JPH0638562Y2 - 鋼板の蛇行矯正装置 - Google Patents

鋼板の蛇行矯正装置

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JPH0638562Y2
JPH0638562Y2 JP1989060826U JP6082689U JPH0638562Y2 JP H0638562 Y2 JPH0638562 Y2 JP H0638562Y2 JP 1989060826 U JP1989060826 U JP 1989060826U JP 6082689 U JP6082689 U JP 6082689U JP H0638562 Y2 JPH0638562 Y2 JP H0638562Y2
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line
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雅洋 長尾
武俊 犬山
守文 米丸
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、鋼板の走行ライン中に装備されて、走行中
の鋼板の蛇行を矯正する鋼板の蛇行矯正装置に関する。
[従来の技術] 従来は、走行ライン中において鋼板が蛇行した場合、そ
の都度、人手によって蛇行を矯正していた。例えば、鋼
板をサーポートするサポートロールの取り付けボルトを
一旦緩めて、そのサポートロールの取り付け角度を変更
することにより、鋼板の蛇行を矯正していた。また、そ
の際には、必要に応じて走行ラインを一時止めることも
あった。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上述したように、人手によって鋼板の蛇行を
矯正する作業は、鋼板が蛇行する毎の面倒な作業であ
り、また常に蛇行の有無を監視していなければならず負
担が大きかった。しかも、鋼板の蛇行を矯正するために
走行ラインを停止させた場合には、その走行ラインの停
止時間のために、鋼板の品質に悪影響を及ぼすという問
題もあった。
この考案は、このような問題を解決課題とし、鋼板の蛇
行を自動的に矯正することができる鋼板の蛇行矯正装置
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案の鋼板の蛇行矯正装置は、 鋼板の走行ライン中に装備されて、走行中の鋼板の蛇行
を矯正する鋼板の蛇行矯正装置において、 鋼板の走行ライン中に装備されて、鋼板の蛇行方向と蛇
行量を検出する蛇行センサと、 鋼板の走行ラインの下側に、その鋼板の走行方向と直交
する方向に延在するように配備され、その延在方向の軸
線を中心として回転自在でかつその軸線の中間点を中心
として鋼板の下面と同一面内にて揺動可能な矯正ロール
と、 前記蛇行センサの検出量に基づいて、前記矯正ロールを
揺動させる制御部とからなり、かつ前記矯正ロールが、
鋼板の走行ラインから退避可能に配備されていることを
特徴とする。
[作用] この考案の鋼板の蛇行矯正装置は、鋼板の蛇行方向と蛇
行量を検出し、その検出結果に基づいて、鋼板の蛇行分
だけ自動的に矯正ロールを揺動させる。これにより、鋼
板の走行ラインに対する矯正ロール向きを変更して、鋼
板の蛇行を自動的に矯正する。しかも、矯正ロールを鋼
板の走行ラインから退避させることが可能であるため、
矯正ロールの存在が鋼板の走行ライン中における他の作
業の邪魔となることはない。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第4図は、この考案の第1実施例を説明す
るための図である。
第1図において、Lは鋼板Wの走行ラインであり、同図
中の左右方向に所定の間隔をおいて並ぶ複数のサポート
ロール(図示せず)などによって、同図中の右方から左
方に向かって鋼板Wを連続的に走行させるようになって
いる。走行ラインL中には、鋼板Wの下側に位置する蛇
行矯正用の矯正ロール1が配備されている。この矯正ロ
ール1は、その両端が断面U字状のホルダ2に保持され
て、水平方向の軸線O1を中心として回転自在となってい
る。ホルダ2の中間部には下方に延在する軸3の上端が
固定されており、この軸3の下端は、水平アーム4の先
端に回転自在に取り付けられている。これにより、矯正
ロール1は、軸3の軸線O2を中心として水平面内にて揺
動可能となっている。水平アーム4は、基端が走行ライ
ンLの脇に、上下方向の軸線O4を中心として90°の範囲
内で旋回可能に立設された旋回ポール5に固定され、こ
れにより、矯正ロール1は、走行ラインLから退避可能
となっている。また、水平アーム4は通常、走行ライン
Lと直交する方向に延在している。
旋回ポール5には、水平かつ水平アーム4と直交する方
向(第3図中の下方)に延在する上下2つの水平アーム
6が固定されている。これら上下の水平アーム6の間に
は、上下方向の軸7によってシリンダ8が横向きに取り
付けられていて、軸7の軸線O3を中心として回転自在と
なっている。シリンダ8のピストンロッド8aの先端は、
ピン9によって揺動アーム10の一端側にピン結合され、
この揺動アーム10の他端側は、ホルダ2の軸3の下端に
取り付けられている。
このような構成により、矯正ロール1は、走行ラインL
中の鋼板Wの下側において、水平方向の軸線O1を中心と
して回転自在でかつ上下方向の軸線O2を中心として揺動
可能となっている。そして、シリンダ8が伸縮動作する
ことによって、ホルダ2と共に矯正ロール1が軸線O2を
中心として揺動するようになっている。しかも、旋回ポ
ール5を、軸線O4を中心として90°の範囲内で旋回させ
ることにより、矯正ロール1を、走行ラインLから退避
させることが可能である(第3図参照)。
第1図においては、矯正ロール1とシリンダ8の関係を
簡略化して表している。しかし、内容は同一であり、シ
リンダ8の伸縮動作によって、軸線O2を中心として矯正
ロール1が揺動する。そして、この矯正ロール1は、第
1図中実線で表すように、その軸線O1が走行ラインLと
直交するときを中立位置として、同図中の時計回りに揺
動したときには鋼板Wの走行方向を同図中の上方に向か
わせ、また同図中の反時計回りに揺動したときには鋼板
Wの走行方向を同図中の下方に向かわせることになる。
また、走行ラインL中には、鋼板Wの蛇行方向と蛇行量
を検出する蛇行センサ11が配備されている。本例の場
合、この蛇行センサ11は、走行ラインL中の鋼板Wを挟
んで上下に位置する投光器11aと受光器11bによって構成
されており、投光器11aと受光器11bの間の光路中に、鋼
板Wの走行方向の左側エッジWLが位置するようになって
いる。したがって、左側エッジWLの位置つまり鋼板Wの
蛇行位置に応じて、受光器11bにおける受光範囲つまり
受光量が変化することになる。受光器11bは、その受光
量に応じた電圧を検出信号Sとして出力する。
受光器11bの検出信号は、制御部12のアンプ13によって
増幅される。その増幅の幅は0〜12Vであって、鋼板W
の左側エッジWLが正規な走行位置つまり中立位置にある
ときの検出信号Sを6Vとする。そして、その中立位置か
ら鋼板Wが第1図中の下方に蛇行して検出信号Sの電圧
値が小さくなったときには、それに応じて6〜0Vに増幅
する。一方、中立位置から鋼板Wが第1図中の上方に蛇
行して検出信号Sの電圧値が大きくなったときは、それ
に応じて6〜12Vに増幅する。そこで、以下において
は、アンプ13の出力電圧(0〜12V)を検出電圧Vとい
う。
検出電圧VはV/A変換器14に入力され、その電圧値に応
じた直流電流(以下「検出電流A」という)に変換され
てから、電空ポジッショナ(I/P)15に入力される。こ
の電空ポジッショナ15は、検出電流Aの値に応じて、シ
リンダ8の伸縮動作位置を制御するものである。具体的
には、シリンダ8に対する加圧媒体の供給路を開閉制御
し、検出電流Aに対応する目標位置までシリンダ8を伸
縮動作させて、矯正ロール1を軸線O2を中心として揺動
させる。
そして、電空ポジッショナ15は、検出電流Aが検出電圧
Vの(6−α≦V≦6+α)Vに相当する値のときは、
シリンダ8を中立位置とする。ここで、αは、矯正ロー
ル1を中立位置に安定させるための不感帯域である。ま
た、検出電流Aが検出電圧Vの{V<(6−α)}Vに
相当する値のときは、矯正ロール1を軸線O1を中心とし
て第1図中の時計回りに揺動させる。一方、検出電流A
が検出電圧Vの{V>(6+α)}Vに相当する値のと
きは、矯正ロール1を軸線O1を中心として第1図中の反
時計回りに揺動させる。
また、アンプ13から出力されら検出電圧Vは、アラーム
判定器16に入力される。この判定器16は、検出電圧Vが
(V<3)Vのときに第1の警報信号P1を出力し、また
検出電圧Vが(V>9)Vのときに第2の警報信号P2を
出力する。これらの警報信号P1,P2はタイマー17に入力
される。タイマー17は、第1の警報信号P1を所定時間以
上連続して入力したときに、警報ランプ18と第1の判別
ランプ19を点灯させる。また、第2の警報信号P2を所定
時間以上連続して入力したときに、警報ランプ18と第2
の判別ランプ20を点灯させる。
また、シリンダ8の動力源となる加圧媒体の供給路中に
は、媒体圧が所定値以下にダウンしたことを検出するプ
レッシャースイッチ21が取り付けられている。このプレ
ッシャースイッチ21の検出信号はアラーム22に入力され
る。アラーム22は、その検出信号を入力することによ
り、媒体圧ダウンの警報を発するようになっている。
次に、第4図のフローチャートを用いて、制御部12の動
作について説明する。
まず、受光器11bの検出信号Sに対応する検出電圧Vを
入力する(ステップS1)。電空ポジッショナ15は、その
検出電圧Vに対応する検出電流Aの値を比較判定(ステ
ップS2,S3)し、検出電圧Vの(6−α≦V≦6+α)
Vに相当するときは、シリンダ8を動作させず、ステッ
プS1に戻る。これにより、矯正ロール1は中立位置に維
持される。
検出電流Aが検出電圧Vの{V<(6−α)}Vに相当
するとき、つまり鋼板Wが左側エッジWL寄りに蛇行した
ときは、ステップS3からステップS4に進む。ステップS4
では、シリンダ8を動作させて、矯正ロール1を第1図
中の時計回り、つまり鋼板Wの走行方向を逆の右側エッ
ジWR寄りに向ける方向に揺動させる(WL側の矯正)。し
たがって、鋼板Wの左側エッジWL寄りの蛇行が矯正され
る。
一方、検出電流Aが検出電圧Vの{V<(6−α)}V
に相当しないとき、つまり検出電圧Vが{V>(6+
α)}Vに相当して、鋼板Wが右側エッジWR寄りに蛇行
したときは、ステップS3からステップS5に進む。ステッ
プS5では、シリンダ8を動作させて、矯正ロール1を第
1図中の反時計回り、つまり鋼板Wの走行方向を逆の左
側エッジWL寄りに向ける方向に揺動させる(WR側の矯
正)。したがって、鋼板Wの右側エッジWR寄りの蛇行が
矯正される。
ステップS4からはステップS6に進む。ここでは、アラー
ム判定器16が検出電圧Vを比較判定し、それが3Vを越え
ているときはステップS1に戻り、それが3V以下のとき
は、第1の警報信号P1を出力してステップS7に進む。ス
テップS7では、第1の警報信号P1が所定時間以上連続し
て出力されたことを条件として、タイマー17が警報ラン
プ18と第1の判別ランプ19を点灯させる(警報)。この
警報により、鋼板Wが左側エッジWL寄りに継続して大き
く蛇行したことを知ることができる。
一方、ステップS5からはステップS8に進む。ここでは、
アラーム判定器16が検出電圧Vを比較判定し、それが9V
未満であるときはステップS1に戻り、それが9V以上のと
きは、第2の警報信号P2を出力してステップS9に進む。
ステップS9では、第2の警報信号P2が所定時間以上連続
して出力されたことを条件として、タイマー17が警報ラ
ンプ18と第2の判別ランプ19を点灯させる(警報)。こ
の警報より、鋼板Wが右側エッジWR寄りに継続して大き
く蛇行したことを知ることができる。
ところで、本実施例の変形としては、検出電圧Vの値が
{V<(6−α)}Vの範囲、 {(6−α≦V≦6+α)V}の範囲、 または{V>(6+α)}の範囲の間を移ったときにタ
イマーをかけて、それらの間を移ったときから所定時間
後に、それぞれの範囲における所定の制御を行うように
してもよい。この場合には、矯正ロール1による蛇行矯
正の遅れを無くすことができる。
しかも、旋回ポール5が第3図中左方への旋回限界位置
にあるときは、矯正ロール1が走行ラインL中に位置
し、一方、旋回ポール5が同図中右方への旋回限界位置
にまで旋回したときは、矯正ロール1が走行ラインLか
ら退避することになる。
したがって、鋼板Wの走行ラインL中の通板情況や、走
行ラインL中における例えばループカーのような走行体
の走行に応じて、矯正ロール1を退避させることができ
る。
第5図および第6図は、この考案の他の実施例を説明す
るための図である。
本実施例は、前述した第1図ないし第3図の実施例にお
ける矯正ロール1を、鋼板Wの両側に2組対称的に配備
した構成となっている。したがって、第6図中実線で表
すように、2組の旋回ポール5を鋼板Wの内方に向かっ
て旋回させたときに、2組の矯正ロール1が走行ライン
L中に位置する。一方、同図中2点鎖線で表すように、
2組の旋回ポール5を鋼板Wの外方に向かって旋回させ
たときに、2組の矯正ロール1が走行ラインLから退避
することになる。
したがって、本実施例の場合も、鋼板Wの走行ラインL
中の通板情況や、走行ラインL中における例えばループ
カーのような走行体の走行に応じて、矯正ロール1を退
避させることができる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案の鋼板の蛇行矯正装置
は、鋼板の蛇行方向と蛇行量を検出し、その検出結果に
基づいて、鋼板の蛇行分だけ自動的に矯正ロールを揺動
させて、鋼板の走行ラインに対する矯正ロール向きを変
更する構成であるから、鋼板の蛇行を自動的に矯正する
ことができる。
したがって、従来の人手による矯正の場合のような面倒
がなく、また鋼板の走行ラインを停止させることもな
い。
しかも、矯正ロールを、鋼板の走行ライン中の通板情況
や、鋼板の走行ライン中における走行体の走行に応じて
鋼板の走行ラインから退避させることが可能であるた
め、矯正ロールの存在が鋼板の走行ライン中における他
の作業の邪魔となることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の一実施例を説明するた
めの図であって、第1図は装置全体のブロック構成図、
第2図は矯正ロールおよびその周辺部の正面図、第3図
は第2図のIII矢視図、第4図は動作を説明するための
フローチャートである。 第5図および第6図は、この考案の他の実施例を説明す
るための図であって、第5図は装置全体のブロック構成
図、第6図は要部の平面図である。 1……矯正ロール、8……シリンダ、 11……蛇行センサ、12……制御部、 L……走行ライン、W……鋼板、 WL……左側エッジ、WR……右側エッジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−31650(JP,A) 特開 昭62−211260(JP,A) 特開 平2−295607(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼板の走行ライン中に装備されて、走行中
    の鋼板の蛇行を矯正する鋼板の蛇行矯正装置において、 鋼板の走行ライン中に装備されて、鋼板の蛇行方向と蛇
    行量を検出する蛇行センサと、鋼板の走行ラインの下側
    に、その鋼板の走行方向と直交する方向に延在するよう
    に配備され、その延在方向の軸線を中心として回転自在
    でかつその軸線の中間点を中心として鋼板の下面と同一
    面内にて揺動可能な矯正ロールと、 前記矯正ロールを揺動させる駆動手段と、 前記蛇行センサの検出量に基づいて、前記矯正ロールの
    揺動手段を制御する制御部とを有し、 かつ前記矯正ロールが、鋼板の走行ラインから退避可能
    に配備されていることを特徴とする鋼板の蛇行矯正装
    置。
JP1989060826U 1989-05-25 1989-05-25 鋼板の蛇行矯正装置 Expired - Lifetime JPH0638562Y2 (ja)

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JPH034304U JPH034304U (ja) 1991-01-17
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KR101480829B1 (ko) * 2013-12-24 2015-01-09 주식회사 포스코 냉연강판 사행 조정장치

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