JPH064103B2 - ツ−ピ−スソリツドゴルフボ−ル - Google Patents
ツ−ピ−スソリツドゴルフボ−ルInfo
- Publication number
- JPH064103B2 JPH064103B2 JP61220626A JP22062686A JPH064103B2 JP H064103 B2 JPH064103 B2 JP H064103B2 JP 61220626 A JP61220626 A JP 61220626A JP 22062686 A JP22062686 A JP 22062686A JP H064103 B2 JPH064103 B2 JP H064103B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- golf ball
- cover
- ball
- inner core
- hardness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は内核とカバーから成るツーピースソリドゴルフ
ボールに関する。
ボールに関する。
(従来の技術およびその問題点) ツーピースソリドゴルフボールは一般に飛距離はでるが
スピンがかかりにくく、その着地角度の低い特徴的な弾
道からアイアンショット時に止まり難い欠点を有してい
る。従って、現在スピン性能を高めるため、カバーの厚
さを薄くし、カバーの曲げ弾性率を下げ(即ち、カバー
硬度を柔らかくし)、さらに内核の硬度を高くすること
等の方法によりボールの圧縮変形量を小さくすることに
より対処している。
スピンがかかりにくく、その着地角度の低い特徴的な弾
道からアイアンショット時に止まり難い欠点を有してい
る。従って、現在スピン性能を高めるため、カバーの厚
さを薄くし、カバーの曲げ弾性率を下げ(即ち、カバー
硬度を柔らかくし)、さらに内核の硬度を高くすること
等の方法によりボールの圧縮変形量を小さくすることに
より対処している。
ところが、カバーを、例えば材質として軟質アイオノマ
ー、軟質ポリウレタンを用いたり、軟質ポリエステルと
アオノマー樹脂との混合物を用いて柔らかくした場合、
スピン性能は向上するもののボールの初速度が低下して
飛距離がでなくなる。また、ボールの圧縮変形量を小さ
くするので、ボール打撃時のフィーリングも悪くなり、
現段階では必ずしも満足のいく性能を有したツーピース
ソリドゴルフボールが得られていない(例えば、特開昭
60−163673号、同61−149178号、同5
7−34874号等)。
ー、軟質ポリウレタンを用いたり、軟質ポリエステルと
アオノマー樹脂との混合物を用いて柔らかくした場合、
スピン性能は向上するもののボールの初速度が低下して
飛距離がでなくなる。また、ボールの圧縮変形量を小さ
くするので、ボール打撃時のフィーリングも悪くなり、
現段階では必ずしも満足のいく性能を有したツーピース
ソリドゴルフボールが得られていない(例えば、特開昭
60−163673号、同61−149178号、同5
7−34874号等)。
(問題点を解決するための手段) 本発明はツーピースソリドゴルフボールの初速度を低下
させることなく、またボールの圧縮変形量を小さくせず
にボールのスピン性能を高めるために、ツーピースソリ
ドゴルフボールの内核の硬度分布およびカバーの諸性能
に着目して完成された。即ち、本発明は内核とカバーか
ら成るツーピースソリドゴルフボールにおいて、該内核
がJIS−C型硬度計で測定された表面硬度55〜7
5、表面層を除く断面硬度75〜90を有し、該カバー
が厚さ0.7〜2.2mm、曲げ弾性率3500〜600
0kg/cm2を有し、かつツーピースソリドゴルフボール
が初荷量10kgから終荷重130kgかけた時の圧縮変形
量が2.2〜3.0mmであることを特徴とするツーピー
スソリドゴルフボールを提供する。
させることなく、またボールの圧縮変形量を小さくせず
にボールのスピン性能を高めるために、ツーピースソリ
ドゴルフボールの内核の硬度分布およびカバーの諸性能
に着目して完成された。即ち、本発明は内核とカバーか
ら成るツーピースソリドゴルフボールにおいて、該内核
