JPH0645389Y2 - 自動車のドアシール構造 - Google Patents
自動車のドアシール構造Info
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- JPH0645389Y2 JPH0645389Y2 JP1987153742U JP15374287U JPH0645389Y2 JP H0645389 Y2 JPH0645389 Y2 JP H0645389Y2 JP 1987153742 U JP1987153742 U JP 1987153742U JP 15374287 U JP15374287 U JP 15374287U JP H0645389 Y2 JPH0645389 Y2 JP H0645389Y2
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Description
この考案は、自動車のドアシール構造に関する。
自動車用ドアのシールは、ドアのドアサツシに取付けら
れたドアウエザストリツプが、ドア閉時に、自動車ボデ
イのドア開口縁部に形成されたシール面に圧接すること
によつて行われる。 例えば、第5図に示されるような、従来のドアウエザス
トリツプ1は、ドアサツシ2の外周に固定される取付基
部1Aと、この取付基部1Aと一体的に形成された中空シー
ルリツプ部1Bと、からなり、ドア閉時に中空シールリツ
プ部1Bが大きく変形して、ボデイ3側のシール面3Aとの
接触面積を大きくするようにしたものがある。 図の符号4はドアガラスを示す。 上記のようなドアシール構造において、通常の状態で
は、ドアウエザストリツプ1の中空シールリツプ部1Bが
ボデイ3のシール面3Aに圧着されているために、ドア廻
りのシールが良好に維持されることになる。 しかしながら、自動車の高速走行時に、車室内外の圧力
差が大きくなると、該圧力差によつてドアが第6図に示
されるように外方に吸出される。このように、ドアが外
方に吸出されると、ドアウエザストリツプ1の中空シー
ルリツプ部1Bとシール面3Aの間に隙間が生じ、シール不
完全となつてしまうという問題点がある。 これに対して、例えば実開昭61-70128号公報に開示され
るように、中空シールリツプ部と、これとは別個に、取
付基部からボデイ側のシール面に接触するリツプ状シー
ル部を形成し、このリツプ状シール部の外側に前記中空
シールリツプ部を配置し、且つ、該中空シールリツプ部
の内側部を、シールリツプ部に保形性を付与する厚肉に
形成し、ドアが吸出されたとき、該厚肉部がドリツプモ
ールの下側面に接触することによつて、シールを維持す
るようにしたものがある。 又、例えば特開昭57-178920号公報に開示されるよう
に、中空シールリツプ部と、これと別個のリツプ状シー
ル部と、を取付基部に一体的に設け、中空シールリツプ
部を内側に、シールリツプ部を外側にそれぞれ配置し、
中空シールリツプ部の中空部に、遮音板を一体的に形成
したものがある。 更に、例えば実開昭51-80818号公報に開示されるよう
に、中空シールリツプ部の上端にリブを介して副リツプ
を設け、中空シールリツプ部がボデイ側の当り面に圧接
して変形する際に、該リブを押し上げると同時に車体幅
方向内側に傾動させ、副リツプの上端をボデイ側の傾斜
した下向きの第2の当り面に下方から圧接するようにし
たものがある。 更に又、例えば特開昭60-113727号公報に開示されるよ
うに、大小の中空シールリツプ部を隣接して一体的に形
成し、小さい中空シールリツプ部のボデイ側への圧接変
形により、大きい中空シールリツプ部上端を押し上げ、
且つ車体幅方向内側に傾動させて、その先端がウエザス
トリツプ上方にあるボデイ側の傾斜した下向きの第2の
シール面に圧接するようにしたものがある。
れたドアウエザストリツプが、ドア閉時に、自動車ボデ
イのドア開口縁部に形成されたシール面に圧接すること
によつて行われる。 例えば、第5図に示されるような、従来のドアウエザス
トリツプ1は、ドアサツシ2の外周に固定される取付基
部1Aと、この取付基部1Aと一体的に形成された中空シー
ルリツプ部1Bと、からなり、ドア閉時に中空シールリツ
プ部1Bが大きく変形して、ボデイ3側のシール面3Aとの
接触面積を大きくするようにしたものがある。 図の符号4はドアガラスを示す。 上記のようなドアシール構造において、通常の状態で
は、ドアウエザストリツプ1の中空シールリツプ部1Bが
ボデイ3のシール面3Aに圧着されているために、ドア廻
