JPH0637243U - 織機の布巻きロール交換装置 - Google Patents
織機の布巻きロール交換装置Info
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- JPH0637243U JPH0637243U JP7482092U JP7482092U JPH0637243U JP H0637243 U JPH0637243 U JP H0637243U JP 7482092 U JP7482092 U JP 7482092U JP 7482092 U JP7482092 U JP 7482092U JP H0637243 U JPH0637243 U JP H0637243U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 織布切断の移動速度を制御して、織布の切断
を確実にしつつ切断動作を迅速に行う。 【構成】 布巻きロール8の巻き付け量が所定量になる
と、アーム25が布巻きロール8を巻き取り駆動部3か
ら保持台50上に払い出す。そして、係止部材22をス
トッカ17から引っ込める。これにより、空ロール16
がストッカ17から巻き取り駆動部3上に供給される。
この後、切断機構35が巻き取り駆動部3と保持台50
上の布巻きロール8との間で織布4を切断する。このと
き、切断機構35による織布4の布幅方向への移動速度
を、切断初期において低速として、織布4の張力が多少
弱くても、切り込みを確実に入れる。切り込みが入った
後は、切断機構35の布幅方向への移動速度を高速とし
て、切断動作時間を速くする。引き続き、巻き付け機構
42が織布4の切断部を上記巻き取り駆動部3に供給し
た空ロール16に巻き付ける。
を確実にしつつ切断動作を迅速に行う。 【構成】 布巻きロール8の巻き付け量が所定量になる
と、アーム25が布巻きロール8を巻き取り駆動部3か
ら保持台50上に払い出す。そして、係止部材22をス
トッカ17から引っ込める。これにより、空ロール16
がストッカ17から巻き取り駆動部3上に供給される。
この後、切断機構35が巻き取り駆動部3と保持台50
上の布巻きロール8との間で織布4を切断する。このと
き、切断機構35による織布4の布幅方向への移動速度
を、切断初期において低速として、織布4の張力が多少
弱くても、切り込みを確実に入れる。切り込みが入った
後は、切断機構35の布幅方向への移動速度を高速とし
て、切断動作時間を速くする。引き続き、巻き付け機構
42が織布4の切断部を上記巻き取り駆動部3に供給し
た空ロール16に巻き付ける。
Description
【0001】
本考案は、織機の布巻きロールを自動的に交換する装置に関する。
【0002】
織機の布巻きロール交換装置としては、例えば、特開平3−69640号公報 に開示されたものがある。
【0003】 この布巻きロール交換装置における織布の切断動作を、図8と図9とにもとづ いて説明する。
【0004】 織機で織り出される織布が巻き取り駆動部に位置する布巻きロールに所定量巻 き付けられた満巻状態となる時期に、織機の制御装置または工場の生産管理を行 う制御装置が布巻きロールの交換指示を行う。この交換指示により、図8に示す ように、織布201の巻き付けられた布巻きロール202が、巻き取り駆動部2 03の前後ローラ204,205よりも前方に位置する布巻きロール保持部20 6に払い出された後、空ロール207が巻き取り駆動部203の前後ローラ20 4,205上に供給された後、織布201が巻き取り駆動部203と布巻きロー ル保持部206との間で、カッタ208により切断される。
【0005】 この織布201の切断は、図9に示すように、カッタ208が、矢印で示す布 幅方向に移動することにより、行われる。
【0006】 なお、図8中に示す符号212,213は、ガイドバーである。
【0007】
前述の従来例では、回転するカッタ208を布幅方向に移動させて織布201 を切断する構造であるので、切断開始時に織布の張力が弱いと、切断できないこ とがある。そのため、回転カッタ20の移動速度を遅く設定しておくことも考え られるが、切断動作が遅くなる。切断動作が遅いと、織機停止中に布巻ロールの 自動交換を行う場合には、稼働率が低下することになり、また織機運転中に行う 場合には、製織が進行しているので、布幅方向に対して斜めに切断され、その後 の空ロール207への織布201の巻付け開始に、切断端部が斜めになっている ことから、織布の切断端部が空ロール207上に均一長さに保持されず、巻付け 不良が発生する恐れがある。
【0008】 そこで本考案にあっては、切断機構の布幅方向への移動速度を制御して、織布 の切断を確実にしつつ切断動作を迅速に行うことを課題にしている。
【0009】
本考案は、織機の巻き取り駆動部に位置する布巻きロールに巻き付けられた織 布が所定の巻き付け量になったとき、その布巻きロールを前記巻き取り駆動部よ りも前方に払い出し、その後、空ロールを前記巻き取り駆動部に供給し、この巻 き取り駆動部と前記織機前方に払い出された布巻きロールとの間で切断機構を布 幅方向に移動させて、織布を布幅方向に切断し、この織布の巻き取り駆動部側切 断部を前記巻き取り駆動部に供給された空ロールに巻き付ける織機の布巻きロー ル交換装置において、前記切断機構の布幅方向への移動速度を、その切断開始初 期には遅くし、それ以降には速くする切断移動速度制御手段を備えてある。
【0010】
本考案では、織布を布幅方向に切断する切断機構の切断開始初期の移動速度を 遅くし、それ以降の切断途中で移動速度を速くする。
【0011】
図1は、一実施例としての織機の布巻きロール交換装置を示している。図1に おいて、織機1のサイドフレーム2の前下部には、巻き取り駆動部3が設けられ ている。巻き取り駆動部3は、周面が織布4に対する摩擦力と耐久性とを発揮す る合成ゴムのような素材で構成された前後ローラ5,6を設けた所謂サーフェス ドライブタイプになっている。前後ローラ5,6のうちのいずれか一方、この一 実施例では、後ローラ6がサイドフレーム2の前上部に横架したサーフェスロー ラ7に、図外のチェーン,タイミングベルトなどの動力伝達機構を介して連結さ れている。前ローラ5は、前後ローラ5,6上に跨って、紙筒状の布巻きロール 8を載置した状態において、後ローラ6の駆動により、布巻きロール8と一緒に 従動回転する。この布巻きロール8には、織機1で織り出された織布4が、図外 のリード側からガイドバー9→サーフェスローラ7→プレスローラ10→ガイド バー11,12,13→ベントバー14→布巻きロール8と前ローラ5との間を 順次通って巻き付けられる。
【0012】 空ロール貯留機構15は、巻き取り駆動部3よりも上部に空ロール16を貯留 するものである。この空ロール貯留機構15は、サイドフレーム2の前後ローラ 5,6よりも上部に前後ローラ5,6に向けて傾斜状に設けられたストッカ17 を備えている。このストッカ17は、織機1の前方から見てチャンネル状になっ ており、対峙する上下壁18,19と縦壁20との間に、紙筒状の空ロール16 の両端部を移動可能に挿入させる空ロール通路21を備えている。ストッカ17 の空ロール通路21には、係止部材22を突出配置してある。この係止部材22 は、後述する空ロール供給機構33を構成するアクチュエータによって、空ロー ル通路21内に進入し、ストッカ17に挿入された空ロール16をストッカ17 に貯留するようになっている。空ロール16は、前述の布巻きロール8と同一の 構造である。紙筒状のロールに織布4が巻き付けられたものを、布巻きロール8 と称し、紙筒状のロールに織布4が巻き付けられていないものを、空ロール16 と称している。
【0013】 払い出し機構23は、巻き取り駆動部3に位置する布巻きロール8に対する織 布4の巻き付け量が所定量になったとき、その布巻きロール8を巻き取り駆動部 3から織機1の前方へ払い出すものである。この払い出し機構23は、前ロール 5のサイドフレーム2への支持軸24を中心として前後方向へ揺動可能な板状体 なる払い出しアーム25を備えている。払い出しアーム25の自由端部には押し 出し部26を設けてある。払い出しアーム25には、アクチュエータとしてのエ アシリンダ27の作動ロッド28をピン29で回転自在に連結してある。エアシ リンダ27のシリンダボディ30は、サイドフレーム2に固定軸31で回転可能 に取り付けられている。エアシリンダ27は、エアシリンダ27の図外の空気供 給経路に設けられた図外の切り替え弁が織機1の後述する制御装置110からの 制御信号により切り替えられることにより、伸長駆動または縮小駆動する。この エアシリンダ27の伸長駆動により、払い出しアーム25は、支持軸24を中心 として、織機1の後方の所定停止位置から織機前方に往動する。この往動によっ て、払い出しアーム25の押し出し部26が、巻き取り駆動部3上の布巻きロー ル8の織布4よりも織機左右方向に突出する両端部を前方に押して、布巻きロー ル8を前後ローラ5,6から搬送車50上に移載する。この移載後、エアシリン ダ27が縮小駆動することによって、払い出しアーム25は、前後ローラ5,6 間よりも後方に復動し、図1に示すように、所定停止位置に停止する。
