JPH0648901U - 圧延ロール - Google Patents
圧延ロールInfo
- Publication number
- JPH0648901U JPH0648901U JP8352092U JP8352092U JPH0648901U JP H0648901 U JPH0648901 U JP H0648901U JP 8352092 U JP8352092 U JP 8352092U JP 8352092 U JP8352092 U JP 8352092U JP H0648901 U JPH0648901 U JP H0648901U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- end surface
- shape
- spacer
- rolling roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スリーブ保持精度の高い圧延ロールを提供す
る。 【構成】 軸線回りに回転せしめられるロール軸12
に、超硬材からなるスリーブ16とスペーサ18,2
0,22,24とがはめ込まれて固定されている。スリ
ーブ16の端面16Aは、該スリーブ16の軸線を法線
とする平面に対して傾斜する二平面に一致する形状とさ
れており、端面16Aに当接するスペーサ18の端面1
8Aは、端面16Aに隙間なく当接する形状とされてい
る。
る。 【構成】 軸線回りに回転せしめられるロール軸12
に、超硬材からなるスリーブ16とスペーサ18,2
0,22,24とがはめ込まれて固定されている。スリ
ーブ16の端面16Aは、該スリーブ16の軸線を法線
とする平面に対して傾斜する二平面に一致する形状とさ
れており、端面16Aに当接するスペーサ18の端面1
8Aは、端面16Aに隙間なく当接する形状とされてい
る。
Description
【0001】
この考案は、線材や棒鋼等を圧延する圧延ロールに関する。
【0002】
近年、長寿命化、高剛性化等を図るため、圧延ロールとして、スリーブドロー ルが広く用いられている。図7はこのような圧延ロールの一例を示すものである 。
【0003】 同図に示す圧延ロールは、ロール軸2の中間に嵌合軸部4が形成され、この嵌 合軸部4に超硬合金等の硬質材からなる一つ以上(図では2つ)のスリーブ6が 嵌装され、これらスリーブ6がその側面をカラー(スペーサ)8で挟み込まれた 上でナット10で締め付けられることによって軸線方向の所定位置に固定されて 構成されている。カラー(スペーサ)8は、スリーブ6より軟質の材料からなる ものである。
【0004】
ところで、上記のような従来の圧延ロールにおいては、スリーブ6及びカラー 8は、ともに略円筒状を呈し、軸線方向を向く各端面は、軸線に直交する平面に 一致する平坦な形状とされている。そして、スリーブ6とカラー8とは、互いの 平坦な端面同士を面接触させた状態でロール軸2に対して固定されている。
【0005】 このような圧延ロールにおいては、圧延加工時において、スリーブ6とカラー 8との間に軸線回りの微小なずれが生じやすいという欠点があった。これを防止 するために、これらスリーブ6とカラー8とを締め付ける軸線方向の圧力を強め ることが有効であるが、構造上、増加できる圧力には限界があった。
【0006】 また、スリーブ6の端面に軸線方向に延びる突起部を設け、カラー8の端面に 、スリーブ6に設けた突起部に嵌合する凹部を形成することも考えられるが、こ のようにした場合には、スリーブの突起部近傍に欠けが生じやすく、実用に供す ることは困難であった。 本考案は、上記のような課題を解決することを目的とするものである。
【0007】
本考案は、軸線回りに回転せしめられるロール軸に、硬質材からなる一つ以上 のスリーブと、スリーブより軟質の材料からなり、スリーブの側面に当接せしめ られるスペーサとが取り付けられてなる圧延ロールにおいて、前記一つ以上のス リーブの少なくとも一つのスリーブの、少なくとも一方の端面の少なくとも一部 が、当該スリーブの軸線を法線とする平面に対して傾斜した平面に一致する形状 とされ、且つ、当該スリーブの当該端面に当接するスペーサの当接部が、当該ス リーブの当該端面に隙間なく当接する形状とされていることを特徴とするもので ある。
【0008】
以下、添付図面を参照して本考案の実施例を説明する。 図1は本考案の一実施例に係る圧延ロールを示す側面図である。同図に示す圧 延ロールは、上述の図7に示した圧延ロールと同様のスリーブドロールであり、 ロール軸12の中間には嵌合軸部14が形成され、この嵌合軸部14に、スリー ブ16と、このスリーブ16の軸線方向両側に連なって、スペーサ18、20、 22、24とが嵌め込まれている。スリーブ16は、超硬合金等の硬質材からな るものであり、スペーサ18、20、22、24は、スリーブ16より硬度が低 く、靱性に優れる材料から形成されている。
【0009】 嵌合軸部14の図上左側部分には、ナット26、フローティングシート28及 び割リング30が装着されており、図上右側部分には、皿ばね32、ばね受けス ペーサ34及びナット36がそれぞれ装着されている。なお、フローティングシ ート28は図5及び図6に示す如きものであり、外周面側に露出する加圧スクリ ュウ28aをねじ込むことにより、油圧機構を介して、一端側に周方向に沿って 多数設けられたピストン28bを軸線方向に押し出す構造となっている。図1に おいては、ピストン28bは、ナット36側に向けて突出可能な状態で配設され ており、スリーブ16の取り外し時、スペーサ20、18とともに該スリーブ1 6をピントン28bによって押し出す配慮がなされている。
【0010】 本実施例における圧延ロールが従来の圧延ロールと主として異なる点は、スリ ーブの端面の形状と、該スリーブの端面に当接するスペーサの、端面の形状にあ る。即ち、図1におけるスリーブ16の左側端面16Aは、上記図7に示したス リーブ8の端面のように、軸線に直交する平面に一致する形状とはなっていない 。このスリーブ16の端面16Aの形状を、図2を参照して説明する。
【0011】 図2は、軸線X1方向に沿って中心側に円柱状の穴部42が形成された円筒4 0の側面図である。この円筒40を、そのリング形の端面40Aの直径を通る2 平面W1、W2で切断した形状が、図1におけるスリーブ16の端面16Aの形状 となる。
【0012】 なお、側面視において、端面40Aと平面W1、W2とがそれぞれなす角度を図 2のようにθ1,θ2とすると、 0゜<(θ1,θ2)<15゜ となっている。これは、θ1(θ2)が0゜より小さいと、スリーブの端面形状を 変更したことによる後述する効果が得られず、また、15゜より大きいと、スリ ーブ16に欠けが生じやすくなるためである。
【0013】 一方、スリーブ16の端面16Aに当接するスペーサ18の端面(当接部)1 8Aは、スリーブ16の端面16Aに隙間なく当接する形状とされている。即ち 、この場合、端面18Aは端面16Aと同形となっている。
【0014】 上記構成に係る圧延ロールにあっては、皿ばね32の反力に抗してナット36 をねじ込むことにより、スリーブ16及びカラー18,20,22,24がロー ル軸12に対して固定される。
【0015】 このとき、図1に示す圧延ロールにあっては、スリーブ16の端面16Aとス ペーサ18の端面18Aの形状により、スペーサ18に対してスリーブ16が周 方向に微小量回転しようとすると、端面16Aと端面18Aとの軸線O1方向の 圧力が著しく上昇することとなる。従って、圧延加工時におけるスリーブ16と カラー18との間の軸線回りのずれを有効に防止することができ、これにより従 来より精度の高い圧延加工が可能となる。
【0016】 また、ロール軸12に対するスリーブ16とスペーサ18の着脱作業に要する 時間と手間が従来に比べて格段に軽減され、作業効率が向上する。
【0017】 さらに、圧延加工時、スリーブ16の端面16Aには、周方向の急激な押圧力 は加わらないから、靱性がカラー18に比べて劣るスリーブ16が破損すること もない。
【0018】 なお、スリーブ16端面の端面の形状は、上記実施例のものには限られない。 例えば、図3に示すように、円筒40を、端面40Aの外周縁を通る平面W3で 切断した形状としてもよく、また、図4に示すように端面40Aの一部を通る平 面W4で切断した形状としても上記と同様の効果が得られる。この場合、スペー サの、スリーブの端面と当接する端面の形状を、該スリーブの端面と隙間なく当 接する形状とすることは上記実施例と同様である。また、側面視において、各平 面W3,W4と端面40Aとがなす角度θ3,θ4は、上記実施例の場合と同様に、 0゜<(θ3,θ4)<15゜ の範囲にあることを要する。
【0019】 また、上記実施例においては、スリーブの片側の端面の形状を従来のものと変 えているが、両側の端面の形状を同様にして変える構成としてもよい。また、ス リーブを2つ以上ロール軸に設ける場合において、一つのみのスリーブの端面の 形状を上記のようにしてもよく、また、2つ以上のスリーブの端面の形状を上記 のようにしてもよいことは勿論である。
【0020】
以上説明したように、この考案の圧延ロールによれば、スリーブの端面の少な くとも一部が、当該スリーブの軸線を法線とする平面に対して傾斜した平面に一 致する形状とされ、且つ、当該スリーブの当該端面に当接するスペーサの当接部 が、当該スリーブの当該端面に隙間なく当接する形状とされているので、スリー ブに破損を生ずることなく、圧延加工時におけるスリーブとカラーとの間の軸線 回りのずれを有効に防止することができ、これにより従来より精度の高い圧延加 工が可能となる。また、ロール軸に対するスリーブとスペーサの着脱作業に要す る時間と手間を軽減することができ、作業効率を向上させることができる。
【図1】本考案の一実施例に係る圧延ロールを示す側面
図である。
図である。
【図2】同実施例に係る圧延ロールのスリーブの形状の
説明図である。
説明図である。
【図3】他の実施例に係る圧延ロールのスリーブの形状
の説明図である。
の説明図である。
【図4】他の実施例に係る圧延ロールのスリーブの形状
の説明図である。
の説明図である。
【図5】フローティングシートを示す正面図である。
【図6】同フローティングシートを示す側面図である。
【図7】従来の圧延ロールの一例を示す側面図である。
12 ロール軸 16 スリーブ 16A スリーブ端面 18 スペーサ 18A スペーサ当接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高月 満広 岐阜県安八郡神戸町大字横井字中新田1528 番地 三菱マテリアル株式会社岐阜製作所 内
Claims (1)
- 【請求項1】軸線回りに回転せしめられるロール軸に、
硬質材からなる一つ以上のスリーブと、スリーブより軟
質の材料からなり、スリーブの側面に当接せしめられる
スペーサとが取り付けられてなる圧延ロールにおいて、
前記一つ以上のスリーブの少なくとも一つのスリーブ
の、少なくとも一方の端面の少なくとも一部が、当該ス
リーブの軸線を法線とする平面に対して傾斜した平面に
一致する形状とされ、且つ、当該スリーブの当該端面に
当接するスペーサの当接部が、当該スリーブの当該端面
に隙間なく当接する形状とされていることを特徴とする
圧延ロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8352092U JPH0648901U (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 圧延ロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8352092U JPH0648901U (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 圧延ロール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0648901U true JPH0648901U (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=13804766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8352092U Pending JPH0648901U (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 圧延ロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648901U (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5452659A (en) * | 1977-08-08 | 1979-04-25 | Asko Inc | Pressure apparatus and method therefor |
| JPS6083708A (ja) * | 1983-10-12 | 1985-05-13 | Mitsubishi Metal Corp | 圧延ロ−ルにおけるシヤフトへの超硬合金製リングの固定方法 |
| JPS63268505A (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-07 | Sumitomo Jukikai Chiyuutan Kk | 組立式圧延ロ−ル |
-
1992
- 1992-12-03 JP JP8352092U patent/JPH0648901U/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5452659A (en) * | 1977-08-08 | 1979-04-25 | Asko Inc | Pressure apparatus and method therefor |
| JPS6083708A (ja) * | 1983-10-12 | 1985-05-13 | Mitsubishi Metal Corp | 圧延ロ−ルにおけるシヤフトへの超硬合金製リングの固定方法 |
| JPS63268505A (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-07 | Sumitomo Jukikai Chiyuutan Kk | 組立式圧延ロ−ル |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971014 |