JPH0644634B2 - 可変容量ダイオード素子の製造方法 - Google Patents
可変容量ダイオード素子の製造方法Info
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- JPH0644634B2 JPH0644634B2 JP63299273A JP29927388A JPH0644634B2 JP H0644634 B2 JPH0644634 B2 JP H0644634B2 JP 63299273 A JP63299273 A JP 63299273A JP 29927388 A JP29927388 A JP 29927388A JP H0644634 B2 JPH0644634 B2 JP H0644634B2
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- thermal diffusion
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱拡散工程によって浅い拡散層を形成する半
導体装置の熱拡散層の製造方法に関し、又、この製造方
法により形成される可変容量ダイオード素子の製造方法
に係るものである。殊に拡散係数の大きい不純物元素の
不純物濃度分布の制御に係るものであって、比較的低い
電圧源で充分な容量変化が得られる可変容量ダイオード
素子の製造方法に係るものである。
導体装置の熱拡散層の製造方法に関し、又、この製造方
法により形成される可変容量ダイオード素子の製造方法
に係るものである。殊に拡散係数の大きい不純物元素の
不純物濃度分布の制御に係るものであって、比較的低い
電圧源で充分な容量変化が得られる可変容量ダイオード
素子の製造方法に係るものである。
〔従来の技術の背景〕 周知のように半導体装置の製造に於ける熱拡散層の不純
物濃度分布は、熱拡散時の温度T(℃)と熱拡散時間t
(分)との関数f(T,t)で決定される。熱拡散層の
拡散長は、 によって決定される。Dは、温度により決定される不純
物元素の拡散係数である。又、比較的熱拡散時の温度が
高温で而も熱拡散処理時間が短時間(1〜10分)のも
のに対し、比較的熱拡散時の温度が低温で長時間(30
分以上)拡散が行われる熱拡散層の方が、不純物濃度分
布の精度は、良好であることが知られている。
物濃度分布は、熱拡散時の温度T(℃)と熱拡散時間t
(分)との関数f(T,t)で決定される。熱拡散層の
拡散長は、 によって決定される。Dは、温度により決定される不純
物元素の拡散係数である。又、比較的熱拡散時の温度が
高温で而も熱拡散処理時間が短時間(1〜10分)のも
のに対し、比較的熱拡散時の温度が低温で長時間(30
分以上)拡散が行われる熱拡散層の方が、不純物濃度分
布の精度は、良好であることが知られている。
このように半導体装置の製造に於いて、不純物濃度分布
の制御は、比較的低温で長時間熱拡散した方が容易であ
る。これは、短時間の熱拡散では、熱拡散炉に挿入され
た半導体基板の熱伝導率により、その中心部と周辺の温
度分布のバラツキ、或いは熱拡散炉の中心部とその周辺
の温度分布のバラツキが発生し易いが、長時間熱拡散を
行うことでこれらの要因が、無視できるからである。
の制御は、比較的低温で長時間熱拡散した方が容易であ
る。これは、短時間の熱拡散では、熱拡散炉に挿入され
た半導体基板の熱伝導率により、その中心部と周辺の温
度分布のバラツキ、或いは熱拡散炉の中心部とその周辺
の温度分布のバラツキが発生し易いが、長時間熱拡散を
行うことでこれらの要因が、無視できるからである。
可変容量ダイオード素子の製造方法では、不純物濃度分
布の制御の為に、イオン注入法の諸条件であるドーズ
量、不純物元素の打ち込みのエネルギー等によって、不
純物の注入量や深さを設定した後に、アニール工程を経
て、熱拡散時の温度T(℃)と拡散時間t(分)との組
み合わせによって拡散長の制御を行っている。通常、可
変容量ダイオード素子の製造工程では、イオン注入法に
よって不純物が半導体基板に打ち込まれた後、アニール
工程を行って、その後、第1の熱拡散工程を行う。通
常、不純物元素の種類にもよるが、第1の熱拡散工程で
は、熱拡散温度が1000℃前後であり、熱拡散時間が
10分以上で行われている。続いて、第2の熱拡散工程
を行って、所定の深さにPN接合を形成する。
布の制御の為に、イオン注入法の諸条件であるドーズ
量、不純物元素の打ち込みのエネルギー等によって、不
