JPH0648880Y2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0648880Y2
JPH0648880Y2 JP14987188U JP14987188U JPH0648880Y2 JP H0648880 Y2 JPH0648880 Y2 JP H0648880Y2 JP 14987188 U JP14987188 U JP 14987188U JP 14987188 U JP14987188 U JP 14987188U JP H0648880 Y2 JPH0648880 Y2 JP H0648880Y2
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film
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慎治 峰岸
幸保 菅野
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Description

【考案の詳細な説明】 以下の順序に従って本考案を説明する。
A.産業上の利用分野 B.考案の概要 C.従来技術[第2図] D.考案が解決しようとする問題点 E.問題点を解決するための手段 F.作用 G.実施例[第1図] H.考案の効果 (A.産業上の利用分野) 本考案は半導体装置、特にシリコン半導体基板と、アル
ミニウムあるいはアルミニウム合金からなる電極との間
にバリアメタルを介在させた半導体装置に関する。
(B.考案の概要) 本考案は、上記の半導体装置において、 アルミニウムあるいはアルミニウム合金からなる電極上
のパシベーション膜の応力により電極に欠損部が生じる
のを防止し、且つバリアメタルのバリア効果を高い温度
でも保持できるようにするため、 バリアメタルを、チタンオキシナイトライドTiOxNy膜を
上下両側からチタン膜によりサンドイッチ状に挟んだ三
層構造にしたものである。
(C.従来技術)[第2図] 現在、電極材料としても最も広く用いられているアルミ
ニウムは、シリコン半導体基板との合金化反応で接合の
破壊及び劣化を招く要因となることが判明した。そし
て、デバイスの微細化により接合深さが非常に浅くなる
傾向にあるのでその接合破壊及び劣化を防止する必要性
が生じ、そのためにアルミニウム中に1〜2%程度のシ
リコンを含有させ合金化反応を防止しようとすることが
行われたりしている。しかし、このアルミニウム中のシ
リコンが、このアルミニウム膜のスパッタによる形成後
の400〜450℃での熱処理の後における冷却過程で析出
し、その結果、コンタクトホール内にIII属元素p型不
純物となるアルミニウムを含んだシリコン、即ちp型の
シリコンができ、半導体基板のn型半導体領域との間に
pn接合が出来る等種々の問題をもたらす。そこで、アル
ミニウム電極と半導体基板との間に両者の合金化を阻む
バリアメタルを介在させる技術が採用されるようにな
り、月間Semiconductor World 1987年3月号「●メタ
ライゼーション●超LSIのバリアメタルの適用」90〜94
頁にも記載されているようにチタンナイトライドTiNが
バリアメタルとして有望視されるようになった。
そして、そのチタンナイトライドTiNをバリアメタルと
して半導体装置のアルミニウムあるいはアルミニウム合
金膜と半導体基板の拡散層との間に介在させる場合にお
いて、良好なオーミック特性を得るうえでチタンナイト
ライドTiN膜と拡散層との間にチタン膜を介在させるこ
とが好ましいことが知られている。第2図はそのような
半導体装置の一例を示す断面図であり、同図において、
aはシリコン半導体基板、bは該半導体基板の表面部に
選択的に形成された拡散層、cは半導体基板a表面上を
覆う絶縁膜、dは該絶縁膜cに形成されたところの上記
拡散層b表面を部分的に露出させるコンタクトホール、
eはチタン膜、fはチタンナイトライド膜で、この2つ
の膜e,fによってバリアメタルが構成され、このバリア
メタルを介して電極gがコンタクトホールdを通して拡
散層bに接続されている。
また、この構造に類似したアルミニウム配線構造が85VL
SIシンポジウム予稿集51頁[Fig5(b)]に紹介されて
いる。これはチタンナイトライド膜と半導体基板側との
間にチタン膜を介在させるだけでなく、アルミニウム電
極とチタンナイトライド膜との間にもチタン膜を介在さ
せるようにしたものである。
(D.考案が解決しようとする問題点) ところで、上述した第2図示す電極構造の場合、即ち、
チタンナイトライド膜f上に直接アルミニウムあるいは
アルミニウム合金膜gを形成した場合には、該膜gのパ
ターニング後その上にデポジションされるパシベーショ
ン膜による熱応力によって塑性変形のためアルミニウム
