JPH064715Y2 - 板付き蒲鉾加熱装置 - Google Patents
板付き蒲鉾加熱装置Info
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- JPH064715Y2 JPH064715Y2 JP1990083843U JP8384390U JPH064715Y2 JP H064715 Y2 JPH064715 Y2 JP H064715Y2 JP 1990083843 U JP1990083843 U JP 1990083843U JP 8384390 U JP8384390 U JP 8384390U JP H064715 Y2 JPH064715 Y2 JP H064715Y2
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- Japan
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- kamaboko
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- surimi
- shaped kamaboko
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- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、蒲鉾、特に板の上で魚肉等のすり身が成形
されて板付きのまま製品化される板付き蒲鉾を製造する
にあたって、成形後の板上のすり身に通電することに伴
なうジュール発熱によってそのすり身の加熱を行なう装
置に関するものである。
されて板付きのまま製品化される板付き蒲鉾を製造する
にあたって、成形後の板上のすり身に通電することに伴
なうジュール発熱によってそのすり身の加熱を行なう装
置に関するものである。
従来の技術 板付き蒲鉾の製造過程においては、一般に魚肉等のすり
身を混練して板の上で所定の形状に成形した後、加熱す
ることが行なわれている。この場合の加熱手段の一つと
して、最近では通電に伴なうジュール熱を利用した加熱
装置を使用することが試みられるようになっている。
身を混練して板の上で所定の形状に成形した後、加熱す
ることが行なわれている。この場合の加熱手段の一つと
して、最近では通電に伴なうジュール熱を利用した加熱
装置を使用することが試みられるようになっている。
ジュール熱を利用した加熱装置においては、板上で成形
したすり身に対して一対の電極を接触させ、その電極か
らすり身中に電流を流すことが必要であるが、電極を直
接すり身に押し当てた場合には、すり身やそれに含まれ
る塩分の付着により電極表面が汚れ、電極表面が腐食し
たり酸化したりする問題があり、またすり身自体も汚れ
てしまう問題がある。そこでセロハン等の透水性フィル
ムをすり身と電極との間に介在させることが考えられて
おり、この場合、透水性フィルムを予め水に浸漬させる
などして湿潤させておけば、電極からそのフィルムを介
してすり身に通電させることができ、またすり身自体が
多量に水分を含有している場合にはすり身の水分によっ
て透水性フィルムが湿潤され、電極からフィルムを介し
てすり身に通電させることができる。そしてこのように
電極とすり身との間に透水性フィルムを介在させれば、
電極がすり身に直接接触しないため、すり身による汚れ
が電極表面に付着することが防止され、電極表面の腐食
や酸化を防止することができ、またすり身自体の表面が
汚れることも防止できる。
したすり身に対して一対の電極を接触させ、その電極か
らすり身中に電流を流すことが必要であるが、電極を直
接すり身に押し当てた場合には、すり身やそれに含まれ
る塩分の付着により電極表面が汚れ、電極表面が腐食し
たり酸化したりする問題があり、またすり身自体も汚れ
てしまう問題がある。そこでセロハン等の透水性フィル
ムをすり身と電極との間に介在させることが考えられて
おり、この場合、透水性フィルムを予め水に浸漬させる
などして湿潤させておけば、電極からそのフィルムを介
してすり身に通電させることができ、またすり身自体が
多量に水分を含有している場合にはすり身の水分によっ
て透水性フィルムが湿潤され、電極からフィルムを介し
てすり身に通電させることができる。そしてこのように
電極とすり身との間に透水性フィルムを介在させれば、
電極がすり身に直接接触しないため、すり身による汚れ
が電極表面に付着することが防止され、電極表面の腐食
や酸化を防止することができ、またすり身自体の表面が
汚れることも防止できる。
ところで前述のように透水性フィルムを電極と魚肉すり
身等の食品材料との間に介在させる方式のジュール発熱
による食品材料加熱装置としては、本考案者等は既に特
開平3−103155号(特願平1−314340号)
において、第11図、第12図に模式的に示すような装
置を提案している。
身等の食品材料との間に介在させる方式のジュール発熱
による食品材料加熱装置としては、本考案者等は既に特
開平3−103155号(特願平1−314340号)
において、第11図、第12図に模式的に示すような装
置を提案している。
すなわち第11図、第12図において、食品材料として
の成形後の板付き蒲鉾1はトレー2上に載置され、かつ
そのトレー2は水平な走行ベッド31上にスライド可能
に載置されている。走行ベッド31の両側上部には、ト
レー2の側面を案内するためのトレーガイド32が設け
られている。そして図示しないプッシャーによってトレ
ー2を水平方向に押すことによって、トレー2は水平方
向(すなわち第11図の紙面に垂直な方向)に沿って間
欠的に移動せしめられるようになっている。したがって
板付き蒲鉾1を載置するトレー2と、走行ベッド31お
よびトレーガイド32によって、板付き蒲鉾1を水平方
向に搬送する搬送系路が形成されていることになる。な
おトレー2は、第12図に示しているように、幅方向
(すなわち搬送方向に対し直交する方向)に沿った複数
条の凹部2Aを上面に形成して、各凹部2A内にそれぞ
れ1本ずつ板付き蒲鉾1を載置保持するように作られて
いる。またこのトレー2の幅Wは板付き蒲鉾1の長さL
よりも短く作られており、板付き蒲鉾1は、その両端が
トレー2の幅方向両縁よりも外側へ突出するように載置
されている。
の成形後の板付き蒲鉾1はトレー2上に載置され、かつ
そのトレー2は水平な走行ベッド31上にスライド可能
に載置されている。走行ベッド31の両側上部には、ト
