JPH0648636B2 - 誘導加熱装置 - Google Patents
誘導加熱装置Info
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- JPH0648636B2 JPH0648636B2 JP60081811A JP8181185A JPH0648636B2 JP H0648636 B2 JPH0648636 B2 JP H0648636B2 JP 60081811 A JP60081811 A JP 60081811A JP 8181185 A JP8181185 A JP 8181185A JP H0648636 B2 JPH0648636 B2 JP H0648636B2
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Description
【発明の詳細な説明】 イ)産業上の利用分野 本発明は誘導加熱装置、特に家庭用誘導加熱装置に関す
る。
る。
ロ)従来の技術 誘導加熱装置は、高周波電流をインバータ内の加熱コイ
ルに供給し、この加熱コイルで高周波交番磁界を生成
し、この加熱コイルに近接配置される被加熱物を誘導加
熱するものである。このような誘導加熱装置は例えば特
公昭53−44061号に示されている。こうした、誘
導加熱装置においては、交流入力電流と設定入力電力値
を比較して不適性負荷を検出している。
ルに供給し、この加熱コイルで高周波交番磁界を生成
し、この加熱コイルに近接配置される被加熱物を誘導加
熱するものである。このような誘導加熱装置は例えば特
公昭53−44061号に示されている。こうした、誘
導加熱装置においては、交流入力電流と設定入力電力値
を比較して不適性負荷を検出している。
ハ)発明が解決しようとする問題点 ところがこうした装置においては設定入力電力が高いと
ころでは負荷状態が顕著に現われるが低い設定入力電力
レベルでは負荷状態による差は殆んど出ない。このた
め、設定入力レベルが低いところでは確実な負荷判別が
出来ないと言う不都合があった。
ころでは負荷状態が顕著に現われるが低い設定入力電力
レベルでは負荷状態による差は殆んど出ない。このた
め、設定入力レベルが低いところでは確実な負荷判別が
出来ないと言う不都合があった。
一方、こうした装置においては、ソフトスタート回路や
過電流保護回路が設けられていて、入力電力制御に優先
して装置の動作を規制する必要がある。このため、保護
回路が働いたときは、所定の負荷検出が行えないと言う
不都合があった。このため保護回路が働くことを想定し
て負荷検知レベルを可変にすることも考えられるが、こ
の場合、回路構成が非常に複雑になると言う問題があっ
た。
過電流保護回路が設けられていて、入力電力制御に優先
して装置の動作を規制する必要がある。このため、保護
回路が働いたときは、所定の負荷検出が行えないと言う
不都合があった。このため保護回路が働くことを想定し
て負荷検知レベルを可変にすることも考えられるが、こ
の場合、回路構成が非常に複雑になると言う問題があっ
た。
ニ)問題点を解決するための手段 本発明では、交流電源電圧を全波整流する全波整流回路
と、この全波整流回路に結ばれた誘導加熱コイル及びこ
の誘導加熱コイルに振動電流を流すためのスイッチング
素子からなるインバータ回路と、を有する誘導加熱装置
において、上記全波整流回路へ入力される交流入力電流
を検出する入力電力検出手段と、上記インバータ回路内
の振動電流を検出する振動電流検出手段と、この振動電
流検出手段で検出される信号レベルに比例して負荷判別
レベルを生成する演算手段と、この演算手段の負荷判別
レベルと上記入力電力検出手段の信号レベルとを比較す
ることにより、誘導加熱コイルに近接配置された負荷の
適、不適を判別する負荷判別手段と、を有している。
と、この全波整流回路に結ばれた誘導加熱コイル及びこ
の誘導加熱コイルに振動電流を流すためのスイッチング
素子からなるインバータ回路と、を有する誘導加熱装置
において、上記全波整流回路へ入力される交流入力電流
を検出する入力電力検出手段と、上記インバータ回路内
の振動電流を検出する振動電流検出手段と、この振動電
