JPH0643457Y2 - 液冷エンジン - Google Patents
液冷エンジンInfo
- Publication number
- JPH0643457Y2 JPH0643457Y2 JP1988143842U JP14384288U JPH0643457Y2 JP H0643457 Y2 JPH0643457 Y2 JP H0643457Y2 JP 1988143842 U JP1988143842 U JP 1988143842U JP 14384288 U JP14384288 U JP 14384288U JP H0643457 Y2 JPH0643457 Y2 JP H0643457Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crankcase
- crankshaft
- cover
- cooling liquid
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は水や油などによつてエンジンを冷却する液冷
エンジンに関するものである。
エンジンに関するものである。
従来より、液冷エンジンとしては、シリンダヘツドとシ
リンダブロツク内にウオータジヤケツトを形成して、シ
リンダヘツドおよびシリンダブロツクを冷却するものが
ある(たとえば、特開昭63-183214号公報参照)。
リンダブロツク内にウオータジヤケツトを形成して、シ
リンダヘツドおよびシリンダブロツクを冷却するものが
ある(たとえば、特開昭63-183214号公報参照)。
ところが、上記従来技術では、シリンダヘツドおよびシ
リンダブロツクを冷却し、温度が上昇した冷却液をラジ
エータに循環させることによつて、冷却液の温度を下げ
ているため、ラジエータを設置することによりコストが
上昇する、容積および重量が大きい、配管などに工数を
要するなどの不都合が生じる。
リンダブロツクを冷却し、温度が上昇した冷却液をラジ
エータに循環させることによつて、冷却液の温度を下げ
ているため、ラジエータを設置することによりコストが
上昇する、容積および重量が大きい、配管などに工数を
要するなどの不都合が生じる。
そこで、クランクケースの外側にカバーを接合して、上
記クランクケースとカバーとの間に冷却液通路を形成
し、たとえば外壁にフインを持つ冷却液通路に連通させ
ることにより冷却液の熱を外部に放出することが考えら
れる。この一例を第3図に示す。
記クランクケースとカバーとの間に冷却液通路を形成
し、たとえば外壁にフインを持つ冷却液通路に連通させ
ることにより冷却液の熱を外部に放出することが考えら
れる。この一例を第3図に示す。
第3図は堅軸型エンジンの一部を示しており、この図に
おいては、1はクランク軸で、その軸方向Sが上下方向
に設定されている。このクランク軸1は、クランクケー
ス2のクランクケース壁2aの軸受部2bに、そのジヤーナ
ル部1aが軸支されているとともに、上記クランクケース
壁2aを貫通している。上記クランク軸1の上端部には、
フライホイール3が固定されている。
おいては、1はクランク軸で、その軸方向Sが上下方向
に設定されている。このクランク軸1は、クランクケー
ス2のクランクケース壁2aの軸受部2bに、そのジヤーナ
ル部1aが軸支されているとともに、上記クランクケース
壁2aを貫通している。上記クランク軸1の上端部には、
フライホイール3が固定されている。
上記軸受部2bには環状のオイル溝4が刻設されており、
クランク軸1と軸受部2bとの間の軸受面2cに潤滑油を供
給する。上記ジヤーナル部1aの上方には、オイルシール
5が上記軸受部2bに取り付けられており、クランク軸1
の軸受面2cからクランク室15の外部へ潤滑油が流出する
のを防止している。
クランク軸1と軸受部2bとの間の軸受面2cに潤滑油を供
給する。上記ジヤーナル部1aの上方には、オイルシール
5が上記軸受部2bに取り付けられており、クランク軸1
の軸受面2cからクランク室15の外部へ潤滑油が流出する
のを防止している。
上記クランクケース壁2aにはカバー6がボルト(図示せ
ず)で接合されており、このカバー6はクランクケース
壁2aとの間で冷却液通路7を形成している。この冷却液
通路7内の冷却液はクランクケース2を冷却していると
ともに、クランクケース壁2aと一体に形成されたシリン
ダ壁8aを冷却している。上記カバー6とクランクケース
壁2aとの接合面2dには、ガスケツト9が介挿されて、冷
却液通路7が密閉されている。
ず)で接合されており、このカバー6はクランクケース
壁2aとの間で冷却液通路7を形成している。この冷却液
通路7内の冷却液はクランクケース2を冷却していると
ともに、クランクケース壁2aと一体に形成されたシリン
ダ壁8aを冷却している。上記カバー6とクランクケース
壁2aとの接合面2dには、ガスケツト9が介挿されて、冷
却液通路7が密閉されている。
上記カバー6にはクランク軸1が貫通している。このカ
バー6の上部には、点火用のチヤージコイル10が固定さ
れている。この点火用のチヤージコイル10には、フライ
ホイール3に固定された永久磁石11が回転することによ
り、交流電圧が発生する。
バー6の上部には、点火用のチヤージコイル10が固定さ
れている。この点火用のチヤージコイル10には、フライ
ホイール3に固定された永久磁石11が回転することによ
り、交流電圧が発生する。
ところで、上記エンジンでは、カバー6がオイルシール
5よりも外側S1に設けられているので、カバー6がその
分だけ外側S1に位置しており、そのため、クランク軸1
が長くなる。たとえば、このエンジンでは、カバー6に
固定されている点火用のチヤージコイル10や、クランク
軸1に固定されているフライホイール3などのエンジン
補機がエンジン本体の外側に張り出し、エンジン全体が
軸方向Sに大型化する。
5よりも外側S1に設けられているので、カバー6がその
分だけ外側S1に位置しており、そのため、クランク軸1
が長くなる。たとえば、このエンジンでは、カバー6に
固定されている点火用のチヤージコイル10や、クランク
軸1に固定されているフライホイール3などのエンジン
補機がエンジン本体の外側に張り出し、エンジン全体が
軸方向Sに大型化する。
そこで、第4図のように、クランクケース2の軸受部2b
の近傍に段部2eを形成し、カバー6とクランクケース壁
2aの接合面2dをオイルシール5よりも内側S2に設定し、
クランク軸1が軸方向Sに大型化するのを防止すること
が考えられる。ところが、こうすると、段部2eがあるた
め、クランクケース2の接合面2dの機械加工が複雑にな
り、加工コストが増加する。
の近傍に段部2eを形成し、カバー6とクランクケース壁
2aの接合面2dをオイルシール5よりも内側S2に設定し、
クランク軸1が軸方向Sに大型化するのを防止すること
が考えられる。ところが、こうすると、段部2eがあるた
め、クランクケース2の接合面2dの機械加工が複雑にな
り、加工コストが増加する。
この考案は上記課題に鑑みてなされたもので、エンジン
全体を幅方向に大型化することなく、また、加工コスト
の増加を招くことなく、クランクケースの外側に十分に
大きい冷却液通路を形成することができる液冷エンジン
を提供することを目的としている。
全体を幅方向に大型化することなく、また、加工コスト
の増加を招くことなく、クランクケースの外側に十分に
大きい冷却液通路を形成することができる液冷エンジン
を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、この考案に係る液冷エンジ
ンは、クランクケースにおけるクランク軸を貫通させ
て、そのジャーナル部を軸支するクランクケース壁の軸
受部にカバーを当接させ接合させて上記クランク軸周り
の上記クランクケース壁とカバーとの間に冷却液通路を
形成するとともに、上記カバーにおけるクランク軸の貫
通孔内に、上記クランク軸の軸受面からクランク室の外
部への潤滑油の流出を防止するオイルシールを設けたも
のである。
ンは、クランクケースにおけるクランク軸を貫通させ
て、そのジャーナル部を軸支するクランクケース壁の軸
受部にカバーを当接させ接合させて上記クランク軸周り
の上記クランクケース壁とカバーとの間に冷却液通路を
形成するとともに、上記カバーにおけるクランク軸の貫
通孔内に、上記クランク軸の軸受面からクランク室の外
部への潤滑油の流出を防止するオイルシールを設けたも
のである。
この考案によれば、クランク軸の軸受面からクランク室
の外部への潤滑油の流出を防止するオイルシールをクラ
ンクケース壁の軸受部でなく、クランクケース壁の軸受
部に当接させ接合させたカバーにおけるクランク軸の貫
通孔内に設けることにより、クランクケース壁の軸受部
の軸方向の長さを十分大きく確保して、クランク軸の支
持強度を必要かつ十部に保ちつつ、カバーの位置をクラ
ンク室に近づけてクランク軸の長さ、つまりはエンジン
全体のクランク軸方向の長さを短くして大型化を招かな
いで、クランクケースの外部に冷却液通路を形成するこ
