JPH0637504U - 内燃機関用油圧式ラッシュアジャスタ - Google Patents
内燃機関用油圧式ラッシュアジャスタInfo
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- JPH0637504U JPH0637504U JP074486U JP7448692U JPH0637504U JP H0637504 U JPH0637504 U JP H0637504U JP 074486 U JP074486 U JP 074486U JP 7448692 U JP7448692 U JP 7448692U JP H0637504 U JPH0637504 U JP H0637504U
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- F01L1/20—Adjusting or compensating clearance
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 内燃機関の運転停止時においても、高圧室に
連通するリザーバ内に多量の作動油を保持することので
きる、簡潔な構造で安価な油圧式ラッシュアジャスタの
提供。 【構成】 有底のシリンダ24の内周面に摺合してその
底部に高圧室29を画成し上端を作動端とするプランジ
ャ26に穿設された給油孔27aを介して外部の給油路
に連通するリザーバ28と前記高圧室とを連通する弁孔
27bを、高圧室の減圧・昇圧に応じて開・閉するチェ
ックバルブ25a、及びプランジャを伸長方向に付勢す
る押圧ばね23をもつ油圧ラッシュアジャスタにおい
て、プランジャ内に円筒状仕切部材100を固定し、リ
ザーバ内を高圧室に連通する内室28aと給油孔27a
に連絡する外室28bとに画成する。仕切部材の下端部
を給油孔27a近傍位置として仕切部材の上下高さを短
くし、仕切部材とプランジャ内周面間に凹凸係合部10
0dを周設して仕切部材100を加締めにより軸方向に
固定する。
連通するリザーバ内に多量の作動油を保持することので
きる、簡潔な構造で安価な油圧式ラッシュアジャスタの
提供。 【構成】 有底のシリンダ24の内周面に摺合してその
底部に高圧室29を画成し上端を作動端とするプランジ
ャ26に穿設された給油孔27aを介して外部の給油路
に連通するリザーバ28と前記高圧室とを連通する弁孔
27bを、高圧室の減圧・昇圧に応じて開・閉するチェ
ックバルブ25a、及びプランジャを伸長方向に付勢す
る押圧ばね23をもつ油圧ラッシュアジャスタにおい
て、プランジャ内に円筒状仕切部材100を固定し、リ
ザーバ内を高圧室に連通する内室28aと給油孔27a
に連絡する外室28bとに画成する。仕切部材の下端部
を給油孔27a近傍位置として仕切部材の上下高さを短
くし、仕切部材とプランジャ内周面間に凹凸係合部10
0dを周設して仕切部材100を加締めにより軸方向に
固定する。
Description
【0001】
本考案は内燃機関の動弁装置において、弁の間隙を自動的に補正する油圧式ラ ッシュアジャスタに係り、特に内燃機関停止時において、油圧室に連通するリザ ーバー内に大量の油を保持することのできる油圧式ラッシュアジャスタに関する 。
【0002】
内燃機関における動弁機構は一般に摩耗や熱膨張の影響を受け易く弁間隙が運 転中に変化するので、この間隙を適切に補正するべく油圧式ラッシュアジャスタ が用いられている。 従来の油圧式ラッシュアジャスタは、図13に示されるように、シリンダヘッ ド10に形成した取付孔30にラッシュアジャスタ本体2(以下、アジャスタ本 体という)が挿着された構造で、アジャスタ本体2は、ボディ24とこのボディ 24内に上下方向摺動可能に組付けられたプランジャ26とからなる。プランジ ャ26内には、取付孔30に開口するオイルギャラリ32に小孔24b,27a を介し連通するリザーバ28が形成され、リザーバ28は小孔27bを介し高圧 室29に連通しており、リザーバ28及び高圧室29はオイルギャラリ32から 供給される作動油で満たされている。符号27cはオーバーフローした作動油を 外部に溢出させるための小孔である。符号14,16,17は動弁機構構成部材 である弁体、カム、ロッカアームである。