JPH0638003U - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
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- JPH0638003U JPH0638003U JP068690U JP6869092U JPH0638003U JP H0638003 U JPH0638003 U JP H0638003U JP 068690 U JP068690 U JP 068690U JP 6869092 U JP6869092 U JP 6869092U JP H0638003 U JPH0638003 U JP H0638003U
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- track
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、磁気テープに記録/再生を行うた
めの磁気ヘッドに関し、コストを低減でき、組み立ての
手間を削減できることを目的とする。 【構成】 左ホルダ11、右ホルダ12にギャップ2
9、30を有するコア13、コア14が嵌合されて保持
されている。コア13の上下、コア14の上下には、ト
ラック溝21、22、23、24がテープ走行方向と略
平行に形成されている。トラック溝21〜24は、コア
13、14と左ホルダ11、右ホルダ12とを組み合わ
せた後に、コア13、14とホルダ11、12の境界付
近を切削加工して形成されている。トラック溝21〜2
4の加工によって、トラック位置に関係する寸法精度を
所定の公差内に入れている。トラック溝21〜24の形
成後に、トラック溝21〜24には金属等の埋め込み部
材25が埋められている。
めの磁気ヘッドに関し、コストを低減でき、組み立ての
手間を削減できることを目的とする。 【構成】 左ホルダ11、右ホルダ12にギャップ2
9、30を有するコア13、コア14が嵌合されて保持
されている。コア13の上下、コア14の上下には、ト
ラック溝21、22、23、24がテープ走行方向と略
平行に形成されている。トラック溝21〜24は、コア
13、14と左ホルダ11、右ホルダ12とを組み合わ
せた後に、コア13、14とホルダ11、12の境界付
近を切削加工して形成されている。トラック溝21〜2
4の加工によって、トラック位置に関係する寸法精度を
所定の公差内に入れている。トラック溝21〜24の形
成後に、トラック溝21〜24には金属等の埋め込み部
材25が埋められている。
Description
【0001】
本考案は磁気ヘッドに係り、特に、磁気テープに記録/再生を行うための磁気 ヘッドに関する。
【0002】
図13は、従来の金属磁気ヘッドの一例の正面図を示す。左ホルダ81には溝 81a、81bが形成されており、溝81aにコア83の左側コア83aが嵌合 されており、溝81bにコア84の左側コア84aが嵌合されている。同様に、 右ホルダ82には溝82a、82bが形成されており、溝82aにコア83の右 側コア83bが嵌合されており、溝82bにコア84の右側コア84bが嵌合さ れている。
【0003】 コア83a、84aをそれぞれ、溝81a、81bに嵌合した左ホルダ81と 、コア83b、84bをそれぞれ、溝82a、82bに嵌合した右ホルダ82と の組合せにより、磁気ヘッドのホルダ・コア組立体ができている。なお、91、 92はギャップを示す。
【0004】 図14は、コア83a、84aをそれぞれ、溝81a、81bに嵌合した左ホ ルダ81と、コア83b、84bをそれぞれ、溝82a、82bに嵌合した右ホ ルダ82とを組み合わせる様子を示している。なお、図13、図14は、溝81 a、81bと溝82a、82bとの間に位置ずれを生じている場合を示している 。
【0005】 また、図15は、左ホルダ81、右ホルダ82の図14の一点鎖線fと一点鎖 線hの位置での断面を上方から見た図を示す。なお、図15では、左側コア83 aを溝81aに嵌合させ、右側コア83bを溝82aに嵌合させた状態を示す。 また、図16は、左ホルダ81の溝81a、81bのそれぞれに、コア83a、 84aを嵌合した状態で、右ホルダ82との接合面側から見た図を示す。なお、 図15、図16において、83cはコア83のコイルを示し、84cはコア84 のコイルを示す。