【0014】 空ロール供給機構33は、払い出し機構23による布巻きロール8の払い出し 後に、空ロール16を空ロール貯留機構15から巻き取り駆動部3に供給させる ものである。この空ロール供給機構33は、空ロール貯留機構15の係止部材2 2をストッカ17の空ロール通路21外に退出動作させる電磁駆動自己復帰型の アクチュエータになっている。つまり、空ロール供給機構33が、制御装置11 0からの制御信号により、係止部材22をストッカ17の空ロール通路21外に 退出することによって、空ロール16が係止部材21から解放されてストッカ1 7の下壁19上を滑降して前後ローラ5,6に向けて落下する。このストッカ1 7からの落下によって、空ロール16が前後ロール5,6上に跨って載置供給さ れて新たな布巻きロールとなる。
【0015】 切断機構35は、制御装置110からの制御信号により、巻き取り駆動部3の 前ローラ5と布巻きロール保持機構に移載された布巻きロール8との間で、織布 4を切断するものである。この切断機構35は、カッタボディ36を備えている 。カッタボディ36の上部後側には回転刃37を組み付けてある。カッタボディ 36の下部にはローラ38を備えている。そして、カッタボディ36がサイドフ レーム2の前ローラ5よりも前方に設けられたカッタガイド39に沿って一方の サイドフレーム2から他方のサイドフレーム2に向けて移動する(図1において は紙面の表裏方向に移動する)ことにより、回転刃37が織布4を切断する。カ ッタガイド39の前部には、サイドフレーム2に横架された保護部材40が配置 されている。この保護部材40は、布巻きロール8が巻き取り駆動部3から搬送 車50に移載される過程で、布巻きロール8を受け止めることにより、布巻きロ ール8が切断機構35と干渉するのを防止するものである。
【0016】 巻き付け機構42は、切断機構35によって切断された織布4の巻き取り駆動 部側切断部(以下、切断部と称する)を、制御装置110からの制御信号により 、巻き取り駆動部3に供給されて新たな布巻きロールとなった空ロール16に巻 き付けるものである。この巻き付け機構42は、サイドフレーム2の前下部に設 けられ、吹き上げノズル43と分離ノズル44と吹き込みノズル45とクロスガ イド46とで構成されている。吹き上げノズル43は、織布4の切断部を空ロー ル16上に向けて吹き上げて重合させるものである。分離ノズル44は、空ロー ル16上に重合した織布4の切断部が、空ロール16と後ローラ6との間から下 方に突出したときに、織布4の切断部を後ローラ6から分離するものである。吹 き込みノズル45は、後ローラ6から分離した織布4の切断部を空ロール16と 前ローラ5との間に吹き込むものである。クロスガイド46は、吹き込みノズル 45によって空ロール16と前ローラ5との間に吹き込まれる織布4の前ローラ 側切断部を、空ロール16と前ローラ5との間に向けて案内するものである。
【0017】 布巻きロール保持機構50は、払い出し機構23によって払い出される布巻き ロール8を一時的に保管するものである。布巻きロール保持機構50は、サイド フレーム2の前ローラ5よりも前方に位置する脚体部51を備えている。脚体部 51の上部には、織機1の横方向(図1の紙面の表裏方向)に延びる前後横バー 52,53を設けてある。前後横バー52,53は、払い出し機構23の払い出 し動作によって、布巻きロール8が巻き取り駆動部3から織機1の前方に払い出 されると、布巻きロール8に巻き付けられた織布4の最外周下面を載置して支持 する。
【0018】 制御装置110は、操作者の操作盤111の操作によって設定された所定巻き 取り量,緯糸密度,織機主軸の回転数など、および、運転中の停止期間などの運 転条件により、巻き取り量が所定巻き取り量となる時期を推定演算し、この演算 された時期により、払い出し機構23,空ロール供給機構33,切断機構35, 巻き付け機構42などの動作を制御する。