純物の注入量や深さを設定した後に、アニール工程を経
て、熱拡散時の温度T(℃)と拡散時間t(分)との組
み合わせによって拡散長の制御を行っている。通常、可
変容量ダイオード素子の製造工程では、イオン注入法に
よって不純物が半導体基板に打ち込まれた後、アニール
工程を行って、その後、第1の熱拡散工程を行う。通
常、不純物元素の種類にもよるが、第1の熱拡散工程で
は、熱拡散温度が1000℃前後であり、熱拡散時間が
10分以上で行われている。続いて、第2の熱拡散工程
を行って、所定の深さにPN接合を形成する。
第3図は、一般的に可変容量ダイオード素子の断面図で
ある。高不純物濃度のN+型半導体基板4の上に低不純
物濃度のN−型のエピタキシャル層3を形成し、エピタ
キシャル層3の表面の一部に高濃度N+型拡散領域2を
形成し、更にエピタキシャル層3の表面に上記N+型拡
散領域2よりも浅く、且つ、横方向に広い面積を有する
p+型拡散領域1をN+型拡散領域2の中央部で重畳す
るように形成したダイオードの構造が知られている。5
は、絶縁膜である。
ある。高不純物濃度のN+型半導体基板4の上に低不純
物濃度のN−型のエピタキシャル層3を形成し、エピタ
キシャル層3の表面の一部に高濃度N+型拡散領域2を
形成し、更にエピタキシャル層3の表面に上記N+型拡
散領域2よりも浅く、且つ、横方向に広い面積を有する
p+型拡散領域1をN+型拡散領域2の中央部で重畳す
るように形成したダイオードの構造が知られている。5
は、絶縁膜である。
無論、第3図の実施例と反対導電型の半導体層からなる
可変容量ダイオード素子を製造する場合に、P+型拡散
層は、硼素を用いればよいが、硼素は、拡散係数も大き
く、短時間で深く拡散される性質を有する。
可変容量ダイオード素子を製造する場合に、P+型拡散
層は、硼素を用いればよいが、硼素は、拡散係数も大き
く、短時間で深く拡散される性質を有する。
さて、第2図に基づき可変容量ダイオード素子の製造方
法について説明すると、エピタキシャル層3にイオン注
入によって、N導電型の不純物元素を打ち込む。その濃
度分布は、点線で示した曲線(イ)のようなガウス分布と
なる。続いて、電気炉内でアニール工程を行って、点線
で示した曲線(ロ)のように拡散される。次に、不純物濃
度分布が所定の拡散長となるように熱拡散を行うことに
よって、N導電型の不純物元素のプロフアィルは、点線
で示した曲線(ハ)のようなガウス分布に近ずく。その
後、P+導電型拡散層1を形成することにより、PN接
合Jが形成されて所定の拡散長のN+導電型拡散層2が
形成され、可変容量ダイオード素子が製造される。
法について説明すると、エピタキシャル層3にイオン注
入によって、N導電型の不純物元素を打ち込む。その濃
度分布は、点線で示した曲線(イ)のようなガウス分布と
なる。続いて、電気炉内でアニール工程を行って、点線
で示した曲線(ロ)のように拡散される。次に、不純物濃
度分布が所定の拡散長となるように熱拡散を行うことに
よって、N導電型の不純物元素のプロフアィルは、点線
で示した曲線(ハ)のようなガウス分布に近ずく。その
後、P+導電型拡散層1を形成することにより、PN接
合Jが形成されて所定の拡散長のN+導電型拡散層2が
形成され、可変容量ダイオード素子が製造される。
従来の可変容量ダイオード素子の製造方法によって、第
2図に示されるように半導体基体の主表面から比較的浅
い部分にPN接合J0を形成しようとすると、イオン注
入を行った後に行われるアニール工程で、PN接合が形
成されるべきその浅い領域を越えて、深い位置(ロ)に拡
散される。更に、PN接合を形成する為の熱拡散工程
で、より深い位置に境界域が移動する。このように望ま
しいPN接合J0から深い部分に拡散層の境界域が形成
される為に、IV程度の低電圧で充分な接合容量が得ら
れる可変容量ダイオード素子を形成するのが、困難とな
る欠点がある。
2図に示されるように半導体基体の主表面から比較的浅
い部分にPN接合J0を形成しようとすると、イオン注
入を行った後に行われるアニール工程で、PN接合が形
成されるべきその浅い領域を越えて、深い位置(ロ)に拡
散される。更に、PN接合を形成する為の熱拡散工程
で、より深い位置に境界域が移動する。このように望ま
しいPN接合J0から深い部分に拡散層の境界域が形成
される為に、IV程度の低電圧で充分な接合容量が得ら
れる可変容量ダイオード素子を形成するのが、困難とな
る欠点がある。
一般に、印加電圧が1〜8V程度で接合容量を発生させ
る可変容量ダイオード素子では、比較的素子の拡散長が