あるいはアルミニウム合金膜に欠損部が生じるという問
題があった。というのは、アルミニウムあるいはアルミ
ニウム合金膜の形成後において表面保護のためパシベー
ション膜が形成されるが、一般にパシベーション膜とし
て半導体基板に対して圧縮応力を有するものが使用され
る。そして、その後特性改善のため、具体的には半導体
基板の結晶中のダメージを消滅させるためシンタリング
と称される400〜450℃での熱処理が行われる。ところ
で、この第2図に示す半導体装置の場合、チタンナイト
ライド膜fが直接アルミニウム膜gに接しているのでそ
の間に合金層が生じない。そのため、アルミニウム(ア
ルミニウム合金)膜g上のパシベーション膜の応力によ
る塑性変形の影響でAl結晶粒がチタンナイトライド膜f
上を容易に移動し得ることになり、アルミニウム結晶粒
の部分的集中そして欠損が生じる。これが欠損部の生じ
る理由である。そして、この欠損部は電極の微細化が進
む今日において断線をもたらす可能性を有しており、信
頼度を低下させる原因となるので看過できないものであ
る。
また、チタンナイトライド膜とアルミニウムあるいはア
ルミニウム合金膜との間にもチタン膜を介在さるように
した場合には欠損部の発生をある程度防止することがで
きるが、400〜450℃の熱処理においてバリア性を維持で
きない。
本発明はこのような問題点を解決すべく為されたもので
あり、アルミニウムあるいはアルミニウム合金からなる
電極上のパシベーション膜の応力により電極に欠損部が
生じるのを防止し、更にはバリアメタルがより高い温度
でもバリア性を保持できるようにすることを目的とす
る。
(E.問題点を解決するための手段) 本考案半導体装置は上記問題点を解決するため、バリア
メタルを、チタンオキシナイトライドTiOxNy膜をチタン
膜によりサンドイッチ状に挟んだ三層構造にしたことを
特徴とする。
(F.作用) 本考案半導体装置によれば、チタンオキシナイトライド
膜とアルミニウムあるいはアルミニウム合金からなる電
極とが直接には接触しておらずその間にチタン膜が介在
しているので、400〜500℃程度の温度での加熱処理によ
りチタン膜と電極との間で合金層が形成される。従っ
て、電極中のアルミニウム結晶粒の集中、欠損を抑制す
ることができ、延いては電極の信頼性を高めることがで
きるのである。
しかも、チタンナイトライド膜ではなくそれに酸素を含
有させたチタンオキシナイトライドTiOxNy膜を両側から
チタン膜でサンドイッチ状に挟んだ三層構造体をバリア
とするので、バリア性をより高い温度でも保持すること
ができる。というのは、チタンオキシナイトライド膜が
電極形成後の加熱処理温度である400〜450℃には充分耐
えてバリア効果を発揮できるからであり、チタンオキシ
ナイトライド膜が400〜450℃の高温でもバリア機能を維
持できることは特願昭63-219784の明細書、図面に記載
されている。その後の実験では450〜500℃でもバリア性
を充分に維持できることも確認されている。
(G.実施例)[第1図] 以下、本考案半導体装置を図示実施例に従って詳細に説
明する。
第1図は本発明半導体装置の一つの実施例を示す断面図
である。同図において、1はシリコン半導体基板、2は
該半導体基板1の表面部に選択的に形成された不純物拡
散層、3は半導体基板1の表面を覆う例えばSiO2からな
る絶縁層、4は該絶縁層3に形成されたところの上記拡
散層2表面を部分的に露出させるコンタクトホールであ
る。
5はチタン膜で、コンタクトホール4を通して絶縁層3
上に形成されており、膜厚は例えば20〜50nm程度であ
る。
6は該チタン膜5上に形成されたチタンオキシナイトラ
イド膜で、酸素濃度が例えば3〜7at%であることが好
ましい。というのは、配線電極として抵抗値が小さいこ
とという要求と、バリアとしてバリア性が高いこととい
う要求とに調和して応えることができるからである。こ
の点については既に特願昭63-219784の明細書において
紹介している。そして、チタンオキシナイトライド膜6
の膜厚は例えば30〜100nm程度が好適である。該チタン
オキシナイトライド膜6は、例えば雰囲気ガスとしてN2
ガスを475SCCM、O2ガスを3SCCM流し、約0.5Paの圧力下
にてチタンターゲットを用いてスパッタリングを行うこ
とにより形成することができる。
7はチタンオキシナイトライド膜6上に形成されたチタ
ン膜で、例えば20〜50nm程度の膜厚を有する。そして、
該チタン膜7、チタンオキシナイトライド6膜及びチタ
ン膜5によってチタンオキシナイトライド膜6を上下両
側からチタン膜5,7によってサンドイッチ状に挟んだ三
層構造のバリアメタル8が構成される。9は約1%のシ
リコンを含有したアルミニウム合金膜で、電極を成す。
上記アルミニウム合金膜9の形成後、該アルミニウム合
