JPH0644875A - 樹脂モールド真空バルブ - Google Patents
樹脂モールド真空バルブInfo
- Publication number
- JPH0644875A JPH0644875A JP19795392A JP19795392A JPH0644875A JP H0644875 A JPH0644875 A JP H0644875A JP 19795392 A JP19795392 A JP 19795392A JP 19795392 A JP19795392 A JP 19795392A JP H0644875 A JPH0644875 A JP H0644875A
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- JP
- Japan
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- resin layer
- vacuum valve
- slant
- insulating
- flexible resin
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- Pending
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- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱応力を緩和することにより、剥離等を防い
で沿面絶縁を向上させた樹脂モールド真空バルブを得
る。 【構成】 真空バルブ外周の可とう性樹脂層12に傾斜を
もたせ、この外周の絶縁補強筒10には可とう性樹脂層12
の傾斜とは逆方向の傾斜をもたせる。この傾斜により可
とう性樹脂層12と絶縁補強筒10とを高い面圧で接触させ
る。
で沿面絶縁を向上させた樹脂モールド真空バルブを得
る。 【構成】 真空バルブ外周の可とう性樹脂層12に傾斜を
もたせ、この外周の絶縁補強筒10には可とう性樹脂層12
の傾斜とは逆方向の傾斜をもたせる。この傾斜により可
とう性樹脂層12と絶縁補強筒10とを高い面圧で接触させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外側の沿面絶縁を補強
した樹脂モールド真空バルブに関する。
した樹脂モールド真空バルブに関する。
【0002】
【従来の技術】図4に代表的な真空バルブの一例を示す
断面図を示す。この真空バルブ1は、セラミックス材等
から成る絶縁円筒2の両端開口部を固定側端板3、可動
側端板4により気密に封止して真空容器5を形成する。
また、固定軸6は固定側端板3に真空気密に固定され、
可動軸7はベローズ8を介して可動側端板4に取り付け
られており、真空を保持したまま図示しない操作機構の
駆動力により接点9の開閉ができるようになっている。
断面図を示す。この真空バルブ1は、セラミックス材等
から成る絶縁円筒2の両端開口部を固定側端板3、可動
側端板4により気密に封止して真空容器5を形成する。
また、固定軸6は固定側端板3に真空気密に固定され、
可動軸7はベローズ8を介して可動側端板4に取り付け
られており、真空を保持したまま図示しない操作機構の
駆動力により接点9の開閉ができるようになっている。
【0003】このような真空バルブ1は、絶縁円筒2内
を高電圧に対して優れた絶縁耐力を有する高真空とし
て、高真空中で接点9が開閉する時に発生するアークを
直ちに消弧させ、高電圧回路を遮断するものである。従
って、高真空中で接点9を開閉するので、遮断に必要な
電極開閉距離を非常に短くして高電圧回路を遮断でき
る。このため、真空バルブ1の電極を収納している絶縁
円筒2は高電圧に対してコンパクトにできる。
を高電圧に対して優れた絶縁耐力を有する高真空とし
て、高真空中で接点9が開閉する時に発生するアークを
直ちに消弧させ、高電圧回路を遮断するものである。従
って、高真空中で接点9を開閉するので、遮断に必要な
電極開閉距離を非常に短くして高電圧回路を遮断でき
る。このため、真空バルブ1の電極を収納している絶縁
円筒2は高電圧に対してコンパクトにできる。
【0004】しかしながら、絶縁円筒2がコンパクトに
できることは外側の沿面距離を短くすることにより、例
えば大気中の汚損物(湿気、塵埃等)が絶縁円筒2に付
着したとき、耐電圧が低下して外部閃絡が発生しやすく
なる。このため、真空容器5の外側にエポキシ樹脂等に
より汚損条件を考慮した絶縁外被を注型によって一体に
設けることが知られている。
できることは外側の沿面距離を短くすることにより、例
えば大気中の汚損物(湿気、塵埃等)が絶縁円筒2に付
着したとき、耐電圧が低下して外部閃絡が発生しやすく
なる。このため、真空容器5の外側にエポキシ樹脂等に