【0006】 磁気ヘッドのコア・ホルダ組立体の組立は、先ず、左ホルダ81、右ホルダ8 2に溝81a、81b、82a、82bを加工し、次に、左ホルダ81の溝81 a、81bにそれぞれ、左側コア83a、84aを嵌合し、右ホルダ82の溝8 2a、82bにそれぞれ、右側コア83b、84bを嵌合する。この後、左ホル ダ81と右ホルダ82とを組み合わせて接合して、コア・ホルダ組立体が完成す る。
【0007】 金属磁気ヘッドのコア・ホルダ組立体では、図13に示すように、トラック幅 は、コア83、84の厚み、左ホルダ81の溝81a、81bと右ホルダ82の 溝82a、82bの寸法と位置の精度、及び左ホルダ81と右ホルダ82の組合 せの精度で決まる。
【0008】 また、トラックピッチは、ホルダの溝81a、81b、82a、82bの寸法 と位置の精度、及び左ホルダ81と右ホルダ82を組合せたときのトラック幅で 決まる。また、トラックアライメントは、ホルダの底面加工を行って必要な精度 を補償する。
【0009】 また、図17はフェライト磁気ヘッドのコア・シールド・スペーサ組立体の正 面図を示す。コア・シールド・スペーサ組立体は、中央コア108に左側コア1 07、右側コア109が突き合わせられてなるコア組立体111、中央コア10 4に左側コア103と右側コア105が突き合わせられてなるコア組立体112 、チャネルシールド106、スペーサ102、110とが接合されて形成されて いる。なお、左側コア103、107、右側コア105、109には、溝113 が形成されており、溝には、ガラスが埋め込まれている。
【0010】 右側コア109と中央コア108の接合面にライトギャップ123が形成され ており、左側コア107と中央コア108の接合面にリードギャップ124が形 成されている。また、左側コア103と中央コア104の接合面にライトギャッ プ121が形成されており、右側コア105と中央コア104の接合面にリード ギャップ122が形成されている。ライトギャップ123、121、リードギャ ップ124、122のトラック幅は、溝113により、所定の寸法に設定されて いる。
【0011】 図18はコア・シールド・スペーサ組立体の各部品の接合前の斜視図を示し、 図19は、コア・シールド・スペーサ組立体の各部品の接合後の斜視図を示す。 コア・シールド・スペーサ組立体の組立は、先ず、中央コア108に左側コア1 07、右側コア109を突き合わせて、コア組立体111を組み立て、同様にし て、中央コア104に左側コア103と右側コア105を突き合わせて、コア組 立体112を組み立てる。
【0012】 次に、コア組立体111、112、チャネルシールド106、スペーサ102 、110とを接合して、コア・シールド・スペーサ組立体が完成する。完成した コア・シールド・スペーサ組立体はホルダ101に嵌入されて固定される。
【0013】 なお、コア103は棒状の脚部103aを有し、コア105は棒状の脚部10 5aを有する。また、コア104は、コの字状の脚部104a、104bを有す る。同様に、コア107は棒状の脚部(図示せず)を有し、コア109は棒状の 脚部109aを有する。また、コア108は、コの字状の脚部(図示せず)を有 する。
【0014】 コア・シールド・スペーサ組立体の組み立て後に、コア103の脚部103a 、コア105の脚部105a、コア107の脚部(図示せず)、コア109の脚 部109aには、それぞれ、コイルが嵌合される。
【0015】 フェライト磁気ヘッドのコア・シールド・スペーサ組立体では、図17に示す トラック幅、及び、ライトギャップとリードギャップのトラックセンターずれは 、左側コア103、107、右側コア105、109の溝113の加工精度で保 証される。
【0016】 また、トラックピッチは、コア組立体111、112、及びチャネルシールド 106を組み合わせるときの精度で決まるが、公差が厳しいため、通常、位置の 調整を行う。この位置の調整には、寸法の異なる複数のチャネルシールド106 を用意しておき、公差を満足するものを選択する方法や、予め、コア組立体11 1、112とチャネルシールド106の間にすきまをあけて位置決めしておき、 ガラスや接着剤を流し込むことで位置の調整を行う等の方法がある。
【0017】