流検出手段で検出される信号レベルに比例して負荷判別
レベルを生成する演算手段と、この演算手段の負荷判別
レベルと上記入力電力検出手段の信号レベルとを比較す
ることにより、誘導加熱コイルに近接配置された負荷の
適、不適を判別する負荷判別手段と、を有している。
ホ)作 用 入力電流と、インバータ内の振動電流を比較して負荷の
適、不適を判別しているので、保護回路による規制が加
わったとしても、確実に正確な不適性負荷の検出が行え
る。
適、不適を判別しているので、保護回路による規制が加
わったとしても、確実に正確な不適性負荷の検出が行え
る。
ヘ)実施例 第1図は本発明誘導加熱装置の一実施例回路ブロック図
であって、(1)は商用交流電圧を受け全波整流する全波
整流回路、(2)はこの全波整流回路(1)出力端に結ばれた
チョークコイルである。(3)は上記チョークコイル(2)に
結ばれたフィルタコンデンサ、(4)は上記チョークコイ
ル(2)に結ばれた誘導加熱コイル、(5)はこの誘導加熱コ
イル(4)と共振回路を為す共振コンデンサ、(6)はこの共
振コンデンサ(5)に並列接続されたスイッチングトラン
ジスタ、(7)はこのスイッチングトランジスタ(6)に逆並
列に接続されたダンパーダイオードを示し、これ等フィ
ルタコンデンサ(3)〜ダンパーダイオード(7)でインバー
タ回路(8)を形成している。(9)は上記スイッチングトラ
ンジスタ(6)をON、OFF制御する駆動回路を示し、
スイッチングトランジスタ(6)へのベース電圧を供給す
る。(10)は上記加熱コイル(4)両端間の電圧を比較して
スイッチングトランジスタ(6)のONタイミングを検出
し、ONパルスをフリップフロップ回路(11)へ与えるO
Nパルス生成回路であって、このONパルスによりフリ
ップフロップ回路(11)から、駆動回路(9)に信号が与え
られてスイッチングトランジスタ(6)がONされるよう
になっている。(12)は交流入力電流を検出する第1のカ
レントトランス(13)からの信号を受け、この入力電流に
応じた入力電力レベルを出力する入力電力検出手段とな
る入力電力検出回路、(14)は入力電力を操作設定する操
作手段、(16)はインバータ回路(8)内の共振電流を検出
する第2のカレントトランス(17)に結ばれ、この共振電
流の大きさに応じたレベル信号を出力する振動電流検出
手段となる共振電流検出回路、(18)はこの共振電流検出
回路(16)からのレベル信号の大きさを調整するレベル調
整手段であり、これ等操作手段(14)、入力電力検出回路
(12)、共振電流検出回路(16)からのレベル信号はA/D
変換回路(19)で夫々デジタルなデータPref、Power IpR
に変換される。(20)は上記A/D変換回路(19)でのt番
目のA/D変換タイミングに応じてPref−Power(t)を算
出する減算器、(21)はこのPref−Power(t)をスイッチン
グトランジスタ(6)をONすべき時間に応じた1回前の
データPcon(t-1)に加え新たなON期間データPcon(t)と
する加算器を示し、そのON期間データPcon(t)は遅延
回路(22)を介してこの加算器(21)の入力側に与えられて
いる。(23)は発振初期時、上記遅延回路からのPcon(t-
1)にかわって、上記加算器(21)へ低レベルのソフトスタ
ートデータSoftを与えるソフト回路を示し、この発振開
始時上記減算器(20)からの出力は遮断され、このSoftが
ON期間データとして加算器(21)から出力されるように
なっている。(24)は上記Prefの増加即ち操作手段(14)で
の設定入力に応じて増加する設定共振電流値Irefを生成
する電流値設定器、(25)は上記A/D変換回路(19)での
t番目のA/D変換タイミングに応じて順次Iref−Ip
R(t)を算出する減算器、(26)は共振電流を制限するため
の制限データIpcon(t)を生成する加算器であって、遅延
回路(27)を介して伝えられる1回前の制限データIpcon
(t-1)に上記減算器(25)からのIrcf−IpR(t)を加えて新
たなIpcon(t)を算出する。(28)は上記フリップフロップ
回路(11)からの信号によりカウントを開始するON開始