より汚損条件を考慮した絶縁外被を注型によって一体に
設けることが知られている。
【0005】しかしながら、このような一体構造は、絶
縁外被の熱膨張率と絶縁円筒2の熱膨張係数が異なるこ
とから、熱応力の発生によってクラックが入ったり、開
閉動作時の衝撃力によって界面が剥離する等の不具合が
発生し、製品として信頼性を低下させてしまう。また絶
縁外被が良好であっても、熱応力の発生によって絶縁円
筒2を破壊する事もある。特に絶縁円筒2の材質がガラ
ス等の場合、重要な問題となる。
縁外被の熱膨張率と絶縁円筒2の熱膨張係数が異なるこ
とから、熱応力の発生によってクラックが入ったり、開
閉動作時の衝撃力によって界面が剥離する等の不具合が
発生し、製品として信頼性を低下させてしまう。また絶
縁外被が良好であっても、熱応力の発生によって絶縁円
筒2を破壊する事もある。特に絶縁円筒2の材質がガラ
ス等の場合、重要な問題となる。
【0006】そこで、上記したクラック等の不具合をな
くす構造の一つとして、エポキシ樹脂等により実質的に
外側沿面絶縁長を大きくした絶縁補強筒を予め注型によ
り製作しておき、これに真空バルブ1を組込んだ後、可
とう性樹脂を流し込み一体化するものがある。
くす構造の一つとして、エポキシ樹脂等により実質的に
外側沿面絶縁長を大きくした絶縁補強筒を予め注型によ
り製作しておき、これに真空バルブ1を組込んだ後、可
とう性樹脂を流し込み一体化するものがある。
【0007】図3はこの構成の一例を示す断面図であ
り、真空容器5と絶縁補強筒10の隙間に、例えばポリブ
タジエンやポリウレタン等のゴム状弾性体11を形成して
応力緩和を図っている。
り、真空容器5と絶縁補強筒10の隙間に、例えばポリブ
タジエンやポリウレタン等のゴム状弾性体11を形成して
応力緩和を図っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな樹脂モールド真空バルブでは、未硬化のポリブタジ
エンやポリウレタン等のゴム状弾性体11を絶縁補強筒10
に流し込んで硬化させるとき、すなわち、ほとんどのプ
ラスチックがそうであるように、液体から固体に変わる
ときに体積収縮を起こす。このため、ゴム状弾性体11と
絶縁補強筒10の界面には残留歪みが生じ、機器の運転及
び停止時に受けるヒートサイクルによって真空容器5及
び絶縁補強筒10の間で剥離を起こしたり、最悪の場合は
絶縁補強筒10にクラックが生ずることがある。クラック
や剥離が生じた場合、絶縁破壊により事故を誘発してし
まう。本発明の目的は、熱応力を緩和して沿面絶縁を向
上させた樹脂モールド真空バルブを提供することにあ
る。
うな樹脂モールド真空バルブでは、未硬化のポリブタジ
エンやポリウレタン等のゴム状弾性体11を絶縁補強筒10
に流し込んで硬化させるとき、すなわち、ほとんどのプ
ラスチックがそうであるように、液体から固体に変わる
ときに体積収縮を起こす。このため、ゴム状弾性体11と
絶縁補強筒10の界面には残留歪みが生じ、機器の運転及
び停止時に受けるヒートサイクルによって真空容器5及
び絶縁補強筒10の間で剥離を起こしたり、最悪の場合は
絶縁補強筒10にクラックが生ずることがある。クラック
や剥離が生じた場合、絶縁破壊により事故を誘発してし
まう。本発明の目的は、熱応力を緩和して沿面絶縁を向
上させた樹脂モールド真空バルブを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本発明は、真空容器内に接離自在の一対の
接点を有する真空バルブと、真空バルブの外周に形成さ
れ、一方向へ傾斜を有する可とう性樹脂層と、可とう性
樹脂層の外周に形成され、可とう性樹脂層の傾斜とは逆
方向の傾斜を有する絶縁補強筒で構成したので、可とう
性樹脂層と絶縁補強筒とを絶縁特性が良好なストレスコ
ーン方式で接触させることができる。
成するために本発明は、真空容器内に接離自在の一対の
接点を有する真空バルブと、真空バルブの外周に形成さ
れ、一方向へ傾斜を有する可とう性樹脂層と、可とう性
樹脂層の外周に形成され、可とう性樹脂層の傾斜とは逆
方向の傾斜を有する絶縁補強筒で構成したので、可とう
性樹脂層と絶縁補強筒とを絶縁特性が良好なストレスコ
ーン方式で接触させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、従来と同様のものについては同番号を付し
て説明を省略する。
する。なお、従来と同様のものについては同番号を付し
て説明を省略する。
【0011】図1,図2は本発明の樹脂モールド真空バ
ルブの断面図である。これらの図において、例えば、セ
ラミックス材から成る絶縁円筒2の両端開口部を端板で
気密封止して形成した真空容器5の内部に、接離自在と
する一対の接点9を配設した真空バルブ1と、この真空
