JPH0640484Y2 - スタビライザバーのブッシュ - Google Patents
スタビライザバーのブッシュInfo
- Publication number
- JPH0640484Y2 JPH0640484Y2 JP1988122188U JP12218888U JPH0640484Y2 JP H0640484 Y2 JPH0640484 Y2 JP H0640484Y2 JP 1988122188 U JP1988122188 U JP 1988122188U JP 12218888 U JP12218888 U JP 12218888U JP H0640484 Y2 JPH0640484 Y2 JP H0640484Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bush
- bracket
- stabilizer bar
- vehicle body
- contact surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両のスタイライザバーのブッシュに関する。
(従来技術) スタビライザバーのブッシュは、左右の車輪の同相の上
下動に伴うスタビライザバーの揺動を許容し、異相の動
きに伴うねじれを許容するが、ブッシュそのものがスタ
ビライザバーと一緒になって、このブッシュを車体に取
り付けるブラケットに対して揺動ないし回転しないよう
に、同時に、スタビライザバーから車体に振動が伝わる
のを可及的に防止するように形成される。
下動に伴うスタビライザバーの揺動を許容し、異相の動
きに伴うねじれを許容するが、ブッシュそのものがスタ
ビライザバーと一緒になって、このブッシュを車体に取
り付けるブラケットに対して揺動ないし回転しないよう
に、同時に、スタビライザバーから車体に振動が伝わる
のを可及的に防止するように形成される。
すなわち、スタビライザバーのブッシュ10は、第3図に
示すように、スタビライザバー11を貫通させる孔12から
車体との接触面13に至る部分14が孔12から接触面13と反
対の面15に至る部分16より長くなり、部分14のブラケッ
ト20との接触面17が平面となるように形成されている。
他方、ブラケット20は、間隔をおいた2つの平面状の当
接部21と、両当接部21を連結する円弧状の部分22と、各
当接部21から伸びる取付部23とを有する。これにより、
ブッシュ10をブラケット20に差し込み、取付部23を貫通
するボルトによって取付部23を車体に取り付けたとき、
当接部21がブッシュ10の接触面17に当ってブッシュ10を
保持する。
示すように、スタビライザバー11を貫通させる孔12から
車体との接触面13に至る部分14が孔12から接触面13と反
対の面15に至る部分16より長くなり、部分14のブラケッ
ト20との接触面17が平面となるように形成されている。
他方、ブラケット20は、間隔をおいた2つの平面状の当
接部21と、両当接部21を連結する円弧状の部分22と、各
当接部21から伸びる取付部23とを有する。これにより、
ブッシュ10をブラケット20に差し込み、取付部23を貫通
するボルトによって取付部23を車体に取り付けたとき、
当接部21がブッシュ10の接触面17に当ってブッシュ10を
保持する。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述の従来技術においては、以下に述べ
るような問題点がある。例えば、制動時や発進時の前後
力、旋回時の横力等によりスタビライザバー11に力が働
いた場合、スタビライザバー11は軸線回りに回動すると
ともに、スタビライザバー11とブラケット20の相対位置
が変化する。この相対位置の変化のうち、スタビライザ
バー11の軸線方向と垂直な方向で、且つブッシュ10の車
体との接触面13と平行な方向の相対位置に変化が生じる
と、スタビライザバー11の片側のブッシュ10の部分は縮
められ、他方の側のブッシュ10の部分は伸ばされ、その
結果、この伸ばされる側のブッシュ10の部分がブラケッ
ト20に及ぼす面圧は低くなる。上述の従来技術では、ブ
ッシュ10は一体となっているので、前記他方の側のブッ
シュ10の部分が伸ばされるのにつれて、この部分よりも
車体側の部分がこれに追従して、上記面圧の低下が接触
面17の車体側まで伝わってしまう。その結果、この接触
面17の車体側の面圧低下部分から水が進入することに起
因して、接触面17とブラケット20との間の摩擦係数が低
下し、スタビライザバー11の軸線回りの回動にともない
ブッシュ10が捩じれた場合、ブッシュ10とブラケット20
との間の滑りが起こり、大きな異音が発生してしまう。
るような問題点がある。例えば、制動時や発進時の前後
力、旋回時の横力等によりスタビライザバー11に力が働
いた場合、スタビライザバー11は軸線回りに回動すると
ともに、スタビライザバー11とブラケット20の相対位置
が変化する。この相対位置の変化のうち、スタビライザ
バー11の軸線方向と垂直な方向で、且つブッシュ10の車
体との接触面13と平行な方向の相対位置に変化が生じる
と、スタビライザバー11の片側のブッシュ10の部分は縮
められ、他方の側のブッシュ10の部分は伸ばされ、その
結果、この伸ばされる側のブッシュ10の部分がブラケッ
ト20に及ぼす面圧は低くなる。上述の従来技術では、ブ
ッシュ10は一体となっているので、前記他方の側のブッ
シュ10の部分が伸ばされるのにつれて、この部分よりも
車体側の部分がこれに追従して、上記面圧の低下が接触
面17の車体側まで伝わってしまう。その結果、この接触
面17の車体側の面圧低下部分から水が進入することに起
因して、接触面17とブラケット20との間の摩擦係数が低
下し、スタビライザバー11の軸線回りの回動にともない
ブッシュ10が捩じれた場合、ブッシュ10とブラケット20
との間の滑りが起こり、大きな異音が発生してしまう。
そこで本考案は、貫通孔よりも車体側のブッシュのブラ
ケットとの接触面のみに、スタビライザバーの軸線方向
に延びる非接触部分を設けることにより、ブッシュとブ
ラケットとの間の滑りの頻度を低減することを目的とす
る。
ケットとの接触面のみに、スタビライザバーの軸線方向
に延びる非接触部分を設けることにより、ブッシュとブ
ラケットとの間の滑りの頻度を低減することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 上述の課題を解決するために、本考案に係るスタビライ
ザバーのブッシュは、断面略U字状のブラケットによっ
て車体に固定され、前記ブラケットの内面形状と略同一
外形形状の断面略蒲鉾型を呈する弾性体からなり、スタ
ビライザバーを貫通させる貫通孔を有するスタビライザ
バーのブッシュにおいて、前記貫通孔よりも前記車体側
に位置する前記ブッシュの部分が前記ブラケットに接触
する2つの接触面のみに、各々、前記スタビライザバー
の軸線方向に延びる溝を設けたことを特徴とする。
ザバーのブッシュは、断面略U字状のブラケットによっ
て車体に固定され、前記ブラケットの内面形状と略同一
外形形状の断面略蒲鉾型を呈する弾性体からなり、スタ
ビライザバーを貫通させる貫通孔を有するスタビライザ
バーのブッシュにおいて、前記貫通孔よりも前記車体側
に位置する前記ブッシュの部分が前記ブラケットに接触
する2つの接触面のみに、各々、前記スタビライザバー
の軸線方向に延びる溝を設けたことを特徴とする。
(作用および効果) 本考案においては、ブッシュの貫通孔よりも車体側に位
置するブッシュの部分がブラケットに接触する2つの接
触面のみに、各々、スタビライザバーの軸線方向に延び
る溝が設けられているので、この溝の部分の剛性が下が
ることになり、スタビライザバーとブラケットとの相対
位置の変化によりブッシュに及ぼされる影響が、この溝
よりも車体側の部分に伝えられることが低減される。従
って、スタビライザバーとブラケットとの相対位置の変
化に基づくブッシュのブラケットに及ぼす面圧の低下
が、車体側の接触面に伝えられることが低減される。そ
の結果、接触面とブラケットとの間に水が進入すること
は少なくなり、ブッシュとブラケットとの間の滑りの頻
度は低減される。
置するブッシュの部分がブラケットに接触する2つの接
触面のみに、各々、スタビライザバーの軸線方向に延び
る溝が設けられているので、この溝の部分の剛性が下が
ることになり、スタビライザバーとブラケットとの相対
位置の変化によりブッシュに及ぼされる影響が、この溝
よりも車体側の部分に伝えられることが低減される。従
って、スタビライザバーとブラケットとの相対位置の変
化に基づくブッシュのブラケットに及ぼす面圧の低下
が、車体側の接触面に伝えられることが低減される。そ
の結果、接触面とブラケットとの間に水が進入すること
は少なくなり、ブッシュとブラケットとの間の滑りの頻
度は低減される。
また、本考案では、溝が貫通孔よりも車体側の2つの接
触面のみに設けられているので、例えば、この溝がスタ
ビライザバーに対向する位置に設けられているものに比
べて、スタビライザバーのブラケットに対する相対位置
の変化が大きくなることは防止されるという特有の効果
がある。
触面のみに設けられているので、例えば、この溝がスタ
ビライザバーに対向する位置に設けられているものに比
べて、スタビライザバーのブラケットに対する相対位置
の変化が大きくなることは防止されるという特有の効果
がある。
(実施例) スタビライザバーのブッシュ30はゴムによって、第1図
および第2図に示すように、スタビライザバーを貫通さ
せる孔32から車体との接触面33に至る部分34が孔32から
接触面33と反対の曲面35に至る部分36より長くなり、部
分34のブラケット20との接触面37が平面となるように形
成されている。
および第2図に示すように、スタビライザバーを貫通さ
せる孔32から車体との接触面33に至る部分34が孔32から
接触面33と反対の曲面35に至る部分36より長くなり、部
分34のブラケット20との接触面37が平面となるように形
成されている。
各接触面3.7に、水平方向に伸びる2条の溝40が設けら
れ、凹所となっている。溝40の上下の幅Wおよび深さD
は数ミリメートルでよい。また、溝の長さは接触面37に
ほぼわたっている。凹所は、複数の凹みを水平方向に断
続状に配置することによって形成することもできる。
れ、凹所となっている。溝40の上下の幅Wおよび深さD
は数ミリメートルでよい。また、溝の長さは接触面37に
ほぼわたっている。凹所は、複数の凹みを水平方向に断
続状に配置することによって形成することもできる。
図示の実施例では、ブッシュ30に車体との接触面33から
突出する部分38が設けられている。この突出部分38は車
体の凹部(図示せず)に差し込まれる。これにより、ブ
ッシュ30の保持が一層確実となる。
突出する部分38が設けられている。この突出部分38は車
体の凹部(図示せず)に差し込まれる。これにより、ブ
ッシュ30の保持が一層確実となる。
ブッシュ30の、ブラケット5との接触面37の両側となる
部位につば39が設けられている。ブラケットはつば39、
39間でブッシュ30に係合する。これにより、ブッシュ30
がブラケットに組み込まれたとき、ブッシュの孔32の軸
線方向への抜けが防止される。
部位につば39が設けられている。ブラケットはつば39、
39間でブッシュ30に係合する。これにより、ブッシュ30
がブラケットに組み込まれたとき、ブッシュの孔32の軸
線方向への抜けが防止される。
ブッシュの孔32の前後部位に硬質材からなるインサート
42が埋設され、前後方向のばね定数が高められている。
42が埋設され、前後方向のばね定数が高められている。
ブラケットは第3図に示したものと同じ構成である。ブ
ッシュ30をブラケット20に差し込んで組み付けると、当
接部21がブッシュの接触面37に接触し、凹所である溝40
が当接部21に対面する。この凹所によって、ブッシュ30
の局部的な変形が吸収される。
ッシュ30をブラケット20に差し込んで組み付けると、当
接部21がブッシュの接触面37に接触し、凹所である溝40
が当接部21に対面する。この凹所によって、ブッシュ30
の局部的な変形が吸収される。
図示の実施例のように、凹所を2つの溝によって形成し
た場合、これら溝にはさまれた部分が変形し易いこと
と、ほぼ均一な高い面圧にあることから、前述した水の
進入を抑制することができるとともに、ブッシュの局部
的なすべりはこの部分の変形によって吸収され、ブッシ
ュとブラケットとの間のすべり頻度は低減される。
た場合、これら溝にはさまれた部分が変形し易いこと
と、ほぼ均一な高い面圧にあることから、前述した水の
進入を抑制することができるとともに、ブッシュの局部
的なすべりはこの部分の変形によって吸収され、ブッシ
ュとブラケットとの間のすべり頻度は低減される。
第1図はブッシュの中央で切断した断面図、第2図は側
面図、第3図は従来のブッシュとブラケットとを示す分
解斜視図である。 20:ブラケット、 21:当接部、 30:ブッシュ、 37:接触面、 40:溝(凹所)。
面図、第3図は従来のブッシュとブラケットとを示す分
解斜視図である。 20:ブラケット、 21:当接部、 30:ブッシュ、 37:接触面、 40:溝(凹所)。
Claims (1)
- 【請求項1】断面略U字状のブラケットによって車体に
固定され、前記ブラケットの内面形状と略同一外形形状
の断面略蒲鉾型を呈する弾性体からなり、スタビライザ
バーを貫通させる貫通孔を有するスタビライザバーのブ
ッシュにおいて、 前記貫通孔よりも前記車体側に位置する前記ブッシュの
部分が前記ブラケットに接触する2つの接触面のみに、
各々、前記スタビライザバーの軸線方向に延びる溝を設
けたことを特徴とするスタビライザバーのブッシュ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988122188U JPH0640484Y2 (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | スタビライザバーのブッシュ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988122188U JPH0640484Y2 (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | スタビライザバーのブッシュ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0242805U JPH0242805U (ja) | 1990-03-23 |
| JPH0640484Y2 true JPH0640484Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=31369882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988122188U Expired - Lifetime JPH0640484Y2 (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | スタビライザバーのブッシュ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640484Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100643963B1 (ko) * | 2004-12-10 | 2006-11-10 | 현대자동차주식회사 | 차량용 스태빌라이저바의 설치구조 |
| CN102470721B (zh) * | 2010-01-29 | 2014-06-18 | 东海橡塑工业株式会社 | 车辆用稳定器衬套 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6219408U (ja) * | 1985-07-22 | 1987-02-05 | ||
| JPS6314407U (ja) * | 1986-07-15 | 1988-01-30 |
-
1988
- 1988-09-20 JP JP1988122188U patent/JPH0640484Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0242805U (ja) | 1990-03-23 |
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