りのシールが良好に維持されることになる。 しかしながら、自動車の高速走行時に、車室内外の圧力
差が大きくなると、該圧力差によつてドアが第6図に示
されるように外方に吸出される。このように、ドアが外
方に吸出されると、ドアウエザストリツプ1の中空シー
ルリツプ部1Bとシール面3Aの間に隙間が生じ、シール不
完全となつてしまうという問題点がある。 これに対して、例えば実開昭61-70128号公報に開示され
るように、中空シールリツプ部と、これとは別個に、取
付基部からボデイ側のシール面に接触するリツプ状シー
ル部を形成し、このリツプ状シール部の外側に前記中空
シールリツプ部を配置し、且つ、該中空シールリツプ部
の内側部を、シールリツプ部に保形性を付与する厚肉に
形成し、ドアが吸出されたとき、該厚肉部がドリツプモ
ールの下側面に接触することによつて、シールを維持す
るようにしたものがある。 又、例えば特開昭57-178920号公報に開示されるよう
に、中空シールリツプ部と、これと別個のリツプ状シー
ル部と、を取付基部に一体的に設け、中空シールリツプ
部を内側に、シールリツプ部を外側にそれぞれ配置し、
中空シールリツプ部の中空部に、遮音板を一体的に形成
したものがある。 更に、例えば実開昭51-80818号公報に開示されるよう
に、中空シールリツプ部の上端にリブを介して副リツプ
を設け、中空シールリツプ部がボデイ側の当り面に圧接
して変形する際に、該リブを押し上げると同時に車体幅
方向内側に傾動させ、副リツプの上端をボデイ側の傾斜
した下向きの第2の当り面に下方から圧接するようにし
たものがある。 更に又、例えば特開昭60-113727号公報に開示されるよ
うに、大小の中空シールリツプ部を隣接して一体的に形
成し、小さい中空シールリツプ部のボデイ側への圧接変
形により、大きい中空シールリツプ部上端を押し上げ、
且つ車体幅方向内側に傾動させて、その先端がウエザス
トリツプ上方にあるボデイ側の傾斜した下向きの第2の
シール面に圧接するようにしたものがある。
前記実開昭61-70128号公報に開示されるドアウエザスト
リツプは、通常の状態でも外側の中空シールリツプ部が
ドリツプモールの下側面に圧接している構造であるため
に、ドア開閉時に大きな抵抗となり、且つ、ドア開閉の
度に中空シールリツプ部がドリツプモールと干渉して変
形されるので、中空シールリツプ部が疲労し易いという
問題点がある。又、ドリツプモールとの干渉を小さくす
るために、中空シールリツプ部を小さくすると、シール
機能が低下するという問題点が生じる。 更に、前記特開昭57-178920号公報に開示されたドアウ
エザストリツプの場合は、ドアが車室内外の圧力差によ
つて吸出されたとき、特に、ドアが僅かに吸出されたと
き、内側の中空シールリツプ部及び外側のシールリツプ
部が共にボデイのシール面から離間して、シールが不完
全となるという問題点がある。 又、このドアウエザストリツプにおいても、ドアの開閉
時に、内側の中空シールリツプ部がドリツプモールに干
渉するために、前記実開昭61-70128号公報におけるウエ
ザストリツプと同様の問題点が生じる。 更に、前記実開昭51-80818号公報のドアウエザストリツ
プは、ドア閉時における中空シールリツプ部の変形によ
つてリブが上方に持ち上げられると同時に車体幅方向内
側に傾くことによつて、その先端の副リツプがボデイ側
の第2のシール面に下方から圧接する構造であるので、
自動車走行中にガラスが吸い出されるとき、該副リツプ
のボデイ側への圧接によつてこれを抵抗しようとする
と、リブの剛性を大きくしなければならない。 リブの剛性を大きくすると、このリブがドア閉時に車体
幅方向内側に傾動することから、ドアの閉方向の運動に
抵抗することになり、ドア閉力を増加させてしまうとい
う問題点を生じる。 同様に、特開昭60-113727号公報に開示されたドアウエ
ザストリツプの場合も、小中空シールリツプ部の変形力
を大中空シールリツプ部の、ドア上方シール面への圧接
力に変換する、前記実開昭51-80818号のリブに相当する
部分が、車体幅方向内側に傾動するので、前記の場合と
同様に、ドア閉じ力が増加してしまうという問題点があ
る。 又、両公報のドアウエザストリツプは、ドアガラスが吸
出された場合、主リツプ又は小中空シールリツプの変形
量が減少し、これによつて副リツプ又は大中空シールリ
ツプが下がると同時にその先端が斜体幅方向外側に戻
る。 このため、ドアガラスに吸出されが生じると、副リツプ
又は大中空シールリツプは、該ドアガラスの吸出されに
よる車体幅方向外側への変位に加えて、自由状態に復帰
しようとするので、第2のシール面への圧接力が大きく
減少し、シール性能が低減してしまうという問題点があ
る。
リツプは、通常の状態でも外側の中空シールリツプ部が
ドリツプモールの下側面に圧接している構造であるため
に、ドア開閉時に大きな抵抗となり、且つ、ドア開閉の
度に中空シールリツプ部がドリツプモールと干渉して変
形されるので、中空シールリツプ部が疲労し易いという
問題点がある。又、ドリツプモールとの干渉を小さくす
るために、中空シールリツプ部を小さくすると、シール
機能が低下するという問題点が生じる。 更に、前記特開昭57-178920号公報に開示されたドアウ
エザストリツプの場合は、ドアが車室内外の圧力差によ
つて吸出されたとき、特に、ドアが僅かに吸出されたと
き、内側の中空シールリツプ部及び外側のシールリツプ
部が共にボデイのシール面から離間して、シールが不完
全となるという問題点がある。 又、このドアウエザストリツプにおいても、ドアの開閉
時に、内側の中空シールリツプ部がドリツプモールに干
渉するために、前記実開昭61-70128号公報におけるウエ
ザストリツプと同様の問題点が生じる。 更に、前記実開昭51-80818号公報のドアウエザストリツ
プは、ドア閉時における中空シールリツプ部の変形によ
つてリブが上方に持ち上げられると同時に車体幅方向内
側に傾くことによつて、その先端の副リツプがボデイ側
の第2のシール面に下方から圧接する構造であるので、
自動車走行中にガラスが吸い出されるとき、該副リツプ
のボデイ側への圧接によつてこれを抵抗しようとする
と、リブの剛性を大きくしなければならない。 リブの剛性を大きくすると、このリブがドア閉時に車体
幅方向内側に傾動することから、ドアの閉方向の運動に
抵抗することになり、ドア閉力を増加させてしまうとい
う問題点を生じる。 同様に、特開昭60-113727号公報に開示されたドアウエ
ザストリツプの場合も、小中空シールリツプ部の変形力
を大中空シールリツプ部の、ドア上方シール面への圧接
力に変換する、前記実開昭51-80818号のリブに相当する
部分が、車体幅方向内側に傾動するので、前記の場合と
同様に、ドア閉じ力が増加してしまうという問題点があ
る。 又、両公報のドアウエザストリツプは、ドアガラスが吸
出された場合、主リツプ又は小中空シールリツプの変形
量が減少し、これによつて副リツプ又は大中空シールリ
ツプが下がると同時にその先端が斜体幅方向外側に戻
る。 このため、ドアガラスに吸出されが生じると、副リツプ
又は大中空シールリツプは、該ドアガラスの吸出されに
よる車体幅方向外側への変位に加えて、自由状態に復帰
しようとするので、第2のシール面への圧接力が大きく
減少し、シール性能が低減してしまうという問題点があ
る。
この考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので
あつて、ドア開閉時にドアウエザストリツプがボデイ側
部材と干渉したり、ドア閉じ力が増加したりすることな
く、且つ、高速走行時に生ずる車室内外の圧力差によつ
てドアが吸出されようとするときも、シールを維持する
ことができるようにした自動車のドアシール構造を提供
することを目的とする。
あつて、ドア開閉時にドアウエザストリツプがボデイ側
部材と干渉したり、ドア閉じ力が増加したりすることな
く、且つ、高速走行時に生ずる車室内外の圧力差によつ
てドアが吸出されようとするときも、シールを維持する
ことができるようにした自動車のドアシール構造を提供
することを目的とする。
この考案は、ドアガラスが、ドア開閉方向に対して上向
きとなるように傾斜されたドアのドアサツシ外周に取付
けられるドアウエザストリツプと、自動車ボデイのドア
開口縁部に形成されたボデイ幅方向外向きの第1のシー
ル面と、前記ドア開口縁部に、前記第1のシール面より
も車体幅方向外側位置に隣接して形成されたドア開閉方
向と略平行の第2のシール面と、を有してなり、前記ド
アウエザストリツプは、前記ドアサツシに固定される取
付基部と、この取付基部と一体的に形成され、ドア閉時
に少なくとも前記第1のシール面に圧接される中空シー
ルリツプ部とを備えてなる自動車のドアシール構造にお
いて、前記ドアウエザストリツプにおける前記取付基部
に、ここから略上向きに突出された中空シールリツプ取
付基部を一体的に形成すると共に、前記中空シールリツ
プ部を前記取付基部と中空シールリツプ取付基部に一体
的に結合されたスポンジゴムから形成し、該中空シール
リツプ部の外周側の基端部を前記中空シールリツプ取付
基部に、他方の基端部を前記中空シールリツプ取付基部
の、前記外側基端部取付位置よりも前記取付基部側の部
分と該取付基部とを含む取付基部近傍にそれぞれ接続
し、該中空シールリツプ取付基部の外周端を、ドア開閉
を許容し、且つ、ドア閉時における前記中空シールリツ
プの変形により、車体幅方向外側に傾動して、前記第2
のシール面に当接する範囲で突出させることにより上記
目的を達成するものである。 又、この考案の実施態様は、前記中空シールリツプ取付
基部を前記中空シールリツプ部と異なる硬質材料により
形成することにより上記目的を達成するものである。更
に又、この考案の他の実施態様は、前記中空シールリツ
プ取付基部を肉厚のスポンジゴムにより形成することに
より上記目的を達成するものである。
きとなるように傾斜されたドアのドアサツシ外周に取付
けられるドアウエザストリツプと、自動車ボデイのドア
開口縁部に形成されたボデイ幅方向外向きの第1のシー
ル面と、前記ドア開口縁部に、前記第1のシール面より
も車体幅方向外側位置に隣接して形成されたドア開閉方
向と略平行の第2のシール面と、を有してなり、前記ド
アウエザストリツプは、前記ドアサツシに固定される取
付基部と、この取付基部と一体的に形成され、ドア閉時
に少なくとも前記第1のシール面に圧接される中空シー
ルリツプ部とを備えてなる自動車のドアシール構造にお
いて、前記ドアウエザストリツプにおける前記取付基部
に、ここから略上向きに突出された中空シールリツプ取
付基部を一体的に形成すると共に、前記中空シールリツ
プ部を前記取付基部と中空シールリツプ取付基部に一体
的に結合されたスポンジゴムから形成し、該中空シール
リツプ部の外周側の基端部を前記中空シールリツプ取付
基部に、他方の基端部を前記中空シールリツプ取付基部
の、前記外側基端部取付位置よりも前記取付基部側の部
分と該取付基部とを含む取付基部近傍にそれぞれ接続
し、該中空シールリツプ取付基部の外周端を、ドア開閉
を許容し、且つ、ドア閉時における前記中空シールリツ
プの変形により、車体幅方向外側に傾動して、前記第2
のシール面に当接する範囲で突出させることにより上記
目的を達成するものである。 又、この考案の実施態様は、前記中空シールリツプ取付
基部を前記中空シールリツプ部と異なる硬質材料により
形成することにより上記目的を達成するものである。更
に又、この考案の他の実施態様は、前記中空シールリツ
プ取付基部を肉厚のスポンジゴムにより形成することに
より上記目的を達成するものである。
この考案において、中空シールリツプ取付基部の外周端
が、通常状態でドア開閉を許容し、且つ、ドア閉時に
は、中空シールリツプが第1のシール面に当接して変形
することによつて車体幅方向外側に傾いて、第2のシー
ル面に圧接され、これによつて、ドアが車室内外の圧力
差によつて吸出されたときもシールを維持することがで
きる。 又、中空シールリツプ取付基部を硬質ゴムで構成した場
合は、ドアが吸出されたとき、ボデイ側の第2のシール
面に当接して、ドアが吸出されることを抑制する。
が、通常状態でドア開閉を許容し、且つ、ドア閉時に
は、中空シールリツプが第1のシール面に当接して変形
することによつて車体幅方向外側に傾いて、第2のシー
ル面に圧接され、これによつて、ドアが車室内外の圧力
差によつて吸出されたときもシールを維持することがで
きる。 又、中空シールリツプ取付基部を硬質ゴムで構成した場
合は、ドアが吸出されたとき、ボデイ側の第2のシール
面に当接して、ドアが吸出されることを抑制する。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。 この実施例は、第1図及び第2図に示されるように、ド
アガラス6がドア開閉方向Wに対して上向きとなるよう
に傾斜されたドア8のドアサツシ18外周に取付けられる
ドアウエザストリツプ10と、自動車ボデイ20のドア開口
縁部12に形成されたボデイ幅方向外向きの第1のシール
面14と、前記ドア開口縁部12に、前記第1のシール面14
よりも車体幅方向外側位置に隣接して形成されたドア開
閉方向Wと略平行の第2のシール面16と、を有してなり
前記ドアウエザストリツプ10は、前記ドアサツシ18に固
定される取付基部22と、この取付基部22と一体的に形成
され、ドア閉時に前記第1のシール面14に圧接される中
空シールリツプ部24とを備えてなる自動車のドアシール
構造において、前記ドアウエザストリツプ10における前
記中空シールリツプ部24をスポンジゴムから形成すると
共に、該中空シールリツプ部24の基端部と前記取付基部
22との間に中空シールリツプ取付基部26を前記中空シー
ルリツプ部24及び取付基部22とに一体的に形成し、該中
空シールリツプ取付基部26の外周端26Aを、ドア開閉を
許容し、且つ、ドアが閉じられたとき、前記中空シール
リツプ部24が第1のシール面14に圧接して変形すること
により、前記第2のシール面16に当接する範囲で、該第
2のシール面16方向に突出されるようにしたものであ
る。 即ち、中空シールリツプ取付基部26の外周端26Aは、図
において符号Wで示されるドア開閉方向に移動されると
きに、その移動軌跡が第2のシール面16又はボデイ20の
他の部分と干渉しないようにされ、且つ、ドア8が閉じ
られ、中空シールリツプ部24が前記第1のシール面14に
圧接して、第2図に示されるように変形したとき、この
変形により中空シールリツプ取付基部26が車体幅方向外
側に傾き、その結果外周端26Aが押し上げられて、前記
第2のシール面16に圧接するようにしたものである。 ここで、前記中空シールリツプ取付基部26は硬質の合成
樹脂等からなる硬質材料によつて形成されている。 前記取付基部22に対して、前記中空シールリツプ取付基
部26は、自由状態で略直交するように配置され、その外
周端26Aは、取付基部22の車体幅方向外側端部に対して
薄肉の連結部28により連結されている。 従つて、取付基部22と中空シールリツプ取付基部26及び
連結部28との間に中空部28Aが形成されている。 この実施例において、通常状態では、ドアを開閉したと
き、第2のシール面16がドア開閉方向と平行であるの
で、中空シールリツプ取付基部26の外周端26Aはボデイ2
0側のどの部分にも接触することがない。 ドア8が閉じられると、前記中空シールリツプ部24は、
第1のシール面24に圧接して第2図に示されるように変
形し、中空シールリツプ取付基部26の上端を外方に押す
方向に反力が生じる。 中空シールリツプ取付基部26の基端は、前記取付基部22
に連結されていて、且つ外周端26A側は薄肉の連結部28
によつて取付基部22に連結されているのみであるので、
中空シールリツプ取付基部26は取付基部22側の基端を中
心として外側に傾く。 中空シールリツプ取付基部26が外側に傾くことによつ
て、その外周端26Aが前記第2のシール面16に圧接す
る。 このような状態で、自動車の高速走行時に車室内外の圧
力差が生じると、ドアガラス6は上向きに傾斜されてい
るので、ドアウエザストリツプ10は、第2図において符
号Qで示されるドア開閉方向Wと角度をなす方向に吸出
されようとする。 ここで、中空シールリツプ取付基部26は、硬質ゴムから
構成されているので、第2のシール面16方向に押圧され
ても、その反力によつて変形されることが少なく、この
ため、ドア8が外方に吸出されることを阻止する。 特に、この実施例においては、中空シールリツプ取付基
部26の外周端26Aが連結部28を介して、取付基部22の外
側端部に連結され、車体内方に倒れ込むことを防止して
いるので、中空シールリツプ取付基部26は、ドアが外方
に吸出されることを強力に阻止することになる。 又、前記中空シールリツプ部24は、第1のシール面14に
圧接した状態では、大きく変形しているので、ドアが僅
かに外方に吸出された状態でも、第1のシール面14に依
然として接触しているので、シール状態を良好に確保す
ることができる。 なお、上記実施例において、中空シールリツプ取付基部
26の外周端26Aは、連結部28を介して取付基部22の外側
端部に連結されているが、本考案はこれに限定されるも
のでなく、中空シールリツプ取付基部26の耐変形力が充
分であれば、連結部28を設ける必要はない。 又、中空シールリツプ取付基部26は、硬質ゴムに限定さ
れるものでなく、硬質樹脂、無機材料等の他の硬質材料
であつてもよい。 次に、第3図及び第4図に示される本考案の第2実施例
につき説明する。 この第2実施例におけるドアウエザストリツプ30は、中
空シールリツプ部34及び中空シールリツプ取付基部36を
スポンジゴムから構成したものである。 他の構成は前記第1実施例におけると同一であるので、
第1実施例と同一又は相当部分には同一符号を付するこ
とにより説明を省略するものとする。 この実施例においては、中空シールリツプ取付基部36が
スポンジゴムから構成されていて、柔かいので、前記第
1実施例におけるような、ドアが吸出されることを抑制
できないが、第4図に示されるように、ドアに車室内外
の圧力差による吸出し力が加わり、符号Qで示される方
向に吸出されても、中空シールリツプ取付基部36は、外
周端36Aの、前記第2のシール面16への接触点を中心と
して反時計方向に揺動するのみで第2のシール面16から
離間することがなくシール状態を良好に維持する。 従つて、この第2実施例の場合、ドア8はある程度吸出
されるが、中空シールリツプ部34及び中空シールリツプ
取付基部36の両者において、第1のシール面14及び第2
のシール面16に圧接した状態が維持され、シールが良好
に確保されることになる。
アガラス6がドア開閉方向Wに対して上向きとなるよう
に傾斜されたドア8のドアサツシ18外周に取付けられる
ドアウエザストリツプ10と、自動車ボデイ20のドア開口
縁部12に形成されたボデイ幅方向外向きの第1のシール
面14と、前記ドア開口縁部12に、前記第1のシール面14
よりも車体幅方向外側位置に隣接して形成されたドア開
閉方向Wと略平行の第2のシール面16と、を有してなり
前記ドアウエザストリツプ10は、前記ドアサツシ18に固
定される取付基部22と、この取付基部22と一体的に形成
され、ドア閉時に前記第1のシール面14に圧接される中
空シールリツプ部24とを備えてなる自動車のドアシール
構造において、前記ドアウエザストリツプ10における前
記中空シールリツプ部24をスポンジゴムから形成すると
共に、該中空シールリツプ部24の基端部と前記取付基部
22との間に中空シールリツプ取付基部26を前記中空シー
ルリツプ部24及び取付基部22とに一体的に形成し、該中
空シールリツプ取付基部26の外周端26Aを、ドア開閉を
許容し、且つ、ドアが閉じられたとき、前記中空シール
リツプ部24が第1のシール面14に圧接して変形すること
により、前記第2のシール面16に当接する範囲で、該第
2のシール面16方向に突出されるようにしたものであ
る。 即ち、中空シールリツプ取付基部26の外周端26Aは、図
において符号Wで示されるドア開閉方向に移動されると
きに、その移動軌跡が第2のシール面16又はボデイ20の
他の部分と干渉しないようにされ、且つ、ドア8が閉じ
られ、中空シールリツプ部24が前記第1のシール面14に
圧接して、第2図に示されるように変形したとき、この
変形により中空シールリツプ取付基部26が車体幅方向外
側に傾き、その結果外周端26Aが押し上げられて、前記
第2のシール面16に圧接するようにしたものである。 ここで、前記中空シールリツプ取付基部26は硬質の合成
樹脂等からなる硬質材料によつて形成されている。 前記取付基部22に対して、前記中空シールリツプ取付基
部26は、自由状態で略直交するように配置され、その外
周端26Aは、取付基部22の車体幅方向外側端部に対して
薄肉の連結部28により連結されている。 従つて、取付基部22と中空シールリツプ取付基部26及び
連結部28との間に中空部28Aが形成されている。 この実施例において、通常状態では、ドアを開閉したと
き、第2のシール面16がドア開閉方向と平行であるの
で、中空シールリツプ取付基部26の外周端26Aはボデイ2
0側のどの部分にも接触することがない。 ドア8が閉じられると、前記中空シールリツプ部24は、
第1のシール面24に圧接して第2図に示されるように変
形し、中空シールリツプ取付基部26の上端を外方に押す
方向に反力が生じる。 中空シールリツプ取付基部26の基端は、前記取付基部22
に連結されていて、且つ外周端26A側は薄肉の連結部28
によつて取付基部22に連結されているのみであるので、
中空シールリツプ取付基部26は取付基部22側の基端を中
心として外側に傾く。 中空シールリツプ取付基部26が外側に傾くことによつ
て、その外周端26Aが前記第2のシール面16に圧接す
る。 このような状態で、自動車の高速走行時に車室内外の圧
力差が生じると、ドアガラス6は上向きに傾斜されてい
るので、ドアウエザストリツプ10は、第2図において符
号Qで示されるドア開閉方向Wと角度をなす方向に吸出
されようとする。 ここで、中空シールリツプ取付基部26は、硬質ゴムから
構成されているので、第2のシール面16方向に押圧され
ても、その反力によつて変形されることが少なく、この
ため、ドア8が外方に吸出されることを阻止する。 特に、この実施例においては、中空シールリツプ取付基
部26の外周端26Aが連結部28を介して、取付基部22の外
側端部に連結され、車体内方に倒れ込むことを防止して
いるので、中空シールリツプ取付基部26は、ドアが外方
に吸出されることを強力に阻止することになる。 又、前記中空シールリツプ部24は、第1のシール面14に
圧接した状態では、大きく変形しているので、ドアが僅
かに外方に吸出された状態でも、第1のシール面14に依
然として接触しているので、シール状態を良好に確保す
ることができる。 なお、上記実施例において、中空シールリツプ取付基部
26の外周端26Aは、連結部28を介して取付基部22の外側
端部に連結されているが、本考案はこれに限定されるも
のでなく、中空シールリツプ取付基部26の耐変形力が充
分であれば、連結部28を設ける必要はない。 又、中空シールリツプ取付基部26は、硬質ゴムに限定さ
れるものでなく、硬質樹脂、無機材料等の他の硬質材料
であつてもよい。 次に、第3図及び第4図に示される本考案の第2実施例
につき説明する。 この第2実施例におけるドアウエザストリツプ30は、中
空シールリツプ部34及び中空シールリツプ取付基部36を
スポンジゴムから構成したものである。 他の構成は前記第1実施例におけると同一であるので、
第1実施例と同一又は相当部分には同一符号を付するこ
とにより説明を省略するものとする。 この実施例においては、中空シールリツプ取付基部36が
スポンジゴムから構成されていて、柔かいので、前記第
1実施例におけるような、ドアが吸出されることを抑制
できないが、第4図に示されるように、ドアに車室内外
の圧力差による吸出し力が加わり、符号Qで示される方
向に吸出されても、中空シールリツプ取付基部36は、外
周端36Aの、前記第2のシール面16への接触点を中心と
して反時計方向に揺動するのみで第2のシール面16から
離間することがなくシール状態を良好に維持する。 従つて、この第2実施例の場合、ドア8はある程度吸出
されるが、中空シールリツプ部34及び中空シールリツプ
取付基部36の両者において、第1のシール面14及び第2
のシール面16に圧接した状態が維持され、シールが良好
に確保されることになる。
本考案は、上記のように構成したので、ドア開閉時にド
アウエザストリツプがボデイ側部材と干渉したりドア閉
じ力が増加ドアが高速走行時に吸出される力を受けて
も、シールを確実に維持することができるという優れた
効果を有する。
アウエザストリツプがボデイ側部材と干渉したりドア閉
じ力が増加ドアが高速走行時に吸出される力を受けて
も、シールを確実に維持することができるという優れた
効果を有する。
第1図は本考案に係る自動車のドアシール構造を適用す
べき自動車の外観を示す斜視図、第2図は本考案の自動
車のドアシール構造の実施例を示す第1図のII-II線に
沿う拡大断面図、第3図は本考案の第2実施例に係る自
動車のドアシール構造を示す第2図と同様の断面図、第
4図は同第2実施例におけるドアに吸出し力が作用した
ときの状態を示す断面図、第5図は従来の自動車のドア
シール構造を示す第2図と同様の断面図、第6図は同従
来のドアシール構造において、ドアに吸出し力が作用し
た状態を示す断面図である。 10、30……ドアウエザストリツプ、 12……ドア開口縁部、 14……第1のシール面、 16……第2のシール面、 18……ドアサツシ、 20……ボデイ、 22……取付基部、 24、34……中空シールリツプ部、 26、36……中空シールリツプ取付基部、 26A、36A……外周端。
べき自動車の外観を示す斜視図、第2図は本考案の自動
車のドアシール構造の実施例を示す第1図のII-II線に
沿う拡大断面図、第3図は本考案の第2実施例に係る自
動車のドアシール構造を示す第2図と同様の断面図、第
4図は同第2実施例におけるドアに吸出し力が作用した
ときの状態を示す断面図、第5図は従来の自動車のドア
シール構造を示す第2図と同様の断面図、第6図は同従
来のドアシール構造において、ドアに吸出し力が作用し
た状態を示す断面図である。 10、30……ドアウエザストリツプ、 12……ドア開口縁部、 14……第1のシール面、 16……第2のシール面、 18……ドアサツシ、 20……ボデイ、 22……取付基部、 24、34……中空シールリツプ部、 26、36……中空シールリツプ取付基部、 26A、36A……外周端。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−113727(JP,A) 実開 昭51−80818(JP,U) 実開 昭60−156018(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】ドアガラスが、ドア開閉方向に対して上向
きとなるように傾斜されたドアのドアサツシ外周に取付
けられるドアウエザストリツプと、自動車ボデイのドア
開口縁部に形成されたボデイ幅方向外向きの第1のシー
ル面と、前記ドア開口縁部に、前記第1のシール面より
も車体幅方向外側位置に隣接して形成されたドア開閉方
向と略平行の第2のシール面と、を有してなり、前記ド
アウエザストリツプは、前記ドアサツシに固定される取
付基部と、この取付基部と一体的に形成され、ドア閉時
に少なくとも前記第1のシール面に圧接される中空シー
ルリツプ部とを備えてなる自動車のドアシール構造にお
いて、前記ドアウエザストリツプにおける前記取付基部
に、ここから略上向きに突出された中空シールリツプ取
付基部を一体的に形成すると共に、前記中空シールリツ
プ部を前記取付基部と中空シールリツプ取付基部に一体
的に結合されたスポンジゴムから形成し、該中空シール
リツプ部の外周側の基端部を前記中空シールリツプ取付
基部に、他方の基端部を前記中空シールリツプ取付基部
の、前記外側基端部取付位置よりも前記取付基部側の部
分と該取付基部とを含む取付基部近傍にそれぞれ接続
し、該中空シールリツプ取付基部の外周端を、ドア開閉
を許容し、且つ、ドア閉時における前記中空シールリツ
プの変形により、車体幅方向外側に傾動して前記第2の
シール面に当接する範囲で突出させたことを特徴とする
自動車のドアシール構造。 - 【請求項2】前記中空シールリツプ取付基部を前記中空
シールリツプ部と異なる硬質材料により形成してなる実
用新案登録請求の範囲第1項記載の自動車のドアシール
構造。 - 【請求項3】前記中空シールリツプ取付基部を肉厚のス
ポンジゴムにより形成してなる実用新案登録請求の範囲
第1項記載の自動車のドアシール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987153742U JPH0645389Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 | 自動車のドアシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987153742U JPH0645389Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 | 自動車のドアシール構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0157922U JPH0157922U (ja) | 1989-04-11 |
| JPH0645389Y2 true JPH0645389Y2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=31429848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987153742U Expired - Lifetime JPH0645389Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 | 自動車のドアシール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645389Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5180818U (ja) * | 1974-12-23 | 1976-06-28 | ||
| JPS60113727A (ja) * | 1983-11-24 | 1985-06-20 | Tokai Kogyo Kk | ドアウエザストリツプ |
| JPS60156018U (ja) * | 1984-03-28 | 1985-10-17 | 豊田合成株式会社 | ドアウエザ−ストリツプ |
-
1987
- 1987-10-07 JP JP1987153742U patent/JPH0645389Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0157922U (ja) | 1989-04-11 |
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