JPH0648199B2 - 事故車の修理費用計算装置 - Google Patents

事故車の修理費用計算装置

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JPH0648199B2
JPH0648199B2 JP20876089A JP20876089A JPH0648199B2 JP H0648199 B2 JPH0648199 B2 JP H0648199B2 JP 20876089 A JP20876089 A JP 20876089A JP 20876089 A JP20876089 A JP 20876089A JP H0648199 B2 JPH0648199 B2 JP H0648199B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車が事故を起こして損傷した場合、その
修理費用を計算してたとえば見積書を作成し、あるいは
また売上伝票を作成するなどのために有利に実施するこ
とができる新規な事故車の修理費用計算装置に関する。
従来の技術 近年、事故車修理の業界においても、精度の高い見積書
が要求されるようになり、修理作業技術料および部品代
の照会に多大の時間が割かれている。修理料金の見積り
が修理に熟知した者の仕事であることは当然としても、
細かな作業項目および部品の書出し作業が特殊技能とさ
れていることは業態の近代化の大きな障害となつてきて
いる。
このような修理料金の見積りを巡る問題点として次の
〜が挙げられる。
一般に修理費10万円につき30分の見積り時間が必
要であるとされ、さらに数十万円の修理では作業項目と
部品の欠落(いわゆる見積り落し)が多く正確な見積り
は不可能であるとされている。
小冊子とされた積算マニユアルを用いれば、作業項
目、部品等の情報が得られるが、それでも数十から百を
越える作業項目と部品を検索し書出すのは非常に困難な
作業であり、見積り落しもかなりの頻度で発生する。
零細な業態のもとで、見積り作業者は常に過大な負担
を強いられており、大事故車の入庫があつた場合、長時
間の残業あるいは徹夜も珍しくない。
見積りの有技能者が常に不足しており、かつ近年の人
手不足のもといよいよ人材確保が困難になつてきてい
る。
見積書が正確でなければ当然経営の安定化が困難にな
る。
発明が解決すべき課題 本発明の目的は、事故車を修理するにあたつての修理費
用の見積りなどの計算を簡便な作業で、しかも正確に行
うことができる事故車の修理費用計算装置を提供するこ
とである。
課題を解決するための手段 本発明は、(a)記録媒体1であつて、 自動車の複数の各車種毎に、前部損傷の複数段階に分け
られた各損傷範囲および後部損傷の複数段階に分けられ
た各損傷範囲に属する修理作業を実行する際に必要とな
る対象となり得る複数の部位と、 各部位に属する複数の作業項目と、 各作業項目毎の作業指数と、 各作業項目に属する部品の外形を示すイラスト図面と、
そのイラスト図面で表される部品のコード番号と、コー
ド番号に対応した部品名称と、 各部品の金額とをストアする記録媒体1と、 (b)記録媒体1のストア内容を読取る読取手段2と、 (c)表示手段4と、 (d)記録紙に印字する印字手段5と、 (e)入力手段6と、 (f)処理回路3であつて、 読取手段2の出力と入力手段6の出力とに応答し、 入力手段6によつて選択して入力された車種の修理すべ
き損傷範囲を表示手段4に表示させ、 入力手段6によつて選択して入力された1つの損傷範囲
の複数の部位を表示手段4に表示させ、 入力手段6によつて選択して入力された部位における複
数の作業項目を表示手段4に表示させ、 入力手段6によつて選択して入力された作業項目に属す
る部品の外形を示すイラスト図面と、そのイラスト図面
で表される部品を識別するコード番号と、コード番号に
対応した部品名称とを表示手段4に表示させるととも
に、 前記選択して入力された作業項目毎の作業指数と予め設
定された作業指数の単位に対応する金額との積を算出し
て作業項目毎の金額を求め、 その算出された作業項目毎の作業指数または作業金額
と、選択して入力された各部品の金額とを、表示手段4
によつて表示させるとともに、印字手段5によつて、算
出された作業項目毎の作業金額と、選択して入力された
部品名称と部品の金額とを記録紙に印字させる処理回路
3とを含むことを特徴とする事故車の修理費用計算装置
である。
作 用 本発明に従えば、コンパクトデイスクなどのいわゆるC
D−ROMなどによつて実現されることができる記録媒
体1のストア内容を読取手段2によつて読取り、そのス
トア内容を、入力手段6の操作によつて選択して表示手
段4に順次的に表示させることによつて、最終的には事
故車の修理に必要な部品のコード番号と部品名称とを表
示させ、またその作業項目毎の作業指数または作業金額
および各部品の金額を表示手段4によつて表示させ、さ
らに印字手段5によつて、算出された作業項目毎の作業
金額と、部品名称とその部品の金額とを記録紙に印字さ
せるようにし、こうして修理費用の見積り計算を簡便な
作業で、しかも誤りなく、精度の高い見積りを実現する
ことができる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例のブロツク図である。コン
パクトデイスクによつて実現されるリードオンリメモリ
(略称CD−ROM)である記録媒体1は、本発明の重
要な構成要素であり、読取手段2によって読取られ、そ
の読取られたストア内容は、パーソナルコンピユータな
どによつて実現される処理回路3に与えられて演算処理
され、陰極線管などによつて実現される表示手段4によ
つて表示され、またプリンタ5によつて見積書および売
上伝票などが印字されて作成される。処理回路3には入
力手段6が接続され、この入力手段6はたとえばキーボ
ードなどによつて実現される。さらにまた経理処理など
のためにフロツピデイスクなどの書込み可能な記録媒体
7が準備され、この記録媒体7は書込み/読出し手段8
に装着され、処理回路3によつて制御される。
第2図は、処理回路3の動作を説明するためのフローチ
ヤートである。処理回路3は記録媒体1にストアされて
いる内容に基づいて、作業者が入力手段6を操作するこ
とによつて、事故車の修理費用の計算を自動的に、簡便
に行うことができる。
第3図は、記録媒体1にストアされているデータの構造
を示す図である。記録媒体1には、1または複数の自動
車の各車種D1毎に、修理作業データD2と、塗装作業
データD3とがストアされる。修理作業データD2は、
一覧表であるテキストD4と、画像D5とを含む。テキ
ストD4には部位D6が含まれ、この部位D6は修理作
業項目D7と、部品な関するデータD8とを含む。画像
D5には各部位D9のデータを含む。塗装作業データD
3は塗色の種類と塗料の種類との複数の組合せである塗
色系/塗料系のデータD10と、塗料作業項目D11と
を含む。このようにして、修理作業項目と部品につい
ては、部位による階層化を採用しており、塗装作業デ
ータについては塗色系/塗料系の別を部位と同様な概念
として扱い、データの階層化を実現している。車種、部
位、修理作業項目、部品、塗色系/塗料系の組合せ、塗
装作業項目の各々に、コード番号を付与しており、入力
選択などの取扱いを容易にしている。
本発明が導入している部位の概念について説明する。本
件自動車の修理費用計算装置は、自動車ボデーの復元修
理の実務経験者またはこれに関する基本的知識を有する
作業者を対象に、費用見積りを迅速かつ正確に算出する
ことを可能にするものであり、このため本発明に独自の
部位という概念を採用している。
部位は、本件実施例では修理作業という能動的な働きか
けに対し、自動車ボデーの限定された部分が部位として
立ち現われるという関係概念を基本にしている。たとえ
ば、フロントバンパーという部位は、バンパーフエイス
とバンパーモールとバンパーステー等の個別の部品の集
合として捉えるのではなく、フロントバンパー取替とい
う作業を実行する(思考する)際に現われる関係概念と
して捉えられる。
修理の作業項目A1〜An,B1〜Bn,C1〜Cn,
…に対応して、その修理作業を実行する際に必要となる
部位A,B,C,…を対応させる。このことは第4図に
示されているとおりである。
本発明では、部位の概念を個別車種と個別作業項目およ
び個別部品の中間項、つまり階層として積極的に利用し
ている。部位という関係概念を、作業項目および部品の
データを車種別に整理する上での一種の階層概念として
利用し、さらに表示手段4の画面表示と入力手段6の操
作方法の構成に利用する。したがつて第5図に示される
ように車種xに対応して部位A,B,Cが含まれ、その
うちの1つの部位たとえばAについて、修理作業項目A
1〜Anおよび各作業項目に対応する部品A1〜Anが
階層化されて体系化される。こうして記録媒体1にスト
アされている大量の精密なデータを、検索および加工す
るにあたつて、違和感のない快適な操作を可能とし、部
位毎に修理作業項目および部品の各データの選択を基本
とする画面表示と操作方法を提供する。この部位は、た
とえば第1表に示す構成を有する。
再び第2図を参照して、ステップn1からステップn2
に移り、修理すべき事故車の自動車のコード番号を入力
する。これによつてそのコード番号に対応した損傷範囲
の選択を行うための画面が第6図のように、記録媒体1
から読出されて、表示手段4によつて表示される。この
画面を見ながら、損傷範囲の選択を行う。たとえば自動
車の車体の前部の大損傷、中損傷および小損傷を選択
し、また後部の大損傷、中損傷および小損傷を選択し、
さらにまた側部の損傷を選択し、また同時に、塗装に関
する選択も行われる。
ステップn3aでは、見積り順序の選択を行う。この見
積り順序は、たとえば第7図に示されるように車体9の
フロント方向から矢符10のように、または車体9をリ
ア方向から矢符11のように、一定の順序で見積もるこ
とができ、これによつて見積り落しを確実に防ぐことが
できる。見積り順序は、次の部位の選択において、その
部位が選択された見積り順序で表示される。
ステップn4では、第8図に示される部位の選択のため
の画面が表示される。画面によつて損傷範囲の選択を、
入力手段6によつて指示することによつて、その損傷範
囲の修理作業を実行する際に必要となる対象となり得る
部位の一覧表を第8図のようにして得る。この部位の一
覧表から、見積りの対象となる部位を選択指示する。た
とえば車体の前部の中損傷に対応した修理すべきことが
予想される部位の一覧表が上述のようにリストアツプさ
れ、この画面を見て、作業者は入力手段6を操作し、カ
ーソルで部位の選択を行う。
このようにして、損傷範囲と部位との合計二重の選択指
示をとおして、部位を絞り込むことによつて、必要な部
位のデータのみを検索することができ、これによつて操
作者の負担の軽減が格段に図られる。
次に各部位における個別の作業項目および部品のデータ
の選択を行う。まずステップn5では、個別の作業項目
の選択は、第9図に示される表示画面を見ながら操作者
が選択する。たとえばフロントフエンダーの脱着という
のは、そのフロントフエンダーを車体から取外してから
再び元の位置に取着ける作業を表している。
個別の作業項目毎に、作業指数(以下、簡略化のために
指数と言う)が設定されており、この指数は、修理費用
に対応しており、この指数に予め定める値を掛算するこ
とによつて、修理費用を容易に求めることができる。処
理回路3では指数の単位に対応する金額を予め設定す
る。
このように部位毎に、個別の作業項目を選択指示する
と、次に第10図に示される表示画面が、ステップn6
の部品選択のための表示動作が行われる。
部品選択のための画面において第10図に示されるよう
に、複数の部品の外形を示すイラスト図面の画像10
と、一覧表11とが一画面に表示される。この一覧表1
1は、複数の部品と、その各部品に付したコード番号と
が一覧表となつてリストアツプされ、画像10にもまた
その複数の各部品と、それに対応するコード番号とが付
されており、したがつてこのコード番号を見ながら、部
品名を参照して、入力手段6によつて部品の選択を行う
ことができる。これによつて部品名称だけでは特定しが
たい個々の部品を正確に選択指示することができ、また
部品の構成およびボデーの構造についての認識を深める
ことによつて、正確な見積りが可能になる。このように
部品データと同じ画面に部品の図面が表示される構成
は、本発明において重要である。
しかもまた本発明では、部品データの修理作業項目への
転用を図つている。すなわち部品データの一部を構成す
る部品名称を転用することによつて、第10図の一覧表
11に明らかなように、一般的に、板金または板金修正
と呼ばれるパネルの修正加工作業の選択指示を可能とし
ている。このような部品および作業に関してもまた、修
理費用の基礎となる指数が定められる。
次にステップn8において、塗色系/塗料系の選択を行
う。このとき、記録媒体1の内容は表示手段4によつて
第11図のように表示される。塗色の種類と塗料の種類
の組合せは、複数存在し、修理すべき事故車の色である
塗色の種類および使用する塗料の種類を入力手段6によ
つて入力して指定する。
次にステップn9において、第12図に示される画面が
表示手段4によつて表示され、ここで塗装作業項目の選
択を行う。この塗装作業項目には、修理費用の基礎とな
る指数が付されており、また材料費が付されている。
このようにして、本発明では、塗装作業について、塗色
系/塗料系の別を、部位に見立てることによつて、まず
第11図の塗色系/塗料系選択画面で、塗色系および塗
料系を選択指示した後、第12図の塗装作業項目選択画
面で、個別作業項目を選択指示する。これによつて、容
