JPH0642854U - 織機の布巻きロール交換装置 - Google Patents
織機の布巻きロール交換装置Info
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- JPH0642854U JPH0642854U JP7741892U JP7741892U JPH0642854U JP H0642854 U JPH0642854 U JP H0642854U JP 7741892 U JP7741892 U JP 7741892U JP 7741892 U JP7741892 U JP 7741892U JP H0642854 U JPH0642854 U JP H0642854U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気消費量を低減し、織布の巻き付けを確実
に行わせる。 【構成】 布巻きロール8の巻き付け量が所定量になる
と、アーム25が布巻きロール8を巻き取り駆動部3か
ら保持台50上に払い出す。そして、係止部材22をス
トッカ17から引っ込める。これにより、空ロール16
がストッカ17から巻き取り駆動部3上に供給される。
この後、切断機構35が巻き取り駆動部3と保持台50
上の布巻きロール8との間で織布4を切断する。そし
て、巻き付け機構42が織布4の切断部を上記巻き取り
駆動部3に供給した空ロール16に巻き付ける。このと
き、制御装置110が緯糸密度,織機主軸の回転数,停
止期間などの運転条件に応じて、巻き付け機構42の動
作期間または時期を制御する。これにより、織布4の前
ローラ5から切断端までの長さが巻き付けに要する適切
な長さになり、巻き付け不良の発生が防止できる。
に行わせる。 【構成】 布巻きロール8の巻き付け量が所定量になる
と、アーム25が布巻きロール8を巻き取り駆動部3か
ら保持台50上に払い出す。そして、係止部材22をス
トッカ17から引っ込める。これにより、空ロール16
がストッカ17から巻き取り駆動部3上に供給される。
この後、切断機構35が巻き取り駆動部3と保持台50
上の布巻きロール8との間で織布4を切断する。そし
て、巻き付け機構42が織布4の切断部を上記巻き取り
駆動部3に供給した空ロール16に巻き付ける。このと
き、制御装置110が緯糸密度,織機主軸の回転数,停
止期間などの運転条件に応じて、巻き付け機構42の動
作期間または時期を制御する。これにより、織布4の前
ローラ5から切断端までの長さが巻き付けに要する適切
な長さになり、巻き付け不良の発生が防止できる。
Description
【0001】
本考案は、織機の布巻きロールを自動的に交換する装置に関する。
【0002】
織機の布巻きロール交換装置としては、例えば、特開平3−69640号公報 に開示されたものがある。
【0003】 この布巻きロール交換装置における織布の切断から巻き付けまでの動作を、図 7〜図9にもとづいて説明する。
【0004】 先ず、織機で織り出される織布が巻き取り駆動部に位置する布巻きロールに所 定量巻き付けられた満巻状態となる時期に、織機の制御装置または工場の生産管 理を行う制御装置が布巻きロールの交換指示を行う。この交換指示により、図7 に示すように、織布201の巻き付けられた布巻きロール202が、巻き取り駆 動部203の前後ローラ204,205よりも前方に位置する布巻きロール保持 部206に払い出された後、空ロール207が巻き取り駆動部203の前後ロー ラ204,205上に供給された後、織布201が巻き取り駆動部203と布巻 きロール保持部206との間で、カッタ208により切断される。
【0005】 この織布201の切断は、図8に示すように、カッタ208が、矢印で示す布 幅方向に移動することにより、行われる。
【0006】 この後、図9に示すように、吹き上げノズル209からの矢印で示す空気噴射 により、織布201の巻き取り駆動部側切断部(以下、切断部と称する)201 aが巻き取り駆動部203に供給されて新たな布巻きロールとなった空ロール2 07に巻き付けられる。具体的には、織布201の切断部201aが、吹き上げ ノズル209からの空気噴射によって空ロール207上に重なった後、図9に点 線で示すように、前後ローラ204,205と一緒に回転する空ロール207の 回転によって、空ロール207とともに移動し、空ロール207と後ローラ20 5との間を通った後、前後ローラ204,205間のガイド手段210で前ロー ラ204側に誘導される。なお、このガイド手段210には、後ローラ205と 空ロール207との間に空気噴射を行う分離ノズル210aや、前ローラ204 と空ロール207との間に空気噴射を行う吹き込みノズル210bが備えられて いる。そして、ベントバー211側から前ローラ204と空ロール207との間 側に位置する織布201と空ロール207との間に引き込まれて、空ロール20 7に巻き付けられる。
【0007】 なお、布巻きロール保持部206に一時的に保持された布巻きロール202は 、上記交換指示により、工場の搬送車ストアから呼び出されて織機の前部に到着 した図外の搬送車に移載され、搬送車によって、工場の布巻きロール保管場所に 運搬される。また、図7中と図9中とに示す符号212,213は、ガイドバー である。
【0008】
前述の従来例では、布巻きロールの交換指示が行われた際、布巻きロールの払 い出しから織布の切断、そして切断された織布の空ロールへの巻き付け動作が織 機運転中に行われるが、織布切断後の巻き付けにおいて、切断された織布201 の切断部201aが吹き上げノズル209からの空気噴射によって空ロール20 7上に覆い被さるのに適切な長さが必要である。しかし、織機の緯糸密度や回転 数または緯入れ不良等による一時的な停止期間などの運転条件によって、織布2 01の前ローラ204から切断端までの長さに過不足があると、空ロール207 への巻き付け不良が発生することがある。つまり、長さが短い場合には、吹き上 げノズル209によって吹かれた織布201の切断部201aが、空ロール20 7上に覆い被さらず、空ロール207からずり落ちてしまう。長さが長過ぎると 、吹き上げノズル209によって吹かれた織布201の切断部201aが、図9 に仮想線で示すように、後ローラ205側にまで延びてしまう。また、長さが長 過ぎた場合には、織布201の切断部201aの重さが重くて、空ロール207 上に吹き上がらないこともある。
【0009】 また、空ロール207上に織布201の切断部201aが覆い被さったとして も、その後、緯入れ不良等で一時的に織機が停止し、これの修復後に織機の運転 を再開したときに、前後ローラ204,205間のガイド手段210で、分離ノ ズル210aや吹き込みノズル210bの噴射時期がずれ、前ローラ204と空 ロール207との間に織布201の切断部201aが案内されず、巻き付け不良 が発生する恐れがある。かと言って、吹き上げノズル209や分離ノズル210 a,吹き込みノズル210bの空気噴射期間を必要以上に長く設定したのでは、 空気消費量が多くなり、エネルギの浪費となり、コスト的に不利である。
【0010】 そこで本考案にあっては、布巻きロール交換装置の作動エネルギを浪費するこ となく織布の巻き付け駆動部側切断部の空ロールへの巻き付けが自動的に確実に 行えることを課題にしている。
【0011】
本考案は、織機の巻き取り駆動部に位置する布巻きロールに巻き付けられた織 布が所定の巻き付け量になったとき、その布巻きロールを前記巻き取り駆動部よ りも前方に払い出し、その後、空ロールを前記巻き取り駆動部に供給し、この空 ロールと前記織機前方に払い出された布巻きロールとの間で織布を切断し、この 織布の巻き取り駆動部側切断部を前記巻き取り駆動部に供給された空ロールに巻 き付ける織機の布巻きロール交換装置において、前記織機の緯糸密度,回転数, 停止期間などの運転条件に応じて、前記織布への切断動作または空ロールへの布 巻き動作時期を制御する手段を備えている。
【0012】
織機の緯糸密度,回転数,停止期間などの運転条件に応じて、織布の切断から 巻き付けまでの間において、織布の巻き取り駆動部から切断端までの長さが適切 な長さになるように、織布への切断動作または空ロールへの布巻き動作時期を制 御する。
【0013】
図1は、一実施例としての織機の布巻きロール交換装置を示している。図1に おいて、織機1のサイドフレーム2の前下部には、巻き取り駆動部3が設けられ ている。巻き取り駆動部3は、周面が織布4に対する摩擦力と耐久性とを発揮す る合成ゴムのような素材で構成された前後ローラ5,6を設けた所謂サーフェス ドライブタイプになっている。前後ローラ5,6のうちのいずれか一方、この一 実施例では、後ローラ6がサイドフレーム2の前上部に横架したサーフェスロー ラ7に、図外のチェーン,タイミングベルトなどの動力伝達機構を介して連結さ れている。前ローラ5は、前後ローラ5,6上に跨って、紙筒状の布巻きロール 8を載置した状態において、後ローラ6の駆動により、布巻きロール8と一緒に 従動回転する。この布巻きロール8には、織機1で織り出された織布4が、図外 のリード側からガイドバー9→サーフェスローラ7→プレスローラ10→ガイド バー11,12,13→ベントバー14→布巻きロール8と前ローラ5との間を 順次通って巻き付けられる。
【0014】 空ロール貯留機構15は、巻き取り駆動部3よりも上部に空ロール16を貯留 するものである。この空ロール貯留機構15は、サイドフレーム2の前後ローラ 5,6よりも上部に前後ローラ5,6に向けて傾斜状に設けられたストッカ17 を備えている。このストッカ17は、織機1の前方から見てチャンネル状になっ ており、対峙する上下壁18,19と縦壁20との間に、紙筒状の空ロール16 の両端部を移動可能に挿入させる空ロール通路21を備えている。ストッカ17 の空ロール通路21には、係止部材22を突出配置してある。この係止部材22 は、後述する空ロール供給機構33を構成するアクチュエータによって、空ロー ル通路21内に進入し、ストッカ17に挿入された空ロール16をストッカ17 に貯留するようになっている。空ロール16は、前述の布巻きロール8と同一の 構造である。紙筒状のロールに織布4が巻き付けられたものを、布巻きロール8 と称し、紙筒状のロールに織布4が巻き付けられていないものを、空ロール16 と称している。
【0015】 払い出し機構23は、巻き取り駆動部3に位置する布巻きロール8に対する織 布4の巻き付け量が所定量になったとき、その布巻きロール8を巻き取り駆動部 3から織機1の前方へ払い出すものである。この払い出し機構23は、前ロール 5のサイドフレーム2への支持軸24を中心として前後方向へ揺動可能な板状体 なる払い出しアーム25を備えている。払い出しアーム25の自由端部には押し 出し部26を設けてある。払い出しアーム25には、アクチュエータとしてのエ アシリンダ27の作動ロッド28をピン29で回転自在に連結してある。エアシ リンダ27のシリンダボディ30は、サイドフレーム2に固定軸31で回転可能 に取り付けられている。エアシリンダ27は、エアシリンダ27の図外の空気供 給経路に設けられた図外の切り替え弁が織機1の後述する制御装置110からの 制御信号により切り替えられることにより、伸長駆動または縮小駆動する。この エアシリンダ27の伸長駆動により、払い出しアーム25は、支持軸24を中心 として、織機1の後方の所定停止位置から織機前方に往動する。この往動によっ て、払い出しアーム25の押し出し部26が、巻き取り駆動部3上の布巻きロー ル8の織布4よりも織機左右方向に突出する両端部を前方に押して、布巻きロー ル8を前後ローラ5,6から搬送車50上に移載する。この移載後、エアシリン ダ27が縮小駆動することによって、払い出しアーム25は、前後ローラ5,6 間よりも後方に復動し、図1に示すように、所定停止位置に停止する。
【0016】 空ロール供給機構33は、払い出し機構23による布巻きロール8の払い出し 後に、空ロール16を空ロール貯留機構15から巻き取り駆動部3に供給させる ものである。この空ロール供給機構33は、空ロール貯留機構15の係止部材2 2をストッカ17の空ロール通路21外に退出動作させる電磁駆動自己復帰型の アクチュエータになっている。つまり、空ロール供給機構33が、制御装置11 0からの制御信号により、係止部材22をストッカ17の空ロール通路21外に 退出することによって、空ロール16が係止部材21から解放されてストッカ1 7の下壁19上を滑降して前後ローラ5,6に向けて落下する。このストッカ1 7からの落下によって、空ロール16が前後ロール5,6上に跨って載置供給さ れて新たな布巻きロールとなる。
【0017】 切断機構35は、制御装置110からの制御信号により、巻き取り駆動部3の 前ローラ5と布巻きロール保持機構に移載された布巻きロール8との間で、織布 4を切断するものである。この切断機構35は、カッタボディ36を備えている 。カッタボディ36の上部後側には回転刃37を組み付けてある。カッタボディ 36の下部にはローラ38を備えている。そして、カッタボディ36がサイドフ レーム2の前ローラ5よりも前方に設けられたカッタガイド39に沿って一方の サイドフレーム2から他方のサイドフレーム2に向けて移動する(図1において は紙面の表裏方向に移動する)ことにより、回転刃37が織布4を切断する。カ ッタガイド39の前部には、サイドフレーム2に横架された保護部材40が配置 されている。この保護部材40は、布巻きロール8が巻き取り駆動部3から搬送 車50に移載される過程で、布巻きロール8を受け止めることにより、布巻きロ ール8が切断機構35と干渉するのを防止するものである。
