JPH0637624Y2 - 田植機の昇降制御装置 - Google Patents
田植機の昇降制御装置Info
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- JPH0637624Y2 JPH0637624Y2 JP1986009407U JP940786U JPH0637624Y2 JP H0637624 Y2 JPH0637624 Y2 JP H0637624Y2 JP 1986009407 U JP1986009407 U JP 1986009407U JP 940786 U JP940786 U JP 940786U JP H0637624 Y2 JPH0637624 Y2 JP H0637624Y2
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- planting
- float
- damper
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- seedling planting
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案の乗用田植機の植付け部を、走行機体に対して昇
降して、植付け部の対田面高さを略一定に保つ田植機の
昇降制御装置に関する。
降して、植付け部の対田面高さを略一定に保つ田植機の
昇降制御装置に関する。
走行機体の後部に植付け部を連結して水田内を走行し、
該植付け部の苗載台上に載置した苗株を、苗植装置の動
作により田面上に自動的に列条をなして植付ける乗用田
植機が広く普及している。
該植付け部の苗載台上に載置した苗株を、苗植装置の動
作により田面上に自動的に列条をなして植付ける乗用田
植機が広く普及している。
乗用田植機による植付け作業の際、走行機体は耕盤の凹
凸に応じて上下動しつつ走行するが、苗株の植付深さを
一定とするために、植付け部の苗植装置は走行機体の上
下動に関係なく略一定の対田面高さを保つことが必要で
あり、苗植装置の対田面高さの変化に応じて植付け部全
体を油圧シリンダにて昇降する昇降制御が行われる。
凸に応じて上下動しつつ走行するが、苗株の植付深さを
一定とするために、植付け部の苗植装置は走行機体の上
下動に関係なく略一定の対田面高さを保つことが必要で
あり、苗植装置の対田面高さの変化に応じて植付け部全
体を油圧シリンダにて昇降する昇降制御が行われる。
具体的には、苗植装置と該苗植装置の下面に揺動自在に
取付けられたフロートとの間の上下方向の変位を検出し
て、その検出結果に従って植付け部を昇降制御してい
る。
取付けられたフロートとの間の上下方向の変位を検出し
て、その検出結果に従って植付け部を昇降制御してい
る。
しかしながら従来の田植機の昇降制御装置においては、
苗植装置の対田面高さを検出するためのフロートの上下
動に対して油圧シリンダが敏感に反応し過ぎ、フロート
の上下動と植付け部の機体に対する上下動が共振状態と
なり、その結果苗植装置の対田面高さが周期的に変動し
て一定の植付深さでの植付けができなくなり、浅植えに
よる苗倒れと、逆に深植えによる苗枯れとが生ずる虞れ
があった。
苗植装置の対田面高さを検出するためのフロートの上下
動に対して油圧シリンダが敏感に反応し過ぎ、フロート
の上下動と植付け部の機体に対する上下動が共振状態と
なり、その結果苗植装置の対田面高さが周期的に変動し
て一定の植付深さでの植付けができなくなり、浅植えに
よる苗倒れと、逆に深植えによる苗枯れとが生ずる虞れ
があった。
本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、苗植
装置の対田面高さを検出するためのフロートの上下動
と、植付け部の走行機体に対する上下動との共振を抑制
し、安定した植付け作業が可能となる田植機の昇降制御
装置を提供することを目的とする。
装置の対田面高さを検出するためのフロートの上下動
と、植付け部の走行機体に対する上下動との共振を抑制
し、安定した植付け作業が可能となる田植機の昇降制御
装置を提供することを目的とする。
本考案に係る田植機の昇降制御装置は、植付け部の苗植
装置と、その下面に取付けられたフロートとの間の上下
方向変位を検出する検出器を備え、その検出結果に従っ
て植付け部を昇降制御する田植機の昇降制御装置におい
て、前記苗植装置と前記フロートとの間に前記検出器と
は別体に設置され、前記フロートの前記苗植装置に対す