そして作動油に圧力をかけた時には、 高圧室29内のチェックボール25aが小孔27bを閉塞し、ロック状態とされ たプランジャ26がロッカアーム17の揺動支点を構成するようになっている。 そしてカムノーズ16aがロッカアーム17を押圧することによってロッカアー ム17が揺動し、弁体14が復帰スプリング15に抗して摺動し開弁する。その 後、カム16の回動により、弁体14は復帰スプリング15の作用により閉弁す る。符号23はプランジャスプリングで、プランジャ26はこのプランジャスプ リング23によってロッカアーム17に常に当接する状態に保持されており、熱 変形等の原因によって発生した動弁系の隙間を零とするよう補正動作するもので ある。
【0003】 またリザーバ28内には、リザーバ28の上下高さより背の低い円筒状の仕切 部材6が収容されて、リザーバ28内が、高圧室29に連通する内室28aと、 給油孔である小孔27aに連通する外室28bとに画成されている。また仕切部 材6は圧入されてリザーバ内周面に密着し、仕切部材6とプランジャ26間密着 面のシール性が確保されている。そして内燃機関の停止時には小孔27aを介し てリザーバ28内の油が漏洩し、代わりに空気がリザーバ28内に侵入するおそ れがあるが、高圧室29に直接連通するリザーバ内室28aには大量の作動油が 保持されているので、機関の運転を再開したときに高圧室29にエアーを吸い込 むという不具合がないというものである。
【0004】
しかし、前記した従来技術では、仕切部材6がプランジャ26内に圧入固定さ れているにすぎず、仕切部材6とプランジャ26間の密着力が弱いと、図14に 示すように仕切部材がリザーバ28内を上方に移動して給油孔である小孔27a を塞いだり、図15に示すように下方に移動して内室28aの油面レベルが低下 し、高圧室29に空気が侵入するおそれがある等の問題がある。なお仕切部材6 の上下高さを大きくし、リザーバ28と高圧室29とを連通する弁孔27bを形 成する円環状の弁孔形成部材40をプランジャ26にろう付けする際に、この仕 切部材6の下端部を弁孔形成部材40と一緒にろう付け固定すればよいが、仕切 部材6は金属製薄板を絞り加工で成形するため、口径が小さくかつ長い形状のも のを絞り加工することは難しく、それだけコストもかさむ上に、内室28aの容 積も仕切部材の板厚相当小さくなるので好ましくない。
【0005】 本考案は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は内燃機関の 運転停止時においても、高圧室に連通するリザーバ内に多量の作動油を保持する ことのできる、簡潔な構造で安価な油圧式ラッシュアジャスタを提供することに ある。
【0006】
前記目的を達成するために、本考案に係る内燃機関用油圧式ラッシュアジャス タにおいては、有底のシリンダと、このシリンダの内周面に摺合してその底部に 高圧室を画成し上端を作動端とするプランジャとを備え、プランジャには、その 側壁の軸方向略中央部に穿設された給油孔を介して外部の給油路に連通する内径 に比べ軸方向高さの大きいリザーバ、及びこのリザーバと前記高圧室とを連通す る弁孔を設け、また前記高圧室には、該高圧室の減圧・昇圧に応じて前記弁孔を 開・閉するチェックバルブ、及びプランジャを伸長方向に付勢する押圧ばねを収 容してなる内燃機関用油圧ラッシュアジャスタにおいて、前記プランジャ内には リザーバ内を上方に延出する円筒状仕切部材が収容固定されて、前記リザーバ内 が、前記仕切部材で囲まれて高圧室に連通する内室と、前記仕切部材の外側に形 成されて前記給油孔に連通し、かつ仕切部材の上方開口端を介し前記内室に連通 する外室とに画成された内燃機関用油圧ラッシュアジャスタであって、 前記仕切部材を、下端部がプランジャに穿設された給油孔に接近する位置とな るように配置し、前記仕切部材とプランジャとを、前記給油孔より下方位置にお いて周設された凹凸係合部により軸方向に固定するとともに、加締めによりこの 凹凸係合部をシールするようにしたものである。