とができる。その上、クランクケースにおけるカバーと
の接合面に段部を形成する必要もなく、クランクケース
の接合面を平坦にして、この接合面の機械加工が容易と
なり、加工コストの増加を抑えつつ、クランク軸周りに
十分に大きな冷却液通路を形成させて、ラジエータを設
置するものとほぼ同様な液冷効果を発揮させることが可
能である。
の外部への潤滑油の流出を防止するオイルシールをクラ
ンクケース壁の軸受部でなく、クランクケース壁の軸受
部に当接させ接合させたカバーにおけるクランク軸の貫
通孔内に設けることにより、クランクケース壁の軸受部
の軸方向の長さを十分大きく確保して、クランク軸の支
持強度を必要かつ十部に保ちつつ、カバーの位置をクラ
ンク室に近づけてクランク軸の長さ、つまりはエンジン
全体のクランク軸方向の長さを短くして大型化を招かな
いで、クランクケースの外部に冷却液通路を形成するこ
とができる。その上、クランクケースにおけるカバーと
の接合面に段部を形成する必要もなく、クランクケース
の接合面を平坦にして、この接合面の機械加工が容易と
なり、加工コストの増加を抑えつつ、クランク軸周りに
十分に大きな冷却液通路を形成させて、ラジエータを設
置するものとほぼ同様な液冷効果を発揮させることが可
能である。
以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて説明す
る。
る。
第1図において、クランクケース2にはシリンダ8が一
体形成されている。このクランクケース2は、オイルパ
ン12とともに、クランク軸1を軸支している。
体形成されている。このクランクケース2は、オイルパ
ン12とともに、クランク軸1を軸支している。
6Aはカバーで、クランクケース壁2aの軸受部2bの上側外
面に当接されて、図示しないノックピンや印ろうにより
位置決めされて接合され、クランク軸1の外周部の該カ
バー6Aとクランクケース壁2aとの間に冷却液通路7を形
成している。上記クランクケース2は、外壁2fが一体に
形成されて2重壁になつており、この2重壁の間にも冷
却液通路7が形成されている。上記オイルパン12および
シリンダヘツド13も、それぞれ、外壁12aおよび13aを有
しており、上記クランクケース2、オイルパン12、カバ
ー6Aおよびシリンダヘツド13とで、冷却液通路7が密閉
されている。なお、上記両外壁2fおよび12aには、それ
ぞれ、多数の冷却フイン2gおよび12bが一体形成されて
いる。
面に当接されて、図示しないノックピンや印ろうにより
位置決めされて接合され、クランク軸1の外周部の該カ
バー6Aとクランクケース壁2aとの間に冷却液通路7を形
成している。上記クランクケース2は、外壁2fが一体に
形成されて2重壁になつており、この2重壁の間にも冷
却液通路7が形成されている。上記オイルパン12および
シリンダヘツド13も、それぞれ、外壁12aおよび13aを有
しており、上記クランクケース2、オイルパン12、カバ
ー6Aおよびシリンダヘツド13とで、冷却液通路7が密閉
されている。なお、上記両外壁2fおよび12aには、それ
ぞれ、多数の冷却フイン2gおよび12bが一体形成されて
いる。
上記オイルパン12には、図示しないオイルポンプが設け
られている。このオイルポンプは、クランク軸1内に設
けられたオイル供給路14に連通しており、上記環状のオ
イル溝4を介して、クランク軸1の軸受面2cに潤滑油を
供給している。
られている。このオイルポンプは、クランク軸1内に設
けられたオイル供給路14に連通しており、上記環状のオ
イル溝4を介して、クランク軸1の軸受面2cに潤滑油を
供給している。
第2図において、カバー6Aにはクランク軸1が貫通する
貫通孔6aが形成されており、このカバー6Aの貫通孔6aに
はオイルシール5が固定されている。したがつて、クラ
ンクケース2の軸受部2bには、上記オイルシール5が設
けられておらず、その分だけ軸受部2bの軸方向Sの寸法
が短くなつている。
貫通孔6aが形成されており、このカバー6Aの貫通孔6aに
はオイルシール5が固定されている。したがつて、クラ
ンクケース2の軸受部2bには、上記オイルシール5が設
けられておらず、その分だけ軸受部2bの軸方向Sの寸法
が短くなつている。
21は第1のオイル帰還路で、上記オイルシール5の下方
からカバー6Aの径方向に延びており、ガスケツト9に形
成されたオイル帰還孔22に連通している。23は第2のオ
イル帰還路で、上記クランクケース壁2aに軸方向Sに形
