JPH0637593Y2 - 両面コネクタ用圧接治具及び圧接装置 - Google Patents

両面コネクタ用圧接治具及び圧接装置

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JPH0637593Y2
JPH0637593Y2 JP7326590U JP7326590U JPH0637593Y2 JP H0637593 Y2 JPH0637593 Y2 JP H0637593Y2 JP 7326590 U JP7326590 U JP 7326590U JP 7326590 U JP7326590 U JP 7326590U JP H0637593 Y2 JPH0637593 Y2 JP H0637593Y2
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晴夫 広川
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株式会社トータルサウンドスタック
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、多芯ケーブルの芯線を両面コネクタに結線す
るため、芯線を所定の間隔及び配列で保持するために用
いられる圧接治具及び圧接装置に関する。
「従来の技術」 近年、電子機器間の接続、例えばパソコンとプリンター
などの接続には、両端にコネクタを有する多芯ケーブル
が用いられている。このコネクタとしては、芯線をUコ
ンタクトに押し込むだけで結線が可能な圧接型コネクタ
が用いられているが、芯線の数が増加するに伴って、コ
ネクタの本体の両面に多数のUコンタクトが配置された
両面コネクタが用いられているようになってきた。
第6図には、多芯ケーブルの芯線を両面コネクタに接続
した構造の一例が示されている。図において、1は多芯
ケーブル、2は金属メッシュからなるシールド線、3は
それぞれ自身絶縁被覆された芯線である。コネクタ4
は、芯線3を所定間隔で保持するための串歯状の保持溝
5と、個々の芯線3を所定の端子に接続するためのUコ
ンタクト6とが、合成樹脂からなるフレーム7の両面に
配設されている。この例では、芯線3のピッチをできる
だけ密にして接続できるようにするため、Uコンタクト
6は、上下2列にして交互に配置されている。なお、8
は、コネクタ4に取外けられた芯線3を覆うように被せ
られる押え板であり、被せられたときにUコンタクト6
が突出する透孔9が多数形成されている。
このような両面コネクタに多芯ケーブルの芯線を接続す
るには、芯線を所定間隔で保持す串歯状の保持溝と、芯
線をコネクタのUコンタクトに押つけるための圧接刃と
を有する治具に、芯線を所定の配列で取付け、この治具
を両面コネクタのUコンタクトを有する面に押付けて、
個々の芯線を対応するUコンタクトに押し込むことによ
って行なわれている。また、芯線を串歯状の保持溝を有
するプロテクタ(絶縁カバー)に所定の配列で取付けた
後、このプロテクタを両面コネクタのUコンタクトを有
する面に押付けて、個々の芯線の接続とプロテクタの取
付けとを同時に行なう方法も採用されている。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、上記従来の圧接治具では、両面コネクタ
のそれぞれの面に接続する芯線を保持するための一対の
保持部材を有し、これらの保持部材に芯線を所定の配列
で保持させた後、保持部材を両面コネクタの対応する面
にそれぞれ別々に押付けて圧接を行なっていたので、特
に圧接時の作業性が悪く、大量生産に適していなかっ
た。同様に、芯線をプロテクタの保持溝に保持させて、
芯線の接続とプロテクタの装着とを同時に行なう方法に
おいても、一対のプロテクタを両面コネクタの対応する
面にそれぞれ別々に押付けて圧接を行なう必要があるた
め、作業性が悪かった。
したがって、本考案の目的は、多芯ケーブルの芯線を所
定の配列及び間隔で保持させた後、両面コネクタの両面
に同時に圧接できるようにした両面コネクタ用圧接治具
及び圧接装置を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本考案の両面コネクタ用圧接
治具は、 多芯ケーブルの芯線を両面コネクタに結線するため、芯
線を所定の間隔及び配列で保持する圧接治具において、 中央部に芯線を挿通させるための切欠きが設けられた基
板と、 この基板の対向辺部に平行に配置され、布線面が上方及
び内方に向くように回動可能に支持された一対の芯線保
持部材とを備え、 前記芯線保持部材は、断面コ字状をなす外枠部材と、こ
の外枠部材の中央部の溝に配置された圧接部材とからな
り、 前記圧接部材には背面側にピンが突設され、このピンが
前記外枠部材の背面を貫通して外方に延出されており、 このピンの突出部に装着されたスプリングによって、前
記圧接部材が常時は前記外枠部材の底面に当接するよう
に付勢されていることを特徴とする。
また、本考案の圧接装置は、 (A)前記構成からなる圧接治具と、 (B)前記圧接治具の基板両側を受け入れて保持する保
持部材と、 前記圧接治具を保持し、前記芯線保持部材が内方を向い
た状態で、前記ピンの頭部にそれぞれ当接する一対の押
圧部材と、 この押圧部材を内側に移動させて前記ピンを内側に押
し、前記圧接歩合を内側に押し込むプレス機構とを備え
たプレス装置との組合せからなることを特徴とする。
本考案の好ましい態様においては、前記外枠部材の布線
面には芯線を所定間隔で保持するための保持溝が形成さ
れており、前記圧接部材の布線面には芯線を両面コネク
タの所定のUコンタクトに押し込むための圧接刃が形成
されている。
ただし、本考案の圧接治具は、圧接部材の布線面にプロ
テクタを配置して、このプロレクタ上に芯線を配列する
ような構造としてもよい。
「作用」 本考案の圧接治具の使用に際しては、一対の芯線保持部
材を上方に向け、多芯ケーブルの芯線を基板中央部の切
欠きを通して上方に取り出し、各芯線を上記保持部材の
布線面の所定位置に挿入して保持させる。
この場合、本考案の好ましい態様においては、芯線は、
外枠部材の保持溝、及び圧接部材の圧接刃に保持され
る。また、本考案の別の態様においては、芯線は、圧接
部材上に配置されたプロテクタの所定の保持溝に保持さ
れる。
芯線を圧接治具の芯線保持部材の布線面に、所定の配列
で保持させるには、各種の自動機、半自動機を使用する
ことが出来る。例えば本出願人が既に提案した特願平1
−338527号に記載された装置などを使用できる。
こうして圧接治具の一対の保持部材に多芯ケーブルの芯
線を所定の配列で保持させた後、保持部材をそれぞれ回
動させてお互いに内方を向くようにする。このとき、保
持部材の圧接部材の背面側の突設されたピンは、外枠部
材の背面側を貫通して外側にそれぞれ突出した状態とな
る。
この圧接治具の一対の保持部材の間に両面コネクタを挿
入して、両面コネクタのUコンタクトを有する面をそれ
ぞれ対応する保持部材の布線面に位置合わせして保持さ
せる。この場合、両面コネクタを適宜な治具で保持させ
て、圧接治具の一対の保持部材の間に挿入、配置しても
よい。
次に、この圧接治具の基板の両側をプレス装置の保持部
に挿入して保持させる。このとき、圧接治具のピンの頭
部にプレス装置の押圧部材が当接した状態となる。この
状態で、プレス機構によって一対の押圧部材を内側に移
動させると、上記ピンが内側に押し込まれ、それと共に
圧接部材が内側に移動して、両面コネクタの対応する面
にそれぞれ押し付けられ、芯線が両面コネクタのUコン
タクトに押し込まれて接続がなされる。
このように、本考案の圧接治具及び圧接装置を用いる
と、多芯ケーブルの芯線の一対の保持部材に所定の間隔
及び配列で保持させた後、保持部材をそれぞれ内方に向
け、その間に両面コネクタを配置させて、両面コネクタ
の両面の同時に芯線を圧接させて取付けることができ
る。
「実施例」 第1図及び第2図には、本考案による両面コネクタ用圧
接治具の一実施例が示されている。
この圧接治具11は、中央部に多芯ケーブルの芯線を挿通
させるための切欠き12が形成された全体としてU字形の
基板13を有している。この基板13の対向する辺部に沿っ
て細長い一対の保持部材14がそれぞれ取付けられてい
る。この保持部材14は、断面コ字状に形成された外枠部
材15と、この外枠部材15の中央部の溝に配置された圧接
部材16とで構成されている。そして、外枠部材15の両面
部を一対の軸19によって基板13上にて回動自在に支持さ
れている。
外枠部材15には、芯線を所定の間隔で保持するための串
歯状の保持溝17が形成されている。
また、圧接部材16には、芯線を両面コネクタの対応する
Uコンタクトに押し込むための多数の圧接刃18が形成さ
れている。保持部材13における外枠部材15の保持溝17及
び圧接部材16の圧接刃18が形成された面が、本考案にお
ける布線面(芯線を所定の配列で保持させる面)を構成
している。そして、保持部材13は、上記布線面が上方を
向いた状態と、内方を向いた状態との間で、軸19を介し
て回動可能となっている。
一対の圧接部材16の背面側には、この実施例の場合、そ
れぞれ2つずつのピン20が突設され、これらのピン20
は、外枠部材15の背面を貫通して後方に延出されてい
る。更に、ピン20の頭部20aと外枠部材15の背面との間
にスプリング21が装着されている。このスプリング21に
よって、圧接部材16は、常時は外枠部材15の底部に当接
するように、すなわち、外枠部材15の内部に引っ込むよ
うに付勢されている。また、保持部材14の回動を妨げな
いように、基板13のピン20が設けられた部分には、透孔
22が形成されている。
第3図には、本考案の圧接装置に用いられるプレス装置
の一実施例が示されている。
このプレス装置31は、基台32上にテーブル33を有してお
り、このテーブル33の前方部分の両側にスペーサ34を介
して一対の平行なガイド板35が取付けられている。そし
て、前述した圧接治具11は、基板13の両側部分を上記テ
ーブル33とガイド板35との間に挿入されて保持されるよ
うになっている。
更に、テーブル33とガイド板35との間には、一対の押圧
部材36が配置されている。この押圧部材36は、一対のリ
ンク37を介してテーブル33に連結されており、テーブル
33との間で平行四辺形にリンク構造をなしている。そし
て、押圧部材36の一端は、図において明確に示されてい
ないが、テーブル33の下方において後方に伸び、その端
部にローラ38が取付けられている。このローラ38は、テ
ーブル33の切欠き部を通して上面に露出している。
また、テーブル33の後方部分には、支柱39が立設され、
この支柱39に回転軸40を介してハンドル41が取付けられ
ている。そして、このハンドル41を回動させると、図示
しない連動機構を介して、板カム42が昇降動作するよう
になっている。板カム42は、そのテーパ状のカム面を前
記ローラ38に当接させており、下降したときにローラ38
を前方に押し、その結果、押圧部材36を前記リンク機構
によって内側に移動させる。
第4図には、両面コネクタを保持する治具の構造が示さ
れている。
この治具51は、角柱状部材52と、この角柱状部材52の背
面に交差して取付けられた板部材53とかならる。角柱状
部材52は、中間部に両面コネクタ4を受け入れる切欠き
凹部54が形成され、両端部に両面コネクタ4の両端縁に
係合する押え部材55が設けられている。したがって、両
面コネクタ4は、角柱状部材52の切欠き凹部54に横方向
から挿入され、両端縁部を押え部材55で押えられて保持
される。また、板部材53には、両側部に段部56が形成さ
れており、第5図に示すように、圧接治具11に挿入され
てプレス装置31上に配置されたとき、ガイド板35に上記
段部56が係合して位置決めされるようになっている。
次に、この実施例による圧接治具及び圧接装置の使用方
法について説明する。
第1図に示すように、圧接治具11の芯線保持部材14の布
線面を上方に向けた状態で、多芯ケーブルの芯線を上記
布線面に所定の配列及び間隔で保持させる。すなわち、
前述したような各種の自動機、半自動機を用いて、個々
の芯線の位置を検出しつつ、芯線保持部材14の外枠部材
15の保持溝17及び圧接部材16の圧接刃18に、芯線を挿入
して保持させる。
こうして、圧接治具11の芯線保持部材14に芯線を配列し
て保持させた後、第3図に示すように、圧接治具11をプ
レス装置31に設置する。すなわち、圧接治具11の基板13
の両側部をプレス装置31のテーブル33とガイド板35との
間に挿入して保持させる。
この状態で、第2図に示すように、圧接治具11の芯線保
持部材14を回動させ、それらの布線面を互いに内側に向
ける。このとき、ピン20の頭部20aは、保持部材14の外
枠部材15の背面から両側に突出し、プレス装置31の押圧
部材36に当接した状態となる。
次に、第4図に示すように、両面コネクタ4を治具51に
保持させる。そして、第5図に示すように、上記治具51
をプレス装置31に保持された圧接治具11の上から被せ
て、両面コネクタ4を圧接治具11の一対の芯線保持部材
14の間に挿入する。治具51をプレス装置31の所定箇所に
突き当てることによって、両面コネクタ4の両面に形成
された個々のUコンタクトは、芯線保持部材14の外枠部
材15の保持溝17及び圧接部材16の圧接刃18に正確に対応
するようになっている。
この状態で、プレス装置31のハンドル41を回動させ、カ
ム板42を下降させると、ローラ38を介して押圧部材36が
前方に押され、リンク37の作用によって、押圧部材36が
内側に移動する。その結果、圧接治具11のピン20がスプ
リング21に抗して内側に押し込まれ、圧接部材16が内側
に押される。そして、圧接治具11の芯線保持部材14の布
線面に保持された個々の芯線が、圧接部材16の圧接刃18
によって、両面コネクタ4の対応するUコネクタに押し
込まれて結線がなされる。こうして、両面コネクタ4の
両面に多芯ケーブル1の芯線3を同時に圧接して結線す
ることができる。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案によれば、圧接治具の芯線
保持部材を布線面が上方及び内方を向くように回動可能
にし、芯線保持部材を外枠部材と圧接部材とで構成して
圧接部材がピンを介して内方に移動可能としたので、芯
線保持部材の布線面が上方を向いた状態で多芯ケーブル
の芯線を布線面に配列して保持させた後、芯線保持部材
の布線面を内側に向けて、その間に両面コネクタを挿入
し、プレス装置によってピンを介して圧接部材を内側に
押し付けることにより、多芯ケーブルの芯線を両面コネ
クタの両面のUコンタクトに同時に圧接できるので、作
業性を向上させて生産効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による両面コネクタ用圧接治具の一実施
例を示す斜視図、第2図は同圧接治具の正面図、第3図
は本考案による両面コネクタ用圧接装置の一実施例を示
す斜視図、第4図は両面コネクタを保持するための治具
を示す斜視図、第5図は両面コネクタをプレス装置上の
圧接治具に組み付けた状態を示す斜視図、第6図は多芯
ケーブルの芯線を両面コネクタに結線した状態の一例を
示す斜視図である。 図中、1は多芯ケーブル、3は芯線、4は両面コネク
タ、11は圧接治具、12は切欠き、13は基板、14は芯線保
持部材、15は外枠部材、16は圧接部材、17は保持溝、18
は圧接刃、19は軸、20はピン、20aは頭部、21はスプリ
ング、31はプレス装置、33はテーブル、35はガイド板、
36は押圧部材、37はリンク、38はローラ、41はハンド
ル、42はカム板である。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多芯ケーブルの芯線を両面コネクタに結線
    するため、芯線を所定の間隔及び配列で保持する圧接治
    具において、 中央部に芯線を挿通させるための切欠きが設けられた基
    板と、 この基板の対向辺部に平行に配置され、布線面が上方及
    び内方に向くように回動可能に支持された一対の芯線保
    持部材とを備え、 前記芯線保持部材は、断面コ字状をなす外枠部材と、こ
    の外枠部材の中央部の溝に配置された圧接部材とからな
    り、 前記圧接部材には背面側にピンが突設され、このピンが
    前記外枠部材の背面を貫通して外方に延出されており、 このピンの突出部に装着されたスプリングによって、前
    記圧接部材が常時は前記外枠部材の底面に当接するよう
    に付勢されていることを特徴とする両面コネクタ用圧接
    治具。
  2. 【請求項2】前記外枠部材の布線面には芯線を所定間隔
    で保持するための保持溝が形成されており、前記圧接部
    材の布線面には芯線を両面コネクタの所定のUコンタク
    トに押し込むための圧接刃が形成さている請求項1記載
    の両面コネクタ用圧接治具。
  3. 【請求項3】(A)多芯ケーブルの芯線を両面コネクタ
    に結線するため、芯線を所定の間隔及び配列で保持する
    圧接治具であって、 中央部に芯線を挿通させるための切欠きが設けられた基
    板と、 この基板の対向辺部に平行に配置され、布線面が上方及
    び内方に向くように回動可能に支持された一対の芯線保
    持部材とを備え、 前記芯線保持部材は、断面コ字状をなす外枠部材と、こ
    の外枠部材の中央部の溝に配置された圧接部材とからな
    り、 前記圧接部材には背面側にピンが突設され、このピンが
    前記外枠部材の背面を貫通して外方に延出されており、 このピンの突出部に装着されたスプリングによって、前
    記圧接部材が常時は前記外枠部材の底面に当接するよう
    に付勢されてなる圧接治具と、 (B)前記圧接治具の基板両側を受け入れて保持する保
    持部と、 前記圧接治具を保持し、前記芯線保持部材が内方を向い
    た状態で、前記ピンの頭部にそれぞれ当接する一対の押
    圧部材と、 この押圧部材を内側に移動させて前記ピンを内側に押
    し、前記圧接部材を内側に押し込むプレス機構とを備え
    たプレス装置との組合せからなることを特徴とする両面
    コネクタ用圧接装置。
JP7326590U 1990-07-10 1990-07-10 両面コネクタ用圧接治具及び圧接装置 Expired - Lifetime JPH0637593Y2 (ja)

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JPH0431286U JPH0431286U (ja) 1992-03-13
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