JPH0643238U - 電子式燃料噴射装置の異常検出装置 - Google Patents

電子式燃料噴射装置の異常検出装置

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JPH0643238U
JPH0643238U JP8551692U JP8551692U JPH0643238U JP H0643238 U JPH0643238 U JP H0643238U JP 8551692 U JP8551692 U JP 8551692U JP 8551692 U JP8551692 U JP 8551692U JP H0643238 U JPH0643238 U JP H0643238U
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JP
Japan
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rack
fuel injection
control
circuit
detection signal
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JP8551692U
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二郎 赤城
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コントロールラックの位置検出信号に異常が
生じていることを容易に検知できるようにする。 【構成】 電子制御ユニット24の点検駆動信号発生回
路62は、コントロールラック22を通常の移動範囲L
を超えて移動させる駆動信号をエンジンの始動時にソレ
ノイド駆動回路72に与える。ソレノイド駆動回路72
はソレノイド16を駆動し、コントロールラック22の
先端をストッパ50の受け面52に突き当てる。ラック
センサ30は、この位置にあるコントロールラック22
の位置検出信号を切り換えスイッチ回路54を介して比
較回路56に入力する。比較回路56は、ラックセンサ
30の検出信号と基準値設定回路58に設定してある基
準値とを比較し、比較結果を表示装置76に出力する。
表示装置76は、ラックセンサ30の検出信号に異常が
あればその旨を表示する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、燃料の噴射量を制御するコントロールラックを電磁的に移動させる 電子ガバナを有する電子式燃料噴射装置の異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は、電子式燃料噴射装置の概略説明図である。 図2において、電子式燃料噴射装置10は、燃料噴射ポンプ12に電子ガバナ 14と、燃料の噴射時期を調整する図示しないタイマとが取り付けてある。電子 ガバナ14には、アクチュエータとなるソレノイド16が設けてあり、このソレ ノイド16の駆動ロッド18にリンク20を介して燃料料噴射量を制御するコン トロールラック22が接続してある。
【0003】 ソレノイド16は、電子制御ユニット24によって制御されるようになってい る。すなわち、電子制御ユニット24は、エンジン回転速度信号やアクセル開度 信号などが入力し、これらの信号に基づいてコントロールラック22の位置を演 算し、ソレノイド16の駆動信号を出力する。そして、ソレノイド16は、駆動 ロッド18を矢印26のように進退させることにより、コントロールラック22 を矢印28のように移動させ、燃料噴射量を制御する。そして、ラックセンサ3 0は、コントロールラック22の位置を検出して電子制御ユニット24にフィー ドバック信号として入力する。
【0004】 ところで、ラックセンサ30の検出信号は、図3に示したように、エンジン3 2の冷却水の温度を検出する水温センサ34や他のセンサ36、38等と同様に 、エンジンハーネス40によってエンジン16の外部に導かれる。このエンジン ハーネス40には、コネクタ42、車体下部ハーネス44、コネクタ46、車体 上部ハーネス48を介して電子制御ユニット24に接続され、各センサの検出信 号を電子制御ユニット24に入力する。