深い為に拡散時間を長く設定できた。しかし、印加電圧
が0.2〜1V程度の低電圧で使用する可変容量ダイオ
ード素子では、半導体基板の浅い部分に不純物分布の勾
配が急峻な熱拡散層を形成しなければならなく、従っ
て、拡散工程は、短時間で熱拡散しなければならない。
電気炉でアニールし、長時間熱処理を行って不純物濃度
分布の均一な特性を有する熱拡散層を制御する従来の熱
拡散方法では、上記のような特性の可変容量ダイオード
素子を製造することが困難であった。
る可変容量ダイオード素子では、比較的素子の拡散長が
深い為に拡散時間を長く設定できた。しかし、印加電圧
が0.2〜1V程度の低電圧で使用する可変容量ダイオ
ード素子では、半導体基板の浅い部分に不純物分布の勾
配が急峻な熱拡散層を形成しなければならなく、従っ
て、拡散工程は、短時間で熱拡散しなければならない。
電気炉でアニールし、長時間熱処理を行って不純物濃度
分布の均一な特性を有する熱拡散層を制御する従来の熱
拡散方法では、上記のような特性の可変容量ダイオード
素子を製造することが困難であった。
更に、第3図と反対導電型の可変容量ダイオード素子を
形成する場合には、第3図のN+型拡散領域2をP+型
拡散層とする為に、通常硼素が用いられる。硼素は、質
量が軽いので、拡散係数が大きく短時間で深く拡散され
る性質を有する。熱拡散係数が大きい不純物元素の場合
は、不純物濃度分布のバラツキも大きくなる性質を有し
ており、長時間の熱拡散工程で拡散長の浅い拡散層を形
成しようとする場合には問題がある。
形成する場合には、第3図のN+型拡散領域2をP+型
拡散層とする為に、通常硼素が用いられる。硼素は、質
量が軽いので、拡散係数が大きく短時間で深く拡散され
る性質を有する。熱拡散係数が大きい不純物元素の場合
は、不純物濃度分布のバラツキも大きくなる性質を有し
ており、長時間の熱拡散工程で拡散長の浅い拡散層を形
成しようとする場合には問題がある。
本発明は、上述のような課題を解決する為になされたも
のであって、その主な目的は、熱拡散係数が大きい不純
物元素によって拡散長の比較的浅い拡散層を形成できる
熱拡散層の製造方法を提供すると共に、その製造方法に
よって可変容量ダイオード素子を提供するものである。
のであって、その主な目的は、熱拡散係数が大きい不純
物元素によって拡散長の比較的浅い拡散層を形成できる
熱拡散層の製造方法を提供すると共に、その製造方法に
よって可変容量ダイオード素子を提供するものである。
他の目的は、IV程度の低電圧であっても、充分な接合
容量が取り得る可変容量ダイオード素子の拡散長の制御
ができる製造方法を提供するものである。
容量が取り得る可変容量ダイオード素子の拡散長の制御
ができる製造方法を提供するものである。
更に他の目的は、P導電型の不純物元素として拡散係数
の大きい不純物元素を用いる場合の熱拡散層の濃度分布
の制御が容易な可変容量ダイオード素子の製造方法を提
供するものである。
の大きい不純物元素を用いる場合の熱拡散層の濃度分布
の制御が容易な可変容量ダイオード素子の製造方法を提
供するものである。
本発明は、上記の課題を解決する為になされたものであ
って、熱拡散係数の大きい不純物元素を半導体基板にイ
オン注入した後に、短時間に急速に加熱するアニール工
程、所謂、RTP(rapid thermal process)を半導
体基板に行うことにより、イオン注入によって結晶欠陥
が生じた半導体層を活性化して、続いて、比較的低温で
長時間熱拡散処理を行って熱拡散層を形成する。浅い拡
散層を有する可変容量ダイオード素子にあっては、この
製造方法によって拡散長の浅い熱拡散層を形成し、次に
反対導電型の熱拡散処理を行い可変容量ダイオード素子
を製造するものである。
って、熱拡散係数の大きい不純物元素を半導体基板にイ
オン注入した後に、短時間に急速に加熱するアニール工
程、所謂、RTP(rapid thermal process)を半導
体基板に行うことにより、イオン注入によって結晶欠陥
が生じた半導体層を活性化して、続いて、比較的低温で
長時間熱拡散処理を行って熱拡散層を形成する。浅い拡
散層を有する可変容量ダイオード素子にあっては、この
製造方法によって拡散長の浅い熱拡散層を形成し、次に
反対導電型の熱拡散処理を行い可変容量ダイオード素子
を製造するものである。
比較的拡散係数の大きい不純物元素による熱拡散層の製
造方法では、第1の熱拡散工程に入る前に、第1導電型
の不純物元素がイオン注入された半導体基板を、短時間
に急速に加熱するアニール工程(RTP)により、イオ
ン注入された不純物元素が殆ど拡散させることなく活性
化される。次の熱拡散工程では、拡散温度が比較的低温
で、而も拡散時間を比較的長時間に設定して所定の拡散
長の拡散層が形成される。可変容量ダイオード素子の形
成に当たっては、第1の熱拡散工程で、浅い拡散長の拡
散層を形成し、次の第2の熱拡散工程で浅い部分にPN
接合を形成することによって、1V以下の低い電圧源で
充分な可変容量が得られる可変容量ダイオード素子を容
易に製造することができる。
造方法では、第1の熱拡散工程に入る前に、第1導電型
の不純物元素がイオン注入された半導体基板を、短時間
に急速に加熱するアニール工程(RTP)により、イオ
ン注入された不純物元素が殆ど拡散させることなく活性
化される。次の熱拡散工程では、拡散温度が比較的低温
で、而も拡散時間を比較的長時間に設定して所定の拡散
長の拡散層が形成される。可変容量ダイオード素子の形
成に当たっては、第1の熱拡散工程で、浅い拡散長の拡
散層を形成し、次の第2の熱拡散工程で浅い部分にPN
接合を形成することによって、1V以下の低い電圧源で
充分な可変容量が得られる可変容量ダイオード素子を容
易に製造することができる。
第1図,第3図に基づき、本発明の熱拡散層の製造方法
と、その熱拡散工程を用いた可変容量ダイオード素子の
製造方法について説明する。
と、その熱拡散工程を用いた可変容量ダイオード素子の
製造方法について説明する。
第1の製造工程は、N+型半導体基板4にN−型のエピ
タキシャル層3が形成された半導体基体を前処理した後
に、所定のマスクを介してN+型の不純物元素を半導体
基体の主表面からイオン注入法によって打ち込む。この
イオン注入工程によって、イオン注入されたN+型の不
純物元素のプロフアィルは、第1図(a)に示すようなガ
ウス分布をしている。
タキシャル層3が形成された半導体基体を前処理した後
に、所定のマスクを介してN+型の不純物元素を半導体
基体の主表面からイオン注入法によって打ち込む。この
イオン注入工程によって、イオン注入されたN+型の不
純物元素のプロフアィルは、第1図(a)に示すようなガ
ウス分布をしている。
続いて、イオン注入された半導体基板を清浄な雰囲気
中、或いは減圧下で、赤外線を放射するタングステンハ
ロゲンランプ等の急速短時間加熱源によって加熱して、
イオン注入されたN型の不純物元素を活性化させるアニ
ール工程(RTP)に入る。通常ランプ・アニールと呼
ばれるアニール工程である。このアニール工程は、半導
体基体に打ち込まれた不純物元素を活性化させるが、こ
の時の拡散プロファイルは、第1図(a)に示すように、
イオン注入で生じた直後のガウス分布が略そのままのプ
ロファイルを維持した状態で活性化される。
中、或いは減圧下で、赤外線を放射するタングステンハ
ロゲンランプ等の急速短時間加熱源によって加熱して、
イオン注入されたN型の不純物元素を活性化させるアニ
ール工程(RTP)に入る。通常ランプ・アニールと呼
ばれるアニール工程である。このアニール工程は、半導
体基体に打ち込まれた不純物元素を活性化させるが、こ
の時の拡散プロファイルは、第1図(a)に示すように、
イオン注入で生じた直後のガウス分布が略そのままのプ
ロファイルを維持した状態で活性化される。
アニール工程を行った後、次の熱拡散工程に入る。この
時の拡散温度は、既に活性化が済んでいる為に、N+型
拡散層2は、アニール工程での加熱温度より低い温度
で、しかも比較的長時間の熱拡散によって形成する。N
+型拡散層は、第1図の(b)に示すようなプロファイル
となる。その後、P型の不純物を熱拡散工程によって、
P+導電型拡散層1を形成して、所定の深さにPN接合
J0を形成する。
時の拡散温度は、既に活性化が済んでいる為に、N+型
拡散層2は、アニール工程での加熱温度より低い温度
で、しかも比較的長時間の熱拡散によって形成する。N
+型拡散層は、第1図の(b)に示すようなプロファイル
となる。その後、P型の不純物を熱拡散工程によって、
P+導電型拡散層1を形成して、所定の深さにPN接合
J0を形成する。
続いて、半導体基板主表面に被着された所定の部分の二
酸化シリコン膜を除去して電極を形成し可変容量ダイオ
ード素子を製造する。
酸化シリコン膜を除去して電極を形成し可変容量ダイオ
ード素子を製造する。
ランプ・アニール工程は、清浄な不活性ガス、活性ガス
等の混合ガス、或いは減圧のいづれかの状態で、加熱温
度を900℃以上1200℃未満の温度に設定し、且つ
