JPH0641783Y2 - 放電加工機の通電子 - Google Patents
放電加工機の通電子Info
- Publication number
- JPH0641783Y2 JPH0641783Y2 JP6560488U JP6560488U JPH0641783Y2 JP H0641783 Y2 JPH0641783 Y2 JP H0641783Y2 JP 6560488 U JP6560488 U JP 6560488U JP 6560488 U JP6560488 U JP 6560488U JP H0641783 Y2 JPH0641783 Y2 JP H0641783Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric discharge
- electrode
- pipe
- discharge machine
- shaped electrode
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
本考案は、放電加工において、細線状またはパイプ状電
極のように極めて細く撓み易い電極に接触するための通
電子に関するものである。
極のように極めて細く撓み易い電極に接触するための通
電子に関するものである。
放電加工においては、電極と工作物とに通電して両者の
間のギャップに放電を生ぜしめ、その放電エネルギーを
利用して工作物の加工を行う。 そして、電極に通電するには通電子を介し、工作物に通
電するには電源からの電線を直接接続する。 第5図に、工作物にパイプ状電極を用いて細穴を開ける
場合を例にとり、従来の放電加工機の通電子を用いた放
電加工の概要を示す。第5図において、2はパイプ状電
極、5は工作物、5−1は加工された細穴、6は電源、
20は通電子、21はスプリング、22はパイプ状電極ホルダ
ーである。 電源6より通電子20を介してパイプ状電極2に通電する
が、通電を良くするために、通電子20をスプリング21に
よってパイプ状電極ホルダー22に押し付ける。一方、工
作物5に対しては、電源6より直接通電する。 工作物5に細穴5−1を開ける場合の電極としては、内
部に加工液を通流し得るパイプ状電極が用いられる。加
工液は、パイプ状電極2の先端から噴出され、放電して
いる部分(つまり、細穴5−1の中)に供給される。加
工が進み、細穴5−1が深くなるにつれ、パイプ状電極
2は奥へ送り込まれる。
間のギャップに放電を生ぜしめ、その放電エネルギーを
利用して工作物の加工を行う。 そして、電極に通電するには通電子を介し、工作物に通
電するには電源からの電線を直接接続する。 第5図に、工作物にパイプ状電極を用いて細穴を開ける
場合を例にとり、従来の放電加工機の通電子を用いた放
電加工の概要を示す。第5図において、2はパイプ状電
極、5は工作物、5−1は加工された細穴、6は電源、
20は通電子、21はスプリング、22はパイプ状電極ホルダ
ーである。 電源6より通電子20を介してパイプ状電極2に通電する
が、通電を良くするために、通電子20をスプリング21に
よってパイプ状電極ホルダー22に押し付ける。一方、工
作物5に対しては、電源6より直接通電する。 工作物5に細穴5−1を開ける場合の電極としては、内
部に加工液を通流し得るパイプ状電極が用いられる。加
工液は、パイプ状電極2の先端から噴出され、放電して
いる部分(つまり、細穴5−1の中)に供給される。加
工が進み、細穴5−1が深くなるにつれ、パイプ状電極
2は奥へ送り込まれる。
(問題点) 前記した従来の技術では、加工部より離れたパイプ状電
極ホルダー22や、パイプ状電極ホルダー22を保持するラ
ム(図示せず)や、もし電極を回転させるのであれば回
転するスピンドル等に通電子を接触せざるを得ない。 しかし、細い電極の上部から通電するため、工作物まで
の長さが長く抵抗が大きいので、発熱により電極が軟化
したり中を通流する加工液の蒸発を来す。そのため、加
工性能や加工精度を悪くするという問題点があった。 (問題点の説明) 工作物に細穴を開ける際に使用されるパイプ状電極に
は、直径1mm以下といった細いものがある。 このような電極は、剛性が小である。 これの先端部分に直接通電するためには、通電子が確実
に接触するようスプリングによって押し付ける必要があ
る。しかし、そうすると、パイプ状電極は撓んで、加工
精度が悪くなる。 撓まないようにしようとしてスプリングの力を弱くする
と、こんどはパイプ状電極と通電子との接触が悪くな
り、通電状態が悪くなってしまう。 パイプ状電極が細くなればなるほど、接触圧の調節は微
妙となるが、接触圧の発生にスプリングを用いている従