【0019】 図2は、上記巻き取り駆動部3と布巻きロール8と払い出し機構23との関係 を示している。図2において、織機1の左右に相対峙するサイドフレーム2には 、ブラケット60を固定的に設けてある。ブラケット60には、軸受け部材61 を介して前ローラ5の支持軸24の両端部が回転自在に装着されている。支持軸 24の中間部には、前ローラ5が上記とは別の軸受け部材62を介して回転自在 に装着されている。支持軸24のブラケット60と前ローラ5との間に位置する 部分には、左右一対の払い出しアーム25が固定的に取り付けられている。
【0020】 また、払い出し機構23のエアシリンダ27は、左右一対の払い出しアーム2 5のいずれか一方とこの払い出しアーム25側のサイドフレーム2との間に、配 置されている。したがって、エアシリンダ27の駆動力は、一方の払い出しアー ム25から支持軸24を通して他方の払い出しアーム25にも伝達される。これ により、左右一対の払い出しアーム25が、エアシリンダ27の伸縮駆動により 、一体的に支持軸24を中心として前後方向(図2においては紙面の表裏方向) に往復動するようになっている。
【0021】 図3および図4は、上記切断機構35の内部構造を示している。
【0022】 図3において、切断機構35の回転刃37の回転駆動機構65は、流体駆動モ ータとしての流体タービンに構成されている。流体タービン65のタービンブレ ード66は、短円柱形のブレード本体67の外周部に多数の羽体68を備えてい る。ブレード本体67の軸心部には、シャフト69が貫通装着されている。シャ フト69のブレード本体67よりも前方に突出する一端部には、ベアリング70 のインナリングを受け止めるインナスペーサ71と、ベアリング70とが順次嵌 合されている。シャフト69のベアリング70よりも前方に突出する部分には、 ベアリング70のインナリングに当接するナット72が締結されている。シャフ ト69のブレード本体67よりも後方に突出する他端部には、前述とは別のベア リング73のインナリングを受け止めるインナスペーサ74と、ベアリング73 と、これのインナリングに当接するアウタスペーサ75と、回転刃37とが順次 嵌合されている。シャフト69の回転刃37よりも後方に突出する部分には、回 転刃37に当接するナット76が締結されている。タービンブレード66は、カ ッタボディ36に形成した短円柱形のタービンブレード収納室77に回転自在に 収納されている。シャフト69は、カッタボディ36のタービンブレード収納室 77を画成する前後壁にベアリング70,73を介して回転自在に装着されてい る。タービンブレード66がタービンブレード収納室77に収納され、シャフト 69がカッタボディ36にベアリング70,73を介して回転自在に装着された 状態において、回転刃37は、カッタボディ36の後方に離間配置されている。 回転刃37は、カッタボディ36に装着されたカバー78で覆われている。カバ ー78のカッタボディ36よりも上方に位置している部分には、回転刃37の一 部を露出するスリット79が形成されている。カッタガイド39の後壁には、前 記巻き付け機構42の吹き上げノズル43のブラケット80がねじ81で取り付 けられている。
【0023】 図4において、タービンブレード収納室77に連通するインレット82とター ビンブレード収納室77に連通するアウトレット83とは、カッタボディ36に 形成されている。インレット82には、ホース口84が装着されている。ホース 口84には、ビニルチューブのような可撓性を有する配管部材85の一端が接続 されている。配管部材85の他端は、図外の加圧流体供給源を構成するエアポン プまたエアタンクに図外の電磁駆動型の切り換え弁を介して接続されている。前 記スリット79は、カバー78の左右に配置されている。左スリット79は、カ バー78の左端から中央部側に向けて略U字形になっている。右スリット79は 、カバー78の右端から中央部側に向けて略U字形になっている。これらスリッ ト79は、前後左右の方向に開放されている。切断機構35の左右移動機構87 は、サイドフレーム2に横架したベースプレート88を備えている。ベースプレ ート88のカッタガイド39よりも右端側には、モータ89が取り付けられてい る。モータ89の駆動軸には駆動プ−リ90が取り付けられている。ベースプレ ート88のカッタガイド39よりも左端側には、従動プ−リ91が回転自在に取 り付けられている。これら駆動プ−リ90と従動プ−リ91とに跨ってワイヤ9 2が巻き掛けられ、ワイヤ92の駆動プ−リ側端がスプリング93を介してカッ タボディ36の右端部に係留されている。ワイヤ92の従動側端が上記スプリン グ93と同様の図外のスプリングを介してカッタボディ36の左端に係留されて いる。したがって、モータ89の正転駆動により、カッタボディ36がカッタガ イド39に沿って一方のサイドフレーム2から他方のサイドフレーム2に向けて 移動し、モータ89の逆転駆動により、カッタボディ36がカッタガイド39に 沿って他方のサイドフレーム2から一方のサイドフレーム2に向けて移動する。 なお、カッタボディ36は、回転刃37の布切断動作時以外は、巻き取り駆動部 3上の布巻きロール8の織布4と払い出しアーム25との間に位置する所定停止 位置に、または、上記織布4とサイドフレーム2との間に位置する所定停止位置 に停止している。
【0024】 図5は、上記切断機構35の布幅方向への移動速度の制御を示している。図5 において、切断機構35の回転刃37の矢印方向たる布幅方向への移動速度は、 制御装置110からの制御信号によって、織布切断開始の初期における所定期間 、具体的には回転刃37が織布4を切断し始めてから数秒経過する時間、布幅方 向への移動速度が低速に制御される。数秒経過した回転刃37の布幅方向への移 動速度は、制御装置110からの制御信号によって、高速に制御される。
【0025】 図6は、上記巻き付け機構42を示している。図6において、吹き上げノズル 43は、カッタガイド39の後壁にブラケット80を介して取り付けた丸パイプ 96を備えている。丸パイプ96は、織布4の布幅方向に略直状に延びている。 丸パイプ96の一端は、図外の加圧空気供給源たるエアポンプまたはエアタンク に図外の電磁駆動型の切り替え弁を介して接続されている。丸パイプ96の他端 は封止されている。丸パイプ96の周壁上後部には、噴射孔97が形成された複 数の吹き上げノズルボディ98を布幅方向に離間配置して取り付けてある。分離 ノズル44は、ベントバー14にブラケット99を介して取り付けた角パイプ1 00を備えている。角パイプ100は、織布4の布幅方向に略直状に延びている 。角パイプ100の一端は、前記エアポンプまたはエアタンクに上記とは別の図 外の電磁駆動型の切り替え弁を介して接続されている。角パイプ100の他端は 封止されている。角パイプ100の上壁面には、噴射孔101が形成された複数 の分離ノズルボディ102を布幅方向に離間配置して取り付けてある。吹き込み ノズル45は、噴射孔103が形成された複数の吹き込みノズルボディ104を 上記角パイプ100の前壁に布幅方向に離間配置して取り付けることによって構 成されている。クロスガイド46は、角パイプ100の吹き込みノズル側下端か ら前ローラ5の周面上部に向けて延びるとともに、織布4の布幅と略同一の横幅 を有する板状体になっており、角パイプ100の吹き込みノズル側下端にヒンジ 105で回転可能に連結され、ブラケット99で傾斜状となるように支持されて いる。
【0026】 この一実施例の動作を説明する。先ず、図1に示すように、払い出し機構23 の払い出しアーム25が所定停止位置に停止し、空ロール貯留機構15の係止部 材22が空ロール通路21に進入し、ストッカ17に空ロール16が貯留されて いる状態において、織機1の運転により織り出された織布4が、巻き取り駆動部 3に位置して従動回転している布巻きロール8に巻き取られている。そして、制 御装置110が推定演算した巻き付け量が所定巻き付け量になると、織機1の運 転を継続したまま、払い出し機構23のエアシリンダ27を伸長駆動する。する と、払い出しアーム25の押し出し部26が、支持軸24を中心として前方に往 動して布巻きロール8を前後ローラ5,6上から布巻きロール保持機構50側に 押動する。これにより、図7に示すように、布巻きロール8は前ローラ5の上部 から保護部材40の上部を越えて布巻きロール保持機構50上に移載され、織布 4はベントバー14から前ローラ5→保護部材40を経て布巻きロール8に連な っている。
【0027】 次に、エアシリンダ27が縮小駆動し、払い出しアーム25の押し出し部26 が支持軸24を中心として後方に復動する。そして、押し出し部26の上端がス トッカ17からの空ロール16の落下経路よりも後方に移動したところで、空ロ ール供給機構33が駆動し、係止部材22が空ロール通路21より後退する。こ れにより、空ロール16がストッカ17を滑って前後ローラ5,6に向けて放出 され図7の仮想線示から実線示のように前後ローラ5,6上に供給,載置される 。このとき、空ロール16は、押し出し部26に当接して前後ローラ5,6に到 着することもある。また、係止部材22は、空ロール16が係止部材22を越し た後に、空ロール供給機構33の自己復帰により、ストッカ17の空ロール通路 21内に進入し、次の空ロール16をストッカ17内に貯留する。
【0028】 引き続き、織布4の一部が、空ロール16と前ローラ5との間に挟まれ、布巻 きロール保持機構50上に載置されている布巻きロール8に連なっている状態に おいて、切断機構35の回転刃37が回転しつつ図5に示す矢印Y方向、つまり 、一方のサイドフレーム2から他方のサイドフレーム2に向けて移動する。これ により、前後ローラ5,6に載置されている空ロール16と布巻きロール保持機 構50上に載置されている布巻きロール8との間で、織布4が切断される。この 織布切断過程においては、回転刃37の図5に示す矢印Y方向たる布幅方向への 移動速度が、織布4の切断開始初期において低速になっているので、織布4の張 力が多少弱くても確実に切り込みが行われる。これは、織布4が一旦切断され始 めると、その後は張力が多少弱くても切れ易くなるので、織布4の切断開始初期 における回転刃37の布幅方向への移動速度を低速として、切り込みを確実に行 うためである。この切り込みが行われた後、回転刃37の布幅方向への移動速度 は高速となる。これは、切れ易くなった部分での回転刃37の布幅方向への移動 速度を高速として切断動作の時間を短縮するためである。
【0029】 この後、巻き付け機構42が、織布4の切断部を前後ローラ5,6上の空ロー ル16に巻き付ける。具体的には、図6に示すように、最初に、吹き上げノズル 43から空気を矢印X1方向に噴射して、織布4の切断部4aを、実線示から点 線示のように、空ロール16上に重合させた後、吹き上げノズル43からの空気 噴射を停止する。すると、織布4の切断部4aは、前ローラ5と空ロール16と の従動回転に連れて空ロール16上に重合したまま、後ローラ6と空ロール16 との間を通って仮想線示のように下方に突出する。このとき、分離ノズル44と 吹き込みノズル45とから空気を矢印X2,X3方向に噴射する。すると、後ロー ラ6と空ロール16との間から突出している織布4の切断部4aが、分離ノズル 44からの空気により、後ローラ6から分離されて角パイプ100と空ロール1 6との間を通って、クロスガイド46側に吹き寄せられた後、クロスガイド46 に沿って流れる吹き込みノズル45からの空気(矢印X4参照)により、空ロー ル16と前ローラ5との間に吹き込まれて、具体的にはベントバー14から前ロ ーラ5に連なる織布4と空ロール16との間に吹き込まれて、空ロール16に巻 き付けられる。この巻き付け完了により、分離ノズル44と吹き込みノズル45 とからの空気噴射を停止する。
【0030】 ところで、織布4の前ローラ側切断部が、ベントバー14から連なる織布4と 空ロール16との間に吹き込まれて空ロール16に巻き付けられた際に、後ロー ラ6と空ロール16とを通常回転したまま、前ローラ5を強制的に停止または逆 転して、織布4の切断部を空ロール16に、よりしっかりと巻き付けるようにし てもよい。
【0031】 この後、布巻きロール保持機構50に一時的に保持された布巻きロール8は、 工場の搬送車ストアから呼び出されて織機の前部に到着した図外の搬送車に移載 され、搬送車によって、工場の布巻きロール保管場所に運搬される。また、空ロ ール貯留機構15への空ロール16の供給は、布巻きロール8の運搬中の搬送車 とは別の搬送車で自動供給するか、または、作業者が手動供給することにより、 次回の布巻きロール交換に備える。これにより、布巻きロール交換作業の1サイ ルクが終了する。
【0032】 なお、本考案は、前記一実施例に限定されるものではなく、図示は省略するが 、例えば、前記一実施例の布巻きロール保持機構50を設けることなく、搬送車 を織機前方に予め呼び出して停車させておき、この搬送車に布巻きロール8を払 い出し機構23によって巻き取り駆動部3から移載しても良い。また、巻き取り 駆動部を、サイドフレームに組み付けた駆動軸で布巻きロールの両端部を回転さ せる所謂センタードライブタイプに構成することも可能である。
【0033】
本考案によれば、織布を布幅方向に切断する切断機構の切断開始初期の移動速 度を遅くし、それ以降の切断途中では移動速度を速くするので、織布の張力が多 少弱くても、確実な切り込みを行うことができる。引き続く切断途中では、一旦 布に切り込みができているから、切断機構の移動速度を速くしても切断は確実に 行われ、切断作動時間を短縮することができる。
【0034】 以上のように、切断を確実にしつつ切断動作が迅速に行われることになる。
【図1】実施例を示す側面図。
【図2】実施例の払い出し機構を示す正面図。
【図3】実施例の切断機構を示す側面図。
【図4】実施例の切断機構を示す正面図。
【図5】実施例の切断機構の布幅方向への移動速度制御
を示す構成図。
を示す構成図。
【図6】実施例の巻き付け機構を示す側面図。
【図7】実施例の布巻きロールが巻き取り駆動部から布
巻きロール保持機構に移載された状態を示す作用説明
図。
巻きロール保持機構に移載された状態を示す作用説明
図。
【図8】従来例の布巻きロールが巻き取り駆動部から布
巻きロール保持機構に移載された状態を示す側面図。
巻きロール保持機構に移載された状態を示す側面図。
【図9】従来例の切断動作を示す平面図。
1…織機 3…巻き取り駆動部 4…織布 23…払い出し機構 35…切断機構 42…巻き付け機構 110…制御装置(切断移動速度制御手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 織機の巻き取り駆動部に位置する布巻き
ロールに巻き付けられた織布が所定の巻き付け量になっ
たとき、その布巻きロールを前記巻き取り駆動部よりも
前方に払い出し、その後、空ロールを前記巻き取り駆動
部に供給し、この巻き取り駆動部と前記織機前方に払い
出された布巻きロールとの間で切断機構を布幅方向に移
動させて、織布を布幅方向に切断し、この織布の巻き取
り駆動部側切断部を前記巻き取り駆動部に供給された空
ロールに巻き付ける織機の布巻きロール交換装置におい
て、 前記切断機構の布幅方向への移動速度を、その切断開始
初期には遅くし、それ以降は速くする切断移動速度制御
手段を備えた、 ことを特徴とする織機の布巻きロール交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7482092U JPH0637243U (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 織機の布巻きロール交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7482092U JPH0637243U (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 織機の布巻きロール交換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0637243U true JPH0637243U (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=13558337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7482092U Pending JPH0637243U (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 織機の布巻きロール交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637243U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114229551A (zh) * | 2021-12-09 | 2022-03-25 | 南通冠恒纺织有限公司 | 一种纺织布的卷绕存放一体装置 |
-
1992
- 1992-10-28 JP JP7482092U patent/JPH0637243U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114229551A (zh) * | 2021-12-09 | 2022-03-25 | 南通冠恒纺织有限公司 | 一种纺织布的卷绕存放一体装置 |
| CN114229551B (zh) * | 2021-12-09 | 2023-11-28 | 南通冠恒纺织有限公司 | 一种纺织布的卷绕存放一体装置 |
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