金膜9及びバリアメタル8に対するパターニングが為さ
れ、次いで装置表面上に図示しないパシベーション膜が
形成され、しかる後、特性回復(具体的には半導体基板
1の結晶のダメージ除去)のための加熱処理が行われ
る。この処理の加熱温度は例えば400〜450℃である。
このような半導体装置によれば、チタンオキシナイトラ
イド膜6とアルミニウム合金膜8とが直接接しておらず
その間にチタン膜7が介在しているので、上記特性回復
のための加熱処理によりアルミニウム合金膜9とチタン
膜7との間で反応が起り、合金層が形成される。従っ
て、アルミニウム合金膜9のアルミニウム結晶粒は下地
であるチタン膜7によってつなぎとめられるので膜9中
を移動することが抑制され、延いてはアルミニウム結晶
粒の集中、欠損が抑制される。従って、第2図に示した
半導体装置において生じていたところのチタンナイトラ
イト膜fとアルミニウムgとが直接接し、熱処理の際に
その間に合金層が形成されないためにパシベーション膜
の応力による塑性変形の影響でアルミニウム結晶粒がチ
タンナイトライド膜g上を容易に移動しそのためアルミ
ニウム結晶粒の集中、欠損が生じるという問題は本発明
においては生じにくくなる。
しかも、バリアメタル8の中核を成すのはチタンナイト
ライドTiNではなくチタンオキシナイトライドTiOxNy膜
6であり酸素を含有しているので、より高い温度でもバ
リア性を保持できる。具体的には450〜500℃にも耐える
ことができる。従って、アルミニウムの集中、欠損の防
止効果を熱処理温度が450〜500℃と高くても発揮するこ
とができ、その点でもボイド発生をより有効に抑止する
ことができる。
また、電極9上にヒロックが発生することも有効に防止
することができる。というのは、ヒロックはアルミニウ
ムの欠損と裏表の関係で生じる集中によって発生する
が、そのもととなるアルミニウムの集中、そして欠損が
起きにくくなるのでヒロックも起きくなるからである。
(H.考案の効果) 以上述べたように、本考案半導体装置は、シリコン半導
体基板と、アルミニウムあるいはアルミニウム合金から
なる電極との間に、チタン膜とチタンオキシナイトライ
ド膜とチタン膜この順に積層した三層構造のバリアメタ
ルを介在させてなることを特徴とするものである。
従って、本考案半導体装置によれば、チタンオキシナイ
トライド膜とアルミニウムあるいはアルミニウム合金か
らなる電極とが直接には接触しておらずその間にチタン
膜が介在しているので、400〜500℃程度の温度での加熱
処理によりチタン膜と電極との間で合金層が形成され
る。
従って、電極中のアルミニウム結晶粒の集中、欠損を抑
制することができ、延いては電極の信頼度を高めること
ができるのである。
そして、チタンナイトライド膜ではなくそれに酸素を含
有させたチタンオキシナイトライドTiOxNy膜を上下両側
からチタン膜でサンドイッチ状に挟んだ三層構造体をバ
リアとするので、バリア性をより高い温度でも保持する
ことができる。というのは、チタンオキシナイトライド
膜が電極形成後の加熱処理温度である400〜450さらには
500℃までの温度に耐えてバリア効果を発揮できるから
である。また、アルミニウムあるいはアルミニウム合金
膜にヒロックが生じることも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明半導体装置の一つの実施例を示す断面
図、第2図は従来例を示す断面図である。 符号の説明 1(、2)……半導体基板、 5……チタン膜、 6……チタンオキシナイトライド膜、 7……チタン膜、8……バリアメタル、 9……電極(Al又はAl合金)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコン半導体基板と、アルミニウムある
    いはアルミニウム合金からなる電極との間に、チタン膜
    とチタンオキシナイトライド膜とチタン膜をこの順に積
    層した三層構造のバリアメタルを介在させてなる ことを特徴とする半導体装置
JP14987188U 1988-11-16 1988-11-16 半導体装置 Expired - Lifetime JPH0648880Y2 (ja)

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JPH0270461U JPH0270461U (ja) 1990-05-29
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JP2805663B2 (ja) * 1991-02-19 1998-09-30 ソニー株式会社 配線形成方法

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