JPH063775B2 - 変成器 - Google Patents
変成器Info
- Publication number
- JPH063775B2 JPH063775B2 JP60012702A JP1270285A JPH063775B2 JP H063775 B2 JPH063775 B2 JP H063775B2 JP 60012702 A JP60012702 A JP 60012702A JP 1270285 A JP1270285 A JP 1270285A JP H063775 B2 JPH063775 B2 JP H063775B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transformer
- lead wire
- bobbin
- thermoplastic resin
- pin terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/32—Insulating of coils, windings, or parts thereof
- H01F27/324—Insulation between coil and core, between different winding sections, around the coil; Other insulation structures
- H01F27/325—Coil bobbins
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、音響機器、映像機器あるいは産業機器等に使
用する変成器(以下、トランスという)に関する。
用する変成器(以下、トランスという)に関する。
(従来の技術) 第3図はトランスの従来例を示す斜視図で、1はボビン
を示し、これは筒状部2、その下端鍔3、同じく上端鍔
4、端子板5及びリード線引出し溝6等を、熱硬化性ま
たは熱可塑性の樹脂で一体成形したものであり、筒状部
2にはコイル7が巻回され、その巻始め、巻終り、ある
いは中間タップからのリード線8がリード線引出し溝6
を経て、端子板5に埋植されたピン端子9に巻回され半
田等により固着されている。また、10は鉄心挿着穴であ
り、これに図示しない鉄心が挿着されてトランスが完成
される。
を示し、これは筒状部2、その下端鍔3、同じく上端鍔
4、端子板5及びリード線引出し溝6等を、熱硬化性ま
たは熱可塑性の樹脂で一体成形したものであり、筒状部
2にはコイル7が巻回され、その巻始め、巻終り、ある
いは中間タップからのリード線8がリード線引出し溝6
を経て、端子板5に埋植されたピン端子9に巻回され半
田等により固着されている。また、10は鉄心挿着穴であ
り、これに図示しない鉄心が挿着されてトランスが完成
される。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のトランスは上述のように、ボビン1はピン端子9
を埋植させた樹脂による一体成形であるから次のような
製造上の問題がある。
を埋植させた樹脂による一体成形であるから次のような
製造上の問題がある。
(a)熱可塑性樹脂だけの成形では、ピン端子9にコイル
7のリード線8を巻きつけて半田付けする際の熱が、そ
のピン端子9を変形させたり、リード線8が熱によって
溶けた樹脂にくい込み、トランス完成後に少しの衝撃で
も、そのリード線8を断線させたりする。
7のリード線8を巻きつけて半田付けする際の熱が、そ
のピン端子9を変形させたり、リード線8が熱によって
溶けた樹脂にくい込み、トランス完成後に少しの衝撃で
も、そのリード線8を断線させたりする。
(b)熱硬化性樹脂だけのボビンでは、樹脂の衝撃に対す
る強度が弱く、そのため筒状部2、下端鍔3、上端鍔4
などの肉厚を厚く形成する必要があり、したがってコイ
ル7の巻線スペースが減るため、トランスとしての電気
的性能の要求に対する選択自由度が狭められる等の欠点
となる。また、トランス完成後のピン端子9の引張り強
度が、非常に弱く、そのためピン端子9の埋植部分につ
ぶし等の変形を与えて引張り抵抗をもたせたり、埋植寸
法を多くするような製造工程が増える。
る強度が弱く、そのため筒状部2、下端鍔3、上端鍔4
などの肉厚を厚く形成する必要があり、したがってコイ
ル7の巻線スペースが減るため、トランスとしての電気
的性能の要求に対する選択自由度が狭められる等の欠点
となる。また、トランス完成後のピン端子9の引張り強
度が、非常に弱く、そのためピン端子9の埋植部分につ
ぶし等の変形を与えて引張り抵抗をもたせたり、埋植寸
法を多くするような製造工程が増える。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記従来のトランスにおける問題点を解決する
ため、筒状部2、下端鍔3、上端鍔4等の大部分を熱可
塑性樹脂により、また、端子板5の特にピン端子9の埋
植面と、リード線引出し溝6の表面部分は、熱硬化性樹
脂を使用して形成したボビン1を用いてトランスを構成
することを特徴とする。
ため、筒状部2、下端鍔3、上端鍔4等の大部分を熱可
塑性樹脂により、また、端子板5の特にピン端子9の埋
植面と、リード線引出し溝6の表面部分は、熱硬化性樹
脂を使用して形成したボビン1を用いてトランスを構成
することを特徴とする。
(作用) 上記のように形成したボビン1にコイル7を巻回して、
そのリード線8をピン端子9に巻きつけ半田接続する場
合、半田温度によるピン端子9の変形、及びリード線8
の樹脂へのくい込み等の熱による障害が、それらの位置
に耐熱性の高い熱硬化性樹脂を使用しているから防止で
き、また同時にピン端子9の埋植した先端部分は、熱可
塑性樹脂に達するから半田付けの熱が加わっても、溶着
により一層強固に埋植され、ピン端子9の引張り強度が
高められる。
そのリード線8をピン端子9に巻きつけ半田接続する場
合、半田温度によるピン端子9の変形、及びリード線8
の樹脂へのくい込み等の熱による障害が、それらの位置
に耐熱性の高い熱硬化性樹脂を使用しているから防止で
き、また同時にピン端子9の埋植した先端部分は、熱可
塑性樹脂に達するから半田付けの熱が加わっても、溶着
により一層強固に埋植され、ピン端子9の引張り強度が
高められる。
またコイル巻回部分は成形性のよい耐衝撃強度の大きい
熱可塑性樹脂を用いることになるから、薄肉の成形が可
能で巻線のスペースをより大きくとることができ、電気
的性能の要求に対する選択の自由度が大幅に上がる。
熱可塑性樹脂を用いることになるから、薄肉の成形が可
能で巻線のスペースをより大きくとることができ、電気
的性能の要求に対する選択の自由度が大幅に上がる。
(実施例) 以下、本発明を一実施例を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図である。図にお
いて、2はボビン1の筒状部で、その上端を外周部に上
端鍔4が、また、反対側の下端外周部に下端鍔3が設け
てある。この下端鍔3と一体となった端子板5には、リ
ード線引出し溝6を有し端子板5の最下面にはピン端子
9が埋植されている。
いて、2はボビン1の筒状部で、その上端を外周部に上
端鍔4が、また、反対側の下端外周部に下端鍔3が設け
てある。この下端鍔3と一体となった端子板5には、リ
ード線引出し溝6を有し端子板5の最下面にはピン端子
9が埋植されている。
第2図は、第1図のA−A′線における端子板5の断面
拡大図で、熱可塑性樹脂部11は、第1図の筒状部2と下
端鍔3と上端鍔4と同一の熱可塑性樹脂たとえばPBT
または変性PPOなどで成形され、ボビン1の主要材料
となっている。また熱硬化性樹脂部12は端子板5のピン
端子9の埋植面とリード線引出し溝6の表面全体を蓋う
ように、熱硬化性樹脂、たとえばフェノールまたはジア
ルフタレートなどで2層成形または、別成形後嵌合して
ボビン1が作られている。また熱可塑性樹脂部11に凸部
13、熱硬化性樹脂部12に凹部14を互いに嵌合するように
形成することにより、落下衝撃あるいは熱衝撃等の環境
変化による、熱硬化性樹脂部12のはずれや緩みが防止さ
れている。ピン端子9の埋植は、熱硬化性樹脂部12を貫
通し埋植部の先端が十分に熱可塑性樹脂部11の中に入る
ように圧入されている。
拡大図で、熱可塑性樹脂部11は、第1図の筒状部2と下
端鍔3と上端鍔4と同一の熱可塑性樹脂たとえばPBT
または変性PPOなどで成形され、ボビン1の主要材料
となっている。また熱硬化性樹脂部12は端子板5のピン
端子9の埋植面とリード線引出し溝6の表面全体を蓋う
ように、熱硬化性樹脂、たとえばフェノールまたはジア
ルフタレートなどで2層成形または、別成形後嵌合して
ボビン1が作られている。また熱可塑性樹脂部11に凸部
13、熱硬化性樹脂部12に凹部14を互いに嵌合するように
形成することにより、落下衝撃あるいは熱衝撃等の環境
変化による、熱硬化性樹脂部12のはずれや緩みが防止さ
れている。ピン端子9の埋植は、熱硬化性樹脂部12を貫
通し埋植部の先端が十分に熱可塑性樹脂部11の中に入る
ように圧入されている。
このようなボビン1は筒状部2にコイル7を形成する銅
線を巻回し、リード線8をリード線引出し溝6の間を通
しピン端子9のリード線巻付け部15に巻き付けた後、半
