JPH0634912B2 - 選択性透過膜の製造方法 - Google Patents
選択性透過膜の製造方法Info
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- JPH0634912B2 JPH0634912B2 JP1059144A JP5914489A JPH0634912B2 JP H0634912 B2 JPH0634912 B2 JP H0634912B2 JP 1059144 A JP1059144 A JP 1059144A JP 5914489 A JP5914489 A JP 5914489A JP H0634912 B2 JPH0634912 B2 JP H0634912B2
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- membrane
- permeable membrane
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はスルホン化ポリアリールエーテルケトンよりな
る選択性透過膜の製造方法に関する。
る選択性透過膜の製造方法に関する。
(従来の技術及びその問題点) 繰返し単位A で表わされるポリアリールエーテルケトンをスルホン化
してなるスルホン化ポリアリールエーテルケトンは、特
開昭55-36296号公報に記載されているように既に知られ
ており、上記ポリアリールエーテルケトンを濃硫酸にて
スルホン化することによって得られる。
してなるスルホン化ポリアリールエーテルケトンは、特
開昭55-36296号公報に記載されているように既に知られ
ており、上記ポリアリールエーテルケトンを濃硫酸にて
スルホン化することによって得られる。
また、得られたスルホン化ポリアリールエーテルケトン
を用いて半透膜としたものは、特開昭61-222503号公
報、同61-222508号公報、同63-248409号公報などに記載
されている。これらの例は、分離活性を有するスキン層
とこれを一体的に支持する支持膜とからなる複合膜であ
る。製造方法としては、スルホン化ポリアリールエーテ
ルケトンを含む製膜溶液を限外ろ過膜などの支持体上に
塗布し、製膜溶液中の溶剤を蒸発させることにより溶質
分離活性を有するスキン層としている。
を用いて半透膜としたものは、特開昭61-222503号公
報、同61-222508号公報、同63-248409号公報などに記載
されている。これらの例は、分離活性を有するスキン層
とこれを一体的に支持する支持膜とからなる複合膜であ
る。製造方法としては、スルホン化ポリアリールエーテ
ルケトンを含む製膜溶液を限外ろ過膜などの支持体上に
塗布し、製膜溶液中の溶剤を蒸発させることにより溶質
分離活性を有するスキン層としている。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、前記式Aの繰返し単位からなるポリアリ
ールエーテルケトンをスルホン化し、このスルホン化ポ
リアリールエーテルケトンと一価アルコール、カルボン
酸エステル及びケトンの中から選ばれる少なくとも1種
の添加剤とからなる成膜溶液を、水、無機塩水溶液また
は無機酸溶液で凝固させることによって、実用的な透水
速度を有する選択性透過膜を得ることができ、しかも、
この選択性透過膜が特に耐pH性にすぐれた限外濾過膜と
して有用であることを見出し、更に、上記製膜溶液の添
加剤の種類や、凝固液の種類を変えることによって、種
々の溶質に対する除去率及び透過流束を任意に制御する
ことができることを見出した。そこで、本発明は特殊な
溶剤の製膜溶液を使用して、有効な選択性透過膜を製造
する方法を提供することをその課題とする。
ールエーテルケトンをスルホン化し、このスルホン化ポ
リアリールエーテルケトンと一価アルコール、カルボン
酸エステル及びケトンの中から選ばれる少なくとも1種
の添加剤とからなる成膜溶液を、水、無機塩水溶液また
は無機酸溶液で凝固させることによって、実用的な透水
速度を有する選択性透過膜を得ることができ、しかも、
この選択性透過膜が特に耐pH性にすぐれた限外濾過膜と
して有用であることを見出し、更に、上記製膜溶液の添
加剤の種類や、凝固液の種類を変えることによって、種
々の溶質に対する除去率及び透過流束を任意に制御する
ことができることを見出した。そこで、本発明は特殊な
溶剤の製膜溶液を使用して、有効な選択性透過膜を製造
する方法を提供することをその課題とする。
即ち、本発明によれば、 繰返し単位A で表わされるポリアリールエーテルケトンをスルホン化
することにより得られる親水性ポリマーと非プロトン性
極性有機溶剤と一価アルコール、カルボン酸エステル及
びケトンの中から選ばれる少なくとも1種の添加剤とか
らなるなる製膜溶液を水、無機塩水溶液又は無機酸水溶
液で凝固させることを特徴とする選択性透過膜の製造方
法が提供される。
することにより得られる親水性ポリマーと非プロトン性
極性有機溶剤と一価アルコール、カルボン酸エステル及
びケトンの中から選ばれる少なくとも1種の添加剤とか
らなるなる製膜溶液を水、無機塩水溶液又は無機酸水溶
液で凝固させることを特徴とする選択性透過膜の製造方
法が提供される。
特に、本発明によれば、かかる選択性透過膜は、製膜溶
液に上記添加剤を含有させることにより、種々の溶質に
対する除去率及び透過流束を任意に制御しつつ、選択性
透過膜を得ることができる。
液に上記添加剤を含有させることにより、種々の溶質に
対する除去率及び透過流束を任意に制御しつつ、選択性
透過膜を得ることができる。
本発明において用いるスルホン化ポリアリールエーテル
ケトンは、前記式Aで表わされる繰り返し単位を有する
ポリアリールエーテルケトンをスルホン化することによ
って得られる親水性重合体である。そのスルホン化ポリ
アリールエーテルケトンは、前記Aで表わされる繰返し
単位を有するポリアリールエーテルケトンを97%以上の
濃硫酸中に加え、常温にて数時間から数日間緩やかに攪
拌することによって得られる。反応後、得られた粘ちょ
うな反応液を水中に投じた後、濾別することによって、
スルホン化ポリアリールエーテルケトンを容易に分離す
ることができる。スルホン化用原料として用いるポリア
リールエーテルケトンの分子量は、10,000〜100,000、
好ましくは20,000〜40,000である。
ケトンは、前記式Aで表わされる繰り返し単位を有する
ポリアリールエーテルケトンをスルホン化することによ
って得られる親水性重合体である。そのスルホン化ポリ
アリールエーテルケトンは、前記Aで表わされる繰返し
単位を有するポリアリールエーテルケトンを97%以上の
濃硫酸中に加え、常温にて数時間から数日間緩やかに攪
拌することによって得られる。反応後、得られた粘ちょ
うな反応液を水中に投じた後、濾別することによって、
スルホン化ポリアリールエーテルケトンを容易に分離す
ることができる。スルホン化用原料として用いるポリア
リールエーテルケトンの分子量は、10,000〜100,000、
好ましくは20,000〜40,000である。
本発明においては、かかるスルホン化ポリアリルエーテ
ルケトンは、乾燥樹脂1gについて、イオン交換容量が
2.5ミリ当量/g以下である。
ルケトンは、乾燥樹脂1gについて、イオン交換容量が
2.5ミリ当量/g以下である。
上記繰返し単位Aからなるポリアリールエーテルケトン
において、二つのエーテル基に挾まれた芳香環のすべて
がモノスルホン化されたとき、かかるスルホン化ポリア
リールエーテルケトンの理論イオン交換容量は2.6ミリ
当量/gであるが、本発明において用いるスルホン化ポ
リアリールエーテルケトンは、そのイオン交換容量が2.
5ミリ当量/g以下であることが必要である。イオン交換
容量が2.5ミリ当量/gを越えるときは、スルホン化ポリ
アリールエーテルケトンが水溶性を有するに至り、水性
媒体を含む液体を処理することが多い半透膜としての使
用に適さない。本発明で用いる好ましいスルホン化ポリ
アリールエーテルケトンは、 0.5〜2ミリ当量/gのイオ
ン交換容量を示すものである。
において、二つのエーテル基に挾まれた芳香環のすべて
がモノスルホン化されたとき、かかるスルホン化ポリア
リールエーテルケトンの理論イオン交換容量は2.6ミリ
当量/gであるが、本発明において用いるスルホン化ポ
リアリールエーテルケトンは、そのイオン交換容量が2.
5ミリ当量/g以下であることが必要である。イオン交換
容量が2.5ミリ当量/gを越えるときは、スルホン化ポリ
アリールエーテルケトンが水溶性を有するに至り、水性
媒体を含む液体を処理することが多い半透膜としての使
用に適さない。本発明で用いる好ましいスルホン化ポリ
アリールエーテルケトンは、 0.5〜2ミリ当量/gのイオ
ン交換容量を示すものである。
本発明において用いる上記スルホン化ポリアリールエー
テルケトンが有するスルホン酸基は、式-SO3Mで表わさ
れ、ここに、Mは水素、アルカリ金属又はテトラアルキ
ルアンモニウム等のカチオンを示す。
テルケトンが有するスルホン酸基は、式-SO3Mで表わさ
れ、ここに、Mは水素、アルカリ金属又はテトラアルキ
ルアンモニウム等のカチオンを示す。
例えば、式Aで表わされる繰返し単位からなるポリアリ
ールエーテルケトンをスルホン化した後、このスルホン
化ポリアリールエーテルケトンを水洗し、乾燥すれば、
遊離のスルホン酸基を有するスルホン化ポリアリールエ
ーテルケトンを得ることができる。また、このスルホン
化ポリアリールエーテルケトンを、水酸化アルカリ金属
又はアルカリ金属アルコラートの水溶液やメタノール、
エタノール溶液等に懸濁させて処理すれば、スルホン酸
基をアルカリ金属塩とすることができる。上記水酸化ア
ルカリ金属としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化リチウム等が、また、アルカリ金属
アルコラートとして、例えば、ナトリウムメチラート、
カリウムメチラート、カリウムエチラート等が用いられ
る。また、スルホン化ポリアリールエーテルケトンをテ
トラアルキルアンモニウム、例えば、水酸化テトラメチ
ルアンモニウム、水酸化テトラエチルアンモニウム、水
酸化テトラプロピルアンモニウム、水酸化テトラブチル
アンモニウム等の溶液で同様に処理すれば、重合体のス
ルホン酸基を対応するテトラアルキルアンモニウム塩と
することができる。
ールエーテルケトンをスルホン化した後、このスルホン
化ポリアリールエーテルケトンを水洗し、乾燥すれば、
遊離のスルホン酸基を有するスルホン化ポリアリールエ
ーテルケトンを得ることができる。また、このスルホン
化ポリアリールエーテルケトンを、水酸化アルカリ金属
又はアルカリ金属アルコラートの水溶液やメタノール、
エタノール溶液等に懸濁させて処理すれば、スルホン酸
基をアルカリ金属塩とすることができる。上記水酸化ア
ルカリ金属としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化リチウム等が、また、アルカリ金属
アルコラートとして、例えば、ナトリウムメチラート、
カリウムメチラート、カリウムエチラート等が用いられ
る。また、スルホン化ポリアリールエーテルケトンをテ
トラアルキルアンモニウム、例えば、水酸化テトラメチ
ルアンモニウム、水酸化テトラエチルアンモニウム、水
酸化テトラプロピルアンモニウム、水酸化テトラブチル
アンモニウム等の溶液で同様に処理すれば、重合体のス
ルホン酸基を対応するテトラアルキルアンモニウム塩と
することができる。
製膜溶液を調製するための有機溶剤としては、本発明に
おいては、非プロトン性極性有機溶剤、例えば、ジメチ
ルスルホキシド、N-メチル-2-ピロリドン、N,N-ジメチ
ルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド等が好まし
く用いられる。
おいては、非プロトン性極性有機溶剤、例えば、ジメチ
ルスルホキシド、N-メチル-2-ピロリドン、N,N-ジメチ
ルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド等が好まし
く用いられる。
製膜溶液におけるスルホン化ポリアリールエーテルケト
ンの濃度は、得られる選択性透過膜におけるこれら重合
体による半透膜の膜厚にも関係するが、通常、0.1〜50
重量%の範囲が好ましく、特に10〜30重量%の範囲が好ま
しい。
ンの濃度は、得られる選択性透過膜におけるこれら重合
体による半透膜の膜厚にも関係するが、通常、0.1〜50
重量%の範囲が好ましく、特に10〜30重量%の範囲が好ま
しい。
本発明による選択性透過膜は、特定の添加剤を含有させ
た製膜溶液を用いて製膜される。このような添加剤のう
ち、有機化合物としては、水溶性であって、製膜溶液に
溶解することを要する。具体的には、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、イソプロピルアルコールなどの
一価アルコール;アセトン、メチルエチルケトンなどの
ケトン;酢酸メチルなどのカルボン酸エステルなどが挙
げられる。これらの添加剤は、通常、阻止率や透過流束
の改善を目的として用いられる。添加剤による性能変化
の原因については明らかでないが、成膜溶液の溶解状態
や膜形成時に影響を与えるものと考えられる。
た製膜溶液を用いて製膜される。このような添加剤のう
ち、有機化合物としては、水溶性であって、製膜溶液に
溶解することを要する。具体的には、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、イソプロピルアルコールなどの
一価アルコール;アセトン、メチルエチルケトンなどの
ケトン;酢酸メチルなどのカルボン酸エステルなどが挙
げられる。これらの添加剤は、通常、阻止率や透過流束
の改善を目的として用いられる。添加剤による性能変化
の原因については明らかでないが、成膜溶液の溶解状態
や膜形成時に影響を与えるものと考えられる。
また、本発明においては、水溶性であり、且つ、製膜溶
液に溶解する無機塩も添加剤として併用することができ
る。かかる無機塩としては、例えば、塩化リチウム、硫
酸リチウム、過塩素酸マウネシウム等を例示することが
できる。
液に溶解する無機塩も添加剤として併用することができ
る。かかる無機塩としては、例えば、塩化リチウム、硫
酸リチウム、過塩素酸マウネシウム等を例示することが
できる。
これらの添加剤の製膜溶液における濃度は、通常、0.1
〜80重量%の範囲である。これらはスルホン化ポリアリ
ールエーテルケトンから形成される選択性透過膜の有す
る微細孔の孔径に関連し、用いる添加剤の種類及び量を
選択することによって、選択性透過膜の性能、特に、溶
質に対する除去率と透過流束を広範囲に制御することが
できる。
〜80重量%の範囲である。これらはスルホン化ポリアリ
ールエーテルケトンから形成される選択性透過膜の有す
る微細孔の孔径に関連し、用いる添加剤の種類及び量を
選択することによって、選択性透過膜の性能、特に、溶
質に対する除去率と透過流束を広範囲に制御することが
できる。
上記製膜溶液から選択性透過膜を得る場合、平膜、中空
糸あるいは管状等の形状にすることができ、特に形態を
限定するものではない。平膜、中空糸あるいは管状なと
の膜の製膜はよく知られている湿式法などで成形する方
法を用いるが、このときの凝固液の種類を変えることに
よって選択性透過膜の性能を広範囲にわたって変化させ
ることができる。製膜溶液の凝固液としては、水、無機
塩水溶液、無機酸溶液を用いることができる。具体的に
は、無機酸及びその塩としてHCl、CaCl2、MgCl2、NH4NO
3、NH4CI、NaClなどが挙げられる。
糸あるいは管状等の形状にすることができ、特に形態を
限定するものではない。平膜、中空糸あるいは管状なと
の膜の製膜はよく知られている湿式法などで成形する方
法を用いるが、このときの凝固液の種類を変えることに
よって選択性透過膜の性能を広範囲にわたって変化させ
ることができる。製膜溶液の凝固液としては、水、無機
塩水溶液、無機酸溶液を用いることができる。具体的に
は、無機酸及びその塩としてHCl、CaCl2、MgCl2、NH4NO
3、NH4CI、NaClなどが挙げられる。
これらの凝固液の種類と濃度を選択することによって本
発明の選択性透過膜の性能、特に溶質に対する阻止率と
透過流束の制御が可能である。
発明の選択性透過膜の性能、特に溶質に対する阻止率と
透過流束の制御が可能である。
(発明の効果) 本発明による選択性透過膜の製造方法は、製膜溶液の添
加剤及び凝固液の種類、濃度を選択することによい、得
られる選択性透過膜の溶質に対する阻止率と透過流束を
広範囲にわたって制御でき、目的に適した膜を設計する
ことが可能である。
加剤及び凝固液の種類、濃度を選択することによい、得
られる選択性透過膜の溶質に対する阻止率と透過流束を
広範囲にわたって制御でき、目的に適した膜を設計する
ことが可能である。
また、本発明の方法による選択性透過膜は、膜構造が非
対称の構造となり、同じ厚さの均質膜と比較して高い透
過流束を得ることができる。
対称の構造となり、同じ厚さの均質膜と比較して高い透
過流束を得ることができる。
更に、本発明の方法による選択性透過膜は、スルホン化
ポリアリールエーテルケトンが荷電性を有しているた
め、電荷のないポリエチレングリコール等で評価した場
合には限外ろ過膜と判断される膜であっても、水溶液中
で解離する無機塩やタンパク質で評価した場合にも分離
特性を示すことが判明した。
ポリアリールエーテルケトンが荷電性を有しているた
め、電荷のないポリエチレングリコール等で評価した場
合には限外ろ過膜と判断される膜であっても、水溶液中
で解離する無機塩やタンパク質で評価した場合にも分離
特性を示すことが判明した。
(実施例) 以上に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れらの実施例により何ら限定されるものではない。尚、
実施例において、得られた選択性透過膜の阻止率、透過
流束は、特に明示しない限りは、硫酸ナトリウムの0.1%
水溶液、ポリエチレングリコール0.3%水溶液等を温度25
℃、圧力3kg/cm2の条件にて処理して、それぞれ次式に
より求めたものである。
れらの実施例により何ら限定されるものではない。尚、
実施例において、得られた選択性透過膜の阻止率、透過
流束は、特に明示しない限りは、硫酸ナトリウムの0.1%
水溶液、ポリエチレングリコール0.3%水溶液等を温度25
℃、圧力3kg/cm2の条件にて処理して、それぞれ次式に
より求めたものである。
参考例1 〔スルホン化ポリアリールエーテルの製造〕 繰り返し単位A よりなるポリアリールエーテルケトン(ICI社製、Victr
ex PEEK 308P)18gを97%濃硫酸182gに加え、常温にて
緩やかに48時間攪拌反応させて、粘ちょうな反応液を得
た。これを水中に投入して、スルホン化ポリアリールエ
ーテルケトンを凝固させた。水にて洗浄を行い、洗浄液
が中性になるまで、繰り返し洗浄した後これを濾別し
た。この後、50℃にて乾燥した。
ex PEEK 308P)18gを97%濃硫酸182gに加え、常温にて
緩やかに48時間攪拌反応させて、粘ちょうな反応液を得
た。これを水中に投入して、スルホン化ポリアリールエ
ーテルケトンを凝固させた。水にて洗浄を行い、洗浄液
が中性になるまで、繰り返し洗浄した後これを濾別し
た。この後、50℃にて乾燥した。
この様にして得られたスルホン化ポリアリールエーテル
ケトンはイオン交換容量が1.7ミリ当量/gであった。
ケトンはイオン交換容量が1.7ミリ当量/gであった。
実施例1 参考例1で得たスルホン化ポリアリールエーテルケトン
をN-メチル-2-ピロリドンに溶解し、添加剤としてメチ
ルアルコールを加え、スルホン化ポリアリールエーテル
ケトン濃度20重量%、メチルアルコール20重量%、N-メ
チル-2-ピロリドン60重量%からなる製膜溶液とした。こ
の製膜溶液をガラス板上に180μmの厚さに流延し、こ
れを直ちに常温のNaCl 10重量%水溶液に浸漬し、膜を得
た。次いで得られた膜を水で十分洗浄した。この膜を測
定したところ、この選択透過膜の性能は、硫酸ナトリウ
ムの阻止率56%、透過流束1.77m3/m2日であった。
をN-メチル-2-ピロリドンに溶解し、添加剤としてメチ
ルアルコールを加え、スルホン化ポリアリールエーテル
ケトン濃度20重量%、メチルアルコール20重量%、N-メ
チル-2-ピロリドン60重量%からなる製膜溶液とした。こ
の製膜溶液をガラス板上に180μmの厚さに流延し、こ
れを直ちに常温のNaCl 10重量%水溶液に浸漬し、膜を得
た。次いで得られた膜を水で十分洗浄した。この膜を測
定したところ、この選択透過膜の性能は、硫酸ナトリウ
ムの阻止率56%、透過流束1.77m3/m2日であった。
実施例2 実施例1において、製膜溶液の添加剤を表1のものに変
えた以外は実施例1と同様にして選択性透過膜を得た。
この選択性透過膜の性能は、表1のようになった。
えた以外は実施例1と同様にして選択性透過膜を得た。
この選択性透過膜の性能は、表1のようになった。
実施例3 実施例1において、製膜溶液の凝固液を塩酸50重量%
水溶液に変えた以外は実施例1と同様にして選択性透過
膜を得た。この選択性透過膜の性能は、硫酸ナトリウム
の阻止率10%、透過流束4.5m3/m2日であった。
水溶液に変えた以外は実施例1と同様にして選択性透過
膜を得た。この選択性透過膜の性能は、硫酸ナトリウム
の阻止率10%、透過流束4.5m3/m2日であった。
比較例 実施例1において、添加剤を除いた製膜溶液(スルホン
化ポリアリールエーテルケトン20重量%、N−メチル
−2−ピロリドン80重量%)とした以外は実施例1と
同様にして選択性透過膜を得た。この選択性透過膜の性
能は、硫酸ナトリウムの阻止率55%、透過流束0.7
m3/m2日、ポリエチレングリコール20,000の阻止率91
%、透過流速0.47m3/m2日であった。
化ポリアリールエーテルケトン20重量%、N−メチル
−2−ピロリドン80重量%)とした以外は実施例1と
同様にして選択性透過膜を得た。この選択性透過膜の性
能は、硫酸ナトリウムの阻止率55%、透過流束0.7
m3/m2日、ポリエチレングリコール20,000の阻止率91
%、透過流速0.47m3/m2日であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 名倉 克守 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 審査官 山田 泰之 (56)参考文献 特開 昭63−248409(JP,A) 特開 昭61−222503(JP,A) 特開 昭61−222508(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】繰返し単位A で表わされるポリアリールエーテルケトンをスルホン化
することにより得られる親水性ポリマーと非プロトン性
極性有機溶剤と一価アルコール、カルボン酸エステル及
びケトンの中から選ばれる少なくとも1種の添加剤とか
らなるなる製膜溶液を、水、無機塩水溶液又は無機酸水
溶液で凝固させることを特徴とする選択性透過膜の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1059144A JPH0634912B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 選択性透過膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1059144A JPH0634912B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 選択性透過膜の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02237628A JPH02237628A (ja) | 1990-09-20 |
| JPH0634912B2 true JPH0634912B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=13104845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1059144A Expired - Fee Related JPH0634912B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 選択性透過膜の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634912B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110841493A (zh) * | 2019-11-25 | 2020-02-28 | 吉林大学 | 一种具有可调孔径的聚芳醚酮分离膜或磺化聚芳醚酮分离膜及其制备方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1034991C (zh) * | 1991-09-27 | 1997-05-28 | 中国科学院大连化学物理研究所 | 磺化聚芳醚砜毫微滤膜的制备 |
| JP2014000533A (ja) * | 2012-06-19 | 2014-01-09 | Mitsui Chemicals Inc | 微多孔性支持膜用樹脂組成物およびそれを用いた微多孔性支持膜、並びに複合半透膜 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61222503A (ja) * | 1985-03-28 | 1986-10-03 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 脱塩水の製造方法 |
| JPH0763590B2 (ja) * | 1985-03-28 | 1995-07-12 | 日東電工株式会社 | 着色成分の除去方法 |
| JP2694341B2 (ja) * | 1987-02-04 | 1997-12-24 | ハイドロノーティクス | 改良された耐酸化性膜およびその製造方法 |
-
1989
- 1989-03-10 JP JP1059144A patent/JPH0634912B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110841493A (zh) * | 2019-11-25 | 2020-02-28 | 吉林大学 | 一种具有可调孔径的聚芳醚酮分离膜或磺化聚芳醚酮分离膜及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02237628A (ja) | 1990-09-20 |
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