バルブ1本体の外周に、JAS K 6301 5.2に準ずるスプリ
ング式硬さ試験、JAS A のゴム硬度試験器で50〜90の硬
度を有する可とう性樹脂層12を形成する。この可とう性
樹脂層12には、図2に示すように傾斜が設けられてい
る。また、取り付けの相手側である絶縁補強筒10にも可
とう性樹脂層12の傾斜に対応する逆傾斜が設けられてお
り、双方は絶縁性能が高いストレスコーン方式で接触さ
せている。また可とう性樹脂層12として、環状樹脂族系
エポキシ樹脂(例えば、チッソ株式会社のCX090 とCX28
9 の混合物)を主剤とし、硬化剤に酸無水物(例えば、
HHPA)、硬化促進剤として第3級アミン(例えば、BDM
A)を用いた配合物に、シリカ等の無機質充填剤を適量
加え、規定の条件で硬化を行った可とう性樹脂層を使用
する。
ルブの断面図である。これらの図において、例えば、セ
ラミックス材から成る絶縁円筒2の両端開口部を端板で
気密封止して形成した真空容器5の内部に、接離自在と
する一対の接点9を配設した真空バルブ1と、この真空
バルブ1本体の外周に、JAS K 6301 5.2に準ずるスプリ
ング式硬さ試験、JAS A のゴム硬度試験器で50〜90の硬
度を有する可とう性樹脂層12を形成する。この可とう性
樹脂層12には、図2に示すように傾斜が設けられてい
る。また、取り付けの相手側である絶縁補強筒10にも可
とう性樹脂層12の傾斜に対応する逆傾斜が設けられてお
り、双方は絶縁性能が高いストレスコーン方式で接触さ
せている。また可とう性樹脂層12として、環状樹脂族系
エポキシ樹脂(例えば、チッソ株式会社のCX090 とCX28
9 の混合物)を主剤とし、硬化剤に酸無水物(例えば、
HHPA)、硬化促進剤として第3級アミン(例えば、BDM
A)を用いた配合物に、シリカ等の無機質充填剤を適量
加え、規定の条件で硬化を行った可とう性樹脂層を使用
する。
【0012】また絶縁補強筒10は、ビスフェノールA型
エポキシ樹脂(例えば、シェル化学(株)社のエピコー
ト828 )を主剤とし、硬化剤に酸無水物(例えば、日立
化成(株)社の変性酸無水物系硬化剤HN2200)を用いた
配合物に、充填剤としてシリカ微粉末(例えば、(株)
篭森社のクリスタライト5X)と平均繊維長50μmガラ
ス短繊維(例えば、日本板硝子(株)社のミルドファイ
バーREV-7 )の混合物を全体の50%以上になるように配
合した注型樹脂組成物に、硬化促進剤として第3級アミ
ン(例えば、BDMA)を規定量添加し、注型によって製作
される。
エポキシ樹脂(例えば、シェル化学(株)社のエピコー
ト828 )を主剤とし、硬化剤に酸無水物(例えば、日立
化成(株)社の変性酸無水物系硬化剤HN2200)を用いた
配合物に、充填剤としてシリカ微粉末(例えば、(株)
篭森社のクリスタライト5X)と平均繊維長50μmガラ
ス短繊維(例えば、日本板硝子(株)社のミルドファイ
バーREV-7 )の混合物を全体の50%以上になるように配
合した注型樹脂組成物に、硬化促進剤として第3級アミ
ン(例えば、BDMA)を規定量添加し、注型によって製作
される。
【0013】こうして得られた可とう性樹脂層12と絶縁
補強筒10の密着する界面にシリコーングリース、例えば
ダウコーニング(株)社のHigh Vacuum Silcone Grease
を塗布し、真空バルブ取付板13と絶縁補強筒10の埋込み
金属16をボルトによって一体化する。この時、面圧が
0.5kgf/cm2 以上になるように締付け力を調整する。
次に作用について説明する。
補強筒10の密着する界面にシリコーングリース、例えば
ダウコーニング(株)社のHigh Vacuum Silcone Grease
を塗布し、真空バルブ取付板13と絶縁補強筒10の埋込み
金属16をボルトによって一体化する。この時、面圧が
0.5kgf/cm2 以上になるように締付け力を調整する。
次に作用について説明する。
【0014】絶縁補強筒10と可とう性樹脂層12は、それ
ぞれが接触可能なように傾斜が設けられており、双方の
界面の面圧を高めることができるような構造になってい
る。このため絶縁性能が高いストレスコーン方式で双方
を接触できる。特に、絶縁補強筒10と可とう性樹脂層12
との界面の面圧を 0.5kgf/cm2 以上にすれば、さらに
絶縁性能は向上する。
ぞれが接触可能なように傾斜が設けられており、双方の
界面の面圧を高めることができるような構造になってい
る。このため絶縁性能が高いストレスコーン方式で双方
を接触できる。特に、絶縁補強筒10と可とう性樹脂層12
との界面の面圧を 0.5kgf/cm2 以上にすれば、さらに
絶縁性能は向上する。
【0015】一方、可とう性樹脂層12は柔らかいため、
取付け時に自由に変形して絶縁補強筒10に密着するが、
双方の界面にシリコーングリース等を塗布して一体化す