【0007】 また請求項2に係る内燃機関用油圧ラッシュアジャスタにおいては、有底のシ リンダと、このシリンダの内周面に摺合してその底部に高圧室を画成し上端を作 動端とするプランジャとを備え、プランジャには、その側壁の軸方向略中央部に 穿設された給油孔を介して外部の給油路に連通する内径に比べ軸方向高さの大き いリザーバ、及びこのリザーバと前記高圧室とを連通する弁孔を設け、また前記 高圧室には、該高圧室の減圧・昇圧に応じて前記弁孔を開・閉するチェックバル ブ、及びプランジャを伸長方向に付勢する押圧ばねを収容してなる内燃機関用油 圧ラッシュアジャスタにおいて、前記プランジャ内にはリザーバ内を上方に延出 する円筒状仕切部材が収容固定されて、前記リザーバ内が、前記仕切部材で囲ま れて高圧室に連通する内室と、前記仕切部材の外側に形成されて前記給油孔に連 通し、かつ仕切部材の上方開口端を介し前記内室に連通する外室とに画成された 内燃機関用油圧ラッシュアジャスタであって、 前記プランジャの下端部近傍に、リザーバと高圧室とを連通する弁孔を形成す る円環状の弁孔形成部材をろう付によって固定し、前記仕切部材を、下端部がプ ランジャに穿設された給油孔に接近する位置となるように配置し、仕切部材の下 端周縁部に形成された外フランジ部をプランジャ内周面に形成された段差部に凹 凸係合するとともに、前記弁孔形成部材外周縁から立ち上げられた円筒部の上端 部で前記仕切部材の外フランジ部を前記段差部に挟持してこの凹凸係合部をシー ルするようにしたものである。
【0008】
内燃機関の停止時には、リザーバ外室内の油は給油孔を介して漏洩し、この給 油孔を介してリザーバ内に空気が侵入することがあるが、高圧室に直接連通する リザーバ内室には油が十分溜っており、内燃機関の運転再開時に高圧室に空気を 吸い込むことがない。特に内室を形成する仕切部材の下端部は給油孔に接近した 位置となっているため、内室の容積は大きく、したがって内室に高圧室への空気 の侵入を阻止するに十分な量の油を溜めることができる。
【0009】 また、仕切部材は凹凸係合によりプランジャと軸方向に固定されており、仕切 部材がプランジャに対し軸方向に移動するという不具合もない。 また仕切部材とプランジャ間の凹凸係合部は、請求項1では加締めにより、請 求項2では挾持されてそれぞれシールされているので、リザーバ内室内の油がこ の凹凸係合部からリザーバ内室外に漏れることはない。
【0010】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜図4は、本考案の一実施例を示し、図1は本考案をオーバーヘッドカム シャフト(OHC)式内燃機関の動弁機構に適用したもので、油圧式ラッシュア ジャスタ周辺全体の断面図、図2〜図4は、プランジャ内に仕切部材を組付る様 子を説明する説明図である。
【0011】 これらの図において、符号10はシリンダヘッドで、シリンダヘッド10に形 成された給気通路12には弁体14が挿通配置されている。弁体14は弁体復帰 スプリング15によって給気通路12が閉じる方向に付勢されており、弁体14 の上端部はカム16の回動によって揺動するロッカアーム17に当接している。 符号20は弁体10に隣接して設けられたラッシュアジャスタである。ラッシ ュアジャスタ20は、上方に開口するアジャスタ取付孔30内にアジャスタ本体 22が挿入された構造で、アジャスタ本体22は、上方に開口する円筒形状のボ ディ24と、このボディ24内に挿入されて上下方向に摺動するプランジャ26 とから主として構成されている。ボディ24の外周面上下方向略中央位置には、 帯状の凹溝24aが周設されており、取付孔30の内周面のこの凹溝24aに対 向する位置には作動油の供給されるオイルギャラリ32が形成されている。プラ ンジャ26の上端部は、ロッカアーム17の弁体14との当接部と反対側端部を 担持し、ロッカアーム17の揺動支点となっている。プランジャ26内には、側 壁に形成された給油孔である小孔27a及びボディ24に形成された給油孔であ る小孔24bを介してオイルギャラリ32に連通する油溜めであるリザーバ28 が形成されている。
【0012】 またリザーバ28は、上下に細長い形状で、プランジャ26とボディ底部間に 形成される高圧室29に弁孔である小孔27bを介して連通するとともに、プラ ンジャ上端部に形成された小孔27cを介して外気に開放されている。小孔27 cは、リザーバ28内の油を溢出させて動弁機構に潤滑油を供給するためのもの である。符号23はプランジャスプリング、符号25aはスプリング23の付勢 力によって小孔27bを閉塞保持するチェックボール、符号25cはボールケー ジで、作動油に圧力をかけることにより、チェックボール25aが小孔27bを 閉塞しプランジャ26がロック状態となってロッカアーム17の揺動支点を構成 する。符号26aはボディ外周面に装着されたOリングで、ボディ24と取付孔 30間の液密性を保持し、両者24,30間の隙間から作動油が漏出するのを防 止している。