カウンタ、(29)はこのON期間カウンタ(28)のカウント
値と上記Pcon(t)を比較する比較器、(30)は上記ON期
間カウンタ(28)のカウント値とIpcon(t)を比較する比較
器であって、これ等の比較器(29)(30)のどちらか一方で
も一致が採れたとき、ORゲート(31)を介してフリップ
フロップ回路(11)がクリアされ、駆動回路(9)及びON
期間カウンタ(28)への信号出力が無くなる。(32)は上記
共振電流に応じたデータIpR(t)を線形変換して不適性負
荷検知レベルPLS(t)を演算する演算手段となる演算回
路、(33)はこのPLS(t)と上記入力電力に応じたデータPo
wer(t)を比較する負荷判別手段となる負荷判別器を示
し、Power<PLSのとき上記ORゲート(31)を介してフリ
ップフロップ回路(11)にクリアをかける。(34)は上記第
2のカレントトランス(17)で検出される共振電流が所定
以上になったかどうかを検出する過電流保護回路であっ
て、過電流が検出されたとき、上記ORゲート(31)を介
してフリップフロップ回路(11)上にクリアが掛けられ
る。
であって、(1)は商用交流電圧を受け全波整流する全波
整流回路、(2)はこの全波整流回路(1)出力端に結ばれた
チョークコイルである。(3)は上記チョークコイル(2)に
結ばれたフィルタコンデンサ、(4)は上記チョークコイ
ル(2)に結ばれた誘導加熱コイル、(5)はこの誘導加熱コ
イル(4)と共振回路を為す共振コンデンサ、(6)はこの共
振コンデンサ(5)に並列接続されたスイッチングトラン
ジスタ、(7)はこのスイッチングトランジスタ(6)に逆並
列に接続されたダンパーダイオードを示し、これ等フィ
ルタコンデンサ(3)〜ダンパーダイオード(7)でインバー
タ回路(8)を形成している。(9)は上記スイッチングトラ
ンジスタ(6)をON、OFF制御する駆動回路を示し、
スイッチングトランジスタ(6)へのベース電圧を供給す
る。(10)は上記加熱コイル(4)両端間の電圧を比較して
スイッチングトランジスタ(6)のONタイミングを検出
し、ONパルスをフリップフロップ回路(11)へ与えるO
Nパルス生成回路であって、このONパルスによりフリ
ップフロップ回路(11)から、駆動回路(9)に信号が与え
られてスイッチングトランジスタ(6)がONされるよう
になっている。(12)は交流入力電流を検出する第1のカ
レントトランス(13)からの信号を受け、この入力電流に
応じた入力電力レベルを出力する入力電力検出手段とな
る入力電力検出回路、(14)は入力電力を操作設定する操
作手段、(16)はインバータ回路(8)内の共振電流を検出
する第2のカレントトランス(17)に結ばれ、この共振電
流の大きさに応じたレベル信号を出力する振動電流検出
手段となる共振電流検出回路、(18)はこの共振電流検出
回路(16)からのレベル信号の大きさを調整するレベル調
整手段であり、これ等操作手段(14)、入力電力検出回路
(12)、共振電流検出回路(16)からのレベル信号はA/D
変換回路(19)で夫々デジタルなデータPref、Power IpR
に変換される。(20)は上記A/D変換回路(19)でのt番
目のA/D変換タイミングに応じてPref−Power(t)を算
出する減算器、(21)はこのPref−Power(t)をスイッチン
グトランジスタ(6)をONすべき時間に応じた1回前の
データPcon(t-1)に加え新たなON期間データPcon(t)と
する加算器を示し、そのON期間データPcon(t)は遅延
回路(22)を介してこの加算器(21)の入力側に与えられて
いる。(23)は発振初期時、上記遅延回路からのPcon(t-
1)にかわって、上記加算器(21)へ低レベルのソフトスタ
ートデータSoftを与えるソフト回路を示し、この発振開
始時上記減算器(20)からの出力は遮断され、このSoftが
ON期間データとして加算器(21)から出力されるように
なっている。(24)は上記Prefの増加即ち操作手段(14)で
の設定入力に応じて増加する設定共振電流値Irefを生成
する電流値設定器、(25)は上記A/D変換回路(19)での
t番目のA/D変換タイミングに応じて順次Iref−Ip
R(t)を算出する減算器、(26)は共振電流を制限するため
の制限データIpcon(t)を生成する加算器であって、遅延
回路(27)を介して伝えられる1回前の制限データIpcon
(t-1)に上記減算器(25)からのIrcf−IpR(t)を加えて新
たなIpcon(t)を算出する。(28)は上記フリップフロップ
回路(11)からの信号によりカウントを開始するON開始
カウンタ、(29)はこのON期間カウンタ(28)のカウント
値と上記Pcon(t)を比較する比較器、(30)は上記ON期
間カウンタ(28)のカウント値とIpcon(t)を比較する比較
器であって、これ等の比較器(29)(30)のどちらか一方で
も一致が採れたとき、ORゲート(31)を介してフリップ
フロップ回路(11)がクリアされ、駆動回路(9)及びON
期間カウンタ(28)への信号出力が無くなる。(32)は上記
共振電流に応じたデータIpR(t)を線形変換して不適性負
荷検知レベルPLS(t)を演算する演算手段となる演算回
路、(33)はこのPLS(t)と上記入力電力に応じたデータPo
wer(t)を比較する負荷判別手段となる負荷判別器を示
し、Power<PLSのとき上記ORゲート(31)を介してフリ
ップフロップ回路(11)にクリアをかける。(34)は上記第
2のカレントトランス(17)で検出される共振電流が所定
以上になったかどうかを検出する過電流保護回路であっ
て、過電流が検出されたとき、上記ORゲート(31)を介
してフリップフロップ回路(11)上にクリアが掛けられ
る。
こうした誘導加熱装置において、被加熱物負荷である調
理鍋が誘導加熱コイル(4)に近接配置された状態で発振
を開始すると、最初ONパルス生成回路(10)からフリッ
プフロップ回路(11)に信号が与えられる。フリップフロ
ップ回路(11)は駆動回路(9)及びON期間カウンタ(28)
に信号を与え、スイッチングトランジスタ(6)がONさ
れるとともに、ON期間カウンタ(28)のカウント動作が
開始される。このカウント値は比較回路(29)(30)でPco
n、Ipconと比較される。発振初期状態においては、上述
したようにソフトスタート回路(23)から加算器(21)を介
してレベルの低いデータSoftが比較回路(29)にPcon(0)
として与えられているので、ON期間カウンタ(28)のカ
ウント値がSoftになったとき、比較器(29)からORゲー
ト(31)を介してフリップフロップ回路(11)にクリアが掛
けられ、駆動回路(9)によりスイッチングトランジスタ
(6)がOFFされるとともにON期間カウンタ(28)もカ
ウントを停止し、その内容をクリアする。その後インバ
ータ回路(8)での共振によりスイッチングトランジスタ
(6)のコレクタ電圧は一旦立ち上がって再度低下する。
こうしたコレクタ電圧の立ち下がりを加熱コイル(4)両
端間電圧の逆転によりONパルス生成回路(10)が検出
し、フリップフロップ回路(11)に信号が与えられる。こ
れにより再びフリップフロップ回路(11)から信号が発せ
られて、スイッチングトランジスタ(6)がONされると
ともに、ON期間カウンタ(28)がカウントを開始する。
こうした動作が続けられてインバータ回路(8)の発振が
続けられる。この発振開始と同時にA/D変換回路(19)
の動作が開始され、操作手段(14)での設定入力電力値、
入力電力検出回路(12)からのレベル信号、共振電流検出
回路(16)からのレベル信号が夫々デジタルなデータPref
(t)、Power(t)、IPR(t)に時分割的にA/D変換され
る。またこうしたA/D変換は商用交流の半波毎に1回
の周期を単位として行う。減算器(20)はこうしてA/D
変換されたデータからPref-Power(t)を算出し、加算器
(21)へ送り、加算器(21)では遅延回路(22)を介して与え
られる1回前のON期間データPcon(t-1)に上記Prcf-Po
wer(t)を加え新たなON期間データPcon(t)としてい
る。即ち、ここではON期間データを順次補正してPowe
rがPrefに等しくなるようON期間長を調節している。