成されており、上記オイル帰還孔22に連通している。し
たがつて、クランク軸1の軸受面2cの潤滑油は、上記両
オイル帰還路21,23およびオイル帰還孔22を介して、ク
ランク室15に帰還する。
からカバー6Aの径方向に延びており、ガスケツト9に形
成されたオイル帰還孔22に連通している。23は第2のオ
イル帰還路で、上記クランクケース壁2aに軸方向Sに形
成されており、上記オイル帰還孔22に連通している。し
たがつて、クランク軸1の軸受面2cの潤滑油は、上記両
オイル帰還路21,23およびオイル帰還孔22を介して、ク
ランク室15に帰還する。
第1図において、24は冷却風取入口、25はフライホイー
ル3に一体形成された冷却フアンである。26は導風板
で、エンジン全体をおおうように設けられ、冷却フアン
25により、冷却風取入口24から導入された冷却風Cを、
シリンダヘツド13の冷却フイン13bや、クランクケース
2およびオイルパン12の冷却フイン2g、12bに案内す
る。これにより、冷却液通路7内の冷却液が冷却され
て、エンジンが冷却される。なお、各冷却液通路7およ
びシリンダヘツド内の冷却液通路は互いに連通してい
る。
ル3に一体形成された冷却フアンである。26は導風板
で、エンジン全体をおおうように設けられ、冷却フアン
25により、冷却風取入口24から導入された冷却風Cを、
シリンダヘツド13の冷却フイン13bや、クランクケース
2およびオイルパン12の冷却フイン2g、12bに案内す
る。これにより、冷却液通路7内の冷却液が冷却され
て、エンジンが冷却される。なお、各冷却液通路7およ
びシリンダヘツド内の冷却液通路は互いに連通してい
る。
上記冷却液としては、水や油を用いるほかに、クランク
ケース内部で循環している潤滑油をそのまま冷却系にも
循環させる方法などが用いられる。したがつて、ガスケ
ツト9は、上記潤滑油および冷却液に対してシール性を
有しており、たとえば、アスベストを混入させたシート
材や、ラバーのようなものが使用できる。なお、図示し
ていないが、冷却液通路7内には周知のポンプとサーモ
スタツトが設けられ、冷却液の温度に応じて、冷却液が
循環している。また、27はイグナイタで、カバー6Aに固
定されている。
ケース内部で循環している潤滑油をそのまま冷却系にも
循環させる方法などが用いられる。したがつて、ガスケ
ツト9は、上記潤滑油および冷却液に対してシール性を
有しており、たとえば、アスベストを混入させたシート
材や、ラバーのようなものが使用できる。なお、図示し
ていないが、冷却液通路7内には周知のポンプとサーモ
スタツトが設けられ、冷却液の温度に応じて、冷却液が
循環している。また、27はイグナイタで、カバー6Aに固
定されている。
その他の構成は、第3図の一例と同様であり、同一部分
または相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明を
省略する。
または相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明を
省略する。
上記構成においては、第2図のカバー6Aの貫通孔6aにオ
イルシール5が配設されているから、クランクケース壁
2aの軸受部2bの軸方向Sの長さを十分大きく確保してク
ランク軸1の支持強度が増大され、必要かつ十分なクラ
ンク軸1の支持強度を得るにあたって、その軸受部2bの
軸方向Sの長さが小さくてすむ。そのため、カバー6Aの
位置がクランク室15に近づき、したがつて、軸受部2bお
よびカバー6Aを貫通しているクランク軸1の長さが短く
なるとともに、クランク軸1に固定されているフライホ
イール3や、第1図のカバー6Aに固定されているチャー
ジコイル10およびイグナイタ27などのエンジン補機が、
エンジン本体の外側S1に張り出すのを抑制できる。その
結果、エンジンがクランク軸1の軸方向Sに大型化しな
い。
イルシール5が配設されているから、クランクケース壁
2aの軸受部2bの軸方向Sの長さを十分大きく確保してク
ランク軸1の支持強度が増大され、必要かつ十分なクラ
ンク軸1の支持強度を得るにあたって、その軸受部2bの
軸方向Sの長さが小さくてすむ。そのため、カバー6Aの
位置がクランク室15に近づき、したがつて、軸受部2bお
よびカバー6Aを貫通しているクランク軸1の長さが短く
なるとともに、クランク軸1に固定されているフライホ
イール3や、第1図のカバー6Aに固定されているチャー
ジコイル10およびイグナイタ27などのエンジン補機が、