易に、塗装作業に関する見積りを高い精度で行うことが
可能となる。
ステップn10では、第13図に示されるように修理技
術料の明細を一覧表で表示することができ、これらの指
数の合計値とそに対応する費用とが表示される。また第
14図に示されるように部品代の明細を一覧表にして同
様に表示して確認することができ、また第15図に示さ
れるように塗装技術料および材料費明細を一覧表にして
同様に確認することができる。
このような確認後に、ステップn11では、第16図に
示されるように見積書などの作成を行うことができる。
第16図(1)は見積書の一例を示し、第16図(2)
は修理技術料/部品代明細の表および塗装技術料/材料
費明細の一覧表を示し、さらに第16図(3)は納品書
を示す。このような構成によれば、次のような利点が達
成される。
部品イラストを見ながら、修理に必要な部品を選択指
示できる。これにより、部品の選択指示が正確になり、
さらに見積りに欠かせない部品構成および車体構造につ
いての知識が自然に得られるようになる。
CD−ROMである記録媒体1に作業項目、部品(イ
ラスト含む)の情報を収録しているため、操作が容易で
ある。たとえば2枚のCD−ROMである記録媒体1
で、300車種以上の作業、部品の情報(部品点数にし
て40万点以上)を利用でき、これが年2回のペースで
内容が改定され更新される。またCD−ROMである記
録媒体1の使用により、車種によるフロツピデイスクの
差し替えや内容の更新のための特別の処理を必要とせ
ず、操作が簡単であることも大きな特長である。
CD−ROMである記録媒体1に収録されている情報
が精密である。作業データでは、作業項目と作業指数
(工数)が整備され、作業指数には損害保険会社と業界
団体の協定指数を使用することを原則に、それで不足す
る作業項目については独自に調査した作業指数を整備し
ている。さらに、独自の塗装作業データを整備してお
り、これは塗装作業項目と作業指数、材料費により構成
されている。部品データでは、画面に表示されているイ
ラストに対応する引き出し番号、部品名称、部品番号、
標準価格が整備されている。
膨大なデータを効率よく検索するため独自の部位の考
え方を採用し、ボデー全体を40〜80の部位に分割し
て、部位毎に作業項目と部品を選択していくという方法
を採用している。
高品位の見積書を、誰にも作成できるように操作方法
の細部に工夫をこらし、さらに見積書自体も事務の合理
化に役立つよう数々の工夫が施されている。
また第17図〜第19図に示されるように一覧表の画面
から再度の修理作業項目および部品のデータの選択指示
を行うことができる。すなわち選択指示した修理作業項
目および部品のデータの一覧表の画面において、再び部
位毎の修理作業項目および部品のデータの選択画面に戻
つて、あるいは部位選択の画面に戻つて、あるいは損傷
範囲選択の画面に戻つて、再選択または追加選択を行う
ことができる。第17図は修理技術料明細の訂正を行う
場合であり、第18図は部品代明細の訂正を行う場合で
あり、第19図は塗装技術料および材料費明細の訂正を
行う場合の画面を示している。第17図の状態から、前
述の第9図および第10図に戻ることができ、あるいは
また第8図または第6図へ戻ることができる。第18図
の状態からは、第10図へ戻ることができ、あるいはま
た第8図または第6図へ戻ることができる。また第19
図の状態から第12図の状態に戻ることができ、あるい
は第11図の状態へ戻ることができる。
さらにまた本発明では、すべての画面の表示形式を統一
し、さらに操作に関する表示に、点滅操作指示と、画面
の最下段の入力手段6に含まれるフアンクシヨンキーの
機能説明を行つている。これによつて作業者は、操作方
法の説明書を読む必要なしに、また他の助けを得ずし
て、容易に操作を習得することができ、本件発明の実施
時における作業者の学習に要する時間および費用を低減
することができる。本発明のさらに優れた構成は、コー
ド入力による修理作業項目および部品のデータの選択を
可能にすることである。第20図に示されるように、雑
誌などの小冊子などのシートに、複数の部品の図面13
と、その部品が属する部位のコード番号14と、修理作
業項目15と、修理作業項目のコード番号16と、部品
名17と、部品のコード番号18とが印刷されて表示さ
れる。このようなシートは紙などから成り、たとえば小
冊子とされた積算マニユアルして発売され得る。作業者
はシートに表示されているコード番号を、入力手段6に
よつて入力することによつて第21図に示される表示を
行い、これによつて指数が同時に表示され、見積りを容
易に行うことができる。
さらに本発明の実施例によれば、見積書の料金データを
利用して売上伝票を発行する機能を有している。売上伝
票発行の時点で、料金データを通常処理のための記憶媒
体(フロツピデイスクまたはハードデイスク)7からデ
ータ保存のための記憶媒体(フロツピデイスク)7に移
動させ、これにより通常処理のための記憶媒体の使用効
率を向上および本件実施例の作動スピードの維持を実現
させている。
さらにまた本発明の実施例では、税・保険料の徴収およ
び代理支払い業務にともなう処理についても工夫してい
る。
業界特有の重量税・自動車税・自賠責保険料等の徴収お
よび代理支払いの業務は他の一般の売上とは一線を画し
て、税・保険料として処理されるべきである。一般的に
は、諸費用の名目で手続き料と税・保険料が一括して計
上されるが、本件実施例では手続き料と税・保険料を別
の名目として設定し、その合計を諸費用の名目で計上し
ている。なお、税・保険料は会計上で総売上から控除さ
れるべきであるとともに、売上伝票上では消費税非課税
として処理される。
また前受金の自動処理に関して、前述の重量税・自動車
税・自賠責保険料等の徴収および代理支払い業務にとも
ない業界では諸費用金額を前受金として徴収することが
広く行われているが、本件実施例では、見積書、売上伝
票に前受金の項目を設定し事務の合理化を果たしてい
る。さらに、売上伝票発行時に、特別の操作を必要とせ
ずに処理回路3上で別に作動する売上管理計算装置が存
在しており、その入金処理が自動的に実行され、これは
他に例のない機能である。
また本発明の実施例では、保険金支払いにともなう売上
の按扮と複数の売上の自動処理について工夫している。
自動車ボデーの修理では自動車保険により支払いが行わ
れることが多いが、本件実施例では1通の売上伝票のな
かで、売上金額を対物保険会社の支払い分と車両保険会
社の支払い分と自動車の使用者(保険契約者)の支払い
分に按分することができる。さらに売上伝票の発行時
に、特別の操作を必要とせずに各々に対する処理回路3
上で別に作動する売上管理計算装置が存在しており、そ
の売上処理が自動的に実行され、これは他に例をみない
機能である。
発明の効果 本発明によれば、次の効果が達成される。
(1)記録媒体1にストアされている内容を読取手段2
によつて読取り、入力手段6の操作によつて、算出され
た作業項目毎の作業指数または作業金額と各部品の金額
とを表示手段4によつて表示させ、また印字手段5によ
つて作業項目毎の作業金額と部品名称と部品の金額とを
記録紙に印字させることができる。
(2)特に本発明によれば、入力手段6によつて車種を
選択し、その後に事故車の前部損傷および後部損傷の
大、中および小などのように、複数段階に分けられた各
損傷範囲を選択し、この修理すべき損傷範囲の1つを選
択することによつて、修理すべき複数の部位を表示手段
4に表示させ、作業者は、この表示手段4によつて表示
された複数の部位の1または複数を選択することによつ
て、各部位における複数の作業項目が表示され、また各
作業項目に属する部品が、外形のイラスト図面、コード
番号および部品名称によつて表示され、こうして作業項
目を選択することによつて自動的に作業項目毎の作業指
数が得られ、また必要な部品を知ることができるので、
事故車の修理費用を簡便な作業で高精度で、見積り落と
しを生じることなしに、容易に計算して求めることがで
きる。
本発明によれば、損傷範囲を上述のように少なくとも前
後で複数段階に分けて選択するようにし、その損傷範囲
の1つを選択することによつて、修理すべき複数の部位
を表示して、希望する部位を選択するようにしたので、
部品点数が、その損傷範囲に応じて表示されることにな
り、部品の見落としを防ぐことができる。
またその損傷範囲が小さいときには、表示される部位の
数を小さくして、不必要に多数の部位が表示されること
を防ぎ、これによつて作業項目および部品の選択を、特
にその損傷範囲が小さいときに、見落としなく、しかも
容易に行うことができるという優れた効果が達成され
る。本発明はこのような優れた効果を達成するものであ
る。
(3)さらに本発明によれば、作業項目の作業指数が記
録媒体1にストアされており、この作業指数と、処理回
路3において予め設定された作業指数の単位に対応する
金額との積を算出することによつて作業項目毎の作業金
額を求めることができる。そのため、作業指数の単位に
対応する金額が、たとえば修理工場毎に異なつていると
き、作業項目毎の金作業額を容易に求めることができる
という優れた効果が達成される。
(4)さらに本発明によれば、作業項目を選択すること
によつて、その作業項目の作業で着脱される部品の外形
を示すイラスト図面が表示され、さらにその部品を識別
するコード番号と部品名称とが表示され、これによつて
修理に必要な部品を見落としなく、確実に発注すること
ができ、また部品費用の見積りも正確に行うことが可能
である。
(5)また印字手段5によつて、作業項目毎の作業金額
と部品の金額とが印字されるだけでなく、部品名称が印
字され、これによつて修理の点検を確実に行うことがで
きるという効果もある。
(6)さらに本発明によれば、新しい車種の自動車が販
売されたとき、および毎年改訂される部品の価格変動時
などには、記録媒体1を交換するだけで、即座に対応す
ることができ、その他の構成要素はそのまま使用するこ
とができ、都合がよい。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の全体の系統図、第2図は第
1図に示される処理回路3の動作を説明するためのフロ
ーチヤート、第3図は記録媒体1に記録されているデー
タの構造を示す図、第4図は部位の概念を説明するため
の図、第5図はその部位に関してさらに説明を行うため
の図、第6図は損傷範囲の選択を行うために用いられる
画面を示す図、第7図は見積り順序の選択をするための
車体9の平面図、第8図は部位の選択を行うための画面
を示す図、第9図は修理作業項目の選択を行うために用
いられる画面の図、第10図は部品の選択を行うために
用いられる画面の図、第11図は塗色系/塗料系の選択
を行うために用いられる画面の図、第12図は塗装作業
項目の選択を行うために用いられる画面の図、第13図
は修理技術料明細の確認を行うための画面の図、第14
図は部品代明細の確認を行うための画面の図、第15図
は塗装技術料/材料費明細の確認を行うための画面の
図、第16図は印字手段5によつて印字される見積書な
どの例を示す図、第17図は修理技術料明細の訂正を行
うための画面の図、第18図は部品代明細の訂正を行う
ための画面の図、第19図は塗装技術料/材料費明細の
訂正を行うための画面の図、第20図はシートの記載例
を示す図、第21図はシートを用いて入力を行つたとき
の画面の図である。 1……記録媒体、2……読取手段、3……処理回路、4
……表示手段、5……印字手段、6……入力手段、7…
…フロピデイスク、8……書込み/読出し手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)記録媒体1であつて、 自動車の複数の各車種毎に、前部損傷の複数段階に分け
    られた各損傷範囲および後部損傷の複数段階に分けられ
    た各損傷範囲に属する修理作業を実行する際に必要とな
    る対象となり得る複数の部位と、 各部位に属する複数の作業項目と、 各作業項目毎の作業指数と、 各作業項目に属する部品の外形を示すイラスト図面と、
    そのイラスト図面で表される部品のコード番号と、コー
    ド番号に対応した部品名称と、 各部品の金額とをストアする記録媒体1と、 (b)記録媒体1のストア内容を読取る読取手段2と、 (c)表示手段4と、 (d)記録紙に印字する印字手段5と、 (e)入力手段6と、 (f)処理回路3であつて、 読取手段2の出力と入力手段6の出力とに応答し、 入力手段6によつて選択して入力された車種の修理すべ
    き損傷範囲を表示手段4に表示させ、 入力手段6によつて選択して入力された1つの損傷範囲
    の複数の部位を表示手段4に表示させ、 入力手段6によつて選択して入力された部位における複
    数の作業項目を表示手段4に表示させ、 入力手段6によつて選択して入力された作業項目に属す
    る部品の外形を示すイラスト図面と、そのイラスト図面
    で表される部品を識別するコード番号と、コード番号に
    対応した部品名称とを表示手段4に表示させるととも
    に、 前記選択して入力された作業項目毎の作業指数と予め設
    定された作業指数の単位に対応する金額との積を算出し
    て作業項目毎の金額を求め、 その算出された作業項目毎の作業指数または作業金額
    と、選択して入力された各部品の金額とを、表示手段4
    によつて表示させるとともに、印字手段5によつて、算
    出された作業項目毎の作業金額と、選択して入力された
    部品名称と部品の金額とを記録紙に印字させる処理回路
    3とを含むことを特徴とする事故車の修理費用計算装
    置。
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