【0018】 巻き付け機構42は、切断機構35によって切断された織布4の巻き取り駆動 部側切断部(以下、切断部と称する)を、制御装置110からの制御信号により 、巻き取り駆動部3に供給されて新たな布巻きロールとなった空ロール16に巻 き付けるものである。この巻き付け機構42は、サイドフレーム2の前下部に設 けられ、吹き上げノズル43と分離ノズル44と吹き込みノズル45とクロスガ イド46とで構成されている。吹き上げノズル43は、織布4の切断部を空ロー ル16上に向けて吹き上げて重合させるものである。分離ノズル44は、空ロー ル16上に重合した織布4の切断部が、空ロール16と後ローラ6との間から下 方に突出したときに、織布4の切断部を後ローラ6から分離するものである。吹 き込みノズル45は、後ローラ6から分離した織布4の切断部を空ロール16と 前ローラ5との間に吹き込むものである。クロスガイド46は、吹き込みノズル 45によって空ロール16と前ローラ5との間に吹き込まれる織布4の前ローラ 側切断部を、空ロール16と前ローラ5との間に向けて案内するものである。
【0019】 布巻きロール保持機構50は、払い出し機構23によって払い出される布巻き ロール8を一時的に保管するものである。布巻きロール保持機構50は、サイド フレーム2の前ローラ5よりも前方に位置する脚体部51を備えている。脚体部 51の上部には、織機1の横方向(図1の紙面の表裏方向)に延びる前後横バー 52,53を設けてある。前後横バー52,53は、払い出し機構23の払い出 し動作によって、布巻きロール8が巻き取り駆動部3から織機1の前方に払い出 されると、布巻きロール8に巻き付けられた織布4の最外周下面を載置して支持 する。
【0020】 布巻き動作制御手段としての制御装置110は、操作者の操作盤111の操作 によって設定された緯糸密度,織機主軸の回転数などから織布の巻き取り進行速 度を演算して、織布切断端部の位置と時間を推定演算し、この演算された時期に より、払い出し機構23,空ロール供給機構33,切断機構35,巻き付け機構 42の動作時期を設定する。なお、布巻きロールの交換指示から払い出し機構2 3が動作し、次いで空ロール供給機構33が動作するまでは運転条件によらず、 動作時期は一定でよい。織機を始動し、その後に布巻きロールが所定巻き量とな ったとき、布巻きロールの交換指示が行われ、前記各機構は制御装置110によ り、この設定に従ってシーケンス制御される。
【0021】 図2は、上記巻き取り駆動部3と布巻きロール8と払い出し機構23との関係 を示している。図2において、織機1の左右に相対峙するサイドフレーム2には 、ブラケット60を固定的に設けてある。ブラケット60には、軸受け部材61 を介して前ローラ5の支持軸24の両端部が回転自在に装着されている。支持軸 24の中間部には、前ローラ5が上記とは別の軸受け部材62を介して回転自在 に装着されている。支持軸24のブラケット60と前ローラ5との間に位置する 部分には、左右一対の払い出しアーム25が固定的に取り付けられている。
【0022】 また、払い出し機構23のエアシリンダ27は、左右一対の払い出しアーム2 5のいずれか一方とこの払い出しアーム25側のサイドフレーム2との間に、配 置されている。したがって、エアシリンダ27の駆動力は、一方の払い出しアー ム25から支持軸24を通して他方の払い出しアーム25にも伝達される。これ により、左右一対の払い出しアーム25が、エアシリンダ27の伸縮駆動により 、一体的に支持軸24を中心として前後方向(図2においては紙面の表裏方向) に往復動するようになっている。
【0023】 図3および図4は、上記切断機構35の内部構造を示している。
