JPH0641386Y2 - モノリシッククリスタルフィルタ - Google Patents

モノリシッククリスタルフィルタ

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JPH0641386Y2
JPH0641386Y2 JP14624788U JP14624788U JPH0641386Y2 JP H0641386 Y2 JPH0641386 Y2 JP H0641386Y2 JP 14624788 U JP14624788 U JP 14624788U JP 14624788 U JP14624788 U JP 14624788U JP H0641386 Y2 JPH0641386 Y2 JP H0641386Y2
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JP
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vibrator
slope
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mcf
crystal filter
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JP14624788U
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宏 中谷
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は水晶振動子のような圧電単結晶の円板型ATカッ
ト厚みすべり振動子を複数段縦接続してなるモノリシッ
ククリスタルフィルタに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、モノリシッククリスタルフィルタ(以下、MCFと
いう)にはATカット厚みすべり水晶振動子が広く用いら
れている。ATカットは、水晶の結晶面の一つであるXZ面
をX軸を中心に約35°傾けて切り出したものであり、常
温付近で周波数温度特性が良いという特性を有してい
る。
このようなATカット厚みすべり振動子において、第5図
のように円板状振動子20の表面に入,出力用電極21,22
を分割形成し、裏面に接地用電極23を形成することによ
り、2重モード振動子が得られることが知られている。
2重モード振動子は、それ単体では充分な減衰量のフィ
ルタが得難いため、第6図のように結合コンデンサ24を
介して2段またはそれ以上に縦接続することが多い。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のように振動子を多段接続してフィルタを構成する
場合、同一厚み、同一直径の振動子を使用することにな
るが、これでは輪郭モードのスプリアスも同一周波数で
生じるため、これらスプリアスが強め合って大きな不要
レスポンスとなってしまうという問題があった。
そこで、本考案の目的は、多段縦接続時に輪郭モードの
スプリアスを抑制できるMCFを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、周端部に斜面を
形成した圧電単結晶の円板型ATカット厚みすべり振動子
に複数対の電極を形成し、この振動子を複数段縦接続し
てなるMCFにおいて、各段の振動子の斜面を異なる形状
としたことを特徴とするものである。
〔作用〕
即ち、周波数が数MHz以上の円板型ATカット厚みすべり
振動子の場合には、振動変位を中央部に集中させてエネ
ルギー閉じ込め効率を向上させ、かつ振動子の周端部に
おける支持損失を減ずるために、円板の周端部が漸次薄
肉となるように斜面研磨している。この斜面形状によっ
て輪郭モードのスプリアス周波数が変化する。本考案は
この性質を利用し、異なる斜面形状を持った振動子を多
段縦接続することにより、輪郭モード周波数を分散さ
せ、スプリアスを抑制するものである。
〔実施例〕
第1図は本考案にかかるMCFの一例を示す。
図面において、1は水晶,ニオブ酸リチウム,タンタル
酸リチウムなどの圧電単結晶よりなる円板型ATカット厚
みすべり振動子であり、この振動子1の周端部には、エ
ネルギー閉じ込め効率を向上させかつ振動子1の周端部
における支持損失を減ずるために、斜面1aがベベル加工
されている。振動子1の表面には入力用電極2と出力用
電極3とが分割形成され、裏面中央部には入,出力用電
極2,3と対応する部位に接地用電極4が形成されてい
る。上記電極2,4と電極3,4とで2対の電極対が構成さ
れ、変位分布が伝播軸方向に関し線対称な対称モードと
点対称な斜対称モードとの2重モード振動子が実現され
る。
振動子1の周端部に導出された各電極2,3,4の取り出し
部にはそれぞれ支持線5,6,7が電気的に接続され、これ
ら支持線はステム8に固定された外部接続用端子9,10,1
1に接続されている。上記振動子1はステム8に被着さ
れたキャップ12内に収容され、気密封止されている。
上記振動子1は単体で使用すると充分な減衰量のMCFが
得られないので、通常は第6図のように複数段縦接続し
てなる。本考案では、複数の振動子1を縦接続する場合
に、各段の振動子の周端部の斜面形状が異なるものを使
用している。
即ち、第2図は上記振動子1の断面図であり、直径は
d、中央部の厚みはt、周端部斜面1aの角度はθ1、斜
面1aの幅はw1となっている。
第3図は他の振動子1′を示し、直径dおよび厚みtは
第2図のものと等しいが、斜面1bの角度θ2は第2図の
ものより大きく、斜面1bの幅w2は第2図のものより狭
い。
第4図はさらに他の振動子1″を示し、この場合には直
径dおよび厚みtは第2図,第3図のものと等しいが、
斜面1cの形状がテーパ面ではなく曲面である点で相違し
ている。
第2図〜第4図に例示されるように、斜面形状の異なる
振動子を組み合わせて多段縦接続すると、斜面形状の違
いによって輪郭モードのスプリアス周波数を分散させる
ことができ、スプリアスの少ないMCFが得られる。
なお、第2図〜第4図は振動子の代表的な形状を例示し
たに過ぎず、この他にも斜面形状の異なる振動子は考え
られる。本考案で斜面形状とは、上記のように斜面の角
度,幅および斜面の曲率等を含む概念である。
また、本考案はタンダム型MCFのほかに、混成型MCFにも
適用できる。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかなように、本考案によれば振動子を
多段接続することによって減衰特性に優れ、振動子の周
端部に斜面を設けることによってエネルギー閉じ込め効
率が向上することは勿論、各振動子の斜面形状を相違さ
せることによって、スプリアスの少ないMCFを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるMCFの一例の断面図、第2図は
その振動子の一例の横断面図、第3図は振動子の他の例
の横断面図、第4図は振動子のさらに他の例の横断面
図、第5図は従来の振動子の正面図、第6図は振動子を
複数段縦接続したフィルタの回路図である。 1,1′,1″…振動子、1a,1b,1c…斜面、2…入力用電
極、3…出力用電極、4…接地用電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周端部に斜面を形成した圧電単結晶の円板
    型ATカット厚みすべり振動子に複数対の電極を形成し、
    この振動子を複数段縦接続してなるモノリシッククリス
    タルフィルタにおいて、 各段の振動子の斜面を異なる形状としたことを特徴とす
    るモノリシッククリスタルフィルタ。
JP14624788U 1988-11-09 1988-11-09 モノリシッククリスタルフィルタ Expired - Lifetime JPH0641386Y2 (ja)

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JPH0266028U JPH0266028U (ja) 1990-05-18
JPH0641386Y2 true JPH0641386Y2 (ja) 1994-10-26

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