JPH0639816Y2 - 被塗装体の搬送装置 - Google Patents

被塗装体の搬送装置

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JPH0639816Y2
JPH0639816Y2 JP12889989U JP12889989U JPH0639816Y2 JP H0639816 Y2 JPH0639816 Y2 JP H0639816Y2 JP 12889989 U JP12889989 U JP 12889989U JP 12889989 U JP12889989 U JP 12889989U JP H0639816 Y2 JPH0639816 Y2 JP H0639816Y2
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Inventor
博康 岡崎
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西川化成株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は被塗装体の搬送装置に関し、詳しくは長尺状の
被塗装体例えばバンパー或いはエアスポイラー等を塗装
ラインに沿って搬送する被塗装体の搬送装置に関する。
(従来の技術) 従来、被塗装体の搬送装置としては、例えば実開平1-88
762号公報に示されるように、バンパー等の長尺状被塗
装体をキャリアの受具に載置せしめて、塗料吹付けステ
ーションや乾燥ステーション等を備えた塗装ラインに沿
って搬送するものが知られている。
この従来の搬送装置においては、キャリアは、塗装ライ
ンに沿って移動するコンベア或いは台車に固持された支
柱と、該支柱の上部に固定され、搬送方向に延びる受具
とを備えており、長尺状被塗装体は、1台のキャリアの
受具に載置されて搬送され、搬送路の両側から作業者が
塗装用ガンにより塗料を吹付けて塗装されている。
(考案が解決しようとする課題) しかるに、前記の被塗装体の搬送装置においては、1台
のキャリアが1つの被塗装体を搬送するものであるか
ら、塗装工程における作業効率が良くない。
そこで、本考案者は、一対の長尺状被塗装体を搬送方向
に沿い且つ互いに並列に載置せしめる一対の受具と、該
一対の受具を各々固持して連結するキャリアバーとを備
えて被塗装体の搬送装置を準備し、1台のキャリアで2
つの被塗装体を並列状態で搬送することを考案した。
ところが、前記のような搬送装置で搬送する場合、一対
の受具の間隔つまり長尺状被塗装体同志の間隔を狭くす
ると、被塗装体の対向面に塗料が十分に塗布されないた
め、該対向面に塗装すけが生じてしまう。これに対し
て、一対の受具の間隔を広くすると、被塗装体の対向面
に塗装すけは生じないが、搬送路の幅を広くしなければ
ならず、このため、被塗装体を乾燥させるための乾燥作
業域等のスペースを広くせざるを得ないと共に、被塗装
体を乾燥させるための乾燥炉も幅の広いものを用いなけ
ればならず、コストアップの原因になる。
前記に鑑みて、本考案は、一対の長尺状被塗装体を幅の
狭い搬送路内で並列させて搬送できるにも拘らず、該被
塗装体の表面に塗装すけが生じないようにすることを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため、本考案は、塗装作業域以外
では長尺状被塗装体と並列させて搬送すると共に、塗装
作業域では並列状態に配置されている被塗装体を移動さ
せて縦列状態にせしめ、これにより、被塗装体の両側面
から塗装用ガンにより塗料を吹き付けることができるも
のである。
具体的に本考案の講じた解決手段は、一対の長尺状被塗
装体を搬送方向に沿い且つ互いに並列に載置せしめる一
対の受具と、該一対の受具を各々回転可能に支持して連
結し、中央部を中心軸として回転可能で且つ長手方向に
伸縮可能なキャリアバーと、前記一対の受具を該受具の
各々に載置された長尺状被塗装体が互いに離反した状態
で直線状となるよう移動させる移動手段と、前記キャリ
アバーをその長手方向が搬送方向と直交する方向から搬
送方向と一致する方向となるよう回動させる回動手段と
を備える構成とするものである。
(作用) 前記の構成により、塗装作業域以外では、一対の長尺状
被塗装体の長手方向側面を搬送方向と直交する方向に互
いに対向して配置せしめて並列状態で搬送することがで
きる。
そして、塗装作業域では、移動手段を作動させることに
より、長尺状被塗装体を互いに離反した状態で直線状に
させて、長尺状被塗装体の長手方向とキャリアバーの長
手方向とを略一致させ、且つ、回動手段を作動させるこ
とにより、キャリアバーの長手方向を搬送方向と一致す
るよう回動させる。このようにすると、長尺状被塗装体
は搬送方向に延びる縦列状態になり、1列になって搬送
される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例に係る被塗装体の
搬送装置を示し、同図において、10は、図示しない搬送
用コンベアチェーン或いは搬送用台車に支持されて第2
図の矢印(イ)の方向に走行しながら、長尺状の被塗装
体例えば自動車用バンパーを塗装ラインに沿って搬送す
るキャリアである。
キャリア10の支柱12は、前記搬送用コンベア或いは搬送
用台車に固定された図示しないベースに、自らの軸周り
に回転自在に支持されており、該支柱12の上端部には搬
送方向と直交する方向に延びるキャリアバー14が配設さ
れている。このキャリアバー14は、搬送方向と直交する
方向に延びる円筒状の外筒14aと、該外筒14aに摺動自在
に挿入され、外筒14aから両側へ突出する2本の内筒14b
とからなり、外筒14aが支柱12を貫通固定することによ
りキャリアバー14は支柱12に支持されている。また、キ
ャリアバー14は、両内筒14bが外筒14aに対して摺動する
ことにより伸縮可能である。
支柱12におけるキャリアバー14取付位置の下方には、キ
ャリアバー14と同方向に延びる両ロッド形のエアシリン
ダー16が、そのシリンダー部16aを支柱12を貫通させて
取り付けられている。
キャリアバー14の内筒14bの先端部、及びピストンロッ
ド16bの先端部には上下方向に延びる棒状の受具支持部
材18が回転自在に装着されている。また、受具支持部材
18の上端には、搬送方向に延び且つ自動車用バンパーを
載置せしめる発泡スチロール製の受具20が固定されてお
り、これにより、受具20は、キャリアバー14の両端部に
受具支持部材18を軸として回転可能に支持されていると
共に、エアシリンダー16の作動に伴って互いに接近及び
離反が可能である。
キャリアバー14の外筒14bの両先端部には、内筒14bと平
行に延びるブラケット22が取り付けられており、このブ
ラケット22の先端にはラック24が設けられている。この
ラック24は、受具支持部材18における先端部よりも少し
下方に設けられたピニオン26と噛合しており、このラッ
ク24及びピニオン26の噛合により、エアシリンダー16の
作動に伴って受具支持部材18ひいては受具20は受具支持
部材18の軸周りに回転する。
以上説明したエアシリンダー16、ラック24及びピニオン
26によって移動手段28が構成されており、該移動手段28
は次のように作動する。すなわち、エアシリンダー16の
ピストンロッド16bの進出に伴って、内筒14bも外筒14a
から進出し、受具20は互いに離反すると共に、ピニオン
26がラック24と噛み合い回転しながら外方へ移動し、第
2図において受具支持部材18の軸線に対して時計周りに
各々90度回転し、これにより、自動車用バンパーは互い
に離反し且つ直線状になる。また、エアシリンダー16の
ピストンロッド16bのシリンダー部16aへの没入に伴っ
て、受具20は互いに接近すると共に、ピニオン26がラッ
ク24と噛み合い回転しながら内方へ移動し、第2図にお
いて受具支持部材18の軸線に対して反時計周りに各々90
度回転し、自動車用バンパーも互いに接近し且つ並列状
態に戻る。
キャリア10の支柱12の下部に、該支柱12の外周にピニオ
ン30が設けられていると共に、該ピニオン30は、該支柱
12の側方でキャリア10の走行方向の所定位置に配設さ
れ、ピニオン30を90度回転させるだけの歯数を有するラ
ック32と噛合しており、このラック32及びピニオン30の
噛合により、キャリア10の走行に伴って支柱12ひいては
キャリアバー14は時計周りに90度回転する。そして、こ
れらラック32及びピニオン30によって回動手段34が構成
されている。
第3図は移動手段28及び回動手段34による作動状態の一
例を模式的に示している。まず、塗装作業域に進入して
来るまでは、第3図の(イ)に示すように、搬送方向に
延びるバンパーAを、搬送方向に対して直交する方向に
並列させて搬送する。
次に、バンパーAが塗装作業域に進入する直前に回動手
段34のピニオン30がラック32と噛み合って、第3図
(イ)の矢印に示すように、支柱12ひいてはキャリアバ
ー14を時計周りに90度回転させた後、第3図(ロ)の矢
印に示すように、移動手段28によって受具20ひいてはバ
ンパーAを互いに離反させると共に、バンパーAを時計
周りに90度回転させる。このようにすると、第3図
(ハ)に示すように、バンパーAは搬送方向に対して直
列状態になるので、この状態で塗装作業域を通過させ
る。すると、バンパーAに対して両側から塗料を吹付け
ることができるので、バンパーAを塗装すけを生じさせ
ることなく塗装できる。
次に、バンパーAが塗装作業域を通過すると、移動手段
28及び回動手段34を前記と逆方向に作動させて、元通り
にバンパーAを搬送方向に対して並列状態に配置させて
搬送する。このようにすると、一対のバンパーの搬送幅
を大きくすることなく効率良く搬送できる。この場合、
回動手段34のラック32は、キャリア10の搬送方向(イ)
に対してピニオン30の左側に位置するように配置する。
第4図は移動手段28及び回動手段34による作動状態の変
形例を示している。この変形例においても、塗装作業域
に進入して来るまでは、第4図の(イ)に示すように、
バンパーAを搬送方向に対して並列状態に配置させて搬
送し、バンパーAが塗装作業域に進入する直前に、第4
図(イ)の矢印に示すように、移動手段28によって受具
20を互いに離反させると共に時計周りに90度回転させ
て、第4図(ロ)に示す状態にする。その後、キャリア
10の支柱12がラック32の位置まで走行してくるとピニオ
ン30がラック32と噛み合い、これら回動手段34によって
キャリアバー14を時計周りに90度回転させると、バンパ
ーは、第4図(ハ)に示すように搬送方向に対して縦列
状態になる。
尚、前記に代えて、移動手段28と回動手段34とを同期さ
せて、キャリアバー14の回動と、受具20の離反及び回転
運動とを同時に行なってもよい。また、キャリア10が塗
装作業域を通過した後の支柱12の回動は、塗装作業域直
前の回動方向と同一方向に回動させてもよい。さらに、
移動手段、回動手段は前記実施例に限定されるものでは
ない。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案に係る被塗装体の搬送装置
によると、塗装作業域以外では、長尺状被塗装体を搬送
方向に沿い且つ互いに並列に載置せしめて搬送でき、ま
た、塗装作業域では、移動手段を作動させて被塗装体を
互いに離反した状態で直線状にさせ、且つ回動手段を作
動させてキャリアバーの長手方向を搬送方向と一致させ
ることにより、長尺状被塗装体を搬送方向に沿った縦列
状態にして搬送できる。このため、本考案によると、塗
装作業域以外では被塗装体を幅の狭い搬送路内で搬送す
ることができ、しかも、塗装作業域では被塗装体の表面
に塗装すけが生じないように塗装できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例である被塗装体の搬
送装置を示し、第1図は要部の正面図、第2図は平面
図、第3図(イ)〜(ハ)及び第4図(イ)〜(ハ)は
各々被塗装体の搬送状態を示す平面図である。 10……キャリア 14……キャリアバー 16……エアシリンダー 20……受具 24……ラック 26……ピニオン 28……移動手段 30……ピニオン 32……ラック 34……回転手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の長尺状被塗装体を搬送方向に沿い且
    つ互いに並列に載置せしめる一対の受具と、 該一対の受具を各々回転可能に支持して連結し、中央部
    を中心軸として回転可能で且つ長手方向に伸縮可能なキ
    ャリアバーと、 前記一対の受具を該受具の各々に載置された長尺状被塗
    装体が互いに離反した状態で直線状となるよう移動させ
    る移動手段と、 前記キャリアバーをその長手方向が搬送方向と直交する
    方向から搬送方向と一致する方向となるよう回動させる
    回動手段とを備えたことを特徴とする被塗装体の搬送装
    置。
JP12889989U 1989-11-01 1989-11-01 被塗装体の搬送装置 Expired - Lifetime JPH0639816Y2 (ja)

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JP12889989U JPH0639816Y2 (ja) 1989-11-01 1989-11-01 被塗装体の搬送装置

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JPH0366657U JPH0366657U (ja) 1991-06-28
JPH0639816Y2 true JPH0639816Y2 (ja) 1994-10-19

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