しかるに、上記の従来の金属磁気ヘッドでは、トラック幅、トラックピッチ、 トラックアライメントの精度を所定の公差内にするためには、左ホルダ81、右 ホルダ82の溝81a、81b、82a、82bの加工に厳しい精度が必要であ り、また、左ホルダ81と右ホルダ82の組合せのときに位置合わせの調整が必 要であり、更にホルダの底面加工が必要である。このため、ホルダの歩留りが悪 く、コア・ホルダ組立体の組み立てに手間がかかるという問題があった。
【0018】 また、上記の従来のフェライト磁気ヘッドでは、トラック幅、トラックピッチ 、トラックアライメントの精度を所定の公差内にするためには、コア103、1 05、107、109の溝113の加工に厳しい精度が必要であり、コア組立体 111、112とチャネルシールド106を組み合わせるときの位置調整が必要 であり、また、コア・シールド・スペーサ組立体の底面加工が必要である。この ため、コアのコストが高く、コア・シールド・スペーサ組立体の組み立てに手間 がかかるという問題があった。
【0019】 本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、コストを低減でき、組み立ての 手間を削減できる磁気ヘッドを提供することを目的とする。
【0020】
本考案は、コアとコア保持部材とを組合せてなり、ギャップを有する磁気ヘッ ドにおいて、 前記コアとコア保持部材とを組合せた後に、トラックに関する寸法を規制すべ く、前記コアと前記コア保持部材の境界付近に磁気テープ走行方向と略平行に形 成されたトラック寸法規制溝を有する構成とする。
【0021】
本考案の、コアとコア保持部材とを組合せた後に形成されたトラック寸法規制 溝を有する構成では、コア及びコア保持部材に厳しい精度を必要とせず、また、 組み立て時の位置調整を省くことができる。このため、コストを低減し、組み立 ての手間を削減することを可能とする。
【0022】
図1は本考案の第1実施例の金属磁気ヘッドのコア・ホルダ組立体10の斜視 図を示す。コア保持部材である左ホルダ11には溝11a、11bが形成されて おり、溝11aにコア13の左側コア13aが嵌合されており、溝11bにコア 14の左側コア14aが嵌合されている。同様に、コア保持部材である右ホルダ 12には溝12a、12bが形成されており、溝12aにコア13の右側コア1 3bが嵌合されており、溝12bにコア14の右側コア14bが嵌合されている 。
【0023】 コア13a、14aがそれぞれ、溝11a、11bに嵌合された左ホルダ11 と、コア13b、14bがそれぞれ、溝12a、12bに嵌合した右ホルダ12 とが組合せられて、磁気ヘッドのホルダ・コア組立体10ができている。なお、 29、30はギャップを示す。
【0024】 磁気テープが摺動する湾曲した形状の正面において、コア13の上下には、ト ラック寸法規制溝(以下トラック溝と記す)21、22がテープ走行方向と略平 行に形成されている。また、コア14の上下には、トラック溝23、24がテー プ走行方向と略平行に形成されている。
【0025】 このトラック溝21〜24は、コア13、14と左ホルダ11、右ホルダ12 とを組み合わせて組み立てた後で、コア13、14のトラック幅を狭めるように して、コア13、14と左ホルダ11、右ホルダ12の境界付近を切削加工して 形成したものである。このトラック溝21〜24の加工によって、トラック位置 に関係する寸法を所定の値にし、トラック位置に関係する寸法精度を所定の公差 内に入れている。
【0026】 トラック溝21〜24の形成後に、トラック溝21〜24には金属等の埋め込 み部材25が埋められる。この後に、埋め込み部材25、及びコア13、14を 研磨することで、コア13、14の面と埋め込み部材25の面が同一面を形成す るように成形されている。
【0027】 図2はトラック溝の加工前の斜視図を示す。磁気ヘッドのコア・ホルダ組立体 10の組立は、先ず、左ホルダ11、右ホルダ12に溝11a、11b、12a 、12bを加工し、次に、左ホルダ11の溝11a、11bにそれぞれ、左側コ ア13a、14aを嵌合し、右ホルダ12の溝12a、12bにそれぞれ、右側 コア13b、14bを嵌合する。この後、左ホルダ11と右ホルダ12とを組み 合わせて接合して、コア・ホルダ組立体10の組み立てが終わる。
