JPH0638606Y2 - 溶断鋳片のバリ取り装置 - Google Patents

溶断鋳片のバリ取り装置

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JPH0638606Y2
JPH0638606Y2 JP17846087U JP17846087U JPH0638606Y2 JP H0638606 Y2 JPH0638606 Y2 JP H0638606Y2 JP 17846087 U JP17846087 U JP 17846087U JP 17846087 U JP17846087 U JP 17846087U JP H0638606 Y2 JPH0638606 Y2 JP H0638606Y2
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JP
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slab
fusing
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burr
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久美夫 青柳
明 大久保
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Aichi Steel Corp
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Aichi Steel Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、連続鋳造された鋳片を所定の長さに溶断する
際に、溶断鋳片の後部端に付着するバリを除去するバリ
取り装置に関する。
「従来の技術」 従来、連続鋳造された鋳片を所定の長さにガストーチに
より溶断した際に、溶断した溶断鋳片における後部端の
下縁に付着したバリを除去するバリ取り装置としては、
第4図に示すように、鋳造工程より溶断鋳片2を搬送す
る搬送ライン3の途中にハウジング52を設け、該ハウジ
ング52にエアシリンダー53の固定側53aを固設し、該エ
アシリンダー53の可動側53bに溶断鋳片2の端面と略平
行な切削刃55を配設し、溶断鋳片2に付着したバリ22を
除去する際には、エアシリンダー53を伸長し、切削刃55
を図示矢印56のごとく搬送方向に搬送される溶断鋳片2
の下面に押し当て擦過することによりバリ22を除去しよ
うとする装置があった。
ところが、溶断鋳片2に付着するバリ22を切削刃55によ
り一度擦過しただけでは、バリ22を十分に除去できな
い。さらには、切削刃55が後部端面57の下縁に沿って付
着したバリ22に対して略後方に力を加えるので、切削刃
55により擦過されたバリ22が、第4図に2点鎖線で示す
ように、溶着部を回動の中心として、溶断鋳片2の下面
側より後部端面57の側へと回動したり、切削刃55がバリ
22の下面を滑ったりして、溶断鋳片2から除去されずに
残るという問題があった。
また、バリ22が溶断鋳片2の後部端面57へと回動したり
切削刃55がバリ22の下を滑ったりするのを防ぎ確実に除
去するバリ取り装置としては、特開昭61−56813号公報
に開示されたように、搬送中の溶断鋳片を停止してクラ
ンプすると共に、該溶断鋳片の端面にバリの回動を抑止
する手段としての上刃機構を当接し、溶断鋳片の下面に
沿って下刃機構を駆動して擦過し、上刃機構と下刃機構
とで溶断鋳片の下面に付着したバリを起こすと共に挟持
することにより、溶断鋳片の下面に付着したバリを確実
に除去する装置があった。
ところが、この装置においては、溶断鋳片の端面と上刃
機構とを当接せしめるために、搬送ライン上を搬送され
てくる溶断鋳片の位置を制御してわざわざ停止し、バリ
を除去した後にまた搬送するために搬送ラインを動かし
たり止めたりせねばならず、装置が大幅に複雑になり、
さらには、溶断鋳片が圧延工程に搬送されるまでに時間
がかかるという問題があった。
実公昭60−39147号公報に記載された鋼片の溶断スラグ
除去装置においては、上下動可能な刃物台4上に、鋼片
2の入側なる前部中央を頂点としたく字形状に固定先部
刃物5を備えているので、鋼片2の中央に薄く付着する
バリに先部刃物5の先端がまず衝当し、この衝当により
鋼片2の速度が弱められてから鋼片2の幅方向両側縁に
厚いバリにたいして先部刃物5が当たることにより、大
部分のバリが切断されることなく残り易く、先部刃物5
によってバリを良好に切断することができないという欠
点がある。また、前記公告公報に記載された鋼片の溶断
スラグ除去装置においては、鋼片2の下面のバリが先部
刃物5によって切断されたのち該先部刃物5のく字形状
の傾斜に案内されて鋼片2の外側に飛散するため、飛散
したバリを回収することが困難であると共に、該飛散バ
リがバリ取り装置周辺の機器の喰い込み障害を生じ易い
という欠点がある。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は上記の問題点を解決するためになされたもので
あり、搬送中の溶断鋳片を停止させることなく該溶断鋳
片の後部端に付着したバリを容易かつ確実に除去するこ
とが可能であると共に、飛散バリがバリ取り装置周辺の
機器に喰い込み障害を生じることがないバリ取り装置を