【0013】 リザーバ28内には、リザーバ28内を、内室28aと外室28bとに画成す る円筒状の仕切部材100が収容されている。仕切部材100は上方の小径スト レート部100aと下方の大径ストレート部100bと両者間のテーパ部100 cとからなり、1枚の金属製薄板を絞り加工によって成形したものである。下方 ストレート部100bは、リザーバ28の下方領域の内周面28cに係合する外 形を有し、この下方ストレート部100bがリザーバ内周面28cに密着して密 着面における液密状態を確保している。即ち、仕切部材100はプランジャ28 内に圧入されて固定されており、仕切部材下方ストレート部100bとプランジ ャ内周面28c間の密着力によって、リザーバ内室28a内の油が、この密着面 を介して外室28bに漏れない構造となっている。またプランジャ26の内周面 には凹条部28dが周設されており、仕切部材ストレート部100bの凹条部2 8dに対応する部位が外側に加締められて凸条部100dとしてこの凹条部28 dに嵌合密着し、これによって仕切部材100がプランジャ26に対し軸方向に 固定されるとともに、仕切部材ストレート部100bとリザーバ内周面28c間 のシールがさらに確実なものとされている。
【0014】 また仕切部材100の下端部は、給油孔27aに接近した位置とされ、即ち仕 切部材100の上下長さが比較的短く、絞り成形も容易で、それだけ仕切部材の 単価も安価となっている。 さらに仕切部材下端部は、給油孔27aに接近した位置のため、仕切部材下端 部がリザーバ下端位置まで延出したものに比べて内室28aの容積は大きく、そ れだけ多くの油を溜めることができる。従って、内燃機関の停止時に給油孔27 aを介して外室28b内の油が漏洩し、代わりにリザーバ28内に空気が侵入し た場合でも、高圧室29に連通するリザーバ内室28aには十分な量の油が溜め られており、内燃機関の再始動時に空気が高圧室24に吸い込まれるという不具 合はない。
【0015】 なお、プランジャ28内に仕切部材100を固定するには、まず図2に示すよ うに、プランジャ28内所定位置まで仕切部材100を圧入する。次に図3に示 すように、治具50を使って、仕切部材100のプランジャ側凹条部28dに対 応する部位を外側に塑性変形させて、凹条部28d内に仕切部材の一部(凸条部 )100dを嵌合密着させる。さらに弁孔27bを形成するべく、弁孔形成部材 60をプランジャ26の下端部にろう付けにより固定する。
【0016】 なお前記実施例では、仕切部材100のストレート部100bがプランジャ2 6の内周面に圧入されて、両者間が密着する構造となっているが、ストレート部 100bがプランジャ26の内周面の内径より小さくて両者間が密着しない構造 であってもよい。即ち、仕切部材100とプランジャ26の内周面間に隙間があ ったとしても、加締められた凹凸係合部さえ嵌合密着した構造であれば、シール 性において何等問題はない。
【0017】 図5〜図7は本考案の第2の実施例を示し、図5は油圧ラッシュアジャスタの 縦断面図、図6及び図7はプランジャ内に仕切部材を組付ける様子を説明する説 明図である。 この実施例では、仕切部材100の下端部に外フランジ部100eが周設され 、一方、リザーバの内周面28cには仕切部材側の外フランジ部100eに対応 する段差部28eが形成されている。そしてこの外フランジ部100eが段差部 28eに係合し、さらにこの外フランジ部102と段差部28eの係合部がリン グ状の加締め部材104によって加締め固定されてこの係合部がシールされてい る。なおこの係合部を加締め固定するには、まず図6に示すように、プランジャ 26内に仕切部材100を圧入する。次に、加締め部材104を挿入し、さらに 治具52を使って加締め部材104を軸方向に押圧し、図7に示すように、リザ ーバ内周面28cに周設されている凹条部28f内に加締め部材104の一部を 塑性変形させて嵌合密着させる。 なおこの第2の実施例においても、加締め部材104による加締め部がシール 性をもつ以上、仕切部材のストレート部100bとプランジャ内周面との密着性 は必ずしも必要でない。
【0018】 図8は本考案の第3の実施例である油圧ラッシュアジャスタの要部断面図であ る。 仕切部材100の下端部には、斜め下方に延びる外フランジ部100fが周設 され、このフランジ部100fがリザーバ内周面28cに形成されている段差部 28gに係合するとともに、この段差部28fと弁孔形成部材60とに挟持固定 された構造となっている。
【0019】 即ち、リザーバ28と高圧室29とを連通する弁孔27bは、円環状の弁孔形 成部材60をフランジャ下端部にろう付することにより設けられている。そして この弁孔形成部材60の外周には、円筒部62が一体に形成されており、この円 筒部62の上端部にはプランジャ26側の段差部28gと同傾斜の斜面63が形 成されている。そして弁孔形成部材60をプランジャ26にろう付けすると、自 ずと外フランジ部100fが段差部28gと円筒部上端部63とで軸方向に圧接 状態に挟持固定されて、仕切部材100はプランジャ26に対し軸方向に確実に 固定されるとともに、挟持部においてにシールされる。
【0020】 なお弁孔形成部材60をろう付する際のろう材が外フランジ100fの挾持部 にまで回り込むようにすれば、この挾持部におけるシール性はさらに確実なもの となる。 また前記第3の実施例においても、挾持部においてシールされたものである限 り、前記第1,第2の実施例の場合と同様、仕切部材のストレート部100bと プランジャ内周面間に隙間が形成されている構造であってもよい。
【0021】 図9,10,11は本考案の第4,第5,第6の実施例を示すものである。 これらの実施例では、プランジャ26が上方プランジャ構成体26Aと下方プ ランジャ構成体26Bとに上下方向2分割された構造となっている。そして第4 の実施例では、下方プランジャ構成体26Bの小径円筒状上方突出部の外周に凹 条部28hが周設され、この凹条部28hに仕切部材100の下端部が加締め固 定され、また第5の実施例では、下方プランジャ構成体26Bの内周面に凹条部 28iが周設され、この凹条部28iに仕切部材100の下端部が加締め固定さ れた構造となっている。
【0022】 また第6の実施例では、下方プランジャ構成体26Bの上端面にアンダーカッ ト部28jをもつ凹部28kが形成され、この凹部28kの底面に凹条部28l が周設され、この凹条部28lに仕切部材100の下端部が圧入されるとともに 、仕切部材100の外周に装填した加締め部材104を上方から加締めて、凹条 部28lと仕切部材間の係合部がシール固定された構造となっている。
【0023】 図12は本考案の第4の実施例を示すもので、仕切部材100はリザーバ28 の下端位置(弁孔形成部材60に当接する位置)まで延出した形状で、その他は 前記第1の実施例と同一であり、同一の符号を付すことによりその重複した説明 は省略する。
【0024】
以上の説明から明らかなように、本考案に係る内燃機関用油圧式ラッシュアジ ャスタによれば、内燃機関の停止時には、リザーバ外室内の油は給油孔を介して 漏洩し、この給油孔を介してリザーバ内に空気が侵入することがあるが、高圧室 に直接連通するリザーバ室内には油が十分溜っており、内燃機関の運転再開時に 高圧室に空気を吸い込むことがない。特に内室を形成する仕切部材の下端部は給 油孔に接近した位置となっているため、内室の容積は大きく、したがって内室に 高圧室への空気の侵入を阻止するに十分な量の油を溜めることができる。
【0025】 また、仕切部材は凹凸係合によりプランジャと軸方向に固定されており、仕切 部材がプランジャに対し軸方向に移動するという不具合もない。 また仕切部材とプランジャ間の凹凸係合部は、請求項1では加締めにより、請 求項2では挾持されてシールされているので、この凹凸係合部から油のリークは なく、リザーバ内室に十分な量の油を保持できる。
【図1】本考案の第1の実施例を示すもので、OHC式
内燃機関の動弁機構の断面図
内燃機関の動弁機構の断面図
【図2】プランジャ内に仕切部材を組付ける様子を説明
する図
する図
【図3】プランジャ内に仕切部材を組付ける様子を説明
する図
する図
【図4】プランジャ内に仕切部材を組付ける様子を説明
する図
する図
【図5】本考案の第2の実施例である油圧式ラッシュア
ジャスタの要部断面図
ジャスタの要部断面図
【図6】プランジャ内に仕切部材を組付ける様子を説明
する図
する図
【図7】プランジャ内に仕切部材を組付ける様子を説明
する図
する図
【図8】本考案の第3の実施例である油圧式ラッシュア
ジャスタの断面図
ジャスタの断面図
【図9】本考案の第4の実施例である油圧式ラッシュア
ジャスタの断面図
ジャスタの断面図
【図10】本考案の第5の実施例である油圧式ラッシュ
アジャスタの断面図
アジャスタの断面図
【図11】本考案の第6の実施例である油圧式ラッシュ
アジャスタの断面図
アジャスタの断面図
【図12】本考案の第7の実施例である油圧式ラッシュ
アジャスタの縦断面図
アジャスタの縦断面図
【図13】従来の油圧式ラッシュアジャスタを用いた動
弁機構の断面図
弁機構の断面図
【図14】従来のラッシュアジャスタの問題点を説明す
る図
る図
【図15】従来のラッシュアジャスタの問題点を説明す
る図
る図
10 シリンダヘッド 17 ロッカアーム 20 油圧式ラッシュアジャスタ 22 ラッシュアジャスタ本体 23 押圧ばね 24 シリンダであるボデイ 25a チェックバルブ 26 プランジャ 27a 給油孔である小孔 27b 弁孔 27c 油溢出用の小孔 28 リザーバ 28a リザーバ内室 28b リザーバ外室 28d リザーバ内周面に形成した凹条部 28e,28g リザーバ内周面に形成した段差部 29 高圧室 30 ラッシュアジャスタ取付孔 32 オイルギャラリ 60 弁孔形成部材 62 円筒部 100 仕切部材 100d 凸条部 100e,100g 外フランジ部 104 加締め部材
Claims (2)
- 【請求項1】 有底のシリンダと、このシリンダの内周
面に摺合してその底部に高圧室を画成し上端を作動端と
するプランジャとを備え、プランジャには、その側壁の
軸方向略中央部に穿設された給油孔を介して外部の給油
路に連通する内径に比べ軸方向高さの大きいリザーバ、
及びこのリザーバと前記高圧室とを連通する弁孔を設
け、また前記高圧室には、該高圧室の減圧・昇圧に応じ
て前記弁孔を開・閉するチェックバルブ、及びプランジ
ャを伸長方向に付勢する押圧ばねを収容してなる内燃機
関用油圧ラッシュアジャスタにおいて、前記プランジャ
内にはリザーバ内を上方に延出する円筒状仕切部材が収
容固定されて、前記リザーバ内が、前記仕切部材で囲ま
れて高圧室に連通する内室と、前記仕切部材の外側に形
成されて前記給油孔に連通し、かつ仕切部材の上方開口
端を介し前記内室に連通する外室とに画成された内燃機
関用油圧ラッシュアジャスタであって、 前記仕切部材は、下端部がプランジャに穿設された給油
孔に接近する位置となるように配置され、前記仕切部材
とプランジャとは、前記給油孔より下方位置において周
設された凹凸係合部により軸方向に固定されるととも
に、加締めによりこの凹凸係合部がシールされたことを
特徴とする内燃機関用油圧式ラッシュアジャスタ。 - 【請求項2】 有底のシリンダと、このシリンダの内周
面に摺合してその底部に高圧室を画成し上端を作動端と
するプランジャとを備え、プランジャには、その側壁の
軸方向略中央部に穿設された給油孔を介して外部の給油
路に連通する内径に比べ軸方向高さの大きいリザーバ、
及びこのリザーバと前記高圧室とを連通する弁孔を設
け、また前記高圧室には、該高圧室の減圧・昇圧に応じ
て前記弁孔を開・閉するチェックバルブ、及びプランジ
ャを伸長方向に付勢する押圧ばねを収容してなる内燃機
関用油圧ラッシュアジャスタにおいて、前記プランジャ
内にはリザーバ内を上方に延出する円筒状仕切部材が収
容固定されて、前記リザーバ内が、前記仕切部材で囲ま
れて高圧室に連通する内室と、前記仕切部材の外側に形
成されて前記給油孔に連通し、かつ仕切部材の上方開口
端を介し前記内室に連通する外室とに画成された内燃機
関用油圧ラッシュアジャスタであって、 前記プランジャの下端部近傍には、リザーバと高圧室と
を連通する弁孔を形成する円環状の弁孔形成部材がろう
付によって固定されており、前記仕切部材は、下端部が
プランジャに穿設された給油孔に接近する位置となるよ
うに配置され、仕切部材の下端周縁部に形成された外フ
ランジ部がプランジャ内周面に形成された段差部に凹凸
係合するとともに、前記弁孔形成部材外周縁から立ち上
げられた円筒部の上端部が前記仕切部材の外フランジ部
を前記段差部に挟持してこの凹凸係合部がシールされた
ことを特徴とする内燃機関用油圧式ラッシュアジャス
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992074486U JP2581606Y2 (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 内燃機関用油圧式ラッシュアジャスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992074486U JP2581606Y2 (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 内燃機関用油圧式ラッシュアジャスタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0637504U true JPH0637504U (ja) | 1994-05-20 |
| JP2581606Y2 JP2581606Y2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=13548668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992074486U Expired - Fee Related JP2581606Y2 (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 内燃機関用油圧式ラッシュアジャスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2581606Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2767682A1 (en) * | 2013-02-15 | 2014-08-20 | Otics Corporation | Lash adjuster |
| JP2014156783A (ja) * | 2013-02-14 | 2014-08-28 | Otics Corp | ラッシュアジャスタ |
| CN113446082A (zh) * | 2020-03-25 | 2021-09-28 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 用于气门机构的液压间隙调节器 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61294108A (ja) * | 1985-06-20 | 1986-12-24 | イ−トン コ−ポレ−シヨン | ラツシユ調節装置組み立て体 |
-
1992
- 1992-10-26 JP JP1992074486U patent/JP2581606Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61294108A (ja) * | 1985-06-20 | 1986-12-24 | イ−トン コ−ポレ−シヨン | ラツシユ調節装置組み立て体 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014156783A (ja) * | 2013-02-14 | 2014-08-28 | Otics Corp | ラッシュアジャスタ |
| EP2767682A1 (en) * | 2013-02-15 | 2014-08-20 | Otics Corporation | Lash adjuster |
| CN113446082A (zh) * | 2020-03-25 | 2021-09-28 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 用于气门机构的液压间隙调节器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2581606Y2 (ja) | 1998-09-24 |
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