従って発振開始後はこの機能により、スイッチングトラ
ンジスタ(6)のON期間長が増加してPowerがPrefに等し
くなる。その後は、このON期間長に保たれる。一方、
減算器(25)でPrefに応じて生成されるIrefからIpR(t)を
引いたデータIref−IpR(t)がA/D変換回路(19)の動作
に順じて為され、加算器(26)に与えられる。加算器(26)
は遅延回路(27)を介して与えられる1回前の制限データ
IPcon(t-1)に上記Iref−IpR(t)を加えて新たな制限デー
タIpeon(t)を形成している。即ち、ここでは制限データ
Ipconを順次補正してIrefがIpR(t)に等しくなるようO
N期間長を調整する作用をしている。然り乍ら、鉄、ホ
ーロ等の磁性の強い材質の調理鍋を使用している場合は
交流入力電力に比してインバータ回路(8)内の共振電流
は小さく通常ON期間データPconの方で、スイッチング
トランジスタ(6)のON期間長が決められる。ところ
が、ステンレス系の磁性の弱い材質の鍋が使用される場
合は交流入力電流に比してインバータ回路(8)の共振電
流は前述の場合より比較的大きくなり制限データIpcon
でスイッチングトランジスタ(6)のON期間長が規制さ
れ、実質的にIrefとIpRの比較で出力が制御されるよう
になる。また過電流保護回路(34)はこうした制御中にイ
ンバータ回路(8)内の共振電流が急激に増えたり、比較
回路(29)(30)の故障等で一致出力が出されなかったとき
のスイッチングトランジスタ(6)に流れる過電流を検出
してフリップフロップ回路(11)にクリアを掛けてスイッ
チングトランジスタ(6)をOFFさせて保護を行う。
理鍋が誘導加熱コイル(4)に近接配置された状態で発振
を開始すると、最初ONパルス生成回路(10)からフリッ
プフロップ回路(11)に信号が与えられる。フリップフロ
ップ回路(11)は駆動回路(9)及びON期間カウンタ(28)
に信号を与え、スイッチングトランジスタ(6)がONさ
れるとともに、ON期間カウンタ(28)のカウント動作が
開始される。このカウント値は比較回路(29)(30)でPco
n、Ipconと比較される。発振初期状態においては、上述
したようにソフトスタート回路(23)から加算器(21)を介
してレベルの低いデータSoftが比較回路(29)にPcon(0)
として与えられているので、ON期間カウンタ(28)のカ
ウント値がSoftになったとき、比較器(29)からORゲー
ト(31)を介してフリップフロップ回路(11)にクリアが掛
けられ、駆動回路(9)によりスイッチングトランジスタ
(6)がOFFされるとともにON期間カウンタ(28)もカ
ウントを停止し、その内容をクリアする。その後インバ
ータ回路(8)での共振によりスイッチングトランジスタ
(6)のコレクタ電圧は一旦立ち上がって再度低下する。
こうしたコレクタ電圧の立ち下がりを加熱コイル(4)両
端間電圧の逆転によりONパルス生成回路(10)が検出
し、フリップフロップ回路(11)に信号が与えられる。こ
れにより再びフリップフロップ回路(11)から信号が発せ
られて、スイッチングトランジスタ(6)がONされると
ともに、ON期間カウンタ(28)がカウントを開始する。
こうした動作が続けられてインバータ回路(8)の発振が
続けられる。この発振開始と同時にA/D変換回路(19)
の動作が開始され、操作手段(14)での設定入力電力値、
入力電力検出回路(12)からのレベル信号、共振電流検出
回路(16)からのレベル信号が夫々デジタルなデータPref
(t)、Power(t)、IPR(t)に時分割的にA/D変換され
る。またこうしたA/D変換は商用交流の半波毎に1回
の周期を単位として行う。減算器(20)はこうしてA/D
変換されたデータからPref-Power(t)を算出し、加算器
(21)へ送り、加算器(21)では遅延回路(22)を介して与え
られる1回前のON期間データPcon(t-1)に上記Prcf-Po
wer(t)を加え新たなON期間データPcon(t)としてい
る。即ち、ここではON期間データを順次補正してPowe