【0028】 コア13、14は、従来の金属磁気ヘッドのコアと同様のものである。ただし 、コア・ホルダ組立体10の組み立て後に、トラック溝加工によりトラック幅を 決めるために、従来の金属磁気ヘッドのコアよりもコア13、14の厚みを大き くしている。
【0029】 また、トラック溝の加工により、トラック位置に関係する寸法精度を所定の公 差内に入れるため、左ホルダ11の溝11a、11b、右ホルダ12の溝12a 、12bは、従来の金属磁気ヘッドのホルダと異なり、厳しい寸法精度を必要と しない。また、左ホルダ11と右ホルダ12を組合せるときの位置合わせの調整 を必要としない。
【0030】 図3はトラック溝の加工後の斜視図を示し、図4はトラック溝の加工後の正面 図を示し、図5はトラック溝の加工後の側面図を示す。コア・ホルダ組立体10 の組み立て終了後に、トラック溝21〜24の加工を行う。トラック溝21〜2 4はテープ走行方向と略平行に形成される。
【0031】 このトラック溝の加工により、図4、図5に示す、トラック幅、トラックピッ チ、トラックアライメント等のトラックに関係する寸法を所定の公差内に入れる ように決める。コア13のトラック幅は、トラック溝21、22により決められ 、コア14のトラック幅は、トラック溝23、24により決められる。また、ト ラックアライメントは、トラック溝23、24により決められ、トラックピッチ はトラック溝21〜24により決められる。
【0032】 ここで、従来の金属磁気ヘッドにおいては、トラック幅の公差は±0.02m m程度、トラックピッチの公差は±0.04mm程度、トラックアライメントの 公差は±0.01mm程度であるが、本実施例では、それぞれの公差を更に厳し い値にすることができる。
【0033】 例えば、トラック幅の公差は±0.005mm程度、トラックピッチの公差は ±0.01mm程度、トラックアライメントの公差は±0.005〜0.01m m程度とすることができる。
【0034】 なお、チルト調整のための底面加工以外の、従来の金属磁気ヘッドで必要であ ったコア・ホルダ組立体のトラックアライメントを確保するための底面加工は必 要ない。
【0035】 トラック溝の加工を行うトラック溝加工機には、平面研磨盤、スライシングマ シーン、レーザ加工機等の、トラック位置に関係する寸法の公差に対して十分な 精度(±0.005〜±0.01mm)を有する加工機を使用する。
【0036】 トラック溝の加工方法としては、例えば、予め、トラック溝加工機にトラック 溝21〜24の位置、寸法、及び加工する順序を設定した後に、トラック溝21 〜24の加工を行わせる。この際、どこを基準位置としてもよいが、例えば、コ ア・ホルダ組立体の側面を基準位置とすることができる。
【0037】 なお、トラック溝の幅は、0.2mm〜0.3mm程度とし、コア13、14 は、トラック溝の半分程度まで切削されてもよいように、片側で0.15mm程 度(両側合わせた全体で0.3mm程度)厚みを大きくしておく。また、トラッ ク幅は、例えば、カセットストリーマの一例では、ライトトラック幅で0.15 mm、リードトラック幅で0.1mmである。
【0038】 トラック溝21〜24の加工後に、トラック溝21〜24に、金属等の埋め込 み部材25を接着して、トラック溝21〜24を埋める。この後に、埋め込み部 材25及びコア13、14のトップ面研磨をすることで、コア13、14の面と 埋め込み部材25の面が同一面を形成するように成形する。
【0039】 上記のように、第1実施例では、左ホルダ11、右ホルダ12の溝11a、1 1b、12a、12bの加工に厳しい精度を必要としないので、左ホルダ11、 右ホルダ12の歩留りを向上させることができる。また、左ホルダ11と右ホル ダ12との組合せの際に位置合わせの調整を必要とせず、また、コア・ホルダ組 立体10の底面加工が必要ない。このため、コストを低減し、組み立ての手間を 削減することができる。
【0040】 図6は本考案の第2実施例のフェライト磁気ヘッドのコア・シールド・スペー サ組立体の斜視図を示す。コア・シールド・スペーサ組立体30は、中央コア3 8に左側コア37、右側コア39が突き合わせられてなるコア組立体71、中央 コア34に左側コア33と右側コア35が突き合わせられてなるコア組立体72 、コア保持部材であるチャネルシールド36、スペーサ32、40とが接合され て形成されている。
