JPH0634581B2 - 多重型パルス幅変調電力変換装置 - Google Patents

多重型パルス幅変調電力変換装置

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JPH0634581B2
JPH0634581B2 JP23107887A JP23107887A JPH0634581B2 JP H0634581 B2 JPH0634581 B2 JP H0634581B2 JP 23107887 A JP23107887 A JP 23107887A JP 23107887 A JP23107887 A JP 23107887A JP H0634581 B2 JPH0634581 B2 JP H0634581B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パルス幅変調方式の単相順変換器を並列接続
して直流電力を供給する方式の多重型パルス幅変調電力
変換装置に係り、特に単相交流き電方式の電気車に好適
な多重型パルス幅変調電力変換装置に関する。
〔従来の技術〕
従来から、電車など鉄道用の電気車では、交流電気車に
おいても、その走行駆動用の電動機としては、直流電動
機が多用されていたが、近年、出力の大容量化に伴な
い、交流電動機、特に誘導電動機を走行駆動用とする機
運にある。
ところで、このような交流電動機を用いた交流電気車で
は、その電力変換装置として、順変換器、特にパルス幅
変調方式の順変換器を必要とする。
しかして、このパルス幅変調方式の順変換器を大容量の
交流電気車に適用する場合、主回路を構成する半導体ス
イツチング素子の容量や単相交流電源側での高調波の軽
減などの見地から、主回路を分割し、多重化した、いわ
ゆる多重型パルス幅変調方式の順変換器の使用が広く行
なわれており、このことは、例えば、電気学会論文誌、
D分冊、第107 巻、第3号(昭和62年)の 304〜311
頁、「PWMコンバータを用いた高性能交流車輌システ
ムの検討」などとして開示され、これにより、直流電圧
及び電源力率を所定値に保つ制御が得られるようになつ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、このような単相交流電源を用いたシステムで
は、それから給電されている電力が、瞬時値では電源周
波数の2倍の周波数で脈動しているため、その影響によ
り順変換器の直流側電圧にも脈動を伴ない、これの抑圧
が必要であるが、上記従来技術では、その直流側に平滑
コンデンサを設ける以外、特に配慮がされておらず、こ
のため、大容量の平滑コンデンサを必要とし、システム
の重量の増加や、その格納に必要なスペースが増大し、
車輌への搭載が困難になる上、コストアツプが著しいと
いう問題点があつた。
本発明の目的は、上記の直流電力の脈動を、平滑コンデ
ンサの容量の増加を伴わずに充分に抑圧でき、コストア
ツプを抑え、重量や体積の軽減が得られるようにした多
重型パルス幅変調電力変換装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、多重型パルス幅変調方式の順変換器を構成
すべき、それぞれのパルス幅変調方式の順変換器(以
下、単位順変換器という)の交流側の一方の端子を少く
とも1のインピーダンス素子で相互に接続し、このイン
ピーダンス素子に現われる電圧が所定値になるように、
それぞれの単位順変換器を制御するようにして達成され
る。
〔作 用〕
インピーダンス素子に所定値の電圧が現われるように、
各単位順変換器を制御すると、これにより、これら単位
順変換器の直流側での、交流電源側周波数の2倍の周波
数の電力脈動が抑えられるので、平滑コンデンサの容量
を増加させなくても、充分に直流電力脈動を少くなくす
ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明による多重型パルス幅変調電力変換位置に
ついて、図示の実施例により詳細に説明する。
第1図は、本発明を、走行駆動用電動機として誘導電動
機を用いた、単相交流電気車などに適用した場合の一実
施例で、図において、1は単相交流電源、2は主変圧
器、3,4は交流リアクトル、5は補助リアクトル、6
〜13はGTOサイリスタ、14〜21はダイオード、22は平
滑コンデンサ、23は負荷、24は電圧調整器、25,26は電
流調整器、27,28は位相調整器、29,30は位相差検出
器、31は座標変換器、32は電圧合成・座標変換器、33〜
36はパルス幅変調器である。
主変圧器2は1次巻線2Pと、2組の2次巻線2A,2
Bとを有する単相変圧器で、交流電源1から受電した交
流電圧epを、2組の所定値の2次電圧esに変換する
働きをする。
交流リアクトル3,4はそれぞれの順変換部A,Bの交
流入力電圧e,e間での干渉を少くする働きをす
る。
補助リアクトル5は脈動電力を吸収する動きをするもの
で、その詳細は後述する。
GTOサイリスタ6〜13はダイオード14〜21と共に各単
位順変換部A,Bの主回路を形成している。
平滑コンデンサ22は単位順変換部A,Bの直流出力端に
並列接続され、直流電圧脈動を抑える動きをする。
負荷23は、図では省略してあるが、逆変換部(インバー
タ)と誘導電動機などからなる周知のものである。
電圧調整器24はAVRなども呼ばれ、平滑コンデンサ22
の端子間に現われている直流電圧edから検出した平均
値Eと、これに対して与えられている直流電圧指令値
d *との偏差から、各単位順変換部A,Bの交流入力電
流(コンバータ入力電流)指令値Is *を演算する働きを
する。
電流調整器25,26はACRと呼ばれ、電流指令値I
s *と、各単位順変換部A,Bに対する実入力電流の検出
値Is1,Is2との偏差から交流側端子間電圧(コンバー
タ入力電圧)ec1及びec2のそれぞれの虚軸成分指令値
1i * ,E2i * (電源電圧epを基準としたもの)を演
算出力する働きをする。
位相調整器27,28はAPRと呼ばれ、位相差検出器(P
DD)29,30によつて検出されているところの、電源電
圧epと交流入力電流is1及びis2との位相差φ,φ
と、これに対する指令値φ1 *,φ2 *との偏差からコン
バータ入力電圧ec1,ec2の実軸成分指令値E1r * ,E
2r * を演算出力する働きをする。
座標変換器31はCTRと呼ばれ、補助リアクトル5に印
加すべき電圧eの振幅と位相の指令値Eo *,αから
電圧eの実軸成分指令E0r * と虚軸成分指令値E0i *
を演算出力する働きをする。
電圧合成・座標変換器32はVMXと呼ばれ、電圧e
各指令値E1r * ,E1i * ,E2r *,E2i * ,E0r * それ
にれE0i * を合成し、極座標変換を行ない、各単位順変
換部A,Bの交流側各端子電圧の指令値E1P * 〜E2N *
と、位相指令値∠IP * 〜∠2N * を演算作成する働き
をする。
パルス幅変調器33〜36は、上記の各指令値から、各単位
順変換部A,BのGTOサイリスタ6〜13のそれぞれに
供給すべきゲート信号G6〜G13を作成する働きをす
る。なお、電圧調整器24ないしパルス幅変調器36までの
部分を制御部CSと呼ぶ。
まず、初めに直流電圧脈動の低減の原理について説明す
る。なお、以下、順変換部をコンバータという。
第2図は第1図の主回路部を取出したものである。同図
に示すように、電源電圧eを主変圧器2で変圧して得
られた二次電圧をes,、コンバータ入力電圧をe及び
、コンバータ入力電流をis1及びis2、また、交流
リアクトル3及び4と補助リアクトル5のインダクタン
スをそれぞれL,L,Lとし、補助リアクトル5
に印加される電圧をe、それに流れる電流をiとす
る。ここで、平滑コンデンサ22の中点を仮想的に接地し
て仮想接地点Nとし、この仮想接地点Nに対するPWM
コンバータの交流側各端子P点,N点,P点及び
点の各電位をそれぞれe1P,e1N,e2P,e2Nとす
れば、第2図の交流側回路は第3図(a)のような等価回
路で示すことができ、さらに、この第3図(a)等価回路
は電流is1,is2及びiに対して同図(b)に示す等価
回路で表わせる。
そこで、以下で動作原理を説明するために、同図中の破
線部を仮想コンバータCON1,CON2及びCON0
と呼ぶことにする。
まず、仮想コンバータCON1及びCON2に関して、
二次電圧e,コンバータ入力電圧e,e,コンバ
ータ入力電流is1,is2の基本波ベクトルを
s1及びs2とする。
次に、PWNコンバータを力率1で運転させようとする
と、この場合、各ベクトルは第4図に示す関係を満足し
なければならない。すなわち、交流リアクトル3,4の
電圧jωL s1及びjωL s2(ω:電源角周波
数)が二次電圧と直交するように、コンバータ入力
電圧の大きさと位相を調節しなければならな
い。ここで、θ及びθ及びの位相角(
基準)である。なお、コンバータ入力電流s1及び
s2は、同一指令値Is *で制御され、s1s2であるも
のとする。
この第4図のベクトル図の関係を瞬時波形で示すと第5
図(a)〜(c)となる。
実際には、これらの波形は高調波成分を含むが、第5図
のように近似的に正弦波とし、二次電圧 を基準として とすれば、仮想コンバータCON1及びCON2によっ
て直流側に変換される電力Pは、 p=e・is1+e・is2 =2E sinωtsin(ωt+θ) +2E sinωtsin(ωt+θ) =E{cosθ−cos(2ωt+θ1)} +E{cosθ−cos(2ωt+θ2)} ……(3) となる。
ここで、(3)式において、E cosθ及びE
cosθは平均電力で、二次電圧とコンバータ入力電
流の実効値の積Eに等しいことから、(3)式はま
た、次式のように表わせる。
通常、コンバータ入力電圧の位相角の使用範囲は±30゜
程度であり、仮にインダクタンスLとLの値に1割
程度の差があつても cosθ/ cosθ1, となることから、さらに(4)式は 但し、 と表わされ、第5図(d)に示す波形となる。
この(5)式において、右辺第1項は交流から直流に変換
される平均電力であり、右辺第2項は電力の脈動分を示
す。そして、この脈動電力が平滑コンデンサ22に注入さ
れるため、電源の2倍の周波数を中心とした脈動電圧が
発生することになる。
一方、仮想コンバータCON0に関して、補助リアクト
ル5に印加される電圧eを、 とすれば、補助リアクトル5に流れる電流iとなる。
そこで、これら(6),(7)式より、補助リアクトル5で消
費される電力pは、次式のように決まる。
この(8)式において、第1項は平均電力、第2項は脈動
電力であり、これらの電力は、当然ながら直流側から供
給される。
したがって、(5)式の第2項と(8)式の第2項とが等しく
なるとき、すなわち、 を満足するとき、交流電源から直流側へ供給される電力
の脈動分は全て補助リアクトル5に吸収されることにな
る。このとき、補助リアクトル5に印加すべき電圧e
の実行値E及び位相角αは、(9)式より、次式のよう
に求まる。
ところで、補助リアクトル5が、一般的なインピーダン
ス要素であつたとしても、上記と同様に脈動電力を除去
することが可能である。この場合、インピーダンス要素
に印加すべき電圧e′の実効値E′及び位相角α′
但し、 :抵抗分,X:リアクタンス分 (X>0:誘導性,X<0:容量性) となる。
次に、この実施例の動作について説明する。
第1図の実施例における制御部CSは直流電圧E,力
率角φ,φ,補助リアクトル5に印加する電圧e
の基本波実効値E及び位相角αを制御する機能を持
つ。すなわち、直流電圧の検出値(平均値)Eとその
指令値Ed *との偏差から電圧調整器24により、一方のコ
ンバータAの入力電流の指令値IS *を演算作成し、これ
とコンバータ入力電流の検出値Is1との偏差から電流調
整器25によりコンバータ入力電圧eの虚軸成分指令値
1i * を作成する。
一方、電源電圧eとコンバータ入力電流is1の基本波
の位相差φを位相差検出器29により検出し、これと位
相差の指令値φ1 *(力率角指令値、通常は力率を1とす
るためφ1 *=0)との偏差から位相調整器27によりコン
バータ入力電圧eの実軸成分指令値E1r * を作成す
る。
また、もう一台のPWMコンバータBについても同様に
して、そのコンバータ入力電圧eの指令値E2i * 及び
2r * を作成する。
さらに、(10)式を基に演算して得られた補助リアクトル
5に印加すべき電圧eの極座標での指令値E0 *及びα
については、これを直角座標での指令値E0i * (虚軸
成分)及びE0r * (実軸成分)に座標変換器31により変
換することで、指令値を得る。
ところで、この実施例では、第3図に示すように、4つ
の交流側端子電圧e1P,e1N,e2P及びe2Nで3つの電
圧e,e及びeを制御しなければならない。その
ため、3つの電圧ベクトル指令1 *(=E1r * +jE1i
* )、2 *(=E2r * +jE2i * )及び0 *(=E0r *
+jE0i * )を4つの交流側端子電圧ベクトル指令1P
* (=E1Pr *+jE1Pi *)、1N * (=E1Nr *+jE
1Ni *)、2P * (=E2Pr *+jE2Pi *)及び2N * (=
2Nr *+jE2Ni *)に合成、変換し、さらに極座標変換
することにより各電圧の振幅及び位相角の指令を求める
必要がある。
そこで、これらの電圧e,e及びeの基本波ベク
トル及びが、交流側端子電圧e1P
1N,e2P及びe2Nの基本波ベクトル1P1N2P
及び2Nを用いて と与えられることから、各交流側端子電圧ベクトルを 但し とすれば、所定のコンバータ入力電圧ベクトル
を得ながら、所定の電圧ベクトルを得ることがで
きる。
第6図は(13)式の関係をベクトル時に示したもので、各
ベクトルの関係は第4図と等しく、そ
のため、電圧ベクトルと電流ベクトルs1及びs2
は同相、すなわち、基本波力率が1に保たれる。また、
同時にの振幅及び位相角も所定値に制御されること
が判る。
したがつて、(13)式の関係に従い、各交流側端子電圧の
指令値を作成すればよい。なお、(13)式において、基準
ベクトル/2と/2の平均としたが、
が()/4の近傍にあれば、は任意の
ベクトルでよい。
以上の結果得られた指令値から、パルス幅変調器33,34
及び35,36は各GTOサイリスタ6〜13に与えるゲート
信号G6〜G13を作成する。例えば、GTOサイリスタ
6及び7に与えるゲート信号G6,G7は、第7図(b)
に示すように、電源電圧eに対し位相差がθ1P(=∠
1P)で振幅がE1P(=|1P|)に比例した変調正弦
波yと搬送三角波yとを比較することにより得ら
れ、 となるようにゲート信号が送られる。これにより、交流
側端子電圧e1Pは、直流電圧の脈動による影響を無視す
ると同図(c)に示すような波形となり、変調正弦波y
に比例した電圧e1P1 (基本波)を発生させることがで
きる。また、他のGTOサイリスタ8〜13に与えるゲー
ト信号G8〜G13に関しても、上記と同様の方法で得る
ことができる。
以上のようにして、各交流側端子は、(13)式に示した電
圧が発生し、所定の直流電圧と力率を保ちながら、電源
の2倍の周波数の直流電圧脈動を充分に抑えることが可
能となる。
したがつて、この実施例によれば、従来技術では平滑コ
ンデンサ22にそのまま注入され、直流電圧脈動の原因と
なつていた脈動電力は、PWMコンバータの交流側端子
間に設けた補助リアクトル5によつて、ほとんど吸収さ
れてしまうことになり、シンプルな主回路構成で直流電
圧の脈動を除去することが可能となるばかりか、平滑コ
ンデンサ容量の低減も可能となるほどの効果がある。
ところで、上記実施例では、補助リアクトル5に印加す
べき電圧eに対する振幅指令値E0 *については、予め
所定値として設定しておくようになつているが、これに
代えて、コンバータの実際の動作状態に応じて自動的に
設定されるようにしてもよい。
そこで、このようにした実施例について、第8図により
説明する。
この第8図において、37は平滑コンデンサ22に流入され
るべき脈動電流指令値Icr * と、平滑コンデンサ22に実
際に流入する電流iからフイルタ38を介して抽出し
た、電源の2倍の周波数成分Icrとの偏差から補助リア
クトル5に印加すべき電圧eの振幅指令値E0 *を作成
する電流調整器であり、その他の部分は全て第1図に示
す実施例と同一である。
直流電圧に現われる脈動は、平滑コンデンサ22に流入す
る電流iの脈動分を積分して得られ、電源の2倍の周
波数2fで脈動する。したがつて、直流電圧脈動の主
要因となる平滑コンデンサ22の脈動電流(2f成分)
crがゼロとなるようにすれば、直流電圧脈動は除去さ
れる。
そこで、この第8図の実施例では、指令値Icr * =0に
設定し、これにより脈動電流Icrがゼロとなるような振
幅指令値E0 *が自動的に出力されるようにしたものであ
る。
本実施例によれば、第1図の実施例で挙げた効果のほか
に、確実で、かつ応答性の良い直流電圧脈動除去動作が
自動的に与えられるようになる。
第9図は、さらに別の実施例を示すもので、この実施例
の場合、平滑コンデンサ22に現われる直流電圧edの脈
動分Edrを直接検出し、これがゼロとなるように、電圧
調整器39が振幅指令値E0 *を出力するものであり、その
他の構成は第1図と同じである。なお、フイルタ40は電
圧edから電源周波数の2倍の周波数成分を抽出する働き
をし、これにより脈動分Edrを得るものである。
したがつて、この第9図の実施例によつても、脈動電圧
指令値Edr * をゼロに設定することにより、第8図の実
施例と同じ効果を得ることができる上、電圧edを別に
検出する必要がないから、新たな検出器の設置は不要に
できる。
次に、以上の説明では、2系統のコンバータA,Bを多
重型とし、1個の補助リアクトルを用いた実施例となつ
ているが、本発明はこれに限らず実施可能なことは言う
までもなく、例えば第10図は補助リアクトルを2個設け
た実施例で、5A,5Bが補助リアクトルである。
また、第11図(a),(b)は3系統のコンバータによる多重
型であり、さらに第12図(a),(b)は4系統のコンバータ
を多重型としたものであり、それぞれコンバータC,
D,交流リアクトル4A,4B,それに補助リアクトル
5C,5Dが付加されているものであり、同じく本発明
の実施例である。
なお、以上の実施例では、全て主変圧器1が共通の1台
のものとなつているが、各コンバータごとに独立させて
もよいことは言うまでもない。
また、補助リアクトルについては、上記したように一般
的なインピーダンス素子であつてもよく、例えばコンデ
ンサや抵抗器でもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、複数の単位コンバータの交流入力側に
設置したインピーダンス素子により、単相交流電源から
供給される電力の脈動分の吸収処理されるため、電力変
換装置の直流電力系での電圧脈動の発生が抑えられ、イ
ンバータや交流電動機などからなる負荷に対して質の良
い直流電力を供給でき、大容量の電気車にも充分に対応
可能になる。
また、平滑コンデンサの容量増加が抑えられるから、小
型化,ローコスト化に大きく寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による多重型パルス幅変調電力変換装置
の一実施例を示すブロツク図、第2図は主回路の電圧関
係を表わす説明図、第3図(a),(b)は動作説明用の等価
回路図、第4図は力率1の条件を説明するベクトル図、
第5図(a)〜(g)は動作説明用の波形図、第6図は同じく
動作説明用のベクトル図、第7図はパルス幅変調動作を
説明する波形図、第8図及び第9図はそれぞれ本発明の
他の実施例を説明するためのブロツク図、第10図,第11
図(a),(b),第12図(a),(b)はそれぞれ本発明の他の一
実施例を示すブロツク図である。 1……単相交流電源、2……主変圧器、3,4……交流
リアクトル、5……補助リアクトル、6〜13……GTO
サイリスタ、14〜21……ダイオード、22……平滑コンデ
ンサ,23……負荷、24……電圧調整器、25,26……電流
調整器、27,28……位相調整器、29,30……位相差検出
器、31……座標変換器、32……電圧合成・座標変換器、
33〜36……パルス幅変調器、A,B……単位順変換部
(コンバータ)、CS……制御部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれリアクタンス素子を介して単相交
    流電源から並列給電され、平滑コンデサを有する直流負
    荷に並列給電するように接続された、半導体スイツチン
    グ素子からなる少くとも2の単相ブリツジ形パルス幅変
    調方式の単位順変換器を備えた多重型パルス幅変調電力
    変換装置において、上記複数の単位順変換器の交流入力
    側のそれぞれの一方の端子の間に接続した少くとも1の
    インピーダンス素子を設け、該インピーダンス素子に現
    われる電圧が所定値になるように上記各単位変換器をパ
    ルス幅変調制御するように構成したことを特徴とする多
    重型パルス幅変調電力変換装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、上記イン
    ピーダンス素子に現われる電圧が、上記平滑コンデンサ
    に流れる電流に含まれる上記単相交流電源の周波数の2
    倍の周波数成分の検出値に応じて調整されるように構成
    されていることを特徴とする多重型パルス幅変調電力変
    換装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項において、上記イン
    ピーダンス素子に現われる電圧が、上記平滑コンデンサ
    の端子電圧に含まれる上記単相交流電源の周波数の2倍
    の周波数成分の検出値に応じて調整されるように構成さ
    れていることを特徴とする多重型パルス幅変調電力変換
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09191996A (ja) * 1996-01-22 1997-07-29 Yoshihiro Okuda 不倒仏具

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US5378120A (en) * 1994-02-22 1995-01-03 Alliedsignal Inc. Ultrasonic hydraulic booster pump and braking system
NL1030973C2 (nl) * 2006-01-20 2007-07-23 Vacu Vin Innovations Ltd Mantel/houdersamenstel.

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JPS6477476A (en) 1989-03-23

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