る上下方向の揺動動作を抑制するダンパーを具備するこ
とを特徴とし、更に前記ダンパーは、フロートの苗植装
置に対する上下方向の揺動動作の内、上(又は下)方向
の揺動動作を、下(又は上)方向の揺動動作と比べてよ
り強く抑制するダンパーであることを特徴とする。
装置と、その下面に取付けられたフロートとの間の上下
方向変位を検出する検出器を備え、その検出結果に従っ
て植付け部を昇降制御する田植機の昇降制御装置におい
て、前記苗植装置と前記フロートとの間に前記検出器と
は別体に設置され、前記フロートの前記苗植装置に対す
る上下方向の揺動動作を抑制するダンパーを具備するこ
とを特徴とし、更に前記ダンパーは、フロートの苗植装
置に対する上下方向の揺動動作の内、上(又は下)方向
の揺動動作を、下(又は上)方向の揺動動作と比べてよ
り強く抑制するダンパーであることを特徴とする。
即ち、苗植装置とフロートとの間に上下方向変位を検出
する検出器とは別体に設置されたダンパーにて苗植装置
とフロートとの相対変位、即ちフロートの揺動動作を抑
制し、またフロートの上下方向の揺動動作の内、両方向
或いはどちらか一方向の動作を抑制し、該フロートと苗
植装置との間の変位に従って昇降される植付け部の上下
動と、該フロートの上下動との共振を防止する。
する検出器とは別体に設置されたダンパーにて苗植装置
とフロートとの相対変位、即ちフロートの揺動動作を抑
制し、またフロートの上下方向の揺動動作の内、両方向
或いはどちらか一方向の動作を抑制し、該フロートと苗
植装置との間の変位に従って昇降される植付け部の上下
動と、該フロートの上下動との共振を防止する。
以下、本考案をその実施例を示す図面に基づいて説明す
る。第1図は本考案に係る田植機の昇降制御装置(以下
本案装置という)を装備した乗用田植機の右側面図、第
2図はその平面図である。
る。第1図は本考案に係る田植機の昇降制御装置(以下
本案装置という)を装備した乗用田植機の右側面図、第
2図はその平面図である。
図においてAは前輪4及び後輪5に支持された走行機
体、Bは該走行機体Aの後部に備えられた3点リンク機
構12に取付けられた植付け部である。
体、Bは該走行機体Aの後部に備えられた3点リンク機
構12に取付けられた植付け部である。
走行機体Aは、その前端寄りに搭載した動力部1(エン
ジン,変速装置等)にて発生した動力を後輪5に伝達し
て、該後輪5の回転により、水田内を前記植付け部Bを
牽引しつつ自走する。
ジン,変速装置等)にて発生した動力を後輪5に伝達し
て、該後輪5の回転により、水田内を前記植付け部Bを
牽引しつつ自走する。
植付け部Bは、前記3点リンク機構12の後端に装着され
た3組の苗植装置25a,25b,25c、該苗植装置25a,25b,25c
の上側に、左右方向への摺動自在に取付けられた苗載台
20、及び各苗植装置25a,25b,25cの下側に夫々揺動自在
に取付けられた3組のフロート21a,21b,21cから構成さ
れている。
た3組の苗植装置25a,25b,25c、該苗植装置25a,25b,25c
の上側に、左右方向への摺動自在に取付けられた苗載台
20、及び各苗植装置25a,25b,25cの下側に夫々揺動自在
に取付けられた3組のフロート21a,21b,21cから構成さ
れている。
前記苗載台20は、左右方向に6個の苗載部29,29…に分
割されており、各苗載部29,29…に載置された苗マット
は、苗載台20の傾斜に沿って徐々に滑動降下して最下部
に至り、前記苗植装置25a,25b,25cの左右一対の植付爪2
6,26…により数株づつの苗株に切り分けられて、田面上
に列条をなして植付けられる。植付け部Bの走行機体A
に対する上昇(又は下降)は、走行機体Aの後下部の適
宜位置にトラニオン支持された油圧シリンダ10(第3図
参照)のピストンロッド10aの進出(又は退入)によ
り、前記3点リンク機構12のトップリンク12aを押し上
げて(又は引き下げて)、該3点リンク機構12を上昇
(又は下降)させることにより行われる。
割されており、各苗載部29,29…に載置された苗マット
は、苗載台20の傾斜に沿って徐々に滑動降下して最下部
に至り、前記苗植装置25a,25b,25cの左右一対の植付爪2
6,26…により数株づつの苗株に切り分けられて、田面上
に列条をなして植付けられる。植付け部Bの走行機体A
に対する上昇(又は下降)は、走行機体Aの後下部の適
宜位置にトラニオン支持された油圧シリンダ10(第3図
参照)のピストンロッド10aの進出(又は退入)によ