【0041】 なお、コア33は棒状の脚部33aを有し、コア35は棒状の脚部35aを有 する。また、コア34は、コの字状の脚部34a、34bを有する。同様に、コ ア37は棒状の脚部(図示せず)を有し、コア39は棒状の脚部39aを有する 。また、コア38は、コの字状の脚部(図示せず)を有する。
【0042】 右側コア39と中央コア38の接合面にライトギャップ53が形成されており 、左側コア37と中央コア38の接合面にリードギャップ54が形成されている 。また、左側コア33と中央コア34の接合面にライトギャップ51が形成され ており、右側コア35と中央コア34の接合面にリードギャップ52が形成され ている。
【0043】 ライトギャップ51、53、リードギャップ52、54の上下には、トラック 溝41〜48がテープ走行方向と略平行に形成されている。このトラック溝41 〜48は、コア・シールド・スペーサ組立体30の組み立て後に形成されたもの である。
【0044】 即ち、ライトギャップ51、リードギャップ52のトラック幅を狭めるように して、コア33、34、35とチャネルシールド36、スペーサ40の境界付近 を切削加工してトラック溝41〜44が形成されている。同様にして、ライトギ ャップ53、リードギャップ54のトラック幅を狭めるようにして、コア37、 38、39とチャネルシールド36、スペーサ40の境界付近を切削加工してト ラック溝45〜48が形成されている。
【0045】 このトラック溝41〜48の加工によって、トラック位置に関係する寸法を所 定の値にし、トラック位置に関係する寸法精度を所定の公差内に入れている。例 えば、ライトギャップ53、51、リードギャップ54、52のトラック幅は、 トラック溝41〜48の形成により、所定の寸法精度にしている。
【0046】 トラック溝41〜48の形成後に、トラック溝41〜48にはガラス等の埋め 込み部材61が埋められる。この後に、トップ面研磨において、埋め込み部材6 1、コア33、34、35、37、38、39、スペーサ32、40、及びチャ ネルシールド36を研磨することで、埋め込み部材61と埋め込み部材61に隣 接するコア33、34、35、37、38、39、スペーサ32、40、チャネ ルシールド36との面が同一面を形成するように成形されている。
【0047】 図7はコア・シールド・スペーサ組立体30の各部品の接合前の斜視図を示し 、図8は、コア・シールド・スペーサ組立体30の各部品の接合後の斜視図を示 す。コア・シールド・スペーサ組立体30の組立は、先ず、中央コア38に左側 コア37、右側コア39を突き合わせて、コア組立体71を組み立て、同様にし て、中央コア34に左側コア33と右側コア35を突き合わせて、コア組立体7 2を組み立てる。
【0048】 次に、コア組立体71、72、チャネルシールド36、スペーサ32、40と を接合して、コア・シールド・スペーサ組立体30が組み立てられる。組み立て られたコア・シールド・スペーサ組立体30は、ホルダ31に嵌入されて固定さ れる。
【0049】 なお、コア・シールド・スペーサ組立体30の組み立て後に、コア33の脚部 33a、コア35の脚部35a、コア37の脚部(図示せず)、コア39の脚部 39aには、それぞれ、コイルが嵌合される。
【0050】 トラック溝の加工により、トラック位置に関係する寸法精度を所定の公差内に 入れるため、従来のフェライト磁気ヘッドのコアと異なり、コア33、35、3 7、39はリードギャップのトラック幅、ライトギャップのトラック幅を決める ための溝の加工を必要としない。また、トラックピッチを調整するための、コア 組立体71、72とチャネルシールド36を組み合わせるときの位置調整を必要 としない。
【0051】 図9はトラック溝の加工後の斜視図を示し、図10はトラック溝の加工後に埋 め込み部材を埋め込んだ状態の斜視図を示す。また、図11はトラック溝の加工 後の正面図を示し、図12はトラック溝の加工後の側面図を示す。
【0052】 コア・シールド・スペーサ組立体30の組み立て終了後に、トラック溝41〜 48の加工を行う。このトラック溝の加工により、図11、図12に示す、トラ ック幅、トラックピッチ、トラックアライメント等のトラックに関係する寸法を 所定の公差内に入れるように決める。