がJIS−C型硬度計で測定された表面硬度55〜7
5、表面層を除く断面硬度75〜90を有し、該カバー
が厚さ0.7〜2.2mm、曲げ弾性率3500〜600
0kg/cm2を有し、かつツーピースソリドゴルフボール
が初荷量10kgから終荷重130kgかけた時の圧縮変形
量が2.2〜3.0mmであることを特徴とするツーピー
スソリドゴルフボールを提供する。
本発明のゴルフボールは内核表面を軟らかくして、薄い
カバーをかぶせているように設計される。このように設
計されたゴルフボールは、ボール打撃時のクラブに接触
する面積が大きく、従来カバー硬度が硬いとグラブ表面
上でスリップしてスピン性能が低下するといわれてきた
欠点を解消し、カバー硬度が硬くてもスピンがよくかか
る。しかも内核表面が柔らかいため、衝撃を吸収してフ
ィーリングのソフトなゴルフボールが得られることが判
明した。
カバーをかぶせているように設計される。このように設
計されたゴルフボールは、ボール打撃時のクラブに接触
する面積が大きく、従来カバー硬度が硬いとグラブ表面
上でスリップしてスピン性能が低下するといわれてきた
欠点を解消し、カバー硬度が硬くてもスピンがよくかか
る。しかも内核表面が柔らかいため、衝撃を吸収してフ
ィーリングのソフトなゴルフボールが得られることが判
明した。
本発明のツーピースソリドゴルフボールに用いられる内
核は通常の方法により、加硫条件、配合比等を調節する
ことにより得られる。
核は通常の方法により、加硫条件、配合比等を調節する
ことにより得られる。
通常、内核の配合には基材ゴム、架橋剤、共架橋剤、不
活性充填剤等が含まれる。
活性充填剤等が含まれる。
基材ゴムとしては従来からツーピースソリドゴムに用い
られている適宜の天然ゴムおよび/または合成ゴムを使
用することができるが、本発明においては、シス構造を
少なくとも40%以上有する1,4−ポリブタジエンが
特に好ましく、所望により該ポリブタジエンに天然ゴ
ム、ポリイソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム等の
適宜配合してもよい。
られている適宜の天然ゴムおよび/または合成ゴムを使
用することができるが、本発明においては、シス構造を
少なくとも40%以上有する1,4−ポリブタジエンが
特に好ましく、所望により該ポリブタジエンに天然ゴ
ム、ポリイソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム等の
適宜配合してもよい。
架橋剤としてはジクミルパーオキサイドやジ−t−ブチ
ルパーオキサイドのような有機過酸化物等が例示される
が、特に好ましいものはジクミルパーオキサイドであ
る。
ルパーオキサイドのような有機過酸化物等が例示される
が、特に好ましいものはジクミルパーオキサイドであ
る。
架橋剤の配合量は基材ゴム100重量部に対して通常
0.5〜3.0重量部、好ましくは1.0〜2.5重量
部である。
0.5〜3.0重量部、好ましくは1.0〜2.5重量
部である。
共架橋剤としては特に限定するものではないが、不飽和
脂肪酸の金属塩、就中、炭素原子数3〜8の不飽和脂肪
酸(例えばアクリル酸、メタクリル酸等)の亜鉛塩やマ
グネシウム塩が例示されるが、アクリル酸亜鉛が特に好
適で、この配合量は基材ゴム100重量部に対して30
〜38重量部、好ましくは32〜36重量部である。
脂肪酸の金属塩、就中、炭素原子数3〜8の不飽和脂肪
酸(例えばアクリル酸、メタクリル酸等)の亜鉛塩やマ
グネシウム塩が例示されるが、アクリル酸亜鉛が特に好
適で、この配合量は基材ゴム100重量部に対して30
〜38重量部、好ましくは32〜36重量部である。
不活性充填剤としては酸化亜鉛、硫酸バリウム、シリ
カ、炭酸カリシウムおよび炭酸亜鉛等が例示されるが、
酸化亜鉛が一般的で、その配合量は内核と外皮の比重、
ボールの重量規格等に左右され、特に限定的でないが、
通常は基材ゴム100重量部に対して10〜60重量部
である。
カ、炭酸カリシウムおよび炭酸亜鉛等が例示されるが、
酸化亜鉛が一般的で、その配合量は内核と外皮の比重、
ボールの重量規格等に左右され、特に限定的でないが、
通常は基材ゴム100重量部に対して10〜60重量部
である。
上記成分を配合して得られる内核用組成物は常套の混練
機、例えばバンバリーミキサーやロール等を用いて混練
し、内核用金型に圧縮または射出成形し、成形体を架橋
剤および共架橋剤が作用するのに十分な温度(例えば架
橋剤としてジクミルパーオキサイドを用い、共架橋剤と
してアクリル酸亜鉛を用いた場合には約130〜170
℃)で加熱硬化して直径がラージサイズの場合は約3
8.5〜約41.4mm、スモールサイズの場合は約3
6.9〜約39.9mmの内核を調整する。
機、例えばバンバリーミキサーやロール等を用いて混練
し、内核用金型に圧縮または射出成形し、成形体を架橋
剤および共架橋剤が作用するのに十分な温度(例えば架
橋剤としてジクミルパーオキサイドを用い、共架橋剤と
してアクリル酸亜鉛を用いた場合には約130〜170
℃)で加熱硬化して直径がラージサイズの場合は約3
8.5〜約41.4mm、スモールサイズの場合は約3
6.9〜約39.9mmの内核を調整する。
本発明では特に内核の表面硬度を55〜75、好ましく
は65〜70に、かつ内核の表面部分を除く断面硬度を
75〜90、好ましくは80〜85の範囲になるように
加硫条件、配合比等を適宜調整する。表面硬度および断
面硬度はいずれもJIS−C型硬度計で測定する。測定
方法はJISK6301の方法で行なわれる。表面硬度
はJIS−C型硬度計の押針を内核表面に垂直になるよ
うに加圧面を接触させ、ただちに目盛を読み取る。断面
硬度は内核の断面で同様の測定した場合の測定値であ
る。厳密には表面硬度測定時に進入する測定針の深さに
相当する部分は断面であっても表面硬度により測定され
るので、断面硬度は表面から約2mmの部分の除く断面の
硬度という。表面硬度が55より小さい場合は、内核の
加硫が不足して適正な硬度が得られない状態であり、ボ
ールの初速度が低下する。表面硬度が、75を越えると
スピン性能が悪くなる。断面硬度が75より小さいとボ
ール初速が低下し、90を越えると硬くなり過ぎて、打
撃時のフィーリングが悪くなる。
は65〜70に、かつ内核の表面部分を除く断面硬度を
75〜90、好ましくは80〜85の範囲になるように
加硫条件、配合比等を適宜調整する。表面硬度および断
面硬度はいずれもJIS−C型硬度計で測定する。測定
方法はJISK6301の方法で行なわれる。表面硬度
はJIS−C型硬度計の押針を内核表面に垂直になるよ
うに加圧面を接触させ、ただちに目盛を読み取る。断面
硬度は内核の断面で同様の測定した場合の測定値であ
る。厳密には表面硬度測定時に進入する測定針の深さに
相当する部分は断面であっても表面硬度により測定され
るので、断面硬度は表面から約2mmの部分の除く断面の
硬度という。表面硬度が55より小さい場合は、内核の
加硫が不足して適正な硬度が得られない状態であり、ボ
ールの初速度が低下する。表面硬度が、75を越えると
スピン性能が悪くなる。断面硬度が75より小さいとボ
ール初速が低下し、90を越えると硬くなり過ぎて、打
撃時のフィーリングが悪くなる。
以上のようにして得られる内核は厚さ0.7〜2.2m
m、好ましくは1.0〜2.0mmのカバーで被覆され
る。カバーとしてはアオノマー樹脂を主材とし、必要に
より着色等の目的で無機充填剤(例えば二酸化チタン、
硫酸バリウム等)を含有させたものが通常使用される。
カバーの厚さは通常ボールの任意の軸上の2点付近とこ
の2点を北極と南極とした場合の赤道上のほぼ等距離の
4点付近の6点付近を打抜いてディンプルにかからない
部分のカバーをノギスで測定し、その平均を、求めるこ
とにより測定した。カバーの厚さが0.7mmより小さい
のは、ボールにディンプルを施すので好ましくない。
2.2mmを越えると、スピンがかかりにくく、またフィ
ーリングが悪い。
m、好ましくは1.0〜2.0mmのカバーで被覆され
る。カバーとしてはアオノマー樹脂を主材とし、必要に
より着色等の目的で無機充填剤(例えば二酸化チタン、
硫酸バリウム等)を含有させたものが通常使用される。
カバーの厚さは通常ボールの任意の軸上の2点付近とこ
の2点を北極と南極とした場合の赤道上のほぼ等距離の
4点付近の6点付近を打抜いてディンプルにかからない
部分のカバーをノギスで測定し、その平均を、求めるこ
とにより測定した。カバーの厚さが0.7mmより小さい
のは、ボールにディンプルを施すので好ましくない。
2.2mmを越えると、スピンがかかりにくく、またフィ
ーリングが悪い。
好ましいアオノマー樹脂はモノオレフィンと炭素原子数
3〜8の不飽和モノまたはジカルボン酸およびそれらの
エステルから成る群から選択される少なくとも1種との
重合体(不飽和モノまたはジカルボン酸および/または
これらのエステル4〜30重量%含有)に交差金属結合
を付与した熱可塑性樹脂である。このようなアオノマー
樹脂としては三井デュポンポリケミカル社から市販され
ている各種の「ハイミラン」(例えば、ハイミラン15
55、1557、1707、1706、1605等また
はこれらの組合せ)が例示される。
3〜8の不飽和モノまたはジカルボン酸およびそれらの
エステルから成る群から選択される少なくとも1種との
重合体(不飽和モノまたはジカルボン酸および/または
これらのエステル4〜30重量%含有)に交差金属結合
を付与した熱可塑性樹脂である。このようなアオノマー
樹脂としては三井デュポンポリケミカル社から市販され
ている各種の「ハイミラン」(例えば、ハイミラン15
55、1557、1707、1706、1605等また
はこれらの組合せ)が例示される。
本発明ではカバーは曲げ弾性率を3500〜6000kg
/cm2、好ましくは4000〜5000kg/cm2に設定さ
れる。曲げ弾性率はASTM D−790により測定さ
れた値である。アイオノマー樹脂には種々の曲げ弾性率
のものが市販されており、これらを選定または混合する
ことにより所定の曲げ弾性率のものが得られる。曲げ弾
性率が3500kg/cm2より小さい場合はカバーが柔ら
かくなり過ぎ、飛距離が不足し、6000kg/cm2より
大きい場合にはボール打撃時のフィーリングが硬くなり
過ぎ、適当でない。
/cm2、好ましくは4000〜5000kg/cm2に設定さ
れる。曲げ弾性率はASTM D−790により測定さ
れた値である。アイオノマー樹脂には種々の曲げ弾性率
のものが市販されており、これらを選定または混合する
ことにより所定の曲げ弾性率のものが得られる。曲げ弾
性率が3500kg/cm2より小さい場合はカバーが柔ら
かくなり過ぎ、飛距離が不足し、6000kg/cm2より
大きい場合にはボール打撃時のフィーリングが硬くなり
過ぎ、適当でない。
カバーを内核に被覆する方法は時に限定的ではないが、
通常は予め半球殻状に成形した2枚のカバーで内核を包
み、加熱加圧成形するが、カバー用組成物を射出成形し
て内核を包みこんでもよい。
通常は予め半球殻状に成形した2枚のカバーで内核を包
み、加熱加圧成形するが、カバー用組成物を射出成形し
て内核を包みこんでもよい。
得られたゴルフボールの圧縮変形量も打撃時のフィーリ
ング、スピン性能に影響を与える。ここでいう圧縮変形
量はゴルフボールに対し初荷重10kgから終荷重130
kgを掛けた場合のボールの変形量であり、本発明の場合
2.2〜3.0mmが好ましい。圧縮変形量が2.2mm以
下の場合にはボールが硬すぎ、打撃時のフィーリングが
悪くなる。3.0mmを越えるとボールが柔らかくなり過
ぎ、スピン性能が低下し好ましくない。
ング、スピン性能に影響を与える。ここでいう圧縮変形
量はゴルフボールに対し初荷重10kgから終荷重130
kgを掛けた場合のボールの変形量であり、本発明の場合
2.2〜3.0mmが好ましい。圧縮変形量が2.2mm以
下の場合にはボールが硬すぎ、打撃時のフィーリングが
悪くなる。3.0mmを越えるとボールが柔らかくなり過
ぎ、スピン性能が低下し好ましくない。
本発明のツーピースソリドゴルフボールはカバーの諸特
性とボールの圧縮変形量において好適な組合せが存在す
る。特に、カバー厚み1.0〜1.7mm、カバー曲げ弾
性率4000〜6000kg/cm2およびボールの圧縮変
形量2.2〜2.8mm(望ましくは2.3〜2.6mm)
の組合せが好適である。また、カバー厚さ1.3〜2.
0mm、曲げ弾性率3500〜5000kg/cm2で圧縮変
形量2.3〜3.0mm(望ましくは2.4〜2.8mm)
が好適である。
性とボールの圧縮変形量において好適な組合せが存在す
る。特に、カバー厚み1.0〜1.7mm、カバー曲げ弾
性率4000〜6000kg/cm2およびボールの圧縮変
形量2.2〜2.8mm(望ましくは2.3〜2.6mm)
の組合せが好適である。また、カバー厚さ1.3〜2.
0mm、曲げ弾性率3500〜5000kg/cm2で圧縮変
形量2.3〜3.0mm(望ましくは2.4〜2.8mm)
が好適である。
(実施例) 本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明する。
実施例Iおよび比較例I <内核の調製> 表−1の配合を混練ロールを用いて混練し、表−1に示
す加硫条件で加圧成形して5種の内核(I〜V)を調製し
た。JIS−C型硬度計による硬度分布を表−1に示
す。
す加硫条件で加圧成形して5種の内核(I〜V)を調製し
た。JIS−C型硬度計による硬度分布を表−1に示
す。
<ツーピースゴルフボールの調製> 上記内核を表−2に示すカバー樹脂の混合物から得られ
た2枚の半球殻状カバーで表−3に示す組合せで包み、
155℃で5分間加圧成形して直径42.8mmのラージ
サイズのツーピースソリドゴルフボールを製造した。得
られたゴルフボールの諸物性を表−3に示す。
た2枚の半球殻状カバーで表−3に示す組合せで包み、
155℃で5分間加圧成形して直径42.8mmのラージ
サイズのツーピースソリドゴルフボールを製造した。得
られたゴルフボールの諸物性を表−3に示す。
ボール1、2、3を比較すると、カバーの曲げ弾性率が
高い程ボールは硬く、初速度は速くなるが、スピンがか
かりにくくなる。現在市販されているツーピースボール
は、曲げ弾性率2500〜3500kg/cm2のアイオノ
マー樹脂が使われているので、材料的に見れば、スピン
は比較的かかるが、糸まきゴルフボールと比べると、ま
だ充分でない。半面、曲げ弾性率が高いと、打撃時のフ
ィーリングが悪化するため、現時点でも硬いとされてい
るツーピースボールには、曲げ弾性率がさらに高い材料
はボール初速度は高くなるが(本発明の内核を用いない
場合は)不適当である。
高い程ボールは硬く、初速度は速くなるが、スピンがか
かりにくくなる。現在市販されているツーピースボール
は、曲げ弾性率2500〜3500kg/cm2のアイオノ
マー樹脂が使われているので、材料的に見れば、スピン
は比較的かかるが、糸まきゴルフボールと比べると、ま
だ充分でない。半面、曲げ弾性率が高いと、打撃時のフ
ィーリングが悪化するため、現時点でも硬いとされてい
るツーピースボールには、曲げ弾性率がさらに高い材料
はボール初速度は高くなるが(本発明の内核を用いない
場合は)不適当である。
ボール3と4を比較すると、カバー厚みが薄くなると、
スピンがかかりやすくなるが、ボール耐久性が悪化、打
撃時のフィーリングも改善されるものの、まだやや硬く
感じられる。このため従来の考え方からすると、カバー
厚みを薄くするには、(本発明の内核を用いない場合
は)カバーの曲げ弾性率を柔らかくする方が良いことに
なる。
スピンがかかりやすくなるが、ボール耐久性が悪化、打
撃時のフィーリングも改善されるものの、まだやや硬く
感じられる。このため従来の考え方からすると、カバー
厚みを薄くするには、(本発明の内核を用いない場合
は)カバーの曲げ弾性率を柔らかくする方が良いことに
なる。
ボール1、2、3、4とボール7(本発明)とを比較す
ると、本発明のものの方が、ボール初速も速く、耐久性
も良好で接触面積も大きかった。このため、スピンはよ
くかかり、またフィーリングも良好であった。このよう
にカバー曲げ弾性率が高くてもフィーリングは硬くな
く、また打撃時の変形が大きいため、クラブに接触する
面積が大きく、ボール初速度も速いので、スピンがよく
かかる糸巻きボールの特徴を備えたツーピースソリッド
ゴルフボールが得られた。
ると、本発明のものの方が、ボール初速も速く、耐久性
も良好で接触面積も大きかった。このため、スピンはよ
くかかり、またフィーリングも良好であった。このよう
にカバー曲げ弾性率が高くてもフィーリングは硬くな
く、また打撃時の変形が大きいため、クラブに接触する
面積が大きく、ボール初速度も速いので、スピンがよく
かかる糸巻きボールの特徴を備えたツーピースソリッド
ゴルフボールが得られた。
ボール7(本発明)とボール5(比較)とを比較する
と、ボール5の方が内核の硬度が柔らかすぎるため、ボ
ール硬度も柔らかくなりすぎ、結果的にスピン量も少な
くなった。
と、ボール5の方が内核の硬度が柔らかすぎるため、ボ
ール硬度も柔らかくなりすぎ、結果的にスピン量も少な
くなった。
ボール4、6(比較)とボール(本発明)とを比べると
ボール7はボール4より柔らかく、またぼーる6より硬
いがフィーリングは両者より良好であった。これは、ボ
ール4、6は内核の硬度分布、特に表面部分の硬度が高
すぎるためで、その結果スピンも少なく、フィーリング
も悪い結果となった。
ボール7はボール4より柔らかく、またぼーる6より硬
いがフィーリングは両者より良好であった。これは、ボ
ール4、6は内核の硬度分布、特に表面部分の硬度が高
すぎるためで、その結果スピンも少なく、フィーリング
も悪い結果となった。
実施例IIおよび比較例II 表−4の配合と加硫条件から内核を実施例Iと同様に
得、これにカバーをかぶせて、直径約41.3mmのスモ
ールサイズのツーピースボールを得た。その諸特性を表
−4に示す。
得、これにカバーをかぶせて、直径約41.3mmのスモ
ールサイズのツーピースボールを得た。その諸特性を表
−4に示す。
ボール8〜11をみると適正な内核の硬度分布、カバー
厚み、カバー曲げ弾性率、ボール圧縮変形量を兼ねあわ
せたボールは、ボール初速が高く、インパクト時の接触
面積が大きく、このためスピンがよくかかり、打撃時の
フィーリングが良好であることがわかる。
厚み、カバー曲げ弾性率、ボール圧縮変形量を兼ねあわ
せたボールは、ボール初速が高く、インパクト時の接触
面積が大きく、このためスピンがよくかかり、打撃時の
フィーリングが良好であることがわかる。
(発明の効果) 本発明によれば、ボールの初速度等のツーピースソリッ
ドゴルフボールの優れた特性は保持しつつ、スピン性能
を高め、アイアンショット時のボールのコントロール性
を大きく改善した。
ドゴルフボールの優れた特性は保持しつつ、スピン性能
を高め、アイアンショット時のボールのコントロール性
を大きく改善した。
Claims (9)
- 【請求項1】内核とカバーから成るツーピースソリッド
ゴルフボールにおいて、該内核がJIS−C型硬度計で
測定された表面硬度55〜75、表面層を除く断面硬度
75〜90を有し、該カバーが厚さ0.7〜2.2mm、
曲げ弾性率3500〜6000kg/cm2を有し、かつツ
ーピースソリッドゴルフボールが初荷重10kgから終荷
重130kgかけた時の圧縮変形量が2.2〜3.0mmで
あることを特徴とするツーピースソリッドゴルフボー
ル。 - 【請求項2】内核の表面硬度が65〜70である第1項
記載のゴルフボール。 - 【請求項3】内核の断面硬度が80〜85である第1項
記載のゴルフボール。 - 【請求項4】カバーの厚さが1.0〜2.0mmである第
1項記載のゴルフボール。 - 【請求項5】カバーの曲げ弾性率が4000〜5000
kg/cm2である第1項記載のゴルフボール。 - 【請求項6】カバーの厚さが1.0〜1.7mm、カバー
の曲げ弾性率が4000〜6000kg/cm2を有し、か
つゴルフボールの圧縮変形量が2.2〜2.8mmである
第1項記載のゴルフボール。 - 【請求項7】圧縮変形量が2.3〜2.6mmである第6
項記載のゴルフボール。 - 【請求項8】カバーの厚さが1.3〜2.0mm、カバー
の曲げ弾性率が3500〜5000kg/cm2を有し、か
つボールの圧縮変形量が2.3〜3.0mmである第1項
記載のゴルフボール。 - 【請求項9】圧縮変形量が2.4〜2.8mmである第8
項記載のゴルフボール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61220626A JPH064103B2 (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 | ツ−ピ−スソリツドゴルフボ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61220626A JPH064103B2 (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 | ツ−ピ−スソリツドゴルフボ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6373979A JPS6373979A (ja) | 1988-04-04 |
| JPH064103B2 true JPH064103B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=16753921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61220626A Expired - Lifetime JPH064103B2 (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 | ツ−ピ−スソリツドゴルフボ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064103B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2814720B2 (ja) * | 1990-08-31 | 1998-10-27 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ソリッドゴルフボール |
| JP2576787B2 (ja) * | 1993-03-12 | 1997-01-29 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
| JP4903757B2 (ja) * | 2007-08-01 | 2012-03-28 | アクシュネット カンパニー | 二重コアゴルフボール用の負硬度勾配の内側コア |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53115330A (en) * | 1977-03-16 | 1978-10-07 | Hitachi Chem Co Ltd | Golf ball with coatings of ionomer resin |
| JPS5949779A (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-22 | 住友ゴム工業株式会社 | ツ−ピ−スソリツドゴルフボ−ル |
| JPS6060867A (ja) * | 1983-09-13 | 1985-04-08 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴルフボ−ル |
| JPS6090575A (ja) * | 1983-10-24 | 1985-05-21 | 住友ゴム工業株式会社 | ツ−ピ−スゴルフボ−ル |
| JPS60163673A (ja) * | 1984-02-07 | 1985-08-26 | 株式会社ブリヂストン | ソリツドゴルフボ−ル |
| JPS60199471A (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-08 | 住友ゴム工業株式会社 | ソリツドゴルフボ−ルおよびその製法 |
-
1986
- 1986-09-17 JP JP61220626A patent/JPH064103B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6373979A (ja) | 1988-04-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2822926B2 (ja) | ソリッドゴルフボール | |
| JP2916310B2 (ja) | ツーピースゴルフボール | |
| JP2888168B2 (ja) | マルチピースソリッドゴルフボール | |
| JP2680405B2 (ja) | ラージサイズのスリーピースソリッドゴルフボール | |
| JP3153362B2 (ja) | ツーピースゴルフボール | |
| JP2674627B2 (ja) | ラージサイズのスリーピースソリッドゴルフボール | |
| JP2721291B2 (ja) | ツーピースゴルフボール | |
| JP2924720B2 (ja) | スリーピースソリッドゴルフボール | |
| JP2886804B2 (ja) | 糸巻きゴルフボール | |
| JP3067611B2 (ja) | ツーピースソリッドゴルフボール | |
| KR100286916B1 (ko) | 쓰리-피스솔리드 골프공(three-piecesolidgolfball) | |
| JP3534325B2 (ja) | ゴルフボール | |
| JPS62137075A (ja) | マルチピ−スソリツドゴルフボ−ル | |
| JPH04109970A (ja) | 多層ソリッドゴルフボール | |
| JPS6361029B2 (ja) | ||
| JP2710746B2 (ja) | ツーピースゴルフボール | |
| JPH08336618A (ja) | マルチピースソリッドゴルフボール | |
| JPH078301B2 (ja) | ソリツドゴルフボ−ル | |
| JPH0698206B2 (ja) | ソリツドゴルフボ−ル | |
| JPH07289661A (ja) | ツーピースゴルフボール | |
| JP3120717B2 (ja) | ソリッドゴルフボール | |
| JP4082765B2 (ja) | スリーピースソリッドゴルフボール | |
| JPH08164226A (ja) | ゴルフボール | |
| JP2002113129A (ja) | ツーピースソリッドゴルフボール | |
| JPS5937961A (ja) | ツウ−ピ−スソリツドゴルフボ−ル |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |