JPH06501851A - ヒト免疫不全症候ヴィールスに対する痘苗(ワクチン)および治療方法 - Google Patents

ヒト免疫不全症候ヴィールスに対する痘苗(ワクチン)および治療方法

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JPH06501851A JP5501040A JP50104093A JPH06501851A JP H06501851 A JPH06501851 A JP H06501851A JP 5501040 A JP5501040 A JP 5501040A JP 50104093 A JP50104093 A JP 50104093A JP H06501851 A JPH06501851 A JP H06501851A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒト免疫不全症候ヴイールスに対する痘苗(ワクチン)および治療方法本発明は 、1988年2月3日出願の米国特許出願第151,976号の一部継続出願で ある(現在では特許出願第585.266号)。そして、米国特許出願第151 ,976号は、1986年10月16日出願の米国特許出願第920゜197号 の一部継続出願でもある。
発明の背景 1型ヒト免疫不全症候ヴイールス(HIV−1)は、遡及性(レトロ)ヴイール スで、免疫系に激しい病状でもって感染を引き起こし、後天的免疫不全症候群( エイズ)の病原体である(バージ シノーシ等(Barre−3inoussi  et al、 ) 、サイエンス誌 220:868−871 (1983) ; ポポヴイック等(Popovicetal、)、サイエンス誌 224 : 479−500 (1984)参照)。臨床的なHIV−1の分離は、リンパ節 炎関連ヴイールス(フェオリーノ等(Feorino etal、)、サイエン ス誌 225 : 69−72 (1984)’)やエイズ関連ヴイールス(レ ヴイー等(Levy et al、 )、 サイエンス誌 225 : 840 −842(1984)。
エイズは疫病となっており、痘苗(ワクチン)の開発か世界保健上の見地から優 先的問題となっている。エイズ感染者のかなりの多くは、T−リンパ球の欠乏に より免疫機能が徐々に失われている。一定の神経細胞と同様に、T−リンパ球は 表面にCD4と称される分子を有している。HIV−1は、ヴイールス粒子の表 面膜に位置する受容器を介してCD4を認識し、細胞の内部に進入して増殖し、 結果として細胞を死滅させる。有効なエイズ痘苗(ワクチン)は、HI’V−1 の表面膜にくっつく抗体を誘い出してリンパ球や他の敏感な細胞に対する感染を 防止する。
痘苗(ワクチン)は、免疫予防手段として健康な人が病原菌に感染する前に、投 与されるのが一般的である。しかしながら、病気に対する免疫療法として感染後 に有効なエイズワクチンを用いることを考慮するのも一部あることである(サー ク、J、(SalK、 J、)、ネイチャー誌、327 : 473−476  (1987))。
痘苗(ワクチン)の開発にあたっては、HIV−1の包被(“env”)が最有 力候補であると一般に考えられている(フランシス、ベトリッチア一二(Fra ncis、 Petricciani)、 ニューイングランド ジャーナルメ ディスン、1586−1559 (1985); ヴオグトおよびヒルシュ(v ogt、 Hirsh) 、感染病レビュー誌、8:991−1000 (19 86); ファウチ(Fauci) 、ナショナルアカデミ−科学紀要USA、 83 : 9278−9283)、HIV−1の包被蛋白は、分子量160,0 00のグリコ蛋白(gp160)として最初に合成された。この初期のグリコ蛋 白(gp160)は、分子量120.000の外被性グリコ蛋白(gp120) と分子量41.000の膜通過性グリコ蛋白(gp41)とに分離された。これ らの包被蛋白は、エイズ患者の抗体に対する主要な目的抗原である(バリン等( Barin et al、 ) 、サイエンス誌 228 :1094−109 6(1985))。HIV−1gp120自体は、免疫性を示し、げっ歯頚、羊 やリーサス猿やチンパンジーに対しては中性化させる抗体を誘導する能力を備え ていた(ロベイ等(Robey et al、 ) ナショナルアカデミ−科学 紀要USA、83 : 7023−7027 (1986))。
感染細胞でのHIV−1gp120自体の包被蛋白レベルが低いことや、HIV −1感染細胞からエイズ痘苗(ワクチン)を抽出するに伴う危険性があるため、 組換えDNA方法が適用され、エイズ痘苗(ワクチン)として使用するI(IV −1包被抗原が生成されてきた。組換えDNA方法の技術は、エイズ サブユニ ット ワクチンを生産するには最も優れた手法である。これは、安全て経済的に 免疫原を生産する能力を備えているからである。HIV−1包被蛋白は、遺伝子 を換えられたヴ7クシニア ヴイールスの組換えにより行われる(チャクラバー チ等(Chakrabarti et al、 )、ネイチャー誌、320:5 35−537 (1986);ツー等(Hu et al、 ) 、ネイチャー 誌、320:537−540 (1986);キー二等(Kfeny et a l、 )、バイオテクノロジー、4 : 790−795 (1986))。こ の包被蛋白は、バクテリア細胞内で生成され(プツトニー等(Putney e t al。
)、サイエンス誌 234 :1392−1395 (1986)) 、哺乳顕 細胞(ラスキー等(Lasky et al、 )、サイエンス誌、23 :  209−12 (1986))や昆虫細胞内で生成される。HIV−1gp41 内のアミノ酸配列から誘導された合成ペプチドは、エイズワクチンの有力候補に 挙げられてきている(ケネディ等、(Kennedy et at、) (19 86) ) oしかしながら、この方法や物質からは有効なエイズワクチンは製 造できなかった。
桿状ヴイールスー昆虫細胞ベクトル系を用いて組換えHIV−1包被蛋白を製造 することは、この発明の一側面であり、本出願とともに出願中であり、譲渡者を 共同とする1986年10月16日出願の米国特許出願第920.197号(現 在では米国特許出願第585,266号となっている)に開示されている(米国 特許出願第151,976号も参照)。
桿状ヴイールス系を用いると、HIV−1蛋白や他の蛋白を製造する上で有用で あることが判明した。例えば、桿状ヴイ〜ルスであるオートグラーファ カリフ すルニ力(Autographa Ca1ifornica)の核多面体状ヴイ ールス(AcNPV)をベクトルとして用いて、gp160の全長体や、感染し たスポドプテラ フルギペルダの細胞(Spodoptera frugipe rda粟夜盗虫)内に種々の蛋白質を生成した(Sf9細胞)。なお、出願係属 中の特許出願には、さい頭形のgp160の遺伝子(組換え番号 Ac5O−4 6)、組換え番号 Ac3046から製造された蛋白や、Ac3046遺伝子製 造のための精製技術が開示されている。この精製技術には、レンチル−レクチン (レンズ豆抽出形細胞凝集住物) (lentil 1ectin)親和性のク ロマトグラフィやゲル浸透性クロマトグラフィが含まれている。
このようにして精製され1こgp160蛋白のうち、凝集させて泣子化したもの は、げっ歯頚や霊長類に対して有効な免疫原となることが判明した。
理想的なエイズワクチンは、生物学的に純粋であることや非発熱性であることに 加えて、数回投与した後に感染に対して永久的保護が可能でなければならない。
この要件は、活性を弱めたワクチンに対しても当てはまる。死滅した細菌やヴイ ールスその他のものが、分離されると、毒物や蛋白質といったものがワクチンと して用いられるが、これらのものは、抗体反応は弱く、短期間の免疫効果しか有 さないことが多い。この欠点を補うには、補助剤と称される追加成分が必要であ る。この補助剤は、免疫反応を刺激する働きを有する。人間のワクチンに用いら れる補助剤に共通するものは、アルミニウム塩ゲル(リン酸アルミニウム、水酸 化アルミニウム)であり、普通にはアルミ補助剤と称せられる(ポンフォード等 (Bomford et al、 )、“補助剤”、動物細胞バイオチック 第 2巻:235−250、アカデミツク プレス社 ロンドン:1985)。
本発明は、ヒト免疫不全症候ヴイールス(HIV)に対する痘苗(ワクチン)お よび治療方法を提供することが目的であり、感染者および感染可能者に対して組 換えHIV包被蛋白を投与することとを構成要件としている。好ましい実施例と しては、包被蛋白は精製され、集められて、ワクチンとして使用するために補助 剤(例としてはアルミ)により処理されている。
図面の簡単な説明 本発明の詳細は、添付の図面と共に以下に説明する。
第1図は、E、coli プラスミドpNA2からHIV−1包被遺伝子(en v)を分離するに用いるクロニング方法を示す。斜線部分は、HIV−IDNA 配列で、空白部分はクロニングベクトルからの部分を示す。プラスミドp177 4における黒色部分は合成されたオリゴヌクレオチド(oligonucleo tide)から構成され、プラスミドp1614のSma Tの位置にSma  I・曲・KpnI片として導入されたものである。この合成オリゴヌクレオチド の配列が示されている。
第2図は、組換えプラスミド ベクトル(p 3046)を構成するために用い る手法を示し、これは桿状ヴイールス生成ベクトル(Ac3046)を構成する ために用いられる。プラスミド p MG S 3は、4.00で表されるクロ ニング位置のいずれかに桿状ヴイールスAcNPVから生成された配列(斜線部 分)を含む。この位置は、Sma IやKpnIやBglllに対して特有の内 ヌクレアーゼの制限酵素を有する。A c N P V多面形プロモータは、4 .00の位置から5′の方向にある。この配列5″−TAATTAATTAA− 3=は、3′の方向にあり、全ての三つの読取り系に転写終了コドン(特定のア ミノ酸を作り出す遺伝情報を形成するヌクレオチド3個の連続)を有する。プラ スミドp1774および合成オリゴヌクレオチド部分の配列は、第1図に示しで ある。プラスミドp3046は、p1774のHIV−1包被遺伝子の挿入され たSma rとBgI11位置との間の配列を除いてはpMGS3の全てを含ん でいる。
第3図は、Ac3046 gp160のコード配列の両側に存するDNAのヌク レオチド配列を示す。+1と+2264との間の3046 env DNA配列 は、第4図に示す。
第43図ないし第4に図は、Ac3046 (+1と+2264との間)のen V遺伝子の5′端部における合成オリゴヌクレオチドとともに示すHIV−1e nvの実際のDNA配列である。内ヌクレアーゼの制限酵素の位置は、DNA配 列の上に示され、前述のアミノ酸配列はDNA配列の下に示されている。各基に は左右に番号が付されている。
第5aeないし第5d図は、Ac3046からのenv遺伝子の配列を既知のL AV−1からenv遺伝子の配列と比較する図である。LAV−1配列は、上方 に示され、Ac3046は下方に示されている。LAV−1配列の下方の線(1 )は、AC3046の配列はこの位置では同一であることを示している。DNA 配列の番号は、ワインーポプリン等αain−Hobson et al、 ) かI、AV−1に対して記載したのと同一のものを用いている(細胞、40 :  9−17 (1985)’)第6図は、ヒトHIV−1抗体陽性血清(上のグ ラフ)および、gp160(IJ55、KL55)あるいはgp120 (AB 55、CD55、GH55)により免疫化された動物からのリーサス猿の血清( 下のグラフ)についてのELISA終点稀釈滴定を示す。このELI SA終点 稀釈滴定は、高度に精製されたgp120やgp160蛋白に対して測定される 。特別に結合させた抗体は、羊−反ヒトIgG HRP対に対して測定された。
本テストにより陽性反応を与える血清の最大稀釈は、滴定である。
第7図は、ワクチン化した血清陽性患者についてのgp160ワクチンが誘導す る免疫反応を要約した表である。
第8図(AおよびB)は、特殊なHIV包被エピトープに対して直接行われるワ クチン誘導免疫反応を示す。
第9図は、ワクチン化した血清陽性患者についてgp160に対するワクチン誘 導化子細胞増殖反応を示す。
第10図(A−C)は、ワクチン化に伴うリンパ球増殖反応を示す。
第11図は、反応者および非反応者におけるCD4細胞の経時的変化を示す。
発明の概要 組換えHIV−1gp160包被蛋白(’rgp160” ) 、とりわけ、燐 酸アルミニウムなどが補助剤に吸着されたときには、エイズワクチンとしては特 に有効であることが判明している。この発明の一側面では、組換えクローン30 46番に見出されたアミノ酸1−757に関するHIV−1包被遺伝子の蛋白に 対するコード配列を有するAcNPV発現ベクトルを扱う。また他の側面では、 昆虫細胞内の組換えHIV−1包被蛋白(および蛋白質自体)の製造に関する。
とりわけ、アミノ酸配列1−757 (すなわち03046)によりコード化さ れたrgl)160蛋白を取り扱う。
本発明の他の側面では、3046蛋白および、燐酸アルミニウムを集めるために 3046粒子の吸着する組換え桿状ヴイールスの遺伝子複製物から組換え包被蛋 白の精製および純粋化することを含んでいる。
本発明は、エイズおよびHIV感染に対する予防、治療用ワクチンおよび、エイ ズおよびHIV感染に対する予防および治療方法をも含んでいる。
発明の詳細な説明 次の例は、発明を限定するものではない。
組換え桿状オートグラーファ カリフォルニカ核多面状ヴイールス(AcNPV )は、HIV包被蛋白(組換えAc3046)のさい頭形のHIV−1gp16 0コードを含んでおり、このことは出願係属中の特許出願束920.197号( 現在では特許出願束585,260号)。組換え桿状ヴイールス含有遺伝子を構 成するために用いられるクローニングの手順は、先の出願に開示されているし、 ここにも文献として組み込まれている。
下記は、Ac3046発現ベクトルを構成するために用いられる遺伝子技術の手 順を詳細に記載したものである。ここに使用される物質は、酵素や免疫反応物を 含み、市販されているものである。本発明の製法および応用例も記載されている 。
集合的には、rgp16oとして参照される他の組換え包被蛋白は、考慮され、 組換えgp120およびg p 、41蛋白が含まれている。AC3046は、 本発明による発現ベクトルの一例であり、組換え包被蛋白でもある。
例1 アミノ酸1−757に対するHIV−1コ一ド配列を有する桿状ヴイールス組換 えA c 30 =46の生成 桿状ヴイールスベクトルにおける異蛋白発現コード配列は、一方ではポリヒドリ ン蛋白促進子(Polyhedrin promoter)および上流の配列と 同列になっており、他方では桿状ヴイールスのコード配列と揃って並んでいる。
この配列においては、桿状ヴイールスの遺伝子とに対応する組換えは、ポリヒド リン蛋白促進子および不活注形遺伝子と並んでいる異物コード゛配列の転写を起 こす。
したがって、HIV包被遺伝子の製造のために、多様な挿入ベクトルが創生され ている。挿入ベクトルであるNfGS3は、下記に述べるように、ATG転写開 始コドンを供給するためのものである。このベクトルに異物配列を挿入するに際 しては、転写開始コドンにより生じた転写系か異物配列を全体的に正しく維持さ れる状態で行われる。挿入ベクトルNlG53は、悪疾(plaque)を精製 したAcMNPV分離体から得られ7′:DNAのEcoRI−I制限片クロー ンから構成されたものである(WT −1,)。二〇\1Gs3は、下記の構造 的特徴を有している。
(a、 )多面的遺伝子のA T G開始コドンから上流側に400C1bl) の配列がある。
(b)位置指力形の変種生成に誘導された高度連鎖子を有し、多面体コドンに対 応する位置に存するA T G開始コドン、制限付ISma L Kpn L  Bgl 1■および汎用停止コドン断片から成っている。
(C)多面体遺伝子の内側でゐるKpnl制限位置からEcoRI−rクローン の末端EcoRI制限位1に延びる1700bl)の配列がある(第2図参照) 。
例2 アミノ酸1−757に対するLAV envコード配列を有する桿状ヴイールス 紐換えの生成 第1図にNA2として示す組換えプラスミドは、pUc18に挿入された全体の HIV−1親和性ヴイールスの21.skb切片からなる。ヒトの所定の細胞に 感染してからヴイールスとなることから、このクローンは、感染性とされている (アダチ等(Adachi et al、 ) 、雑誌ヴイールス学、59 :  284−291 (1986))。NA2に含まれる完全な包被遺伝子配列は 、HIVのLAV種から誘導されたものである(バージ シノーシ(Barre −3inoussi)、1983)。
HIV−1の包被遺伝子は、分離され、下記のように処理される(第1図参照) 。この包被遺伝子は、NA2から3846bp EcoRI/5acI制限断片 として最初は分離され、EcoRI/5acl制限位置pUc19にり。−ユン グされる。この結果生じたプラスミドは、p708として特定される。
包被遺伝子は、その後に2800bp KpnI制限断片として再度分離されて 、pUC18のKpnI制限位置にクローニングされる。この結果生じたクロー ンは、p1614として特定される。
このp1614におけるKpnI制限断片は、HIV包被遺伝子の僅かにさい頭 形部分を含んでいるから、N一端部の121bpに対応する配列は失われている 。この失われた部分の遺伝子は、誘導形ペプチド配列を含み、二重螺旋の単量体 (oligomer)の挿入により置き換えられている。挿入された単量体は、 適宜の多面体遺伝子コドンを用いてLAVアミノ酸配列配列創生される。この遺 伝子組換え操作を促進するために、ATG開始コドンの代わりに新たなSma  I制限配列か同時に導入される。ATG開始コドンは、桿状ヴイールス挿入ベク トルにより供給される。この結果生じたプラスミドは、p1774として特定さ れる。
第2図において、HTV−1包被の様々な領域にコード配列を含むp1774か らの制限断片は、クローニングされてNiG5挿入ベクトル(例:MGS3)と なるから、挿入ベクトルのATG開始コドンは、包被遺伝子のコドンとともに組 み込まれている。p1774の構造は、プラスミドベクトルpMGS3のSma I/BglIIの位置に挿入されたp1774から分離されたSmaI/Bam HI制限断片から成っている。このクローンは、gl)160のアミノ酸1〜7 57に対する配列コードを有し、5fGS3ベクトルにより供給された終端コー ドを利用している。
例3 組換え桿状ヴイールスの創成および選択HIV−1env遺伝子絹換えプ ラズミドp3046は、A c ki N P V (WT−1)とともに沈澱 させた憐酸カルシウムであり、非感染状態のスボドプテラフルギベルダ(Spo doptera frugiperda粟夜盗虫)の細胞に加えられる。ついで 、仮想上の遺伝子は、相同組換えによりAcMNPV配偶子に挿入される。組換 えヴイールスは、閉塞性陰性悪疾形態学(occlusion negativ e plaque morpholOgいにより同定される。このような悪疾は 、細胞破壊効果を示すが、核の閉塞は起こさない。二回の追加的な悪疾精製が続 いて行われて、純粋な組換えヴイールスを得る。組換えヴイールスDNAは、こ れらの制限、混成特性を野生のヴイールス形DNAと比較することによりHIV  env配列への挿入位置特定のために分析される。
例4 組換えからのHI V e n vの発現感染した1虫細胞内の桿状ヴイールス 昆虫細胞内の組換えヴイールスからのHIV env配列の発現により、結果的 には第1次転写物質が合成される。この第1次転写物質は、組換えベクトルから 供給されたコドンから転写されたアミノ酸からなる。この結果、ポリヒドリン蛋 白促進子から発現ベクトル(例:rgl)160)上の転写末端誘導部への下流 に存する発現ベクトルのAGTI始コドンに対する全てのアミノ酸を含む蛋白質 が生成される。第1次転写物質であるAC3046は、Arg (位置4)が元 のLAVクローンでは位置2のA r gであるところの終端位置にてはMet −Pro−G 1 y−A r g −Va 1と読める。Me t−Pro− Gly:+トンはクローニング技術の結果により供給される。
例5 gp160挿入子およびD N A両側のヌクレオチド配列DNA両側およびg p160挿入子のヌクレオチド配列は、ヴイールス形発現ベクトルAc3046 DNAから分離された制限断片により決定される。かかる配列技術は下記の手順 による。3.9kbのEcoRV−BamHI断片は、Ac3046ヴイールス 形DNAの制限的取り込みにより精製される。このAc3046ヴイールス形D NAは、ワクチン製造のために用いられた媒介細胞に存在する細胞外ヴイールス から創成されたものである。
第2図に示すように、3.9kbのEcoRV−BamHI断片は、全部のgp 160遺伝子、上流の100bpおよび両側DNAの下流の約1000bpから なる。このうち、全部のgp160のヌクレオチド遺伝子配列は、上流の100 bpおよび両側DNAの下流の1000bpを含めて決定されている。
要するに、配列決定の結果、クローニング技術で予想したように仮想上の構造が 現れた。gp160の配列は、ワインーポプリン等(1985年)が報告した通 りであった。転写開始と思われる位1と終端コドンとの間に存する2253基の 配列により、751アミノ酸コドンおよび28潜在形N一連鎖型の糖形成化位置 が予測される。このrgp160算定分子量は、残存する糖分を含めて凡そ14 5.000である。pNA両側の200基の連続的分析により、第3図、第4図 および第5図に示すように、正しい挿入を示していることが分かる。
例6 gp160のアミノ酸配列 自動化されたエドマン減化■dman degradation)およびHPL C法を用いて、gp160の最初の15残留部分のN一端末部分がDNA配列か ら予測されたそれと同一と決定された。N一端末部分のメチオニンは、gp16 oの蛋白質には存在していない。このことは、AcNPV多面体蛋白質がN一端 末部分のメチオニン無しで生成されることの知見と理論的に整合する。結局、実 際のgl)160DNAおよびN一端末蛋白の配列は、AcNPV 3046  DNAおよび精製されたgp160の分析により決められたように、下記に示さ れる(表1)。
表1 AcNPV 3046発現ベクトルにおけるLAV env遺伝子残存物 2 3 4 5 6 7 F3 9 10 11 12 13 1.4Pro  Gly Arg Val Lys Glu Lys Tyr Gln His  Leu Trp Arg Trp1y ATG CCCGGG CGT GTG へAG GAG AAG TACCA へ CACCTG TGG CGT TGGGGに れらの結果を元のLAV−1のクローンと比較すると表2が得られる。
表2 元のLAV−1のクローンにおけるLAV env遺伝子残存物 1、2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14Met  ArgVal Lys Glu Lys Tyr Gin His Leu T rp Arg Trp Gly、へTG AGA GTG 〜AG GAG へ AG TAT CへG CACTTG TGG AGA TGG GGG例7 組換えgp160の精製 本発明の一側面においては、A C3046発現ベクトルにコード化された祖換 えHIV−1包被蛋白を抽出して精製する製法が用いられている。組換えHrV −1包被蛋白gp160は、Ac160注人後4〜5巳間でS、フルギペルダ( S、 frugiperda)の細胞内に生成される。rgl)160の精製は 、下記の手、順で行なわれる。
1、細胞の洗浄 2.細胞溶解 3.ゲル浸透クロマトグラフィ 4.レンチル −レクチン(Lentil Lectin ;レンズ豆から得られるレクチン) 親和性クロマトグラフィ 5.透析 本例は、2X10’個のAc 3046の感染細胞から得られた組換えgp16 0を精製する方法を記載している。
1、細胞の洗浄 感染細胞は、50mMのトリス緩衝液(Tris buffer pH7,5)  、1mMのE D T Aおよび1%のトリトンX−100を含む緩衝液によ り洗浄される。この緩衝液内で細胞か懸濁さn通常の手法により均一化され、5 000rpmにより20分間遠心分離される。この手順を3回繰り返す。
2、細胞溶解 感染細胞は、5QmMのトリス緩衝液(pH8,0〜8.5)、4%デオキシコ レ−t−(deoxycholate)および1%ベーターメルカプトエタノー ル内で衝撃音波法(sonication)により溶解される。この衝撃音波法 は、通常の技術により行われる。衝撃音波法を行った後には、核膜の残存物のみ が無傷状態で残り、これらは5000rpmにより30分間遠心分離により取り 除かれる。抽出されたgp160を含む表面浮遊物は、無傷状態の細胞で、光学 顕微鏡による観察で確認される。
3、ゲル浸透 ゲル浸透の操作は、セファクリル樹脂(Pharmacia社製)により充填さ れたファーマシアの5.OX50cmガラスカラム内で行われる。全層体積は、 おおよそ1750m1である。このガラス柱および接合部分を非発熱性にして浄 化するために、少なくとも6リツターで0.1規定の水酸化ナトリウムをガラス 柱に24時間流す。このガラスカラムからの流出物は、UV−流量セル、モニタ ーおよびチャート記録器(pharzacia社)に接続され、4リツターのゲ ル浸透緩衝液により平衡化される。未処理のgl)160は、ガラス柱に詰めら れてゲル浸透緩衝液により処理される。このガラスカラムにより、この未処理の 混合物か三相の大きなUV吸着成分に分離される。最初のピークは、緩衝液て略 500m1と700m1の間で現われる。ついで、第2のピークは、略700m 1と1400m1の間で、第3のピークは略1400m1と1900m1の間で 現われる。これと同じ現象は、最初のピークが本質的で分子量2,000,00 0以上を示すことを決定する小形の分析カラムによっても観察される。
このピークは、高分子量の脂質および脂質:混合物の析出により半透明状態であ る。このピークには、感染細胞から抽出されたgp160の10%から20%が 含まれている。明らかに、gp160のこの部分は、自己と複合化さnlあるい は他の成分と複合されて高分子量の析巴物となっている。
第2の幅広なピークは、gp160の大半が含まね、分子量が略18,000と 200,000との開蓋白質を含んでいる。
第3のピークには、資料中のベーターメルカプトエタノール(β−mercap toethanal)のため、少量の蛋白が含まれている他は、大半がUV吸着 である。
UV吸着を追跡の結果、第2のピークを最初に検出したときには、ガラスカラム からの流出物は、レンチル−レクチンカラム(lentil ]ectin c olumn)に直接与えられる。第2のピークがガラスカラムから消えたときに は、流出物は、レンチル−レクチン(lentil Ieetin)カラムから 外し、そのまま捨てる。
4、レンチル−レクチン(Lentil Lecti、n) (レンズ豆から得 た細胞凝集性物質)レンチル−レクチン親和性ゲル媒体(Lentil Lec tin−3epharose 4B)は、薬局から大量に購入される。レンチル −レクチンは、セファデックス(クロマトグラフィ用球状粒子) (Sepha dex)で親和性クロマトグラフィにより純度98%以上に分離される。ついで 、シアン化硼素を用いてセファローズ 4 B (Sepharose4B)に 結合させることにより固定される。この母液は、ゲル1mlに対して略2mgの レンチル−レクチン(ligandとして)を含んでいる。レンチル−レクチン カラムは、5.0cmX30cmのガラスカラム(Pharmacia社)で、 125m1のレンチル−レクチン セファローズ 4 B (Lentil L ectin−Sepharose 4B)ゲル(高い分子量を有する物質を低分 子化するための濾過媒体)を含んでいる。
この母液は、完全に洗浄後に再び利用され、仕入れ先から指示された手法により 再生産される。使用しない場合には、ゲルは、0. 9%NaC1,1mM M nCl2.1mM CaC1□および0.01%のチメロサール(thimer osal)の溶液を含んだガラスカラム内に貯蔵される。このガラスカラムは、 既述したように使用毎に洗浄されて250m1のレンチル−レクチン緩衝液によ り平衡化される。
未処理のgp160は、既述のようにゲル浸透柱から流出しているときに亘接ガ ラスカラムに移される。未処理のgp160が、このガラスカラムに接続される と、0.1%デオキシコレート(deoxycholate)を含む800m1 のレンチル−レクチン緩衝液により洗浄される。このような状況下で、全てのg p160は、ガラスカラムに付着される。0.3Mのα−メチル−マノサイドを 含むレンチル−レクチン緩衝液を用いることにより、付着されたグリコ蛋白を溶 離させる。これは、280nmの波長域でUVモニターを介して観察される。
5、透析 通常の透析手法により、糖およびデオキシコレート(deoxycholate s )か取り除かれる。1リツトルの感染細胞から得られたgp160の精製は 、下記の表3のように要約される。
本発明の池の実施例では、ゲル浸透法に代わって、通常のイオン交換クロマトグ ラフィ(陰イオン性および陽イオン性)が用いられる。また、手順の順序はあま り重要ではない。例えば、ゲル浸透法あるいはイオン交換クロマトグラフィがレ ンチル−レクチン浄化手順の後に続いてもよい。本発明によれば、他の反応試薬 が用いられてもよい。例えば、組換え蛋白純化に当たっては、デオキシコレート (deoxycholate)の代わりに、他の洗浄剤が利用されてもよい。こ れらには、Tween 20(ポリツルベイトPo1ysorbate 20  ) 、Twe e n 80.ルブロール(Lubrol)およびトリトン X −100(Triton X−100)といった非イオン性の洗浄剤が含まれる 。
表 3 純化手順の要約 例8 A0gp160粒子の構成成分 本発明の一面においては、純化工程の間にgp160の抗原は、分子量2.Oo o、ooo以上の粒子から成っていることか判明した。このgp160の蛋白は 、80〜90%の単量体(分子量160.000)と80〜90%の多量体(粒 子状)の混合物として細胞から抽出された蛋白である。ゲル浸透工程により、g p160の集合体を取り除く。gp160の純化工程により(ゲル浸透ガラスカ ラム(。。lu工n)における第1のピーク)、gp160は他の細胞と複合化 、あるいは膜片と複合化している可能性を示唆している。しかしながら、ゲル浸 透ガラスカラムにおける第2のピークでgp160の抗原では、略160.00 0〜300.000の分子量を有しているから、単量体もしくは二量体になって いることは支配的である。
gp160の集合物や多量体は、レンチル−レクチン処理の工程で、形成される 。デオキシコレートに対して0.2%臨界ミセル濃度(CMC)であるところの 0.596のデオキシコレート(deoxycholate)中のレクチンカラ ムから溶離したか、あるいは0.1%のデオキシコレート(deoxychol ate)中のガラスカラムから溶離したかによって、抗原が凝集形態をとること が決められる。
凝集物の大きさは、高解像度FPLCスパローズ12 (Superose 1 2 )カラム(Phannacia社)により計測される。純化されたgp16 0の代表的試料は、プループキシトラン標準薬の分子量2,000,000にほ ぼ等しいか、あるいは若干大となる大きさを持っている。シュバラ−等(Sch waller et al、1989年)による交鎖の研究によれば、昆虫細胞 内で生じたgl)160は、同類中の3量体であることか判明している。この研 究により、HIV感染細胞およびヴイールス粒子内のgp160は、3量体であ ることも分かっている。こうして、未処理のHIV gp150に見られるのと 同様に、組換えgp160の粒子も、第3元および第4元構造を呈しているはず である。
適宜の第3元の構造は、gp160を正しく包み込むに必要なエピトープの形成 にとって重要である。非糖化蛋白は、結着、洗浄工程においてのgp160抗原 への付着から取り除かれてレンチル−レクチンカラムに移行するから、gp16 0の非親水性の蛋白は、分子内結合を形成し始める。濃度が、CMC以上であり 、抗原か複合体を形成していることから、デオキシコレート(deoxycho late)は、gp160には結合しないであろう。本発明によって精製したこ とから、この抗原の成分が集合物になることは、この蛋白自体の固有の性質であ ろう。gp160蛋白の極めて非親水性のN−終端配列部分があることにより、 粒子形成上、本蛋白の中性化に寄与し得ると考えられる。精製した後には、gp 160?J(合体は、蛋白質を実質的に失うこと無<0.2ミクロンのセルロー スアセテートフィルタにより滅菌状態に濾過される。
B0粒子形成の分析 精製されたgT)160粒子の電子顕微鏡による分析結果では、30〜1100 nの蛋白質状態の球形粒子であることか判明している。
この粒子の存在について追加的な実験によれば、精製されたgp160はゲル浸 透法により分析されたものである。略100ミクログラムのgp160がスパロ ーズ12、FPLCゲル浸透HRIO/30カラム(Pharmaeia社)に 加えられる。このカラムは、最初は蛋白分子量基準液により較正されている。こ のカラム(column)からの蛋白形成体は、高度に再現性があり、吸着体積 は、蛋白基準液の分子量に反比例する。このカラムにより単量体のgp160が 多量体形成物から分離され、2×106以上の分子量の球形蛋白を取り除く。こ のカラムにより処理されると、精製されたほとんど全てのgp160は溶離して 容量的には無くなる。このため、分子量は2X106 (2,000,000) 以上となる。
例9 A、gp160のアルミへの吸着 免疫的補助剤としての不溶解性複合物の効果は、抗原の固体相への吸着の完全性 に依存している。本発明の一部においては、アルミの複合体は、gp160アル ミ複合体が免疫原としての可能性を減少させないpHであって、gp160を効 果的に吸着するようになっていることが判明している。このアルミ複合体(濃酸 アルミニウム)の形成工程で制御対象となる要素は以下の通りである。
1、抗原のアルミに対する吸着の最適pHは凡そ5.0である。しかしながら、 gp160は、pH7,5に対してpH6,5で免疫性を喪失することが分かつ ているため、アルミは7.1±0.1のpH範囲で形成される。このpH範囲で もほぼ100%のgp160がアルミに吸着されることか判明している。
2、NaC1から発生したイオン力は、比較的低く0.15M足らずである。
3、燐酸ナトリウムに比較して塩化アルミニウムのモル過剰は、表面浮溝物には 燐酸イオンが含まれていないことを示すものである。
4、gp160は、新たに形成されたアルミに加えられて結晶成長を阻止し、粒 子の大きさを最小限にする。
以上の手順にて200m1のアルミを調整して精製されたgp160に吸着させ るので、抗原の最終濃度は下記の通り40μg/mlとなる。
B1反応試薬の調整(200ml全基準化液)下記の溶液を滅菌済みで非発熱性 の100m1ボトルないしはビーカーを用意する。ついで、塩を溶液1、溶液2 および水酸化ナトリウムに混合し、0.2ミクロンのセルロースアセテートフィ ルターにより濾過して後に、滅菌済みで非発C,アルミの形成 1、溶液1(アルミニウムーナトリウム−アセテート)を25m1の滅菌済みて 使い捨てピペットを用いて基準液用の容器に加える。この際、溶液1の容量に留 意しながら、溶液1を攪拌する。
2、溶液2(燐酸ナトリウム)を25m1の滅菌済みで使い捨てピペットを用い て基準液用の容器に加える。攪拌を続けながら、析出させる。なお、この際、溶 液1の容量に留意する。
3.3mlの溶液3(水酸化ナトリウム)を加え、5分間攪拌を続ける。0゜5 mlの試料を採取してpHを測定する。pHが7.0以下であれば、さらに0゜ 5mlの水酸化ナトリウムを加えて、さらに5分間攪拌を続け、再び試料のpH を測定する。この操作をpHが7.0と7,2の間になるまで継続する。
4、基準液用の容器(溶液1+溶液2+溶液3)に加えられるべき全容量を決定 し、滅菌済みのWFIを足して100m1にする。
5.1mMトリスpH7,5の100m1内の純粋化gp160を8.000マ イクログラムを直接基準液用の容器に加える。
6.20分間攪拌を続け、ついで基準ワクチンを滅菌済み薬瓶内に配合する。
例10 アルミ吸着gp160の免疫能力(特殊Ab反応)創生された抗原(ワクチン) の免疫性を決定する一般的方法は、一定量の抗原を単投与された一群のネズミに 対する特殊な抗体反応を測定することである。投与から4週間後に、ネズミから の放血により、特定の抗原に対する血清の抗体レベルを例えばELISAといっ た標準試験により測定する。ここに特定の抗原とは、通常の動物を免疫化させる のに用いる抗原をいう。また、ELISAは、Enzyme 1inked i mmunosorbent assay (酵素結合形免疫吸着試料)の略であ る。
純粋化されたgp160のネズミに対する免疫性については、補助剤無しでpH 6,0およびpH7,5の場合、例9に記載のようにアルミ吸着の場合ならびに フロイント(Freund)の完全補助剤を混合させた場合に分け、下記(図4 )のように要約される。
表4 1μg 無し、pH7,587020,14057% 476無し、pH6,0 87020,11026% 27′7アルミ 8702 1.000 90%  9/10アルミ 8705 2.285 100% 6/′6フロイント 86 04 1.10883% 576フロイント 8702 1.396 100%  7/70.1μg フロイント 8604 0.434 67% 47′6ア ルミ 8705 1.003 67% 4/62、ネズミは、免疫化後28日で 採血され、ゲル純粋化され、gp160に対してELISA試薬内で1=10の 稀釈により血清が試験される。市販のELISA試薬(ジエンチック社のEIA  ELISA)を用いても、未処理のHIV−1蛋白に対して1 : 400の 稀釈の血清については、同様の結果が得られた。
3、全試験数(N)に対する血清転換したネズミの数(P)に対する比である。
1、 0マイクログラムの単投与のgp160により免疫化されたネズミは、補 助剤がなくても表1に示すように、gp160に対する抗体反応を誘発する。し かしながら、もっと有力な抗体反応は、アルミの補助剤を吸着したgp160の 1、Oマイクログラム投与の場合である。フロイントの完全補助剤混合あるいは アルミにより調整された場合で、gp160の1.0マイクログラム以下の単投 与では、免疫処理したネズミのうち血清転換率が50%以上となることが分かる 。
gp160の抗原は、pH7,5ないしpH6,0での非調製の抗原はどはネズ ミにおける免疫力はないが、低いpH領域では免疫能力が失われる。
例11 アルミ吸着gp160の免疫能力(ELISA 血清研究)候補ワクチンか免疫 反応を誘発する能力を有することは、極めて重要な生物学上の特性である。アル ミにより調整したgp160ワクチンが、動物に対して免疫力を付与し、このア ルミl助剤が免疫力を増強することを確認するために下記の実験か行われた。
先ず当日である零日(0日)には、10匹からなるネズミ群には、0.5μg1 1.0μgあるいは5.0μgのgp160のみの単投与、アルミ吸着gp16 0の単投与ならびに、フロイントの完全補助(CF A)処理gp160の単投 与がされた。28日経過後には、ネズミは放血により血清がELISA(稀釈: 1:10)を用いてgp160に対する抗体の存在か検査された。
28日目に検査された血清からの結果は以下に示す表5に要約されている。全て のネズミにおいて、50%以上の血清転換率が見られた。すべての投与において 、血清転換率の数および平均血清吸着(ELISA試薬で1=10稀釈でのOこ の結果は、アルミ補助剤が大幅gp160抗原の免疫能力を向上させることを示 している。
表 5 注入後28日経過 投与量0.5μg 投与量1.0μg 投与量5.0μg平均値 平均値 平均 値 P/N’ OD5 P/N OD P/N ODgp160 9/10 .40 7 7/10 .699 7/10 .430gp160(alum) 9/1 0 .547 8/10 .797 10/10 1.347gp160(CF A) 10/10 1.130 10/10 1.967 10/10 1.3 17’: VaxSyn″m0HIV−1ノ0.5 μg 、1.0μg、5. 0μgの投与量で免疫化28日経過時点での全数(N)に対する転換ネズミ数( P)の比5・1・10の血清稀釈てのgp160に対するスポンサーのELIS A試薬により測定して、血清転換されたネズミの平均吸着(OD45o)例12 中性化資料 HIV−1中性化試薬は、創成した抗体が、培養したヒトのリンパ球細胞にHr v−1ヴイールスが感染するのを阻止するかどうかを決定するのに用いる一般的 な手法である。gp160で免疫化した動物からの反血清がHIV−1中性化試 薬中で試験され、その結果が下記の表6に要約されている。
のマイクログラム量を示す。
7:非免疫化動物の血清に晒されたHIV−1感染細胞に比べて50%だけ感染 阻止する反血清の最大稀釈を示す。
モルモット(guinea pigs) 、兎やリーサス猿も、アルミあるいは フロイント(freund ” s)補助剤を用いてgl)160により免疫化 された。一般にこれらの動物に対する免疫化は、HrV−1包被蛋白に対して良 好な抗体反応を示した。
例13 チンパンジーに対する免疫性 遺伝子的に見て、チンパンジーは人間に最も似ている近縁であり、今のところで はHIV−1感染の唯一の動物例である。
3匹のチンパンジーにおける安全性/免疫性の実験では、二匹のチンパンジーが アルミ調整ワクチンのgp160の40μgおよび80μgにより免疫化された 。これらは、4週間用には、gp160の40μgおよび80μgか増強免疫と して投与された。残りの対照用チンパンジーには、1mlの食塩水を投与した。
血清試料は、週毎に各チンパンジーから分析し、gp160およびHIV−1ヴ イールス抗原に対する抗体を調へた。この際には、三つの免疫試料、すなわち純 粋化gl)1601.:対しテマイクロンエネシス社(MicroGeneSy s、 Inc、)により開発されたELISA試薬、ウェスターンプロット分析 試薬(Jestern Blot analysis)および市販のHIV−I  ELISA試薬をそれぞれ用いた。これらの分析結果を下記に示す。
A、ELISA (7グサーチ HI V 160 (MGSearch )I lff 160) )ELISA試薬は、ELISA試薬およびマグサーチ H IV 160は、gp160に対する免疫吸着剤で、これについては、本出願と ともに出願係属中であり、同−譲渡人とする特許出願第920.197号に記載 されている(現在では特許出願第585.266号)。なお、マグサーチは、米 国、コネチカット州、メリデンに所在するマイクロジエネシス社の商標名である 。
免疫化する前で、最初の免疫種痘の11週後に採取された血清試料は、1:10 から1:100.000に稀釈され、ついで点滴(スポット)あたり100μg の純粋化gl)160を含むニトロセルロース片により培養した。この場合の終 端点稀釈滴定は、山羊の反ヒトTgGアルカリーフォスファターゼ複合物で検出 されたように、反gp160抗体に対して陽性と示されたところの最も高い稀釈 率であった。
対照用動物であるチンパンジー、および免疫種痘された免疫前のチンパンジーの 血清試料は、陰性であった。80μgを投与されたチンパンジーは、2週間用の 1 : 100の稀釈で陽性であり、40μgを投与されたチンパンジーは、4 週間用の1:10の稀釈で陽性であった。gp160に対する抗体の点滴は、4 過用まで続けられ、この時点での終末点稀釈滴定は、それぞれ略1:100,0 00および1:2.000,000になった。双方のチンパンジーにおける抗体 滴定は、6〜11週目に過用て僅かに減少した。
この種の反応は、人間のB型肝炎ヴイールスに対してワクチン種痘したチンパン ジーに共通して所見される抗体反応と量的にも質的にも類似している。
B、市販のELISA試験 ヴアクシン(vaxSyn)により免疫化されたチンパンジーの血清からのウェ スターン プロット分析、ならびにマグサーチ HIV 160 ELISA( MGSearch HIV 160 ELISA)から明らかなように、チンパ ンジーは血清転換され、組換えgp160に対して抗体を有するようになってい た。なお、ヴアクシン(vaxSyn)とは、ここに記載するエイズワクチンに 対するマイクロシエネシス社の商標名で加し続けた。40μgのgp160を投 与されたチンパンジーは、6週間用で1:100の稀釈て陽性てあった。
例14 gp120とgp41との間の抗体の分布ワクチン種痘動物のgp160に対す る抗体反応が、gp120あるいはgp4】若しくはこれら双方にも示されるか どうかを確認することは意義深いことでた。この免疫的手法としては、放射性免 疫析出法(RI P) 、免疫蛍光法(IF)、ウェスターン プロット分析( WB)および量的ELISA法などを用いている。
第6図は、異なる三種の祖換え抗原に対する免疫活性を要約するものである。
異なる三種の組換え抗原とは、 CART] [TAB] (1) gp120 〜デルタ(分子のC−末端部からほぼ40個のアミノ酸が欠落している、さい頭 形組換えHIV−1gp120); f:ART] [TAB] (2)(組換 えHIV−1gp120の全側鎖長に亘る’); [ART] [TAB] C 3)gp160をいう。
HIV−1抗体陽性の50名のヒトの血清、ならびにプールされた3名のヒトの 血清は、gp160に対しては高度に活発であり、gl)120に対しては穏や かであり、さい頭形gp120に対しては抗体がほとんどないか、あるいは皆無 であった。さい頭形gp120は、HIV−1の外被糖蛋白の90%以上を占め 、保護に対する決定因子を含んでいそうである。ヒトのエイズ陽性血清がこの包 被蛋白領域に対してほとんど抗体を持っていないという所見は、ヴイールス感染 に対する免疫反応が十分保護されないことや、通常の実験では、ヒトの陽性血清 が低い中性化活性しか示さないことと符合している。
これに対して、gp160あるいは、さい頭形gp120により免疫化したリー サス猿ては、さい頭形gp120のHIV−1包被蛋白に強く反応する抗体を有 する。ヴイールス包被に沿う抗体認識位置の分布の相違、ならびに猿に見られる 比較的高い力価は、猿の血清が高い中性化力価を有していることを説明している 。
ヒトの血清および免疫リーサス猿血清におけるこれら三種の組換え包被抗原の免 疫活性の量的評価は、第7図に示されている。gp160により免疫化した動物 の血清を含み、試験した全ての猿の血清は、さい頭形gl)120抗原(gp1 20−デルタ)に対して高い滴定抗体を有していた。
この結果により、組換えgp160は、リーサス猿では自然感染中に生ずること の多い抗原反応とは異なる抗体反応を誘発することか判明した。これらは、免疫 化した猿に多く認識され、gp−160のgp120−デルタ領域にあるエピト ープであり、これらは感染中にはヒトの免疫系には見られないものである。これ らの新たなエピトープは、HIV−1に対する防護にとって重要であり、HIV 感染に対する予防および処置上、組換えgp160の重要な特性となろう。
例15 療法的なワクチン投与 30名の)(IV血清陽性患者に対する臨床試験が行われ、HIV感染者個々に 対してクローニングしたHIVgp160 (既述したように、桿状ヴイールス 系により生成された)のワクチンの効果が決定された。
組換えgp16clによるワクチン化により、30名のHIV血清陽性志願者の うちで19名の者(63%)が、gp160HIV特異的体液、細胞的反応にお いて増加の傾向にあった。6回分のワクチン投与を受けた15名の志願者のうち 14名(93%)が、全gp160抗体において増加を示した。したがって、組 換えHrV蛋白(すなわち、rgp41、rgp120、rgp160およびこ れらの混合物)は、HIV、ll染患者を治療する方策上で、効果的に投与され たといえよう。
本発明の実施例上、HI V蛋白の有効量は、下記に示す既知の技術に基づいて 定められる。一般的に、このような有効量は、感染患者の体重(Kg)あたり1 μgから100μgの範囲内にある。服用のための投与回数についても、既知の 方法で決定されよう。好ましくは、本発明の分野における通常の知識を有する者 にとってはよく知られているように、非経口的投与、すなわち静脈投与、腹膜内 投与、筋肉投与あるいは皮下投与などにより行われる。
A、志願者の選択 HIV感染患者のうち30名の志願者は募集によるものだった。HIV感染初期 の段階での血清陽性志願者は、ウォルターリード(falter Reed)段 階1あるいは段階2と定義されるが、これらの者は、登録のための有資格者であ った。ウォルターリード(falter Reed)段階1あるいは段階2とは 、リンパ腫(1ympbader+。
pathいが生じても生じなくても、CD4細胞の数が3ケ月経過以上で400 を下回らないものをいう(レッドフィールド等(Redfield et al 、) 、ニューイングランド ジャーナルメディスン、314:131−132  (1986))。追加的な志願者基準は、18歳から50歳までの成人に限り 、正常な到達血球数測定、末端器官の疾患なし、試験前12ケ月間にわたってア ルコールおよび薬物常習者でないことであった。全患者は、任意抽出法により治 療群に組み入れる前に、2ケ月の基本的評価を受けた。試験中に対遡及性ヴイー ルス(anti−retroviral)薬剤あるいは免疫遅効性の薬剤投与を 受けた者はいなかった。
30名の志願者のうち26名は男子で、4名が女子であった。このうち14名が 白人(コーカシアン)、13名が黒人で3名がスペイン系であった。平均年齢は 、29歳であった(18歳から49歳の年齢範囲)。登録資格者のうち8名は、 ウォルターリード(falter Reed)段階1であり、他の22名はウォ ルターリード段階2にあった。CD4数の基本的平均値は、668であった(3 88がら1639の範囲)。最初診断から研究対象となるまでにかかった平均期 間は、24ケ月であった(3ケ月から49ケ月の範囲)。
B、ワクチンの製造および免疫化計画 既に説明したように、試験用ワクチンは、桿状ヴイールス発現組換え蛋白として gp160から得た非感染サブユニット糖蛋白からなっている。免疫性蛋白は、 鱗し類昆虫細胞から製造され、生物学的に純粋化され、最終的なワクチン処方の ため燐酸アルミニウムに吸着された。
gp160の三つの投与処方が用いられた。すなわち、ミリリットルあたり40 μgであり、ミリリットルあたり160μgであり、ミリリットルあたり320 μgであった。注入容積は、40μgおよび160μgの双方では1mlであり 、640μgの投与ではミリリットルあたり320μgの2mlが用いられた。
30名の志願者5人づつ6群に分かれた。計画Aと計画Bとの二つの免疫化計画 が企画された。計画Aでは、ワクチン投与量が0130および120日に分かれ た。計画Bでは、ワクチン投与量が0.30.60.120.150および18 0日に分かれた。各免疫化計画(AあるいはB)内に、下記の表7に示すように 、異なる回数のワクチン投与されたのは三つの群であった。全てのワクチンは、 筋肉注入により三角筋に投与された。実験継続期間は10ケ月であった。最初の 2ケ月は、基本評価であり、次の8ケ月は最初の投与からの補足的評価である。
表 7 免疫化計画 gpieoの投与量(μg) 投与量 0 30 60 120 150 180計画A 第1群 40 40 40 第3群 160 160 160 第5群 640 640 640 計画B 第2群 40 40 40 160 160 160第4群 160 160  160 640 640 640第6群 640 640 640 640 6 40 640C8安全性および毒性についての評価 各志願者には投与後の第0日、第1日、第2日、第3日、第15日および第30 日にそれぞれ面会して診察した。これらの各志願者に対しては、発熱の有無、寒 気、む力りき、吐き気、関節痛(関節の痛み)、筋肉痛(筋肉の膚み)、不快感 、じんましん(皮膚の一過性症状)、咳き込み、眩量あるいは頭痛について問診 した。ワクチン注入による投与量!について局部的反応を評価する試験は、紅斑 、腫れ、かゆみ、痛み、過敏症、皮膚褪色、皮膚荒れ、リンパ腫の局部変化、注 入端部の機能変化および注入位Iの皮下層形成について行われた。月毎の到達血 球数測定、血清の化学変化、凝結面および尿分析についても評価が行われた。
体外での細胞免疫機能が、T細胞−表現型(全リンパ球、CD4、およびCD8 の表現型)により評価された(リックマン等(Rickman et al、  )、臨床免疫学52 : 85−95.1989 ;ビルクス等(Birx e t al、) 、後天的免疫不全症候群誌 4 :188−196、1991) 。有糸分裂原(アメリカヤマゴボウおよびコンカナバリンA (Concana 〜aliX1A) (タチナタ豆から生成された有糸分裂性レクチン))および 対照抗原(カンジーダ アルビカンス園および破傷風医)に対するT細胞の増殖 的反応も評価された(上述のビルクス等)。対照抗原(風疹菌、破傷風トキソイ ド、力ンジーダ アルビカンス菌およびトリコフィトン(trichophyt on))に対する遅延性皮膚過敏テストにより、人体内の細胞免疫機能か評価さ れた。
末梢血球単核細胞(PBMC)および血しょうに関する量的なヴイールス培養に ついては、プルケ等(Burke et al、 )か後天的免疫不全症候群誌 の3 :1159−1167.1991て記載された方法で評価された。DNA ポリメラーゼ連鎖反応(ワーゲス等(Wages et al、 )、医学的ヴ イールス学誌、33:58−63.1991)および血清p24抗原レベルは、 体内のHIVヴイールス負荷の観察により評価された。
系統だった毒性の根拠は見られなかったが、局所的な反応活性は被実験対象者の 87%に見られた(ワクチン投与群の13名)。局所的な反応活性は、組織硬結 、反応過敏、注入位置での一過性皮下層形成があり、局所的な分泌障害の悪化は ほとんど知見されなかった。被験者のうち増強的投与を拒んだ者はいなかった。
局所的反応の頻度については、最初の免疫時、増強的投与、あるいは投与回数で 差異は生じなかった。
体外での有糸分裂原および抗原特異増殖反応、ならびに人体での遅延形皮膚過敏 テスト反応、もしくは量的C4細胞の減少促進による計測では、免疫系の悪影響 の根拠については、知見されなかった。基本平均CD4細胞数は、ワクチン反応 者では716個でワクチン無反応者では605個であった。平均CD4細胞数は 、実験日から180日、240日では、ワクチン反応者およびワクチン無反応者 で、それぞれ714個、561個であった。240日の実験中には、平均CD4 細胞数の実質的変化は、ワクチン反応者ではマイナス0. 2%であり、ワクチ ン無反応者では7.3%の減少を見た(第11図参照)。ワクチンにより誘発さ れるHIV免疫性は、実験の全工程において被験者にCD4細胞の加速的な減少 が見られる現象とは関係していなかった。
ワクチン接種の結果、被験者中のHIVヴイールス増殖およびヴイールス負荷の 増加を評価するにあたっては、体内のヴイールス活性は、血しょうの定量化、P BMCヴイールス培養、PBMC−DNAポリメラーゼ連鎖反応およびp24抗 原の血清レベルを測定することにより行われた。このヴイールス培養およびDN Aポリメラーゼ連鎖反応実験では、実験中変化は観察されなかった。血清p24 抗原は被験者から検出されなかった。
D、免疫性の評価 組換えによる製造ヴイールス遺伝子gp160、p66、p24ならびにHIV 原型の変種MNの全溶解ヴイールスの双方を用いて、全HIV蛋白に対する抗体 を測定した。トウビン等(Toubin et al、 )によりナショナルア カデミ−サイエンス紀要USA 76:4350−4354(1979)に記載 されているように、ドツト プロット(dot blot)およびウェスターン  プロット法(Western blot)を利用した。特異的包被エピトープ 抗体反応も測定された(第7図参照)。
第7図には、エピトープ88 (gp120中のアミノ酸88−98)および4 48C(gp120中のアミノ酸448−514)が選び出された。これは、g p120の当該領域に対する抗体が初期のHIV惑染と相関があると報告されて いるためである。
エピトープ106 (gp120中のアミノ酸106−121) 、241 C gp120中のアミノ酸241−272) 、254 (gp120中のアミノ 酸254−272) 、300 (gp120中のアミノ酸300−340)  、308 (gp120中のアミノ酸308−322) 、422 (gp12 0中のアミノ酸422−454)および735 (gp120中のアミノ酸73 5−752)が選び出された。これは、推定上の機能的重要性から選ばれたもの である。エピトープ106および422は、CD4結合に関与している。エピト ープ241.254およびは735は、群−特異的中性化に関与し、エピトープ 300およびは308は、型−特異的中性化に関与している。
エピトープ582(アミノ酸582−602)は、対照用として選択された。
これは、HIVの自然感染において免疫支配領域に関しているからである。研究 対象の追加的エピトープには、49(アミノ酸49−128)および342(ア ミノ酸342−405)を含んでいる。
第7図に示すのは、陰影を付した箱印は、HIV包被指向免疫反応における変化 を記録したものである。(=)を付した陰影箱印は、第1の体液反応であり、( +)を付した陰影箱印は、第2の体液反応である。また、(−)の符号印は、免 疫化前後の特異エピトープに対する抗体陰性を示すものであり、(+)の符号印 は、免疫化前後の特異エピトープに対する抗体陽性を示すものである。この場合 、量的変化は伴わないものとする。(、)付きの陰影箱印は、免疫に伴うgp1 60に対する新T細胞増殖反応を示す。一方、(1)のみの印は、gp160に 対する細胞無反応を示し、hbは[高い背景度(high backgroun d) J (解釈不能)を示し、ndは[不発生(not done)Jを意味 する。
中性化活動は、ナラ(奈良)によりネイチャー誌(333: 469−470゜ 1988)に記載のように、多核買活住抑制試料において三種の原形質分離物( HIV−I I IB、RFおよびMN)に対して測定された。HIV特異細胞 反応は、gp160、p24および桿状ヴイールス発現系対照蛋白(上述のビル クス等による方法)を用いて既知のリンパ球増殖試料により測定した。
E、ワクチン反応者とワクチン無反応者HIV包被特異エピトープに対する細胞 および体液免疫反応の双方の再生選択的増加が一連のワクチン接種と関連がある ときには、被験者はワクチン反応者のみに分類された(第7図参照)。ワクチン により誘導された体液免疫化は、HIV包被特異エピトープに対する血清転換、 あるいは包被特異エピトープに対する第2の強化免疫反応として定義される。ワ クチンにより誘導された細胞免疫化は、gp160に対する、新たな再生的、ワ クチン接種関連増殖的反応の進展として定義される。ワクチン反応者に対するこ の定義は、本実験(例:感染後免疫化の有用性に関する評価)の科学的目的の見 地から、極めて制限的である。体液的反応も細胞増殖的反応も示さない被験者、 あるいは体液的反応のみ、細胞増殖的反応のみしか示さない被験者はワクチン無 反応者として分類される。
F、ワクチンにより誘導された体液反応者第7図に示すように、被験者30名の うち19名(63%)は、gp160特異性反応および細胞免疫反応の双方を示 した。これらの被験者19名は、ワクチン反応者として分類された。11名のワ クチン無反応者のうち4名は、体液的反応のみか細胞増殖的反応のみしか示さな かった。ワクチン誘導される反応を検出されなかった7名の全員については、3 回のみの接種投与しか受けなかった者であった(計画A参照)。HIVポリメラ ーゼ(p66)、構造的(p 24)遺伝子物質、あるいは非HIV対照抗原の 破傷風菌に対する抗体結合性に関する変化は検出されなかった。いずれの被験者 にも、桿状ヴイールス鱗し類細胞対照蛋白に対する抗体の発生は見られなかった 。
包被抗体(gp160)の増加は、ヴイールス全溶解のHrV−MNを用いたウ ェスターン プロット法により被験者の13名に検出された。この変化は、免疫 化計画に関連を持っており、計画Aでは、15名中の3名の被験者(20%)、 他では15名中の10名の被験者(67%)であった。計画Bでは、包被蛋白に 対する抗体の増加をもたらした(P = 0.025. フィッシャーの二尾端 法精密テストによる)。13名全員は、特異包被エピトープに対して血清転換を 示した。
翻って、被験者のうち10名は、いかなる特異包被エピトープに対しても血清変 換も生ぜず、ウェスターン プロット法によっても包被抗体に対する抗体増加を 示さなかった。特異包被エピトープに対して血清変換を生じた残る7名の被験者 は、ウェスターン プロット法ではヴイールス包被抗体全体の変化は生じなかっ た。どの被験者にも、非包被HIV蛋白に対する抗体の変化は見られなかった。
計画Bの6回投与の場合のように、15名の被験者のうち14名(93%)にお いては、gp160に対する抗体増加を示した。これに対して、計画Aの3回投 与の場合では、15名の被験者のうち7名(47%)だけが、gp160に対す る抗体増加を示した(P = 0.01. フィッシャーの二尾端法テストによ る)(第7図参照)。
第8図に示すように、ワクチン接種前に対するワクチン接種後のgp160特異 エピトープの発生率は、下記の通りである。エピトープ49ては27〜70パー セント、エピトープ88では28〜52パーセント、エピトープ106では50 〜87パーセント、エピトープ214では0〜14パーセント、エピトープ25 4てはO〜13パーセント、エピトープ300では47〜77パーセント、エピ トープ308ては42〜69パーセント、エピトープ342ては0〜27パーセ ント、エピトープ422では3〜10パーセント、エピトープ448Cでは73 〜87パーセント、エピトープ735ては17〜33パーセントであった。ワク チンにより誘導された血清転換は、582(第7図)を除く全ての特異エピトー プに見られた。エピトープ241.254あるいは342に対する抗体(血清転 換)は下記の場合たげに検出された。
二次的な免疫反応は、次のエピトープについて検出された。すなわち、88.1 06.300.448Cおよび582である。エピトープ582に対する抗体発 生率は、ワクチン接種前では100%であったが、被験者1名(3%)のみが二 次的免疫反応を示した。
包被エピトープに対するワクチン誘導形HIV抗体の態様は、第7図に示すよう に多様である。少なくとも一つのエピトープに対する最初の抗体反応(血清転換 )は、20名の被験者に生じた。この内訳については、計画Aでは15名のうち 14名であり、計画Bでは15名のうち6名であった(P = 0.005フイ ツシヤーの二尾端法テストによる)。計画Aでの被験者においては、血清転換を 生じた者は、免疫前にはエピトープに対する抗体を持っていなかった110名の うち15名(14%)だけであった。計画Aての被験者においては、血清転換を 生じた者は129名のうち60名(47%)だけであった( P < 0.00 01フイツシヤーの二尾端法テストによる)。3ないしそれ以上の包被エピトー プに対する血清転換は、計画Bに組み入れた9名(60%)に生じたが、計画A ては2名(13%)に生じたのみであった(P = 0.02、フィッシャーの 二尾端法テストによる)。
三種の異なる種類(HIV−I I IB、MNおよびRF)に対する血清中性 化活性は、ワクチン接種後O日、90日および195日目の7名の被験者に基づ いて決定される。5名のワクチン反応者のうち4名は、工ないしそれ以上の分離 物に対して強い中性化活性を示した。このワクチン反応者は、ワクチン無反応者 に比べて多核質形成を強く抑制する能力があることが知見された。
G、ワクチンにより誘導された細胞反応細胞免疫反応における変化は、ウィルコ クソン階層積算試験+Jilcoxon ranksum test)を用いて 平均ワクチン播種前リンパ球刺激指数(基本値LSりと平均ワクチン接種後リン パ球刺激係数(LSI)との比較に基づいている。
被験者30名のうち21名(70%)は、gp160免疫化後免疫化工新たなT 細胞増殖反応を起こしていた(第7図参照)。
第9図は、典型的ワクチン反応者におけるgp160、p24および桿状ヴイー ルス対照蛋白に対する増殖的反応を示す。被験者全員において、gp160によ る増殖は促進され、平均ワクチン播種前リンパ球刺激指数(基本値LSI)の3 からLSIの10にまで引上げられていた(下記の最終免疫化に続いて4値の平 均を算出)。これに対して、HIVp24あるいは対照桿状ヴイールス蛋白に対 する増殖的反応について変化は見られなかった。
被験者全員、ワクチン反応により副群に分類された被験者、ならびに免疫化計画 により群分類された被験者において、ワクチンに誘導される平均LSI値の変化 は、それぞれ第10図に示されている。
gp160に対する増殖的反応は、ワクチン反応者とワクチン無反応者とでは有 意の差があった(<0.001. ウィルコクラン法、二尾端法テスト)。計画 B (6回投与)において誘導されるgp160に対する増殖的反応は、計画A (3回投与)において誘導されるgp160に対する増殖的反応よりも大きかっ た(<0.10、 ウィルコクラン法、二尾端法テスト)。
21名の被験者のうち19名は、gp160に対して増殖的反応を生じ、さらに 体液的反応をも示した(ワクチン反応者)。gp160に対する最大平均リンパ 球指数(LSI)は、被験者全員において見られ、50.1を記録した。しかし ながら、各ワクチン反応者の反応については、第7図に示すようにLSIの頂上 値が3から171の範囲に亘っている如く様々であり、gp160に対する細胞 反応のワクチンによる大きさや持続が一過性の関係にある如くである(第9図参 照)。
H1結果についての議論 本実験では、試料の大きさに限りがあったにも拘らず、数個の要素はワクチンの 免疫能力に関係があった。計画Aでは被験者の15名中6名(40%)に対して 計画Bでは被験者の15名中13名(87%)がワクチン反応者であった(P= 0、02 フィッシャー法、二尾端法テスト)(第7図参照)。リッターあたり 6゜Oよりも多い平均基本値のCD4数を有する被験者16名のうち13名(8 1%)は、ワクチン反応者であった。これに対して、リッターあたり600以下 の平均値のCD4数を有する被験者14名では、そのうち6名(43%)がワク チン反応者であった(P=0.07 フィッシャー法、二尾端法テスト)。表8 に要約したように、リッターあたり600以下の平均値のCDJ数を有する被験 者であっても、多面的な免疫化法により免疫能力が改善することが分かる。例え ば、計画Bにおいては被験者6名のうち5名(6回投与)がワクチン反応者であ るのに対して、計画Aにおいては3回投与では被験者8名のうち1名だけがワク チン反応者にすぎなかった(P=0.03 フィッシャー法、二尾端法テスト) (表8参照)。
表8 基本値CD4に基づ< GP160ワクチン免疫反応性および免疫化計画表CD 4数 N #反応者(%) #無反応者(%)計画A >600 7 5(71%> 2(29%)500−600 5 1 (2ON ) 4 (8ON)<500 3 0 (OX) 3 (100%)合計 15  6 (40%> 9 (60%)計画B >600 9 8(89%)1(11%)500−600 2 2 (100% )0(0%)<500 4 3(75%) 1 (25%)合計 15 13  (87%)2(13%)全合計 30 19 (63%) 11(37%)ワク チンの療法的利用は、急性狂犬病感染に対する治療法として19世紀にパスツー ルによって紹介された。しかしながら、他の感染に対する処置については、この ような方法での研究は広範にはなされていなかった。A型およびB型肝炎感染に 対する処置のように、ヴイールス特異的免疫の事後的感染緩和についての処置例 は種々あるものの、確定もしくは慢性ヴイールス感染に対しては、免疫法の有効 利用により人間に対する系統だった研究は無かった。
本発明では、感染後に積極免疫化によりヴイールス特異的免疫付与療法を提供す る。とりわけ、HIV遺伝子包被から誘導されたgp160に対するワクチンに より、HIV感染初期患者の30名中19名が、ヒトに対するヴイールス特異的 体液反応および細胞反応を増加させた。
本研究により、自然感染と感染後免疫化における特異的HIVエピトープに対す る抗体反応の差異が質的および量的の双方から測定できた。このようにして、感 染者のワクチン誘導形体液免疫性についての正確な判定が、被験者の70%につ いて系統的に記録された。例えば、20名の被験者(19名はワクチン反応者、 1名はワクチン無反応者)特異的包被エピトープに対して血清転換された。ワク チンのみに関与する血清転換(エピトープ241.254および342)は、1 0名の被験者に発生した。
さらには、このワクチンに対する体液反応の変化は、エピトープ地図により特徴 づけられているように、特異的抗体反応の因果関係について見込みのある展望を 提供し、自然感染からでは導出されない免疫制御機構を特徴とする特別な機会を 与えるであろう。
血清中性化活動についての体内発生率は現在では未知であるが、5名のワクチン 反応者の4名について、個々のエピトープ種(I I IBSRF、MN)に対 する強い中性化活動を観察すれば、感染後の免疫化が抗体の機能変化を誘導する ことを示唆するだろう。試験上のワクチンは、個々のエピトープ種に対して血清 中性化能力を増加させ、群分類に特異的な中性化エピトープを明確にする上で役 立つ可能性がある。
HIV包被蛋白に対する増殖的反応は、自然のHIV感染ではほとんど起こらな い。しかしながら、gplsoにより免疫化した後には、特異的T−細胞増殖反 応が起こることが、21名の被験者(70パーセント)において記録された。
このような相違か生ずることの理由については明らかではない。一つの可能性と しては、ワクチンに特有の包被エピトープに対して新たな増殖的反応が起こるこ とが指摘できる(ワクチン製造方法、あるいは体内抗原処理の代替の結果として )。もしくは、増殖試薬で用いられた蛋白が、自然ヴイールスの相同「野生型」 包被エピトープに対して初期のT−細胞増殖反応を刺激しないことが考えられる 。
しかしながら、補足的な根拠ではあるが、ワクチン化がヒトの細胞免疫反応を促 進することが判明している。選ばれたワクチン反応者によれば、免疫強化の後に HIV−IITB形特異的細胞毒素T−細胞反応を示した。
HI V感染者におけるワクチン反応性を支配する要因については、これから明 らかにすべきことである。初期段階のHIV感染者であっても、相当の対照手段 に比較して種々のワクチンには適度に反応する。この高い反応性は、初期のB細 胞に抑制不全とT−細胞の機能不全とに関係している。ワクチン免疫反応性は、 基本CD4細胞数に関与しており、このことはヒトの免疫状態はワクチン反応の 重要な決定因子であるとの仮説と符合している。しかしながら、特異的T−細胞 数の変化範囲内での免疫化計画は、ワクチン反応に影響を及ぼした。計画B(6 回投与)の場合は、優秀であった。CD4細胞数が少ない場合には被験者に免疫 反応性が低下するが、この低下はワクチン投与回数を上げることにより改善の可 能性があった。このことは、さらにワクチン投与回数、養生法、補助剤あるいは 処方の改良如何によりヒトの免疫性が改善されることを示唆している。
HIV感染者に積極的に免疫化する際のHIV特異性ワクチン製品に対する安全 性について憂慮があるものの、免疫に特異的な毒性を証する根拠はなかった。
量的培養、DNAポリメラーゼ連鎖反応試料、ならびに血清抗体試料によれば、 体内でのHIV負荷の増加を見た。優れたH■V再生の体内標識やCD4細胞の 減少率により、とりわけワクチン反応者として分類された被験者の間では有効に 影響されて有意の差を見た。ワクチン反応者に対する平均CD4細胞数の変化は 、−0,2%で、ワクチン無反応者では−7,3%であった。これら資料は、感 染後免疫化の反応性はCD4細胞数の減少には関与せず、体内のHIV再生低下 に関係していることを示唆している。
本研究でのワクチン接穫の結果は、相応する年齢、人種群および基本CD4細胞 数における10人の感染、不処置のヒトのデータベースに比較された。この比較 群において平均CD4細胞数が8.7%減少することとは、計画Aに組み入れら れた被験者では7.2%の減少に相当し、計画Bに組み入れられた被験者では0 .6%の減少に相当する。これらの結果からは、組換えHIV包被蛋白による感 染後ワクチンは実用的であり、ざらには当該ワクチンの感染予防的使用に関して は有望であることを示していることが分かる。
図面 TGCTGATA丁CATGGAGATAA TTAAAATGAT AACC ATCTCG CAAATAAATAAGTATTTTACTGTTTTCGT A ACAGTTTTGT AATAAAAAAA CCTATAAATA、T  −−−−−/ ′iF −−−−−、T″l、T、TA TT、 、 GT  ACCGACTCT GCT GAA GAGGAG GAA ATT CTC CTT GA、I GTT 丁CCCTG GTG TTCAAA GTA A AG GAG中2287 TTT GCA CCA GACGCA CCT CTCTTCAC丁 GG丁  CCG GCG TAT TAA◆2332 ◆2374 図3 V輩1 ′“゛:藝卦言 °°′ 1占 トくり <トコ−〇〇〇〇 (J(j 1jFI 1乏5: CJローさ 畦立 4..9゜−百F、58 pgI″c′O,::函;=888 i糟!” Llllv’−CJljQ+番よ 斃゛口胚=韮ぎ 已じ。
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Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.組換えHIV包被蛋白を感染者に投与することを特徴とするヒト後天的免疫 不全ヴィールス感染者の治療方法。
  2. 2.前記組換えHIV包被蛋白は、体重1Kg当たり略1マイクログラムから1 00マイクログラムを1回の服用として投与されることを特徴とする特許請求の 範囲第1項に記載のヒト後天的免疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  3. 3.前記組換えHIV包被蛋白は、略10μgから略4000μgを1回の服用 として投与されることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のヒト後天的免 疫不全ヴィールス(HIV)感染者の治療方法。
  4. 4.前記組換えHIV包被蛋白は、略40μgから略1280μgを1回の服用 として投与されることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のヒト後天的免 疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  5. 5.少なくとも3回の服用を投与されることを特徴とする特許請求の範囲第3項 に記載のヒト後天的免疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  6. 6.少なくとも6回の服用を投与されることを特徴とする特許請求の範囲第4項 に記載のヒト後天的免疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  7. 7.少なくとも各回の服用は30日から60日までの日数を隔てて投与されるこ とを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載のヒト後天的免疫不全ヴィールス感 染者の治療方法。
  8. 8.少なくとも各回の服用は30日から60日までの日数を隔てて投与されるこ とを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載のヒト後天的免疫不全症候群感染者 の治療方法。
  9. 9.HIVに特異的細胞反応、あるいは体液免疫反応の増加を誘引するに十分な 置だけHIV包被蛋白を感染者に投与することを備えたことを特徴とするヒト後 天的免疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  10. 10.前記組換え蛋白は、桿状ヴィールス昆虫細胞発現系から生産されることを 特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のヒト後天的免疫不全ヴィールス感染者 の治療方法。
  11. 11.前記組換え蛋白は、桿状ヴィールス昆虫細胞発現系から生産されることを 特徴とする特許請求の範囲第3項に記載のヒト後天的免疫不全ヴィールス感染者 の治療方法。
  12. 12.前記組換え蛋白は、桿状ヴィールス昆虫細胞発現系から生産されることを 特徴とする特許請求の範囲第5項に記載のヒト後天的免疫不全ヴィールス感染者 の治療方法。
  13. 13.前記組換え蛋白は、略145,000の分子量を有していることを特徴と する特許請求の範囲第1項に記載のヒト後天的免疫不全ヴィールス感染者の治療 方法。
  14. 14.前記組換え蛋白は、略145,000の分子量を有していることを特徴と する特許請求の範囲第3項に記載のヒト後天的免疫不全ヴィールス感染者の治療 方法。
  15. 15.前記組換え蛋白は、略145,000の分子量を有していることを特徴と する特許請求の範囲第5項に記載のヒト後天的免疫不全ヴィールス感染者の治療 方法。
  16. 16.前記HIV包被蛋白は、gp160、gp120およびgp41のうちの 少なくとも一つであることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のヒト後天 的免疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  17. 17.前記HIV包被蛋白は、gp160、gp120およびgp41のうちの 少なくとも一つであることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載のヒト後天 的免疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  18. 18.前記HIV包被蛋白は、gp160、gp120およびgp41のうちの 少なくとも一つであることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載のヒト後天 的免疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  19. 19.前記組換え蛋白は、桿状ヴィールス昆虫細胞ベクトルAc3046により 発現されるようになっていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のヒ ト後天的免疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  20. 20.前記組換え蛋白は、桿状ヴィールス昆虫細胞ベクトルAc3046により 発現されるようになっていることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載のヒ ト後天的免疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  21. 21.前記組換え蛋白は、桿状ヴィールス昆虫細胞ベクトルAc3046により 発現されるようになっていることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載のヒ ト後天的免疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  22. 22.前記組換え蛋白は、少なくとも略2,000,000の分子量を有する粒 子に凝集していることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のヒト後天的免 疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  23. 23.前記組換え蛋白は、少なくとも略2,000,000の分子量を有する粒 子に凝集していることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載のヒト後天的免 疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  24. 24.前記組換え蛋白は、少なくとも略2,000,000の分子量を有する粒 子に凝集していることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載のヒト後天的免 疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  25. 25.前記組換え蛋白は、補助剤と組み合わされていることを特徴とする特許請 求の範囲第1項に記載のヒト後天的免疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  26. 26.前記組換え蛋白は、補助剤と組み合わされていることを特徴とする特許請 求の範囲第3項に記載のヒト後天的免疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  27. 27.前記組換え蛋白は、補助剤と組み合わされていることを特徴とする特許請 求の範囲第5項に記載のヒト後天的免疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  28. 28.少なくとも略2,000,000の分子量を有する粒子に形成された組換 えHIV包被蛋白およびアルミ補助剤を含む組成物を感染者に投与することを備 えていることを特徴とするヒト後天的免疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  29. 29.前記組換え蛋白は、桿状ヴィールス昆虫細胞発現系から生産されることを 特徴とする特許請求の範囲第28項に記載のヒト後天的免疫不全ヴィールス感染 者の治療方法。
  30. 30.前記組換え蛋白は、組換えgp160、組換えgp120および組換えg p41から選択され、組換えHIV包被蛋白は略145,000の分子量を有し 、組換え蛋白は棒状ヴィールス昆虫細胞ベクトルAc3046により発現される ようになっていることを特徴とする特許請求の範囲第28項に記載のヒト後天的 免疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  31. 31.前記組換え蛋白は、gp160の略757個の連鎖アミノ酸を備え、gp 160の略40個の末端連鎖アミノ酸を実質的に除くことを特徴とする特許請求 の範囲第28項に記載のヒト後天的免疫不全ヴィールス感染者の治療方法。
  32. 32.前記組換え蛋白は、略10μgから略4000μgを1回の服用として投 与されることを特徴とする特許請求の範囲第28項に記載のヒト後天的免疫不全 ヴィールス(HIV)感染者の治療方法。
  33. 33.組換えHIV包被蛋白およびアルミ補助剤を具備し、該組換え蛋白は少な くとも略2,000,000の分子量を有する粒子に形成されたことを特徴とす る療法的HIVワクチン組成物。
  34. 34.前記組換えHIV包被蛋白は、一回の服用当たり略10μgから4000 μgの量を調整することを特徴とする特許請求の範囲第33項に記載の療法的H IVワクチン組成物。
  35. 35.前記組換え蛋白は、桿状ヴィールス昆虫細胞発現系により生産されること を特徴とする特許請求の範囲第34項に記載の療法的HIVワクチン組成物。
  36. 36.前記組換え蛋白は、gp160の略757個の連鎖アミノ酸を備え、gp 160の略40個の末端アミノ酸を実質的に除くことを特徴とする特許請求の範 囲第34項に記載の療法的HIVワクチン組成物。
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