JPH0636281Y2 - シリンダライナ - Google Patents

シリンダライナ

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JPH0636281Y2
JPH0636281Y2 JP2611088U JP2611088U JPH0636281Y2 JP H0636281 Y2 JPH0636281 Y2 JP H0636281Y2 JP 2611088 U JP2611088 U JP 2611088U JP 2611088 U JP2611088 U JP 2611088U JP H0636281 Y2 JPH0636281 Y2 JP H0636281Y2
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JP
Japan
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cylinder liner
flange
cylinder
liner
base portion
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JP2611088U
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JPH01130046U (ja
Inventor
誠 辻田
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はエンジンのシリンダライナに関する。更に詳し
くは乾式ライナ方式に適し、上部にフランジを備えたシ
リンダライナに関するものである。
[従来の技術] 自動車用エンジンに対する出力増大の要請は強いが、こ
の要請に対してコストの上昇を最小限にして応えるには
シリンダブロックの形状を変えずにシリンダボアの内径
を増やすことが最も適した方法である。このために湿式
ライナ方式では実現できない大径のシリンダボアを乾式
ライナ方式で実現している。
乾式ライナ方式は、所定のボアピッチで加工するように
調整された既存の工作機械を用いてシリンダライナを薄
肉化することにより、より大きなシリンダ内径を同一の
外形寸法のシリンダブロックにつくり出すことができ
る。しかし現状の乾式ライナ方式の肉厚は1.5〜2.0mm程
度の加工の限界に来ている。
[考案が解決しようとする課題] 上部にフランジを備えたシリンダライナをこのように薄
肉にした場合、ピストンが燃焼行程の上死点付近におい
て受ける燃焼の圧力が応力となってフランジの基部に集
中すると、フランジの基部に亀裂を生じ易い不具合が現
れてきた。
本考案の目的は、シリンダの内径を増大するためにシリ
ンダライナを薄肉化した場合にもフランジの基部に亀裂
を生じないシリンダライナを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のシリンダライナは
上部にフランジを備え、このフランジの基部にロール加
工による硬化層が形成されたものである。
[作用] フランジの基部にロール加工による硬化層が形成された
ため、フランジの基部の強度が高くなりシリンダライナ
を薄肉化してもフランジの基部に亀裂が発生しにくくな
る。
[実施例] 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
第2図に示すように、乾式ライナ方式のシリンダライナ
素材1の管厚は所定の薄肉に形成され、そのフランジ2
の基部3の厚みはシリンダライナ素材1の管厚より厚肉
に形成される。このような形状のシリンダライナ素材1
のフランジ2の基部3に二点鎖線で示すロール成形機の
ロールRによりロール加工を施して第1図に示すシリン
ダライナ10を成形する。
このシリンダライナ10はフランジ12の基部13がシリンダ
ライナ10の管厚と同等もしくはそれ以下の厚みとなり、
基部13に硬化層14が形成される。
既存の工作機械により所定のピッチで形成されたボアに
このシリンダライナ10を圧入すれば、シリンダライナ10
の管厚が薄肉になっているため、より大きなシリンダ内
径となり、エンジンの出力を増大することができる。ま
た燃焼の圧力がピストンを介してフランジ12の基部13に
繰返し作用しても基部13には硬化層14が形成されその強
度は高くなっているため、薄肉化に起因した亀裂は生じ
ない。
[考案の効果] 以上述べたように、従来シリンダライナの薄肉化で生じ
ていた不具合をロール加工で材料強度を向上することに
より解消したので、シリンダ内径を既存の工作機械によ
り増大してエンジンの出力を大きくできるとともに、耐
久性のあるシリンダライナを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例シリンダライナの要部断面図。 第2図はそのシリンダライナ素材の断面図。 10:シリンダライナ、12:フランジ、13:フランジの基
部、14:硬化層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部にフランジを備えたシリンダライナに
    おいて、前記フランジの基部にロール加工による硬化層
    が形成されたことを特徴とするシリンダライナ。
JP2611088U 1988-02-29 1988-02-29 シリンダライナ Expired - Lifetime JPH0636281Y2 (ja)

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JPH01130046U JPH01130046U (ja) 1989-09-05
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