【0024】 図3において、切断機構35の回転刃37の回転駆動機構65は、流体駆動モ ータとしての流体タービンに構成されている。流体タービン65のタービンブレ ード66は、短円柱形のブレード本体67の外周部に多数の羽体68を備えてい る。ブレード本体67の軸心部には、シャフト69が貫通装着されている。シャ フト69のブレード本体67よりも前方に突出する一端部には、ベアリング70 のインナリングを受け止めるインナスペーサ71と、ベアリング70とが順次嵌 合されている。シャフト69のベアリング70よりも前方に突出する部分には、 ベアリング70のインナリングに当接するナット72が締結されている。シャフ ト69のブレード本体67よりも後方に突出する他端部には、前述とは別のベア リング73のインナリングを受け止めるインナスペーサ74と、ベアリング73 と、これのインナリングに当接するアウタスペーサ75と、回転刃37とが順次 嵌合されている。シャフト69の回転刃37よりも後方に突出する部分には、回 転刃37に当接するナット76が締結されている。タービンブレード66は、カ ッタボディ36に形成した短円柱形のタービンブレード収納室77に回転自在に 収納されている。シャフト69は、カッタボディ36のタービンブレード収納室 77を画成する前後壁にベアリング70,73を介して回転自在に装着されてい る。タービンブレード66がタービンブレード収納室77に収納され、シャフト 69がカッタボディ36にベアリング70,73を介して回転自在に装着された 状態において、回転刃37は、カッタボディ36の後方に離間配置されている。 回転刃37は、カッタボディ36に装着されたカバー78で覆われている。カバ ー78のカッタボディ36よりも上方に位置している部分には、回転刃37の一 部を露出するスリット79が形成されている。カッタガイド39の後壁には、前 記巻き付け機構42の吹き上げノズル43のブラケット80がねじ81で取り付 けられている。
【0025】 図4において、タービンブレード収納室77に連通するインレット82とター ビンブレード収納室77に連通するアウトレット83とは、カッタボディ36に 形成されている。インレット82には、ホース口84が装着されている。ホース 口84には、ビニルチューブのような可撓性を有する配管部材85の一端が接続 されている。配管部材85の他端は、図外の加圧流体供給源を構成するエアポン プまたエアタンクに図外の電磁駆動型の切り換え弁を介して接続されている。前 記スリット79は、カバー78の左右に配置されている。左スリット79は、カ バー78の左端から中央部側に向けて略U字形になっている。右スリット79は 、カバー78の右端から中央部側に向けて略U字形になっている。これらスリッ ト79は、前後左右の方向に開放されている。切断機構35の左右移動機構87 は、サイドフレーム2に横架したベースプレート88を備えている。ベースプレ ート88のカッタガイド39よりも右端側には、モータ89が取り付けられてい る。モータ89の駆動軸には駆動プ−リ90が取り付けられている。ベースプレ ート88のカッタガイド39よりも左端側には、従動プ−リ91が回転自在に取 り付けられている。これら駆動プ−リ90と従動プ−リ91とに跨ってワイヤ9 2が巻き掛けられ、ワイヤ92の駆動プ−リ側端がスプリング93を介してカッ タボディ36の右端部に係留されている。ワイヤ92の従動側端が上記スプリン グ93と同様の図外のスプリングを介してカッタボディ36の左端に係留されて いる。したがって、モータ89の正転駆動により、カッタボディ36がカッタガ イド39に沿って一方のサイドフレーム2から他方のサイドフレーム2に向けて 移動し、モータ89の逆転駆動により、カッタボディ36がカッタガイド39に 沿って他方のサイドフレーム2から一方のサイドフレーム2に向けて移動する。 なお、カッタボディ36は、回転刃37の布切断動作時以外は、巻き取り駆動部 3上の布巻きロール8の織布4と払い出しアーム25との間に位置する所定停止 位置に、または、上記織布4とサイドフレーム2との間に位置する所定停止位置 に停止している。
【0026】 図5は、上記巻き付け機構42を示している。図5において、吹き上げノズル 43は、カッタガイド39の後壁にブラケット80を介して取り付けた丸パイプ 96を備えている。丸パイプ96は、織布4の布幅方向に略直状に延びている。 丸パイプ96の一端は、図外の加圧空気供給源たるエアポンプまたはエアタンク に図外の電磁駆動型の切り替え弁を介して接続されている。丸パイプ96の他端 は封止されている。丸パイプ96の周壁上後部には、噴射孔97が形成された複 数の吹き上げノズルボディ98を布幅方向に離間配置して取り付けてある。分離 ノズル44は、ベントバー14にブラケット99を介して取り付けた角パイプ1 00を備えている。角パイプ100は、織布4の布幅方向に略直状に延びている 。角パイプ100の一端は、前記エアポンプまたはエアタンクに上記とは別の図 外の電磁駆動型の切り替え弁を介して接続されている。角パイプ100の他端は 封止されている。角パイプ100の上壁面には、噴射孔101が形成された複数 の分離ノズルボディ102を布幅方向に離間配置して取り付けてある。吹き込み ノズル45は、噴射孔103が形成された複数の吹き込みノズルボディ104を 上記角パイプ100の前壁に布幅方向に離間配置して取り付けることによって構 成されている。クロスガイド46は、角パイプ100の吹き込みノズル側下端か ら前ローラ5の周面上部に向けて延びるとともに、織布4の布幅と略同一の横幅 を有する板状体になっており、角パイプ100の吹き込みノズル側下端にヒンジ 105で回転可能に連結され、ブラケット99で傾斜状となるように支持されて いる。
【0027】 この一実施例の動作を説明する。織機の始動時には、操作盤111の操作によ り緯糸密度,織機主軸の回転数などが設定されるが、制御装置110は、この設 定値により織布の巻き取り進行速度を演算して織布切断端部の位置と時間を推定 演算し、この演算値から払い出し機構23,空ロール供給機構33,切断機構3 5,巻き付け機構42といった各機構の動作時期を設定する。なお、この設定に ついては事前に実験等を行って、緯糸密度,織機主軸回転数に対する各機構の動 作時期を定めて記憶しておき、織機始動時に緯糸密度,織機主軸回転数から各機 構の動作時期を選択する、いわゆるテーブルルックアップ方式を用いるようにし てもよい。
【0028】 次に、織機の運転を開始すると、先ず、図1に示すように、払い出し機構23 の払い出しアーム25が所定停止位置に停止し、空ロール貯留機構15の係止部 材22が空ロール通路21に進入し、ストッカ17に空ロール16が貯留されて いる状態において、織機1の運転により織り出された織布4が、巻き取り駆動部 3に位置して従動回転している布巻きロール8に巻き取られている。織機の始動 後、図示しない光学式カットマーク(塗料)センサやワープビームの経糸巻き戻 し回転量等によって、織布が所定巻量(カットマーク)になったのを検出すると 、制御装置110は布巻きロールの交換指示信号を出力するが、織機1の運転を 継続したまま、払い出し機構23のエアシリンダ27を伸長駆動する。すると、 払い出しアーム25の押し出し部26が、支持軸24を中心として前方に往動し て布巻きロール8を前後ローラ5,6上から布巻きロール保持機構50側に押動 する。これにより、図6に示すように、布巻きロール8は前ローラ5の上部から 保護部材40の上部を越えて布巻きロール保持機構50上に移載され、織布4は ベントバー14から前ローラ5→保護部材40を経て布巻きロール8に連なって いる。
【0029】 次に、エアシリンダ27が縮小駆動し、払い出しアーム25の押し出し部26 が支持軸24を中心として後方に復動する。そして、押し出し部26の上端がス トッカ17からの空ロール16の落下経路よりも後方に移動したところで、空ロ ール供給機構33が駆動し、係止部材22が空ロール通路21より後退する。こ れにより、空ロール16がストッカ17を滑って前後ローラ5,6に向けて放出 され図6の仮想線示から実線示のように前後ローラ5,6上に供給,載置される 。このとき、空ロール16は、押し出し部26に当接して前後ローラ5,6に到 着することもある。また、係止部材22は、空ロール16が係止部材22を越し た後に、空ロール供給機構33の自己復帰により、ストッカ17の空ロール通路 21内に進入し、次の空ロール16をストッカ17内に貯留する。
【0030】 引き続き、織布4の一部が、空ロール16と前ローラ5との間に挟まれ、布巻 きロール保持機構50上に載置されている布巻きロール8に連なっている状態に おいて、切断機構35が一方のサイドフレーム2から他方のサイドフレーム2に 向けて移動する。これにより、前後ローラ5,6に載置されている空ロール16 と布巻きロール保持機構50上に載置されている布巻きロール8との間で、織布 4が切断される。
【0031】 この後、巻き付け機構42が、織布4の切断部を前後ローラ5,6上の空ロー ル16に巻き付ける。具体的には、図5に示すように、最初に、吹き上げノズル 43から空気を矢印X1方向に噴射して、織布4の切断部4aを、実線示から点 線示のように、空ロール16上に重合させた後、吹き上げノズル43からの空気 噴射を停止する。すると、織布4の切断部4aは、前ローラ5と空ロール16と の従動回転に連れて空ロール16上に重合したまま、後ローラ6と空ロール16 との間を通って仮想線示のように下方に突出する。このとき、分離ノズル44と 吹き込みノズル45とから空気を矢印X2,X3方向に噴射する。すると、後ロー ラ6と空ロール16との間から突出している織布4の切断部4aが、分離ノズル 44からの空気により、後ローラ6から分離されて角パイプ100と空ロール1 6との間を通って、クロスガイド46側に吹き寄せられた後、クロスガイド46 に沿って流れる吹き込みノズル45からの空気(矢印X4参照)により、空ロー ル16と前ローラ5との間に吹き込まれて、具体的にはベントバー14から前ロ ーラ5に連なる織布4と空ロール16との間に吹き込まれて、空ロール16に巻 き付けられる。この巻き付け完了により、分離ノズル44と吹き込みノズル45 とからの空気噴射を停止する。
【0032】 ところで、織布4の前ローラ側切断部が、ベントバー14から連なる織布4と 空ロール16との間に吹き込まれて空ロール16に巻き付けられた際に、後ロー ラ6と空ロール16とを通常回転したまま、前ローラ5を強制的に停止または逆 転して、織布4の切断部を空ロール16に、よりしっかりと巻き付けるようにし てもよい。
【0033】 この後、布巻きロール保持機構50に一時的に保持された布巻きロール8は、 工場の搬送車ストアから呼び出されて織機の前部に到着した図外の搬送車に移載 され、搬送車によって、工場の布巻きロール保管場所に運搬される。また、空ロ ール貯留機構15への空ロール16の供給は、布巻きロール8の運搬中の搬送車 とは別の搬送車で自動供給するか、または、作業者が手動供給することにより、 次回の布巻きロール交換に備える。これにより、布巻きロール交換作業の1サイ ルクが終了する。
【0034】 ここで、上記の一実施例では、運転条件としての緯糸密度,織機回転数により 、布巻きロール交換装置の各機構の作動を設定しておき、この設定に従って各機 構がシーケンス制御される場合を説明したが、運転条件として緯入れ不良等の発 生により織機が停止した場合について説明する。
【0035】 まず、布巻きロールの交換信号が出力されてから、払い出し機構23,空ロー ル供給機構33,切断機構35,巻き付け機構42といった各機構が作動する際 、どの機構が作動しているときに織機が停止したかについて区分し、説明する。
【0036】 A.布巻きロールの交換指示信号の出力から、払い出し機構23が作動し、次 いで空ロール供給機構33が作動して終了するまでの一連の動作の間に織機が停 止したとき。
【0037】 .空ロール供給機構33の作動終了まで作動を継続して停止。
【0038】 .次いで織機が再始動したとき、切断機構35が作動を開始し、それ以降設 定時間通りに各機構が作動して終了。
【0039】 B.切断機構35の作動中に織機が停止したとき。
【0040】 .切断機構35が、織布4の切断を終了するまで作動を継続して停止。
【0041】 .次いで、織機が再始動したとき、巻き付け機構42が動作を開始し、それ 以降設定時間通りに作動して終了。
【0042】 C.巻き付け機構42の作動中に織機が停止したとき。
【0043】 .織機が停止した時点で、巻き付け機構42を停止。
【0044】 .次いで、織機が再始動したとき、停止した時点の動作に引き続いて作動を 開始、すなわち巻き付け機構42は、織機の停止に伴って停止し、次の作 動を織機停止時間分だけ遅らせる。
【0045】 ここで、上記Cの巻き付け機構42の作動中に織機が停止した場合について一 例を示すと、制御装置110には、予め巻き付け機構42の吹き上げノズル43 が5秒空気噴射し、引き続き分離ノズル44が3秒空気噴射し、次いで吹き込み ノズル45が30秒空気噴射するよう設定されていたとする。そして、巻き付け 機構42の吹き上げノズル43が空気噴射してから2秒後に織機が停止した場合 、織機停止と同時に吹き上げノズル43の空気噴射は停止する。次いで、織機の 再始動時に、吹き上げノズル43は設定時間5秒の内、2秒噴射した残りの3秒 間空気噴射する(なお、ここで空気噴射後、気流が安定するまでの時間を考慮し 、数秒延長するようにしてもよい)。引き続き、設定通り、分離ノズル44が3 秒作動し、その後吹き込みノズル45が30秒空気噴射して停止し、巻き付け機 構42の作動が終了する。
【0046】 これにより、織布4切断端部位置に応じて各機構が適切に作動し、巻き付け不 良の発生が防止できる。
【0047】 なお、本考案は前記一実施例に限定されるものではなく、図示は省略するが、 例えば、布巻きロール保持機構50を設けることなく、予め搬送車を織機前方に 呼び出して停車させておき、この搬送車に布巻きロール8を払い出し機構23に よって巻き取り駆動部3から移載しても良い。また、巻き取り駆動部を、サイド フレームに組み付けた駆動軸で布巻きロールの両端部を回転させる所謂センター ドライブタイプに構成することも可能である。
【0048】
以上のように本考案によれば、織機の緯糸密度,回転数,停止期間などの運転 条件に応じて、織布の巻き取り駆動部から切断端までの長さが適切な長さになる ように、空ロールへの布巻き動作時期を制御するので、巻き付けに要する作動エ ネルギを浪費することなく、織布の巻き付け駆動部側切断部の空ロールへの巻き 付けを自動的に確実に行うことができる。
【図1】実施例を示す側面図。
【図2】実施例の払い出し機構を示す正面図。
【図3】実施例の切断機構を示す側面図。
【図4】実施例の切断機構を示す正面図。
【図5】実施例の巻き付け機構を示す側面図。
【図6】実施例の布巻きロールが巻き取り駆動部から布
巻きロール保持機構に移載された状態を示す作用説明
図。
巻きロール保持機構に移載された状態を示す作用説明
図。
【図7】従来例の布巻きロールが巻き取り駆動部から布
巻きロール保持機構に移載された状態を示す側面図。
巻きロール保持機構に移載された状態を示す側面図。
【図8】従来例の切断機構の切断動作を示す平面図。
【図9】従来例の巻き付け動作を示す側面図。
1…織機 3…巻き取り駆動部 4…織布 23…払い出し機構 35…切断機構 42…巻き付け機構 110…制御装置(布巻き動作制御手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 織機の巻き取り駆動部に位置する布巻き
ロールに巻き付けられた織布が所定の巻き付け量になっ
たとき、その布巻きロールを前記巻き取り駆動部よりも
前方に払い出し、その後、空ロールを前記巻き取り駆動
部に供給し、この巻き取り駆動部と前記織機前方に払い
出された布巻きロールとの間で織布を切断し、この織布
の巻き取り駆動部側切断部を前記巻き取り駆動部に供給
された空ロールに巻き付ける織機の布巻きロール交換装
置において、 前記織機の運転条件に応じて、前記空ロールへの布巻き
動作時期を制御する手段を備えた、 ことを特徴とする織機の布巻きロール交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7741892U JPH0642854U (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 織機の布巻きロール交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7741892U JPH0642854U (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 織機の布巻きロール交換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0642854U true JPH0642854U (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=13633413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7741892U Pending JPH0642854U (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 織機の布巻きロール交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0642854U (ja) |
-
1992
- 1992-11-11 JP JP7741892U patent/JPH0642854U/ja active Pending
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