JPH0645100Y2 - すべり式ブッシュ用ダストシール素子 - Google Patents

すべり式ブッシュ用ダストシール素子

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JPH0645100Y2
JPH0645100Y2 JP1988084422U JP8442288U JPH0645100Y2 JP H0645100 Y2 JPH0645100 Y2 JP H0645100Y2 JP 1988084422 U JP1988084422 U JP 1988084422U JP 8442288 U JP8442288 U JP 8442288U JP H0645100 Y2 JPH0645100 Y2 JP H0645100Y2
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JP
Japan
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flange
seal lip
seal element
movement
dust seal
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JP1988084422U
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JPH026860U (ja
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寿彦 柿本
拓也 村上
正直 亀田
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車サスペンション等に利用されるすべり
式ブッシュ用ダストシール素子に関するものである。
(従来の技術) この種のすべり式ブッシュの先行例として、第4図(特
願昭62−70496号参照)に示したものがある。このブッ
シュは、固定側部材1とこの部材1に対して相対的にス
ラスト方向運動、揺動および回転運動を行う運動側部材
2と、固定側部材1および運動側部材2の間に配置され
かつブッシュの端部に設けられた環状のダストシール素
子3とからなる。ここで、実用に供されるブッシュは、
第4図に示されたものを対をなすよう左右対象に突合わ
せて、ダストシールがブッシュの両側に配置されるよう
に構成して使用されている。
固定側部材1は、車体側と連結する外筒4と、運動側部
材2に対して摺動する摺動部材5と、この摺動部材5の
外周上に嵌着された中筒6と、この中筒6および外筒4
の間で緩衝作用をする弾性部材7とから構成されてい
る。他方、運動側部材2は、ブッシュをサスペンション
の取付ブラケット(図示せず)にボルト等で固定するた
めの内筒8と、摺動部材5の端面に衝合してスラスト方
向の移動を阻止するフランジ部8aとからなる。
なお、外筒側を車体に固定する固定側部材1とし、内筒
側をサスペンションに固定する運動側部材2として説明
したが、使用の態様によっては、外筒側を運動側部材と
し内筒側を固定側部材とすることがあるのは言うまでも
ない。
第5図に示すように、ダストシール素子3は、固定側部
材1に嵌合される嵌合部9と、運動側部材2に対して摺
動接触するシールリップ部10と、固定側部材1と運動側
部材2との間に生じる相対的運動を吸収する可撓部11と
を備える。
上述した構成のダストシール素子によれば、固定側部材
1と運動側部材2との相対運動(スラスト方向運動、揺
動および回転運動)にダストシール素子3が応動し、ブ
ッシュ内へのダスト、汚水等の浸入および、固定側部材
1と運動側部材2との間に形成したグリース隙間A,B内
に設けたグリースの流出を防止することができる。
(考案が解決しようとする問題点) かかる構成のすべり式ブッシュにおいて、シールリップ
部10より外側に位置する内筒8の表面は空気および汚水
にさらされて錆Rが発生する虞れがある。そして、シー
ルリップ部10は内筒に対して軸線方向に拘束されるもの
ではないので、運動側部材2に設けた内筒8がスラスト
方向にグリース隙間Aだけ移動するとシールリップ部10
のリップ先端部10aが相対的に内筒表面上を滑って、発
錆部分R上に乗り上げることとなり、シールリップ部10
の損傷が促進され長期にわたるシール寿命を期待できな
い。
したがって上記問題点を解決するため、本考案は、運動
側部材が固定側部材に対して相対運動しても運動側部材
の表面に発生した錆等の上に乗り上げず、長期間にわた
って良好なシール性を維持するダストシール素子を提供
することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するため、本考案は、すべり式ブッシュ
における固定側部材と、フランジ部を有し、かつ、前記
固定側部材に対して相対的にスラスト方向運動、揺動お
よび回転運動を行う運動側部材との間に配置されるダス
トシール素子であって、前記固定側部材に嵌合させる嵌
合部と、前記運動側部材に対して摺動接触させにシール
リップ部と、前記嵌合部およびシールリップ部間に配置
され、前記両部材間に生じる相対運動を吸収する可撓部
とを具えるものにおいて、前記フランジ部の接続領域の
外周面と、前記フランジ部のフランジ面との両者に対す
る接触面を有し、所要の硬度および低摩擦係数を有する
保持部材を具え、該保持部材にいずれもゴム状弾性体よ
りなる前記可撓部および前記シールリップ部を一体的に
結合したことを特徴とする。
(作用) 上述の構成によれば、フランジ部の軸線方向端面と保持
部材とが接触する構造を有することにより、運動側部材
のスラスト(軸線)方向運動に追従してシールリップ部
を移動させることができ、その結果、運動側部材上に発
生する錆部分上にシールリップ部が乗り上げることがな
く、また、フランジ部の接続領域の外周面と保持部材と
が接触する構造を有することにより、シールリップ部が
径方向に位置決めされ、常時一定したシール機能を確保
することができ、更にまた、保持部材の接触面が低摩擦
係数を有するので、保持部材は接続領域の外周面上で回
転可能をなす。
(実施例) 以下、本考案に係るすべり式ブッシュ用ダストシール素
子の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1〜3図はすべり式ブッシュのダストシール素子側を
示す部分拡大断面図である。なお、第1〜3図におい
て、第4図に示したすべり式ブッシュと同一の構成部分
には同一符号を付し、重複記載は省略する。
第1図は本考案に係るダストシール素子の第1実施例を
示す図であり、このダストシール素子3は、固定側部材
1の一構成要素をなす中筒6の内面に嵌合される嵌合部
9と、運動側部材2の一構成要素をなす内筒8の外面に
対して摺動接触させるシールリップ部10と、嵌合部9お
よびシールリップ部10の間に配置されかつ両部材間に生
じる相対運動を吸収する可撓部11と、この可撓部11とシ
ールリップ部10とを一体的に結合する保持部材20とを具
える。
上述の嵌合部9には、外周リング12が設けられており、
この外周リング12により嵌合部9が径方向に付勢され、
ダストシール素子が中筒6に固定される。外周リング12
には、径方向内方に突出する可撓部11が設けられてお
り、この可撓部11は、ゴム状弾性体よりなると共に、外
周リング12の内面に沿って設けられている。ゴム状弾性
体よりなるものとしては、前述したシールリップ部10が
ある。このシールリップ部10は、断面2股状に形成され
ていると共に、内筒8の外周面に沿って接触することで
シール機能を達成するシール先端部10aを有する。
前述した可撓部11とシールリップ部10との間に設けた保
持部材20は、フランジ8aと協働してシールリップ部10の
位置決めを行っている。フランジ8aち接続するために、
内筒8には、フランジ部8aに比して幅広の接続部21が形
成されている。この接続部21はシールリップ部10に近接
して配置されると共に、ダストシール素子3側におい
て、フランジ部8aと協働する段部22を有する。この段部
22に形成された外周面22aと、フランジ部8aに形成され
たフランジ面23と、接続部21に形成された支持面24とに
同時に接触するよう、保持部材20は段状に形成されてい
る。したがって、保持部材20は、シールリップ部10を所
定の高さに保持する保持部25と、前記段部22と嵌合する
ために拡径された嵌合部26とからなる。この嵌合部26
が、フランジ部8aの接続領域に形成された外周面22a及
びフランジ8aのフランジ面23と接触するように段部22に
取付けられると、保持部材20に設けられたシールリップ
部10は、内筒8の外周面からの所定高さを維持すると共
に、径方向及び軸線方向に対して保持されることとな
る。したがって、前述の保持部材20は、所定の硬度を有
することが必要である。また、ダストシール素子3はす
べり式ブッシュ内で回転可能をなすよう構成する必要が
あるので、保持部材29と、外周面22a,フランジ面23,及
び支持面24との接触する面は摩擦がないことが望まし
い。したがって、保持部材20は低摩擦係数を有するよう
表面処理を行った、例えば6−ナイロンにより成形され
ることが最も好適である。
次に、本考案に係るダストシール素子の第2実施例を第
2図に基づいて説明する。なおこの実施例においては、
第1図に示した実施例と概ね同一構成を有しているが、
保持部材の構成を異にしているので、この部分について
述べる。保持部材30は、ゴム状弾性体よりなる可撓部9
およびシールリップ部10を一体的に結合するのに供され
る第1部材31と、この第1部材31と嵌合してフランジ部
の接続領域の外周面22aおよびフランジ部のフランジ面2
3と接触する第2部材32とからなる。第1部材31は、断
面直線状で環状に形成されており、第2部材32は、第1
部材31の端部と嵌合するために断面L字状に形成されて
いる。また、外周面22a及びフランジ面23と接触する第
2部材32の面は、摩擦がないことが望ましいので、この
面において低摩擦係数を有するよう表面加工がなされて
いる。上述したように、保持部材30を二部材より構成す
ることによって、例えば、第1部材31を可撓部11とリッ
プ部10との接着性に優れた金属製材料にし、第2部材32
を低摩擦係数の樹脂材料にすることを可能にし、実用上
必要な特性を備えた種々の材料を容易に選択できる効果
が得られる。
次に、本考案に係るダストシール素子の第3実施例を第
3図に基づいて説明する。なお、第1図において示した
部分と同一構成をなす部分の説明は省略する。本実施例
においては、第1,2図に示したような、幅広の接続部21
を形成せず、フランジ部8aを直接内筒8に設けている。
したがって、第1,2図において、接続部21に形成されて
いた外周面22aは、本実施例においては、内筒8の外周
面と一致することとなり、これに伴って、保持部材の構
造も変わる。この保持部材40は、一端が内方へ突出する
よう断面L字状に環状に形成されることで、フランジ部
8aのフランジ面23及びフランジ部8aの接続領域の外周面
22aと当接する。その結果、シールリップ部10の径方向
及び軸線方向の位置決めを確実にする。また、保持部材
40において、フランジ面23及び外周面22aと接触する部
分は低摩擦係数を有するよう形成されることが望まし
い。上述したような構造を有することにより、内筒8と
保持部材40との接触面はフランジ面23及び外集面22aの
2面のみとなり、内筒8の製作時において加工面が少な
く加工コストを低減できる効果が得られる。
第1〜3図に示したように、保持部材20,30,40は、フラ
ンジ部8aのフランジ面23及びフランジ部8aの接続領域の
外周面22aの係合において、シールリップ部10の径方向
及び軸線方向の位置決めを確実にするものであるから、
上記外周面22aは軸線方向に形成され、上記のフランジ
面23は軸線方向に対して垂直に形成されることが最も好
適である。
本考案は上記実施例に限定されるものではなく、種々の
変更を加えることができるのは言うまでもない。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案に係るすべり式ブッシュ用
ダストシール素子は、フランジ部の接続領域の外周面
と、前記フランジ部のフランジ面との両者に対する接触
面を有し、所要の硬度および低摩擦係数を有する保持部
材を具え、該保持部材にいずれもゴム状弾性体よりなる
前記可撓部および前記シールリップ部を一体的に結合し
た構成を有することにより、運動側部材が固定側部材に
対して軸線方向に相対運動しても運動側部材の表面に発
生した錆等の上に乗り上げず、しかもシールリップ部を
径方向に確実に位置決めすることができるので、長期間
にわたって良好なシール性を維持することができ、更に
その上、保持部材と外周面及びフランジ面との接触面が
低摩擦係数を有することにより、ダストシール素子の周
方向の移動に際して、シールリップ部のシール性に悪影
響をもたらすことがないという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るダストシール素子をすべり式ブッ
シュに組付けた状態の第1実施例を示す部分拡大断面
図、 第2図は本考案に係るダストシール素子の第2実施例を
示す部分拡大断面図、 第3図は本考案に係るダストシール素子の第3実施例を
示す部分拡大断面図、 第4図は従来のすべり式ブッシュを示す断面図、 第5図は第4図で使用したダストシール素子の拡大断面
図である。 1…固定側部材、2…運動側部材 3…ダストシール素子、8a…フランジ部 9…嵌合部、10…シールリップ部 11…可撓部、20,30,40…保持部材 22…外周面、23…フランジ面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】すべり式ブッシュにおける固定側部材と、
    フランジ部を有し、かつ、前記固定側部材に対して相対
    的にスラスト方向運動、揺動および回転運動を行う運動
    側部材との間に配置されるダストシール素子であって、
    前記固定側部材に嵌合させる嵌合部と、前記運動側部材
    に対して摺動接触させにシールリップ部と、前記嵌合部
    およびシールリップ部間に配置され、前記両部材間に生
    じる相対運動を吸収する可撓部とを具えるものにおい
    て、前記フランジ部の接続領域の外周面と、前記フラン
    ジ部のフランジ面との両者に対する接触面を有し、所要
    の硬度および低摩擦係数を有する保持部材を具え、該保
    持部材にいずれもゴム状弾性体よりなる前記可撓部およ
    び前記シールリップ部を一体的に結合したことを特徴と
    するダストシール素子。
JP1988084422U 1988-06-28 1988-06-28 すべり式ブッシュ用ダストシール素子 Expired - Lifetime JPH0645100Y2 (ja)

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