JPH0641123U - 積層型部品 - Google Patents
積層型部品Info
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- JPH0641123U JPH0641123U JP7532392U JP7532392U JPH0641123U JP H0641123 U JPH0641123 U JP H0641123U JP 7532392 U JP7532392 U JP 7532392U JP 7532392 U JP7532392 U JP 7532392U JP H0641123 U JPH0641123 U JP H0641123U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】焼成時における磁器と接続導体との収縮差を最
小限に抑制することにより、磁器表面における凹凸の発
生やクラックの発生を最小限に抑制することができる積
層型部品を提供する。 【構成】複数の誘電体層34と、該誘電体層34間に形
成された内部電極35,37を複数有する内部電極群A
と、内部電極35,37を相互に電気的に接続するべく
誘電体層34の厚み方向に形成された接続導体Bとから
構成されたコンデンサー部33を内蔵する積層型部品に
おいて、接続導体Bの一部に段差部61を設けた。
小限に抑制することにより、磁器表面における凹凸の発
生やクラックの発生を最小限に抑制することができる積
層型部品を提供する。 【構成】複数の誘電体層34と、該誘電体層34間に形
成された内部電極35,37を複数有する内部電極群A
と、内部電極35,37を相互に電気的に接続するべく
誘電体層34の厚み方向に形成された接続導体Bとから
構成されたコンデンサー部33を内蔵する積層型部品に
おいて、接続導体Bの一部に段差部61を設けた。
Description
【0001】
本考案は、誘電体層間に形成された一対の内部電極を複数有する内部電極群と 、該内部電極群を相互に電気的に接続する接続導体とから構成されたコンデンサ ー部を内蔵する積層型部品に関するものである。
【0002】
従来、コンデンサー等が内蔵された積層型部品では、コンデンサー部は、誘電 体層間に形成された複数の内部電極を接続導体により相互に接続して構成されて いる。
【0003】 このような積層型部品としては、例えば、実開昭56−70634号公報に開 示されるようなものが知られている。
【0004】 図6は、この種のチップ状の積層型部品を示すもので、図において符号11は 絶縁体を示している。この絶縁体11は誘電体層を複数厚さ方向に積層して構成 され、絶縁体11内にはコンデンサ−部13が形成されている。
【0005】 コンデンサー部13は、絶縁体11を構成する誘電体層間の複数の左側内部電 極15および右側内部電極17と、左側内部電極15同士を接続する左側スルー ホール導体19と、右側内部電極17同士を接続する右側スルーホール導体21 とから構成されている。これらのスルーホール導体19,21は誘電体層の厚み 方向に形成されている。
【0006】 コンデンサー部13の右側内部電極17は、導体23により絶縁体11の上面 に引き出され、その外部端子25には、コンデンサー部13の上方に形成された 厚膜抵抗27の一端が接続されている。また、絶縁体11内には、その誘電層間 に内部配線導体29が形成され、その一端が左側内部電極15に接続され、他端 が図示しないが他のコンデンサー部と接続されている。
【0007】 このような積層型部品は、磁器シートの貫通孔にスルーホール導体19,21 となるペーストを充填するとともに、必要な場合には、磁器シートに内部電極1 5,17となるペーストを塗布し、このような磁器シートを複数積層した後、焼 成することにより形成される。スルーホール導体19,21となるペーストや内 部電極15,17となるペーストは、銀又は銀とパラジウム等よりなる金属と、 焼成中に飛散する溶剤およびバインダーより形成されている。
【0008】
しかしながら、従来の積層型部品では、図6に示したようにスルーホール導体 19,21の上下の絶縁体11の表面に凹凸が生じ、コンデンサー部13の上方 に厚膜抵抗27を形成する際に厚みのバラツキが生じて抵抗値が設計通りになら ないという問題があった。さらに、凹凸が生じるため、この積層型部品を吸着し て搬送する際に吸着できない場合があった。
【0009】 また、焼成後にクラックが発生し易く、特に、基板への半田付け時等において 熱応力が生じた場合にはクラックが発生し易いという問題があった。
【0010】 即ち、絶縁体11の焼成収縮率はスルーホール導体19,21中の金属の焼成 収縮率よりも大きく、しかも、スルーホール導体19,21はそれぞれ一直線状 に配列されていたため、絶縁体11の収縮量と各スルーホール導体19,21の 収縮量の総和との差が収縮差となり、各スルーホール導体19,21と絶縁体1 1との収縮差が倍増されて収縮差が大きくなり、絶縁体11の表面に凹凸が生じ たり、焼成後にクラックが発生し易くなるという問題があった。
【0011】 本考案は、上記問題点を解決するためになされたもので、焼成時における磁器 と接続導体との収縮差を最小限に抑制することにより、磁器表面における凹凸の 発生やクラックの発生を最小限に抑制することができる積層型部品を提供するこ とを目的とする。
【0012】
本考案の積層型部品は、複数の誘電体層と、該誘電体層間に形成された内部電 極を複数有する内部電極群と、前記内部電極を相互に電気的に接続するべく前記 誘電体層の厚み方向に形成された接続導体により構成されたコンデンサー部を内 蔵する積層型部品において、前記接続導体の一部に段差部を設けてなるものであ る。
【0013】
接続導体や磁器は磁器厚み方向に収縮するが、従来の積層型部品では接続導体 が一直線状に配列されていたため、接続導体と磁器の収縮差が大きかったが、本 考案の積層型部品では、接続導体の一部に段差部を設けたため、磁器と接続導体 との収縮差が分散される。
【0014】
以下、本考案の積層型部品の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1および図2は本考案の積層型部品を示すもので、図において符号31は、 例えば、BaTiO3 等からなる絶縁体を示している。この絶縁体31は、磁器 シートを複数厚さ方向に積層した後焼成して構成されており、絶縁体31内には コンデンサ−部33が形成されている。
【0015】 コンデンサー部33は、絶縁体31を構成する誘電体層34間の4つの左側内 部電極35と、これらの左側内部電極35と誘電体層34を介して積層される4 つの右側内部電極37と、左側内部電極35同士を接続する左側スルーホール導 体39,41,43と、右側内部電極37同士を接続する右側スルーホール導体 45,47,49とから構成されている。これらのスルーホール導体39,41 ,43,45,47,49は誘電体層34の積層方向に形成されている。4つの 左側内部電極35,4つの右側内部電極37は内部電極群Aを構成し、左側スル ーホール導体39,41,43や右側スルーホール導体45,47,49はそれ ぞれ接続導体Bを構成している。
【0016】 コンデンサー部33の右側内部電極37は、導体51により外部に引き出され 、その外部端子53には、厚膜抵抗55の一端が接続されている。また、絶縁体 31内には、その誘電体層34間に内部配線導体57が形成されており、この内 部配線導体57の一端が導体59を介して左側内部電極35に接続され、他端が 図示しないが他のコンデンサー部と接続されている。
【0017】 そして、左側スルーホール導体41が、他の左側スルーホール導体39,43 と位置を異ならせて形成されており、右側スルーホール導体47が他の右側スル ーホール導体45,49と位置を異ならせて形成されている。即ち、図2に示し たように、図1のa−a線に沿う横断面図では左側スルーホール導体41と導体 59が同位置に形成され、左側スルーホール導体39,43が同位置に形成され 、さらに、右側スルーホール導体47と導体51が同位置に形成され、右側スル ーホール導体45,49が同位置に形成されている。即ち、左側スルーホール導 体39,43および右側スルーホール導体45,49が段差部61とされている 。
【0018】 このような積層型部品は、磁器シートの厚み方向に形成された貫通孔にスルー ホール導体となるペーストを充填するとともに、必要な場合には、磁器シートに 内部電極35,37となるペーストを塗布し、このような磁器シートを複数積層 した後、焼成することにより形成される。また、左側スルーホール導体41を、 他の左側スルーホール導体39,43と位置を異ならせて形成するとともに、右 側スルーホール導体47を他の右側スルーホール導体45,49と位置を異なら せて形成するには、磁器シートの貫通孔の形成位置を他の磁器シートの貫通孔と 変えることにより可能となる。
【0019】 接続導体Bとなるペースト及び内部電極35,37となるペーストは、銀又は 銀とパラジウム等よりなる金属と、焼成中に飛散する溶剤およびバインダーより 形成されている。
【0020】 磁器シートは、例えば、BaTiO3 18.0〜27.0重量%と,Nd2 O3 31.6〜36.3重量%と,TiO2 27.6〜35.6重量%と,Bi2 O3 2.5〜8.1重量%と,Pb3 O4 5.6〜9.0重量%とを主成分とし て含有している。この類の磁器シートの焼結開始温度から焼結終了温度までの焼 成収縮率はおよそ15〜21%である。
【0021】 接続導体Bとなるペースト中の金属の焼成収縮率は、磁器シートの焼結開始温 度から焼結終了温度において4%以内に設定され、かつ、ペースト中には82% 以上の金属を含有している。金属の焼成収縮率は、金属の粒径,形状等により調 整される。ここで、ペースト中の金属の焼成収縮率が、磁器シートの焼結開始温 度から焼結終了温度において4%以内とは、磁器シートの焼結開始温度を基準と して最大4%までの収縮を許容することを意味している。
【0022】 以上のように構成された積層型部品では、左側スルーホール導体41が、他の 左側スルーホール導体39,43と位置を異ならせて形成されており、右側スル ーホール導体47が他の右側スルーホール導体45,49と位置を異ならせて形 成されているため、接続導体Bの一部に段差部61が形成されており、磁器と接 続導体Bとの収縮差が分散される。これにより、焼成時における絶縁体31と接 続導体Bとの収縮差を最小限に抑制することができ、絶縁体31表面における凹 凸の発生を最小限に抑制することができる。また、収縮差を最小限に抑制するこ とができるため、焼成後におけるクラックの発生や、基板への半田付け時等にお けるクラックの発生を殆ど無くすことができる。さらに、積層型部品を搬送する 際に確実に吸着することができる。
【0023】 尚、上記実施例では、左側スルーホール導体41を、他の左側スルーホール導 体39,43と位置を異ならせて形成し、右側スルーホール導体47を他の右側 スルーホール導体45,49と位置を異ならせて段差部61を形成した例につい て説明したが、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、左側スルーホー ル導体および右側スルーホール導体の形成位置を全て異ならせて形成しても良い 。この場合には、上記実施例よりもさらに収縮差を小さくすることができる。
【0024】 図3,図4および図5は、本考案の他の実施例を示すもので、左側スルーホー ル導体39,41,43および導体59の形成位置が全て異なって形成され、右 側スルーホール導体45,47,49および導体51の形成位置が全て異なって 形成されており、このような実施例でも上記実施例と同様の効果を得ることがで きる。
【0025】 尚、上記実施例では、チップ状の積層型部品について説明したが、本考案は上 記実施例に限定されるものではなく、コンデンサー部を有する積層型部品であれ ば、本考案を適用しても良いことは勿論である。従って、積層基板や複合回路積 層基板に本考案を適用しても良い。
【0026】 また、上記実施例では、スルーホール導体39,41,43,45,47,4 9や導体51,59、内部配線導体57を、銀又は銀とパラジウム等よりなる金 属と、焼成中に飛散する溶剤およびバインダーより形成した例について説明した が、スルーホール導体,導体,内部配線導体は、どのような材料で形成されてい ても良い。
【0027】
本考案の積層型部品では、内部電極を相互に電気的に接続する接続導体や磁器 は磁器厚み方向に収縮するが、本考案の積層型部品では、接続導体の一部に段差 部を設けたため、磁器と接続導体との収縮差が分散され、焼成時における磁器と 接続導体との収縮差を最小限に抑制することができ、磁器表面における凹凸の発 生やクラックの発生を最小限に抑制することができる。
【図1】本考案の積層型部品の縦断面図である。
【図2】図1のa−a線に沿う横断面図である。
【図3】本考案の他の実施例の積層型部品の縦断面図で
ある。
ある。
【図4】図3のb−b線に沿う横断面図である。
【図5】図4のc−c線に沿う縦断面図である。
【図6】従来の積層型部品の縦断面図である。
33 コンデンサー部 34 誘電体層 35 左側内部電極 37 右側内部電極 39,41,43 左側スルーホール導体 45,47,49 右側スルーホール導体 61 段差部 A 内部電極群 B 接続導体
Claims (1)
- 【請求項1】複数の誘電体層と、該誘電体層間に形成さ
れた内部電極を複数有する内部電極群と、前記内部電極
を相互に電気的に接続するべく前記誘電体層の厚み方向
に形成された接続導体により構成されたコンデンサー部
を内蔵する積層型部品において、前記接続導体の一部に
段差部を設けたことを特徴とする積層型部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992075323U JP2592158Y2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 積層型部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992075323U JP2592158Y2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 積層型部品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0641123U true JPH0641123U (ja) | 1994-05-31 |
| JP2592158Y2 JP2592158Y2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=13572948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992075323U Expired - Lifetime JP2592158Y2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 積層型部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2592158Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005033176A (ja) * | 2003-06-20 | 2005-02-03 | Ngk Spark Plug Co Ltd | コンデンサ及びコンデンサの製造方法 |
| KR101254345B1 (ko) * | 2005-12-22 | 2013-04-12 | 엔지케이 스파크 플러그 캄파니 리미티드 | 배선기판 내장용 콘덴서, 그 제조방법 및 배선기판 |
| WO2025158566A1 (ja) * | 2024-01-24 | 2025-07-31 | 株式会社村田製作所 | 積層セラミックコンデンサ |
-
1992
- 1992-10-29 JP JP1992075323U patent/JP2592158Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005033176A (ja) * | 2003-06-20 | 2005-02-03 | Ngk Spark Plug Co Ltd | コンデンサ及びコンデンサの製造方法 |
| KR101254345B1 (ko) * | 2005-12-22 | 2013-04-12 | 엔지케이 스파크 플러그 캄파니 리미티드 | 배선기판 내장용 콘덴서, 그 제조방법 및 배선기판 |
| WO2025158566A1 (ja) * | 2024-01-24 | 2025-07-31 | 株式会社村田製作所 | 積層セラミックコンデンサ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2592158Y2 (ja) | 1999-03-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |