JPH0640169A - 熱転写受像シート - Google Patents
熱転写受像シートInfo
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- JPH0640169A JPH0640169A JP3206208A JP20620891A JPH0640169A JP H0640169 A JPH0640169 A JP H0640169A JP 3206208 A JP3206208 A JP 3206208A JP 20620891 A JP20620891 A JP 20620891A JP H0640169 A JPH0640169 A JP H0640169A
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- Japan
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- intermediate layer
- thermal transfer
- layer
- resin
- sheet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来技術の問題点を解決し、高濃度且つ高解
像度の画像が形成されるだけではなく、筆記性にも優れ
た熱転写受像シートを提供すること。 【構成】 基材シート上に中間層と染料受容層とを順次
積層してなり、上記中間層がアクリル樹脂又は少なくと
も一部が架橋した樹脂から形成されていることを特徴と
する熱転写受像シート。
像度の画像が形成されるだけではなく、筆記性にも優れ
た熱転写受像シートを提供すること。 【構成】 基材シート上に中間層と染料受容層とを順次
積層してなり、上記中間層がアクリル樹脂又は少なくと
も一部が架橋した樹脂から形成されていることを特徴と
する熱転写受像シート。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱転写受像シートに関
し、更に詳しくは高濃度且つ高解像度の画像が形成され
るだけではなく、筆記性にも優れる熱転写受像シートの
提供を目的とする。
し、更に詳しくは高濃度且つ高解像度の画像が形成され
るだけではなく、筆記性にも優れる熱転写受像シートの
提供を目的とする。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の熱転写方法が公知である
が、それらの中で昇華性染料を記録剤とし、これを紙や
プラスチックシート等の基材シートに担持させて熱転写
シートとし、昇華性染料で染着可能な熱転写受像シー
ト、例えば、紙やプラスチックフイルムの表面に染料受
容層を設けた熱転写受像シート上に各種のフルカラー画
像を形成する方法が提案されている。
が、それらの中で昇華性染料を記録剤とし、これを紙や
プラスチックシート等の基材シートに担持させて熱転写
シートとし、昇華性染料で染着可能な熱転写受像シー
ト、例えば、紙やプラスチックフイルムの表面に染料受
容層を設けた熱転写受像シート上に各種のフルカラー画
像を形成する方法が提案されている。
【0003】この場合には加熱手段としてプリンターの
サーマルヘッドが使用され、極めて短時間の加熱によっ
て3色又は4色の多数の色ドットを熱転写受像シートに
転移させ、該多色の色ドットにより原稿のフルカラー画
像を再現するものである。この様に形成された画像は、
使用する色材が染料であることから非常に鮮明であり、
且つ透明性に優れている為、得られる画像は中間色の再
現性や階調性に優れ、従来のオフセット印刷やグラビア
印刷による画像と同様であり、且つフルカラー写真画像
に匹敵する高品質の画像が形成可能となっている。
サーマルヘッドが使用され、極めて短時間の加熱によっ
て3色又は4色の多数の色ドットを熱転写受像シートに
転移させ、該多色の色ドットにより原稿のフルカラー画
像を再現するものである。この様に形成された画像は、
使用する色材が染料であることから非常に鮮明であり、
且つ透明性に優れている為、得られる画像は中間色の再
現性や階調性に優れ、従来のオフセット印刷やグラビア
印刷による画像と同様であり、且つフルカラー写真画像
に匹敵する高品質の画像が形成可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとしている問題点】上記の如き昇華
型熱転写方式に使用される熱転写受像シートとしては、
プラスチックシート、プラスチックシートと紙等との積
層シート、合成紙等が使用されているが、昇華型熱転写
方式の利用を一般のオフィスへも拡大する為に、コート
紙(アート紙)、キャストコート紙、PPC用紙等の普
