当接点を支点として可動アームに可動接
点が固定接点から離間する方向の回動力が作用する構成
としたことを特徴とする。
【0013】上記延長部の先端部に第1の突部を設け、
固定端子には、閉路状態で前記第1の突部と対向する部
位に第2の突部を設ける構成とすることが好ましい。ま
た、前記第1及び第2の突部のうち少なくとも一方を絶
縁材にて構成することが好ましい。
固定端子には、閉路状態で前記第1の突部と対向する部
位に第2の突部を設ける構成とすることが好ましい。ま
た、前記第1及び第2の突部のうち少なくとも一方を絶
縁材にて構成することが好ましい。
【0014】
【作用】開閉操作機構による開路操作途中において固定
接点と可動接点とが溶着した場合、可動アームにおける
延長部の先端部が固定端子に当接し、その当接点を支点
として可動アームに可動接点が固定接点から離間する方
向の回動力が作用するようになり、その力で可動接点が
固定接点から開離するようになる。そして、可動接点が
固定接点から開離すると、延長部の先端部が固定端子か
ら離間するようになる。
接点と可動接点とが溶着した場合、可動アームにおける
延長部の先端部が固定端子に当接し、その当接点を支点
として可動アームに可動接点が固定接点から離間する方
向の回動力が作用するようになり、その力で可動接点が
固定接点から開離するようになる。そして、可動接点が
固定接点から開離すると、延長部の先端部が固定端子か
ら離間するようになる。
【0015】可動アームにおける延長部の先端部に第1
の突部を設け、固定端子にその第1の突部と対応する第
2の突部を設けた場合、開閉操作機構による開路操作途
中において固定接点と可動接点とが溶着した際には、可
動アーム側の第1の突部が固定端子側の第2の突部に当
接し、その当接点を支点として可動アームに可動接点が
固定接点から離間する方向の回動力が作用し、その力で
可動接点が固定接点から開離するようになる。そして、
可動接点が固定接点から開離すると、第1の突部が第2
の突部から離間するようになる。
の突部を設け、固定端子にその第1の突部と対応する第
2の突部を設けた場合、開閉操作機構による開路操作途
中において固定接点と可動接点とが溶着した際には、可
動アーム側の第1の突部が固定端子側の第2の突部に当
接し、その当接点を支点として可動アームに可動接点が
固定接点から離間する方向の回動力が作用し、その力で
可動接点が固定接点から開離するようになる。そして、
可動接点が固定接点から開離すると、第1の突部が第2
の突部から離間するようになる。
【0016】このとき、第1及び第2の突部を共に導電
材で構成した場合、可動接点が固定接点から開離した
後、第1の突部が第2の突部から離間する際に、それら
第1及び第2の突部間でアークが発生することが考えら
れるが、第1及び第2の突部のうち少なくとも一方を絶
縁材にて構成した場合には、それら第1及び第2の突部
間でアークが発生することはない。
材で構成した場合、可動接点が固定接点から開離した
後、第1の突部が第2の突部から離間する際に、それら
第1及び第2の突部間でアークが発生することが考えら
れるが、第1及び第2の突部のうち少なくとも一方を絶
縁材にて構成した場合には、それら第1及び第2の突部
間でアークが発生することはない。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図1ないし図
3を参照して説明する。まず図1及び図2において、固
定端子11は、図示しない絶縁ケースに固定状態に設け
られていて、一端部に固定接点12が上方へ突出するよ
うに設けられている。可動アーム13は、固定接点12
に対して接離する可動接点14を有していて、中間部が
ピン15によりサポート16に回動可能に支持されてい
る。
3を参照して説明する。まず図1及び図2において、固
定端子11は、図示しない絶縁ケースに固定状態に設け
られていて、一端部に固定接点12が上方へ突出するよ
うに設けられている。可動アーム13は、固定接点12
に対して接離する可動接点14を有していて、中間部が
ピン15によりサポート16に回動可能に支持されてい
る。
【0018】可動アーム13の一端部(図1及び図2に
おいて左端部)には、回動支点であるピン15とは反対
側に延びるように延長部17を一体に設けている。そし
て、この延長部17の先端部の下面には、第1の突部1
8が下方へ突出するように設けられている。第1の突部
18は、絶縁材により構成されていて、可動アーム13
に例えば接着により固着されている。
おいて左端部)には、回動支点であるピン15とは反対
側に延びるように延長部17を一体に設けている。そし
て、この延長部17の先端部の下面には、第1の突部1
8が下方へ突出するように設けられている。第1の突部
18は、絶縁材により構成されていて、可動アーム13
に例えば接着により固着されている。
【0019】上記固定端子11の上面において、可動接
点14が固定接点12に接触した閉路状態(図1の状
態)で、第1の突部18と対向する部位に第2の突部1
9が上方へ突出するように設けられている。この第2の
突部19も第1の突部18と同様に、絶縁材により構成
されていて、固定端子11の上面に例えば接着により固
着されている。
点14が固定接点12に接触した閉路状態(図1の状
態)で、第1の突部18と対向する部位に第2の突部1
9が上方へ突出するように設けられている。この第2の
突部19も第1の突部18と同様に、絶縁材により構成
されていて、固定端子11の上面に例えば接着により固
着されている。
【0020】上記サポート16は、クロスバー20に固
着されていて、このクロスバー20と一体的に回動され
るようになっている。可動アーム13の他端部(右端
部)とサポート16との間には、可動接点14が固定接
点12に接触した閉路状態(図1の状態)において、そ
れら可動接点14と固定接点12との間に接触圧力を付
与するばね21が設けられている。
着されていて、このクロスバー20と一体的に回動され
るようになっている。可動アーム13の他端部(右端
部)とサポート16との間には、可動接点14が固定接
点12に接触した閉路状態(図1の状態)において、そ
れら可動接点14と固定接点12との間に接触圧力を付
与するばね21が設けられている。
【0021】開閉操作機構22の一部を構成する下リン
ク23の一端部は、可動アーム13の回動支点である上
記ピン15に回動可能に連結されている。開閉操作機構
22は、図示しないハンドルを備えていて、そのハンド
ルの開閉操作に伴い、下リンク23により可動アーム1
3をサポート16ごと矢印A方向及び矢印Aとは反対方
向へ回動させる構成となっている。
ク23の一端部は、可動アーム13の回動支点である上
記ピン15に回動可能に連結されている。開閉操作機構
22は、図示しないハンドルを備えていて、そのハンド
ルの開閉操作に伴い、下リンク23により可動アーム1
3をサポート16ごと矢印A方向及び矢印Aとは反対方
向へ回動させる構成となっている。
【0022】しかして、図1に示す閉路状態において
は、開閉操作機構22のハンドルがオン位置へ操作され
ていて、これにより下リンク23がピン15を介してサ
ポート16をクロスバー20を中心に矢印A方向へ回動
させ、これに伴い可動アーム13が同方向へ回動して可
動接点14が固定接点12に接触している。このとき、
第1の突部18と第2の突部19との間には隙間24が
形成されている。
は、開閉操作機構22のハンドルがオン位置へ操作され
ていて、これにより下リンク23がピン15を介してサ
ポート16をクロスバー20を中心に矢印A方向へ回動
させ、これに伴い可動アーム13が同方向へ回動して可
動接点14が固定接点12に接触している。このとき、
第1の突部18と第2の突部19との間には隙間24が
形成されている。
【0023】図1の閉路状態から、開閉操作機構22の
ハンドルをオフ方向へ操作すると、下リンク23は図1
中上方へ移動し、これによりサポート16がクロスバー
20を中心に矢印Aとは反対方向へ回動すると共に、可
動アーム13も同方向へ回動し、図2に示すように、可
動接点14が固定接点12から離間した開路状態とな
る。
ハンドルをオフ方向へ操作すると、下リンク23は図1
中上方へ移動し、これによりサポート16がクロスバー
20を中心に矢印Aとは反対方向へ回動すると共に、可
動アーム13も同方向へ回動し、図2に示すように、可
動接点14が固定接点12から離間した開路状態とな
る。
【0024】ここで、図1の閉路状態から開路させる際
において、可動アーム13の可動接点14が固定接点1
2から離間する瞬間にこれら可動接点14と固定接点1
2との間にアークが発生し、そのアークにより図3に示
すようにそれら可動接点14と固定接点12とが溶着し
てしまうことがある(溶着点を25で示す)。
において、可動アーム13の可動接点14が固定接点1
2から離間する瞬間にこれら可動接点14と固定接点1
2との間にアークが発生し、そのアークにより図3に示
すようにそれら可動接点14と固定接点12とが溶着し
てしまうことがある(溶着点を25で示す)。
【0025】開路操作途中において可動接点14と固定
接点12とが溶着すると、可動アーム13が溶着点25
を支点に反時計回り方向に回動し、可動アーム13側の
第1の突部18が固定端子11側の第2の突部19に当
接するようになる(当接点を26で示す)。このとき、
ピン15には下リンク23から上方への力Faが作用し
ており、可動アーム13には第1の突部18と第2の突
部19との当接点26を支点として、図3中反時計回り
方向の回動力、すなわち可動接点14が固定接点12か
ら離間する方向の回動力が作用するようになる。この場
合、溶着した可動接点14を固定接点12から離間させ
る開離力Fbは次の式で表される。
接点12とが溶着すると、可動アーム13が溶着点25
を支点に反時計回り方向に回動し、可動アーム13側の
第1の突部18が固定端子11側の第2の突部19に当
接するようになる(当接点を26で示す)。このとき、
ピン15には下リンク23から上方への力Faが作用し
ており、可動アーム13には第1の突部18と第2の突
部19との当接点26を支点として、図3中反時計回り
方向の回動力、すなわち可動接点14が固定接点12か
ら離間する方向の回動力が作用するようになる。この場
合、溶着した可動接点14を固定接点12から離間させ
る開離力Fbは次の式で表される。
【0026】
【数2】Fb=Fa×(L3 /L4 ) ただし、L3 はピン15と当接点26との間の距離を示
し、L4 は溶着点25と当接点26との間の距離を示
す。
し、L4 は溶着点25と当接点26との間の距離を示
す。
【0027】ここで、(L3 /L4 )は従来の数1式に
おける(L1 /L2 )よりも大となり、すなわち(L3
/L4 )>(L1 /L2 )であるので、下リンク23か
らピン15に作用する力Faが同じであったとしても、
開離力Fbとしては本実施例の方が従来構成に比べてよ
り大きな力が得られることになる。従って、開閉操作機
構22から可動アーム13に作用する力を大きくするこ
となく、溶着した可動接点14を固定接点12から離間
させる開離力Fbを大きくでき、ひいては耐溶着性の向
上を図ることができる。
おける(L1 /L2 )よりも大となり、すなわち(L3
/L4 )>(L1 /L2 )であるので、下リンク23か
らピン15に作用する力Faが同じであったとしても、
開離力Fbとしては本実施例の方が従来構成に比べてよ
り大きな力が得られることになる。従って、開閉操作機
構22から可動アーム13に作用する力を大きくするこ
となく、溶着した可動接点14を固定接点12から離間
させる開離力Fbを大きくでき、ひいては耐溶着性の向
上を図ることができる。
【0028】一方、仮に第1及び第2の突部18及び1
9を共に導電材で構成した場合には、可動接点14が固
定接点12から開離した後、第1の突部18が第2の突
部19から離間する際に、それら第1及び第2の突部1
8,19間でアークが発生することが考えられるが、本
実施例の場合は、それら第1及び第2の突部18及び1
9を共に絶縁材にて構成しているから、第1及び第2の
突部18,19間でアークが発生することがないと共
に、それらが溶着することもない。なお、第1及び第2
の突部18,19のうち、一方は導電材で構成してもよ
い。
9を共に導電材で構成した場合には、可動接点14が固
定接点12から開離した後、第1の突部18が第2の突
部19から離間する際に、それら第1及び第2の突部1
8,19間でアークが発生することが考えられるが、本
実施例の場合は、それら第1及び第2の突部18及び1
9を共に絶縁材にて構成しているから、第1及び第2の
突部18,19間でアークが発生することがないと共
に、それらが溶着することもない。なお、第1及び第2
の突部18,19のうち、一方は導電材で構成してもよ
い。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の開路遮断器よれば、可動アームの一端部に、回動支点
とは反対側に延び、可動接点が固定接点に接触した閉路
状態で先端部が固定端子に対向する延長部を設け、開閉
操作機構による開路操作途中において固定接点と可動接
点とが溶着した際に、前記延長部の先端部が固定端子に
当接し、その当接点を支点として可動アームに可動接点
が固定接点から離間する方向の回動力が作用する構成と
したことにより、開閉操作機構から可動アームに作用す
る力を大きくすることなく、溶着した可動接点を固定接
点から離間させる開離力を大きくでき、ひいては耐溶着
性の向上を図ることができる。
の開路遮断器よれば、可動アームの一端部に、回動支点
とは反対側に延び、可動接点が固定接点に接触した閉路
状態で先端部が固定端子に対向する延長部を設け、開閉
操作機構による開路操作途中において固定接点と可動接
点とが溶着した際に、前記延長部の先端部が固定端子に
当接し、その当接点を支点として可動アームに可動接点
が固定接点から離間する方向の回動力が作用する構成と
したことにより、開閉操作機構から可動アームに作用す
る力を大きくすることなく、溶着した可動接点を固定接
点から離間させる開離力を大きくでき、ひいては耐溶着
性の向上を図ることができる。
【0030】また、延長部の先端部に第1の突部を設
け、固定端子には、閉路状態で第1の突部と対向する部
位に第2の突部を設け、これら第1及び第2の突部のう
ち少なくとも一方を絶縁材にて構成することにより、こ
れら第1及び第2の突部間でアークが発生することを防
止できる利点がある。
け、固定端子には、閉路状態で第1の突部と対向する部
位に第2の突部を設け、これら第1及び第2の突部のう
ち少なくとも一方を絶縁材にて構成することにより、こ
れら第1及び第2の突部間でアークが発生することを防
止できる利点がある。
【図1】本発明の一実施例を示すもので、閉路状態の要
部の側面図
部の側面図
【図2】開路状態の要部の側面図
【図3】可動接点と固定接点とが溶着した状態での要部
の側面図
の側面図
【図4】従来構成を示す図1相当図
【図5】図2相当図
【図6】図3相当図
11は固定端子、12は固定接点、13は可動アーム、
14は可動接点、15はピン(回動支点)、16はサポ
ート、17は延長部、18は第1の突部、19は第2の
突部、22は開閉操作機構、23は下リンク、25は溶
着点、26は当接点である。
14は可動接点、15はピン(回動支点)、16はサポ
ート、17は延長部、18は第1の突部、19は第2の
突部、22は開閉操作機構、23は下リンク、25は溶
着点、26は当接点である。
Claims (3)
- 【請求項1】 固定接点を有した固定端子と、一端部に
可動接点を有しサポートに回動可能に支持された可動ア
ームと、この可動アームの回動支点に回動可能に連結さ
れた下リンクを有し開閉操作に伴いその下リンクにより
可動アームを前記サポートごと回動させて前記可動接点
を前記固定接点に対し接離させる開閉操作機構とを備え
た回路遮断器において、 前記可動アームの一端部に、前記回動支点とは反対側に
延び、前記可動接点が前記固定接点に接触した閉路状態
で先端部が前記固定端子に対向する延長部を設け、 前記開閉操作機構による開路操作途中において固定接点
と可動接点とが溶着した際に、前記延長部の先端部が固
定端子に当接し、その当接点を支点として可動アームに
可動接点が固定接点から離間する方向の回動力が作用す
る構成としたことを特徴とする回路遮断器。 - 【請求項2】 延長部は先端部に第1の突部を有し、固
定端子は閉路状態で第1の突部と対向する第2の突部を
有することを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。 - 【請求項3】 第1及び第2の突部のうち少なくとも一
方は絶縁材にて構成したことを特徴とする請求項2記載
の回路遮断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11940693A JPH06333485A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11940693A JPH06333485A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 回路遮断器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06333485A true JPH06333485A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=14760690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11940693A Pending JPH06333485A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06333485A (ja) |
-
1993
- 1993-05-21 JP JP11940693A patent/JPH06333485A/ja active Pending
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