レー2の側面を案内するためのトレーガイド32が設け
られている。そして図示しないプッシャーによってトレ
ー2を水平方向に押すことによって、トレー2は水平方
向(すなわち第11図の紙面に垂直な方向)に沿って間
欠的に移動せしめられるようになっている。したがって
板付き蒲鉾1を載置するトレー2と、走行ベッド31お
よびトレーガイド32によって、板付き蒲鉾1を水平方
向に搬送する搬送系路が形成されていることになる。な
おトレー2は、第12図に示しているように、幅方向
(すなわち搬送方向に対し直交する方向)に沿った複数
条の凹部2Aを上面に形成して、各凹部2A内にそれぞ
れ1本ずつ板付き蒲鉾1を載置保持するように作られて
いる。またこのトレー2の幅Wは板付き蒲鉾1の長さL
よりも短く作られており、板付き蒲鉾1は、その両端が
トレー2の幅方向両縁よりも外側へ突出するように載置
されている。
前記搬送系路における所定位置の水平方向両側には、ト
レー2上の板付き蒲鉾1の水平方向両側に対向するよう
に一対の電極3A,3Bが配設されていて、その電極3
A,3Bは例えば流体圧シリンダ等の進退駆動機構4
A,4Bによって相互に接近・離隔する方向へ移動せし
められるように構成されている。さらにその搬送系路と
左右の電極3A,3Bとの間には、セロハン等からなる
帯状の長尺な透水性フィルム5A,5Bが垂直方向に走
行可能な状態で配置されている。この透水性フィルム5
A,5Bは、電極3A,3Bよりも下方の位置に配置さ
れた繰出しロール6A,6Bから引出されて、湿潤のた
めの水槽7A,7B内を通過してから電極3A,3Bと
板付き蒲鉾1との間の位置に至り、さらに電極3A,3
Bの上方に配置された巻取ロール8A,8Bにて巻取ら
れるようになっている。
レー2上の板付き蒲鉾1の水平方向両側に対向するよう
に一対の電極3A,3Bが配設されていて、その電極3
A,3Bは例えば流体圧シリンダ等の進退駆動機構4
A,4Bによって相互に接近・離隔する方向へ移動せし
められるように構成されている。さらにその搬送系路と
左右の電極3A,3Bとの間には、セロハン等からなる
帯状の長尺な透水性フィルム5A,5Bが垂直方向に走
行可能な状態で配置されている。この透水性フィルム5
A,5Bは、電極3A,3Bよりも下方の位置に配置さ
れた繰出しロール6A,6Bから引出されて、湿潤のた
めの水槽7A,7B内を通過してから電極3A,3Bと
板付き蒲鉾1との間の位置に至り、さらに電極3A,3
Bの上方に配置された巻取ロール8A,8Bにて巻取ら
れるようになっている。
ここで、トレー2の走行を停止させかつ透水性フィルム
5A,5Bの走行を停止させた状態で第11図中の仮想
線で示すように電極3A,3Bを前進させれば、板付き
蒲鉾1における板1A上のすり身1Bの左右両面に、透
水性フィルム5A,5Bを介在させた状態で電極3A,
3Bが押し当てられ、電極3A,3Bから透水性フィル
ム5A,5Bを介してすり身1B中に電流が流れ、通電
加熱される。そして加熱終了後は電極3A,3Bを後退
させた後、巻取ロール8A,8Bを所定の回転数もしく
は回転角度だけ回転させれば、透水性フィルム5A,5
Bは所定距離だけ上方へ走行し、その透水性フィルム5
A,5Bの未使用の部分が電極3A,3Bに対応する部
分に位置せしめられることになる。したがって搬送系路
に沿ってトレー2により次の新たな板付き蒲鉾が電極間
に位置せしめられてその新たな板付き蒲鉾のすり身に対
して通電加熱を行なうにあたっては、透水性フィルムに
おける未使用の新しい部分が電極とすり身との間に挾ま
れることになる。すなわち、1回の通電加熱を行なうた
びごとに、透水性フィルムの汚れていない未使用の部分
が用いられることになるため、仮にその透水性フィルム
がすり身との接触により汚れても、その汚れが累積され
て次の通電加熱に悪影響を及ぼすことがなく、かつフィ
ルムの汚れが電極に付着して電極表面が腐食したり酸化
したりする事態の発生も充分に防止することができる。
5A,5Bの走行を停止させた状態で第11図中の仮想
線で示すように電極3A,3Bを前進させれば、板付き
蒲鉾1における板1A上のすり身1Bの左右両面に、透
水性フィルム5A,5Bを介在させた状態で電極3A,
3Bが押し当てられ、電極3A,3Bから透水性フィル
ム5A,5Bを介してすり身1B中に電流が流れ、通電
加熱される。そして加熱終了後は電極3A,3Bを後退
させた後、巻取ロール8A,8Bを所定の回転数もしく
は回転角度だけ回転させれば、透水性フィルム5A,5
Bは所定距離だけ上方へ走行し、その透水性フィルム5
A,5Bの未使用の部分が電極3A,3Bに対応する部
分に位置せしめられることになる。したがって搬送系路
に沿ってトレー2により次の新たな板付き蒲鉾が電極間
に位置せしめられてその新たな板付き蒲鉾のすり身に対
して通電加熱を行なうにあたっては、透水性フィルムに
おける未使用の新しい部分が電極とすり身との間に挾ま
れることになる。すなわち、1回の通電加熱を行なうた
びごとに、透水性フィルムの汚れていない未使用の部分
が用いられることになるため、仮にその透水性フィルム
がすり身との接触により汚れても、その汚れが累積され
て次の通電加熱に悪影響を及ぼすことがなく、かつフィ
ルムの汚れが電極に付着して電極表面が腐食したり酸化
したりする事態の発生も充分に防止することができる。
考案が解決しようとする課題 前述のように第11図、第12図に示される通電加熱に
よる板付き蒲鉾加熱装置は優れた長所を有しているが、
本考案者等がその実用化のための実験・検討を繰返した
ところ、次のような問題があることが判明した。
よる板付き蒲鉾加熱装置は優れた長所を有しているが、
本考案者等がその実用化のための実験・検討を繰返した
ところ、次のような問題があることが判明した。
すなわち、第11図、第12図に示される装置では、板
付き蒲鉾を載置して水平方向へ搬送するための搬送部材
としてトレーを用いており、このトレーをプッシャーに
て押して前進させるように構成されているが、このよう
な構成では加熱装置の出口側において、通電加熱終了後
の板付き蒲鉾をトレー上から排出した後、空のトレーを
再び加熱装置の入口側へ返送するために別のトレー返送
手段を設けておかなければならず、そのため装置が複雑
化するとともに駆動源の数も多くたる問題がある。そし
てこのように装置が複雑化しかつ動力源の数が多くなる
ことは、コスト上昇を招くとともに保守点検も面倒とな
る問題を招く。さらに、板付き蒲鉾の如き食品材料を取
扱う装置においては、衛生管理の点から清潔であること
が厳しく要求されるため、定期的に洗浄や殺菌を行なう
ことが必要であるが、前述のように装置が複雑化するこ
とは、とりもなおさず洗浄や殺菌も容易ではなくなると
いう問題を招く。
付き蒲鉾を載置して水平方向へ搬送するための搬送部材
としてトレーを用いており、このトレーをプッシャーに
て押して前進させるように構成されているが、このよう
な構成では加熱装置の出口側において、通電加熱終了後
の板付き蒲鉾をトレー上から排出した後、空のトレーを
再び加熱装置の入口側へ返送するために別のトレー返送
手段を設けておかなければならず、そのため装置が複雑
化するとともに駆動源の数も多くたる問題がある。そし
てこのように装置が複雑化しかつ動力源の数が多くなる
ことは、コスト上昇を招くとともに保守点検も面倒とな
る問題を招く。さらに、板付き蒲鉾の如き食品材料を取
扱う装置においては、衛生管理の点から清潔であること
が厳しく要求されるため、定期的に洗浄や殺菌を行なう
ことが必要であるが、前述のように装置が複雑化するこ
とは、とりもなおさず洗浄や殺菌も容易ではなくなると
いう問題を招く。
そしてまた前述のようなトレーを用いた装置は、板付き
蒲鉾をトレー上に載置した状態でトレーごと移動させる
方式となっており、このような方式では板付き蒲鉾がそ
の移送方向に直交する方向に対して斜めになってしまう
ことを防止するため、板付き蒲鉾が保持されるトレー上
面の凹部の幅を板付き蒲鉾の幅と同程度とする必要があ
る。そのため、幅の異なる板付き蒲鉾に対して通電加熱
を行なおうとすれば、凹部の幅の異なるトレーを用いな
ければならず、したがってこの場合には予め凹部幅の異
なる多種類のトレーを用意しておかなければならないか
ら、コスト増大を招かざるを得ない。
蒲鉾をトレー上に載置した状態でトレーごと移動させる
方式となっており、このような方式では板付き蒲鉾がそ
の移送方向に直交する方向に対して斜めになってしまう
ことを防止するため、板付き蒲鉾が保持されるトレー上
面の凹部の幅を板付き蒲鉾の幅と同程度とする必要があ
る。そのため、幅の異なる板付き蒲鉾に対して通電加熱
を行なおうとすれば、凹部の幅の異なるトレーを用いな
ければならず、したがってこの場合には予め凹部幅の異
なる多種類のトレーを用意しておかなければならないか
ら、コスト増大を招かざるを得ない。
この考案は以上の事情を背景としてなされたもので、第
11図、第12図に示されているような板付き蒲鉾加熱
装置を改良して、装置構成、特に搬送のための構成を簡
単化し、コスト低減を図るとともに、洗浄や殺菌を簡単
に行ない得るようにし、併せて幅の異なる板付き蒲鉾に
対しても部品を変えたりすることなく同じ装置構成のま
まで通電加熱を行ない得るようにした板付き蒲鉾加熱装
置を提供することを目的とするものである。
11図、第12図に示されているような板付き蒲鉾加熱
装置を改良して、装置構成、特に搬送のための構成を簡
単化し、コスト低減を図るとともに、洗浄や殺菌を簡単
に行ない得るようにし、併せて幅の異なる板付き蒲鉾に
対しても部品を変えたりすることなく同じ装置構成のま
まで通電加熱を行ない得るようにした板付き蒲鉾加熱装
置を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 前述のような課題を解決するため、この考案では、形成
された板付き蒲鉾を所定の搬送系路に沿って水平方向へ
搬送するように構成し、かつその搬送系路における所定
の位置の幅方向両側には、互いに接近・離隔する方向へ
移動し得る一対の電極を配置し、その搬送系路と各電極
との間にそれぞれ下方の繰出しロールから引出されて上
方の巻取ロールにて巻取られる透水性フィルムを配置
し、その透水性フィルムを中間に介在させた状態で前記
一対の電極により搬送系路の前記所定位置における板付
き蒲鉾の板上のすり身をその両側から挟み込み、通電加
熱によってすり身を加熱するようにした板付き蒲鉾加熱
装置において、前記板付き蒲鉾を水平方向へ搬送する手
段として、ウォーキングビーム搬送機構を用いたことを
特徴としている。
された板付き蒲鉾を所定の搬送系路に沿って水平方向へ
搬送するように構成し、かつその搬送系路における所定
の位置の幅方向両側には、互いに接近・離隔する方向へ
移動し得る一対の電極を配置し、その搬送系路と各電極
との間にそれぞれ下方の繰出しロールから引出されて上
方の巻取ロールにて巻取られる透水性フィルムを配置
し、その透水性フィルムを中間に介在させた状態で前記
一対の電極により搬送系路の前記所定位置における板付
き蒲鉾の板上のすり身をその両側から挟み込み、通電加
熱によってすり身を加熱するようにした板付き蒲鉾加熱
装置において、前記板付き蒲鉾を水平方向へ搬送する手
段として、ウォーキングビーム搬送機構を用いたことを
特徴としている。
なおこの考案において、透水性フィルムは、例えば、セ
ロハン、紙、布、不織布等の水分を含む性質を有する薄
膜であればどのようなものでも良く、通常、親水性フィ
ルム、吸水性フィルム、ある保水性フィルム等とも言わ
れる種々のフィルム材や膜材を用いることができる。こ
の明細書においては、これらのフィルムを総称して、透
水性フィルムと称するものとする。
ロハン、紙、布、不織布等の水分を含む性質を有する薄
膜であればどのようなものでも良く、通常、親水性フィ
ルム、吸水性フィルム、ある保水性フィルム等とも言わ
れる種々のフィルム材や膜材を用いることができる。こ
の明細書においては、これらのフィルムを総称して、透
水性フィルムと称するものとする。
作用 この考案の板付き蒲鉾加熱装置においては、板付き蒲鉾
を水平方向へ搬送させるための搬送手段としてウォーキ
ングビーム搬送機構が用いられている。このウォーキン
グビーム搬送機構は、支持レール上に被搬送物(この考
案では板付き蒲鉾)を載置しておき、その支持レールと
交差しないように配設されたビームの矩形状を描く循環
動作によって被搬送物を間欠的に前進させるものであ
る。
を水平方向へ搬送させるための搬送手段としてウォーキ
ングビーム搬送機構が用いられている。このウォーキン
グビーム搬送機構は、支持レール上に被搬送物(この考
案では板付き蒲鉾)を載置しておき、その支持レールと
交差しないように配設されたビームの矩形状を描く循環
動作によって被搬送物を間欠的に前進させるものであ
る。
このようなウォーキングビーム搬送機構では、ビーム自
体は単に矩形状を描く循環動作を繰返すだけであるか
ら、搬送部材として第11図、第12図に示したトレー
を用いた場合の如く、搬送系路の出口から改めて搬送部
材を搬送系路の入口へ別の返送手段によって戻す必要は
ない。そのため装置構成が簡単化され、かつ駆動源の数
も少なくて済む。またこのように装置構成が簡単化され
ることに伴って洗浄や殺菌も容易となる。さらに、板付
き蒲鉾は、ビームによって直接的に前進させられるた
め、異なる幅の板付き蒲鉾にも支障なく適用することが
できる。
体は単に矩形状を描く循環動作を繰返すだけであるか
ら、搬送部材として第11図、第12図に示したトレー
を用いた場合の如く、搬送系路の出口から改めて搬送部
材を搬送系路の入口へ別の返送手段によって戻す必要は
ない。そのため装置構成が簡単化され、かつ駆動源の数
も少なくて済む。またこのように装置構成が簡単化され
ることに伴って洗浄や殺菌も容易となる。さらに、板付
き蒲鉾は、ビームによって直接的に前進させられるた
め、異なる幅の板付き蒲鉾にも支障なく適用することが
できる。
実施例 第1図にこの考案の実施例の板付き蒲鉾加熱装置の全体
配置を平面的に示し、第2図にその加熱装置に用いられ
ている搬送手段としてのウォーキングビーム搬送機構4
1を示す。
配置を平面的に示し、第2図にその加熱装置に用いられ
ている搬送手段としてのウォーキングビーム搬送機構4
1を示す。
第1図において、加熱装置本体40に対しては、その入
口40Aの外側から出口40Bの外側まで搬送手段とし
てのウォーキングビーム搬送機構41が貫通している。
このウォーキングビーム搬送機構41は、第2図に詳細
に示すように、搬送方向に沿った平行な2本の支持レー
ル42A,42Bの間に、前進作動用のビーム43をそ
の支持レール42A,42Bと平行に配設し、このビー
ム43を駆動機構44によって駆動するように構成した
ものである。前記ビーム43は、所定の高さを有する多
数の作動突起部43Aを、所定ピッチPごとに上面に突
出形成したものであり、第2図中に矢印S1,S2,S
3,S4で示しているように、長さ方向(搬送方向)と
平行でかつ垂直な面内において矩形状に運動するように
構成されている。ここで前記ビーム43における作動用
突起43AのピッチPは、隣り合う作動用突起43Aの
間隔が通常の板付き蒲鉾1の幅Qよりも充分に大きくな
るように定められている。またそのビーム43は、平常
時(非作動時=下降した状態)に突起43Aの上端が支
持レール42A,42Bの上面よりも下方に位置するよ
うに定められている。さらにビーム43は、上昇した状
態では突起43Aの上端が支持レール42A,42Bの
上面よりも上方でしかも板付き蒲鉾1の板1Aの上面よ
りも下方に位置するように定められ、また水平方向の前
進距離(=後退距離)はピッチPと等しくなるように定
められている。
口40Aの外側から出口40Bの外側まで搬送手段とし
てのウォーキングビーム搬送機構41が貫通している。
このウォーキングビーム搬送機構41は、第2図に詳細
に示すように、搬送方向に沿った平行な2本の支持レー
ル42A,42Bの間に、前進作動用のビーム43をそ
の支持レール42A,42Bと平行に配設し、このビー
ム43を駆動機構44によって駆動するように構成した
ものである。前記ビーム43は、所定の高さを有する多
数の作動突起部43Aを、所定ピッチPごとに上面に突
出形成したものであり、第2図中に矢印S1,S2,S
3,S4で示しているように、長さ方向(搬送方向)と
平行でかつ垂直な面内において矩形状に運動するように
構成されている。ここで前記ビーム43における作動用
突起43AのピッチPは、隣り合う作動用突起43Aの
間隔が通常の板付き蒲鉾1の幅Qよりも充分に大きくな
るように定められている。またそのビーム43は、平常
時(非作動時=下降した状態)に突起43Aの上端が支
持レール42A,42Bの上面よりも下方に位置するよ
うに定められている。さらにビーム43は、上昇した状
態では突起43Aの上端が支持レール42A,42Bの
上面よりも上方でしかも板付き蒲鉾1の板1Aの上面よ
りも下方に位置するように定められ、また水平方向の前
進距離(=後退距離)はピッチPと等しくなるように定
められている。
上述のようなウォーキングビーム搬送機構41による板
付き蒲鉾1の搬送動作を第3図(A)〜(D)に示す。
先ず第3図(A)に示すようにビーム43の作動用突起
43Aの上端が支持レール42A,42Bの上面よりも
下方に位置している状態で支持レール42A,42B上
に板付き蒲鉾1を載置する。次いで第3図(A)中の矢
印S1で示しているようにビーム43を上昇させる。こ
の上昇した状態を第3図(B)に示す。次いで第3図
(B)中の矢印S2で示すようにビーム43をピッチP
に相当する距離だけ前進させれば、作動用突起43Aの
前面により板付き蒲鉾1が押され、支持レール42A,
42B上を滑ってピッチPに相当する距離だけ前進す
る。前進端まで至った状態を第3図(C)に示す。次い
で第3図(C)中の矢印S3で示すようにビーム43を
下降させる。下降端の状態を第3図(D)に示す。次い
で第3図(D)中の矢印S4で示すようにビーム43を
前述のッチPの距離分だけ後退させる。これによって第
3図(A)の状態に戻る。
付き蒲鉾1の搬送動作を第3図(A)〜(D)に示す。
先ず第3図(A)に示すようにビーム43の作動用突起
43Aの上端が支持レール42A,42Bの上面よりも
下方に位置している状態で支持レール42A,42B上
に板付き蒲鉾1を載置する。次いで第3図(A)中の矢
印S1で示しているようにビーム43を上昇させる。こ
の上昇した状態を第3図(B)に示す。次いで第3図
(B)中の矢印S2で示すようにビーム43をピッチP
に相当する距離だけ前進させれば、作動用突起43Aの
前面により板付き蒲鉾1が押され、支持レール42A,
42B上を滑ってピッチPに相当する距離だけ前進す
る。前進端まで至った状態を第3図(C)に示す。次い
で第3図(C)中の矢印S3で示すようにビーム43を
下降させる。下降端の状態を第3図(D)に示す。次い
で第3図(D)中の矢印S4で示すようにビーム43を
前述のッチPの距離分だけ後退させる。これによって第
3図(A)の状態に戻る。
このようにして、ビーム43の矩形状の循環動作によっ
て支持レール42A,42B上の板付き蒲鉾1はピッチ
Pに相当する距離ずつ、間欠的に前進せしめられる。な
おここで作動用突起43Aの上端前面側の縁部は、曲面
状に面取り43Bが施されている。このように作動用突
起43Aに面取り43Bを施しておくことによって、ビ
ーム43の上昇時に作動用突起43Aが板付き蒲鉾1を
持ち上げてしまうことを防止できる。
て支持レール42A,42B上の板付き蒲鉾1はピッチ
Pに相当する距離ずつ、間欠的に前進せしめられる。な
おここで作動用突起43Aの上端前面側の縁部は、曲面
状に面取り43Bが施されている。このように作動用突
起43Aに面取り43Bを施しておくことによって、ビ
ーム43の上昇時に作動用突起43Aが板付き蒲鉾1を
持ち上げてしまうことを防止できる。
再び第1図に戻り、前記ウォーキングビーム搬送機構4
1における加熱装置本体40の入口40Aの外側の部分
の側方には、供給用ベルトコンベア45が配設されてお
り、これらのウォーキングビーム搬送機構41の一部と
ベルトコンベア45の一部とは並列状に位置している。
1における加熱装置本体40の入口40Aの外側の部分
の側方には、供給用ベルトコンベア45が配設されてお
り、これらのウォーキングビーム搬送機構41の一部と
ベルトコンベア45の一部とは並列状に位置している。
前記供給用ベルトコンベア45は、無端環状のベルト4
6として、合成樹脂等の可撓性を有する材料を用いたも
のであって、そのベルト46がモータ等の駆動機構47
によ回巡せしめられるように構成されている。ベルト4
6は、第4図に詳細に示すように、幅方向に沿う溝状の
多数の凹部46Aを長さ方向(搬送方向)に所定間隔を
置いて形成したものであり、各凹部46Aに板付き蒲鉾
1が載置保持されるようになっている。そして、加熱装
置本体40の入口40Aの外側におけるウォーキングビ
ーム搬送機構41と供給用ベルトコンベア45とが並列
状に並ぶ部分の側方には、コンベア45上の板付き蒲鉾
1を押出してウォーキングビーム搬送機構41の支持レ
ール42A,42B上に移し替えるための供給用プッシ
ャー48が設けられている。一方、加熱装置本体40の
出口40Bの外側におけるウォーキングビーム搬送機構
41の側方には、そのウォーキングビーム搬送機構41
における支持レール42A,42B上の板付き蒲鉾1を
押出して排出するための排出用プッシャー49が設けら
れている。
6として、合成樹脂等の可撓性を有する材料を用いたも
のであって、そのベルト46がモータ等の駆動機構47
によ回巡せしめられるように構成されている。ベルト4
6は、第4図に詳細に示すように、幅方向に沿う溝状の
多数の凹部46Aを長さ方向(搬送方向)に所定間隔を
置いて形成したものであり、各凹部46Aに板付き蒲鉾
1が載置保持されるようになっている。そして、加熱装
置本体40の入口40Aの外側におけるウォーキングビ
ーム搬送機構41と供給用ベルトコンベア45とが並列
状に並ぶ部分の側方には、コンベア45上の板付き蒲鉾
1を押出してウォーキングビーム搬送機構41の支持レ
ール42A,42B上に移し替えるための供給用プッシ
ャー48が設けられている。一方、加熱装置本体40の
出口40Bの外側におけるウォーキングビーム搬送機構
41の側方には、そのウォーキングビーム搬送機構41
における支持レール42A,42B上の板付き蒲鉾1を
押出して排出するための排出用プッシャー49が設けら
れている。
以上の第1図〜第4図において、板1A上においてすり
身1Bを成型するための成型装置50から送られて来た
板付き蒲鉾1は、供給用ベルトコンベア45の一端側の
各凹部46A上に載置され、そのベルトコンベア45に
より、ウォーキングビーム搬送機構41と並ぶ位置まで
移送される。そして供給用プッシャー48によりベルト
コンベア45の凹部46Aからウォーキングビーム搬送
機構41の支持レール42A,42B上にスライドされ
る。そして前述のようなビーム43の動作によって支持
レール42A,42Bを間欠的に前進し、入口40Aか
ら加熱装置本体40内へ送り込まれ、加熱終了後にその
出口40Bから外側へ導き出され、排出用プッシャー4
9により支持レール42A,42B上から側方へ押出さ
れて排出され、次工程へ送られる。
身1Bを成型するための成型装置50から送られて来た
板付き蒲鉾1は、供給用ベルトコンベア45の一端側の
各凹部46A上に載置され、そのベルトコンベア45に
より、ウォーキングビーム搬送機構41と並ぶ位置まで
移送される。そして供給用プッシャー48によりベルト
コンベア45の凹部46Aからウォーキングビーム搬送
機構41の支持レール42A,42B上にスライドされ
る。そして前述のようなビーム43の動作によって支持
レール42A,42Bを間欠的に前進し、入口40Aか
ら加熱装置本体40内へ送り込まれ、加熱終了後にその
出口40Bから外側へ導き出され、排出用プッシャー4
9により支持レール42A,42B上から側方へ押出さ
れて排出され、次工程へ送られる。
第5図には前記加熱装置本体40の全体構成を示し、第
6図〜第9図にはその要部を拡大して示す。
6図〜第9図にはその要部を拡大して示す。
第5図において、加熱装置本体40内におけるウォーキ
ングビーム搬送機構41によって規定される搬送系路の
うち所定の位置(後述する電極3A,3Bに対応する位
置)の両側には、板付き蒲鉾1の板1Aの両端位置を規
制するためのストッパ13A,13Bが設けられてい
る。これらのストッパ13A,13Bは、合成樹脂等に
より全体として長板状に作られており、上縁部付近が板
付き蒲鉾1の板1Aの端面に接して、板付き蒲鉾1がそ
の長さ方向(したがって搬送系路の幅方向)に移動しな
いように規制している。なおこのストッパ13A,13
Bはその板面が若干湾曲されて、弾性的に板付き蒲鉾1
の板1Aを押圧するように構成されている。
ングビーム搬送機構41によって規定される搬送系路の
うち所定の位置(後述する電極3A,3Bに対応する位
置)の両側には、板付き蒲鉾1の板1Aの両端位置を規
制するためのストッパ13A,13Bが設けられてい
る。これらのストッパ13A,13Bは、合成樹脂等に
より全体として長板状に作られており、上縁部付近が板
付き蒲鉾1の板1Aの端面に接して、板付き蒲鉾1がそ
の長さ方向(したがって搬送系路の幅方向)に移動しな
いように規制している。なおこのストッパ13A,13
Bはその板面が若干湾曲されて、弾性的に板付き蒲鉾1
の板1Aを押圧するように構成されている。
さらにウォーキングビーム搬送機構41によって規定さ
れる搬送系路の幅方向両側には、支持レール42A,4
2B上の板付き蒲鉾1のすり身1Bに対向するように一
対の電極3A,3Bが対向状に配設されており、これら
電極3A,3Bは流体圧シリンダ等からなる進退駆動機
構4A,4Bによって互いに接近・離隔する方向へ移動
せしめられるように構成されている。さらに電極3A,
3Bと支持レール42A,42B上の板付き蒲鉾1との
間には、セロハン等からなる板状の長尺な透水性フィル
ム5A,5Bが垂直方向に走行可能な状態で配置されて
いる。これらの透水性フィルム5A,5Bは、それぞれ
下方の繰出しロール6A,6Bから引出され、上方の巻
取ロール8A,8Bに巻取られることによって垂直方向
に走行する。なお電極3A,3Bの下方には水槽7A,
7Bが配置されており、繰出しロール6A,6Bから引
出された透水性フィルム5A,5Bは、ガイドロール1
5,16によって案内されてその水槽7A,7B内に浸
漬され、その水槽7A,7Bから上方へ引上げられて巻
取ロール8A,8Bにより巻取られる。
れる搬送系路の幅方向両側には、支持レール42A,4
2B上の板付き蒲鉾1のすり身1Bに対向するように一
対の電極3A,3Bが対向状に配設されており、これら
電極3A,3Bは流体圧シリンダ等からなる進退駆動機
構4A,4Bによって互いに接近・離隔する方向へ移動
せしめられるように構成されている。さらに電極3A,
3Bと支持レール42A,42B上の板付き蒲鉾1との
間には、セロハン等からなる板状の長尺な透水性フィル
ム5A,5Bが垂直方向に走行可能な状態で配置されて
いる。これらの透水性フィルム5A,5Bは、それぞれ
下方の繰出しロール6A,6Bから引出され、上方の巻
取ロール8A,8Bに巻取られることによって垂直方向
に走行する。なお電極3A,3Bの下方には水槽7A,
7Bが配置されており、繰出しロール6A,6Bから引
出された透水性フィルム5A,5Bは、ガイドロール1
5,16によって案内されてその水槽7A,7B内に浸
漬され、その水槽7A,7Bから上方へ引上げられて巻
取ロール8A,8Bにより巻取られる。
前記巻取ロール8A,8Bは、第6図、第7図に詳細に
示すように、中空な紙管によって構成されている。そし
てこの巻取ロール8A,8Bはそれぞれ互いに近接する
ように平行に配設された一対の支持ロール16A,16
B;17A,17Bの間の上面側にフリーな状態で載置
されている。支持ロール16A,16B;17A,17
Bは、それぞれその外周面の両端にテーパー状の鍔部1
8,19が形成されたものであって、その鍔部18,1
9の間の外周面に巻取ロール8A,8Bが載置されるよ
うに構成されている。そしてこれらの支持ロール16
A,16B;17A,17Bの間の下面側には、ウレタ
ンゴムロールの如く、表面の摩擦係数の大きい駆動ロー
ル20が接しており、この駆動ロール20はモータ等の
回転駆動機構21により回転せしめられるようになって
いる。前記支持ロール16A,16B;17A,17B
は、それぞれその両端から突出する支持軸22が枠体2
3に係合された状態で回転可能に支持されており、その
枠体23は、下方の固定基台24との間の距離がアジャ
ストボルト25によって調整可能となっている。すなわ
ちこのアジャストボルト25によって支持ロール16
A,16B;17A,17Bの上下位置を調整して、こ
れらの支持ロールが駆動ロール20と適切な接触圧で接
触するように調整することができる。なお図示の例で
は、巻取ロール8A,8Bの内側に、その内径よりも格
段に小さな外径を有する円柱状のウェイト26が転動自
在に配置されている。このウェイト26は、巻取ロール
8A,8Bから離脱しないように両端にフランジ26A
が形成されている。
示すように、中空な紙管によって構成されている。そし
てこの巻取ロール8A,8Bはそれぞれ互いに近接する
ように平行に配設された一対の支持ロール16A,16
B;17A,17Bの間の上面側にフリーな状態で載置
されている。支持ロール16A,16B;17A,17
Bは、それぞれその外周面の両端にテーパー状の鍔部1
8,19が形成されたものであって、その鍔部18,1
9の間の外周面に巻取ロール8A,8Bが載置されるよ
うに構成されている。そしてこれらの支持ロール16
A,16B;17A,17Bの間の下面側には、ウレタ
ンゴムロールの如く、表面の摩擦係数の大きい駆動ロー
ル20が接しており、この駆動ロール20はモータ等の
回転駆動機構21により回転せしめられるようになって
いる。前記支持ロール16A,16B;17A,17B
は、それぞれその両端から突出する支持軸22が枠体2
3に係合された状態で回転可能に支持されており、その
枠体23は、下方の固定基台24との間の距離がアジャ
ストボルト25によって調整可能となっている。すなわ
ちこのアジャストボルト25によって支持ロール16
A,16B;17A,17Bの上下位置を調整して、こ
れらの支持ロールが駆動ロール20と適切な接触圧で接
触するように調整することができる。なお図示の例で
は、巻取ロール8A,8Bの内側に、その内径よりも格
段に小さな外径を有する円柱状のウェイト26が転動自
在に配置されている。このウェイト26は、巻取ロール
8A,8Bから離脱しないように両端にフランジ26A
が形成されている。
一方繰出しロール6A,6Bは、巻取ロール8A,8B
と同様に中空な紙管によって構成されており、この繰出
しロール6A,6B上には予め透水性フィルム5A,5
Bが巻かれている。各繰出しロール6A,6Bは、第8
図に示すように一対の側板28の間に水平に支持された
回転可能な保持ロール27に外挿されている。この保持
ロール27は、その外径が繰出しロール6A,6Bの内
径よりも格段に小さく作られている。
と同様に中空な紙管によって構成されており、この繰出
しロール6A,6B上には予め透水性フィルム5A,5
Bが巻かれている。各繰出しロール6A,6Bは、第8
図に示すように一対の側板28の間に水平に支持された
回転可能な保持ロール27に外挿されている。この保持
ロール27は、その外径が繰出しロール6A,6Bの内
径よりも格段に小さく作られている。
以上の加熱装置本体40において、操業開始時には、透
水性フィルム5A,5Bを繰出しロール6A,6Bから
巻取ロール8A,8Bまで架け渡しておく必要がある
が、このときは、先ず繰出しロール6A,6Bから透水
性フィルム5A,5Bを引出してガイドロール15,1
6を介して水槽7A,7B内に浸漬させ、さらに上方へ
引上げて巻取ロール8A,8Bに1重以上巻付け、その
まま巻取ロール8A,8Bを支持ロール16A,16
B;17A,17B上に載置すれば良い。このとき、巻
取ロール8A,8Bに対する巻方向は、第9図に示すよ
うに定めれば良い(なお第9図は一方の巻取ロール8A
に関してのみ示しており、他方の巻取ロール8Bについ
ては第9図と対称となる)。
水性フィルム5A,5Bを繰出しロール6A,6Bから
巻取ロール8A,8Bまで架け渡しておく必要がある
が、このときは、先ず繰出しロール6A,6Bから透水
性フィルム5A,5Bを引出してガイドロール15,1
6を介して水槽7A,7B内に浸漬させ、さらに上方へ
引上げて巻取ロール8A,8Bに1重以上巻付け、その
まま巻取ロール8A,8Bを支持ロール16A,16
B;17A,17B上に載置すれば良い。このとき、巻
取ロール8A,8Bに対する巻方向は、第9図に示すよ
うに定めれば良い(なお第9図は一方の巻取ロール8A
に関してのみ示しており、他方の巻取ロール8Bについ
ては第9図と対称となる)。
以上のような加熱装置本体40によって板付き蒲鉾1に
通電加熱を行なうにあたっては、既に第1図〜第4図に
ついて述べたように、ウォーキングビーム搬送機構41
の支持レール42A,42B上に板付き蒲鉾1を載置し
た状態でビーム43を駆動させ、これにより板付き蒲鉾
1を水平に間欠搬送し、電極3A,3B間の位置で停止
させる。このように電極3A,3B間に板付き蒲鉾1が
停止した状態では、その板付き蒲鉾1は板1Aの部分の
両端面にストッパ13A,13Bが接することになる。
次いで従来技術と同様に電極3A,3Bを前進させ、中
間に透水性フィルム5A,5Bを挟んだ状態で電極3
A,3Bを板付き蒲鉾1のすり身1Bの部分の左右両面
に圧接させ、通電する。
通電加熱を行なうにあたっては、既に第1図〜第4図に
ついて述べたように、ウォーキングビーム搬送機構41
の支持レール42A,42B上に板付き蒲鉾1を載置し
た状態でビーム43を駆動させ、これにより板付き蒲鉾
1を水平に間欠搬送し、電極3A,3B間の位置で停止
させる。このように電極3A,3B間に板付き蒲鉾1が
停止した状態では、その板付き蒲鉾1は板1Aの部分の
両端面にストッパ13A,13Bが接することになる。
次いで従来技術と同様に電極3A,3Bを前進させ、中
間に透水性フィルム5A,5Bを挟んだ状態で電極3
A,3Bを板付き蒲鉾1のすり身1Bの部分の左右両面
に圧接させ、通電する。
通電加熱終了後には、電極3A,3Bを後退させる。こ
のとき、透水性フィルム5A,5Bも原状に復帰する
が、たとえその透水性フィルム5A,5Bが板付き蒲鉾
1のすり身1Bの部分にくっついていたとしても、板1
Aの部分の両端がストッパ13A,13Bによって規制
されているため、透水性フィルム5A,5Bの復帰に伴
なってそれにくっついたまま板付き蒲鉾1が搬送系路の
幅方向(蒲鉾の長さ方向)に移動することが防止され、
もちろん板付き蒲鉾1が支持レール42A,42Bから
落下することもない。
のとき、透水性フィルム5A,5Bも原状に復帰する
が、たとえその透水性フィルム5A,5Bが板付き蒲鉾
1のすり身1Bの部分にくっついていたとしても、板1
Aの部分の両端がストッパ13A,13Bによって規制
されているため、透水性フィルム5A,5Bの復帰に伴
なってそれにくっついたまま板付き蒲鉾1が搬送系路の
幅方向(蒲鉾の長さ方向)に移動することが防止され、
もちろん板付き蒲鉾1が支持レール42A,42Bから
落下することもない。
この後、一方の透水性フィルム5Aに関して第9図中の
矢印で示しているように、駆動ロール20を所定回転数
だけ回転させれば、それに圧接されている支持ロール1
6A,16Bが回転し、その支持ロール16A,16B
に透水性フィルム5Aを介して接している巻取ロール8
Aが摩擦力によって回転して透水性フィルム5Aを所定
量だけ巻取り、電極3Aと板付き蒲鉾1との間の透水性
フィルム5Aを所定距離だけ上方へ引上げることにな
る。もちろん他方の透水性フィルム5Bについても同様
である。
矢印で示しているように、駆動ロール20を所定回転数
だけ回転させれば、それに圧接されている支持ロール1
6A,16Bが回転し、その支持ロール16A,16B
に透水性フィルム5Aを介して接している巻取ロール8
Aが摩擦力によって回転して透水性フィルム5Aを所定
量だけ巻取り、電極3Aと板付き蒲鉾1との間の透水性
フィルム5Aを所定距離だけ上方へ引上げることにな
る。もちろん他方の透水性フィルム5Bについても同様
である。
なお第1図に示される実施例では成型後の板付き蒲鉾1
を一旦供給用ベルトコンベア45で受け、さらにこのベ
ルトコンベア45からウォーキングビーム搬送機構41
に移し替えて加熱装置本体40内に送り込んでいるが、
場合によっては供給用ベルトコンベア45を省略し、成
型後の板付き蒲鉾1を直接ウォーキングビーム搬送機構
41の支持レール42A,42Bに載置させるようにし
ても良い。
を一旦供給用ベルトコンベア45で受け、さらにこのベ
ルトコンベア45からウォーキングビーム搬送機構41
に移し替えて加熱装置本体40内に送り込んでいるが、
場合によっては供給用ベルトコンベア45を省略し、成
型後の板付き蒲鉾1を直接ウォーキングビーム搬送機構
41の支持レール42A,42Bに載置させるようにし
ても良い。
なおまた、ウォーキングビーム搬送機構41は、第2図
に示されるような構成に限らず、例えば第10図に示す
ような構成としても良い。すなわち第10図の例では、
2本のビーム43が平行に配設され、その2本のビーム
43の間に支持レール42Aが配設されている。この場
合、2本のビーム43は同期して駆動される必要がある
ことは勿論である。
に示されるような構成に限らず、例えば第10図に示す
ような構成としても良い。すなわち第10図の例では、
2本のビーム43が平行に配設され、その2本のビーム
43の間に支持レール42Aが配設されている。この場
合、2本のビーム43は同期して駆動される必要がある
ことは勿論である。
このように、支持レールとビームとは、要は互いに干渉
しないように配設されていれば良く、それぞれの本数や
配置順は任意に定めることができる。
しないように配設されていれば良く、それぞれの本数や
配置順は任意に定めることができる。
考案の効果 この考案の板付き蒲鉾加熱装置によれば、板付き蒲鉾を
水平方向に搬送してその搬送系路の所定の位置において
中間に透水性フィルムを挟んで両側から電極を板付き蒲
鉾のすり身の部分に押し当て、通電加熱を行なうにあた
り、板付き蒲鉾を載置して搬送するための手段としてウ
ォーキングビーム搬送機構を用いているため、先に提案
されているトレーを用いた装置の如く搬送部材の返送の
ために装置が複雑化することがなく、そのためコスト低
減を図ることができるとともに保守点検も容易となり、
かつ食品材料を取扱う装置として不可欠な洗浄作業や殺
菌作業も簡単かつ容易に行なって常に清潔な状態を保つ
ことができ、さらに異なる板幅の板付き蒲鉾についても
同じ装置のままで搬送することができるため、先行提案
装置の如く多種類のトレーを用意するためにコスト上昇
を招くようなこともない。
水平方向に搬送してその搬送系路の所定の位置において
中間に透水性フィルムを挟んで両側から電極を板付き蒲
鉾のすり身の部分に押し当て、通電加熱を行なうにあた
り、板付き蒲鉾を載置して搬送するための手段としてウ
ォーキングビーム搬送機構を用いているため、先に提案
されているトレーを用いた装置の如く搬送部材の返送の
ために装置が複雑化することがなく、そのためコスト低
減を図ることができるとともに保守点検も容易となり、
かつ食品材料を取扱う装置として不可欠な洗浄作業や殺
菌作業も簡単かつ容易に行なって常に清潔な状態を保つ
ことができ、さらに異なる板幅の板付き蒲鉾についても
同じ装置のままで搬送することができるため、先行提案
装置の如く多種類のトレーを用意するためにコスト上昇
を招くようなこともない。
第1図はこの考案の板付き蒲鉾加熱装置の一例の全体構
成を示す平面図、第2図は第1図の装置に用いられてい
るウォーキングビーム搬送機構を示す斜視図、第3図
(A)〜(D)は第2図に示されるウォーキングビーム
搬送機構の動作を説明するための模式図、第4図は第1
図の装置に用いられる供給用ベルトコンベアを示す斜視
図、第5図はこの考案の板付き蒲鉾加熱装置に用いられ
る加熱装置本体の正面図、第6図は第5図の加熱装置本
体における巻取ロール付近のVI−VI線拡大断面図、第7
図は第6図のVII−VII線における正面断面図、第8図は
第5図の加熱装置本体における繰出しロール付近のVIII
−VIII線拡大断面図、第9図は第5図の加熱装置本体に
おける右側の巻取ロールへの透水性フィルムの巻掛け方
向および各ロールの回転方向を示すための模式図、第1
0図はこの考案の装置に用いるウォーキングビーム搬送
機構の他の例を示す斜視図、第11図は本願に先行して
提案している板付き蒲鉾加熱装置の略解図、第12図は
第11図の装置におけるトレーを示す斜視図である。 1…板付き蒲鉾、1A…板、1B…すり身、3A,3B
…電極、4A,4B…進退駆動機構、5A,5B…透水
性フィルム、6A,6B…繰出しロール、8A,8B…
巻取ロール、40…加熱装置本体、41…ウォーキング
ビーム搬送機構、42A,42B…支持レール、43…
ビーム。
成を示す平面図、第2図は第1図の装置に用いられてい
るウォーキングビーム搬送機構を示す斜視図、第3図
(A)〜(D)は第2図に示されるウォーキングビーム
搬送機構の動作を説明するための模式図、第4図は第1
図の装置に用いられる供給用ベルトコンベアを示す斜視
図、第5図はこの考案の板付き蒲鉾加熱装置に用いられ
る加熱装置本体の正面図、第6図は第5図の加熱装置本
体における巻取ロール付近のVI−VI線拡大断面図、第7
図は第6図のVII−VII線における正面断面図、第8図は
第5図の加熱装置本体における繰出しロール付近のVIII
−VIII線拡大断面図、第9図は第5図の加熱装置本体に
おける右側の巻取ロールへの透水性フィルムの巻掛け方
向および各ロールの回転方向を示すための模式図、第1
0図はこの考案の装置に用いるウォーキングビーム搬送
機構の他の例を示す斜視図、第11図は本願に先行して
提案している板付き蒲鉾加熱装置の略解図、第12図は
第11図の装置におけるトレーを示す斜視図である。 1…板付き蒲鉾、1A…板、1B…すり身、3A,3B
…電極、4A,4B…進退駆動機構、5A,5B…透水
性フィルム、6A,6B…繰出しロール、8A,8B…
巻取ロール、40…加熱装置本体、41…ウォーキング
ビーム搬送機構、42A,42B…支持レール、43…
ビーム。
Claims (1)
- 【請求項1】成形された板付き蒲鉾を所定の搬送系路に
沿って水平方向へ搬送するように構成し、かつその搬送
系路における所定の位置の幅方向両側には、互いに接近
・離隔する方向へ移動し得る一対の電極を配置し、その
搬送系路と各電極との間にそれぞれ下方の繰出しロール
から引出されて上方の巻取ロールにて巻取られる透水性
フィルムを配置し、その透水性フィルムを中間に介在さ
せた状態で前記一対の電極により搬送系路の前記所定位
置における板付き蒲鉾の板上のすり身をその両側から挟
み込み、通電加熱によってすり身を加熱するようにした
板付き蒲鉾加熱装置において、 前記板付き蒲鉾を水平方向へ搬送する手段として、ウォ
ーキングビーム搬送機構を用いたことを特徴とする板付
き蒲鉾加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990083843U JPH064715Y2 (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | 板付き蒲鉾加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990083843U JPH064715Y2 (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | 板付き蒲鉾加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0441294U JPH0441294U (ja) | 1992-04-08 |
| JPH064715Y2 true JPH064715Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=31631855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990083843U Expired - Lifetime JPH064715Y2 (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | 板付き蒲鉾加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064715Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-07 JP JP1990083843U patent/JPH064715Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0441294U (ja) | 1992-04-08 |
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