【0053】 ここで、従来のフェライト磁気ヘッドにおいては、トラック幅の公差は±0. 01mm程度、トラックピッチの公差は±0.015mm程度、トラックアライ メントの公差は±0.05mm程度であるが、本実施例では、それぞれの公差を 更に厳しい値にすることができる。
【0054】 例えば、トラック幅の公差は±0.005mm程度、トラックピッチの公差は ±0.01mm程度、トラックアライメントの公差は±0.005〜0.01m m程度とすることができる。
【0055】 なお、チルト調整のための底面加工以外の、従来のフェライト磁気ヘッドで必 要であったコア・シールド・スペーサ組立体30のトラックアライメントを確保 するための底面加工は必要ない。
【0056】 トラック溝の加工を行うトラック溝加工機には、平面研磨盤、スライシングマ シーン、レーザ加工機等の、トラック位置に関係する寸法の公差に対して十分な 精度(±0.005〜±0.01mm)を有する加工機を使用する。
【0057】 トラック溝の加工方法としては、例えば、予め、トラック溝加工機にトラック 溝41〜48の位置、寸法、及び加工する順序を設定した後に、トラック溝41 〜48の加工を行わせる。この際、どこを基準位置としてもよいが、例えば、コ ア・シールド・スペーサ組立体30の側面を基準位置とすることができる。
【0058】 トラック溝の加工の手順としては、例えば、図9に示すように、ライトギャッ プ51、53とリードギャップ52、54のトラック幅を決めるトラック溝41 〜48を別々に8か所加工する方法がある。
【0059】 また、先ず、ライトギャップ51、53のトラック幅を決めるようにコア全体 に一様の幅の溝を加工し、この後、リードギャップ52、54のトラック幅を決 めるようにリードギャップ52、54の部分のみ幅を広げるように溝を加工する 方法もある。
【0060】 なお、トラック溝の幅は、0.2mm〜0.3mm程度とする。また、トラッ ク幅は、例えば、カセットストリーマの一例では、ライトトラック幅で0.15 mm、リードトラック幅で0.1mmである。
【0061】 図10に示すように、トラック溝41〜48の加工後に、トラック溝41〜4 8に、セラミック等の埋め込み部材61を接着するか、或いは、ガラス等の埋め 込み部材61を流し込んで、トラック溝41〜48を埋める。この後に、図6に 示すように、トップ面研磨において、埋め込み部材61、コア33、34、35 、37、38、39、スペーサ32、40、及びチャネルシールド36を研磨す ることで、埋め込み部材61と埋め込み部材61に隣接するコア33、34、3 5、37、38、39、スペーサ32、40、チャネルシールド36との面が同 一面を形成するように成形する。
【0062】 上記のように、第2実施例では、コア33、35、37、39はリードギャッ プのトラック幅、ライトギャップのトラック幅を決めるための溝の加工を必要と しない。また、トラックピッチを調整するための、コア組立体71、72とチャ ネルシールド36を組み合わせるときの位置調整を必要としない。また、コア・ シールド・スペーサ組立体30の底面加工が必要ない。このため、コストを低減 し、組み立ての手間を削減することができる。
【0063】 なお、本考案は、カセットストリーマ用の磁気ヘッドに限られず、他の種類の 磁気ヘッドにも適用できることは勿論である。
【0064】
上述の如く、本考案によれば、コア及びコア保持部材に厳しい精度を必要とせ ず、また、組み立て時の位置調整を省くことができるため、コストを低減し、組 み立ての手間を削減することができる。
【図1】本考案の第1実施例の斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例の溝加工前の斜視図であ
る。
る。
【図3】本考案の第1実施例の溝加工後の斜視図であ
る。
る。
【図4】本考案の第1実施例の溝加工後の正面図であ
る。
る。
【図5】本考案の第1実施例の溝加工後の側面図であ
る。
る。
【図6】本考案の第2実施例の斜視図である。
【図7】本考案の第2実施例の各部品の接合前の斜視図
である。
である。
【図8】本考案の第2実施例の各部品の接合後の斜視図
である。
である。
【図9】本考案の第2実施例の溝加工後の斜視図であ
る。
る。
【図10】本考案の第2実施例の溝を埋めた状態の斜視