り、前記3点リンク機構12のトップリンク12aを押し上
げて(又は引き下げて)、該3点リンク機構12を上昇
(又は下降)させることにより行われる。
昇降制御の基準となる苗植装置の対田面高さの変動は、
中央の苗植装置25bと、その下部に取付けられたフロー
ト21bとの間の上下方向の変位として検出される。
中央の苗植装置25bと、その下部に取付けられたフロー
ト21bとの間の上下方向の変位として検出される。
第3図は、本案装置の制御系統図である。
中央のフロート21bは、中央の苗植装置25bの下部に植付
深さ調節アーム30により取付けられている。該植付深さ
調節アーム30は、その一端をフロート21bの後部上面の
ブラケット32に回動自在に枢支され、他端を苗植装置25
b前部下側の回動軸31に固着されており、該回動軸31の
回動によりフロート21bと苗植装置25bとの間の上下方向
距離が変更でき、該苗植装置25bの植付爪26にて植付け
られる苗株の植付け深さが変更される。
深さ調節アーム30により取付けられている。該植付深さ
調節アーム30は、その一端をフロート21bの後部上面の
ブラケット32に回動自在に枢支され、他端を苗植装置25
b前部下側の回動軸31に固着されており、該回動軸31の
回動によりフロート21bと苗植装置25bとの間の上下方向
距離が変更でき、該苗植装置25bの植付爪26にて植付け
られる苗株の植付け深さが変更される。
前記回動軸31は、植付け部Bの左右方向に延長されてお
り、左右の苗植装置25a,25cとフロート21a,21cとの間の
距離も同様に機構にて該回動軸31の回動により変更でき
るよう構成されている。
り、左右の苗植装置25a,25cとフロート21a,21cとの間の
距離も同様に機構にて該回動軸31の回動により変更でき
るよう構成されている。
また、回動軸31は、その中央部付近に前上方に向けてそ
の一端を固着された植付深さ調節杆50の操作により回動
される。
の一端を固着された植付深さ調節杆50の操作により回動
される。
該植付深さ調節杆50の上部は、前記苗載台20の裏面側に
前下方に向けて突設された案内板51のガイド溝に挿入さ
れており、該案内板51により植付深さ調節杆50は多段的
に係止支持される。
前下方に向けて突設された案内板51のガイド溝に挿入さ
れており、該案内板51により植付深さ調節杆50は多段的
に係止支持される。
一方、前記フロート21bの前部上面のブラケット37に
は、細長円筒状をなし、側面に長孔38aが形成されてい
るアウタ受アーム38の下端が回動自在に枢支されてい
る。
は、細長円筒状をなし、側面に長孔38aが形成されてい
るアウタ受アーム38の下端が回動自在に枢支されてい
る。
該アウタ受アーム38の上部には、中空のアウタワイヤ39
の一端が、その中空部をアウタ受アーム38の内部と連通
させて固着されており、該アウタワイヤ39の中空部には
検出ワイヤ40が挿通されている。
の一端が、その中空部をアウタ受アーム38の内部と連通
させて固着されており、該アウタワイヤ39の中空部には
検出ワイヤ40が挿通されている。
該検出ワイヤ40の一端は、前記アウタ受アーム38の内部
において、前記長孔38aに沿って上下動する係止部材36a
を介して苗植装置25bの前部の枢支軸35にその中央部を
回動自在に枢支された出力リンク36の前端部に係止され
ている。
において、前記長孔38aに沿って上下動する係止部材36a
を介して苗植装置25bの前部の枢支軸35にその中央部を
回動自在に枢支された出力リンク36の前端部に係止され
ている。
該出力リンク36の後端部は、前記回動軸31に固着され、
該回動軸31の回動により動作する検出アーム33の先端部
に、連杆34を介して連結されている。
該回動軸31の回動により動作する検出アーム33の先端部
に、連杆34を介して連結されている。
前記アウタワイヤ39及びその内部に挿通された検出ワイ
ヤ40は、走行機体Aの方向に延長され、アウタワイヤ39
は走行機体Aの適宜位置にある固着部材41に固着されて
いる。
ヤ40は、走行機体Aの方向に延長され、アウタワイヤ39
は走行機体Aの適宜位置にある固着部材41に固着されて
いる。
一方、検出ワイヤ40は、走行機体Aの適宜位置にある枢
支軸43にその中途部を回動自在に枢支されたスプール押
し杆42の一端部に係止されている。
支軸43にその中途部を回動自在に枢支されたスプール押
し杆42の一端部に係止されている。
該スプール押し杆42の他端部は、走行機体Aの適宜位置
に固着された係止部材45と、コイルバネ44を介して係止
されており、該コイルバネ44は、スプール押し杆42と係
止部材45とを互いに近付ける方向に付勢されている。
に固着された係止部材45と、コイルバネ44を介して係止
されており、該コイルバネ44は、スプール押し杆42と係
止部材45とを互いに近付ける方向に付勢されている。
また、スプール押し杆42の長手方向中央部には、前記油
圧シリンダ10の圧油の送給方向を切換える方向切換弁V
のスプールVsを押すための、側面視で半円状をなすスプ
ール押し部42aが形成されている。
圧シリンダ10の圧油の送給方向を切換える方向切換弁V
のスプールVsを押すための、側面視で半円状をなすスプ
ール押し部42aが形成されている。
方向切換弁Vは3方向3位置切換式であり、そのスプー
ルVsがスプール押し部42aにて押されている場合には、
油圧シリンダ10の油室に油圧ポンプ48から圧油が送給さ
れて、ピストンロッド10aが進出して、植付け部Bは走
行機体Aに対して上昇される。
ルVsがスプール押し部42aにて押されている場合には、
油圧シリンダ10の油室に油圧ポンプ48から圧油が送給さ
れて、ピストンロッド10aが進出して、植付け部Bは走
行機体Aに対して上昇される。
また、方向切換弁Vが押バネVpの働きにより、その中立
位置をとった場合には、油圧シリンダ10のピストンはそ
の時の位置のまま保持され、植付け部Bは昇降されな
い。
位置をとった場合には、油圧シリンダ10のピストンはそ
の時の位置のまま保持され、植付け部Bは昇降されな
い。
更に、押バネVpの働きにより方向切換弁Vがその右位置
をとった場合には、油圧シリンダ10の油室内部の圧油が
タンク側に戻り、ピストンロッド10aが退入して、植付
け部Bは走行機体Aに対して下降される。
をとった場合には、油圧シリンダ10の油室内部の圧油が
タンク側に戻り、ピストンロッド10aが退入して、植付
け部Bは走行機体Aに対して下降される。
さて、前記苗植装置25bの前端部から水平前方に向けて
突出されたブラケット62と、前記フロート21bの前寄り
の位置の上面に設けられたブラケット61との間には、本
案装置の特徴となっているダンパー60が、その長手方向
を該フロート21bの上面に垂直として介装されている。
第4図はこのダンパー60の側断面図である。
突出されたブラケット62と、前記フロート21bの前寄り
の位置の上面に設けられたブラケット61との間には、本
案装置の特徴となっているダンパー60が、その長手方向
を該フロート21bの上面に垂直として介装されている。
第4図はこのダンパー60の側断面図である。
図において60aは、内部に油が充填された、細長円筒状
をなすシリンダであり、その内部には、中心部に大径の
通油孔60fと外周に近い位置に1個又は複数個の小径の
通油孔60gが形成されたピストン60bが、該シリンダ60a
の軸方向への摺動自在に嵌装されている。
をなすシリンダであり、その内部には、中心部に大径の
通油孔60fと外周に近い位置に1個又は複数個の小径の
通油孔60gが形成されたピストン60bが、該シリンダ60a
の軸方向への摺動自在に嵌装されている。
前記通油孔60fには、該通油孔60fの直径よりも十分小さ
い直径を有する丸棒であるピストンロッド60cが挿入さ
れており、該ピストンロッド60cは、前記シリンダ60aの
一方の端面の中心を貫通し該シリンダ60aの外側に突出
されている。該ピストンロッド60cのシリンダ60aから突
出された側の端部と、シリンダ60aのピストンロッド60c
が貫通していない側の端部には、それぞれブラケット60
d及び60eが形成されており、ダンパー60は、該ブラケッ
ト60dを前記ブラケット62に、また該ブラケット60eを前
記ブラケット61にそれぞれ回動自在に枢支して、苗植装
置25bとフロート21bとの間に介装される。また、シリン
ダ60aのピストンロッド60cが貫通している側の端面と、
前記ブラケット60dとの間には蛇腹60kが装着されてお
り、ピストンロッド60cの貫通部から泥,砂等の異物が
シリンダ60a内に侵入することを防止している。
い直径を有する丸棒であるピストンロッド60cが挿入さ
れており、該ピストンロッド60cは、前記シリンダ60aの
一方の端面の中心を貫通し該シリンダ60aの外側に突出
されている。該ピストンロッド60cのシリンダ60aから突
出された側の端部と、シリンダ60aのピストンロッド60c
が貫通していない側の端部には、それぞれブラケット60
d及び60eが形成されており、ダンパー60は、該ブラケッ
ト60dを前記ブラケット62に、また該ブラケット60eを前
記ブラケット61にそれぞれ回動自在に枢支して、苗植装
置25bとフロート21bとの間に介装される。また、シリン
ダ60aのピストンロッド60cが貫通している側の端面と、
前記ブラケット60dとの間には蛇腹60kが装着されてお
り、ピストンロッド60cの貫通部から泥,砂等の異物が
シリンダ60a内に侵入することを防止している。
さらに、ピストンロッド60cのブラケット60dと反対側の
端部には、前記ピストン60bを間にはさんで端寄りに押
し部材60jが、また前記ブラケット60d寄りにパッキン60
i及びパッキン押え60hがそれぞれ配設されている。
端部には、前記ピストン60bを間にはさんで端寄りに押
し部材60jが、また前記ブラケット60d寄りにパッキン60
i及びパッキン押え60hがそれぞれ配設されている。
前記押し部材60jは、第4図に示す如き形状の小片であ
り、ピストンロッド60cの外周に4等配に配設され、該
ピストンロッド60cが引き上げられるとき、前記ピスト
ン60bの下面に当接して該ピストン60bを引き上げる。
り、ピストンロッド60cの外周に4等配に配設され、該
ピストンロッド60cが引き上げられるとき、前記ピスト
ン60bの下面に当接して該ピストン60bを引き上げる。
また、パッキン押え60hは円板状をなし、ピストンロッ
ド60cの外周面に、該ピストンロッド60cと同心をなして
固着されており、その下面にはパッキン60iが固着さ
れ、ピストンロッド60cが押し下げられるとき、前記ピ
ストン60bの上面にパッキン60iを密着させて該ピストン
60bを押し下げる。
ド60cの外周面に、該ピストンロッド60cと同心をなして
固着されており、その下面にはパッキン60iが固着さ
れ、ピストンロッド60cが押し下げられるとき、前記ピ
ストン60bの上面にパッキン60iを密着させて該ピストン
60bを押し下げる。
その結果、ピストン60bが引き上げられる場合には、シ
リンダ60a上部の油は、前記通油孔60gだけでなく、前記
通油孔60fの内周面とピストンロッド60cの外周面との間
に形成される環状のすき間も通過して下部に移動するの
で、ピストンロッド60cは比較的弱い力で引き上げ得
る。
リンダ60a上部の油は、前記通油孔60gだけでなく、前記
通油孔60fの内周面とピストンロッド60cの外周面との間
に形成される環状のすき間も通過して下部に移動するの
で、ピストンロッド60cは比較的弱い力で引き上げ得
る。
一方、ピストン60bが押し下げられる場合には、前記パ
ッキン60iが該ピストン60bに押し付けられ、前記環状の
すき間を塞ぎ、シリンダ60a下部の油は、小径の通油孔6
0gのみを通過して上部に移動するので、ピストンロッド
60cを押し下げるには比較的強い力を必要とする。
ッキン60iが該ピストン60bに押し付けられ、前記環状の
すき間を塞ぎ、シリンダ60a下部の油は、小径の通油孔6
0gのみを通過して上部に移動するので、ピストンロッド
60cを押し下げるには比較的強い力を必要とする。
即ち、ピストンロッド60cに等しい力が加えられた場
合、押し下げに要する時間は、引き上げに要する時間と
比較して長くなる。
合、押し下げに要する時間は、引き上げに要する時間と
比較して長くなる。
さて、以上の如く構成された本案装置の動作について説
明する。まず植付け作業に先立って、田面の状況、苗株
の植付深さを選択し、植付深さ調節杆50を操作して回動
軸31を回動させ、フロート21a,21b,21cと苗植装置25a,2
5b,25cとの間の距離が所定の大きさに設定される。
明する。まず植付け作業に先立って、田面の状況、苗株
の植付深さを選択し、植付深さ調節杆50を操作して回動
軸31を回動させ、フロート21a,21b,21cと苗植装置25a,2
5b,25cとの間の距離が所定の大きさに設定される。
同時に、回動軸31の回動により検出アーム33,連杆34を
介して検出アーム36が回動されて、係止部材36aの高さ
位置が、苗植装置25bとフロート21bが互いに平行となっ
たとき、アウタ受アーム38の側面に形成された長孔38a
の長手方向中央に設定される。
介して検出アーム36が回動されて、係止部材36aの高さ
位置が、苗植装置25bとフロート21bが互いに平行となっ
たとき、アウタ受アーム38の側面に形成された長孔38a
の長手方向中央に設定される。
その時、スプール押し杆42のワイヤ係止部は、検出ワイ
ヤ40にて若干引張られた状態であり、スプール押し部42
aに当接している方向切換弁VのスプールVsはその中央
位置となっており、油圧シリンダ10は動作しない。
ヤ40にて若干引張られた状態であり、スプール押し部42
aに当接している方向切換弁VのスプールVsはその中央
位置となっており、油圧シリンダ10は動作しない。
さて、走行機体Aが水田中を走行し始め、耕盤の凹凸に
より上下動すると、植付け部Bもそれに応じて上下動し
苗植装置25bの対田面高さが変化する。
より上下動すると、植付け部Bもそれに応じて上下動し
苗植装置25bの対田面高さが変化する。
植付け部Bが上昇して田面から遠ざかると、フロート21
bは苗植装置25bに対して、前部を下として傾斜し、検出
ワイヤ40の係止部36aは、アウタ受アーム38に対して相
対的に上昇するので、検出ワイヤ40の張力が減少し、ス
プール押し杆42はコイルバネ44にて下端が引っ張られ、
第3図における反時計廻りに回動し、方向切換弁Vは押
バネVpの働きにより切換えられて、油圧シリンダ10内の
油圧がタンク側に戻り、ピストンロッド10aが退入して
3点リンク機構12のトップリンク12aを引き下げ、植付
け部Bは走行機体Aに対して下降され、田面に近付く。
bは苗植装置25bに対して、前部を下として傾斜し、検出
ワイヤ40の係止部36aは、アウタ受アーム38に対して相
対的に上昇するので、検出ワイヤ40の張力が減少し、ス
プール押し杆42はコイルバネ44にて下端が引っ張られ、
第3図における反時計廻りに回動し、方向切換弁Vは押
バネVpの働きにより切換えられて、油圧シリンダ10内の
油圧がタンク側に戻り、ピストンロッド10aが退入して
3点リンク機構12のトップリンク12aを引き下げ、植付
け部Bは走行機体Aに対して下降され、田面に近付く。
逆に植付け部Bが下降して田面に近付くと、フロート21
b田面からの浮力により、苗植装置25aに対して、前部を
上として傾斜し、検出ワイヤ40の係止部36aは、アウタ
受アーム38に対して相対的に下降するので、スプール押
し杆42は検出ワイヤ40にてその上端が引っ張られ、第3
図における時計廻りに回動し、方向切換弁Vのスプール
Vsが、スプール押し部42aにより押されて、該方向切換
弁Vは切換えられて、油圧ポンプ48から圧油が油圧シリ
ンダ10の油室に送給され、ピストンロッド10aが進出し
て3点リンク機構12のトップリンク12aを押し上げ、植
付け部Bは走行機体Aに対して上昇され、田面から遠ざ
かる。
b田面からの浮力により、苗植装置25aに対して、前部を
上として傾斜し、検出ワイヤ40の係止部36aは、アウタ
受アーム38に対して相対的に下降するので、スプール押
し杆42は検出ワイヤ40にてその上端が引っ張られ、第3
図における時計廻りに回動し、方向切換弁Vのスプール
Vsが、スプール押し部42aにより押されて、該方向切換
弁Vは切換えられて、油圧ポンプ48から圧油が油圧シリ
ンダ10の油室に送給され、ピストンロッド10aが進出し
て3点リンク機構12のトップリンク12aを押し上げ、植
付け部Bは走行機体Aに対して上昇され、田面から遠ざ
かる。
以上のように植付け部Bは昇降制御されるが、その際植
付け部Bが田面に対して上昇して、フロート21bの前部
が苗植装置25bに対して遠ざかる場合は、ダンパー60の
ピストンロッド60cは引き上げられる方向に動くのでダ
ンパー60による抑制作用は弱く、逆に植付け部Bが田面
に対して下降して、フロート21bの前部が苗植装置25bに
近付く場合は、ダンパー60のピストンロッド60cは押し
下げられる方向に動くのでダンパー60により抑制作用は
強い。その結果、フロート21bの前部がブラケット32の
位置を枢軸として下方向に回動する速度と、上方向に回
動する速度とは相異なり、前者は後者に比較して大きく
なる。換言すれば本案装置においては苗植装置25bの田
面に近付く方向の変位を検出した場合は、遠ざかる方向
の変位を検出した場合よりも迅速に植付け部Bの昇降制
御が行われることになり、例えばフロート21bの前部の
上昇が検知され、その結果油圧シリンダ10により植付け
部Bが上昇されている場合に、油圧シリンダ10のピスト
ンロッド10aの進出速度と、植付け部Bの上昇に伴うフ
ロート21bの前部の下降速度が同調して共振を起こした
としても、植付け部Bの上昇が終了して次に下降に転じ
たとき、それに伴うフロート21bの前部の上昇速度はダ
ンパー60にて抑制され、前記下降速度と比較して小さく
なるので、共振状態は解消される。
付け部Bが田面に対して上昇して、フロート21bの前部
が苗植装置25bに対して遠ざかる場合は、ダンパー60の
ピストンロッド60cは引き上げられる方向に動くのでダ
ンパー60による抑制作用は弱く、逆に植付け部Bが田面
に対して下降して、フロート21bの前部が苗植装置25bに
近付く場合は、ダンパー60のピストンロッド60cは押し
下げられる方向に動くのでダンパー60により抑制作用は
強い。その結果、フロート21bの前部がブラケット32の
位置を枢軸として下方向に回動する速度と、上方向に回
動する速度とは相異なり、前者は後者に比較して大きく
なる。換言すれば本案装置においては苗植装置25bの田
面に近付く方向の変位を検出した場合は、遠ざかる方向
の変位を検出した場合よりも迅速に植付け部Bの昇降制
御が行われることになり、例えばフロート21bの前部の
上昇が検知され、その結果油圧シリンダ10により植付け
部Bが上昇されている場合に、油圧シリンダ10のピスト
ンロッド10aの進出速度と、植付け部Bの上昇に伴うフ
ロート21bの前部の下降速度が同調して共振を起こした
としても、植付け部Bの上昇が終了して次に下降に転じ
たとき、それに伴うフロート21bの前部の上昇速度はダ
ンパー60にて抑制され、前記下降速度と比較して小さく
なるので、共振状態は解消される。
以上詳述した如く、本案装置においては、苗植装置と、
その下部に取付けられたフロートとの間に上下方向変位
を検出する検出器とは別体に設置されたダンパーが苗植
装置とフロートとの相対的変位、特にフロートの上下方
向の揺動動作を抑制するので、従来の田植機の昇降制御
装置において問題となっていた植付け部を昇降させる油
圧シリンダのピストンロッドの進出又は退入と、苗植装
置の対田面変位検出用フロートの揺動との同調による共
振は解消され、苗植装置を速やかに正しい対田面高さに
位置させることができ、浅植え及び深植えを生ずること
がなく、加えて上下方向変位を検出する検出器とは別体
であるから、検出器に与える影響がなく上下方向変位の
検出自体も正確で、しかも安定した植付け作業が行なえ
る等優れた効果を奏する。
その下部に取付けられたフロートとの間に上下方向変位
を検出する検出器とは別体に設置されたダンパーが苗植
装置とフロートとの相対的変位、特にフロートの上下方
向の揺動動作を抑制するので、従来の田植機の昇降制御
装置において問題となっていた植付け部を昇降させる油
圧シリンダのピストンロッドの進出又は退入と、苗植装
置の対田面変位検出用フロートの揺動との同調による共
振は解消され、苗植装置を速やかに正しい対田面高さに
位置させることができ、浅植え及び深植えを生ずること
がなく、加えて上下方向変位を検出する検出器とは別体
であるから、検出器に与える影響がなく上下方向変位の
検出自体も正確で、しかも安定した植付け作業が行なえ
る等優れた効果を奏する。
なお、本実施例においては、ピストンを押し下げる方向
の抑制作用が、引き上げる方向の抑制作用と比べて大き
くなるダンパーを使用したが、逆に前者が後者に比べて
小さくなるダンパーを使用してもよいことは言うまでも
ない。
の抑制作用が、引き上げる方向の抑制作用と比べて大き
くなるダンパーを使用したが、逆に前者が後者に比べて
小さくなるダンパーを使用してもよいことは言うまでも
ない。
そのようなダンパーは、本実施例中に示したダンパーの
パッキン及びパッキン押えの取付け位置と押し部材の取
付け位置とを交換することにより容易に構成できる。
パッキン及びパッキン押えの取付け位置と押し部材の取
付け位置とを交換することにより容易に構成できる。
また、苗植装置とフロートとの間の変位検出速度が若干
低下するが、上下両方向に等しい抑制作用をもつダンパ
ーを使用してもよい。
低下するが、上下両方向に等しい抑制作用をもつダンパ
ーを使用してもよい。
更に、本実施例においては、シリンダ内部に油を充填し
て、その油の粘性により運動を抑制するオイルダンパー
を使用したが、エアーダンパー等の他のダンパーを使用
してもよい。
て、その油の粘性により運動を抑制するオイルダンパー
を使用したが、エアーダンパー等の他のダンパーを使用
してもよい。
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第1図は本
案装置を装備した乗用田植機の右側面図、第2図はその
平面図、第3図は本案装置の制御系統図、第4図はダン
パーの側断面図である。 A……走行機体、B……植付け部、10……油圧シリン
ダ、21a,21b,21c……フロート、25a,25b,25c……苗植装
置、40……検出ワイヤ、50……植付深さ調節杆、60……
ダンパー、V……方向切換弁
案装置を装備した乗用田植機の右側面図、第2図はその
平面図、第3図は本案装置の制御系統図、第4図はダン
パーの側断面図である。 A……走行機体、B……植付け部、10……油圧シリン
ダ、21a,21b,21c……フロート、25a,25b,25c……苗植装
置、40……検出ワイヤ、50……植付深さ調節杆、60……
ダンパー、V……方向切換弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−77811(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】植付け部の苗植装置と、その下面に取付け
られたフロートとの間に上下方向変位を検出する検出器
を備え、その検出結果に従って植付け部を昇降制御する
田植機の昇降制御装置において、前記苗植装置と前記フ
ロートとの間に前記検出器とは別体に設置され、前記フ
ロートの前記苗植装置に対する上下方向の揺動動作を抑
制するダンパーを具備することを特徴とする田植機の昇
降制御装置。 - 【請求項2】前記ダンパーは、前記揺動動作の内、上方
向の揺動動作を、下方向の揺動動作と比べてより強く抑
制するダンパーであることを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項記載の田植機の昇降制御装置。 - 【請求項3】前記ダンパーは、前記揺動動作の内、下方
向の揺動動作を、上方向の揺動動作と比べてより強く抑
制するダンパーであることを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項記載の田植機の昇降制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986009407U JPH0637624Y2 (ja) | 1986-01-24 | 1986-01-24 | 田植機の昇降制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986009407U JPH0637624Y2 (ja) | 1986-01-24 | 1986-01-24 | 田植機の昇降制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62122516U JPS62122516U (ja) | 1987-08-04 |
| JPH0637624Y2 true JPH0637624Y2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=30794692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986009407U Expired - Lifetime JPH0637624Y2 (ja) | 1986-01-24 | 1986-01-24 | 田植機の昇降制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637624Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07102018B2 (ja) * | 1987-09-16 | 1995-11-08 | 井関農機株式会社 | 乗用型農作業機の昇降制御装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5644754Y2 (ja) * | 1978-09-30 | 1981-10-20 | ||
| JPS5977811U (ja) * | 1982-11-17 | 1984-05-26 | 株式会社クボタ | 乗用田植機 |
-
1986
- 1986-01-24 JP JP1986009407U patent/JPH0637624Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62122516U (ja) | 1987-08-04 |
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