ることにより、より密着性が改良されて信頼性が一段と
向上する。
取付け時に自由に変形して絶縁補強筒10に密着するが、
双方の界面にシリコーングリース等を塗布して一体化す
ることにより、より密着性が改良されて信頼性が一段と
向上する。
【0016】また絶縁補強筒10は、ガラス繊維を多量に
含むようにしたので耐クラック性及び機械特性に優れて
おり、電気絶縁だけでなく構造材料としても信頼性の高
い注型材料で製作される。
含むようにしたので耐クラック性及び機械特性に優れて
おり、電気絶縁だけでなく構造材料としても信頼性の高
い注型材料で製作される。
【0017】ここで、本発明の実施例の効果を説明する
ため、本発明による樹脂モールド真空バルブとゴム状弾
性体11にポリウレタン樹脂性樹脂配合物を用いた図3に
示す従来の樹脂モールド真空バルブについて、熱衝撃試
験後にインパルス耐電圧試験を行った際の結果を表1に
示す。なお熱衝撃試験とは、樹脂モールド部品の信頼性
試験の一つとして行われるもので、繰り返し熱衝撃を加
え、可とう性樹脂層12と絶縁円筒2の熱膨張係数の差に
より発生する熱応力の影響で、相互間の剥離や絶縁補強
筒10のクラックが発生するか否かを調査するものであ
る。
ため、本発明による樹脂モールド真空バルブとゴム状弾
性体11にポリウレタン樹脂性樹脂配合物を用いた図3に
示す従来の樹脂モールド真空バルブについて、熱衝撃試
験後にインパルス耐電圧試験を行った際の結果を表1に
示す。なお熱衝撃試験とは、樹脂モールド部品の信頼性
試験の一つとして行われるもので、繰り返し熱衝撃を加
え、可とう性樹脂層12と絶縁円筒2の熱膨張係数の差に
より発生する熱応力の影響で、相互間の剥離や絶縁補強
筒10のクラックが発生するか否かを調査するものであ
る。
【0018】本発明で用いた熱衝撃試験の条件は、98〜
100 ℃の温水中に1時間浸漬し、温水中から取り出した
後、直ちに0〜2℃の冷水中に1時間浸漬するのを1サ
イクルとして10サイクルまで行う。また、本発明で使用
した真空バルブは、定格AC24kVクラスで熱衝撃試験後の
インパルス耐電圧の規格は、±125kV 以上である。
100 ℃の温水中に1時間浸漬し、温水中から取り出した
後、直ちに0〜2℃の冷水中に1時間浸漬するのを1サ
イクルとして10サイクルまで行う。また、本発明で使用
した真空バルブは、定格AC24kVクラスで熱衝撃試験後の
インパルス耐電圧の規格は、±125kV 以上である。
【0019】表1に示すように熱衝撃試験後のインパル
ス耐電圧は、従来の絶縁補強筒10を用いた真空バルブの
場合、ゴム状弾性体11と真空バルブ本体の絶縁円筒2の
界面で閃絡を起こした。これは、繰返しの熱衝撃によっ
て双方の間に剥離が生じたことによるものと判断され
る。
ス耐電圧は、従来の絶縁補強筒10を用いた真空バルブの
場合、ゴム状弾性体11と真空バルブ本体の絶縁円筒2の
界面で閃絡を起こした。これは、繰返しの熱衝撃によっ
て双方の間に剥離が生じたことによるものと判断され
る。
【0020】これに対し、本発明による樹脂モールド真
空バルブは、熱衝撃試験後でも規定のインパルス耐電圧
を十分満足しており、可とう性樹脂層12と真空バルブ本
体の絶縁円筒2の界面及び可とう性樹脂層12と絶縁補強
筒10の間で閃絡は生じていない。
空バルブは、熱衝撃試験後でも規定のインパルス耐電圧
を十分満足しており、可とう性樹脂層12と真空バルブ本
体の絶縁円筒2の界面及び可とう性樹脂層12と絶縁補強
筒10の間で閃絡は生じていない。
【0021】このように本発明の樹脂モールドバルブ
は、真空バルブ本体の外周は可とう性樹脂層12で覆われ
るため耐クラック性や剥離に大きく関係する熱応力が大
幅に緩和され、機器の運転、停止時の熱衝撃に対しても
クラックの発生を防止することができる。
は、真空バルブ本体の外周は可とう性樹脂層12で覆われ
るため耐クラック性や剥離に大きく関係する熱応力が大
幅に緩和され、機器の運転、停止時の熱衝撃に対しても
クラックの発生を防止することができる。
【0022】また、可とう性樹脂層12と絶縁補強筒10の
面圧と絶縁特性にはある程度比例関係があり、電圧が高
くなるに従って面圧を大きくしたほうが良く、可とう性
樹脂層12の固さを調節することによって真空バルブ1の
絶縁円筒2にガラスを用いたものにも適用できる。
面圧と絶縁特性にはある程度比例関係があり、電圧が高
くなるに従って面圧を大きくしたほうが良く、可とう性
樹脂層12の固さを調節することによって真空バルブ1の
絶縁円筒2にガラスを用いたものにも適用できる。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、真空バル
ブの外周に形成される可とう性樹脂層に一方向の傾斜を
もたせ、さらに可とう性樹脂層の外周に形成される絶縁