提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 そのため本考案は、主に第1図及び第2図に示すよう
に、常態時には、搬送ライン3上を搬送される溶断鋳片
2と接することなく下降位置にあり、バリ除去時には上
昇され、前記溶断鋳片2の下面と接する刃物8を具備す
る溶断鋳片のバリ取り装置において、前記溶断鋳片2の
後部端21における下縁に沿う幅方向両側縁に厚く中央で
は薄いバリ22を発生すべく速度制御してガストーチを設
け、該ガストーチにより溶断された際にバリ22が溶断鋳
片2の下面に搬送用ロール4により押し込まれるのを防
ぎ、かつ溶断鋳片2の速度が未だ高くしかも温度が高く
軟いうちにバリ22を除去すべく溶断工程直後に前記刃物
8を配設すると共に、溶断鋳片2の後部端21に付着した
バリ22を幅方向両側縁から除去し始めるべく溶断鋳片2
の進行方向から見て幅方向両側縁から内側に向かう傾斜
で前記刃物8を配設することを特徴とする溶断鋳片のバ
リ取り装置を提供する。
「作用」 上記構成によれば、溶断鋳片2の進行方向から見て幅方
向両側縁から内側に向う傾斜で刃物8を配設しているか
ら、溶断鋳片2の速度が未だ高くしかも温度が高く軟い
うちに前記幅方向両側縁に厚いバリ22に刃物8が最初に
当たることにより、前記刃物8によりバリ22を良好に切
断することができる。また、溶断鋳片2の下面のバリ22
は刃物8により切断されたのちに刃物8の傾斜に案内さ
れて溶断鋳片2の中央に集まるため、切断バリ22を外側
に飛散させることなく回収することができる。
「実施例」 次に、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図および第2図に示すように、刃物8および9を支
持するフレーム1は、溶断鋳片2を搬送方向23の向きで
搬送する搬送ライン3の下方において、該搬送ライン3
に設けられた搬送用ロール4とロール4との間に位置す
るように図示しないピットに固定されている。フレーム
1は、水平梁部11を有し、該水平梁部11には、2本のガ
イドロッド5を案内する円筒状をしたガイド12と、エア
シリンダー6の固定側61を固設すると共にエアシリンダ
ー6の可動側62に係止された昇降ベース7を下降位置に
おいて支持するボックス状をした受部13とが設けられて
いる。昇降機構を構成するエアシリンダー6は、受部13
の底部に設けられたブラケット14により固定側61を支持
され、可動側62を昇降ベース7の下面に回動可能に係止
されている。昇降ベース7は、エアシリンダー6に係止
されると共に、バリ除去時においては常に安定して刃物
8および9を溶断鋳片2の下面に押圧するためにガイド
ロッド5により支持され、エアシリンダー6の伸縮駆動
によりガイドロッド5に案内され、円滑に上下昇降され
る。昇降ベース7には、刃物8と刃物9とが昇降ベース
7の上面より突出した刃物受10に締結され着脱自在に配
設されている。第2図に示すように、刃物8は溶断鋳片
2の搬送方向23に向けて両翼を有する平面形状が略V字
型形状として、溶断鋳片2の搬送方向23から見て幅方向
両側縁から内側に向かう傾斜で刃物受10に配設されてい
る。第2の刃物9は、溶断鋳片2の搬送方向23に向けて
頂点を有する平面形状が略逆V字型形状とされている。
そして、刃物8および9は、溶断鋳片2の略2倍程度の
幅を有し、第1図に示すように、バリ22の除去時におい
ては溶断鋳片2に押圧されて溶断鋳片2の下面と接触す
る上昇位置にあり、常態時においては、2点鎖線に示す
下降位置にある。
溶断鋳片のバリ取り装置は、図示しないガストーチによ
り連続鋳造鋳片を溶断した際に、溶断鋳片2の下面に溶
着したバリ22が搬送用ロール4により圧し潰されて溶断
鋳片2の下面の押し込まれるのを防ぐと共にロール4に
傷をつけるのを防ぐために、溶断後できるかぎり早い工
程で除去すべく溶断工程直後に備えつけられる。そし
て、搬送ライン3には、ロール4により推進されてくる
溶断鋳片2の位置を確認する一対の光電管25とエアシリ
ンダー6の上下動を制御する図示しない制御手段とが配
設され、光電管25より得られた信号に基づいて制御手段
がエアシリンダー6を制御し、溶断鋳片2の前部端面が
第2の刃物9の上方を通過した後に刃物8および9が上
昇位置に到着し、溶断鋳片2の後部端21が刃物9を完全
に通過した後に下降位置へと移動されるように制御して
いる。
尚、溶断鋳片2における前部端の下縁に沿って付着した
バリを除去するために、図示しない第2の搬送ラインが
搬送ライン3と平行して配置され、搬送ライン3とは搬
送方向が相異なるように駆動されると共に、搬送ライン
3と同様に溶断鋳片のバリ取り装置が配設されている。
「作動」 次に、上記実施例についてその作動を説明する。連続鋳
造機で鋳造された連続鋳造鋳片は、矯正ロール等を通
り、溶断工程へと搬送されてガストーチにより所望の長
さに溶断される。連続鋳造鋳片の幅方向両側縁は冷たく
中央は温度が高いため、ガストーチの移行速度は幅方向
両側縁で遅く中央では早く制御されているので、バリ22
は第5図図示のように幅方向両側縁で厚く中央で薄くな
る。溶断鋳片2が搬送方向23の向きに搬送ライン3を搬
送されて光電管25を横切ると、制御手段は光電管25より
得られた信号を基に、溶断鋳片2の搬送速度を考慮し
て、溶断鋳片2における前部端が後方の刃物9を通過し
た後に前方および後方の刃物8および9が上昇位置に位
置するようにエアシリンダー6を駆動する。エアシリン
ダー6の伸長駆動により、下降位置に位置した前方およ
び後方の刃物8および9は、上昇位置へと移動され、移
動中の溶断鋳片2の下面に押圧される。そして、溶断鋳
片2がロール4により推進されることを利用して、まず
前方の刃物8が、該溶断鋳片2の幅方向両側縁に付着し
た厚いバリ22から中心部に付着した薄いバリ22へと点接
触に近い状態で擦過し、幅方向に傾斜した向きで除去す
る。この時、バリ22は、溶断鋳片2の下面とは後部端21
の下縁において溶着しているのみであり、かつ、幅方向
に連続して溶着しているので、前方の刃物8を略V字型
形状にしてバリ22を内側に向けて圧縮しつつ除去するよ
うにしたことにより、バリ22が溶着部を中心にして回動
することが防止される。そして、溶断鋳片2は推進さ
れ、前方の刃物8により除去されずに残ったバリ22は、
次に、後部の刃物9により擦過され、該溶断鋳片2の幅
方向における中央に付着したバリ22から幅方向両側縁に
付着したバリ22へと点接触に近い状態で幅方向に傾斜し
た向きで除去される。そして、バリ22を除去された溶断
鋳片2は第1の搬送ライン3を連続的に搬送され、前方
および後方の刃物8および9はエアシリンダー6を収縮
することにより下降位置へと戻され、次に搬送されてく
る溶断鋳片を待機する。
一方、後部端21の下縁に沿って付着したバリ22を除去さ
れた溶断鋳片2は、第2の搬送ラインに搬入されると共
に、今までとは逆な向きに搬送され、前部端に位置した
端部が後部端となり、該搬送ラインに配設されたバリ取
り装置により該後部端のバリを確実に除去れ、圧延工程
へと連続的に搬送される。
「その他の実施例」 本考案は、上記の実施例の細部にまで限定されるもので
なく、前方および後方の刃物8および9をそれぞれ独立
に昇降するようにエアシリンダー6を2つ用いてもよ
い。なお、前方の刃物8によって取ることができないバ
リ22は、該バリが刃物8の上面に乗り上げ続いて後方の
刃物9の上面を滑動することが多いので、後方の刃物9
は必ずしも必要ではない。
「効果」 以上述べたごとく、本考案の溶断鋳片のバリ取り装置
は、溶断鋳片の幅方向両側縁から内側に向かう傾斜で刃
物8を配設しているから、溶断鋳片2における後部端下
面に付着したバリ22を、溶断鋳片2をわざわざ止めるこ
となく容易に、かつ確実に除去できると共に、バリが飛
散せずバリ取り装置周辺の機器に喰い込むことがないと
いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す概略断面図、第2図は本
考案の実施例を示す概略平面図、第3図は従来のバリ取
り装置を示す概略模式側面図、第4図は溶断鋳片おける
バリの溶着状況を示す溶断鋳片端面の概略模式図であ
る。 2…溶断鋳片、3…搬送ライン、4…搬送用ロール、8,
…刃物、21…後部端、22…バリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】常態時には、搬送ライン上を搬送される溶
    断鋳片と接することなく下降位置にあり、バリ除去時に
    は上昇され、前記溶断鋳片の下面と接する刃物を具備す
    る溶断鋳片のバリ取り装置において、前記溶断鋳片の後
    部端における下縁に沿う幅方向の両側縁に厚く中央では
    薄くバリを発生すべく速度制御してガストーチを設け、
    該ガストーチにより溶断された際にバリが溶断鋳片の下
    面に搬送用ロールにより押し込まれるのを防ぎ、かつ溶
    断鋳片の速度が未だ高くしかも温度が高く軟いうちにバ
    リを除去すべく溶断工程直後に前記刃物を配設すると共
    に、溶断鋳片の後部端に付着したバリを幅方向両側縁か
    ら除去し始めるべく溶断鋳片の進行方向から見て幅方向
    両側縁から内側に向かう傾斜で前記刃物を配設すること
    を特徴とする溶断鋳片のバリ取り装置。
JP17846087U 1987-11-24 1987-11-24 溶断鋳片のバリ取り装置 Expired - Lifetime JPH0638606Y2 (ja)

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JPH0184864U JPH0184864U (ja) 1989-06-06
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JP17846087U Expired - Lifetime JPH0638606Y2 (ja) 1987-11-24 1987-11-24 溶断鋳片のバリ取り装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015062928A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 新日鐵住金株式会社 バリ除去装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015062928A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 新日鐵住金株式会社 バリ除去装置

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JPH0184864U (ja) 1989-06-06

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