そして、電子制御ユニット24は、図4 に示したようなエンジン回転速度、アクセル開度、コントロールラック位置の関 係に基づいて、予め定めてある演算式によって、入力してくるエンジン回転速度 とアクセル開度とからラック位置を演算し、ソレノイド16を介してコントロー ルラック22を制御している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、コントロールラック22による燃料噴射量の制御は、精度の高いラ ック位置制御が要求され、ラックセンサ30の微小な変化が制御精度に大きな影 響を与える。そして、ラックセンサ30は、コントロールラック22の位置を電 磁的に検出しているところから、出力信号が周囲環境の変化やソレノイド16等 による電磁的な雑音を受け、電子制御ユニット24に正しく伝達されない場合が あり、電子制御ユニット24が出力する制御信号に影響を与え、コントロールラ ック22が誤った位置に制御されて燃料噴射量が適性とならず、燃費の悪化や出 力不足などを生ずる。
【0006】 例えば、ラックセンサ30の検出信号を電子制御ユニット24に導くハーネス 40、44、48の静電容量が変化すると、電子制御ユニット24に入力する信 号電圧が変化し、コントロールラック22を正しい位置に制御することができな い。図5は、そのような一例を示したものである。
【0007】 図5に示した直線Aは、規格と異なっている誤ったハーネスを用いてラックセ ンサ30と電子制御ユニット24とを接続したもので、縦軸に示した実際のラッ ク位置と電子制御ユニット24がラックセンサ30の検出信号によって認識した ラック位置(横軸)とが一致するように調整してある。ところが、このような調 整をした場合に、規格に合った正しいハーネスによって検出信号を電子制御ユニ ット24に入力すると、直線Bに示したように、実際のラック位置に対して電子 制御ユニット24が認識するラック位置が実際より大きく認識される。従って、 ハーネスが異なったり、現場において何らかのハーネスの補修作業によって、ハ ーネスの静電容量が変化すると、エンジン制御を適正に行うことができない。そ して、従来は、このようなラックセンサ30の検出信号に異常が生じていること を容易に検知することができず、燃費の悪化やエンジン出力の効率の低下を招い ていた。
【0008】 本考案は、前記従来技術の欠点を解消するためになされたもので、コントロー ルラックの位置検出信号に異常が生じていることを容易に検知することができる 電子式燃料噴射装置の異常検出装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案に係る電子式燃料噴射装置の異常検出装 置は、燃料噴射装置のコントロールラックの位置を検出するラック位置検出手段 と、前記コントロールラックを移動させるラック駆動手段と、エンジンの始動時 に、前記ラック駆動手段を介して前記コントロールラックを所定位置に移動させ る駆動信号を出力する点検駆動信号発生手段と、前記コントロールラックが前記 所定位置に移動したときの、前記ラック位置検出手段の検出信号を基準値と比較 する比較手段と、この比較手段の比較結果を表示する表示手段とを有することを 特徴としている。
【0010】 所定位置は、コントロールラックが燃料噴射量を制御するために通常移動する 範囲、すなわち実用移動範囲の最大値より外側にあることが望ましい。また、燃 料噴射装置には、コントロールラックを所定位置に停止させるためのストッパ設 けることができる。
【0011】
【作用】
上記の如く構成した本考案は、エンジンの始動時に、点検駆動信号発生手段か らコントロールラックを予め定めた所定位置に移動させるための駆動信号を出力 し、ラック駆動手段によってコントロールラックを予め定めた所定の位置に移動 させる。そして、コントロールラックが所定位置にあるときの、ラック位置検出 手段が出力する検出信号を比較手段によって予め定めた基準値と比較し、ラック 位置検出手段の検出信号が正しく制御装置に伝達されるかをチェックするととも に、そのチェックした結果を表示手段に表示する。
【0012】 従って、エンジンを始動するごとにラック位置検出手段の検出信号に異常があ るか否かを知ることができ、異常が生じた場合に、ハーネスの点検や周囲環境の 影響の除去、ソレノイド等の電磁的雑音に対する対策などの迅速な対応策をとる ことが可能となって、燃費の悪化やエンジン出力効率の低下等を防止することが できる。
【0013】 なお、始動時に移動させる所定のラック位置を、エンジンの実際的な制御に必 要な実用移動範囲の外側とすれば、コントロールラックを移動可能な限界まで移 動させるなどして、容易に所定の位置に停止させることができる。特に、ストッ パを設ければ、一定の位置に確実に停止させることができる。また、ラック位置 検出手段の検出信号に異常がある場合、表示手段による表示ばかりでなく、警報 装置によって音声等による警報を発生させてもよい。
