JPH0634037A - 流体継手の締結力制御装置 - Google Patents
流体継手の締結力制御装置Info
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- JPH0634037A JPH0634037A JP20733892A JP20733892A JPH0634037A JP H0634037 A JPH0634037 A JP H0634037A JP 20733892 A JP20733892 A JP 20733892A JP 20733892 A JP20733892 A JP 20733892A JP H0634037 A JPH0634037 A JP H0634037A
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- pressure
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- fastening
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Links
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Landscapes
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ロックアップクラッチの締結力が調圧バルブ
45によって制御される流体継手を備えた自動変速機に
おいて、調圧バルブ45が排圧状態(図示)でスティッ
クした場合においても潤滑油を適切に確保する。 【構成】 ロックアップクラッチ17の締結室19a及
び解放室19bに対する油圧の給排を切り換えるロック
アップシフトバルブ44に、ライン圧が供給されるコン
バータライン48を接続線するポート44dと、調圧バ
ルブ45の下流側において解放室に通じるポート44g
と、バイパスラインのためのポート44eを設ける。ま
た、変速時に使用されるバイパスバルブ63に調圧バル
ブ45のドレンポート45bに接続されたドレンライン
49を接続して、このドレンライン49をロックアップ
解放時に遮断させるようにする。
45によって制御される流体継手を備えた自動変速機に
おいて、調圧バルブ45が排圧状態(図示)でスティッ
クした場合においても潤滑油を適切に確保する。 【構成】 ロックアップクラッチ17の締結室19a及
び解放室19bに対する油圧の給排を切り換えるロック
アップシフトバルブ44に、ライン圧が供給されるコン
バータライン48を接続線するポート44dと、調圧バ
ルブ45の下流側において解放室に通じるポート44g
と、バイパスラインのためのポート44eを設ける。ま
た、変速時に使用されるバイパスバルブ63に調圧バル
ブ45のドレンポート45bに接続されたドレンライン
49を接続して、このドレンライン49をロックアップ
解放時に遮断させるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロックアップクラッ
チを備えたトルクコンバータなどの流体継手の締結力制
御装置に関する。
チを備えたトルクコンバータなどの流体継手の締結力制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車に搭載される自動変速機
には流体継手の一種であるトルクコンバータが装備され
るようになっているが、この種の自動変速機において
は、トルクコンバータに対して作動油が常時供給される
と共に、トルクコンバータから排出された作動油が潤滑
油として各部に供給されるのが通例である。
には流体継手の一種であるトルクコンバータが装備され
るようになっているが、この種の自動変速機において
は、トルクコンバータに対して作動油が常時供給される
と共に、トルクコンバータから排出された作動油が潤滑
油として各部に供給されるのが通例である。
【0003】一方、この種のトルクコンバータにおいて
は、エンジン出力が入力される入力要素と、該入力要素
の回転により流体を介して駆動される出力要素とを直結
するロックアップクラッチを設けて、該ロックアップク
ラッチにより入、出力要素を直結して機械的にトルク伝
達を行う所謂ロックアップ状態、流体を介してトルク伝
達を行う所謂コンバータ状態(ロックアップ解放状態)
及び流体を介したトルク伝達とロックアップクラッチに
よる機械的トルク伝達とを併用する所謂ロックアップス
リップ状態の3種の伝達モードを選択できるようにした
ものがある。
は、エンジン出力が入力される入力要素と、該入力要素
の回転により流体を介して駆動される出力要素とを直結
するロックアップクラッチを設けて、該ロックアップク
ラッチにより入、出力要素を直結して機械的にトルク伝
達を行う所謂ロックアップ状態、流体を介してトルク伝
達を行う所謂コンバータ状態(ロックアップ解放状態)
及び流体を介したトルク伝達とロックアップクラッチに
よる機械的トルク伝達とを併用する所謂ロックアップス
リップ状態の3種の伝達モードを選択できるようにした
ものがある。
【0004】例えば特開平2−120568号公報に
は、トルクコンバータに備えられたロックアップクラッ
チに制御油圧を供給する油圧回路に、ロックアップクラ
ッチを締結させる締結室に供給される締結圧の給排と締
結状態を解放させる解放室に供給される解放圧の給排と
をそれぞれ切り換える2つのスプールを有するシフトバ
ルブと、該シフトバルブを介して解放室に供給される解
放圧を調圧することにより締結圧との差圧を調整する調
圧バルブとを設けて、上記シフトバルブに設けられた2
つのスプールが一方にシフトしたときには上記締結室に
のみ締結圧を導入してロックアップクラッチを締結し、
また両スプールが共に他方にシフトしたときには解放室
にのみ解放圧を導入してロックアップクラッチを解放す
ると共に、両スプールが互いに分離されるように反対側
にシフトしたときには、上記調圧バルブによって調整さ
れる解放圧と締結圧との差圧に対応した締結力でロック
アップクラッチをスリップ制御させる構成が示されてい
る。
は、トルクコンバータに備えられたロックアップクラッ
チに制御油圧を供給する油圧回路に、ロックアップクラ
ッチを締結させる締結室に供給される締結圧の給排と締
結状態を解放させる解放室に供給される解放圧の給排と
をそれぞれ切り換える2つのスプールを有するシフトバ
ルブと、該シフトバルブを介して解放室に供給される解
放圧を調圧することにより締結圧との差圧を調整する調
圧バルブとを設けて、上記シフトバルブに設けられた2
つのスプールが一方にシフトしたときには上記締結室に
のみ締結圧を導入してロックアップクラッチを締結し、
また両スプールが共に他方にシフトしたときには解放室
にのみ解放圧を導入してロックアップクラッチを解放す
ると共に、両スプールが互いに分離されるように反対側
にシフトしたときには、上記調圧バルブによって調整さ
れる解放圧と締結圧との差圧に対応した締結力でロック
アップクラッチをスリップ制御させる構成が示されてい
る。
【0005】このスリップ制御は、例えばシフトバルブ
を介してトルクコンバータの解放室に連通する調圧バル
ブの出力ポートを、スプールの移動によって元圧が供給
される入力ポートとドレンポートとに選択的に連通可能
に構成して、解放圧と締結圧との差圧が所定値よりも小
さいときには出力ポートを入力ポートに連通させ、また
上記差圧が所定値よりも大きくなったときには出力ポー
トをドレンポートに連通させることにより、解放圧と締
結圧との差圧が一定状態に保持されるように行われる。
を介してトルクコンバータの解放室に連通する調圧バル
ブの出力ポートを、スプールの移動によって元圧が供給
される入力ポートとドレンポートとに選択的に連通可能
に構成して、解放圧と締結圧との差圧が所定値よりも小
さいときには出力ポートを入力ポートに連通させ、また
上記差圧が所定値よりも大きくなったときには出力ポー
トをドレンポートに連通させることにより、解放圧と締
結圧との差圧が一定状態に保持されるように行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な油圧回路の構成において、ロックアップクラッチのス
リップ制御の途中で調圧バルブのスプールがスティック
して動かなくなることがあり、特にドレンポートが開い
た状態でスプールがスティックした場合には次のような
問題を発生する可能性がある。
な油圧回路の構成において、ロックアップクラッチのス
リップ制御の途中で調圧バルブのスプールがスティック
して動かなくなることがあり、特にドレンポートが開い
た状態でスプールがスティックした場合には次のような
問題を発生する可能性がある。
【0007】つまり、ロックアップ解放状態においては
