JPH06349233A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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Publication number
JPH06349233A
JPH06349233A JP13453493A JP13453493A JPH06349233A JP H06349233 A JPH06349233 A JP H06349233A JP 13453493 A JP13453493 A JP 13453493A JP 13453493 A JP13453493 A JP 13453493A JP H06349233 A JPH06349233 A JP H06349233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
lower shell
tape guide
boss portion
guide
Prior art date
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Application number
JP13453493A
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English (en)
Inventor
Masanori Abe
雅則 阿部
Masahiko Aida
雅彦 会田
Satoshi Sakurai
聡 桜井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH06349233A publication Critical patent/JPH06349233A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テープカセットの組み立て時において、テープ
ガイドが傾くことによるトラブルを防止する。 【構成】テープカセットの下シェルに形成されるテープ
ガイド支持用のボス部に、テープガイド傾き防止用リ
ブ、ベンデング構造を用いた凸部、あるいは、非対称円
錐台構造を適用することによって、組み立て時における
テープガイドの傾きを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープカセットに関す
るものであり、特に組み立て時における上シェル及び下
シェルを合体させる際にテープガイドが傾かないように
構成したテープカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術のテープカセットは、図10に
示すように、一般的なテープカセットと同様に長方形状
を呈しており、その外殻はテープリールを収容する下シ
ェル1と、上蓋となる上シェル11と、前蓋25とで構
成され、この下シェル1と上シェル11は夫々別々の製
造ラインで製作される。即ち、下シェル1にテープを巻
装させたサプライ側及びティークアップ側からなる2つ
のテープリールを並べて収容した後に上シェル11を接
合させて組み立てられる。この上シェル11には、テー
プリールの状態が見えるように窓11b,11cを備え
た構造である。
【0003】前蓋25は、上シェル11の両側面の前面
側に設けられた軸25aを支点として開閉可能になって
おり、前蓋25が開いた時は、テープカセットの前面に
テープカセットの外部と内部とを通ずる開口部が形成さ
れ、テープとビデオデッキ等の電子機器の記録再生機構
部との接続状態が得られる構造になっている。
【0004】一方のテープリールから他方のテープリー
ルへ走行するテープは、テープカセットの開口部にあた
る前部の左右両側に設けられた円筒状の金属性材からな
るテープガイドによって、テープカセットの前部側を走
行するように案内される。このテープガイドは、下シェ
ル1及び上シェル11とは別に製作され、テープカセッ
トの組み立て工程で、下シェル1と上シェル11との間
に下記のように配設される。
【0005】即ち、図11及び図12に示すように、下
シェル1及び上シェル11には、夫々相対向して突出す
る円錐台形状のボス部7及びボス部12が一体形成され
ている。尚、各ボス部7,12に僅かにテーパーをつけ
て円錐台形状に形成するのは、テープガイド8を嵌め込
み易いようにするためである。
【0006】このような構造をしたテープカセットの組