rがPrefに等しくなるようON期間長を調節している。
従って発振開始後はこの機能により、スイッチングトラ
ンジスタ(6)のON期間長が増加してPowerがPrefに等し
くなる。その後は、このON期間長に保たれる。一方、
減算器(25)でPrefに応じて生成されるIrefからIpR(t)を
引いたデータIref−IpR(t)がA/D変換回路(19)の動作
に順じて為され、加算器(26)に与えられる。加算器(26)
は遅延回路(27)を介して与えられる1回前の制限データ
IPcon(t-1)に上記Iref−IpR(t)を加えて新たな制限デー
タIpeon(t)を形成している。即ち、ここでは制限データ
Ipconを順次補正してIrefがIpR(t)に等しくなるようO
N期間長を調整する作用をしている。然り乍ら、鉄、ホ
ーロ等の磁性の強い材質の調理鍋を使用している場合は
交流入力電力に比してインバータ回路(8)内の共振電流
は小さく通常ON期間データPconの方で、スイッチング
トランジスタ(6)のON期間長が決められる。ところ
が、ステンレス系の磁性の弱い材質の鍋が使用される場
合は交流入力電流に比してインバータ回路(8)の共振電
流は前述の場合より比較的大きくなり制限データIpcon
でスイッチングトランジスタ(6)のON期間長が規制さ
れ、実質的にIrefとIpRの比較で出力が制御されるよう
になる。また過電流保護回路(34)はこうした制御中にイ
ンバータ回路(8)内の共振電流が急激に増えたり、比較
回路(29)(30)の故障等で一致出力が出されなかったとき
のスイッチングトランジスタ(6)に流れる過電流を検出
してフリップフロップ回路(11)にクリアを掛けてスイッ
チングトランジスタ(6)をOFFさせて保護を行う。
また、このような発振動作とともに負荷判別器(33)はIp
Rに比例して演算回路(32)で生成される負荷判別レベルP
LSとPowerを比較してPLS>Powerのとき不適性負荷と判
別して、フリップフロップ回路(11)にクリアをかける。
従って、ナイフ、フォーク等の小物負荷が誘導加熱コイ
ルに近接配置されたり、非磁性の調理鍋が使用されてP
LS>Powerとなるとインバータ発振は停止される。さら
に、こうしたPLSとPowerの比率は負荷が同じものであれ
ば略一定になるので、上述のようにソフトスタート期間
であっても、入力電力制御とIPconによる電流制御によ
る出力調整が重なり、Prefに対するPowerの変化が直線
的でない負荷を適、不適に判別する場合でも、確実に判
別が行なえる。
Rに比例して演算回路(32)で生成される負荷判別レベルP
LSとPowerを比較してPLS>Powerのとき不適性負荷と判
別して、フリップフロップ回路(11)にクリアをかける。
従って、ナイフ、フォーク等の小物負荷が誘導加熱コイ
ルに近接配置されたり、非磁性の調理鍋が使用されてP
LS>Powerとなるとインバータ発振は停止される。さら
に、こうしたPLSとPowerの比率は負荷が同じものであれ
ば略一定になるので、上述のようにソフトスタート期間
であっても、入力電力制御とIPconによる電流制御によ
る出力調整が重なり、Prefに対するPowerの変化が直線
的でない負荷を適、不適に判別する場合でも、確実に判
別が行なえる。
一実験例として入力電力の設定値Prefと実際の入力電力
Powerと、インバータ回路(8)の共振電流IpRの値を下表
に示す。
Powerと、インバータ回路(8)の共振電流IpRの値を下表
に示す。
この表で、φは鍋底面の直径(mm)、tは鍋の板厚(m
m)を示す値である。
m)を示す値である。
この表をもとにPref−Power特性を第2図に示し、IpR−
Power特性を第3図に示す。尚、これ等の図においてφ
200のホーロ鍋、φ120のホーロ鍋、φ110、t
1.1の18−8ステンレス鍋、φ200、t2.0の18−
8ステンレス鍋を夫々2点鎖線、点線、実線、1点鎖線
で示す。図からわかるようにPrcf−Power特性の第2図
では低入力レベルでは負荷の分離は難かしいが、第3図
のIpR−Power特性では低入力レベルから高入力レベルま
で各鍋によって、完全に分離され、負荷判別レベルPLS