加熱時間を3秒〜60秒の範囲で行って、イオン注入法
によって打ち込まれた不純物元素を活性化する。ランプ
・アニール工程の熱源は、半導体基体が吸収の容易な赤
外線を放射するタングステンランプ,キセノンランプ,
或いはアークランプ等が用いられる。
等の混合ガス、或いは減圧のいづれかの状態で、加熱温
度を900℃以上1200℃未満の温度に設定し、且つ
加熱時間を3秒〜60秒の範囲で行って、イオン注入法
によって打ち込まれた不純物元素を活性化する。ランプ
・アニール工程の熱源は、半導体基体が吸収の容易な赤
外線を放射するタングステンランプ,キセノンランプ,
或いはアークランプ等が用いられる。
次に、反対導電型の可変容量ダイオード素子について説
明すると、第1の熱拡散工程には、P導電型の拡散層と
する為に、硼素が用いられる。硼素は、熱拡散係数が比
較的大きく為に、浅い拡散長の拡散層を形成するのが、
比較的困難である。従って、硼素をイオン注入工程によ
って、半導体基体に打ち込んだ後、ランプ・アニール工
程を行う。その時の加熱温度を1000℃±100℃と
し、赤外線の放射時間を15±5秒に設定して不純物元
素の活性化を図り、直ちに次の熱拡散炉による熱拡散工
程によって拡散長の制御を行う。この時の、熱拡散温度
は、既にイオン注入された不純物元素が活性化されてい
るので、ランプ・アニール工程の加熱温度より低い90
0℃程度の温度として、熱拡散時間を比較的長時間にす
ることにより、不純物濃度分布を精度よく制御してP+
型の熱拡散層を形成できる。
明すると、第1の熱拡散工程には、P導電型の拡散層と
する為に、硼素が用いられる。硼素は、熱拡散係数が比
較的大きく為に、浅い拡散長の拡散層を形成するのが、
比較的困難である。従って、硼素をイオン注入工程によ
って、半導体基体に打ち込んだ後、ランプ・アニール工
程を行う。その時の加熱温度を1000℃±100℃と
し、赤外線の放射時間を15±5秒に設定して不純物元
素の活性化を図り、直ちに次の熱拡散炉による熱拡散工
程によって拡散長の制御を行う。この時の、熱拡散温度
は、既にイオン注入された不純物元素が活性化されてい
るので、ランプ・アニール工程の加熱温度より低い90
0℃程度の温度として、熱拡散時間を比較的長時間にす
ることにより、不純物濃度分布を精度よく制御してP+
型の熱拡散層を形成できる。
又、燐を用いた場合には、ランプ・アニール工程の、加
熱温度を1100℃前後とし、放射時間を15±5秒に
設定して活性化を図ることによって、拡散長の制御が容
易となる。この時の熱拡散温度は、上記と同様にランプ
・アニール工程の温度より低い温度に設定できる。
熱温度を1100℃前後とし、放射時間を15±5秒に
設定して活性化を図ることによって、拡散長の制御が容
易となる。この時の熱拡散温度は、上記と同様にランプ
・アニール工程の温度より低い温度に設定できる。
本発明によれば、不純物元素として熱拡散係数の大きい
硼素等の元素を用いたとしても、イオン注入を行った後
にRTPによるランプ・アニール工程を行って、直ちに
熱拡散工程に入る製造方法で熱拡散層を形成することに
よって、拡散長の浅い拡散層を容易に製造することが可
能である。従って、浅いPN接合を形成するのが容易で
あるので、1V程度の電圧で充分な接合容量が得られる
可変容量ダイオード素子を容易に製造することが可能で
ある。
硼素等の元素を用いたとしても、イオン注入を行った後
にRTPによるランプ・アニール工程を行って、直ちに
熱拡散工程に入る製造方法で熱拡散層を形成することに
よって、拡散長の浅い拡散層を容易に製造することが可
能である。従って、浅いPN接合を形成するのが容易で
あるので、1V程度の電圧で充分な接合容量が得られる
可変容量ダイオード素子を容易に製造することが可能で
ある。
又、本発明の可変容量ダイオード素子の製造方法によれ
ば、イオン注入法によって打ち込まれた不純物元素を短
時間に急速に加熱して、活性化させることが可能であ
り、次の熱拡散工程で、比較的低温で、而も、比較的長
時間の熱拡散によって拡散層を形成することができるの
で、所望の拡散長の拡散層であって、深さ方向の濃度分
布の制御が容易となるので、所定の印加電圧で充分な接
合容量が取れる可変容量ダイオード素子を容易に製造す
ることができる極めて効果的なものである。
ば、イオン注入法によって打ち込まれた不純物元素を短
時間に急速に加熱して、活性化させることが可能であ
り、次の熱拡散工程で、比較的低温で、而も、比較的長