来の技術では、スプリングを狭い空間内に組み込む構造
ゆえ適切に製作することがなかなか難しく、また、それ
による接触圧を適切に調節することは極めて困難であっ
た。 しかし、通電を確保しなければそもそも加工自体が行わ
れないから、どうしてもスプリングの力が強くされがち
であった、その結果、パイプ状電極は撓んでしまうこと
が多かった。 本考案は、以上のような問題点を解決することを課題と
するものである。
極ホルダー22や、パイプ状電極ホルダー22を保持するラ
ム(図示せず)や、もし電極を回転させるのであれば回
転するスピンドル等に通電子を接触せざるを得ない。 しかし、細い電極の上部から通電するため、工作物まで
の長さが長く抵抗が大きいので、発熱により電極が軟化
したり中を通流する加工液の蒸発を来す。そのため、加
工性能や加工精度を悪くするという問題点があった。 (問題点の説明) 工作物に細穴を開ける際に使用されるパイプ状電極に
は、直径1mm以下といった細いものがある。 このような電極は、剛性が小である。 これの先端部分に直接通電するためには、通電子が確実
に接触するようスプリングによって押し付ける必要があ
る。しかし、そうすると、パイプ状電極は撓んで、加工
精度が悪くなる。 撓まないようにしようとしてスプリングの力を弱くする
と、こんどはパイプ状電極と通電子との接触が悪くな
り、通電状態が悪くなってしまう。 パイプ状電極が細くなればなるほど、接触圧の調節は微
妙となるが、接触圧の発生にスプリングを用いている従
来の技術では、スプリングを狭い空間内に組み込む構造
ゆえ適切に製作することがなかなか難しく、また、それ
による接触圧を適切に調節することは極めて困難であっ
た。 しかし、通電を確保しなければそもそも加工自体が行わ
れないから、どうしてもスプリングの力が強くされがち
であった、その結果、パイプ状電極は撓んでしまうこと
が多かった。 本考案は、以上のような問題点を解決することを課題と
するものである。
前記問題点を解決するため、本考案にかかわる放電加工
機の通電子は、角部を含み、該角部によって支えられた
とき自重によって傾く形状とされ、傾く力を利用して電
極に接触させるものとした。
機の通電子は、角部を含み、該角部によって支えられた
とき自重によって傾く形状とされ、傾く力を利用して電
極に接触させるものとした。
角部を支点とすると、通電子は自重によって傾く。電極
に向かって傾かせると、電極に対する接触圧は、通電子
の自重に対応したものとなる。 従って、通電子を削って自重を調節すれば、接触圧も調
節することができる。自重の調節は極めて細かくできる
から、スプリング等を利用する従来のものに比し、接触
圧の微妙な調節が可能となった。
に向かって傾かせると、電極に対する接触圧は、通電子
の自重に対応したものとなる。 従って、通電子を削って自重を調節すれば、接触圧も調
節することができる。自重の調節は極めて細かくできる
から、スプリング等を利用する従来のものに比し、接触
圧の微妙な調節が可能となった。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 第1図に、本考案にかかわる放電加工機の通電子を用い
た放電加工の概要を示す。第1図において、1は通電子
である。他の符号のものは、第5図のものに対応してい
る。 通電子1は自重によって傾く形状にされ、傾きながらパ
イプ状電極2に寄りかかるよう配設される。寄りかかる
時の力が、接触圧となる。 即ち、通電子1は、スプリング等の外部からの力によっ
てパイプ状電極への接触圧を得るのではなく、自らの重
さを利用して接触圧を得ている。 第2図に、本考案にかかわる放電加工機の通電子が配設
される部分の詳細を示す。第2図において、第1図と同
じ符号のものは、第1図のものに対応する。そして、3
は電極ガイド、4はリード線、7は電線、8は基体、9
はガイドホルダー、10は端子である。 パイプ状電極2は電極ガイド3でガイドされ、細穴5−
1が深くなると下方へ送り出される。電極ガイド3は、
基体8によって工作物5の表面近くの位置に支持され
る。 通電子1は、電極ガイド3の内部に配設する。ここに配
設した理由は、次の通りである。通電子1のパイプ状電
極2に接触する位置を、もっと上にすると、その接触位
置から放電部(つまり、細穴5−1に入り込んでいるパ
イプ状電極2の先端部)までの長さが長くなり、電気抵
抗が大になる。そうすると、消費電力が大になってしま
う。また、電極の発熱、加工液の蒸発も併発する。消費
電力を小にするには、出来るだけ放電部に近い位置で接
触させることが望ましい。そこで、電極ガイド3に配設
した。 通電子1は、自重によって傾きパイプ状電極2に寄りか
