JPH064051B2 - 炊飯ジャー - Google Patents

炊飯ジャー

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JPH064051B2
JPH064051B2 JP1341353A JP34135389A JPH064051B2 JP H064051 B2 JPH064051 B2 JP H064051B2 JP 1341353 A JP1341353 A JP 1341353A JP 34135389 A JP34135389 A JP 34135389A JP H064051 B2 JPH064051 B2 JP H064051B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、炊飯ジャーに関し、特に、おかゆ炊飯制御を
簡単な炊飯制御で確実に安定して行うことが可能な炊飯
ジャーに関するものである。
〔従来の技術〕
現在、市場に出回っている炊飯ジャーは、電気炊飯器と
保温ジャーを組み合せたものである。このような炊飯ジ
ャーには、内鍋の底部に加熱ヒータが設けられており、
この加熱ヒータに加熱電力を供給して炊飯を行う。
また、おいしい御飯を炊くことを目的にして、温度セン
サとマイクロコンピュータを搭載したコントローラによ
り、炊飯鍋の温度を測定し、温度または温度上昇度のデ
ータをマイクロコンピュータに入力し、炊飯容量を判定
して、炊飯容量に応じた適切な電力制御を行うようにし
たマイクロコンピュータ制御の自動炊飯器が開発されて
いる。マイクロコンピュータ制御により炊飯を行う自動
炊飯器は、マイクロコンピュータのプログラム制御によ
り順次に、吸水工程,炊飯容量判定工程,炊き上
げ工程,沸騰維持工程,第1むらし工程,追い炊
き工程,第2むらし工程,保温工程等の炊飯工程制
御を行い、最適な状態で炊飯を行い、炊飯制御を行った
後は、保温制御状態となる。このようにマイクロコンピ
ュータ制御炊飯器では、プログラム制御により炊飯工程
の制御を細かく制御できるので、複数種類の炊飯制御パ
ターンのプログラムを備えることにより、多機能炊飯,
早炊き炊飯,タイマ予約炊飯、食べ頃通報,洗ってすぐ
炊飯等の各種の便利な機能が備えられる。
この炊飯ジャーは、プログラム制御により複雑な炊飯制
御が行えるため、各種の便利な機能が備えられ、多機能
を有する炊飯ジャーとなっている。
このような炊飯ジャーを用いて通常炊飯を行うときは、
炊飯容量を判定して、炊飯容量に応じて電力制御を行っ
ている。この炊飯容量判定は、おかゆ炊飯には用いてお
らず、おかゆ炊飯を行う場合、鍋内が沸騰温度になる前
に炊飯ヒータの出力を落とし、序々に沸騰温度にしてい
くのが一般的である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記おかゆ炊飯を行う場合、鍋内が沸騰状態に
なる直前の状態を検出することは困難であり、ふきあが
り、ふきこぼれ、炊き不足等がおきてしまうという問題
があった。
本発明の目的は、ふきあがり、ふきこぼれ、炊き不足等
を防止することが可能な炊飯ジャーを提供することにあ
る。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するために、本発明の炊飯ジャーは、
炊き上げ工程および沸騰維持工程を含む炊飯工程の制御
を順次に行い、おかゆ炊飯を行う炊飯ジャーにおいて、
炊き上げ工程中に所定温度に達したとき、炊飯容量に応
じたふきあがりのない沸騰近傍温度に達する時間を設定
し、該設定した炊飯容量に応じた時間の間フル通電させ
て炊き上げ工程を行い、前記フル通電時間の経過後、炊
飯温度が沸騰温度に達していると判定されたときは、所
定時間の弱加熱の通電を行い、沸騰温度に達していない
ことが判定されたときは、短時間ごとの加熱制御を繰り
返し行って、沸騰温度に達したときは、所定時間の弱加
熱の通電を行うおかゆ炊飯制御手段を備えたことを特徴
とする。
〔作用〕
前記の手段によれば、おかゆ炊飯を行う場合、炊き上げ
工程中に所定の温度に達した時、炊き上げ工程中に炊飯
容量に応じたふきあがりのない沸騰近傍温度に達する時
間を設定し、該設定した炊飯容量に応じた時間の間フル
通電させて炊き上げを行うことにより、ふきあがりやふ
きこぼれを防ぐことができ、そして、前記フル通電時間