エンジン本体の外側S1に張り出すのを抑制できる。その
結果、エンジンがクランク軸1の軸方向Sに大型化しな
い。
一方、第2図のクランクケース壁2aとカバー6Aとの接合
面2dには、第4図のような段部2eを設ける必要がないの
で、この接合面2dの機械加工が容易になる。したがつ
て、加工コストの増加を招くおそれもない。
面2dには、第4図のような段部2eを設ける必要がないの
で、この接合面2dの機械加工が容易になる。したがつ
て、加工コストの増加を招くおそれもない。
ところで、第4図のように段部2eを形成した場合には、
段部2eがクランクケース2から突出しているので、クラ
ンクケース2とダンボール等の仕切り板を交互に積み重
ねることができず、そのため、クランクケース2の保管
や運搬が困難になる。これに対し、この考案は、第2図
のクランクケース2の接合面2dが平坦な形状であるか
ら、クランクケース2と仕切り板を上下に容易に積み重
ねることができるので、クランクケース2の保管や運搬
が容易になる。
段部2eがクランクケース2から突出しているので、クラ
ンクケース2とダンボール等の仕切り板を交互に積み重
ねることができず、そのため、クランクケース2の保管
や運搬が困難になる。これに対し、この考案は、第2図
のクランクケース2の接合面2dが平坦な形状であるか
ら、クランクケース2と仕切り板を上下に容易に積み重
ねることができるので、クランクケース2の保管や運搬
が容易になる。
ところで、クランクケース壁2aとカバー6Aとの間には冷
却液通路7が形成されており、この冷却液通路7が第1
図のシリンダヘツド13内の冷却液通路(図示せず)など
に連通しているから、エンジン本体の温度分布が均一に
なり易く歪が発生しにくいなどの利点もある。
却液通路7が形成されており、この冷却液通路7が第1
図のシリンダヘツド13内の冷却液通路(図示せず)など
に連通しているから、エンジン本体の温度分布が均一に
なり易く歪が発生しにくいなどの利点もある。
また、上記実施例ではクランクケース2およびオイルパ
ン12に、それぞれ、冷却フイン2gおよび12bが一体形成
されており、一方、上記冷却フイン2g、12bに冷却風C
が案内されている。したがつて、冷却液通路7内の冷却
液は、シリンダヘツド13の冷却フイン13bだけでなく、
上記冷却フイン2g、12bを介して、冷却風Cにより冷却
される。その結果、冷却液を十分冷却できるので、ラジ
エータが不要になる。
ン12に、それぞれ、冷却フイン2gおよび12bが一体形成
されており、一方、上記冷却フイン2g、12bに冷却風C
が案内されている。したがつて、冷却液通路7内の冷却
液は、シリンダヘツド13の冷却フイン13bだけでなく、
上記冷却フイン2g、12bを介して、冷却風Cにより冷却
される。その結果、冷却液を十分冷却できるので、ラジ
エータが不要になる。
以上説明したように、この考案によれば、クランク軸の
軸受面からクランク室の外部への潤滑油の流出を防止す
るオイルシールをクランクケース壁の軸受部でなく、ク
ランクケース壁の軸受部に当接させ接合させて該クラン
クケース壁との間に冷却液通路を形成するカバーにおけ
るクランク軸の貫通孔内に設けることにより、クランク
ケース壁の軸受部の軸方向の長さを十分大きく確保し
て、クランク軸の支持強度を必要かつ十分に保ちつつ、
カバーの位置をクランク室に近づけてクランク軸の長さ
を短くして、エンジン全体をできるだけ小型にしなが
ら、クランクケースの外部に冷却液通路を形成すること
ができる。その上、クランクケースにおけるカバーとの
接合面に段部を形成する必要もなく、クランクケースの
接合面を平坦にして、この接合面の機械加工を容易とし
て、加工コストの増加を抑えつつ、クランク軸周りに十
分に大きな冷却液通路を形成させることが可能であり、
したがつて、ラジエータを設置するものに比べて、設備
コストや重量の上昇、工数の増加にる組立製作コストの
上昇を招くことなく、ラジエータを設置するものとほぼ
同等な冷却効果を発揮させることができる。
軸受面からクランク室の外部への潤滑油の流出を防止す
るオイルシールをクランクケース壁の軸受部でなく、ク
ランクケース壁の軸受部に当接させ接合させて該クラン
クケース壁との間に冷却液通路を形成するカバーにおけ
るクランク軸の貫通孔内に設けることにより、クランク
ケース壁の軸受部の軸方向の長さを十分大きく確保し
て、クランク軸の支持強度を必要かつ十分に保ちつつ、
カバーの位置をクランク室に近づけてクランク軸の長さ