図である。
図である。
【図11】本考案の第2実施例の溝加工後の正面図であ
る。
る。
【図12】本考案の第2実施例の溝加工後の側面図であ
る。
る。
【図13】従来の金属磁気ヘッドの一例の正面図であ
る。
る。
【図14】金属磁気ヘッドのホルダの組合せを示す正面
図である。
図である。
【図15】図14の一点鎖線位置での断面図である。
【図16】金属磁気ヘッドのホルダの側面図である。
【図17】従来のフェライト磁気ヘッドの正面図であ
る。
る。
【図18】従来のフェライト磁気ヘッドの各部品の接合
前の斜視図である。
前の斜視図である。
【図19】従来のフェライト磁気ヘッドの各部品の接合
後の斜視図である。
後の斜視図である。
10 コア・ホルダ組立体 11 左ホルダ 12 右ホルダ 13 コア 13a 左側コア 13b 右側コア 14 コア 14a 左側コア 14b 右側コア 21〜24 トラック寸法規制溝 25 埋め込み部材 29,30 ギャップ 31 ホルダ 32 スペーサ 33 左側コア 33a 脚部 34 中央コア 34a 脚部 34b 脚部 35 右側コア 35a 脚部 36 チャネルシールド 37 左側コア 38 中央コア 39 右側コア 39a 脚部 40 スペーサ 41〜48 トラック溝 51,53 ライトギャップ 52,54 リードギャップ 61 埋め込み部材 71 第1のコア組立体 72 第2のコア組立体
Claims (1)
- 【請求項1】 コアとコア保持部材とを組合せてなり、
ギャップを有する磁気ヘッドにおいて、 前記コアとコア保持部材とを組合せた後に、トラックに
関する寸法を規制すべく、前記コアと前記コア保持部材
の境界付近に磁気テープ走行方向と略平行に形成された
トラック寸法規制溝を有する構成としたことを特徴とす
る磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP068690U JPH0638003U (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP068690U JPH0638003U (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0638003U true JPH0638003U (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=13381009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP068690U Pending JPH0638003U (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638003U (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56130816A (en) * | 1980-03-14 | 1981-10-14 | Fujitsu Ltd | Manufacture of multigap magnetic head |
| JPS6087409A (ja) * | 1983-10-19 | 1985-05-17 | Alps Electric Co Ltd | 磁気ヘツドおよびその製造方法 |
| JPS60150215A (ja) * | 1984-01-14 | 1985-08-07 | Ngk Insulators Ltd | 複合型磁気ヘツド用コアの製造法 |
| JPS62229508A (ja) * | 1986-03-29 | 1987-10-08 | Toshiba Corp | 磁気ヘツドおよびその製造方法 |
| JPS63279406A (ja) * | 1987-05-11 | 1988-11-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気ヘッド |
-
1992
- 1992-10-01 JP JP068690U patent/JPH0638003U/ja active Pending
Patent Citations (5)
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