田ディップにより半田接合され、その他、磁性体等を組
み込んで熱可塑性樹脂部11と熱硬化性樹脂部12との異種
材料により形成したボビンを用いたトランスが構成され
る。
線を巻回し、リード線8をリード線引出し溝6の間を通
しピン端子9のリード線巻付け部15に巻き付けた後、半
田ディップにより半田接合され、その他、磁性体等を組
み込んで熱可塑性樹脂部11と熱硬化性樹脂部12との異種
材料により形成したボビンを用いたトランスが構成され
る。
(発明の効果) 本発明の変成器は主材料を熱可塑性樹脂とし耐熱の必要
な部分のみ熱硬化性樹脂を使用したボビンを用いるもの
であるから、組立時の半田熱等に対して強く、また熱可
塑性樹脂を大幅に使用することができるから、薄肉構造
が可能でボビン材料の使用量が低減できる。さらに、ピ
ン端子引張強度の上昇とともに半田ディップ時の端子曲
がりや樹脂の変形が防止されることにより、断線の防止
ができるので、製品品質の大幅な改善が出来、信頼性の
高いトランスとなる。
な部分のみ熱硬化性樹脂を使用したボビンを用いるもの
であるから、組立時の半田熱等に対して強く、また熱可
塑性樹脂を大幅に使用することができるから、薄肉構造
が可能でボビン材料の使用量が低減できる。さらに、ピ
ン端子引張強度の上昇とともに半田ディップ時の端子曲
がりや樹脂の変形が防止されることにより、断線の防止
ができるので、製品品質の大幅な改善が出来、信頼性の
高いトランスとなる。
第1図は本発明の一実施例のボビンを示す斜視図、第2
図は第1図における端子板断面拡大図、第3図は従来の
ボビンを示す斜視図である。 1…ボビン、2…筒状部、3…下端鍔、4…上端鍔、5
…端子板、6…リード線引出し溝、7…コイル、8…リ
ード線、9…ピン端子、10…鉄心挿着穴、11…熱可塑性
樹脂部、12…熱硬化性樹脂部、15…リード線巻付け部。
図は第1図における端子板断面拡大図、第3図は従来の
ボビンを示す斜視図である。 1…ボビン、2…筒状部、3…下端鍔、4…上端鍔、5
…端子板、6…リード線引出し溝、7…コイル、8…リ
ード線、9…ピン端子、10…鉄心挿着穴、11…熱可塑性
樹脂部、12…熱硬化性樹脂部、15…リード線巻付け部。
Claims (1)
- 【請求項1】コイルが樹脂成形されたボビンに巻回され
る変成器において、該ボビンが熱可塑性樹脂で形成さ
れ、とくにコイルからのリード線が当接する表面層部
分、及び該リード線を固着するピン端子が埋植される表
面層部分のみが、熱硬化性樹脂により形成されていると
ともに、上記ピン端子が前記熱可塑性樹脂にまで埋設さ
れていることを特徴とする変成器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60012702A JPH063775B2 (ja) | 1985-01-28 | 1985-01-28 | 変成器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60012702A JPH063775B2 (ja) | 1985-01-28 | 1985-01-28 | 変成器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61172317A JPS61172317A (ja) | 1986-08-04 |
| JPH063775B2 true JPH063775B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=11812731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60012702A Expired - Lifetime JPH063775B2 (ja) | 1985-01-28 | 1985-01-28 | 変成器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063775B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0744008Y2 (ja) * | 1989-05-08 | 1995-10-09 | 住友重機械工業株式会社 | コイルボビン |
-
1985
- 1985-01-28 JP JP60012702A patent/JPH063775B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61172317A (ja) | 1986-08-04 |
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