を短くして、エンジン全体をできるだけ小型にしなが
ら、クランクケースの外部に冷却液通路を形成すること
ができる。その上、クランクケースにおけるカバーとの
接合面に段部を形成する必要もなく、クランクケースの
接合面を平坦にして、この接合面の機械加工を容易とし
て、加工コストの増加を抑えつつ、クランク軸周りに十
分に大きな冷却液通路を形成させることが可能であり、
したがつて、ラジエータを設置するものに比べて、設備
コストや重量の上昇、工数の増加にる組立製作コストの
上昇を招くことなく、ラジエータを設置するものとほぼ
同等な冷却効果を発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の一実施例を示す液冷エンジンの縦断
面図、第2図は同要部の拡大断面図、第3図はこの考案
に含まれない液冷エンジンの一例を示す要部の断面図、
第4図は同他の一例を示す要部の断面図である。 1……クランク軸、2……クランクケース、2a……クラ
ンクケース壁、2c……軸受面、2d……接合面、5……オ
イルシール、6A……カバー、6a……貫通孔、7……冷却
液通路、9……ガスケツト、15……クランク室。
面図、第2図は同要部の拡大断面図、第3図はこの考案
に含まれない液冷エンジンの一例を示す要部の断面図、
第4図は同他の一例を示す要部の断面図である。 1……クランク軸、2……クランクケース、2a……クラ
ンクケース壁、2c……軸受面、2d……接合面、5……オ
イルシール、6A……カバー、6a……貫通孔、7……冷却
液通路、9……ガスケツト、15……クランク室。
Claims (1)
- 【請求項1】クランクケースにおけるクランク軸を貫通
させて、そのジャーナル部を軸支するクランクケース壁
と、上記クランク軸が貫通し、かつ、上記クランクケー
ス壁の軸受部に当接され接合されて上記クランク軸周り
の上記クランクケース壁との間に冷却液通路を形成する
カバーと、このカバーと上記クランクケース壁との接合
面に介挿されて上記冷却液通路を密閉するガスケット
と、上記カバーにおけるクランク軸の貫通孔内に設けら
れて、上記クランク軸の軸受面からクランク室の外部へ
の潤滑油の流出を防止するオイルシールとを備えてなる
液冷エンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988143842U JPH0643457Y2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 液冷エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988143842U JPH0643457Y2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 液冷エンジン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0264715U JPH0264715U (ja) | 1990-05-15 |
| JPH0643457Y2 true JPH0643457Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31411027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988143842U Expired - Lifetime JPH0643457Y2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 液冷エンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643457Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5369615U (ja) * | 1976-11-12 | 1978-06-12 | ||
| JPS6340522U (ja) * | 1986-09-03 | 1988-03-16 |
-
1988
- 1988-11-02 JP JP1988143842U patent/JPH0643457Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0264715U (ja) | 1990-05-15 |
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