かる。パイプ状電極2に対する接触圧は自重に応じたも
のとなる。従って、自重を小さなものとすれば、パイプ
状電極2のような細くて剛性の小さい電極に適合した小
さな接触圧が得られる。また、接触圧の調節は、通電子
1を僅か削って自重を調節することによって出来るが、
これによれば、微妙な調節も可能である。 通電子1への通電は、第2図では図示しない電源より、
電線7→端子10→リード線4を経て行われる。電線7
は、ガイドホルダー9の中空部を通って配線される。 第3図は、本考案にかかわる放電加工機の通電子の拡大
図である。第3図(イ)は側面図、第3図(ロ)は平面図であ
る。 通電子1は、自重によって傾く形状(そのような形状の
作り方については、第4図で述べる)とされている。通
電子1は角部1−1を有し、この角部1−1を電極ガイ
ド3の内壁隅部に係止する。 通電子1は、パイプ状電極2に対してV溝A−1の部分
に接触する。 第4図に、本考案にかかわる放電加工機の通電子の製造
の仕方を示す。Aは通電子の材料となる導電円板であ
り、第4図(イ)はそれを厚み方向から見た図であり、第
4図(ロ)は平面方向から見た図である。 導電円板Aには、その周側部にV溝A−1を施す。この
V溝A−1は、パイプ状電極2との接触を確実にするた
めのものである。 そして、線Lに沿って切断し、通電子1を得る。線L
は、切り出す通電子1が角部1−1を含み、その角部1
−1を支点にして通電子1を支えた場合、自重によって
傾くような形状になるようなものであれば、どのような
ものでもよい。従って、切断する線Lとしては、第4図
のように2辺から成るものでなくともよい。 なお、第4図では、導電円板を示したが、楕円板でもよ
く、また放物線を描くようなものでもよい。
る。 第1図に、本考案にかかわる放電加工機の通電子を用い
た放電加工の概要を示す。第1図において、1は通電子
である。他の符号のものは、第5図のものに対応してい
る。 通電子1は自重によって傾く形状にされ、傾きながらパ
イプ状電極2に寄りかかるよう配設される。寄りかかる
時の力が、接触圧となる。 即ち、通電子1は、スプリング等の外部からの力によっ
てパイプ状電極への接触圧を得るのではなく、自らの重
さを利用して接触圧を得ている。 第2図に、本考案にかかわる放電加工機の通電子が配設
される部分の詳細を示す。第2図において、第1図と同
じ符号のものは、第1図のものに対応する。そして、3
は電極ガイド、4はリード線、7は電線、8は基体、9
はガイドホルダー、10は端子である。 パイプ状電極2は電極ガイド3でガイドされ、細穴5−
1が深くなると下方へ送り出される。電極ガイド3は、
基体8によって工作物5の表面近くの位置に支持され
る。 通電子1は、電極ガイド3の内部に配設する。ここに配
設した理由は、次の通りである。通電子1のパイプ状電
極2に接触する位置を、もっと上にすると、その接触位
置から放電部(つまり、細穴5−1に入り込んでいるパ
イプ状電極2の先端部)までの長さが長くなり、電気抵
抗が大になる。そうすると、消費電力が大になってしま
う。また、電極の発熱、加工液の蒸発も併発する。消費
電力を小にするには、出来るだけ放電部に近い位置で接
触させることが望ましい。そこで、電極ガイド3に配設
した。 通電子1は、自重によって傾きパイプ状電極2に寄りか
かる。パイプ状電極2に対する接触圧は自重に応じたも
のとなる。従って、自重を小さなものとすれば、パイプ
状電極2のような細くて剛性の小さい電極に適合した小
さな接触圧が得られる。また、接触圧の調節は、通電子
1を僅か削って自重を調節することによって出来るが、
これによれば、微妙な調節も可能である。 通電子1への通電は、第2図では図示しない電源より、
電線7→端子10→リード線4を経て行われる。電線7
は、ガイドホルダー9の中空部を通って配線される。 第3図は、本考案にかかわる放電加工機の通電子の拡大
図である。第3図(イ)は側面図、第3図(ロ)は平面図であ
る。 通電子1は、自重によって傾く形状(そのような形状の
作り方については、第4図で述べる)とされている。通
電子1は角部1−1を有し、この角部1−1を電極ガイ
ド3の内壁隅部に係止する。 通電子1は、パイプ状電極2に対してV溝A−1の部分
に接触する。 第4図に、本考案にかかわる放電加工機の通電子の製造
の仕方を示す。Aは通電子の材料となる導電円板であ
り、第4図(イ)はそれを厚み方向から見た図であり、第
4図(ロ)は平面方向から見た図である。 導電円板Aには、その周側部にV溝A−1を施す。この
V溝A−1は、パイプ状電極2との接触を確実にするた
めのものである。 そして、線Lに沿って切断し、通電子1を得る。線L
は、切り出す通電子1が角部1−1を含み、その角部1