の経過後、前記設定したとおり炊飯温度が沸騰温度に達
しているか否かを判定し、炊飯温度が沸騰温度に達して
いる時は、所定時間の弱加熱の通電を行い、炊飯温度が
沸騰温度に達していない時は、短時間ごとの加熱制御を
繰り返し行って、沸騰温度に達したときは、所定時間の
弱加熱の通電を行うことにより、炊飯容量の大小にかか
わらず確実に沸騰温度を維持して炊き不足を防ぐことが
できるので、おいしいおかゆを確実に炊き上げることが
できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、図面を用いて説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるおかゆ炊飯機能付
炊飯ジャーの断面図である。第1図において、1は炊飯
ジャー本体、2は炊飯ジャー本体1の蓋部、3は炊飯ジ
ャー本体1の本体部である。本体部3には、内鍋4,内
鍋を収納する内鍋収納容器5,内鍋底部の炊飯ヒータ
6,内鍋収納容器の肩部に設けられる肩リング7,内鍋
収納容器の肩部の肩リング内に設けられる保温ヒータ
(以後、肩ヒータと称する)8,内鍋収納容器の胴部に
設けられる胴部保温ヒータ(以後、保温ヒータと称す
る)9,マイクロコンピュータ等を組み込んだ制御ユニ
ット10等が内部に設けられる。また、内鍋4は肩部が鍋
蓋4aに接して、上部が鍋蓋4aで蓋われる。鍋蓋4a
は熱伝導性の高い材質、例えば、アルミニウムを成形し
て構成される。温度センサ25が鍋蓋4aに密着する位置
に配置されたセンサケースに入れられて設けられる。ま
た、内鍋の底部分には温度センサ29が設けられる。11は
機能表示選択操作ユニットである。
機能表示選択操作ユニット11は炊飯ジャー本体1の上部
位置に配設されており、この機能表示選択操作ユニット
11には、後述するように、複数個の操作キースイッチ,
各種の状態を表示する発光ダイオード,時刻を表示する
7セグメントの文字表示器が設けられている。操作キー
スイッチとしては、時キースイッチ,分キースイッチ,
予約キースイッチ,メニューキースイッチ,開始キース
イッチ,取消キースイッチの各キースイッチが設けられ
ている。
第2図は、機能表示選択操作ユニットのパネル面を示す
正面図である。第2図において、12は文字表示器であ
り、例えば、各表示桁の文字を7セグメントで表示する
4桁の数字表示液晶モジュールである。文字表示器12に
は、時刻が表示されると共に、予約炊飯等を行う場合の
予約時間が表示される。13aは時間桁を操作する時キー
スイッチ、13bは分桁を操作する分キースイッチ、13c
は予約を指示する予約キースイッチ、13dは炊飯メニュ
ーを指示するメニューキースイッチ、13eは炊飯動作ス
タートまたは予約炊飯動作スタートを指示する開始キー
スイッチ、13fは各操作の取消を行う取消キースイッチ
である。また、14は動作モードを表示する状態表示部で
ある。状態表示部14には、炊飯ジャーの各種の状態を表
示する複数個の発光ダイオードが設けられている。表示
すべき状態として、予約モードの区別,炊飯制御の炊飯
メニュー種別,および保温モードの区別の各状態を表示
するため、それぞれ「予約1」,「予約2」,「白
米」,「早炊き」,「炊込み」,「おこわ」,「玄
米」,「おかゆ」,「保温」,および「炊きたて保温」
と表記した発光ダイオードを点灯して、各種の状態を表
示する。
第3図は、マイクロコンピュータを用いた制御ユニット
の要部の構成を示すブロック図である。第3図におい
て、6は炊飯ヒータ、8は肩ヒータ、9は保温ヒータ、
10は制御ユニット、11は機能表示選択操作ユニット、25
は鍋蓋部分に設けられる蓋部の温度センサ(以後、蓋セ
ンサと称する)、また、29は内鍋の底部分に設けられる
底部の温度センサ(以後、底センサと称する)である。
機能表示選択操作ユニット11には、前述したように、7
セグメントの文字表示器12,操作キースイッチ13(13a
〜13f),状態表示部14の発光ダイオードが設けられて
いる。また、15は商用交流電源、16は温度ヒューズであ
る。制御ユニット10には、炊飯モード時と保温モード時
とを切替えるリレー17,炊飯ヒータ6の通電制御を行う
トライアック18,保温ヒータ9の通電制御を行うトライ
アック19a,肩ヒータ8の通電制御を行うトライアック
19b,マイクロコンピュータ20,時計機構21,ブザー22
等が備えられている。内鍋の蓋部に設けられる温度セン
サ(蓋センサ25)はサーミスタ等で構成される。また、
鍋底部に設けられる底部の温度センサ(底センサ29)
も、同様に、サーミスタ等で構成されている。これらの
温度センサは、温度を検出して温度に対応する電気信号
を出力する。温度に対応する電気信号はマイクロコンピ
ュータ20のアナログ/ディジタル変換ポートに入力され
る。マイクロコンピュータ20は、内部に処理装置CP
U,メモリRAM,プログラムメモリROM,アナログ
/ディジタル変換機能を有する入力ポート,キースイッ
チ入力を受付ける複数の入力ポート,制御出力信号およ
び表示制御信号を出す出力ポート等を内蔵するものであ
り、プログラムメモリに格納されているプログラムに従
い、入力ポートからの入力に対応して所定の出力信号を
出力ポートから出力する。すなわち、マイクロコンピュ
ータ20は、各々の温度センサ(蓋センサ25,底センサ2
9),時計機構21,操作キースイッチ13からの入力を受
け、内蔵する処理プログラムに従い、一連の処理を行
い、ヒータの通電制御を行うトライアック等への制御信
号を送出すると共に、動作モード等の状態を表示するた
めに、状態表示部14の発光ダイオードへの点灯制御信号
に送出する。また、時計機構21からの時刻信号はマイク
ロコンピュータ20に入力され、文字表示器12で時刻表示
がされると共に、タイマ予約炊飯を行う場合の予約時間
を判定するための信号として、マイクロコンピュータ20
に入力され用いられる。
次に、このように構成された炊飯保温ジャーの動作を説
明する。
第4図は、マイクロコンピュータの全体の制御の流れの
概略を示すフローチャートである。第4図を参照して説
明する。
電源がオンとされると、ステップ31において、炊飯制
御の前処理を行う。この炊飯制御の前処理ではマイクロ
コンピュータの各種の内部レジスタ,タイマ等をリセッ
トする初期化処理を行い、炊飯メニュー設定,炊飯予約
時間設定等の炊飯動作指示データの設定処理が行われ、
続いて、開始キースイッチがオンとされると(または予
約炊飯の場合には予約時間となると)、ステップ32か
らの処理を行う。ステップ32においては、炊飯制御を
行うために、リレーをオンとし、炊飯ヒータ回路をオン
とする。次に、ステップ33の炊飯工程制御を行う。こ
れにより、米を炊き上げる炊飯動作が行われる。炊飯動
作が終了すると、次に、ステップ34でリレーをオフと
し、炊飯ヒータ回路をオフにして、炊き上った御飯を保
温するための保温制御を行う保温制御モードとする。保
温制御モードでは、ステップ35からの処理を行う。
この保温制御モードにおいては、ステップ35で通常保
温制御を行い、次のステップ36において、温度異常で
あるか否かを判定する。温度異常であれば、ステップ3
7において、異常報知,異常表示等のエラー処理を行
い、全体の処理を終了する。また、ステップ36におい
て、温度異常でなければ、ステップ35に戻って、通常
保温制御を繰り返し行う。
次に、このように構成されたマイクロコンピュータ制御
による炊飯制御の処理の概略の動作を説明する。
内鍋4に所望量の米と、それに見合った水を入れ、開始
キースイッチをオンすると、制御ユニット10のマイクロ
コンピュータ20は、その中のプログラムメモリROMに
記憶されている炊飯プログラムの処理ステップにしたが
って、炊飯工程における加熱のための電力制御を開始す
る。このとき、マイクロコンピュータ20は、蓋センサ25
および底センサ29からの電圧出力をアナログ/ディジタ
ル変換機能の入力ポートA/Dからディジタル量に変換
して入力し、温度に変換する処理を行い、入力された温
度を判定して、温度の判定結果から各種の炊飯工程の制
御を行うことになる。この炊飯工程では、炊飯の初期に
おいては、加熱電力を小さくして米に吸水させる吸水工
程を行う。次に、加熱電力を大きくして、所定温度での
炊飯容量判定を行い、急激昇温して、沸騰させる炊き上
げ工程を行い、そして、沸騰を持続させる沸騰維持工程
を行う。この沸騰維持工程が続いて、米が十分に水を吸
水し内鍋底部の水分がなくなり、所定の温度、例えば1
30℃に達すると、この温度を底センサ29により検知し
てマイクロコンピュータ20は加熱用のヒータをオフとし
て、沸騰維持工程を終了する。次に、所定時間の間、第
1むらし工程,第1追い炊き工程,第2むらし工程,第
2追い炊き工程等を行い、最終的に保温工程に至って、
炊飯工程を終了する。炊飯工程制御を終了すると、次に
は保温工程制御に移行する。
第5図は、マイクロコンピュータの制御により通常の炊
飯工程の制御を行った場合の内鍋の温度変化を示す炊飯
温度カーブの一例を示す図である。第5図において、領
域Iは吸水工程を示し、領域IIは炊飯容量判定工程を含
む炊き上げ工程を示し、領域IIIは沸騰維持工程を示
す。また、領域IVは追い炊き工程を含むむらし工程を示
している。領域IIの炊き上げ工程は、加熱電力を大きく
して、急激昇温して沸騰させ、沸騰維持工程へと続ける
工程である。この工程では、炊飯容量を判定(合数判
定)する工程を含み、この炊飯容量判定工程により、炊
飯容量を判定する。そして、次の沸騰維持工程におい
て、判定した炊飯容量に応じた適切な加熱電力に制御し
て、適切に沸騰を持続させて炊飯を行う。
また、第6図は、おかゆ炊飯制御を行った場合の内鍋の
温度変化を示す炊飯温度カーブの一例を示す図であり、
実線は大容量炊飯時の内鍋の温度変化を示し、破線は小
容量炊飯時の内鍋の温度変化を示している。
おかゆ炊飯制御も、基本的には通常の炊飯工程の制御と
同様な炊飯制御シーケンスにより、炊飯制御が行われ
る。
第6図に示すように、おかゆ炊飯の炊飯制御シーケンス
では、まず、第1設定温度の40℃付近で吸水工程を行
い、70℃付近の第2設定温度までのフル通電工程を行
い、次に、炊飯容量に応じたふきあがりのない沸騰近傍
温度に達する時間を設定し、この設定した炊飯容量に応
じた時間の間フル通電させて炊き上げを行い、前記フル
通電時間の経過後、炊飯温度が沸騰温度に達していると
判定されたときは、所定時間の弱加熱の通電を行い、沸
騰温度に達していないことが判定されたときは、短時間
ごとの加熱制御を繰り返し行って、沸騰温度に達したと
きは、所定時間の弱加熱の通電を行う。続いて、炊き上
げ終了むらし工程を行い、更にいわゆる「とろ火炊き」
の工程へと続けて、沸騰近傍での弱加熱を所定時間持続
しておかゆ炊飯を行う。このようにしておかゆ炊飯制御
を行う。
第7a図,第7b図,および第7c図は、マイクロコン
ピュータ制御によるおかゆ炊飯制御の制御動作の一例を
示すフローチャートである。
まず、第7a図を参照して説明する。ステップ61にお
いて、吸水工程の処理を行う。この吸水工程の処理は、
水を少し温めて米に十分に水を吸水させる工程である。
吸水工程の処理の終了した後、次にステップ62で炊飯
ヒータをオンとしてフル通電による炊き上げを行う。こ
の場合、ステップ62では炊飯ヒータをオンとし、次の
ステップ63において、基準温度Tm℃の近傍の温度、
例えば71℃以下であるか否かを判定する。71℃以下
であれば、ステップ62の炊飯ヒータのフル通電を継続
する。炊飯ヒータのフル通電を行い、次のステップ63
で、71℃を越えることが判定できると、次に、ステッ
プ64から始まる炊飯容量に応じたふきあがりのない沸
騰近傍温度に達する時間を設定する処理を行う。
フル通電した場合、炊飯容量に応じたふきあがりのない
沸騰近傍温度に達する時間を設定する処理では、ステッ
プ64において基準温度のTm℃(例えば、85℃)以
下であるか否かを判定する。温度がTm℃であれば、ス
テップ68で炊飯ヒータをオンとし、また、Tm℃以下
でなければ、ステップ66で炊飯ヒータをオフとし、ス
テップ67で時間積算(S)を行って、次に、ステップ
69で所定tn秒が経過したか否かを判定する。tn秒
が経過するまでは、ステップ64に戻り、再びステップ
64からの処理を繰り返し行う。ステップ69でtn秒
の経過が判定できると、次にステップ70に進み、m=
n(基準温度Tm℃によって決められる値で、mはカウ
ンタである)となった否かを判定する。m=nでなけれ
ば、ステップ71でmに1を加算して増加し、ステップ
64に戻り、ステップ64からの処理を繰り返し行う。
すなわち、このステップ64から処理をn回分繰り返し
行う。n回分のステップ64からの処理が終了して、時
間積算の値(S)が求まると、次の処理ステップ(第7
b図)において、求めた値Sに応じて炊飯ヒータのフル
通電を行い、ふきこぼれや炊き不足が生じないようにし
て炊き上げを行うことになる。
次のステップ72(第7b図)では、炊飯ヒータをオン
とする。次に、ステップ73において、S≦10秒であ
るか否かを判定し、更に次のステップ74で10秒<S
≦20秒であるか否かを判定する。この判定により炊飯
ヒータをオンとしてフル通電する通電時間を、時間積算
の値(S)に応じて設定した時間とし、ふきこぼれや炊
き不足のない加熱量により炊き上げを行う通電制御を行
う。
すなわち、ステップ73でS≦10秒であることが判定
されると、ステップ76で250秒が経過するまで炊飯
ヒータをオンとして、通電を継続し、ステップ77に進
む。次のステップ74において、10秒<S≦20秒で
あることが判定されると、ステップ75で100秒が経
過するまで炊飯ヒータをオンとして、通電を継続し、ス
テップ77に進む。また、20秒<Sであることが判定
されると、炊飯ヒータの通電制御は行わずに、次のステ
ップ77に進む。このステップにより炊飯容量に応じた
時間のフル通電の加熱を行う。
次に進むステップ77においては、炊飯ヒータをオフと
し、次のステップ78で120秒が経過したか否かを判
定する。120秒が経過するまでステップ77の炊飯ヒ
ータをオフとする処理を継続する。120秒が経過する
と、次に、第7c図のステップ79に進む。
ステップ79(第7c図)において沸騰温度の近傍温
度、例えば100℃を越えているか否かを判定する。1
00℃を越えている場合には、次にステップ86に進
み、所定時間の弱加熱を継続する炊飯制御を行い、おか
ゆ炊飯を行う。また、100℃以下である場合にはステ
ップ80で一旦炊飯ヒータをオフとし、再びステップ8
1で100℃を越えているか否かを判定する。この場
合、100℃以下であるので、ステップ82に進み、炊
飯ヒータを10/14でオンとする加熱を行い、次のステッ
プ83において、15秒が経過したか否かを判定する。
15秒が経過していないと、ステップ82に戻り、炊飯
ヒータを10/14でオンとする加熱を継続して行う。15
秒が経過すると、次にステップ84で100℃以下であ
るか否かを判定する。100℃以下であれば、ステップ
82に戻り、ステップ82からの処理を再び行う。すな
わち、炊飯ヒータを10/14でオンとする15秒間の加熱
処理と、100℃を越えたか否かの判定処理とを繰り返
し行い、この処理を何回か繰り返し行う。ステップ84
において、100℃を越えたことが判定されるとステッ
プ80に戻って、再び、ステップ80から処理を行う。
一方、ステップ81で100℃を越えたことが判定され
ると、次のステップ85に進み、120秒が経過したか
否かを判定する。120秒が経過するまでは、ステップ
80に戻り、ステップ80からの処理を行う。120秒
が経過するとステップ86に進む。
このようにして、120秒が経過する間までに100℃
に達していることが確認できると、次に、ステップ86
に進み、おかゆ炊飯の規定時間となる1200秒間のタ
イマをスタートさせる。そして、ステップ87におい
て、炊飯ヒータを2/14でオンとし、次のステップ88で
保温ヒータを12/14でオンとする弱い加熱の通電制御を
行い、ステップ89で1200秒の時間が経過したか否
かを判定する。1200秒が経過していなければ、再び
ステップ87からの弱い加熱の通電制御を継続して行
い、1200秒の間、弱い加熱を通電制御の継続を行
う。この1200秒の間の加熱の通電制御が終了する
と、ステップ90で炊飯ヒータをオフとする処理を行
い、おかゆ炊飯の炊飯制御の処理を終了して、次のむら
し工程に移行する。
このように、おかゆ炊飯を行う場合、炊き上げ工程中に
所定の温度に達した時、炊き上げ工程中に炊飯容量に応
じたふきあがりのない沸騰近傍温度に達する時間を設定
し、該設定した炊飯容量に応じた時間の間フル通電させ
て炊き上げを行うことにより、ふきあがりやふきこぼれ
を防ぐことができ、そして、前記フル通電時間の経過
後、前記設定したとおり炊飯温度が沸騰温度に達してい
るか否かを判定し、炊飯温度が沸騰温度に達している時
は、所定時間の弱加熱の通電を行い、炊飯温度が沸騰温
度に達していない時は、短時間ごとの加熱制御を繰り返
し行って、沸騰温度に達したときは、所定時間の弱加熱
の通電を行うことにより、炊飯容量の大小にかかわらず
確実に沸騰温度保持して炊き不足を防ぐことができるの
で、おいしいおかゆを確実に炊き上げることができる。
以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明の炊飯ジャーによれば、
おかゆ炊飯を行う場合、炊き上げ工程中に所定の温度に
達した時、炊き上げ工程中に炊飯容量に応じたふきあが
りのない沸騰近傍温度に達する時間を設定し、該設定し
た炊飯容量に応じた時間の間フル通電させて炊き上げを
行うことにより、ふきあがりやふきこぼれを防ぐことが
でき、そして、前記フル通電時間の経過後、前記設定し
たとおり炊飯温度が沸騰温度に達しているか否かを判定
し、炊飯温度が沸騰温度に達している時は、所定時間の
弱加熱の通電を行い、炊飯温度が沸騰温度に達していな
い時は、短時間ごとの加熱制御を繰り返し行って、沸騰
温度に達したときは、所定時間の弱加熱の通電を行うこ
とにより、炊飯容量の大小にかかわらず確実に沸騰温度
保持して炊き不足を防ぐことができるので、おいしいお
かゆを確実に炊き上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例にかかる炊飯ジャーの断面
図、 第2図は、機能表示選択操作ユニットのパネル面を示す
正面図、 第3図は、マイクロコンピュータを用いた制御ユニット
の要部の構成を示すブロック図、 第4図は、マイクロコンピュータの全体の制御の流れの
概略を示すフローチャート、 第5図は、マイクロコンピュータの制御により通常の炊
飯工程の制御を行った場合の内鍋の温度変化を示す炊飯
温度カーブの一例を示す図、 第6図は、おかゆ炊飯制御を行った場合の内鍋の温度変
化を示す炊飯温度カーブの一例を示す図、 第7a図,第7b図,および第7c図は、マイクロコン
ピュータ制御によるおかゆ炊飯制御の制御動作の一実施
例を示すフローチャートである。 図中、1…炊飯ジャー本体、2…蓋部、3…本体部、4
…内鍋、4a…鍋蓋、5…内鍋収納容器、6…炊飯ヒー
タ、7…肩リング、8…肩ヒータ、9…保温ヒータ、10
…制御ユニット、11…機能表示選択操作ユニット、12…
文字表示器、13…操作キースイッチ、14…状態表示部、
15…商用交流電源、16…温度ヒューズ、17…リレー、1
8,19a,19b…トライアック、20…マイクロコンピュー
タ、21…時計機構、22…ブザー、25…温度センサ(蓋セ
ンサ)、29…温度センサ(底センサ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炊き上げ工程および沸騰維持工程を含む炊
    飯工程の制御を順次に行い、おかゆ炊飯を行う炊飯ジャ
    ーにおいて、炊き上げ工程中に所定温度に達したとき、
    炊飯容量に応じたふきあがりのない沸騰近傍温度に達す
    る時間を設定し、該設定した炊飯容量に応じた時間の間
    フル通電させて炊き上げを行い、前記フル通電時間の経
    過後、炊飯温度が沸騰温度に達していると判定されたと
    きは、所定時間の弱加熱の通電を行い、沸騰温度に達し
    ていないことが判定されたときは、短時間ごとの加熱制
    御を繰り返し行って、沸騰温度に達したときは、所定時
    間の弱加熱の通電を行うおかゆ炊飯制御手段を備えたこ
    とを特徴とする炊飯ジャー。
JP1341353A 1989-12-29 1989-12-29 炊飯ジャー Expired - Fee Related JPH064051B2 (ja)

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JP1341353A JPH064051B2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 炊飯ジャー

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JP1341353A JPH064051B2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 炊飯ジャー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
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