=f(IpR)としては前述したようにIpRの変化に対して直
線的なもので良く演算回路(32)の演算内容も簡単に出来
る。またレベル調整手段(18)を調整することにより、負
荷判別レベルPLS=f(IpR)の直線を相対的にずらせて、
様々な負荷判別仕様に設定することが出来る。
Power特性を第3図に示す。尚、これ等の図においてφ
200のホーロ鍋、φ120のホーロ鍋、φ110、t
1.1の18−8ステンレス鍋、φ200、t2.0の18−
8ステンレス鍋を夫々2点鎖線、点線、実線、1点鎖線
で示す。図からわかるようにPrcf−Power特性の第2図
では低入力レベルでは負荷の分離は難かしいが、第3図
のIpR−Power特性では低入力レベルから高入力レベルま
で各鍋によって、完全に分離され、負荷判別レベルPLS
=f(IpR)としては前述したようにIpRの変化に対して直
線的なもので良く演算回路(32)の演算内容も簡単に出来
る。またレベル調整手段(18)を調整することにより、負
荷判別レベルPLS=f(IpR)の直線を相対的にずらせて、
様々な負荷判別仕様に設定することが出来る。
また、本実施例ではインバータ回路の共振電流としてス
イッチングトランジスタ(6)及びダンパーダイオード(7)
の電流を検出しているが、これは第4図のように第2の
カレントトランス(17)を設けて加熱コイル(4)に流れる
電流を検出する構成にしても良い。この構成にするとダ
ンパーダイオード(7)の帰還電流を検出することがない
ので、共振電流がさらに正確に検出される。
イッチングトランジスタ(6)及びダンパーダイオード(7)
の電流を検出しているが、これは第4図のように第2の
カレントトランス(17)を設けて加熱コイル(4)に流れる
電流を検出する構成にしても良い。この構成にするとダ
ンパーダイオード(7)の帰還電流を検出することがない
ので、共振電流がさらに正確に検出される。
ト)発明の効果 以上述べた如く、本発明誘導加熱装置は、交流入力電流
とインバータ内の振動電流を比較して負荷の適、不適を
判別しているので、高い入力レベルから低い入力レベル
まで完全に負荷状態の差を検出することが出来る。また
種々の保護回路の動作により、入力電力制御が行えなく
なったときも確実に所定の負荷判別が行なえる。
とインバータ内の振動電流を比較して負荷の適、不適を
判別しているので、高い入力レベルから低い入力レベル
まで完全に負荷状態の差を検出することが出来る。また
種々の保護回路の動作により、入力電力制御が行えなく
なったときも確実に所定の負荷判別が行なえる。
第1図は本発明誘導加熱装置の回路ブロック図、第2図
は設定電力−入力電力特性図、第3図は共振電流−入力
電流特性図、第4図は本発明に用いられる他の実施例イ
ンバータ回路の回路図である。 (1)……全波整流回路、(4)……誘導加熱コイル、(6)…
…スイッチングトランジスタ、(8)……インバータ回
路、(13)(17)……カレントトランス、(12)……入力電力
検出回路、(14)……操作手段、(16)……共振電流検出回
路、(19)……A/D変換回路、(20)(25)……減算器、(2
1)(26)……加算器、(22)(27)……遅延回路、(23)……ソ
フトスタート回路、(24)……電流値設定器、(28)……O
N期間カウンタ、(29)(30)……比較器、(32)……演算回
路、(33)……負荷判別器、(34)……過電流保護回路。
は設定電力−入力電力特性図、第3図は共振電流−入力
電流特性図、第4図は本発明に用いられる他の実施例イ
ンバータ回路の回路図である。 (1)……全波整流回路、(4)……誘導加熱コイル、(6)…
…スイッチングトランジスタ、(8)……インバータ回
路、(13)(17)……カレントトランス、(12)……入力電力
検出回路、(14)……操作手段、(16)……共振電流検出回
路、(19)……A/D変換回路、(20)(25)……減算器、(2
1)(26)……加算器、(22)(27)……遅延回路、(23)……ソ
フトスタート回路、(24)……電流値設定器、(28)……O
N期間カウンタ、(29)(30)……比較器、(32)……演算回
路、(33)……負荷判別器、(34)……過電流保護回路。
