JPH06346403A - レール押え用板バネのボルト緊解装置 - Google Patents

レール押え用板バネのボルト緊解装置

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JPH06346403A
JPH06346403A JP16048293A JP16048293A JPH06346403A JP H06346403 A JPH06346403 A JP H06346403A JP 16048293 A JP16048293 A JP 16048293A JP 16048293 A JP16048293 A JP 16048293A JP H06346403 A JPH06346403 A JP H06346403A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】台車1台についてインパクトレンチ20を両側
に二個搭載し、レール1の両側に配したボルト頭部5
a、5aの位置及び高さに複雑な変動が生じていても、
ソケット28、28を両側2個のボルトに同時に嵌合す
るようにして、作業性の向上を図り、1パーティに要す
る作業員を軽減し、正確且つ円滑なボルト締結及び解除
作業をし得るようにした。 【構成】レール押え用板バネのボルト緊解装置であっ
て、台車フレーム7にリンク構成の主アーム9と補助ア
ーム10を設け、主アーム9はバネ付勢し、スライドホ
ルダー12と補助アーム10との先端にピン接合した浮
動ブラケット11に対して水平アーム15の中央を回動
自在に軸支して該水平アーム15の両側にインパクトレ
ンチ20、20を上下動及び回動自在に垂直下方に向け
て軸支した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レール押え用の板バネ
を介して軌道レールを木マクラギ、PCマクラギ等にボ
ルト締結する際、軌道レールの両側の締結ボルトを同時
に締め付け、或は緩めることができるようにしたレール
押え用板バネのボルト緊解装置に関する。
【0002】
【従来の技術】軌道用レールを敷設するには、木マクラ
ギ、PCマクラギ等のマクラギ上にレールを載置し、レ
ール底部の両側にレール押え用の板バネを添え付けて、
該板バネをマクラギにボルト締結するようにしている。
【0003】このような締結ボルトを緊解する作業にお
いては、従来から、図5に示すように、単体2個のイン
パクトレンチ20、20に一人ずつと台車21に搭載し
た発電機22を移動させる者とで合計三人の作業員を1
パーティーとして何パーティーかで作業を行うようにし
ていた。
【0004】そのうちインパクトレンチ20を操作する
者は、足元のマクラギ上に立てた締結ボルトを締結する
ために常に前屈みの姿勢となり、腰に負担のかかる作業
を強いられていた。
【0005】これに対処して、作業性の向上を図るため
に立ったままの姿勢でレール1の両側のボルトを二個同
時に緊解できるようにしたインパクトレンチが開発され
ている。
【0006】その構成としては、図6に示すように、レ
ール1に載置して移動し得る車輪付き台車25と、台車
25に搭載した水平リンク26を備えた1本のアーム2
2を介してその先端に連結した水平アーム27と、水平
アーム27の両側に回転軸27a、27aを介して連結
したインパクトレンチ20、20とを有するもので、イ
ンパクトレンチ20、20は水平リンク26により常に
垂直を保った状態で上下方向に移動し、且つ回転軸27
a、27aにより夫々独立して回動するようにしてあ
る。
【0007】このような構成により、ボルト緊解時に
は、台車25をレール1に沿って移動したあと、レール
1の両側のボルト位置で停止し、水平アーム27を下降
すると共に、両側のインパクトレンチ20、20の夫々
を回動することにより、ソケット28、28をレール1
の両側のボルト頭部に位置合わせして嵌合し、これら2
個のボルトを同時に緊解する。
【0008】なお、従来装置としては、図7に示すもの
がある。これは、車輪付き台車25上に立設した旋回軸
29に対して上記のようにインパクトレンチ20を常に
垂直に上下移動する水平リンク26を備えた1本のアー
ム22を設け、このアーム22の先端に1個のインパク
トレンチ20を連結したものである。
【0009】このような構成により、ボルト緊解時に
は、インパクトレンチ20を旋回軸29の周りに回動し
て、アーム22をレール1の両側のボルトのうち片側1
個のボルトに振り向けると共に、アーム22をボルト頭
部の高さに応じて上下移動させて、ソケット28をボル
ト頭部に嵌合することにより、ボルトの緊解を片側1個
ずつ行うようにする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、軌道レール
の両側の締結ボルトは、締結装置の種類が様々である等
の理由によって、図3に示すように、ボルト5の立て込
み時に倒れが生じた場合、図8(a) に示すように、両側
のボルト頭部5a、5aにレール1の長手方向に沿う誤
差D1が生じ、このとき、両側のボルト頭部5a、5a
の間隔Cが一定とならず、また図8(b) に示すようにマ
クラギ3がレール1に対して傾斜した場合、両側のボル
トの配置にレール1の長手方向に沿う誤差D2が生じる
結果、両側のボルト頭部5a、5aにも誤差D2が生じ
るものである。
【0011】さらには、図4に示すように、ボルト立て
込み時の締め付け高さにより、両側のボルト頭部5a、
5aに高さ誤差Hが生じることもある。
【0012】従って、上記の図6及び図7に示したボル
ト緊解装置においても、インパクトレンチのソケット位
置をこのようなボルト頭部の位置及び高さに応じて柔軟
に変化させることが必要となる。
【0013】ところが、図6に示すボルト緊解装置によ
れば、アーム22が上下方向に円弧を描くと、図8(c)
に示すように、両側のソケット28、28の位置は、レ
ール1の長手方向に沿って相対距離D3を随時変化させ
ることとなる。この場合、両側のインパクトレンチ2
0、20は夫々を個別的に上下動することができないた
め、レール1の両側のボルト頭部の高さが異なる場合に
は、左右のソケット28、28のどちらかがボルト頭部
に合わなくなるという不都合が生じる。
【0014】また、この図6に示すボルト緊解装置にお
いては、図8(a) 及び(b) に示すように、レール1の長
手方向に沿って両側のボルト頭部5a、5aの相対位置
が異なる場合、どちらかのソケット28を一方のボルト
頭部に位置合わせすると、他方のソケット28が片側の
ボルト頭部5aに合わなくなることがある。
【0015】ところで、図7に示すボルト緊解装置によ
れば、インパクトレンチ20が1個であるため、両側の
ボルト5、5を片側ずつ個別的に緊解するから、台車2
5を移動することにより、レール1の長手方向に沿って
インパクトレンチ20を移動することは可能である。
【0016】ただしこれは、台車1台についてインパク
トレンチ20を一個だけ搭載した場合に限られるから、
レール1の両側のボルト5、5ごとに交互に台車25を
移動しなければならないという手間は解消し得ていない
のである。
【0017】本発明は、このような問題点に対処して為
されたもので、台車1台についてインパクトレンチ20
を一個だけ搭載した場合には作業性が悪いのでこれを廃
して、台車1台についてインパクトレンチ20を両側に
二個搭載して、レールの両側のボルト5、5を同時に緊
解し得るようにし、従来これに相当する図6に示す緊解
装置の有する欠点を解消して、締結装置に寸法誤差があ
ったり、立て込み等がまちまちであったり、また締結装
置の種類が様々である等の理由で、レール両側のボルト
頭部の位置及び高さに複雑な変動が生じていても、これ
に柔軟に対応し、ソケットを両側2個のボルトに同時に
嵌合するようにして、作業性の向上を図り、1パーティ
に要する作業員を軽減し、正確且つ円滑なボルト締結及
び解除作業をし得るようにしたレール押え用板バネのボ
ルト緊解装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のレール押え用板バネのボルト緊解装置
は、レール1の両側に設置したレール押え用板バネ2、
2をマクラギ3に対してボルト5、5で締結して、各板
バネ2、2をレール底部1aの両側から押え付けるよう
にしたレール押え用板バネのボルト緊解装置において、
台車フレーム7に固設した固定ブラケット8に対して主
アーム9と補助アーム10とを離間してピン接合すると
共に、これら主アーム9と補助アーム10の各他端を双
方のアーム9、10が平行状態を保つようにして浮動ブ
ラケット11にピン接合し、前記主アーム9にはスライ
ドホルダー12で一端を保持したコイルバネ13を挿着
したうえ、前記スライドホルダー12と前記補助アーム
10の前記固定ブラケット8に対する接合位置とを連結
アーム14でピン接合することによって前記コイルバネ
13を前記ブラケット8側に圧縮保持し、さらに前記浮
動ブラケット11に対して水平アーム15の中央を回動
自在に軸支して該水平アーム15の両側にインパクトレ
ンチ20、20を上下動及び回動自在に垂直下方に向け
て軸支したことを特徴とするものである。
【0019】
【作用】上記構成において、台車フレーム7は前後の車
輪6、6を介してレール頭部1b上に載置され、ハンド
ル17、17を押したり引いたりすることにより、台車
フレーム7全体をレール1に沿って移動することができ
る。これにより、両方のインパクトレンチ20、20を
レール1の両側に配設したボルト5、5に近接した上方
位置まで移動することができる。
【0020】また、主アーム9と補助アーム10と浮動
ブラケット11とは、台車フレーム7に固定したブラケ
ット8と作用しあって水平リンクを構成し、コイルバネ
13のバネ力により、水平アーム15に対して上方への
バネ付勢力を付与し、水平アーム15は主アーム9の支
軸(回動軸9a)を中心に回動するから、ハンドル1
7、17を押し下げると、水平アーム15の両端のイン
パクトレンチ20、20はコイルバネ13のバネ力に抗
して下降するが、押し下げを解除するとバネ力により自
然に浮動してインパクトレンチ20、20を上昇させ
る。
【0021】また、ハンドル17、17のハンドル操作
によって、水平アーム15は浮動アーム11に対する支
軸(回動軸11a)を中心に回動するから、例えば一方
のハンドル17を引けば他方のハンドル17は押し出さ
れるという動作をし、このようなハンドル操作によって
両側のインパクトレンチ20、20はレール1の左右側
に沿って互い違いにずれ合うように位置を変動すること
ができる。
【0022】また、インパクトレンチ20、20は、上
記のように回動軸11aを中心に回動すると同時に、水
平アーム15の両側にて左右独立的に上下動及び回動す
ることができ、これにより、両方のインパクトレンチ2
0、20をレール1の長手方向に沿って互い違いに振り
向けながら、夫々のソケット28、28の高さを変動す
ることができ、またレール1に対する各インパクトレン
チ20、20の垂直方向への離間距離を変動することが
できる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0024】図1は本発明のボルト緊解装置をレール上
に載置した状態を示す斜視図である。図2はレールの横
断面位置から図1のボルト緊解装置を見た側方図であ
る。図3は板バネに対して立てた締結用ボルトの傾斜し
た状況を示す斜視図である。図4はレールの横断面図で
あり、レールの両側に立てた締結用ボルトの高さが異な
る場合を示す。
【0025】図1において、長尺の台車フレーム7の前
後端部にはブラケット7a、7aを突設し、夫々のブラ
ケット7a、7aには車輪6、6が回動自在に軸支して
ある。車輪6、6の各片側には円形ツバ6aを突設して
あり、これがレール1の片側面に沿って摺動する。
【0026】また、台車フレーム7の側部には、水平方
向に伸長する支持パイプ18を固設してあって、支持パ
イプ18の先端には円形ツバ19a付きの車輪19を回
動自在に固着して隣に敷設されたレール1’に載置して
ある。
【0027】車輪6のツバ6aと車輪19のツバ19a
とは互いに隣接するレール1、1’間にて対向する側に
設けてあり、台車フレーム7をレール1に搭載した状態
で支持パイプ18側へ偏向した重心を支持パイプ18を
介してレール1’に載置した車輪19で支持して台車フ
レーム7の傾倒を防止すると同時に、その水平バランス
を保つようにしてある。
【0028】台車フレーム7には固定ブラケット8が並
設状態に固定してある。固定ブラケット8には下方に主
アーム9の一端が回動軸9aでピン接合してあり、その
上方には主アーム9と間隔を開けて補助アーム10の一
端がピン接合してある。また、主アーム9と補助アーム
10の他端には双方のアーム9、10を互いに平行に保
って浮動ブラケット11がピン接合してある。さらに、
主アーム9にはスライドホルダー12に一端を保持され
たコイルバネ13を挿着し、スライドホルダー12と補
助アーム10の固定ブラケット8に対する接合位置とを
連結アーム14でピン接合した状態でコイルバネ13を
ブラケット8側に圧縮してある。
【0029】これにより、主アーム9はコイルバネ13
のバネ力によって上方への回動力を付与されると共に、
浮動ブラケット11の垂直状態を保って該浮動ブラケッ
ト11を上方へと付勢する。
【0030】浮動ブラケット11の上下側には水平アー
ム15を構成する二枚の上下板が設けられ、浮動ブラケ
ット11に対して垂直方向に軸装した回動軸11aに対
して水平アーム15の中央を軸支してある。
【0031】さらに、水平アーム15の両端にはその上
下板間に支持軸15a、15aを固定してあり、各支持
軸15a、15aに対してインパクトレンチ20、20
の各軸受部20a、20aに設けた軸受孔20b、20
bを摺動自在に挿着することにより、支持軸15a、1
5aを中心として各インパクトレンチ20、20を独立
的に上下動及び回動可能としてある。
【0032】また、各インパクトレンチ20、20のソ
ケット28、28は垂直下方を向くようにし、各インパ
クトレンチ20、20の上端にはハンドル17、17が
固設してある。
【0033】なお、インパクトレンチ20には電動モー
タ(不図示)が内蔵してあり、台車フレーム7の後方に
搭載した発電機4から供給される電力を得て、夫々のイ
ンパクトレンチ20、20の垂下方向に設けたソケット
28、28を正逆方向に回転することができる。
【0034】上記の構成により、ハンドル17、17を
もってインパクトレンチ20、20を下方に押し下げる
と、軸受部20a、20aが水平アーム15の下板を同
時に押し下げて、コイルバネ13のバネ力に抗して各イ
ンパクトレンチ20、20を下降し、この押し下げ力を
緩くすると、コイルバネ13のバネ力に付勢されて各イ
ンパクトレンチ20、20を上昇する。
【0035】また、ハンドル17、17の操作によっ
て、水平アーム15は回動軸11aを中心にして左右両
方向に回動することができ、さらに各インパクトレンチ
20、20は夫々独立的に上下動及び回動することがで
きる。
【0036】これらの動作において、台車フレーム7の
前後動は、レール1の両側に配したボルト5、5に対す
るレール1の長手方向への接近移動を可能とし、これに
よりインパクトレンチ20、20をボルト5、5の上方
位置まで移動させることができる。
【0037】ハンドル17、17を下方に押しつける
と、インパクトレンチ20、20の軸受部20a、20
aが水平アーム15の下板を押し下げてコイルバネ13
のバネ力に抗して水平アーム15を下降する。
【0038】このとき、インパクトレンチ20、20は
左右独立的に上下動するから、図2に示すように、レー
ル1を挟んで右方のボルト頭部5aが左方のボルト頭部
5aより誤差H(図4に示すボルト頭部5a、5aの高
さ誤差Hに相当する)だけ高いとき、先ず右方のソケッ
ト28がボルト頭部5aに嵌合して当接するが、このと
き左方のソケット28はまだボルト頭部5aに当接して
いないから、さらに左方のハンドル17を押し下げる
と、左方のソケット28がボルト頭部5aに接近するに
伴って右方のインパクトレンチ20が支持軸15aに沿
って上方に量U(上記の高さ誤差Hに相当する)だけ上
がり、このとき水平アーム15の下板間にCなる離間距
離を作り、両側のソケット28、28がボルト頭部5
a、5aに完全に嵌合する。
【0039】また、各インパクトレンチ20、20を水
平アーム15の両端で回動軸15a、15aを中心にし
て独立的に回動することにより、夫々のソケット28、
28をレール1に対して直角方向に移動することができ
るから、図3のようにボルト頭部5a、5aがレール1
の直角方向に離間したり接近したりする誤差に対処する
ことができる。
【0040】また、上記のインパクトレンチ20、20
が左右独立的に上下動することにより、図8(c) に示す
ように、立て込み時のばらつきによってレール1の両側
のボルト頭部5a、5aのいずれかにソケット28を合
わせたとき、他方のソケット28がボルト頭部5aに合
わなくなることがなく、またレール1の両側のボルト
5、5の締付け速度が異なる場合でも、これに追従する
ことができる。
【0041】さらに、図8(a) 及び(b) のように、レー
ル1の両側のボルト頭部5a、5aがレール1の長手方
向に沿って互い違いにずれ合ったような誤差D1、D2
を生じた場合、或は図3に示すようにボルト5がレール
1に対して直角方向且つレール1の長手方向に沿って傾
倒している場合、従来における図6に示す装置のように
単に両側のインパクトレンチ20、20を上下動するだ
けでは、このような誤差を吸収することはできないが、
本発明においては、回動軸11aを中心に両方のインパ
クトレンチ20、20を回動すると同時に、夫々のイン
パクトレンチ20、20を独立的に上下動することがで
きるから、両側のボルト頭部5a、5aの多様な誤差状
況に応じてインパクトレンチ20、20を振り向けつつ
該インパクトレンチ20、20を上下動することによ
り、各ソケット28、28を両側のボルト頭部5a、5
aに正確に嵌合することができるようになる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレール押
え用板バネのボルト緊解装置によれば、レールの両側に
配設したボルト頭部の位置及び高さが複雑に変動してい
ても、台車フレームを前後動して位置決めした後は、ハ
ンドル操作により水平アームを左右に前後動し、また両
側のインパクトレンチを夫々独立的に上下動及び回動し
て両側のボルト頭部に対して位置決めすることにより、
両方のソケットを正確に両側のボルト頭部に嵌合してこ
れら両側2個のボルトを同時に緊解することができる。
【0043】また、インパクトレンチ20、20は水平
アーム15の両端にて夫々独立的に上下動及び回動する
ことができるから、図4に示すようなボルト頭部の高さ
誤差にも対処することができ、さらには図8(c) に示す
ようにどちらかのボルト頭部が合わなくなるという不都
合をも解消し得る。
【0044】さらに、本発明においては、左右両方のイ
ンパクトレンチ20、20を回動しつつ、夫々を左右独
立的に上下動することができるから、図3に示すような
ボルト5のレール1の直角方向且つレール1の長手方向
に沿った傾倒、及び図8(a)及び(b) に示すようなレー
ル1の長手方向に沿った両側のボルト頭部5a、5aの
多様な誤差状況にも的確に対応して、両側のボルト頭部
5a、5aに対して同時に両方のソケット28、28を
正確に嵌合することができる。
【0045】しかも本発明においては、このような操作
は、一人の作業員が左右のハンドルを操作だけで容易に
行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のボルト緊解装置をレール上に載
置した状態を示す斜視図である。
【図2】図2はレールの横断面位置から図1のボルト緊
解装置を見た側方図である。
【図3】図3は板バネに対して立てた締結用ボルトの傾
斜した状況を示す斜視図である。
【図4】図4はレールの横断面図であり、レールの両側
に立てた締結用ボルトの高さが異なる場合を示す。
【図5】図5は単体2個のインパクトレンチを使用する
ようにした従来のボルト緊解装置の使用状況を示す斜視
図である。
【図6】図6は台車1台について2個のインパクトレン
チを同時に使用することができるようにした従来のボル
ト緊解装置の斜視図である。
【図7】図7は台車1台について1個のインパクトレン
チを使用するようにした従来のボルト緊解装置の斜視図
である。
【図8】図8(a) 乃至(c) は従来のインパクトレンチを
使用した場合に生じる誤差の態様を示した説明図であ
る。
【符合の説明】
1…レール、1a…レール底部、2…レール押え用板バ
ネ、3…マクラギ、5…ボルト、5a…ボルト頭部、6
…車輪、7…台車フレーム、8…固定ブラケット、9…
主アーム、9a…主アームの回動軸、10…補助アー
ム、11…浮動ブラケット、11a…浮動ブラケットの
回動軸、12…スライドホルダー、13…コイルバネ、
14…連結アーム、15…平行アーム、17…ハンド
ル、18…支持パイプ、20…インパクトレンチ、28
…ソケット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レール1の両側に設置したレール押え用板
    バネ2、2をマクラギ3に対してボルト5、5で締結し
    て、各板バネ2、2をレール底部1aの両側から押え付
    けるようにしたレール押え用板バネのボルト緊解装置に
    おいて、台車フレーム7に固設した固定ブラケット8に
    対して主アーム9と補助アーム10とを離間してピン接
    合すると共に、これら主アーム9と補助アーム10の各
    他端を双方のアーム9、10が平行状態を保つようにし
    て浮動ブラケット11にピン接合し、前記主アーム9に
    はスライドホルダー12で一端を保持したコイルバネ1
    3を挿着したうえ、前記スライドホルダー12と前記補
    助アーム10の前記固定ブラケット8に対する接合位置
    とを連結アーム14でピン接合することによって前記コ
    イルバネ13を前記ブラケット8側に圧縮保持し、さら
    に前記浮動ブラケット11に対して水平アーム15の中
    央を回動自在に軸支して該水平アーム15の両側にイン
    パクトレンチ20、20を上下動及び回動自在に垂直下
    方に向けて軸支したことを特徴とするレール押え用板バ
    ネのボルト緊解装置。
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