補強筒に可とう性樹脂層の傾斜に合うように逆傾斜をも
たせているので、面圧により可とう性樹脂層と絶縁補強
筒を接触させることができ、沿面絶縁を向上させること
ができる。
ブの外周に形成される可とう性樹脂層に一方向の傾斜を
もたせ、さらに可とう性樹脂層の外周に形成される絶縁
補強筒に可とう性樹脂層の傾斜に合うように逆傾斜をも
たせているので、面圧により可とう性樹脂層と絶縁補強
筒を接触させることができ、沿面絶縁を向上させること
ができる。
【図1】本発明の樹脂モールド真空バルブの一実施例を
示す断面図。
示す断面図。
【図2】[図1]を説明するための図。
【図3】従来の樹脂モールド真空バルブの断面図。
【図4】代表的な真空バルブの断面図。
1…真空バルブ、10…絶縁補強筒、12…可とう性樹脂
層。
層。
Claims (3)
- 【請求項1】 真空容器内に接離自在の一対の接点を有
する真空バルブと、この真空バルブの外周に形成され、
一方向へ傾斜を有する可とう性樹脂層と、この可とう性
樹脂層の外周に形成され、前記可とう性樹脂層の傾斜と
は逆方向の傾斜を有する絶縁補強筒とを備えたことを特
徴とする樹脂モールド真空バルブ。 - 【請求項2】 可とう性樹脂層と絶縁補強筒との界面に
0.5kgf/cm2 以上の面圧を加えて一体化したことを特
徴とする請求項1記載の樹脂モールド真空バルブ。 - 【請求項3】 可とう性樹脂層と絶縁補強筒との界面に
シリコーングリースを形成させて一体化したことを特徴
とする請求項1または請求項2記載の樹脂モールド真空
バルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19795392A JPH0644875A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 樹脂モールド真空バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19795392A JPH0644875A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 樹脂モールド真空バルブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0644875A true JPH0644875A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=16383058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19795392A Pending JPH0644875A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 樹脂モールド真空バルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0644875A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10316839A (ja) * | 1997-05-19 | 1998-12-02 | Toshiba Corp | エポキシ樹脂組成物およびこれを用いたモールド真空バルブ |
| KR101240078B1 (ko) * | 2011-05-30 | 2013-03-06 | 장기봉 | 진공 인터럽터 절연장치 및 그 제작방법 |
| US10614981B2 (en) | 2018-05-16 | 2020-04-07 | Lsis Co., Ltd. | Pole component assembly for circuit breaker |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP19795392A patent/JPH0644875A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10316839A (ja) * | 1997-05-19 | 1998-12-02 | Toshiba Corp | エポキシ樹脂組成物およびこれを用いたモールド真空バルブ |
| KR101240078B1 (ko) * | 2011-05-30 | 2013-03-06 | 장기봉 | 진공 인터럽터 절연장치 및 그 제작방법 |
| US10614981B2 (en) | 2018-05-16 | 2020-04-07 | Lsis Co., Ltd. | Pole component assembly for circuit breaker |
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