み立ては、先ず下シェル1のボス部7にテープガイド8
を嵌め込み、下シェル1の底面15、即ちテープ4の走
行方向に対して垂直に立設させる。そして、このリーダ
ーテープを含んだ磁気テープ等からなるテープ4を緊張
した状態で下シェル1に上シェル11を接合する。この
時、上シェル11のボス部12がテープガイド8の上端
側から嵌め込まれ、その結果、テープガイド8は下シェ
ル1のボス部7及び上シェル11のボス部12のそれぞ
れの底面15,11aで挟持されて支持されることにな
る。
【0007】ここでテープカセットの組み立て時におい
て、先ずテープリールを装着し、下シェル1のボス部7
にテープガイド8を嵌め込み、下シェル1に上シェル1
1を接合することによって、テープガイド8の上端側か
ら上シェル11のボス部12を嵌め込むのであるが、図
11に示すように、組み立て時においてはテープカセッ
トの前部、即ち開口側にテープ4を介在させて収容する
ために、サプライ側及びティークアップ側の両テープリ
ールでテープ4を緊張した状態にして組み立てる必要が
ある。即ち、テープガイド8は、テープ4を矢印B,C
方向へ張った時にリールの中心位置方向である矢印P方
向への引張力がかかった状態で上シェル11を接合す
る。
【0008】そのため、図13に示すように、テープガ
イド4に上シェル11のボス部12がまだ嵌め込まれて
いない状態で上記の矢印P方向への引張力を受けると、
テープガイド4は傾き、上シェル11のボス部12がテ
ープガイド8の先端8aに引っ掛かかってしまう。
【0009】従って、組み立て時においては、テープガ
イド8を下シェル1のボス部7に嵌着させると共に、テ
ープ4を張った状態でテープガイド8が傾いていないこ
とを視認して組み立てを行なっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、組み立
て時においては下シェル1のボス部7にテープガイド8
を嵌着させて起立させると共に、テープ4を緊張した状
態にして組み立てると最後に上シェル11を接合する時
にテープガイド8が傾いていても発見できず、組み立て
ずらいと云う問題点が存在していた。
【0011】又、テープガイド8が少々傾いた状態で組
み立てがなされると、テープ4が傾いた状態でガイドさ
れて走行することになり、テープ4が変形してしまうと
云う問題も存在していた。例えば、磁気テープのFエッ
ジが変形した場合、音声トラックの読み書きが正確に行
われず、音声レベルの変動が起こることにより、磁気テ
ープの再生記録状態の性能を低下させる。
【0012】従って、組み立て時でのテープガイド8の
傾きを防止すると共に、組み立て工程時に正確なテープ
ガイド8の組み立てが行えるテープカセットの構造に解
決しなければならない課題を有している。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るテープカセットは、上シェル及び下シ
ェルの夫々に相対向して突出形成したボス部に嵌着した
テープガイドと、該テープガイドにガイドされるテープ
とを収容したテープカセットであって、下シェルのボス
部に、テープガイド傾き防止手段を設けたことである。
【0014】又、テープガイド傾き防止手段は、下シェ
ルに設けられ、且つテープが走行する側に設けられてい
ること;テープガイド傾き防止手段は、下シェルのボス
部の先端から上方に突出させて一体に形成した傾き防止
用リブである;傾き防止用リブは、上シェルのボス部の
外周面に対応するように内側を傾斜面に形成したこと;
テープガイド傾き防止手段は、下シェルのボス部の一部
を分離し、その先端に傾き防止用凸部を備えたベンデン
グ構造にしたこと;テープガイド傾き防止手段は、下シ
ェルのボス部の一部を垂直な側面に形成したテープカセ
ットである。
【0015】
【作用】下シェルのボス部にテープガイド傾き防止手段
を設けたことにより、テープカセットの組み立て時にお
けるテープガイドの傾きを未然に防止して組み立てるこ
とが可能となる。
【0016】又、このテープガイド傾き防止手段を下シ
ェルに設けられ、且つテープが走行する側に設けること
によって、テープカセットの組み立て時にテープを緊張
状態にしてもテープガイドの傾きを防止することができ
るようになる。
【0017】そして、テープガイド傾き防止手段は、下
シェルのボス部の先端から突出させて一体に形成した傾
き防止用リブにしたことにより、このリブがテープガイ
