JPH06338431A - コイルの製造方法 - Google Patents

コイルの製造方法

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JPH06338431A
JPH06338431A JP5151293A JP15129393A JPH06338431A JP H06338431 A JPH06338431 A JP H06338431A JP 5151293 A JP5151293 A JP 5151293A JP 15129393 A JP15129393 A JP 15129393A JP H06338431 A JPH06338431 A JP H06338431A
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JP
Japan
Prior art keywords
winding
coil
wire
insulating member
flange portion
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JP5151293A
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English (en)
Inventor
Yahei Miyazawa
彌平 宮澤
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  • Insulating Of Coils (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作に手間がかからず、製作の自動化が容易
なコイルの製造方法を提供すること。 【構成】 挟持部14a、14bをフランジ部106に
跨がせて絶縁部材10をフランジ部106へ装着し、線
材を、フランジ部106とフランジ部106に対して内
側に在る絶縁部材10の挟持部14aとの間を通してボ
ビン本体104外面へ導くことで、コイル巻線114を
形成する線材に対する絶縁処理を行い、コイル巻線11
4の巻き始め端部116と巻き終わり端部118を治具
のピンへ巻回して半田付け処理の後に抜脱することで筒
状に形成し、絶縁部材10の透孔にリード線122を挿
入し、端部116、118をリード線122の先端部に
挿入して半田付けすることでリード線122とコイル巻
線114との接続を行い、絶縁部材10をコイル巻線1
14側に折り曲げ、絶縁テープ110で固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイルボビンにコイル
巻線を形成し、当該コイル巻線にリード線を接続して成
るコイルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコイルの製造方法について、図7
および図8を用いて説明する。まず、コイルボビン10
0について図7を用いて説明する。104は筒状に形成
されたボビン本体である。106はボビン本体104の
両端部に設けられたフランジ部である。次に、上記コイ
ルボビン100を用いてコイル102を製造する方法に
ついて説明する。第1の工程は、外表面が絶縁被覆で覆
われた線材108を、フランジ部106内側面に沿って
ボビン本体104外面へ導き、絶縁テープ110を用い
て線材108の、フランジ部106の端縁からボビン本
体104外面に導かれた部分(以下、立ち上げ部)11
2を絶縁処理する(図7参照)。なお、この絶縁処理
は、ボビン本体104に線材を巻回し、コイル巻線を形
成した際に、コイル巻線の外周に位置する巻き終わり端
部付近の線材と、巻き始め端部に近い立ち上げ部112
との間の絶縁耐圧を確保するために必要なものである。
【0003】第2の工程は、線材108を、ボビン本体
104へ所定回数巻回してコイル巻線114を形成する
(図8参照)。第3の工程は、コイル巻線114の巻き
始め端部116と、巻き終わり端部118の被覆を剥離
処理する。なお、線材108にウレタン線を使用した場
合には、第5の工程での半田付けにより線材108の被
覆が剥離するため、各端部116、118の被覆の剥離
処理は不要となる。第4の工程は、コイル巻線114の
外周面上に絶縁材(例えば絶縁紙等)120を沿わせ、
絶縁材120上に2本のリード線122を絶縁テープ等
で固定する。第5の工程は、絶縁材120上に固定され
たリード線122の芯線に、巻き始め端部116と巻き
終わり端部118をからげて、半田付けする。第6の工
程は、各端部116、118が半田付けされたリード線
122の芯線を折り曲げ、絶縁テープで仮止めした後、
絶縁テープ110をコイル巻線114の外周面に巻き付
け、リード線122の半田付け部分をコイル巻線114
に固定すると共にコイル巻線114の外周面を絶縁処理
する。上記第1〜第6の工程を行うことによって、コイ
ル102が製造できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たコイルの製造方法では、線材の立ち上げ部を絶縁する
際に、絶縁テープの張り付け作業が必要となる。また絶
縁材やリード線をコイル巻線の外周面上に固定する際に
も、絶縁テープの張り付け作業が必要となる。さらには
コイル巻線の巻き始め端部と巻き終わり端部は、リード
線の芯線に直接からげる作業が必要となる等、コイルの
製作に手間がかかると共にコイルの製造の自動化が行い
難いという課題が有る。従って、本発明は上記課題を解
決すべくなされ、その目的とするところは、製作に手間
がかからず、製作の自動化が容易なコイルの製造方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、筒状に形成され
たボビン本体、および該ボビン本体の端部に設けられた
フランジ部とから成るコイルボビンと、前記ボビン本体
の外周面に線材を巻回して形成されるコイル巻線へ外部
から電流を供給するためのリード線を挿入可能な透孔、
および端縁から切り込まれて形成され、前記フランジ部
の外側面と内側面を跨ぐように装着された際には、フラ
ンジ部を挟持可能であり、フランジ部の内側面側の先端
部は、ボビン本体外面へ到達可能な複数の挟持部が設け
られた絶縁部材と、半田付け不能の材料で形成された複
数のピンが立設された治具とを設け、前記フランジ部へ
前記絶縁部材を装着する工程と、前記線材の巻き始め端
部を、前記ピンの1本へコイル状に巻回する工程と、前
記線材を、前記フランジ部とフランジ部に対して内側に
在る前記挟持部との間を通してボビン本体外面へ導く工
程と、前記線材を、前記ボビン本体へ所定回数巻回して
前記コイル巻線を形成する工程と、前記線材の巻き終わ
り端部を、他の前記ピンへコイル状に巻回する工程と、
前記コイル巻線に絶縁テープを巻き付けて絶縁処理する
工程と、前記治具の前記ピンへコイル状に巻回された前
記線材の前記巻き始め端部と前記巻き終わり端部とを半
田付け処理して筒状に形成する工程と、筒状に形成され
た前記線材の前記巻き始め端部と前記巻き終わり端部と
を前記各ピンから抜脱する工程と、前記リード線を前記
絶縁部材の前記透孔へ挿通すると共に、リード線の先端
部を筒状に形成された前記線材の前記巻き始め端部と前
記巻き終わり端部内へ挿入して半田付けする工程と、前
記絶縁部材を、前記コイル巻線の外周面に沿うよう折り
曲げて、前記リード線と絶縁部材を絶縁テープで巻回し
てコイル巻線の外周面に固定する工程とを具備すること
を特徴とする。
【0006】
【作用】挟持部をフランジ部に跨がせて絶縁部材をフラ
ンジ部へ装着し、線材を、フランジ部とフランジ部に対
して内側に在る絶縁部材の挟持部との間を通してボビン
本体外面へ導くことで、コイル巻線を形成する線材に対
して絶縁処理が行える。また絶縁部材の透孔にリード線
を挿入することでリード線が固定でき、治具のピンへ巻
回し、半田付け処理の後に抜脱することで筒状に形成さ
れたコイル巻線の巻き始め端部と巻き終わり端部をリー
ド線の先端部に挿入して半田付けすることでリード線と
コイル巻線との接続が容易に行える。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて説明する。図1は、本発明に係るコイルの製造方
法を実施する際に使用する絶縁部材の一例を示す斜視図
である。図2は、第1の工程〜第3の工程を示す斜視図
である。図3は、第4の工程〜第6の工程を示す斜視図
である。図4は、第7の工程〜第9の工程を示す斜視図
である。図5は、第10の工程を示す斜視図である。図
6は、絶縁部材の他の例を示す斜視図である。
【0008】まず、図1および図2と共に本実施例にお
いて使用する部材の構成について説明する。なお、従来
例と同じ構成の部材については同じ符号を付し、説明は
省略する。10は絶縁部材であり、絶縁紙または合成樹
脂を用いて薄板状に形成されており、折曲可能であると
共に、一部(図1においては上部)にはボビン本体10
4の外周面に線材108を巻回して形成されるコイル巻
線114へ外部から電流を供給するためのリード線12
2を挿入可能な透孔12が2つ設けられている。透孔1
2の内径は、リード線122の被覆を含む外径より若干
大径に形成しても良いし、また芯線の外径より若干大径
であって、被覆を含む外径より小径に形成し、芯線のみ
が挿入可能な径としても良い。また14a、14bは挟
持部であり、絶縁部材10の端縁(図1における下端
縁)から上方に向けて中途部分まで切り込まれて形成さ
れ、フランジ部106の外側面16と内側面18を跨ぐ
ように装着されることで、フランジ部106を挟持可能
である。フランジ部106の内側面18側に位置する挟
持部14aの先端部は、ボビン本体104外面へ到達可
能な長さに形成されており、また他方の挟持部14bは
中途部分でL字状に折曲され、各挟持部14a、14b
間の距離がフランジ部106の厚みと略同じ長さとなる
ように形成されている。また挟持部14aの先端部は、
ボビン本体104の外面に合わせて、円弧状に切り欠か
れている。なお、本実施例では、挟持部は2つ設けられ
ているが、2つ以上であれば、いくつ設けても良い。2
0は治具であり、半田付け不能の金属材料で形成された
複数のピン22(本実施例では2本)が立設されてい
る。
【0009】次に、コイルの製造方法について説明す
る。第1の工程は、フランジ部106へ挟持部14a、
14bを跨がせて、絶縁部材10をフランジ部106に
装着する(図2参照)。第2の工程は、線材108の巻
き始め端部116の被覆を剥離処理して、ピン22の1
本へコイル状に巻回する(図2参照)。なお、従来例で
説明したように線材108にウレタン線を使用した場合
には、半田付けを行う際に線材108の被覆の剥離がで
きるため、この工程での端部116の剥離処理は不要と
なる。第3の工程は、線材108を、フランジ部106
とフランジ部106に対して内側に在る挟持部14aと
の間を通してボビン本体104外面へ導き、線材108
の立ち上がり部112を絶縁する(図2参照)。
【0010】第4の工程は、線材108を、ボビン本体
104へ所定回数巻回してコイル巻線114を形成する
(図3参照)。なお、コイル巻線114はボビン本体1
04の両端に設けられたフランジ部106間に渡って形
成されるため、フランジ部106に対して内側に在る挟
持部14aは、コイル巻線114の端面とフランジ部1
06内側面との間に挟まれ、絶縁部材10は確実にフラ
ンジ部106に固定される。第5の工程は、線材108
の巻き終わり端部118の被覆を剥離処理して、他のピ
ン22へコイル状に巻回する(図3参照)。第2の工程
で説明したように、線材108にウレタン線を使用する
ことで被覆の剥離処理は不要となる。第6の工程は、コ
イル巻線114に絶縁テープ110を巻き付けて絶縁処
理を行う(図3参照)。なお、挟持部14bはフランジ
部106の外側面に沿わした状態のままでも良いが、後
述する第10の工程で絶縁部材10を折り曲げた際に外
方へ突出して邪魔となるので、絶縁テープ110を巻き
付ける前にフランジ部106の内側面側に折り込み、コ
イル巻線114と共に固定するようにすると一層良
い。。
【0011】第7の工程は、治具20のピン22へコイ
ル状に巻回された線材108の巻き始め端部116と巻
き終わり端部118とを半田付け処理して筒状に形成す
る(図4参照)。第8の工程は、筒状に形成された線材
108の巻き始め端部116と巻き終わり端部118と
を各ピン22から抜脱する(図4参照)。第9の工程
は、リード線122を絶縁部材10の透孔12へ挿通す
ると共に、リード線122の先端部を筒状に形成された
線材108の巻き始め端部116と巻き終わり端部11
8内へ挿入して半田付けする(図4参照)。第10の工
程は、絶縁部材10をコイル巻線114の外周面に沿う
よう矢印A方向に折り曲げ、さらにリード線122の先
端部を矢印B方向へ折り曲げて絶縁部材10表面に沿わ
した後に、リード線122と絶縁部材10に絶縁テープ
110を巻回してコイル巻線114の外周面に固定する
(図5参照)。以上、上記第1から第10の工程を行う
ことによりコイル24が製造できる。
【0012】なお、工程の順番は例えば、線材108の
巻き始め端部116のピン22への巻回を、巻き終わり
端部118の巻回と同時に行い、その後に半田付け処理
を一括して行うようにしても良い等、コイルの製作に支
障が生じない限り、適宜に変更可能である。また、作業
性は若干低下するが、折曲されて形成されている挟持部
14bを、他の挟持部14aと同様に、折曲せずに形成
しても良いし、また、図6に示すように、一つの薄板状
の部材を断面コ字状に折曲して絶縁部材26を形成し、
線材108の立ち上げ部112のみを絶縁するようにし
ても良い。
【0013】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述する実施例に限定されるも
のではなく、絶縁部材に透孔の代わりに、1つの長孔を
設け、当該長孔に各リード線を離間して挿入するように
しても良い。また透孔の代わりに、絶縁部材にリード線
を巻き付けるための取付ピンを一体に設けても良い。ま
た絶縁部材を取り付けるコイルボビンのフランジ部の形
状は円板状であっても良い等、発明の精神を逸脱しない
範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0014】
【発明の効果】本発明に係るコイルの製造方法を用いる
と、挟持部をフランジ部に跨がせて絶縁部材をフランジ
部へ装着することで、線材を、フランジ部とフランジ部
に対して内側に在る絶縁部材の挟持部との間を通してボ
ビン本体外面へ導くことができ、コイル巻線を形成する
線材に対して絶縁処理が行える。さらに、絶縁部材の透
孔にリード線を挿入することでリード線の固定も可能と
なり、従来のように絶縁テープを用いてその都度絶縁や
固定を行う必要がなく、製作効率が向上すると共に、コ
イル製作の自動化が容易に行える。また、治具のピンへ
巻回し、半田付け処理の後に抜脱することで筒状に形成
されたコイル巻線の巻き始め端部と巻き終わり端部をリ
ード線の先端部に挿入して半田付けすることでリード線
とコイル巻線との接続が容易に行え、より一層の製作効
率の向上が達成可能となるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコイルの製造方法を実施する際に
使用する絶縁部材の一例を示す斜視図である。
【図2】第1の工程〜第3の工程を示す斜視図である。
【図3】第4の工程〜第6の工程を示す斜視図である。
【図4】第7の工程〜第9の工程を示す斜視図である。
【図5】第10の工程を示す斜視図である。
【図6】絶縁部材の他の例を示す斜視図である。
【図7】コイルボビンの構造を示す斜視図である。
【図8】従来のコイルの製造方法を説明するための斜視
図である。
【符号の説明】
10 絶縁部材 12 透孔 14a、14b 挟持部 20 治具 22 ピン 100 コイルボビン 104 ボビン本体 106 フランジ部 108 線材 114 コイル巻線 116 巻き始め端部 118 巻き終わり端部 122 リード線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に形成されたボビン本体、および該
    ボビン本体の端部に設けられたフランジ部とから成るコ
    イルボビンと、 前記ボビン本体の外周面に線材を巻回して形成されるコ
    イル巻線へ外部から電流を供給するためのリード線を挿
    入可能な透孔、および端縁から切り込まれて形成され、
    前記フランジ部の外側面と内側面を跨ぐように装着され
    た際には、フランジ部を挟持可能であり、フランジ部の
    内側面側の先端部は、ボビン本体外面へ到達可能な複数
    の挟持部が設けられた絶縁部材と、 半田付け不能の材料で形成された複数のピンが立設され
    た治具とを設け、 前記フランジ部へ前記絶縁部材を装着する工程と、 前記線材の巻き始め端部を、前記ピンの1本へコイル状
    に巻回する工程と、 前記線材を、前記フランジ部とフランジ部に対して内側
    に在る前記挟持部との間を通してボビン本体外面へ導く
    工程と、 前記線材を、前記ボビン本体へ所定回数巻回して前記コ
    イル巻線を形成する工程と、 前記線材の巻き終わり端部を、他の前記ピンへコイル状
    に巻回する工程と、 前記コイル巻線に絶縁テープを巻き付けて絶縁処理する
    工程と、 前記治具の前記ピンへコイル状に巻回された前記線材の
    前記巻き始め端部と前記巻き終わり端部とを半田付け処
    理して筒状に形成する工程と、 筒状に形成された前記線材の前記巻き始め端部と前記巻
    き終わり端部とを前記各ピンから抜脱する工程と、 前記リード線を前記絶縁部材の前記透孔へ挿通すると共
    に、リード線の先端部を筒状に形成された前記線材の前
    記巻き始め端部と前記巻き終わり端部内へ挿入して半田
    付けする工程と、 前記絶縁部材を、前記コイル巻線の外周面に沿うよう折
    り曲げて、前記リード線と絶縁部材を絶縁テープで巻回
    してコイル巻線の外周面に固定する工程とを具備するこ
    とを特徴とするコイルの製造方法。
JP5151293A 1993-05-29 1993-05-29 コイルの製造方法 Pending JPH06338431A (ja)

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