【0014】
【実施例】
本考案に係る電子式燃料噴射装置の異常検出装置の好ましい実施例を、添付図 面に従って詳説する。なお、前記従来技術において説明した部分に相当する部分 については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0015】 図1は、本考案の実施例に係る電子式燃料噴射装置の異常検出装置の説明図で ある。 図1において、燃料噴射ポンプ12には、ストッパ50が取り付けてある。こ のストッパ50は、コントロールラック22の先端前方に位置し、コントロール ラック22の端面に対面した受け面52の位置が、コントロールラック22の燃 料噴射量を制御するのに必要な実用移動領域Lの外側となるRaとなっている。
【0016】 一方、電子制御ユニット24には、ラック位置検出手段であるラックセンサ3 0の検出信号が入力する切り換えスイッチ回路54が設けてあり、このスイッチ 回路54を介してラックセンサ30の検出信号が入力する比較回路(比較手段) 56と、この比較回路56に比較の基準値を入力する基準値設定回路58を有し ている。この基準値設定回路58には、後述するように、コントロールラック2 2の先端がストッパ50により位置Raで停止させられたときに、ラックセンサ 30が本来出力すべき検出信号の許容範囲となる基準値が設定してある。
【0017】 さらに、電子制御ユニット24には、ラック位置演算装置60、点検駆動信号 発生回路62、この点検駆動信号発生回路62とラック位置演算装置60とを接 続した切り換えスイッチ回路64、切り換えスイッチ回路54、64に切り換え 信号を出力する始動検知回路66を備えている。
【0018】 ラック位置演算装置60は、アクセルセンサ68が検出したアクセル開度と回 転速度センサ70の出力したエンジン回転速度に基づいてコントロールラック2 2の位置を求めるとともに、スイッチ回路54を介して、ラック位置検出手段で あるラックセンサ30の検出信号をフィードバック信号として受け取る。また、 点検駆動信号発生回路62は、エンジン16の始動時に、スイッチ回路64を介 してソレノイド駆動回路72に接続され、ソレノイド駆動回路72にラック駆動 手段であるソレノイド16を駆動する信号を出力する。そして、始動検知回路6 6は始動スイッチ74が接続されており、始動スイッチ74がオンしたときに、 切り換えスイッチ回路54、64に切り換え信号を与える。なお、比較回路56 の出力側には、表示装置76が接続してあり、比較回路56の比較結果を表示で きるようにしてある。
【0019】 上記の如く構成した実施例の作用は、次のとおりである。 始動スイッチ74がオンされると電子制御ユニット24が起動し、始動検知回 路66は、切り換えスイッチ回路54、64に切り換え信号を出力して、所定時 間(例えば0.5〜1秒間)ラックセンサ30を比較回路56に接続し、点検駆 動信号発生回路62をソレノイド駆動回路72に接続する。
【0020】 点検駆動信号発生回路62には、コントロールラック22をストッパ50に突 き当てるまで移動させるに必要なソレノイド16の駆動信号が予め格納してあり 、この駆動信号をソレノイド駆動回路72に与える。ソレノイド駆動回路72は 、点検駆動信号発生回路62が出力した駆動信号に従ってソレノイド16を駆動 し、コントロールラック22を実用移動範囲Lを超えて移動させる。そして、コ ントロールラック22の前方に位置するストッパ50は、端面52によってコン トロールラック22の先端を受け止め、コントロールラック22をRaの位置に 停止させる。
【0021】 一方、ラックセンサ30は、位置Raに停止しているコントロールラック22 の位置信号(検出信号)を電子制御ユニット24に送出し、スイッチ回路54を 介して比較回路56に入力する。比較回路56は、ラックセンサ30が出力した 検出信号を基準値設定回路58に設定されている基準値と比較する。そして、比 較回路56は、ラックセンサ30の検出信号が基準値設定回路58に設定してあ る基準の範囲内であれば、正常信号を出力し、表示装置76が青ランプ等でその 旨を表示する。しかし、ラックセンサ30の検出信号が基準範囲から外れている と、比較回路56は異常信号を出力し、表示装置76が赤ランプを点灯してセン サに異常が発生したことを図示しないオペレータに告知する。そして、表示装置 76は、表示された比較回路56の比較結果を保持する。
【0022】 これにより、オペレータは、燃料噴射装置に異常が生じていることを容易に知 ることができ、ラックセンサ30やハーネスの点検等を行うことにより、異常に 対する迅速な対応ができて、エンジンを常に正常な状態で制御することが可能と なる。なお、オペレータに対する異常の告知は、表示装置76に文字によるメッ セージを表示してもよく、また基準範囲からの外れた程度によって点灯するラン プの色を変えてもよいし、さらにブザー等により警報を発生させてもよい。
【0023】 始動スイッチ74がオンしてから予め定めた時間が経過すると、始動検知回路 66は、切り換えスイッチ回路54、64に切り換え信号を出力し、ラック位置 演算装置60にスイッチ回路54を介してラックセンサ30を接続し、またラッ ク位置演算装置60の出力側をスイッチ回路64を介してソレノイド駆動回路7 2に接続する。これにより、電子制御ユニット24は、ラック位置演算装置60 による通常のラック位置制御を開始する。従って、ソレノイド16は、コントロ ールラック22を初期状態またはアイドリング位置に引き戻し、実用移動範囲L の間でコントロールラック22を移動させ、燃料噴射量を制御する。
【0024】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案によれば、エンジンの始動時に、ラック駆動手 段が点検駆動信号発生手段の出力した信号に基づいて、コントロールラックを予 め定めた所定の位置に移動させ、このときのラック位置検出手段が出力する信号 を予め定めた基準値と比較することにより、ラック位置検出手段の検出信号に異 常が生じたか否かを容易に検知することができる。
【0025】 また、始動時に移動させる所定のラック位置を、エンジンの実際的な制御に必 要なコントロールラックの移動範囲の外側とすれば、コントロールラックを移動 可能な限界まで移動させるなどして、容易に所定の位置に停止させることができ る。特に、ストッパを設ければ、一定の位置に確実に停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る電子式燃料噴射装置の異
常検出装置の説明図である。
【図2】電子式燃料噴射装置の概略説明図である。
【図3】ラックセンサと電子制御ユニットとの接続関係
を示す図である。
【図4】電子式燃料噴射装置におけるエンジン回転速度
とアクセル開度とコントロールラック位置との関係を示
す図である。
【図5】ラックセンサと電子制御ユニットとを接続する
ハーネスがラックセンサの検出信号に与える影響の説明
図である。
【符号の説明】
12 燃料噴射ポンプ 14 電子ガバナ 16 ラック駆動手段(ソレノイド) 22 コントロールラック 24 電子制御ユニット 30 ラック位置検出手段(ラックセンサ) 50 ストッパ 56 比較手段(比較回路) 62 点検駆動信号発生手段(点検駆動信号発生
回路) 76 表示手段(表示装置)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料噴射装置のコントロールラックの位
    置を検出するラック位置検出手段と、前記コントロール
    ラックを移動させるラック駆動手段と、エンジンの始動
    時に、前記ラック駆動手段を介して前記コントロールラ
    ックを所定位置に移動させる駆動信号を出力する点検駆
    動信号発生手段と、前記コントロールラックが前記所定
    位置に移動したときの、前記ラック位置検出手段の検出
    信号を基準値と比較する比較手段と、この比較手段の比
    較結果を表示する表示手段とを有することを特徴とする
    電子式燃料噴射装置の異常検出装置。
  2. 【請求項2】 前記所定位置は、燃料噴射量を制御する
    ために前記コントロールラックが移動する範囲の外側に
    あることを特徴とする請求項1に記載の電子式燃料噴射
    装置の異常検出装置。
  3. 【請求項3】 前記燃料噴射装置は、前記コントロール
    ラックを前記所定位置に停止させるストッパを有してい
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の電子式燃
    料噴射装置の異常検出装置。
JP8551692U 1992-11-18 1992-11-18 電子式燃料噴射装置の異常検出装置 Pending JPH0643238U (ja)

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