−1を支点にして通電子1を支えた場合、自重によって
傾くような形状になるようなものであれば、どのような
ものでもよい。従って、切断する線Lとしては、第4図
のように2辺から成るものでなくともよい。 なお、第4図では、導電円板を示したが、楕円板でもよ
く、また放物線を描くようなものでもよい。
以上述べた如く、本考案にかかわる放電加工機の通電子
は、角部を含み、該角部によって支えられたとき自重に
よって傾く形状とされ、傾く力を利用して電極を接触さ
せるものとしたので、次のような効果を奏する。 スプリング等の外部の力を借りることなく、接触圧を
得ることが出来るようになった。 通電子の自重を小さくすると、小さな接触圧が得られ
る。また、自重を調節することにより、接触圧の微妙な
調節が可能となった。
は、角部を含み、該角部によって支えられたとき自重に
よって傾く形状とされ、傾く力を利用して電極を接触さ
せるものとしたので、次のような効果を奏する。 スプリング等の外部の力を借りることなく、接触圧を
得ることが出来るようになった。 通電子の自重を小さくすると、小さな接触圧が得られ
る。また、自重を調節することにより、接触圧の微妙な
調節が可能となった。
第1図…本考案にかかわる放電加工機の通電子を用いた
放電加工の概要図 第2図…本考案にかかわる放電加工機の通電子が配設さ
れる部分の詳細図 第3図…本考案にかかわる放電加工機の通電子の拡大図 第4図…本考案にかかわる放電加工機の通電子の製造の
仕方を示す図 第5図…従来の放電加工機の通電子を用いた放電加工の
概要図 図において、1は通電子、2はパイプ状電極、3は電極
ガイド、4はリード線、5は工作物、5−1は細穴、6
は電源、7は電線、8は基体、9はガイドホルダー、10
は端子、20は通電子、21はスプリング、Aは導電円板、
A−1はV溝である。
放電加工の概要図 第2図…本考案にかかわる放電加工機の通電子が配設さ
れる部分の詳細図 第3図…本考案にかかわる放電加工機の通電子の拡大図 第4図…本考案にかかわる放電加工機の通電子の製造の
仕方を示す図 第5図…従来の放電加工機の通電子を用いた放電加工の
概要図 図において、1は通電子、2はパイプ状電極、3は電極
ガイド、4はリード線、5は工作物、5−1は細穴、6
は電源、7は電線、8は基体、9はガイドホルダー、10
は端子、20は通電子、21はスプリング、Aは導電円板、
A−1はV溝である。
Claims (1)
- 【請求項1】角部を含み、該角部によって支えられたと
き自重によって傾く形状とされ、傾く力を利用して電極
に接触させることを特徴とする放電加工機の通電子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6560488U JPH0641783Y2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | 放電加工機の通電子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6560488U JPH0641783Y2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | 放電加工機の通電子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01170525U JPH01170525U (ja) | 1989-12-01 |
| JPH0641783Y2 true JPH0641783Y2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=31291035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6560488U Expired - Lifetime JPH0641783Y2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | 放電加工機の通電子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0641783Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-18 JP JP6560488U patent/JPH0641783Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01170525U (ja) | 1989-12-01 |
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