通紙を受像シートの基材シートとして使用することが要
求されている。この様な一般の事務用紙を基材シートと
して使用し、その表面に染料受容層を形成する場合、サ
ーマルヘッドが受容層表面にむらなく接触する様に、受
容層にはある程度のクッション性が要求される。通常か
かるクッション性は基材シートと受容層との間にクッシ
ョン性の良好な樹脂からなる中間層が形成されることで
得られている。しかしながら、その結果、受容層に画像
形成後或は画像形成前に鉛筆等で筆記しようとすると、
受容層の強度が不足し、鉛筆の芯が引っ掛かったりして
筆記が困難であり、強制的に筆記しようとすると受容層
が剥離してしまう場合もある。従って本発明の目的は、
上記従来技術の問題点を解決し、高濃度且つ高解像度の
画像が形成されるだけではなく、筆記性にも優れた熱転
写受像シートを提供することである。
型熱転写方式に使用される熱転写受像シートとしては、
プラスチックシート、プラスチックシートと紙等との積
層シート、合成紙等が使用されているが、昇華型熱転写
方式の利用を一般のオフィスへも拡大する為に、コート
紙(アート紙)、キャストコート紙、PPC用紙等の普
通紙を受像シートの基材シートとして使用することが要
求されている。この様な一般の事務用紙を基材シートと
して使用し、その表面に染料受容層を形成する場合、サ
ーマルヘッドが受容層表面にむらなく接触する様に、受
容層にはある程度のクッション性が要求される。通常か
かるクッション性は基材シートと受容層との間にクッシ
ョン性の良好な樹脂からなる中間層が形成されることで
得られている。しかしながら、その結果、受容層に画像
形成後或は画像形成前に鉛筆等で筆記しようとすると、
受容層の強度が不足し、鉛筆の芯が引っ掛かったりして
筆記が困難であり、強制的に筆記しようとすると受容層
が剥離してしまう場合もある。従って本発明の目的は、
上記従来技術の問題点を解決し、高濃度且つ高解像度の
画像が形成されるだけではなく、筆記性にも優れた熱転
写受像シートを提供することである。
【0005】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、基材シート上に
中間層と染料受容層とを順次積層してなり、上記中間層
がアクリル樹脂又は少なくとも一部が架橋した樹脂から
形成されていることを特徴とする熱転写受像シートであ
る。
によって達成される。即ち、本発明は、基材シート上に
中間層と染料受容層とを順次積層してなり、上記中間層
がアクリル樹脂又は少なくとも一部が架橋した樹脂から
形成されていることを特徴とする熱転写受像シートであ
る。
【0006】
【作用】中間層を硬度の高いアクリル樹脂又は少なくと
も一部が架橋した樹脂から形成することによって優れた
筆記性が付与される。又、好ましい実施態様では中間層
を2層とし、受容層側の中間層を上記アクリル樹脂等か
ら比較的硬い層とし、基材側の中間層をクッション性に
優れた樹脂から形成することによって、優れた筆記性と
共に優れた印字性能が得られる。
も一部が架橋した樹脂から形成することによって優れた
筆記性が付与される。又、好ましい実施態様では中間層
を2層とし、受容層側の中間層を上記アクリル樹脂等か
ら比較的硬い層とし、基材側の中間層をクッション性に
優れた樹脂から形成することによって、優れた筆記性と
共に優れた印字性能が得られる。
【0007】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳細に説明する。本発明で使用する基材シー
トは、紙、合成紙、プラスチックシート等いずれの基材
シートでもよいが、得られる受像シートに優れた普通紙
感を与える為には、通常のPPC用紙等の普通紙が使用
出来、又、中間層を塗工方法で形成する場合には塗工液
の浸透が少ない様にコート紙(アート紙)及びキャスト
コート紙等が好ましい。上記の基材シート上に形成する
中間層は、1例として、比較的硬度の高いアクリル樹脂
から形成する。硬度の高いアクリル樹脂としては、ポリ
メチルメタクリレート、ポリメチルアクリレート等の
(メタ)アクリル酸の低級アルキルエステルが好ましい
が、他の(メタ)アクリルモノマーであっても、例え
ば、ジビニルベンゼン、エチレングルコールジ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート等の多官能モノマーを配合して、得られるア
クリル樹脂を少なくとも一部架橋させてもよい。架橋の
方法は熱、紫外線、電子線等の方法が任意に採用するこ
とが出来る。又、上記のアクリル樹脂に代えて、例え
ば、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリアセタール樹脂等に適当な量の適当な架橋剤を
添加してその少なくとも一部を架橋させた樹脂であって
も同様の効果を奏する。
発明を更に詳細に説明する。本発明で使用する基材シー
トは、紙、合成紙、プラスチックシート等いずれの基材
シートでもよいが、得られる受像シートに優れた普通紙
感を与える為には、通常のPPC用紙等の普通紙が使用
出来、又、中間層を塗工方法で形成する場合には塗工液
の浸透が少ない様にコート紙(アート紙)及びキャスト
コート紙等が好ましい。上記の基材シート上に形成する
中間層は、1例として、比較的硬度の高いアクリル樹脂
から形成する。硬度の高いアクリル樹脂としては、ポリ
メチルメタクリレート、ポリメチルアクリレート等の
(メタ)アクリル酸の低級アルキルエステルが好ましい
が、他の(メタ)アクリルモノマーであっても、例え
ば、ジビニルベンゼン、エチレングルコールジ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート等の多官能モノマーを配合して、得られるア
クリル樹脂を少なくとも一部架橋させてもよい。架橋の
方法は熱、紫外線、電子線等の方法が任意に採用するこ
とが出来る。又、上記のアクリル樹脂に代えて、例え
ば、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリアセタール樹脂等に適当な量の適当な架橋剤を
添加してその少なくとも一部を架橋させた樹脂であって
も同様の効果を奏する。
【0008】上記の如きアクリル樹脂を、アセトン、酢
酸エチル、メチルエチルケトン、トルエン、キシレン、
シクロヘキサノン等の適当な有機溶剤に溶解し、白色度
を向上させる為の白色顔料やクッション性を向上させる
為の発泡剤や気泡等の添加剤を必要に応じて添加して塗
料又はインキを調製し、これを、例えば、グラビア印刷
法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロ
ールコーティング法等の形成手段により塗布及び乾燥し
て中間層を形成する。この様にして形成する中間層の厚
みは約0.5〜5μm程度が好適である。
酸エチル、メチルエチルケトン、トルエン、キシレン、
シクロヘキサノン等の適当な有機溶剤に溶解し、白色度
を向上させる為の白色顔料やクッション性を向上させる
為の発泡剤や気泡等の添加剤を必要に応じて添加して塗
料又はインキを調製し、これを、例えば、グラビア印刷
法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロ
ールコーティング法等の形成手段により塗布及び乾燥し
て中間層を形成する。この様にして形成する中間層の厚
みは約0.5〜5μm程度が好適である。
【0009】上記中間層の表面に形成する染料受容層
は、熱転写シートから移行してくる昇華性染料を受容
し、形成された画像を維持する為のものである。染料受
容層を形成する為のバインダー樹脂としては、例えば、
ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニル系樹
脂、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアクリルエス
テル等のビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、
ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレンやプ
ロピレン等のオレフィンと他のビニルモノマーとの共重
合体系樹脂、アイオノマー、セルロースジアセテート等
のセルロース系樹脂、ポリカーボネート等が挙げられ、
特に好ましいものは、ビニル系樹脂及びポリエステル系
樹脂である。これらの樹脂は水性エマルジョンに調製
し、このエマルジョンに、例えば、離型剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤等の必要な添加剤を加えたものを、グ
ラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いた
リバースロールコーティング法等の形成手段により塗布
及び乾燥して形成する。
は、熱転写シートから移行してくる昇華性染料を受容
し、形成された画像を維持する為のものである。染料受
容層を形成する為のバインダー樹脂としては、例えば、
ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニル系樹
脂、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアクリルエス
テル等のビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、
ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレンやプ
ロピレン等のオレフィンと他のビニルモノマーとの共重
合体系樹脂、アイオノマー、セルロースジアセテート等
のセルロース系樹脂、ポリカーボネート等が挙げられ、
特に好ましいものは、ビニル系樹脂及びポリエステル系
樹脂である。これらの樹脂は水性エマルジョンに調製
し、このエマルジョンに、例えば、離型剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤等の必要な添加剤を加えたものを、グ
ラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いた
リバースロールコーティング法等の形成手段により塗布
及び乾燥して形成する。
【0010】上記染料受容層は、熱転写シートとの良好
な離型性を付与する為に離型剤を含有するのが好まし
い。好ましい離型剤としては、シリコーンオイル、リン
酸エステル系界面活性剤、弗素系界面活性剤等が挙げら
れるが、シリコーンオイルが望ましい。上記シリコーン
オイルとしては、エポキシ変性、アルキル変性、アミノ
変性、カルボキシル変性、アルコール変性、弗素変性、
アルキルアラルキルポリエーテル変性、エポキシ・ポリ
エーテル変性、ポリエーテル変性等の変性シリコーンオ
イルが望ましい。離型剤は1種若しくは2種以上のもの
が使用される。又、この離型剤の添加量はバインダー樹
脂100重量部に対し、1〜20重量部が好ましい。こ
の添加量の範囲を満たさない場合は、熱転写シートと染
料受容層の融着若しくは印字感度の低下等の問題が生じ
る場合がある。以上の如く形成される染料受容層は任意
の厚さでよいが、一般的には1〜50μmの厚さであ
る。
な離型性を付与する為に離型剤を含有するのが好まし
い。好ましい離型剤としては、シリコーンオイル、リン
酸エステル系界面活性剤、弗素系界面活性剤等が挙げら
れるが、シリコーンオイルが望ましい。上記シリコーン
オイルとしては、エポキシ変性、アルキル変性、アミノ
変性、カルボキシル変性、アルコール変性、弗素変性、
アルキルアラルキルポリエーテル変性、エポキシ・ポリ
エーテル変性、ポリエーテル変性等の変性シリコーンオ
イルが望ましい。離型剤は1種若しくは2種以上のもの
が使用される。又、この離型剤の添加量はバインダー樹
脂100重量部に対し、1〜20重量部が好ましい。こ
の添加量の範囲を満たさない場合は、熱転写シートと染
料受容層の融着若しくは印字感度の低下等の問題が生じ
る場合がある。以上の如く形成される染料受容層は任意
の厚さでよいが、一般的には1〜50μmの厚さであ
る。
【0011】又、本発明の好ましい実施態様では、上記
の受容層の表面に微細凹凸形状を設けてマット化してお
き、更に筆記性を良好にすることが出来る。マット化す
る好ましい方法としては、受像シートをエンボスロール
とニップロールとの間に通す方法や、表面微細凹凸形状
を有する賦型シートとと共にをニップロール間に通す方
法が挙げられる。又、染料受容層に紙と同様な質感を与
える場合には、普通紙等を賦型シートとして使用するこ
とが出来る。本発明の別の好ましい実施態様では、前記
の中間層を2層構成とし、先ず最初に基材シートの面に
第二の中間層2を形成する。該中間層2は、ある程度弾
性の高い被膜であることが好ましい。かかる被膜は、T
gが10℃以下、好ましくは−80℃〜10℃の樹脂、
例えば、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリ
ル樹脂、ポリエチレン系樹脂、ブタジエンラバー、エポ
キシ樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリア
ミド系樹脂、塩化ビニル、酢酸ビニル、エチレン、プロ
ピレン等のモノマーの二元或は三元共重合体系樹脂、ア
イオノマー等が挙げられる。又、前記中間層1には、充
填剤を添加してその被膜強度及び硬度を向上させること
が出来る。又、中間層2には白色度を向上させる為の白
色顔料やクッション性を向上させる為の発泡剤や気泡等
の添加剤を必要に応じて添加することが好ましい。又、
中間層2に発泡剤や気泡を包含させた場合、これらの気
泡等が過発泡又は過膨脹しても、その上の硬い中間層1
の存在によって受容層が凹凸になったり、突き破られる
ことが防止される。中間層2の形成方法は前記中間層1
と同様であり、中間層2の厚みは約0.5〜30μm程
度が好適であり、中間層1と2との合計の厚みは1〜4
0μm程度が好適である。
の受容層の表面に微細凹凸形状を設けてマット化してお
き、更に筆記性を良好にすることが出来る。マット化す
る好ましい方法としては、受像シートをエンボスロール
とニップロールとの間に通す方法や、表面微細凹凸形状
を有する賦型シートとと共にをニップロール間に通す方
法が挙げられる。又、染料受容層に紙と同様な質感を与
える場合には、普通紙等を賦型シートとして使用するこ
とが出来る。本発明の別の好ましい実施態様では、前記
の中間層を2層構成とし、先ず最初に基材シートの面に
第二の中間層2を形成する。該中間層2は、ある程度弾
性の高い被膜であることが好ましい。かかる被膜は、T
gが10℃以下、好ましくは−80℃〜10℃の樹脂、
例えば、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリ
ル樹脂、ポリエチレン系樹脂、ブタジエンラバー、エポ
キシ樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリア
ミド系樹脂、塩化ビニル、酢酸ビニル、エチレン、プロ
ピレン等のモノマーの二元或は三元共重合体系樹脂、ア
イオノマー等が挙げられる。又、前記中間層1には、充
填剤を添加してその被膜強度及び硬度を向上させること
が出来る。又、中間層2には白色度を向上させる為の白
色顔料やクッション性を向上させる為の発泡剤や気泡等
の添加剤を必要に応じて添加することが好ましい。又、
中間層2に発泡剤や気泡を包含させた場合、これらの気
泡等が過発泡又は過膨脹しても、その上の硬い中間層1
の存在によって受容層が凹凸になったり、突き破られる
ことが防止される。中間層2の形成方法は前記中間層1
と同様であり、中間層2の厚みは約0.5〜30μm程
度が好適であり、中間層1と2との合計の厚みは1〜4
0μm程度が好適である。
【0012】本発明では前記染料受容層は転写方法でも
形成することも出来る。転写方法は、例えば、ポリエス
テルフイルム等の離型性のよいフイルム面に、前記染料
受容層及び中間層(又は中間層1及び2)を形成して受
容層転写シートを作成し、更にその表面に適当な粘着剤
層又は接着剤層を形成しておき、この粘着剤層を前記基
材シート面に対向させてラミネーター等で貼り合わせ、
その後上記ポリエステルフイルムを剥離する方法であ
る。又、粘着剤層及び中間層(又は中間層2及び中間層
1)は基材シートの表面に設けておいてもよい。
形成することも出来る。転写方法は、例えば、ポリエス
テルフイルム等の離型性のよいフイルム面に、前記染料
受容層及び中間層(又は中間層1及び2)を形成して受
容層転写シートを作成し、更にその表面に適当な粘着剤
層又は接着剤層を形成しておき、この粘着剤層を前記基
材シート面に対向させてラミネーター等で貼り合わせ、
その後上記ポリエステルフイルムを剥離する方法であ
る。又、粘着剤層及び中間層(又は中間層2及び中間層
1)は基材シートの表面に設けておいてもよい。
【0013】又、プリンター内における受像シートの搬
送性を良好にする目的で染料受容層の反対面に、例え
ば、アクリル樹脂やアクリルシリコーン樹脂の様な滑性
に優れた樹脂又はこれに適当な滑性粒子を加えて、例え
ば、1〜5g/m2程度の厚みのスリップ層を形成する
ことも好ましい。上記の如き本発明の熱転写受像シート
を使用して熱転写を行う際に使用する熱転写シートは、
紙やポリエステルフイルム上に昇華性染料を含む染料層
を設けたものであり、従来公知の熱転写シートはいずれ
も本発明でそのまま使用することが出来る。又、熱転写
時の熱エネルギーの付与手段は、従来公知の付与手段が
いずれも使用出来、例えば、サーマルプリンター(例え
ば、日立製作所製、ビデオプリンターVY−100)等
の記録装置によって、記録時間をコントロールすること
により、5〜100mJ/mm2程度の熱エネルギーを
付与することによって所期の目的を十分に達成すること
が出来る。
送性を良好にする目的で染料受容層の反対面に、例え
ば、アクリル樹脂やアクリルシリコーン樹脂の様な滑性
に優れた樹脂又はこれに適当な滑性粒子を加えて、例え
ば、1〜5g/m2程度の厚みのスリップ層を形成する
ことも好ましい。上記の如き本発明の熱転写受像シート
を使用して熱転写を行う際に使用する熱転写シートは、
紙やポリエステルフイルム上に昇華性染料を含む染料層
を設けたものであり、従来公知の熱転写シートはいずれ
も本発明でそのまま使用することが出来る。又、熱転写
時の熱エネルギーの付与手段は、従来公知の付与手段が
いずれも使用出来、例えば、サーマルプリンター(例え
ば、日立製作所製、ビデオプリンターVY−100)等
の記録装置によって、記録時間をコントロールすること
により、5〜100mJ/mm2程度の熱エネルギーを
付与することによって所期の目的を十分に達成すること
が出来る。
【0014】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に
断りの無い限り重量基準である。受容層用塗工液組成 ; 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合樹脂(VYHD、ユニオンカーバイド社製) 100部 エポキシ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 3部 アミノ変性シリコーン(KP−343、信越化学工業製) 3部 トルエン/メチルエチルケトン(重量比1:1) 500部中間層1用塗工液組成 ; アクリル樹脂(BR−85、三菱レイヨン製) 100部 トルエン/メチルエチルケトン(重量比1:1) 400部中間層2用塗工液組成 ; アクリルエマルジョン(ペガール7505、高圧ガス工業製) 100部 純水 50部
具体的に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に
断りの無い限り重量基準である。受容層用塗工液組成 ; 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合樹脂(VYHD、ユニオンカーバイド社製) 100部 エポキシ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 3部 アミノ変性シリコーン(KP−343、信越化学工業製) 3部 トルエン/メチルエチルケトン(重量比1:1) 500部中間層1用塗工液組成 ; アクリル樹脂(BR−85、三菱レイヨン製) 100部 トルエン/メチルエチルケトン(重量比1:1) 400部中間層2用塗工液組成 ; アクリルエマルジョン(ペガール7505、高圧ガス工業製) 100部 純水 50部
【0015】実施例1 キャストコート紙(ニユーコートゴールド、坪量84.
9g/m2、神崎製紙製)のキャスト面に、中間層用塗
工液1を1g/m2(固形分)の割合で塗工及び乾燥さ
せ、その表面に受容層用塗工液を9g/m2(固形分)
の割合で塗工及び乾燥して染料受容層を形成し、本発明
の受像シートを得た。 実施例2 コート紙(ダイヤコート、坪量73.3g/m2、十条
製紙製)のコート面に中間層2用塗工液1を1g/m2
(固形分)の割合で塗工及び乾燥させ、その上に中間層
1用塗工液2を3g/m2(固形分)の割合で塗工及び
乾燥し、更にその表面に受容層用塗工液を6g/m
2(固形分)の割合で塗工及び乾燥して染料受容層を形
成し、本発明の受像シートを得た。 実施例3 実施例2のキャストコート紙の代わりにアート紙(クロ
ームダルアート、坪量127.9g/m2、神崎製紙
製)を用い、他は実施例1と同様にして本発明の受像シ
ートを得た。
9g/m2、神崎製紙製)のキャスト面に、中間層用塗
工液1を1g/m2(固形分)の割合で塗工及び乾燥さ
せ、その表面に受容層用塗工液を9g/m2(固形分)
の割合で塗工及び乾燥して染料受容層を形成し、本発明
の受像シートを得た。 実施例2 コート紙(ダイヤコート、坪量73.3g/m2、十条
製紙製)のコート面に中間層2用塗工液1を1g/m2
(固形分)の割合で塗工及び乾燥させ、その上に中間層
1用塗工液2を3g/m2(固形分)の割合で塗工及び
乾燥し、更にその表面に受容層用塗工液を6g/m
2(固形分)の割合で塗工及び乾燥して染料受容層を形
成し、本発明の受像シートを得た。 実施例3 実施例2のキャストコート紙の代わりにアート紙(クロ
ームダルアート、坪量127.9g/m2、神崎製紙
製)を用い、他は実施例1と同様にして本発明の受像シ
ートを得た。
【0016】実施例4 キャストコート紙(ニユーコートゴールド、坪量84.
9g/m2、神崎製紙製)のキャスト面に、下記中間層
用塗工液を1g/m2(固形分)の割合で塗工し、乾燥
後紫外線照射により硬化させ、以下実施例1と同様にし
て本発明の受像シートを得た。中間層用塗工液組成 ; ペンタエリスルトールテトラアクリレート(SR−295、サートマー社製) 20部 2−エチルヘキシルメタクリレート(ライトエステルEH、共栄油脂化学工 業製) 10部 1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(イルガキュア184、日本 チバガイギー製) 1部 トルエン/メチルエチルケトン(重量比1:1) 100部 実施例5 キャストコート紙(ニユーコートゴールド、坪量84.
9g/m2、神崎製紙製)のキャスト面に、下記中間層
用塗工液を1g/m2(固形分)の割合で塗工し、乾燥
後加熱架橋して硬化させ、以下実施例1と同様にして本
発明の受像シートを得た。中間層用塗工液組成 ; ポリエステル樹脂(バイロン290、東洋紡製) 100部 架橋剤(スミジュールN、住友化学工業製) 10部 トルエン/メチルエチルケトン(重量比1:1) 100部 比較例1 コート紙(ダイヤコート、坪量73.3g/m2、十条
製紙製)のコート面に中間層2用塗工液1を1g/m2
(固形分)の割合で塗工及び乾燥させ、その表面に受容
層用塗工液を6g/m2(固形分)の割合で塗工及び乾
燥して染料受容層を形成し、比較例の受像シートを得
た。
9g/m2、神崎製紙製)のキャスト面に、下記中間層
用塗工液を1g/m2(固形分)の割合で塗工し、乾燥
後紫外線照射により硬化させ、以下実施例1と同様にし
て本発明の受像シートを得た。中間層用塗工液組成 ; ペンタエリスルトールテトラアクリレート(SR−295、サートマー社製) 20部 2−エチルヘキシルメタクリレート(ライトエステルEH、共栄油脂化学工 業製) 10部 1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(イルガキュア184、日本 チバガイギー製) 1部 トルエン/メチルエチルケトン(重量比1:1) 100部 実施例5 キャストコート紙(ニユーコートゴールド、坪量84.
9g/m2、神崎製紙製)のキャスト面に、下記中間層
用塗工液を1g/m2(固形分)の割合で塗工し、乾燥
後加熱架橋して硬化させ、以下実施例1と同様にして本
発明の受像シートを得た。中間層用塗工液組成 ; ポリエステル樹脂(バイロン290、東洋紡製) 100部 架橋剤(スミジュールN、住友化学工業製) 10部 トルエン/メチルエチルケトン(重量比1:1) 100部 比較例1 コート紙(ダイヤコート、坪量73.3g/m2、十条
製紙製)のコート面に中間層2用塗工液1を1g/m2
(固形分)の割合で塗工及び乾燥させ、その表面に受容
層用塗工液を6g/m2(固形分)の割合で塗工及び乾
燥して染料受容層を形成し、比較例の受像シートを得
た。
【0017】一方、下記組成の染料層用インキを調製
し、背面に耐熱処理を施した6μm厚のポリエチレンテ
レフタレートフイルムに、乾燥塗布量が1.0g/m2
になる様にワイヤーバーにより塗布及び乾燥し、更に背
面にシリコーンオイル(X−41・4003A、信越シ
リコーン製)をスポイトで数滴滴下後、全面に広げて背
面処理コートを行い、熱転写フイルムを得た。染料層用インキ組成 : 分散染料(カヤセットブルー714、日本化薬製) 4.0部 エチルヒドロキシセルロース(ハーキュレス社製) 5.0部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 80.0部 ジオキサン 10.0部 前記の各受像シートの受容層の面に上記熱転写フイルム
を重ね、サーマルヘッドを用いて、出力1W/ドット、
パルス幅0.3〜0.45msec.、ドット密度3ド
ット/mmの条件で印字を行いシアン画像を形成したと
ころ、下記表1の結果が得られた。
し、背面に耐熱処理を施した6μm厚のポリエチレンテ
レフタレートフイルムに、乾燥塗布量が1.0g/m2
になる様にワイヤーバーにより塗布及び乾燥し、更に背
面にシリコーンオイル(X−41・4003A、信越シ
リコーン製)をスポイトで数滴滴下後、全面に広げて背
面処理コートを行い、熱転写フイルムを得た。染料層用インキ組成 : 分散染料(カヤセットブルー714、日本化薬製) 4.0部 エチルヒドロキシセルロース(ハーキュレス社製) 5.0部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 80.0部 ジオキサン 10.0部 前記の各受像シートの受容層の面に上記熱転写フイルム
を重ね、サーマルヘッドを用いて、出力1W/ドット、
パルス幅0.3〜0.45msec.、ドット密度3ド
ット/mmの条件で印字を行いシアン画像を形成したと
ころ、下記表1の結果が得られた。
【表1】表1
【0018】
【効果】以上の如き本発明によれば、中間層を硬度の高
いアクリル樹脂又は少なくとも一部が架橋樹脂から形成
することによって優れた筆記性が付与される。又、好ま
しい実施態様では中間層を2層とし、受容層側の中間層
を上記アクリル樹脂等から比較的硬い層とし、基材側の
中間層をクッション性に優れた樹脂から形成することに
よって、優れた筆記性と共に優れた印字性能が得られ
る。
いアクリル樹脂又は少なくとも一部が架橋樹脂から形成
することによって優れた筆記性が付与される。又、好ま
しい実施態様では中間層を2層とし、受容層側の中間層
を上記アクリル樹脂等から比較的硬い層とし、基材側の
中間層をクッション性に優れた樹脂から形成することに
よって、優れた筆記性と共に優れた印字性能が得られ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 基材シート上に中間層と染料受容層とを
順次積層してなり、上記中間層がアクリル樹脂又は少な
くとも一部が架橋した樹脂から形成されていることを特
徴とする熱転写受像シート。 - 【請求項2】 基材シートがパルプ紙である請求項1に
記載の熱転写受像シート。 - 【請求項3】 中間層が2層からなり、受容層側の中間
層1がアクリル樹脂又はその少なくとも一部が架橋した
アクリル樹脂からなり、基材シート側の中間層がTg1
0℃以下の樹脂からなる請求項1に記載の熱転写受像シ
ート。 - 【請求項4】 中間層2が気泡を含む請求項3に記載の
熱転写受像シート。 - 【請求項5】 受容層の表面がマット化処理されている
請求項1に記載の熱転写受像シート。
Priority Applications (14)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3206208A JPH0640169A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 熱転写受像シート |
| US07/887,482 US5318943A (en) | 1991-05-27 | 1992-05-22 | Thermal transfer image receiving sheet |
| EP20030004492 EP1316435B1 (en) | 1991-05-27 | 1992-05-27 | Thermal transfer image receiving sheet |
| DE1992633545 DE69233545T2 (de) | 1991-05-27 | 1992-05-27 | Bildempfangsblatt für die thermische Übertragung |
| EP19920304759 EP0516370B1 (en) | 1991-05-27 | 1992-05-27 | Thermal transfer image receiving sheet |
| EP20050013905 EP1582372A3 (en) | 1991-05-27 | 1992-05-27 | Thermal transfer image receiving sheet |
| EP19970117547 EP0819547A3 (en) | 1991-05-27 | 1992-05-27 | Thermal transfer image receiving sheet |
| DE69225836T DE69225836T2 (de) | 1991-05-27 | 1992-05-27 | Bildempfangsschicht für thermische Farbstoffübertragung |
| US08/575,014 US5610119A (en) | 1991-05-27 | 1995-12-19 | Thermal transfer image receiving sheet |
| US08/755,318 US5763356A (en) | 1991-05-27 | 1996-11-22 | Thermal transfer image receiving sheet |
| US09/048,394 US6251824B1 (en) | 1991-05-27 | 1998-03-26 | Thermal transfer image receiving sheet |
| US09/829,667 US6364984B2 (en) | 1991-05-27 | 2001-04-10 | Thermal transfer image receiving sheet |
| US10/008,962 US6664212B2 (en) | 1991-05-27 | 2001-11-09 | Thermal transfer image receiving sheet |
| US10/674,171 US6995118B2 (en) | 1991-05-27 | 2003-09-29 | Thermal transfer image receiving sheet |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3206208A JPH0640169A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 熱転写受像シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640169A true JPH0640169A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16519568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3206208A Pending JPH0640169A (ja) | 1991-05-27 | 1991-07-24 | 熱転写受像シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640169A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6699817B2 (en) * | 2001-03-05 | 2004-03-02 | Oji Paper Co., Ltd. | Thermal transfer recording sheet |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP3206208A patent/JPH0640169A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6699817B2 (en) * | 2001-03-05 | 2004-03-02 | Oji Paper Co., Ltd. | Thermal transfer recording sheet |
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