JPH0647178Y2 - 内燃機関用オイルパンガスケット - Google Patents

内燃機関用オイルパンガスケット

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JPH0647178Y2
JPH0647178Y2 JP11327590U JP11327590U JPH0647178Y2 JP H0647178 Y2 JPH0647178 Y2 JP H0647178Y2 JP 11327590 U JP11327590 U JP 11327590U JP 11327590 U JP11327590 U JP 11327590U JP H0647178 Y2 JPH0647178 Y2 JP H0647178Y2
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strip
oil pan
shaped
gasket
internal combustion
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久雄 峯岸
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株式会社阿保パッキング製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、内燃機関用オイルパンガスケットに関するも
のであり、より詳細には、互いに連結された複数の帯状
部分を有する内燃機関用オイルパンガスケットにおい
て、各帯状部分を簡単且つ迅速に連結でき、しかも、安
価に製造できるオイルパンガスケットに関するものであ
る。
〔従来の技術〕 車両用エンジンなどの内燃機関は、一般に、シリンダブ
ロック等のエンジンの本体構成部材の下側に配置され、
潤滑油のオイル溜まりを形成するオイルパンを備えてい
る。かかるオイルパンは、その外周縁部分に設けられた
連結フランジが、シリンダブロックやギヤーケースの下
端外周縁部分に設けられた連結フランジに、ガスケット
を介してボルト連結され、エンジン本体に一体的に支持
される。
このようにエンジンの本体とオイルパンとの間に介挿さ
れるガスケットは、従来、ビーターシートやジョイント
シートなどの一体的なシート材料を打抜くことにより、
オイルパンの連結フランジに相応する環状又はループ状
の一体的な帯状体に形成されていた。
しかし、このような環状帯状体を打抜く際に、環状帯状
体の内側に位置するシート材料の部分が残材として残さ
れ、かかる残材が、不要材料として処分されることか
ら、シート材料のかなりの部分が無駄になるという問題
があった。
このような非効率的な材料の使用を回避するために、複
数の帯状部分をシート材料から夫々打ち抜き加工し、各
々の帯状部分を、帯状部分に塗布又は含浸された接着剤
によって互いに連結し、これによって、環状のガスケッ
トを形成する試みがなされてきた。例えば、実公昭62-8
686号公報に開示された連結ガスケットは、シート材料
から打抜き加工された複数の帯状体と、接着剤が含浸さ
れた連結小片とからなり、各帯状体は、連結小片を介し
て互いに連結され、環状の帯状体を形成している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、1乃至2mm程度の厚みしかもたない各帯
状部分の端部に接着剤を塗布する作業は、極めて煩雑
で、しかも、時間がかかる作業であった。また、上記公
報に開示されるような接着剤を含浸した連結小片は、か
かる連結小片を予め別工程で製造しなければならず、ガ
スケットの製造費の全体的な増大を招くという問題があ
った。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、互いに
連結された複数の帯状部分を有する内燃機関用オイルパ
ンガスケットにおいて、各帯状部分を簡単且つ迅速に連
結でき、しかも、安価に製造できるオイルパンガスケッ
トを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
上記目的を達成するために、本考案は、上記内燃機関用
オイルパンガスケットにおいて、該帯状部分の各端部に
は、該帯状部分を相互に連結して、環状の帯状体を形成
するための連結部が設けられ、該連結部は、前記帯状部
分の端部から長さ方向に突出し、隣接する前記帯状部分
の相対的位置を長さ方向及び幅方向に位置決めする突起
部と、該突起部に相補する凹部と、前記帯状部分の端か
ら所定の長さに亘って延在し、該帯状部分の幅方向に突
出する内側突出部及び外側突出部と、隣接する前記内側
突出部及び外側突出部を夫々、相互に連結する連結手段
とを有する、ことを特徴とする内燃機関用オイルパンガ
スケットを提供する。
本考案の上記構成によれば、内側突出部及び外側突出部
を夫々、上記連結手段によって相互連結することによ
り、接着剤を用いることなく簡単且つ迅速に、しかも、
接着剤が含浸された連結小片などを用いることなく安価
に、各帯状部分を相互に連結して、環状の帯状体を形成
することができる。また、連結手段は、内側及び外側突
出部に夫々取付けられるので、エンジンの本体構成部材
とオイルパンとの円滑な連結を確保できる。
本考案の好ましい実施態様においては、前記連結手段
は、前記内側突出部を相互に連結するステープルと、前
記外側突出部を相互に連結する連結具とを有し、該連結
具は、前記外側突出部を幅方向外方から囲むように形成
され、該外側突出部を把持するための把持爪を有する薄
板状部材からなる。
この構成によれば、エンジン内の潤滑油に接触し、しか
も、比較的エンジンの振動の影響を大きく受け易い内側
突出部は、比較的突出部の断面欠損を少なく保持できる
とともに、突出部を部分的に拘束できるステープルによ
って、相互連結されるので、振動等に伴う突出部の劣化
を防止し、突出部の欠落又は脱落を好適に回避すること
が可能となる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して、本考案に係るオイルパンガスケ
ットの実施例について、詳細に説明する。
第1図は、本考案に係るオイルパンガスケットの概略平
面図であり、第2図は、第1図に示すオイルパンガスケ
ットの部分拡大斜視図である。また、第3A図及び第3B図
は、第2図に示す連結具の断面図及び斜視図である。
第1図に示すように、ガスケット1は、シート材料から
打抜かれ、長辺部分に夫々配置された帯状部分2、2
と、シート材料から打抜かれ、短辺部分に夫々配置され
た帯状部分3、3とを備えている。ガスケット1は、全
体的に、オイルパン、エンジンのシリンダブロック及び
ギヤーケースの各連結フランジ(図示せず)に相応する
平面形状を有し、帯状部分2、2は、連結フランジの直
線状長辺部分に相応するように、真直ぐに延び、また、
帯状部分3、3は、連結フランジの短辺部分に相応する
ように、折曲げ部を備えている。また、帯状部分2、3
には、オイルパンとシリンダブロック及びギヤーケース
とを連結するための連結ボルトが挿通される複数のボル
ト孔1aが形成されている。
第2図に示すように、帯状部分2及び3の各端部には、
隣接する帯状部分2、3を相互に連結するための連結部
4が設けられており、帯状部分2、3は、これら連結部
4を介して互いに連結され、全体として、環状の帯状体
を形成している。連結部4は、帯状部分2の各端部から
長さ方向に突出し、拡大された円形先端部を有する突起
部5と、突起部5に相補するように帯状部分3の各端部
に形成された凹部6を有する。突起部5及び凹部6は、
凹部6が突起部5を収容するように係合しており、隣接
する帯状部分2、3の幅方向及び長さ方向の相対移動を
禁止し、各帯状部分2、3を平面的に位置決めしてい
る。
また、連結部4は、帯状部分2、3の各端部分からガス
ケット1の内側に延びる内側突出部7と、該端部分から
ガスケット1の外側に延びる外側突出部8とを有し、内
側及び外側突出部7、8は、帯状部分2、3の縁から所
定の幅だけ突出し、また、帯状部分2、3の端から所定
の長さに亘って延在している。隣接する帯状部分2、3
の各内側突出部7は、帯状部分2、3の端において互い
に突き合わせられた状態で、ステープル9によって、相
互連結されている。また、隣接する帯状部分2、3の各
外側突出部8は、帯状部分2、3の端において互いに突
き合わせられた状態で、連結具10によって、相互連結さ
れている。第3A図及び第3B図に示す如く、連結具10は、
外側突出部8を外側から囲み得るように、チャンネル状
に形成された鋼製薄板からなり、その幅方向内端部に、
帯状部分2、3に延入可能な一対の把持爪11、11を備え
ている。第2図に示すように、連結具10は、その中空部
又は溝部に外側突出部8を受け入れるように、幅方向外
方から外側突出部7に取付けられ、図示しない加締具又
はプレス装置により、各把持爪11、11が帯状部分2、3
に食い込むように加締られる。
更に、突起5と凹部6の間に形成された僅かな間隙に、
シーリング剤、例えば、シリコンシーラントなどが充填
されており、帯状部分2、3は、完全に流体シールされ
た連続する環状の帯状体を構成している。なお、シーリ
ング剤は、帯状部分2、3をステープル9及び連結具10
によって相互連結した後に、帯状部分2、3の上方か
ら、上記間隙に充填される。
第4図は、ガスケット1が、シリンダブロック20等の車
両用エンジン構成部材と、オイルパン22との間に介挿さ
れた状態を示す説明図である。
第4図に示すように、エンジンの本体部分は、シリンダ
ブロック20、フロントプレートガスケット27を介してシ
リンダブロック20と連結されたフロントプレート28、及
びギヤーケースガスケット29を介してフロントプレート
28と連結されたギヤーケース25を備えている。オイルパ
ン22は、複数のボルト24によって、シリンダブロック20
及びギヤーケース25と相互に連結される。ガスケット1
は、シリンダブロック20及びギヤーケース25の各連結フ
ランジ21、26とオイルパン22の連結フランジ23との間に
介挿され、ボルト24の締結により、連結フランジ21、26
と連結フランジ23との間に挟持され、シリンダブロック
20及びオイルパン23によって形成されるエンジンの内部
室と、エンジンの外部空間とを隔絶する流体シールを形
成する。また、ステープル9及び連結具10は、連結フラ
ンジ21、26と連結フランジ23との間の挟圧領域に位置す
ることなく、エンジンの内部室内及び外部空間に夫々、
位置しており、連結フランジ21、26と連結フランジ23と
の連結を妨げない。
このように、本例のガスケット1は、複数の帯状部分
2、3と、各帯状部分2、3を相互に連結して、環状の
帯状体を形成する連結部4とを有し、各連結部4は、隣
接する帯状部分2、3の相対的位置を長さ方向及び幅方
向に位置決めする突起5及び凹部6と、帯状部分2、3
の端から所定の長さに亘って延在し、幅方向に突出する
内側突出部7及び外側突出部8と、隣接する内側突出部
8を相互に連結するステープル9と、隣接する外側突出
部7を相互に連結する連結具10とを備えているので、ス
テープル9及び連結具10などの連結手段の取付けによ
り、接着剤を用いることなく簡単且つ迅速に、しかも、
接着剤を含浸した連結小片などの特殊な部材を用いるこ
となく安価に、各帯状部分2、3を相互に確実に連結し
て、環状の帯状体を形成することができる。また、ステ
ープル9及び連結具10は、帯状部分2、3の内側及び外
側突出部7、8に夫々取付けられるので、シリンダブロ
ック20及びギヤーケース25とオイルパン22との円滑な連
結を確保できる。更に、エンジン内の潤滑油に接触し、
しかも、比較的エンジンの振動の影響を大きく受け易い
内側突出部7は、比較的突出部の断面欠損を少なく保持
できるとともに、突出部を部分的に拘束できるステープ
ル9によって、相互連結されるので、振動等に伴う突出
部の劣化を防止し、突出部の欠落又は脱落を好適に回避
することが可能となる。
以上、本考案の好ましい実施例について詳細に説明した
が、本考案は上記実施例に限定されることなく、実用新
案登録請求の範囲に記載された考案の範囲内で種々の変
更又は変形が可能であり、それらも本考案の範囲内に含
まれるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施例においては、内側突出部7にステー
プル9を用い、外側突出部8に連結具9を用いている
が、両突出部にステープル9を用い、或いは、両突出部
に連結具9を用いることも可能である。
更に、連結部4に形成される突起部5及び凹部6の形状
は、上記円形形状のものに限られず、例えば、あり
(蟻)ほぞ及びあり溝からなる継手など、各種形状のも
のを採用し得る。
また、各帯状部分2、3を打抜くための材料として、ジ
ョイントシート、ビーターシート、或いは、オイルシー
トなどの各種材料を用いることができる。
〔考案の効果〕
本考案の上記構成によれば、互いに連結された複数の帯
状部分を有する内燃機関用オイルパンガスケットにおい
て、各帯状部分を簡単且つ迅速に連結でき、しかも、安
価に製造できるオイルパンガスケットを提供することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るオイルパンガスケットの概略平
面図である。 第2図は、第1図に示すオイルパンガスケットの部分拡
大斜視図である。 第3A図及び第3B図は、第2図に示す連結具の断面図及び
斜視図である。 第4図は、第1図に示すオイルパンガスケットが、車両
用エンジンのシリンダブロック及びギヤーケースと、オ
イルパンとの間に介挿された状態を示す説明図である。 1……ガスケット(オイルパンガスケット) 1a……ボルト孔、 2、3……帯状部分、 4……連結部、 5……突起部、 6……凹部、 7……内側突出部、 8……外側突出部、 9……ステープル、 10……連結具、 11……把持爪、

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに連結された複数の帯状部分を有する
    内燃機関用オイルパンガスケットにおいて、 該帯状部分(2、3)の各端部には、該帯状部分を相互
    に連結して、環状の帯状体を形成するための連結部
    (4)が設けられ、該連結部は、前記帯状部分の端部か
    ら長さ方向に突出し、隣接する前記帯状部分の相対的位
    置を長さ方向及び幅方向に位置決めする突起部(5)
    と、該突起部に相補する凹部(6)と、前記帯状部分の
    端から所定の長さに亘って延在し、該帯状部分の幅方向
    に突出する内側突出部(7)及び外側突出部(8)と、
    隣接する前記内側突出部及び外側突出部を夫々、相互に
    連結する連結手段(9、10)とを有する、ことを特徴と
    する内燃機関用オイルパンガスケット。
  2. 【請求項2】前記連結手段は、前記内側突出部を相互に
    連結するステープル(9)と、前記外側突出部を相互に
    連結する連結具(10)とを有し、該連結具は、前記外側
    突出部を幅方向外方から囲むように形成され、該外側突
    出部を把持するための把持爪を有する薄板状部材からな
    る、ことを特徴とする内燃機関用オイルパンガスケッ
    ト。
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JP6880399B2 (ja) * 2017-03-13 2021-06-02 日本ガスケット株式会社 ガスケット

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