トルクコンバータにおける締結室に対する締結圧の供給
が遮断されて、解放室にのみ解放圧が供給されることに
なる。そして、解放室から締結室を経て排出された作動
油が潤滑油として各部に供給されることになる。その場
合に、調圧バルブのスプールがドレンポートが開かれた
状態でスティックしていれば、作動油がドレンポートを
通ってリークし、その分トルクコンバータに供給される
作動油量が減少して潤滑油量が不足することになるので
ある。
トルクコンバータにおける締結室に対する締結圧の供給
が遮断されて、解放室にのみ解放圧が供給されることに
なる。そして、解放室から締結室を経て排出された作動
油が潤滑油として各部に供給されることになる。その場
合に、調圧バルブのスプールがドレンポートが開かれた
状態でスティックしていれば、作動油がドレンポートを
通ってリークし、その分トルクコンバータに供給される
作動油量が減少して潤滑油量が不足することになるので
ある。
【0008】この発明はロックアップクラッチの締結力
を調圧バルブによって制御するようにした流体継手にお
ける上記の問題に対処するもので、調圧バルブが排圧状
態でスティックした場合においても潤滑油量を確保する
ようにすることを目的とする。
を調圧バルブによって制御するようにした流体継手にお
ける上記の問題に対処するもので、調圧バルブが排圧状
態でスティックした場合においても潤滑油量を確保する
ようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本願の請求項
1(以下、第1発明という)に係る流体継手の締結力制
御装置は、流体継手の入力側と出力側とを直結するロッ
クアップクラッチに制御油圧を供給する油圧回路に、上
記ロックアップクラッチを締結させる締結室に供給され
る締結圧及び締結状態を解放させる解放室に供給される
解放圧の給排を切り換えるシフトバルブと、該シフトバ
ルブを介して解放室に供給される解放圧を調圧すること
により締結圧との差圧を調整する調圧バルブとが設けら
れて、上記締結室にのみ締結圧が導入されるロックアッ
プ状態と、解放室にのみ解放圧が導入されるロックアッ
プ解放状態と、上記調圧バルブで調整される解放圧と締
結圧との差圧に応じて上記ロックアップクラッチの締結
力が制御されるロックアップスリップ状態とが達成され
るように構成された流体継手において、上記調圧バルブ
をバイパスして元圧側通路を解放室に連通させるバイパ
ス通路と、該バイパス通路をロックアップ解放時に開通
させる開閉手段と、同じくロックアップ解放時に上記調
圧バルブの排圧ポートからの排圧を阻止する排圧阻止手
段とを設けたことを特徴とする。
1(以下、第1発明という)に係る流体継手の締結力制
御装置は、流体継手の入力側と出力側とを直結するロッ
クアップクラッチに制御油圧を供給する油圧回路に、上
記ロックアップクラッチを締結させる締結室に供給され
る締結圧及び締結状態を解放させる解放室に供給される
解放圧の給排を切り換えるシフトバルブと、該シフトバ
ルブを介して解放室に供給される解放圧を調圧すること
により締結圧との差圧を調整する調圧バルブとが設けら
れて、上記締結室にのみ締結圧が導入されるロックアッ
プ状態と、解放室にのみ解放圧が導入されるロックアッ
プ解放状態と、上記調圧バルブで調整される解放圧と締
結圧との差圧に応じて上記ロックアップクラッチの締結
力が制御されるロックアップスリップ状態とが達成され
るように構成された流体継手において、上記調圧バルブ
をバイパスして元圧側通路を解放室に連通させるバイパ
ス通路と、該バイパス通路をロックアップ解放時に開通
させる開閉手段と、同じくロックアップ解放時に上記調
圧バルブの排圧ポートからの排圧を阻止する排圧阻止手
段とを設けたことを特徴とする。
【0010】そして、本願の請求項2(以下、第2発明
という)に係る流体継手の締結力制御装置は、上記第1
発明の構成において、開閉手段をロックアップ制御用の
シフトバルブに設けたことを特徴とする。
という)に係る流体継手の締結力制御装置は、上記第1
発明の構成において、開閉手段をロックアップ制御用の
シフトバルブに設けたことを特徴とする。
【0011】また、本願の請求項3(以下、第3発明と
いう)に係る流体継手の締結力制御装置は、上記第1発
明の構成において、排圧阻止手段をロックアップとは異
なるタイミングで制御される他のバルブに設けたことを
特徴とする。
いう)に係る流体継手の締結力制御装置は、上記第1発
明の構成において、排圧阻止手段をロックアップとは異
なるタイミングで制御される他のバルブに設けたことを
特徴とする。
【0012】さらに、本願の請求項4(以下、第4発明
という)に係る流体継手の締結力制御装置は、上記第3
発明の構成において、調圧バルブのパイロット圧をデュ
ーティ制御することにより、該調圧バルブによって調整
される解放圧と締結圧との差圧を変化させるデューティ
ソレノイドバルブによって他のバルブを制御するように
構成したことを特徴とする。
という)に係る流体継手の締結力制御装置は、上記第3
発明の構成において、調圧バルブのパイロット圧をデュ
ーティ制御することにより、該調圧バルブによって調整
される解放圧と締結圧との差圧を変化させるデューティ
ソレノイドバルブによって他のバルブを制御するように
構成したことを特徴とする。
【0013】一方、本願の請求項5(以下、第5発明と
いう)に係る流体継手の締結力制御装置は、上記第1発
明の構成において、排圧阻止手段をロックアップ制御用
のシフトバルブに設けたことを特徴とする。
いう)に係る流体継手の締結力制御装置は、上記第1発
明の構成において、排圧阻止手段をロックアップ制御用
のシフトバルブに設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記の構成によれば、次のような作用が得られ
る。
る。
【0015】すなわち、第1〜第5発明のいずれにおい
ても、ロックアップスリップ状態においては、調圧バル
ブにより締結圧に対して一定の差圧状態に調整された解
放圧がシフトバルブを介して解放室に供給されることに
なるので、ロックアップクラッチが所望の締結力でスリ
ップ制御されることになる。
ても、ロックアップスリップ状態においては、調圧バル
ブにより締結圧に対して一定の差圧状態に調整された解
放圧がシフトバルブを介して解放室に供給されることに
なるので、ロックアップクラッチが所望の締結力でスリ
ップ制御されることになる。
【0016】そして、ロックアップ解放状態において
は、調圧バルブからの排圧が阻止されると共に、元圧側
通路の作動油が調圧バルブをバイパスして解放室に供給
されることになるので、調圧バルブが排圧状態でスティ
ックしたとしても十分な潤滑油量が確保されることにな
る。
は、調圧バルブからの排圧が阻止されると共に、元圧側
通路の作動油が調圧バルブをバイパスして解放室に供給
されることになるので、調圧バルブが排圧状態でスティ
ックしたとしても十分な潤滑油量が確保されることにな
る。
【0017】そして、第2発明によれば、調圧バルブを
バイパスするバイパス通路を、ロックアップ制御用のシ
フトバルブで開通、遮断するようにしているので、バイ
パス通路を開閉するための特別なバルブ類が不要となっ
て油圧回路の構成が簡素化されることになる。
バイパスするバイパス通路を、ロックアップ制御用のシ
フトバルブで開通、遮断するようにしているので、バイ
パス通路を開閉するための特別なバルブ類が不要となっ
て油圧回路の構成が簡素化されることになる。
【0018】また、第3発明によれば、ロックアップと
は異なるタイミングで制御される他のバルブ、例えば変
速時に摩擦要素の締結圧のバイパス用に用いられるバイ
パスバルブを利用して調圧バルブの排圧を阻止するよう
になっているので、この場合においても油圧回路の構成
が簡素化されることになる。
は異なるタイミングで制御される他のバルブ、例えば変
速時に摩擦要素の締結圧のバイパス用に用いられるバイ
パスバルブを利用して調圧バルブの排圧を阻止するよう
になっているので、この場合においても油圧回路の構成
が簡素化されることになる。
【0019】さらに、第4発明によれば、上記第3発明
において、調圧バルブの排圧を阻止する他のバルブの作
動を、調圧バルブをデューティ制御するデューティソレ
ノイドバルブによって制御するようになっているので、
油圧回路の構成がさらに簡素化されることになる。
において、調圧バルブの排圧を阻止する他のバルブの作
動を、調圧バルブをデューティ制御するデューティソレ
ノイドバルブによって制御するようになっているので、
油圧回路の構成がさらに簡素化されることになる。
【0020】一方、第5発明によれば、ロックアップ制
御用のシフトバルブによって調圧バルブの排圧を阻止す
るようになっているので、この場合においても油圧回路
の構成が簡素化されることになる。
御用のシフトバルブによって調圧バルブの排圧を阻止す
るようになっているので、この場合においても油圧回路
の構成が簡素化されることになる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0022】図1に示すように、この実施例に係る自動
変速機1は、トルクコンバータ10と、該トルクコンバ
ータ10と同一軸線上に配置された主変速機20と、こ
れらの軸線と平行な軸線上に配置された副変速機30と
を有する。
変速機1は、トルクコンバータ10と、該トルクコンバ
ータ10と同一軸線上に配置された主変速機20と、こ
れらの軸線と平行な軸線上に配置された副変速機30と
を有する。
【0023】上記トルクコンバータ10は、エンジン出
力軸2に連結されたケース11に一体のポンプ12と、
該ポンプ12に対向配置されて該ポンプ12により作動
油を介して駆動されるタービン13と、該ポンプ12と
タービン13との間に配置され、かつワンウェイクラッ
チ14を介して変速機ケース3に支持されたステータ1
5と、上記タービン13に連結されたコンバータ出力軸
16と、上記ケース11を介して該出力軸16をエンジ
ン出力軸2に直結するロックアップクラッチ17とで構
成されている。
力軸2に連結されたケース11に一体のポンプ12と、
該ポンプ12に対向配置されて該ポンプ12により作動
油を介して駆動されるタービン13と、該ポンプ12と
タービン13との間に配置され、かつワンウェイクラッ
チ14を介して変速機ケース3に支持されたステータ1
5と、上記タービン13に連結されたコンバータ出力軸
16と、上記ケース11を介して該出力軸16をエンジ
ン出力軸2に直結するロックアップクラッチ17とで構
成されている。
【0024】なお、トルクコンバータ10と主変速機2
0との間には、該トルクコンバータ10を介してエンジ
ン出力軸2に駆動されるオイルポンプ4が配置されてい
る。
0との間には、該トルクコンバータ10を介してエンジ
ン出力軸2に駆動されるオイルポンプ4が配置されてい
る。
【0025】上記主変速機20は、コンバータ出力軸1
6上におけるトルクコンバータ側に配置されたフロント
遊星歯車機構21と、反トルクコンバータ側に配置され
たリヤ遊星歯車機構22とを有する。そして、上記コン
バータ出力軸16が、前進クラッチ23を介してフロン
ト遊星歯車機構21のサンギヤ21aに、また、直結ク
ラッチ24を介してリヤ遊星歯車機構22のサンギヤ2
2aにそれぞれ結合されるようになっていると共に、フ
ロント遊星歯車機構21のサンギヤ21aとリヤ遊星歯
車機構22のリングギヤ22bとが結合されている。
6上におけるトルクコンバータ側に配置されたフロント
遊星歯車機構21と、反トルクコンバータ側に配置され
たリヤ遊星歯車機構22とを有する。そして、上記コン
バータ出力軸16が、前進クラッチ23を介してフロン
ト遊星歯車機構21のサンギヤ21aに、また、直結ク
ラッチ24を介してリヤ遊星歯車機構22のサンギヤ2
2aにそれぞれ結合されるようになっていると共に、フ
ロント遊星歯車機構21のサンギヤ21aとリヤ遊星歯
車機構22のリングギヤ22bとが結合されている。
【0026】また、フロント遊星歯車機構21のリング
ギヤ21bと変速機ケース3との間には、第1ワンウェ
イクラッチ25とローリバースブレーキ26とが並列に
配置されていると共に、リヤ遊星歯車機構22のサンギ
ヤ22aと変速機ケース3との間には、第2ワンウェイ
クラッチ27と3−4ブレーキ28とが直列に配置さ
れ、かつ、これらに並列にエンジンブレーキ用のコース
トブレーキ29が配置されている。そして、フロント遊
星歯車機構21及びリヤ遊星歯車機構22のピニオンキ
ャリヤ21c,22cが結合され、これらに主変速機2
0から副変速機30へ動力を伝達する中間ギヤ5が連結
されている。
ギヤ21bと変速機ケース3との間には、第1ワンウェ
イクラッチ25とローリバースブレーキ26とが並列に
配置されていると共に、リヤ遊星歯車機構22のサンギ
ヤ22aと変速機ケース3との間には、第2ワンウェイ
クラッチ27と3−4ブレーキ28とが直列に配置さ
れ、かつ、これらに並列にエンジンブレーキ用のコース
トブレーキ29が配置されている。そして、フロント遊
星歯車機構21及びリヤ遊星歯車機構22のピニオンキ
ャリヤ21c,22cが結合され、これらに主変速機2
0から副変速機30へ動力を伝達する中間ギヤ5が連結
されている。
【0027】このような構成により、この主変速機20
によれば、上記前進クラッチ23、直結クラッチ24、
3−4ブレーキ28及びローリバースブレーキ26を選
択的に締結させることにより、前進の低速段、中速段及
び高速段と後退段とが得られることになる。
によれば、上記前進クラッチ23、直結クラッチ24、
3−4ブレーキ28及びローリバースブレーキ26を選
択的に締結させることにより、前進の低速段、中速段及
び高速段と後退段とが得られることになる。
【0028】一方、副変速機30は単一の遊星歯車機構
31を有し、上記主変速機20における中間ギヤ5に常
時噛み合った中間ギヤ6が該遊星歯車機構31のリング
ギヤ31aに連結されていると共に、該リングギヤ31
aとサンギヤ31bとの間には直結クラッチ32が配置
され、かつ、サンギヤ31bと変速機ケース3との間に
は、第3ワンウェイクラッチ33と減速ブレーキ34と
が並列に配置されている。そして、該遊星歯車機構31
のピニオンキャリヤ31cに出力ギヤ7が連結され、該
ギヤ7から差動装置を介して左右の駆動輪(図示せず)
に動力が伝達されるようになっている。
31を有し、上記主変速機20における中間ギヤ5に常
時噛み合った中間ギヤ6が該遊星歯車機構31のリング
ギヤ31aに連結されていると共に、該リングギヤ31
aとサンギヤ31bとの間には直結クラッチ32が配置
され、かつ、サンギヤ31bと変速機ケース3との間に
は、第3ワンウェイクラッチ33と減速ブレーキ34と
が並列に配置されている。そして、該遊星歯車機構31
のピニオンキャリヤ31cに出力ギヤ7が連結され、該
ギヤ7から差動装置を介して左右の駆動輪(図示せず)
に動力が伝達されるようになっている。
【0029】この副変速機30は、主変速機20から中
間ギヤ5,6を介して入力される動力を低速段と高速段
の前進2段に変速して出力ギヤ7に出力することができ
るようになっている。
間ギヤ5,6を介して入力される動力を低速段と高速段
の前進2段に変速して出力ギヤ7に出力することができ
るようになっている。
【0030】つまり、直結クラッチ32が解放されてい
る状態では、第3ワンウェイクラッチ33もしくは減速
ブレーキ34によって遊星歯車機構31のサンギヤ31
bが固定されることにより、該遊星歯車機構31のリン
グギヤ31aに入力される中間ギヤ6からの動力が減速
されてピニオンキャリヤ31cから出力ギヤ7に出力さ
れ、これにより低速段が得られる。その場合に、上記減
速ブレーキ34が締結されておれば、この副変速機30
の単体として、エンジンブレーキが作動することにな
る。
る状態では、第3ワンウェイクラッチ33もしくは減速
ブレーキ34によって遊星歯車機構31のサンギヤ31
bが固定されることにより、該遊星歯車機構31のリン
グギヤ31aに入力される中間ギヤ6からの動力が減速
されてピニオンキャリヤ31cから出力ギヤ7に出力さ
れ、これにより低速段が得られる。その場合に、上記減
速ブレーキ34が締結されておれば、この副変速機30
の単体として、エンジンブレーキが作動することにな
る。
【0031】また、上記直結クラッチ32が締結され、
かつ減速ブレーキ34が解放されておれば、該遊星歯車
機構31のリングギヤ31aとサンギヤ31bとが結合
されることにより、上記中間ギヤ6からの動力がピニオ
ンキャリヤ31cからそのまま出力ギヤ7に出力され、
これにより高速段(直結段)が得られることになる。
かつ減速ブレーキ34が解放されておれば、該遊星歯車
機構31のリングギヤ31aとサンギヤ31bとが結合
されることにより、上記中間ギヤ6からの動力がピニオ
ンキャリヤ31cからそのまま出力ギヤ7に出力され、
これにより高速段(直結段)が得られることになる。
【0032】このようにして、主変速機20によって前
進3段、後退1段の変速段が得られ、また、副変速機3
0によって、主変速機20の出力に対して高低2段の変
速段が得られるから、自動変速機の全体としては前進に
ついては6段の変速段が得られ、また、後退について
は、主変速機20の後退段と副変速機30の減速ブレー
キ34が締結された低速段との組合せで全体としての後
退段が得られることになる。そして、この実施例では、
前進変速段としては上記6段のうちの所定の5段を採用
するようになっている。
進3段、後退1段の変速段が得られ、また、副変速機3
0によって、主変速機20の出力に対して高低2段の変
速段が得られるから、自動変速機の全体としては前進に
ついては6段の変速段が得られ、また、後退について
は、主変速機20の後退段と副変速機30の減速ブレー
キ34が締結された低速段との組合せで全体としての後
退段が得られることになる。そして、この実施例では、
前進変速段としては上記6段のうちの所定の5段を採用
するようになっている。
【0033】ここで、この前進5段、後退1段の各変速
段における各クラッチやブレーキの作動状態をまとめる
と、表1のようになる。なお、表1中、(○)は、エン
ジンブレーキ用のレンジのみで締結されることを示す。
段における各クラッチやブレーキの作動状態をまとめる
と、表1のようになる。なお、表1中、(○)は、エン
ジンブレーキ用のレンジのみで締結されることを示す。
【0034】
【表1】 ここで、トルクコンバータ10に設けられたロックアッ
プクラッチ17は、図2に示すように、上記タービン1
3とエンジン出力軸2に連結されたケース11との間に
配置されて、タービンシャフト16と一体回転するトー
ションダンパ17a及びダンパピストン17bと、この
ダンパピストン17bに対向する位置においてケース1
1に設けられた摩擦板(図示せず)とで構成されてい
る。ケース11内の空間は、上記ダンパピストン17b
によってタービン側のロックアップ締結室(以下、締結
室という)19aとコンバータカバー側のロックアップ
解放室(以下、解放室という)19bとに区画されてい
ると共に、その上部において互いに連通されている。
プクラッチ17は、図2に示すように、上記タービン1
3とエンジン出力軸2に連結されたケース11との間に
配置されて、タービンシャフト16と一体回転するトー
ションダンパ17a及びダンパピストン17bと、この
ダンパピストン17bに対向する位置においてケース1
1に設けられた摩擦板(図示せず)とで構成されてい
る。ケース11内の空間は、上記ダンパピストン17b
によってタービン側のロックアップ締結室(以下、締結
室という)19aとコンバータカバー側のロックアップ
解放室(以下、解放室という)19bとに区画されてい
ると共に、その上部において互いに連通されている。
【0035】油圧回路40からの締結ライン41を介し
て締結室19aに供給される油圧は、ダンパピストン1
9bを摩擦板に押し付ける方向に作用するロックアップ
用の締結圧となり、また解放ライン42を介して解放室
19bに供給される油圧は、ダンパピストン19bを摩
擦板から離反させる方向に作用するロックアップ解除用
の解放圧となる。そして、解放圧と締結圧との差圧に応
じた締結力で上記ダンパピストン17bが摩擦板に摩擦
係合することになる。また、締結室19a内の余剰の作
動油はドレンライン43を通って排出される。一方、解
放室19b内の余剰の作動油はダンパピストン17bの
上部空間を通って締結室19aへと流出した後、上記と
同様にしてドレンライン43を経て排出されることにな
る。
て締結室19aに供給される油圧は、ダンパピストン1
9bを摩擦板に押し付ける方向に作用するロックアップ
用の締結圧となり、また解放ライン42を介して解放室
19bに供給される油圧は、ダンパピストン19bを摩
擦板から離反させる方向に作用するロックアップ解除用
の解放圧となる。そして、解放圧と締結圧との差圧に応
じた締結力で上記ダンパピストン17bが摩擦板に摩擦
係合することになる。また、締結室19a内の余剰の作
動油はドレンライン43を通って排出される。一方、解
放室19b内の余剰の作動油はダンパピストン17bの
上部空間を通って締結室19aへと流出した後、上記と
同様にしてドレンライン43を経て排出されることにな
る。
【0036】次に、図3により、ロックアップクラッチ
の作動を制御する油圧回路40について説明すると、こ
の油圧回路40には、トルクコンバータ10内のロック
アップクラッチ17を制御するためのロックアップシフ
トバルブ44と、ロックアップ用コントロールバルブ4
5と、これらのバルブ44,45の作動を制御するため
のON−OFFソレノイドバルブ46と、デューティソ
レノイドバルブ47とが備えられている。
の作動を制御する油圧回路40について説明すると、こ
の油圧回路40には、トルクコンバータ10内のロック
アップクラッチ17を制御するためのロックアップシフ
トバルブ44と、ロックアップ用コントロールバルブ4
5と、これらのバルブ44,45の作動を制御するため
のON−OFFソレノイドバルブ46と、デューティソ
レノイドバルブ47とが備えられている。
【0037】上記ロックアップ用コントロールバルブ4
5は、コンバータライン48が接続された入力ポート4
5aと、作動油をリークさせるドレンライン49が接続
されたドレンポート45bと、ロックアップシフトバル
ブ44に通じる中間ライン50が接続された出力ポート
45cとを有すると共に、該バルブ45の一端に設けら
れた制御ポート45dには、レデューシングバルブ51
から導かれた第1制御ライン52が接続されている。そ
して、この制御ライン52に上記デューティソレノイド
バルブ47が設置されて、該バルブ47によって調整さ
れた制御圧が上記制御ポート45dに供給されてスプー
ル45eに作用することにより、上記コンバータライン
48から供給されるライン圧が調整されて、上記出力ポ
ート45cから中間ライン50に出力されるようになっ
ている。
5は、コンバータライン48が接続された入力ポート4
5aと、作動油をリークさせるドレンライン49が接続
されたドレンポート45bと、ロックアップシフトバル
ブ44に通じる中間ライン50が接続された出力ポート
45cとを有すると共に、該バルブ45の一端に設けら
れた制御ポート45dには、レデューシングバルブ51
から導かれた第1制御ライン52が接続されている。そ
して、この制御ライン52に上記デューティソレノイド
バルブ47が設置されて、該バルブ47によって調整さ
れた制御圧が上記制御ポート45dに供給されてスプー
ル45eに作用することにより、上記コンバータライン
48から供給されるライン圧が調整されて、上記出力ポ
ート45cから中間ライン50に出力されるようになっ
ている。
【0038】ここで、上記デューティソレノイドバルブ
47は、コントローラ(後述する)から出力される制御
信号のデューティ率Dが100のときに、第1制御ライ
ン52を完全に排圧させて制御圧を0とし、デューティ
率Dが0のときに第1制御ライン52の制御圧を最大圧
とする。
47は、コントローラ(後述する)から出力される制御
信号のデューティ率Dが100のときに、第1制御ライ
ン52を完全に排圧させて制御圧を0とし、デューティ
率Dが0のときに第1制御ライン52の制御圧を最大圧
とする。
【0039】一方、上記ロックアップシフトバルブ44
は、直列に配置された第1、第2スプール44a,44
bを有し、図面上の右側に配置された第1スプール44
aの右方に形成された制御ポート44cには、図示しな
いメインラインからライン53を介して導かれた第2制
御ライン54が接続されていると共に、この制御ライン
54に上記ON−OFFソレノイドバルブ46が設置さ
れている。また、上記第2スプール44bの左端側に
は、上記第1制御ライン52から分岐された分岐ライン
55が接続されていると共に、第1、第2スプール44
a,44bの中間部分には、一定圧に調圧されたライン
圧を導く一定圧ライン56が接続されている。
は、直列に配置された第1、第2スプール44a,44
bを有し、図面上の右側に配置された第1スプール44
aの右方に形成された制御ポート44cには、図示しな
いメインラインからライン53を介して導かれた第2制
御ライン54が接続されていると共に、この制御ライン
54に上記ON−OFFソレノイドバルブ46が設置さ
れている。また、上記第2スプール44bの左端側に
は、上記第1制御ライン52から分岐された分岐ライン
55が接続されていると共に、第1、第2スプール44
a,44bの中間部分には、一定圧に調圧されたライン
圧を導く一定圧ライン56が接続されている。
【0040】そして、このロックアップシフトバルブ4
4に、上記コンバータライン48が接続された第1入力
ポート44dと、上記コントロールバルブ45からの中
間ライン50が接続された第2入力ポート44eと、上
記ロックアップクラッチ17の締結室19aに通じる締
結ライン41が接続された第1出力ポート44fと、該
クラッチ17の解放室19bに通じる解放ライン42が
接続された第2出力ポート44gとが設けられて、上記
第1スプール44aが、図面上の右側に位置したとき
に、第1入力ポート44dと第1出力ポート44fとが
連通し、また第2スプール44bが、図面上の左側に位
置したときに、第2入力ポート44eと第2出力ポート
44gとが連通するようになっている。
4に、上記コンバータライン48が接続された第1入力
ポート44dと、上記コントロールバルブ45からの中
間ライン50が接続された第2入力ポート44eと、上
記ロックアップクラッチ17の締結室19aに通じる締
結ライン41が接続された第1出力ポート44fと、該
クラッチ17の解放室19bに通じる解放ライン42が
接続された第2出力ポート44gとが設けられて、上記
第1スプール44aが、図面上の右側に位置したとき
に、第1入力ポート44dと第1出力ポート44fとが
連通し、また第2スプール44bが、図面上の左側に位
置したときに、第2入力ポート44eと第2出力ポート
44gとが連通するようになっている。
【0041】なお、トルクコンバータ10におけるロッ
クアップクラッチ17の締結室19aに接続されたドレ
ンライン43上に保圧弁57が設置されて一体の圧力状
態に保持されると共に、該保圧弁57をリークした作動
油がクーラー58によって冷却された後、その一部が潤
滑油として各部に供給されるようになっている。
クアップクラッチ17の締結室19aに接続されたドレ
ンライン43上に保圧弁57が設置されて一体の圧力状
態に保持されると共に、該保圧弁57をリークした作動
油がクーラー58によって冷却された後、その一部が潤
滑油として各部に供給されるようになっている。
【0042】この実施例においては、上記ロックアップ
シフトバルブ44に、第1スプール44aが図面上の左
方に位置したときに上記第1入力ポート44dを介して
コンバータライン48に連通されるバイパスポートが設
けられていると共に、このバイパスポートにコントロー
ルバルブ45からの中間ライン50から分岐されたバイ
パスライン59が接続されている。
シフトバルブ44に、第1スプール44aが図面上の左
方に位置したときに上記第1入力ポート44dを介して
コンバータライン48に連通されるバイパスポートが設
けられていると共に、このバイパスポートにコントロー
ルバルブ45からの中間ライン50から分岐されたバイ
パスライン59が接続されている。
【0043】また、上記コントロールバルブ45におけ
るドレンポート45bよりも左方に位置して形成された
第1フィードバックポート45fには、上記締結ライン
41から分岐された第1フィードバックライン60が接
続されていると共に、該バルブ45の入力ポート45a
よりも右方に位置して形成された第2フィードバックポ
ート45gには、解放ライン42から分岐された第2フ
ィードバックライン61が接続されている。また、この
コントロールバルブ45の左端側には上記第2制御ライ
ン54から分岐された背圧ライン62が接続されてい
る。
るドレンポート45bよりも左方に位置して形成された
第1フィードバックポート45fには、上記締結ライン
41から分岐された第1フィードバックライン60が接
続されていると共に、該バルブ45の入力ポート45a
よりも右方に位置して形成された第2フィードバックポ
ート45gには、解放ライン42から分岐された第2フ
ィードバックライン61が接続されている。また、この
コントロールバルブ45の左端側には上記第2制御ライ
ン54から分岐された背圧ライン62が接続されてい
る。
【0044】そして、このコントロールバルブ45にお
けるドレンポート45bに接続された上記ドレンライン
49が、前進クラッチ23のバイパス制御用のバイパス
バルブ63に設けられた連絡ポート63aに接続されて
いる。
けるドレンポート45bに接続された上記ドレンライン
49が、前進クラッチ23のバイパス制御用のバイパス
バルブ63に設けられた連絡ポート63aに接続されて
いる。
【0045】このバイパスバイパス63には、前進クラ
ッチ23に通じる前進ライン64に設置されて、作動油
の供給時と排出時とで絞り量を異ならせたオリフィス6
5の上流側で前進ライン64から分岐された上流ライン
66が接続された入力側バイパスポート63bと、上記
オリフィス65よりも下流側で上記前進ライン64に合
流する下流ライン67が接続された出力側バイパスポー
ト63cとが設けられていると共に、一端の制御ポート
63dに上記分岐ライン55から分岐されたラインを介
して導入される制御圧に応じてスプール63eが移動す
ることにより、図のように上記入、出力側バイパスポー
ト63b,63cが遮断され、かつ上記コントロールバ
ルブ45からのドレンライン49が上記連絡ポート63
aを介してドレンポート63fに連通する状態と、入、
出力側バイパスポート63b,63cが連通し、かつ上
記ドレンライン49が遮断される状態とが切り換えられ
るようになっている。
ッチ23に通じる前進ライン64に設置されて、作動油
の供給時と排出時とで絞り量を異ならせたオリフィス6
5の上流側で前進ライン64から分岐された上流ライン
66が接続された入力側バイパスポート63bと、上記
オリフィス65よりも下流側で上記前進ライン64に合
流する下流ライン67が接続された出力側バイパスポー
ト63cとが設けられていると共に、一端の制御ポート
63dに上記分岐ライン55から分岐されたラインを介
して導入される制御圧に応じてスプール63eが移動す
ることにより、図のように上記入、出力側バイパスポー
ト63b,63cが遮断され、かつ上記コントロールバ
ルブ45からのドレンライン49が上記連絡ポート63
aを介してドレンポート63fに連通する状態と、入、
出力側バイパスポート63b,63cが連通し、かつ上
記ドレンライン49が遮断される状態とが切り換えられ
るようになっている。
【0046】なお、前進ライン64には、上記オリフィ
ス65の下流側に位置して前進クラッチ23への締結圧
の供給時におけるショックを緩和するアキュムレータ6
8が設置されている。
ス65の下流側に位置して前進クラッチ23への締結圧
の供給時におけるショックを緩和するアキュムレータ6
8が設置されている。
【0047】ここで、この自動変速機1には、図4に示
すように、上記ロックアップ制御用のソレノイドバルブ
46,47や変速用の各種のソレノイドバルブ69…6
9などを制御するコントローラ100が備えられ、該コ
ントローラ100からの制御信号によって上記各ソレノ
イドバルブが制御されるようになっている。このコント
ローラ100は、車速を検出するセンサ101からの信
号、エンジンのスロットル開度を検出するセンサ102
からの信号、運転者によって選択されたシフト位置(レ
ンジ)を検出するセンサ103からの信号などを入力し
て、これらの信号によって示される運転状態や運転者の
要求に応じて上記各ソレノイドバルブを制御するように
なっている。
すように、上記ロックアップ制御用のソレノイドバルブ
46,47や変速用の各種のソレノイドバルブ69…6
9などを制御するコントローラ100が備えられ、該コ
ントローラ100からの制御信号によって上記各ソレノ
イドバルブが制御されるようになっている。このコント
ローラ100は、車速を検出するセンサ101からの信
号、エンジンのスロットル開度を検出するセンサ102
からの信号、運転者によって選択されたシフト位置(レ
ンジ)を検出するセンサ103からの信号などを入力し
て、これらの信号によって示される運転状態や運転者の
要求に応じて上記各ソレノイドバルブを制御するように
なっている。
【0048】上記のような構成において、図3に示すよ
うに、ON−OFFソレノイドバルブ46がONとなっ
て、ロックアップシフトバルブ44の制御ポート44a
から制御圧が排圧されることにより、第1スプール44
aが図面上の右側に位置したものとする。このとき、コ
ンバータライン48が締結ライン41に連通して、ロッ
クアップクラッチ17の締結室19aに締結圧が供給さ
れることになる。
うに、ON−OFFソレノイドバルブ46がONとなっ
て、ロックアップシフトバルブ44の制御ポート44a
から制御圧が排圧されることにより、第1スプール44
aが図面上の右側に位置したものとする。このとき、コ
ンバータライン48が締結ライン41に連通して、ロッ
クアップクラッチ17の締結室19aに締結圧が供給さ
れることになる。
【0049】この状態において、ロックアップシフトバ
ルブ44における背圧ポートとバイパスバイパス63の
制御ポート63dとにデューティソレノイドバルブ47
によって調整された所定の制御圧が供給されているもの
とすると、バイパスバイパス63においてはスプール6
3eが図のように図面上の左側に位置してコントロール
バルブ45からのドレンライン49がドレンポート63
fに連通することになる。一方、ロックアップシフトバ
ルブ44においては、一定圧ライン56を介して導入さ
れるライン圧によって第2スプール44bの一方 から
作用する押付力が、他方から作用する制御圧による押付
力とスプリング押付力との合力に打ち勝ったときに第2
スプール44bが図面上の左側に位置することになっ
て、コントロールバルブ45からの中間ライン50が解
放ライン42に連通することになる。
ルブ44における背圧ポートとバイパスバイパス63の
制御ポート63dとにデューティソレノイドバルブ47
によって調整された所定の制御圧が供給されているもの
とすると、バイパスバイパス63においてはスプール6
3eが図のように図面上の左側に位置してコントロール
バルブ45からのドレンライン49がドレンポート63
fに連通することになる。一方、ロックアップシフトバ
ルブ44においては、一定圧ライン56を介して導入さ
れるライン圧によって第2スプール44bの一方 から
作用する押付力が、他方から作用する制御圧による押付
力とスプリング押付力との合力に打ち勝ったときに第2
スプール44bが図面上の左側に位置することになっ
て、コントロールバルブ45からの中間ライン50が解
放ライン42に連通することになる。
【0050】このようにロックアップシフトバルブ44
における第1、第2スプール44a,44bが互いに反
対方向にシフトしたときには、解放室19bに対しては
中間ライン50及び解放ライン42を介してコントロー
ルバルブ45によって調整された解放圧が導入されると
共に、締結室19aに対してはコンバータライン48及
び締結ライン41を介してライン圧がダイレクトに導入
されることになって、両者の差圧(締結圧−解放圧)に
応じてロックアップクラッチ17がスリップ制御される
ことになる。
における第1、第2スプール44a,44bが互いに反
対方向にシフトしたときには、解放室19bに対しては
中間ライン50及び解放ライン42を介してコントロー
ルバルブ45によって調整された解放圧が導入されると
共に、締結室19aに対してはコンバータライン48及
び締結ライン41を介してライン圧がダイレクトに導入
されることになって、両者の差圧(締結圧−解放圧)に
応じてロックアップクラッチ17がスリップ制御される
ことになる。
【0051】そして、この状態から制御圧を更に上昇さ
せれば、所定の圧力状態でロックアップシフトバルブ4
4の第2スプール44bが上記一定圧による押付力に抗
して図面上の右方に移動することになり、中間ライン5
0と解放ライン42との連通状態が遮断されて、上記の
ようにして締結室19aに供給されている締結圧によっ
てロックアップクラッチ17が完全に締結された状態と
なる。
せれば、所定の圧力状態でロックアップシフトバルブ4
4の第2スプール44bが上記一定圧による押付力に抗
して図面上の右方に移動することになり、中間ライン5
0と解放ライン42との連通状態が遮断されて、上記の
ようにして締結室19aに供給されている締結圧によっ
てロックアップクラッチ17が完全に締結された状態と
なる。
【0052】一方、制御圧が減少して所定値以下になる
と、バイパスバイパス63においてスプール63eが図
面上の右方に移動することになって、コントロールバル
ブ45からのドレンライン49が接続された連絡ポート
63aとドレンポート63fとの連通状態が遮断され、
これに伴ってコントロールバルブ45の背圧が阻止され
ることになる。
と、バイパスバイパス63においてスプール63eが図
面上の右方に移動することになって、コントロールバル
ブ45からのドレンライン49が接続された連絡ポート
63aとドレンポート63fとの連通状態が遮断され、
これに伴ってコントロールバルブ45の背圧が阻止され
ることになる。
【0053】つまり、デューティソレノイドバルブ47
に出力されるデューティ率に対して、図5に示すような
特性で変化する差圧が得られることになり、この差圧特
性における領域Xの範囲でロックアップクラッチ17が
完全に締結され、領域Yの範囲でロックアップクラッチ
17がスリップ制御されることになる。
に出力されるデューティ率に対して、図5に示すような
特性で変化する差圧が得られることになり、この差圧特
性における領域Xの範囲でロックアップクラッチ17が
完全に締結され、領域Yの範囲でロックアップクラッチ
17がスリップ制御されることになる。
【0054】一方、上記ON−OFFソレノイドバルブ
46がOFFとなると、図6に示すように、第1、第2
スプール44a,44bが共に左方に位置することにな
って、中間ライン50が解放ライン42に連通する一方
においてコンバータライン48と締結ライン41との連
通状態が遮断され、これによりロックアップクラッチ1
7が完全に解放された状態となる。このとき、コンバー
タライン48が接続された第1入力ポート44dと、中
間ライン50に通じるバイパスライン44dが接続され
たバイパスポートとが連通する。
46がOFFとなると、図6に示すように、第1、第2
スプール44a,44bが共に左方に位置することにな
って、中間ライン50が解放ライン42に連通する一方
においてコンバータライン48と締結ライン41との連
通状態が遮断され、これによりロックアップクラッチ1
7が完全に解放された状態となる。このとき、コンバー
タライン48が接続された第1入力ポート44dと、中
間ライン50に通じるバイパスライン44dが接続され
たバイパスポートとが連通する。
【0055】ここで、変速制御は上記のようにロックア
ップクラッチ17が解放された状態で行われることにな
るので、コントロールバルブ45による解放圧の制御は
不要となる。したがって、コントロールバルブ45のド
レンポート45bに接続されたドレンライン49からの
作動油の排出を停止しても、上記のようにして解放され
ているロックアップクラッチ17の作動に全く影響しな
いことことから、デューティソレノイドバルブ47とバ
イパスバイパス63とを用いて、摩擦要素に対する締結
圧供給動作のバイパス制御を行うことができることにな
る。
ップクラッチ17が解放された状態で行われることにな
るので、コントロールバルブ45による解放圧の制御は
不要となる。したがって、コントロールバルブ45のド
レンポート45bに接続されたドレンライン49からの
作動油の排出を停止しても、上記のようにして解放され
ているロックアップクラッチ17の作動に全く影響しな
いことことから、デューティソレノイドバルブ47とバ
イパスバイパス63とを用いて、摩擦要素に対する締結
圧供給動作のバイパス制御を行うことができることにな
る。
【0056】つまり、デューティソレノイドバルブ47
のデューティ率を100として、図6に示すように、バ
イパスバイパス63の制御ポート63dを完全に排圧す
ることによりスプール63eを図面上の右側に位置させ
ると、前進ライン64におけるオリフィス65の上流側
から分岐した上流ライン66と、該オリフィス65の下
流側で前進ラインに合流する下流ライン67とが、該バ
イパスバイパス63の入、出力側バイパスポート63
b,63cを介して連通することになる。したがって、
例えば、Nレンジなどの非前進レンジからDレンジなど
の前進レンジへのセレクト時において、前進ライン64
により前進クラッチ23に締結圧が供給されるときに、
この締結圧が前進ライン64上のオリフィス65を通過
することなく前進クラッチ23に速やかに供給されるこ
とになって、前進クラッチ23が遅滞なく締結されるこ
とになるのである。
のデューティ率を100として、図6に示すように、バ
イパスバイパス63の制御ポート63dを完全に排圧す
ることによりスプール63eを図面上の右側に位置させ
ると、前進ライン64におけるオリフィス65の上流側
から分岐した上流ライン66と、該オリフィス65の下
流側で前進ラインに合流する下流ライン67とが、該バ
イパスバイパス63の入、出力側バイパスポート63
b,63cを介して連通することになる。したがって、
例えば、Nレンジなどの非前進レンジからDレンジなど
の前進レンジへのセレクト時において、前進ライン64
により前進クラッチ23に締結圧が供給されるときに、
この締結圧が前進ライン64上のオリフィス65を通過
することなく前進クラッチ23に速やかに供給されるこ
とになって、前進クラッチ23が遅滞なく締結されるこ
とになるのである。
【0057】また、ロックアップクラッチ17の解放状
態においてデューティソレノイドバルブ47に出力する
デューティ率を100とすることにより、この場合にお
いても図7に示すようにバイパスバイパス63のスプー
ル63eが図面上の右側に位置することになって、コン
トロールバルブ45からの背圧が阻止されることにな
る。したがって、図のようにコントロールバルブ45の
スプール45eがドレンポート45bを開通させた状態
でスティックしていたとしても、作動油のリークが防止
されて解放室19bに供給される作動油が締結室19a
及びドレンライン43を介して潤滑油として供給される
ことになる。この場合において、変速時にバイパスバイ
パス63のスプール63eを図面上の左側に移動させる
必要があったとしても、バイパスライン59を介してコ
ンバータライン48と中間ライン50とが連通されてい
ることになるから、作動油が確実に解放室19bに導入
されることになって潤滑油が不足することがない。
態においてデューティソレノイドバルブ47に出力する
デューティ率を100とすることにより、この場合にお
いても図7に示すようにバイパスバイパス63のスプー
ル63eが図面上の右側に位置することになって、コン
トロールバルブ45からの背圧が阻止されることにな
る。したがって、図のようにコントロールバルブ45の
スプール45eがドレンポート45bを開通させた状態
でスティックしていたとしても、作動油のリークが防止
されて解放室19bに供給される作動油が締結室19a
及びドレンライン43を介して潤滑油として供給される
ことになる。この場合において、変速時にバイパスバイ
パス63のスプール63eを図面上の左側に移動させる
必要があったとしても、バイパスライン59を介してコ
ンバータライン48と中間ライン50とが連通されてい
ることになるから、作動油が確実に解放室19bに導入
されることになって潤滑油が不足することがない。
【0058】次に、この発明の第2実施例について説明
する。
する。
【0059】この第2実施例においては、図8に示すよ
うに、ロックアップシフトバルブ44に設けられた第1
入力ポート44dが、締結ライン41が接続された第1
出力ポート44fと、解放室19bに通じる解放ライン
42から分岐されたバイパスライン70が接続されたバ
イパスポート44fとに選択的に連通可能に構成されて
いると共に、第1スプール44aが図面上の右側に位置
した状態でドレンポートに連通するように設けられた連
絡ポート44hに、コントロールバルブ45からのドレ
ンライン49が接続されている。そして、第1スプール
44aと第2スプール44bとの中間部分に、デューテ
ィソレノイドバルブ47によって調整された制御圧が発
生する第1制御ライン52から分岐された分岐ライン5
5が接続されている。
うに、ロックアップシフトバルブ44に設けられた第1
入力ポート44dが、締結ライン41が接続された第1
出力ポート44fと、解放室19bに通じる解放ライン
42から分岐されたバイパスライン70が接続されたバ
イパスポート44fとに選択的に連通可能に構成されて
いると共に、第1スプール44aが図面上の右側に位置
した状態でドレンポートに連通するように設けられた連
絡ポート44hに、コントロールバルブ45からのドレ
ンライン49が接続されている。そして、第1スプール
44aと第2スプール44bとの中間部分に、デューテ
ィソレノイドバルブ47によって調整された制御圧が発
生する第1制御ライン52から分岐された分岐ライン5
5が接続されている。
【0060】なお、この実施例においては、コントロー
ルバルブ45におけるドレンポート45bよりも右方に
位置して形成された第1フィードバックポート45fに
は、上記締結ライン41から分岐された第1フィードバ
ックライン60が接続されていると共に、該バルブ45
の入力ポート45aよりも左方に位置して形成された第
2フィードバックポート45gには、ロックアップシフ
トバルブ44よりも上流側で中間ライン50から分岐さ
れた第2フィードバックライン61が接続されている。
ルバルブ45におけるドレンポート45bよりも右方に
位置して形成された第1フィードバックポート45fに
は、上記締結ライン41から分岐された第1フィードバ
ックライン60が接続されていると共に、該バルブ45
の入力ポート45aよりも左方に位置して形成された第
2フィードバックポート45gには、ロックアップシフ
トバルブ44よりも上流側で中間ライン50から分岐さ
れた第2フィードバックライン61が接続されている。
【0061】このような構成によれば、ON−OFFソ
レノイドバルブ46をONとして、ロックアップシフト
バルブ44の制御ポート44cに通じる第2制御ライン
54を排圧する一方において、デューティソレノイドバ
ルブ47のデューティ率を0として第1制御ライン52
の制御圧を最大圧とすることにより、図8に示すように
ロックアップシフトバルブ44の第1、第2スプール4
4a,44bが互いに反対方向にシフトする。これによ
り、解放室19bに対しては中間ライン50及び解放ラ
イン42を介してコントロールバルブ45によって調整
された解放圧が導入されると共に、締結室19aに対し
てはコンバータライン48及び締結ライン41を介して
ライン圧がダイレクトに導入されることになって、両者
の差圧(締結圧−解放圧)に応じてロックアップクラッ
チ17がスリップ制御されることになる。
レノイドバルブ46をONとして、ロックアップシフト
バルブ44の制御ポート44cに通じる第2制御ライン
54を排圧する一方において、デューティソレノイドバ
ルブ47のデューティ率を0として第1制御ライン52
の制御圧を最大圧とすることにより、図8に示すように
ロックアップシフトバルブ44の第1、第2スプール4
4a,44bが互いに反対方向にシフトする。これによ
り、解放室19bに対しては中間ライン50及び解放ラ
イン42を介してコントロールバルブ45によって調整
された解放圧が導入されると共に、締結室19aに対し
てはコンバータライン48及び締結ライン41を介して
ライン圧がダイレクトに導入されることになって、両者
の差圧(締結圧−解放圧)に応じてロックアップクラッ
チ17がスリップ制御されることになる。
【0062】この状態から、制御圧を減少させると第2
シフトバルブ44の右端側に作用するスプリング押付力
が制御圧による押付力に打ち勝ったときに、第2スプー
ル44bが図面上の右方に位置することになって中間ラ
イン50と解放ライン42との連通状態が遮断されて、
上記のようにして締結室19aに供給されている締結圧
によってロックアップクラッチが完全に締結された状態
となる。
シフトバルブ44の右端側に作用するスプリング押付力
が制御圧による押付力に打ち勝ったときに、第2スプー
ル44bが図面上の右方に位置することになって中間ラ
イン50と解放ライン42との連通状態が遮断されて、
上記のようにして締結室19aに供給されている締結圧
によってロックアップクラッチが完全に締結された状態
となる。
【0063】つまり、この実施例においては、デューテ
ィソレノイドバルブ47に出力されるデューティ率Dに
対して、図9に示すような特性で変化する差圧が得られ
ることになり、この差圧特性における領域X´の範囲で
ロックアップクラッチが完全に締結され、領域Y´の範
囲でロックアップクラッチがスリップ制御されることに
なる。
ィソレノイドバルブ47に出力されるデューティ率Dに
対して、図9に示すような特性で変化する差圧が得られ
ることになり、この差圧特性における領域X´の範囲で
ロックアップクラッチが完全に締結され、領域Y´の範
囲でロックアップクラッチがスリップ制御されることに
なる。
【0064】一方、上記ON−OFFソレノイドバルブ
46がOFFとなると、図9に示すように、第1、第2
スプール44a,44bが共に左方に位置することにな
って、中間ライン50が解放ライン42に連通する一方
においてコンバータライン48と締結ライン41との連
通状態が遮断され、これによりロックアップクラッチ1
7が完全に解放された状態となる。このとき、コンバー
タライン48が接続された第1入力ポート44dと、解
放ライン42に通じるバイパスライン70が接続された
バイパスポートとが連通する一方において、コントロー
ルバルブ45からのドレンライン49が接続された連絡
ポート44hとドレンポートとの連通状態が遮断され
て、コントロールバルブ45の背圧が阻止されることに
なる。したがって、図のようにコントロールバルブ45
のスプールeがドレンポート45bに連通した状態でス
ティックしていたとしても、作動油のリークが防止され
て解放室19bに供給された作動油が締結室19a及び
ドレンライン43を介して潤滑油として供給されること
になる。
46がOFFとなると、図9に示すように、第1、第2
スプール44a,44bが共に左方に位置することにな
って、中間ライン50が解放ライン42に連通する一方
においてコンバータライン48と締結ライン41との連
通状態が遮断され、これによりロックアップクラッチ1
7が完全に解放された状態となる。このとき、コンバー
タライン48が接続された第1入力ポート44dと、解
放ライン42に通じるバイパスライン70が接続された
バイパスポートとが連通する一方において、コントロー
ルバルブ45からのドレンライン49が接続された連絡
ポート44hとドレンポートとの連通状態が遮断され
て、コントロールバルブ45の背圧が阻止されることに
なる。したがって、図のようにコントロールバルブ45
のスプールeがドレンポート45bに連通した状態でス
ティックしていたとしても、作動油のリークが防止され
て解放室19bに供給された作動油が締結室19a及び
ドレンライン43を介して潤滑油として供給されること
になる。
【0065】なお、この実施例においては、上記第1実
施例とは異なってコントロールバルブ45の左端側には
ON−OFFソレノイドバルブ46によって生成される
制御圧が導入されていない。したがって、ON−OFF
ソレノイドバルブ46のOFF時に発生する残圧が影響
することがなくなって、良好な調圧特性が得られること
になる。
施例とは異なってコントロールバルブ45の左端側には
ON−OFFソレノイドバルブ46によって生成される
制御圧が導入されていない。したがって、ON−OFF
ソレノイドバルブ46のOFF時に発生する残圧が影響
することがなくなって、良好な調圧特性が得られること
になる。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ロックア
ップスリップ状態においては、調圧バルブにより締結圧
に対して一定の差圧状態に調整された解放圧がシフトバ
ルブを介して解放室に供給されることになるので、ロッ
クアップクラッチが所望の締結力でスリップ制御される
ことになる。
ップスリップ状態においては、調圧バルブにより締結圧
に対して一定の差圧状態に調整された解放圧がシフトバ
ルブを介して解放室に供給されることになるので、ロッ
クアップクラッチが所望の締結力でスリップ制御される
ことになる。
【0067】そして、ロックアップ解放状態において
は、調圧バルブからの排圧が阻止されると共に、元圧側
通路の作動油が調圧バルブをバイパスして解放室に供給
されることになるので、調圧バルブが排圧状態でスティ
ックしたとしても十分な潤滑油量が確保されることにな
る。
は、調圧バルブからの排圧が阻止されると共に、元圧側
通路の作動油が調圧バルブをバイパスして解放室に供給
されることになるので、調圧バルブが排圧状態でスティ
ックしたとしても十分な潤滑油量が確保されることにな
る。
【0068】そして、第2発明によれば、調圧バルブを
バイパスするバイパス通路を、ロックアップ制御用のシ
フトバルブで開通、遮断するようにしているので、バイ
パス通路を開閉するための特別なバルブ類が不要となっ
て油圧回路の構成が簡素化されることになる。
バイパスするバイパス通路を、ロックアップ制御用のシ
フトバルブで開通、遮断するようにしているので、バイ
パス通路を開閉するための特別なバルブ類が不要となっ
て油圧回路の構成が簡素化されることになる。
【0069】また、第3発明によれば、ロックアップと
は異なるタイミングで制御される他のバルブによって調
圧バルブの排圧を阻止するようになっているので、この
場合においても油圧回路の構成が簡素化されることにな
る。
は異なるタイミングで制御される他のバルブによって調
圧バルブの排圧を阻止するようになっているので、この
場合においても油圧回路の構成が簡素化されることにな
る。
【0070】さらに、第4発明によれば、上記第3発明
において、調圧バルブの排圧を阻止する他のバルブの作
動を、調圧バルブをデューティ制御するデューティソレ
ノイドバルブによって制御するようになっているので、
油圧回路の構成がさらに簡素化されることになる。
において、調圧バルブの排圧を阻止する他のバルブの作
動を、調圧バルブをデューティ制御するデューティソレ
ノイドバルブによって制御するようになっているので、
油圧回路の構成がさらに簡素化されることになる。
【0071】一方、第5発明によれば、ロックアップ制
御用のシフトバルブによって調圧バルブの排圧を阻止す
るようになっているので、この場合においても油圧回路
の構成が簡素化されることになる。
御用のシフトバルブによって調圧バルブの排圧を阻止す
るようになっているので、この場合においても油圧回路
の構成が簡素化されることになる。
【図1】 自動変速機の骨子図である。
【図2】 トルクコンバータの一部拡大断面図である。
【図3】 ロックアップコントロール部分の油圧回路図
である。
である。
【図4】 自動変速機の制御システム図である。
【図5】 第1実施例におけるデューティ率に対する差
圧特性図である。
圧特性図である。
【図6】 ロックアップ解放状態を示す油圧回路図であ
る。
る。
【図7】 コントロールバルブがスティックした状態を
示す油圧回路図である。
示す油圧回路図である。
【図8】 第2実施例におけるロックアップコントロー
ル部分の油圧回路図である。
ル部分の油圧回路図である。
【図9】 第2実施例におけるデューティ率に対する差
圧特性図である。
圧特性図である。
【図10】 第2実施例におけるコントロールバルブが
スティックした状態を示す油圧回路図である。
スティックした状態を示す油圧回路図である。
10 トルクコンバータ 17 ロックアップクラッチ 40 油圧回路 44 ロックアップシフトバルブ 41 第1スプール 45 コントロールバルブ 47 デューティソレノイドバルブ 59 バイパスライン 45b ドレンポート 63 バイパスバルブ
Claims (5)
- 【請求項1】 流体継手の入力側と出力側とを直結する
ロックアップクラッチに制御油圧を供給する油圧回路
に、上記ロックアップクラッチを締結させる締結室に供
給される締結圧及び締結状態を解放させる解放室に供給
される解放圧の給排を切り換えるシフトバルブと、該シ
フトバルブを介して解放室に供給される解放圧を調圧す
ることにより締結圧との差圧を調整する調圧バルブとが
設けられて、上記締結室にのみ締結圧が導入されるロッ
クアップ状態と、解放室にのみ解放圧が導入されるロッ
クアップ解放状態と、上記調圧バルブで調整される解放
圧と締結圧との差圧に応じて上記ロックアップクラッチ
の締結力が制御されるロックアップスリップ状態とが達
成されるように構成された流体継手において、上記調圧
バルブをバイパスして元圧側通路を解放室に連通させる
バイパス通路と、該バイパス通路をロックアップ解放時
に開通させる開閉手段と、同じくロックアップ解放時に
上記調圧バルブの排圧ポートからの排圧を阻止する排圧
阻止手段とを設けたことを特徴とする流体継手の締結力
制御装置。 - 【請求項2】 開閉手段がロックアップ制御用のシフト
バルブに設けられていることを特徴とする請求項1に記
載の流体継手の締結力制御装置。 - 【請求項3】 排圧阻止手段がロックアップとは異なる
タイミングで制御される他のバルブに設けられているこ
とを特徴とする請求項1に記載の流体継手の締結力制御
装置。 - 【請求項4】 調圧バルブのパイロット圧をデューティ
制御することにより、該調圧バルブによって調整される
解放圧と締結圧との差圧を変化させるデューティソレノ
イドバルブによって他のバルブが制御されるように構成
されていることを特徴とする請求項3に記載の流体継手
の締結力制御装置。 - 【請求項5】 排圧阻止手段がロックアップ制御用のシ
フトバルブに設けられていることを特徴とする請求項1
に記載の流体継手の締結力制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20733892A JPH0634037A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 流体継手の締結力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20733892A JPH0634037A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 流体継手の締結力制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0634037A true JPH0634037A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16538095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20733892A Pending JPH0634037A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 流体継手の締結力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634037A (ja) |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP20733892A patent/JPH0634037A/ja active Pending
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