時間の熱拡散によって拡散層を形成することができるの
で、所望の拡散長の拡散層であって、深さ方向の濃度分
布の制御が容易となるので、所定の印加電圧で充分な接
合容量が取れる可変容量ダイオード素子を容易に製造す
ることができる極めて効果的なものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明に係る可変容量ダイオード素子の製造
方法を説明する為の、その不純物濃度分布を示すプロフ
ァイルの図、第2図は、従来の可変容量ダイオード素子
の製造方法を説明する為のその不純物濃度分布を示すプ
ロファイルの図、第3図は、典型的な可変容量ダイオー
ド素子の断面図である。
方法を説明する為の、その不純物濃度分布を示すプロフ
ァイルの図、第2図は、従来の可変容量ダイオード素子
の製造方法を説明する為のその不純物濃度分布を示すプ
ロファイルの図、第3図は、典型的な可変容量ダイオー
ド素子の断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】半導体基体に第1導電型の不純物元素を打
ち込むイオン注入工程と、該半導体基体を清浄な雰囲気
中で赤外線を照射して短時間に急速に該半導体基体を加
熱するアニール工程(RTP)と、該アニール工程に続
き該アニール工程での加熱温度より低い温度によって第
1導電型の拡散層を所定の拡散長に制御する第1の熱拡
散工程と、第2の導電型の不純物元素を拡散させてPN
接合を形成する第2の熱拡散工程とを含むことを特徴と
する可変容量ダイオード素子の製造方法。 - 【請求項2】前記第1導電型の不純物元素がホウ素であ
って、前記アニール工程(RTP)の加熱温度が、10
00±100℃の範囲であって、且つ、加熱時間が15
±5秒の範囲であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の可変容量ダイオード素子の製造方法。 - 【請求項3】前記第1導電型の不純物元素が燐であっ
て、前記アニール工程(RTP)の加熱温度が、110
0±100℃の範囲であって、且つ、加熱時間が15±
5秒の範囲であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の可変容量ダイオード素子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63299273A JPH0644634B2 (ja) | 1988-11-26 | 1988-11-26 | 可変容量ダイオード素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63299273A JPH0644634B2 (ja) | 1988-11-26 | 1988-11-26 | 可変容量ダイオード素子の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02144973A JPH02144973A (ja) | 1990-06-04 |
| JPH0644634B2 true JPH0644634B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=17870411
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP63299273A Expired - Fee Related JPH0644634B2 (ja) | 1988-11-26 | 1988-11-26 | 可変容量ダイオード素子の製造方法 |
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| JP (1) | JPH0644634B2 (ja) |
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Family Cites Families (2)
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-
1988
- 1988-11-26 JP JP63299273A patent/JPH0644634B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02144973A (ja) | 1990-06-04 |
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