ドの傾きを矯正、又は未然に傾きを防止すると共に、組
み立て時にテープを緊張状態にしてもテープガイドが簡
単に傾かない状態で組み立てを行なうことが可能とな
る。
【0018】この傾き防止用リブを、上シェルのボス部
の外周面に対応するように内側を傾斜面に形成したこと
によって、上シェルのボス部を受容し易すくなり、組み
立て時に上シェルのボス部がリブ部に引っ掛かる状態を
未然に防止することが可能となる。
【0019】更に、テープガイド傾き防止手段を下シェ
ルのボス部にベンデング構造で形成された凸部を設ける
ことにより、下シェルのボス部に嵌着された時に、テー
プガイドの内面を押圧してテープガイドの傾きを未然に
防止することが可能となる。
【0020】また、テープガイド傾き防止手段を下シェ
ルのボス部の一部を垂直な側面に形成することにより、
テープガイドの傾きを側面で矯正することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係るテープカセットについて
いくつかの実施例を、図を参照にして詳細に説明する。
尚、理解しやすくするために従来技術と同一のものには
同一番号を付して説明する。
【0022】図1は、テープカセットの上シェルを外し
た状態を示したものであり、下シェル1は、左右の位置
にサプライ側及びティークアップ側のテープリール2,
3を収容するために眼鏡状に形成された仕切り枠、及び
テープリール2,3を係止するリールロック機構部を配
設する領域等、各種の大きさ及び長さの突起部等が一体
に形成されている。
【0023】この下シェル1の構造は、テープ4の巻取
り径に左右されることなく一定の位置から供給するガイ
ドピン6、6を左右に設け、開口部5側、即ちビデオデ
ッキ等の電子機器の記録再生機構部側にテープ4を送り
出すために、開口部5の両側の位置に突出形成されたボ
ス部7,7に金属性材からなるテープガイド8,8を嵌
着した構造となっている。
【0024】このように構成された下シェル1を有する
テープカセットの組み立ては、先ず下シェル1にテープ
4をガイドピン6,6及びテープガイド8,8に介在さ
せてテープリール2,3を装着する。そして、両テープ
リール2,3を互いに、又は片方のリールをテープ4が
張られる方向に回し、その上に上シェルを接合させて組
み立てる。
【0025】従って、テープ4は、テープカセットの前
面両側に設けられたテープガイド8,8に案内されてテ
ープカセットの前面に沿った走行経路を、一方のテープ
リールから他方のテープリールへ走行できる構造になっ
ている。
【0026】又、テープカセット使用時は、テープカセ
ットを図示していないビデオデッキ等の電子機器に装着
すると、前蓋が開いてテープ4が開口部5側に露呈し、
テープ4がビデオデッキ内の記録再生機構部に接続され
てテープ4の読み取り、或は書き込みが行われるように
なっている。
【0027】図2及び図3に本発明の第1実施例を示し
てある。即ち、前記のようなテープカセットを構成する
下シェル1のボス部7は、下シェル1の底面上に、ほぼ
筒型の円錐台形状に形成された本体9と、この本体9の
テープ4が走行する側、即ちテープガイド8がテープ4
と接触する側に形成されたテープカセット傾き防止手段
であるところの傾き防止用リブ10を上方に突出させて
一体に形成した構造である。
【0028】この傾き防止用リブ10は、本体9の基部
側から上方へ上シェル11の底面11aと垂直になるよ
うに突出されており、その上端は、下シェル1に上シェ
ル11を接合した時に上シェル11のボス部12とテー
プガイド8の内面との間に形成されている隙間13の中
へ突出する形状である。
【0029】又、傾き防止用リブ10の外側面は、テー
プガイド8の内面と密着し、その内側面14は、円錐台
形状に形成された上シェル11のボス部12の外周面に
対応するように傾斜面となるように形成されている。傾
斜面にすることによって、上シェル11のボス部12を
受容し易くすると共に、テープガイド8を支持する力を
補強できる構造となっている。
【0030】このような構造をした下シェル1のボス部
7にテープガイド8を嵌め込んだ時は、テープガイド8
の下端から上端近くまで垂直に伸びている傾き防止用リ
ブ10がテープガイド8のテープ4の走行する方向への
支柱の役目を果たすため、図2に示すテープ4の矢印
B,C方向へ緊張した時の力に起因する矢印R方向への
引張力による傾斜を未然に防止することができる。
【0031】このような構造をしたテープカセットの組
み立ては下記のように行われる。尚、テープガイド8
は、下シェル1及び上シェル11とは別個の金属性材の
薄板で円筒形状に形成されている。
【0032】先ず、下シェル1のボス部7にテープガイ
ド8を嵌着させる。この場合、ボス部7は、傾き防止用
リブ10以外の部分は、ほぼ円錐台形状に成形されてい
るからテープガイド8を嵌着させる作業は容易に行なう
ことができる。
【0033】テープガイド8を嵌着した際に、その下端
側は下シェル1の底面15に接すると同時にボス部7の
基部周囲全体に密着すると共に、支柱の役目を持つ傾き
防止用リブ10の外側面がテープガイド8の内面と密着
することになり、テープガイド8は、下シェル1の底面
15に確固として起立した状態で係合することになる。
【0034】次に、テープ4を図2で示した矢印B及び
C方向に引いてテープ4を緊張状態にすると、下シェル
1のボス部7に嵌め込まれたテープガイド8を矢印R方
向、即ちカセットのリールの中心位置方向へ倒そうとす
る力が作用する。この矢印Rの方向の引張力によってテ
ープガイド8が傾く状態になると、従来技術で説明した
ような組み立て上の不具合が発生することになるが、本
発明に係る実施例においては、下シェル1のボス部7に
設けられたテープガイド傾き防止用リブ10によって、
テープガイド8は容易に傾かない構造となっている。
【0035】そして、テープ4を緊張した状態で下シェ
ル1に上シェル11を接合すると同時に、上シェル11
のボス部12をテープガイド8の上端側から嵌め込む。
このようにして、テープガイド8の上下端側から夫々ボ
ス部7及び12が嵌め込まれ、下シェル1の底面15と
上シェル11の底面11aとでテープガイド8を挟持し
た状態でテープカセットの組み立てが円滑に完了するこ
とになる。
【0036】尚、上記説明においては、テープガイドの
傾き防止用リブ10は、下シェル1のボス部7に1個と
したが、複数個の傾き防止用リブ10を設ければ、その
ぶんテープガイド傾き防止効果は増大する。
【0037】図4乃至図7は、本発明の第2実施例に係
るテープカセットを示したものである。即ち、下シェル
1に設けられているボス部7の構造が第1実施例と異な
るため、このボス部7を中心に説明する。
【0038】下シェル1のボス部7は、図4及び図5に
示すように、下シェル1の底面上に、筒型のほぼ円錐台
形状に形成された本体16と、この本体16の側面から
横方向へ、くの字状に突出する凸部を設けた弾性片17
とで構成された、所謂ベンデング構造をしたものであ
る。
【0039】このベンデング構造をした弾性片17の凸
部18は、弾性曲げ応力によって、常に本体16の横方
向へ突出しようとするように付勢されている構造であ
る。このような凸部18を形成し、この凸部18を付勢
するには種々の方法が適用可能である。
【0040】例えば、図4に示すように、所定穴19を
有する円錐台形状をした本体16にテープ4が走行する
側に所定幅からなる切り込み20,21を形成する。こ
の切り込み20,21によって得られた弾性片17の先
端側に、くの字状に突出した凸部18を一体に形成し、
この弾性片17の基部を下シェル1に連設して形成した
構造である。
【0041】このようなベンデング構造を備えた下シェ
ル1のボス部7は、弾性片17を穴19の中で、本体1
6の基部側によって支持され、その弾力によって凸部1
8を外方向に付勢した構造となっている。従って、図7
に示すように、テープガイド8を、下シェル1のボス部
7の上方向から嵌合するとテープガイド8の下端側が下
シェル1の底面15の位置に係止された時に弾性片17
の凸部18はテープガイド8の内面側の一部を外側方向
に付勢することによってテープガイド8を位置決め固定
することができる構造である。
【0042】即ち、下シェル1のボス部7にテープガイ
ド8を嵌め込んだ時、弾性片17の凸部18は、テープ
ガイド8の内面に当接すると共に、適当な弾力でテープ
ガイド8を押圧した状態で嵌着後、テープ4を図6に示
す矢印B,C方向に緊張した時に生じるリールの中心位
置方向、即ち矢印Q方向への引張力に対抗してテープガ
イド8の傾きを未然に防止できる構造である。
【0043】このような下シェル1のベンデング構造を
有するボス部7を備えたテープカセットの組み立ては下
記のように行われる。即ち、図7に示すように、上シェ
ル11を下シェル1に接合する前に、下シェル1のボス
部7にテープガイド8を嵌着させる。この場合、下シェ
ル1のボス部7は、凸部18以外の部分は、ほぼ円錐台
形状に成形されており、しかも凸部18は、くの字形状
をしているから、テープガイド8を上から嵌着するのが
容易な構造になっている。
【0044】そして、テープ4を緊張した状態の時にテ
ープガイド8をリールの中心位置方向(図6で矢印Q方
向)へ倒そうとする力が作用するが、ベンデング構造を
した弾性片17の凸部18によってテープガイド8を常
時矢印Q方向と反対方向に付勢した状態であるから、テ
ープガイド8は容易に傾かないで起立姿勢を保持する。
【0045】次に、上シェル11を下シェル1に接合す
ると同時に、上シェル11のボス部12をテープガイド
8に嵌め込むことにより、テープガイド8は上シェル1
1の底面11aと下シェル1の底面15とで挟持して、
テープ4の走行方向と直交する方向に維持できる構造と
なる。このようにして、テープカセットの組み立てが完
了することになる。
【0046】図8及び図9は、本発明の第3実施例に係
るテープカセットを示したものである。即ち、下シェル
1のボス部7が第1及び第2実施例と異なる構造であ
る。以下ボス部7を中心にして説明する。
【0047】下シェル1のボス部7は、図8及び図9に
示すように、下シェル1の底面15上に筒状に一体形成
された構造である。この下シェル1のボス部7は、その
中心に筒状の穴19を設け、テープ4の走行する側を穴
19を基準にして下シェル1の基部側から垂直な側面2
2を形成し、テープ4の走行する側と反対の側は、テー
プガイド8を嵌め込み易いように適当な角度θの傾斜を
施して形成されている。
【0048】即ち、下シェル1のボス部7は、図8の矢
印D方向から見た形状は穴19を基準にして左右対称な
円錐台形状となり、矢印D方向と直交する方向から見た
形状は穴19を基準にして左右非対称の円錐台形状とな
る。このように構成された下シェル1のボス部7は、テ
ープガイド8を嵌着した場合にテープ4の走行する側、
即ち側面22がテープガイド8の内面側に密着するよう
になり、図8に示すテープ4を矢印B,C方向へ張った
時に生じる矢印R方向への引張力に充分対抗できるの
で、組み立て時におけるテープガイド8の傾斜を未然に
防止する構造になっている。
【0049】このような構造からなる下シェル1のボス
部7を有する下シェル1を用いたテープカセットの組み
立ては下記のように行われる。即ち、上シェル11を下
シェル1に接合する前に、下シェル1のボス部7にテー
プガイド8を嵌着させる。この時に下シェル1のボス部
7は、テープ4が走行する側以外の部分は、ほぼ円錐台
形状に形成されているから、テープガイド8を嵌着させ
る作業は容易に行なうことができる。
【0050】この下シェル1のボス部7にテープガイド
8を嵌着させると、テープガイド8の下端側は、下シェ
ル1の底面15に接すると同時に、下シェル1のボス部
7の基部周囲に密着する。そして、テープ4が走行する
側では、下シェル1のボス部7に形成されている垂直面
に形成された側面22がテープガイド8の内面に密着す
るように嵌着される。従って、テープガイド8に対して
図8に示した矢印R方向の引張力が印加されてもテープ
ガイド8は容易に傾かないで起立姿勢を保持することが
できる構造である。
【0051】そして、この状態で上シェル11を下シェ
ル1に接合すると同時に、上シェル11のボス部12を
テープガイド8の上端側に嵌め込み、上シェル11の底
面11a側と下シェル1の底面15側とで挟持してテー
プ4が走行する方向と直交する方向に維持することがで
きる構造である。このようにして、テープカセットの組
み立てが完了することになる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るテー
プカセットは、テープガイドを支持する下シェルのボス
部に、テープガイド傾き防止用手段を備えたことによ
り、テープカセットの組み立て時におけるテープガイド
の傾きを未然に防止することができ、組み立て工程を簡
略化すると共に、高精度の組み立てを実現することがで
きると云う極めて優れた効果を奏する。
【0053】又、テープガイド傾き防止手段をテープが
走行する側に設けることにより、組み立て時におけるテ
ープを緊張状態にした場合であっても簡単に傾くことを
未然に防止することができ、組み立て工程の簡略化及び
高精度の組み立てを実現できると云う効果もある。
【0054】更に、テープガイド傾き防止手段を、下シ
ェルのボス部の先端から突出させて一体に形成した傾き
防止用リブであること;下シェルのボス部の一部を分離
し、その先端に傾き防止用凸部を備えたベンデング構
造;下シェルのボス部の一部を垂直な側面に形成した構
造にすることにより、テープカセットの組み立て工程に
おいてテープガイドを嵌着後容易に傾かないようにする
ことができ、組み立て工程の簡略化、及び高精度な組み
立てを実現することができると云う極めて優れた効果を
奏する。
【0055】また、テープガイド傾き防止手段を、下シ
ェルのボス部の先端から上方に延設して設けた傾き防止
用リブを一体に形成した構造にし、このリブは上シェル
のボス部の外周面に対応する内側面を傾斜面に形成した
ことにより、下シェルにテープガイドを嵌着後に上シェ
ルを接合する際にこのリブに案内されて正確にテープガ
イドを挟持することができると云う極めて優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープカセットの内部構造を示す
平面図である。
【図2】本発明に係る第1実施例の下シェルのボス部の
構造を示す説明図である。
【図3】図2のA−A断面を示す説明図である。
【図4】本発明に係る第2実施例の下シェルのボス部の
平面を示す説明図である。
【図5】図4のA−A断面を示す説明図である。
【図6】同下シェルのボス部にテープガイドを嵌着した
ようすを示す略示的説明図である。
【図7】同上シェル及び下シェルを組み立てた構造を示
す説明図である。
【図8】本発明に係る第3実施例の下シェルのボス部の
平面を示す説明図である。
【図9】図8のA−A断面を示す説明図である。
【図10】従来技術のテープカセットの外観を示す斜視
図である。
【図11】同下シェルのボス部の平面を示す説明図であ
る。
【図12】図11のA−A断面を示す説明図である。
【図13】従来技術の上シェル及び下シェルの組み立て
時の不具合を示す説明図である。
【符号の説明】
1 下シェル 2、3 テープリール 4 テープ 5 開口部 6 ガイドピン 7 ボス部 8 テープガイド 9 本体 10 傾き防止用リブ 11 上シェル 11a 底面 12 ボス部 13 隙間 14 内側面 15 底面 16 本体 17 弾性片 18 凸部 19 穴 20,21 切り込み 22 側面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上シェル及び下シェルの夫々に相対向し
    て突出形成したボス部に嵌着したテープガイドと、該テ
    ープガイドにガイドされるテープとを収容したテープカ
    セットであって、 前記下シェルのボス部に、テープガイド傾き防止手段を
    設けたことを特徴とするテープカセット。
  2. 【請求項2】 テープガイド傾き防止手段は、下シェル
    に設けられ、且つテープが走行する側に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のテープカセット。
  3. 【請求項3】 テープガイド傾き防止手段は、下シェル
    のボス部の先端から上方に突出させて一体に形成した傾
    き防止用リブであることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のテープカセット。
  4. 【請求項4】 傾き防止用リブは、上シェルのボス部の
    外周面に対応するように内側を傾斜面に形成したことを
    特徴とする請求項3に記載のテープカセット。
  5. 【請求項5】 テープガイド傾き防止手段は、下シェル
    のボス部の一部を分離し、その先端に傾き防止用凸部を
    備えたベンデング構造にしたことを特徴とする請求項1
    又は2に記載のテープカセット。
  6. 【請求項6】 テープガイド傾き防止手段は、下シェル
    のボス部の一部を垂直な側面に形成したことを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のテープカセット。
JP13453493A 1993-06-04 1993-06-04 テープカセット Pending JPH06349233A (ja)

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