Claims (1)
- 【請求項1】交流電源電圧を全波整流する全波整流回路
と、この全波整流回路に結ばれた誘導加熱コイル及びこ
の誘導加熱コイルに振動電流を流すためのスイッチング
素子からなるインバータ回路と、を有する誘導加熱装置
において、上記全波整流回路へ入力される交流入力電流
を検出する入力電力検出手段と、上記インバータ回路内
の振動電流を検出する振動電流検出手段と、この振動電
流検出手段で検出される信号レベルに比例して負荷判別
レベルを生成する演算手段と、この演算手段の負荷判別
レベルと上記入力電力検出手段の信号レベルとを比較す
ることにより、誘導加熱コイルに近接配置された負荷の
適、不適を判別する負荷判別手段と、を設けた構成の誘
導加熱装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60081811A JPH0648636B2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 誘導加熱装置 |
| US06/850,273 US4686340A (en) | 1985-04-17 | 1986-04-10 | Induction heating apparatus with unsuitable load detecting circuit |
| DE19863612707 DE3612707A1 (de) | 1985-04-17 | 1986-04-16 | Induktionsheizvorrichtung mit falschlastdetektor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60081811A JPH0648636B2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 誘導加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61240587A JPS61240587A (ja) | 1986-10-25 |
| JPH0648636B2 true JPH0648636B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=13756877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60081811A Expired - Lifetime JPH0648636B2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 誘導加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648636B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07111905B2 (ja) * | 1987-07-23 | 1995-11-29 | 株式会社東芝 | 誘導加熱調理器の負荷適否検知回路 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5699992A (en) * | 1980-01-09 | 1981-08-11 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Induction heating cooking oven |
| JPS6030079A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-15 | 株式会社日立ホームテック | 電磁調理器 |
-
1985
- 1985-04-17 JP JP60081811A patent/JPH0648636B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61240587A (ja) | 1986-10-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |