JPH06503231A - 胆汁酸塩を含有するb型肝炎ワクチン製剤 - Google Patents
胆汁酸塩を含有するb型肝炎ワクチン製剤Info
- Publication number
- JPH06503231A JPH06503231A JP5506291A JP50629193A JPH06503231A JP H06503231 A JPH06503231 A JP H06503231A JP 5506291 A JP5506291 A JP 5506291A JP 50629193 A JP50629193 A JP 50629193A JP H06503231 A JPH06503231 A JP H06503231A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hbsag
- solution
- yeast
- vaccine
- hepatitis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/005—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K39/00—Medicinal preparations containing antigens or antibodies
- A61K39/12—Viral antigens
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K39/00—Medicinal preparations containing antigens or antibodies
- A61K39/12—Viral antigens
- A61K39/29—Hepatitis virus
- A61K39/292—Serum hepatitis virus, hepatitis B virus, e.g. Australia antigen
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/12—Antivirals
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K39/00—Medicinal preparations containing antigens or antibodies
- A61K2039/51—Medicinal preparations containing antigens or antibodies comprising whole cells, viruses or DNA/RNA
- A61K2039/52—Bacterial cells; Fungal cells; Protozoal cells
- A61K2039/523—Bacterial cells; Fungal cells; Protozoal cells expressing foreign proteins
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K39/00—Medicinal preparations containing antigens or antibodies
- A61K2039/545—Medicinal preparations containing antigens or antibodies characterised by the dose, timing or administration schedule
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K39/00—Medicinal preparations containing antigens or antibodies
- A61K2039/555—Medicinal preparations containing antigens or antibodies characterised by a specific combination antigen/adjuvant
- A61K2039/55505—Inorganic adjuvants
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K39/00—Medicinal preparations containing antigens or antibodies
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N2730/00—Reverse transcribing DNA viruses
- C12N2730/00011—Details
- C12N2730/10011—Hepadnaviridae
- C12N2730/10111—Orthohepadnavirus, e.g. hepatitis B virus
- C12N2730/10122—New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N2730/00—Reverse transcribing DNA viruses
- C12N2730/00011—Details
- C12N2730/10011—Hepadnaviridae
- C12N2730/10111—Orthohepadnavirus, e.g. hepatitis B virus
- C12N2730/10134—Use of virus or viral component as vaccine, e.g. live-attenuated or inactivated virus, VLP, viral protein
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Virology (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Mycology (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Immunology (AREA)
- Communicable Diseases (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Gastroenterology & Hepatology (AREA)
- Oncology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
胆゛ 塩を るB型 づワクチン
11へ於」
本発明は、肝炎ワクチン及びその製剤に係わる0本発明は全体として、B型肝炎
抗原を微生物発現系において製造すること、及びその後精製した免疫原分子を、
二次胆汁酸塩を含有する製剤に含有させることに係わる。本発明は特に、B型肝
炎表面抗原分子を酵母において低温で発現させ、発現した前記分子を精製して、
デオキシコール酸ナトリウムを含有するワクチン製剤に含有させることを教示す
る。
元月しと11−
B型肝炎ウィルス(l(BV)は、以前“血清肝炎”と呼称され、現在ではB型
肝炎として知られている疾病の病原体である。
世界中で2億を越す人々がHBVに持続的に感染していると推定される。米国疾
病管理センターは、米国にはB型肝炎の慢性キャリアーが約70万〜100万人
存在し、この数が毎年2〜3%(8,000〜16,000人)ずつ増えている
と推定している。
B型肝炎つィルス感染は急性肝疾患の一主要原因であることが知られている。B
型肝炎ウィルスのキャリアーは、肝硬変、肝広汎壊死、慢性急性肝炎及び肝細胞
症に罹患する危険性が高い。HBVを伝達する主な伝播体は血液及び血液産物で
あるが、涙、母乳、唾液、尿、精液及び膣分泌物中にもウィルス抗原が発見され
ている。そのうえ、HBVは実に安定であり、汚染体液に暴露された環境面上で
何日も生存し得る。感染は、汚染体液によって伝達されたHBVが粘膜面に浸透
し、または皮膚の偶発的もしくは意図的破壊により体内に侵入した場合に起こる
恐れが有る。米国公衆衛生局の免疫診療諮問委員会(IPAC>は現在、B型肝
炎病原菌もしくはウィルスに暴露される危険性の高い人(例えば健康管理の専門
家、感染者の性交相手)のために、B型肝炎ワクチンを用いる暴露前予防法を推
奨している。更に、B型肝炎表面抗原(HBsAg)に関する試験結果が陽性で
ある女性が出産した新生児、及びHBVまたはHBsAg陽性物質に暴露された
人のために、B型肝炎ワクチンでの能動免疫及びB型肝炎免疫グロブリン(FI
BI[+>での受動免疫を用いる暴露後予防法も推奨されている[^−eric
an Hos 1tal FormularService、 (1990)、
pub、^5erican 5ociety of HospitalPha
rmacists、pp、1931−1938]。
ヒトB型肝炎ウィルスはゾーン粒子に関係付けられてν)る。この粒子はキャリ
アーの血清中に見いだされるもので、臨床的B型肝炎感染の原因物質として同定
されて0る[本明細書に参考として含まれる国際特許出願公開第[187101
129号及び米国特許第4,959.323号]。ゾーン粒子は42ナノメート
ル<nm)の直径を有する球形膜構造体である。ゾーン粒子は脂質と、DNAと
、抗原として明確な少なくとも4種の表面及びコアタンパク質成分とから成る。
前記4種のタンパク質成分とは、HBsAg、B型肝炎コア抗原(HBcAH)
、B型肝炎e抗原(HBeAg;高感染力との相関関係を示すコア関連の抗原複
合体)、及びDNAポリメラーゼである[^−erican Hos 1tal
Formular 5ervice、 (1990)、 eds。
^merican 5ociety of Ho5pital Pharmac
ists]、キャリアーの血清中には、HBsAgは含有するが、その他のゾー
ン粒子成分はいずれも含有しない脂質粒子から成る直径22n−の球体も見いだ
される[上掲国際特許出願公開第NO87101129号]。世界中で一般に用
いられているB型肝炎ワクチンには、将来のB型肝炎感染に対する抵抗力をもた
らす初回抗原刺激をワクチン接種された人の免疫系に付与するべく、ヒトB型肝
炎キャリアーの血漿からか、B型肝炎ウィルスに感染させた悪性呻乳類細胞系の
培養物からか、または遺伝子操作によってHBsAg遺伝子を発現させた微生物
から単離されたHBsAg含有22ns脂質粒子が用いられている。現在、米国
食品医薬品庁(FD^)は血漿由来のB型肝炎ワクチン、及び組み換えB型肝炎
ワクチンのうちのそれぞれ幾つかを国内でヒトに用いることを認可している。そ
のうえ、米国内での使用がFO^によって認可されていない他の幾つかのB型肝
炎ワクチンも、世界の他の国々では用いられている0世界中で一般に入手可能な
り型肝炎ワクチンは接種された人に、HBVとその総ての既知血清型(tlBV
s; adw、 adr; ayr、 ayw)とに起因する感染に対する抵抗
力を付与する。更に、B型肝炎ワクチンの接種によって、病原体がデルタウィル
スである0型肝炎が予防されるはずであり、なぜならデルタウィルスはHBv感
染の生起下にのみ復製を行なうからである。
しかし、病原体が^型肝炎ウィルス、非晶非B型肝炎ウィルス、または肝臓を侵
すことが公知である池のウィルスなど−1−記以外の物質である肝炎は、いずれ
のB型肝炎ワクチンでもT#できない。
米国で現在入手可能なワクチンは、HBv免疫を付与するための接種を長期にわ
たって3回実施しなければならない6典型的には、1回目の免疫感1tの1力月
後に2回目を行ない、3回目の最後の注射は最初の投与の6力月後に行なうし上
掲静見叶Jユ」肢且土口上Form弓1Uじ罰rvi鱈−]、 H[lVワクチ
ンに対する応答性は、免疫感作される患者の年齢に依存する。
10歳未満の小児におけるHBsAgの血清変換率(感染またはワクチン接種に
応答しての抗体出現を示す尺度)はほぼ100%である。20〜39歳の成人の
場合、血清変換率は95〜99%であり、40歳以上の成人の血清変換率は約9
1%である[Ph 5icians’ Desk Reference、 (1
990)、 44th ed、、 pub。
E、 Barnhart、 pp、 1441−1443]。
B型肝炎ワクチンの製造に用いられるヒト血漿は、無症候で大きいHBV価を示
すHBV感染者の血液から単離され得る。上記のようなキャリアーにおいて典型
的に見いだされるf(BsAg濃度は、全血1ミリリツトル当たり約400マイ
クログラム(μg/ll1)である6ヒト血漿の総タンパク質濃度が1リツトル
当たり約60ミリグラム6g/l)であるので、僅が150倍の22nm粒子の
精製度が要求されるだけである[Cha−nock et at、 (1984
) eds、 Co1d Spring Harbor Laborato−r
y、 Co1cl Spring )larbor、 N、Y、、 pp、 2
51−256]、 Lがし、(しばしば第1世代ワクチンと呼称される)この種
のワクチンはヒト血漿に由来するので供給が限られる。そのうえ、面清中にヒト
免疫不全ウィルス(Hmなどの、血液によって運ばれる他の感染性汚染ウィルス
が存在するがもしれないという理論上の可能性が、上述のような血清由来ワクチ
ンが安全であるがどうかについて重大な懸念を惹起する。
米国では、このような懸念にもがかわらず、Merck 5harp& Doh
me社によって製造された上述のような血清由来B型肝炎ワクチンの一種が商品
名” Heptavax−B(商標)”の下に販売されていた。しかし、Hep
tavax−B(商標)はMerck社によって自発的に米国市場から回収され
、従ってもはや米国では入手不可能である。
Heptavax−8(商標)製造方法では、ラブドウィルス、ポックスウィル
ス、トガウィルス、レオウィルス、ヘルペスウィルス、コロナウィルス、ミクソ
ウィルス、ピコルナウィルス、パルボウイルス、並びにレトロウィルス、デルタ
物質及びスローウィルスを含めた動物ウィルスの既知群に加えて感染性B型肝炎
ウィルス粒子も除去する精製及び不活性化ステップが用いられる。最初の精製は
二重超遠心分離操作によって行ない、続いて三つの連続する不活性化操作、即ち
pH2でのペプシン開裂と、8M尿素処理と、最後に0.0126までのホルマ
リン添加とを実施する。精製及び不活性化またHBsAg調製物は、筋肉的注射
に適した懸濁液中に配合する。一般に入手可能なり型肝炎ワクチンは総て筋肉内
に投与するが、筋肉内投与後に出血する恐れの有る患者の場合は皮下投与も許容
可能である。HBsAgは0.62B/ml以下のミョウバン輸1u−)アジュ
バント(水酸化アルミニウム)を含有する擬似生理液中に配合する。付加的に、
チメルソル(thi*ersol)を防腐剤として添加する。血清由来llBs
Ag精製技術の検討には、Field et al、、 (1988) J、
Virol、 Me−仕ods、 vol 彰、 283−94を参照されたい
。
B型肝炎ワクチンを得る別の方法は、培養した悪性哺乳類細胞系、特にヘパトー
マ細胞をB型肝炎ウィルスで免疫感作することを含む。このような免疫感作を行
なえば、上記細胞の溶解調製物からllBsAgを回収することができる[Kn
owles等の国際特許出願第PCT/1Is81100778号]。この方法
はヒト血漿の必要性、即ち感染性汚染物質が存在する可能性を排除するが、ワク
チン中に望ましくない腫瘍細胞生成物を用いることと、感染回避に極端な注意を
払わなければならないことと、哺乳類細胞培養物に特有の困難性とのいずれもが
この方法の実用性を制限するべく働く。
あるいは他の場合には1組み換え体DNA技術が、多数の真核及び原核宿主微生
物での外因性タンパク質産生物の発現を誘導し得る発現媒体の横築を可能にする
。しばしば用いられる真核宿主細胞には、シリヱ五す四!Lυ押ユcerevi
siaeなどの酵母、及びチャイニーズハムスター卵巣(CII O)細胞など
の哺乳類細胞系が含まれる。外来タンパク質発現の誘導に通常用いられる原核生
物の例には、Eseherichia coli及びBacillus 5ub
tilusが含まれる。
HBsAg遺伝子を含む組み換え体プラスミドでトランスフェクションさせたサ
ル腎細胞は、細胞溶解によってがまたは分泌によってHBsAgを放出し得る[
Levinson等のヨーロッパ特許出願第73 、656号]6そのうえ、ラ
ットまたはサルの一次肝細胞を、上記抗原を低レベルで発現させる、トランスフ
ェクションしたマウスまたはサル細胞系と融合させることによって、)IBsA
gの高レベル分泌を実現することができる[5treeck et al、、
(1988) Technolo 1cal Advances 1n−Vac
cine Production、 ed、^fan R,Li5s、Inc、
、 pp、 157−166]。上記のような細胞系の使用は、ワクチン製剤中
に感染性汚染物質が存在する恐れを軽減すると共に、癌細胞から得た細胞生成物
の使用に関わる懸念を大幅に排除する。
しかし、(キメラであるが、または非融合性の)[I乳類細胞系の発現生成物と
して得られるワクチンは、ワクチン製剤中に少量の望ましくない残留哺乳類タン
パク質が存在するのではないかという懸念を生じさせ得、そのようなタンパク質
が存在すると場合によっては、HBsAgで免疫感作した対象において不都合な
免疫原反応が生起する恐れが有る。
即ち、いかなる哺乳類タンパク質も含有しないB型肝炎ワクチンが好ましい。
いかなる哺乳類タンパク質も含有しないHBsAg含有B型肝炎ワクチンの製造
を可能にする一方法に、E、 coliなどの原核生物を工学的に処理して抗原
分子を作製するというものが有る。しかし、このような試みでは、細菌において
HBsAgが分解され[Rutter等のヨーロッパ特許出願第020.251
号]、またHBsAHが細菌微生物の増殖を阻害する[Miyahara等のヨ
ーロッパ特許出願第105,049号]ためにポリペプチド収率が低くなるとい
うことが判明している。更に、HBsAgのタンパク質成分は、感染哺乳類細胞
によって産生された場合は通常かなりの翻訳後修飾を受ける。典型的な哺乳類翻
訳後修飾には、特定のポリペプチド配列におけるグリコジル化、並びに場合によ
り行なわれるホスホリル化及び/′またはメチル化が含まれる。ヒト血漿の場合
、感染者において産生されるHBsAgの約70〜80%はグリコジル化される
。哺乳類細胞において上記のような翻訳後修飾を行なう細胞機関は、原核生物に
は存在しない、即ち、Lcoliは、通常HBsAgのタンパク質成分に関連す
る炭水化物部分を産生できず、また共有結合させることもできない。
これらの理由から、ワクチンに含有させるのに適したHBsAgの製造には、異
種タンパク質を発現させ得る哺乳類細胞系以外の真核細胞系または真核微生物が
好ましく用いられる。形質転換可能な上記真核細胞系には様々な酵母、昆虫細胞
等が含まれる。組み換え体真核微生物において産生されたP4合、HBsAgタ
ンパク質は上述の翻訳後修飾を受け得る。二のように産生されたHBsA4は、
ワクチンを接種された個体において、)IBVに対抗する初回抗原刺激を付与し
て所望の免疫系を創出し得る。現行の組み換えB型肝炎ワクチンの総てで用いら
れているHBsAHタンパク質は酵母において製造され、I(BY血清型adw
に由来する[上掲Ameri−硯L1江江桂上旺−■14並畦止、 pp、 1
931〜1938]。酵母は好ましい生物であり、なぜなら人間に対して既知の
病原間係を有せず、内毒素及び溶解ウィルスを持たず、かつGRAS[安全であ
ると一般に認識された(lenerally recogni−zed as
5afe)]生物であるからである。
感染個体の免疫系によって侵入異種物質のものであると認識及び同定される可能
性の最も大きいエピトープをもたらすIIBVの表面タンパク質は、三つの個別
領域pres1、preS2及びSを含む)IBV大読み取り枠(ORF)の翻
訳産物であることが知られている。各ORFは次のORFと1枠を成し、また各
ORFは翻訳開始コドン^TGで始まる。即ち、上記三つの領域は、(226個
のアミノ酸から成り、完全なHBsAg分子を具現する)ポリペプチドSと、(
アミノ酸281個の)ポリペプチドpreS2 + Sと、(アミノ酸386個
の)ポリペプチドpres1 +preS2 + Sとの三つのポリペプチドを
規定する。遺伝子工学は本発明で行なうような、HBsAg産生のためにのみコ
ードする様々な微生物発現系の構築を可能にした。
1986年にヒトへの使用が認可された(Merek 5harp &Doh精
e社の)ワクチンReco諭bivax HB(商標)は、適当なワクチン製剤
に226アミノ酸HBsAg分子を含有させたものである。
226アミノ酸タンパク質Sは24.000ドルトン<24kD)の見掛けの分
子粟を有する。このワクチンに用いられるHBsAgタンパク質は組み換え体酵
母発現系の産物である。タンパク質モノマーが凝集して、感染者の血清がら単離
されるHBSAll含有220哨粒子より僅かに小さい20n+*球形粒子を構
成する。
Bitter等[(1988) J、 Med、 Virol、、 vol、
25. pp、 123−1401は、酵母発現の結果として産生されるI(B
sAg粒子の大部分が細胞溶解過程の間に集合し得ることを示唆している。血漿
由来のHBsAgと、組み換え体酵母発現系由来のHBsAgとの広範な免疫学
的比較は、これらのタンパク質がin vitroとin vivoとの両方で
の生物学的アッセイで免疫原応答を引き出すという点で類似することを示す。更
に、分子l 34kDのポリペプチドpreS2 + Sも集合して22nm粒
子を楕成し、このポリペプチドは免疫原としてマウス及びサルのHBsAgタン
パク質に等しい[EIIis et al、、 (1988) Technol
ogical^dvances in Vaccine Developmen
t、 ed、 Arthur R,Li5s。
Inc、、 pp、 127−136]。タンパク質pres1 + preS
2+ Sは、凝集して22n−球形粒子を構成することはせず、ワクチン調製f
’Jpres2+sやHBsAgはど免疫原性でない。S鋤1thKline社
も、Recombivax HB(商標)に用いられるのと同じポリペプチド産
物から成るHBSAllを含有する、Engerix−8(商標)と呼称される
酵母由来のB型肝炎ワクチンを製造した[止揚^mericanHos 1La
l Formular 5ervice、p、 1932]。Engerix−
B(商標)も、米国内でヒトに用いることを認可されている。
ワクチンRecombivax HB(商標)及びEngerix−8(商標)
に用いられる組み換え体HBsAHBsAg粒子:s、 cerevisiae
で作製される。上記2ワクチンのいずれの場合も、まず無傷の1(BsAg含有
粒子を精製し、得られた粒子をホルムアルデヒドで処理してからミョウバンに吸
収させる。この操作で単離するHBsAgは哺乳類以外の宿主細胞発現系の産物
であるので、血漿由来B型肝炎ワクチンの製造で用いられる、ワクチン接種され
た患者に感染する恐れの有る汚染ウィルスを不活性化するべく設計されたプロト
コルは不要である。
HBsAgを精製し、かつヒトへの注射に適した緩衝液中でミョウバンに吸収さ
せたらチメルソルを添加する。
酵母においてt(BsAgを含めた組み換え体産物を産生させる現行方法は、酵
母を約25〜30℃の温度で培養することを含む。酵母の増殖は、回分または連
続増殖方式で実現し得る。典型的には、培養物をグルコース制限下に増殖させて
、周知の酵母増殖阻害因子であるエタノールの生成を最小限に留める。グルコー
ス濃度が0.2〜0.5%より高くなると、好気条件下であっても酸化的代謝が
部分的に抑制され、エタノールが生成する。グルコース制限下での増殖は比較的
高い細胞密度の実現を可能にし、従って組み換え体産物を単位体積当たりより多
量に産生させることを可能にする。
炭素制限条件下で培養したS、 cerevisiaeにおいて1ワツトル当た
り数グラムの組み換え体産物を産生させることを可能にする培地配合について、
Fieschko等[(1987) BioLech−nolo and Bi
oen 1neerin 、 vol、 29. pp、 1113−1121
]を参照されたい。この方法では、酵母が細胞エネルギー(アデノシン三リン酸
^TP)を発生するのに用いる一炭素源であるグルコースを培地に、所与の温度
で達成され得る特定の酵母増殖速度を下回る速度で添加する。二のような速度で
のグルコース添加は必然的に培養酵母の上記特定増殖速度を低下させ、即ち^T
P生成に解糖よりはるかに効率的な酸化的代謝プロセスが用いられることを確実
にする。しかし、酵母の特定増殖速度が0.2〜0.25h−’を上回る場合は
エタノールも生成する。Woehrer等[(1981) Biotechno
l、 Bioen 、。
vol、垣、 pp、 567−581]は、培養操作の間中酵母の呼吸商(R
Q−発生002モル/消費02モル)を監視することによってグルコース添加速
度のコンピュータ援用制御を行ない、それによってグルコース添加及び特定増殖
速度をエタノールの集積が回避されるように正確に制御し得ることを述べている
。
酵母において組み換え体タンパク質を発現させることは典型的には、所望ポリペ
プチドの調節及び産生に必要なりN^配列を収容するのに染色体外性要素を用い
ることを含む。このような発現系では通常、細菌−酵母間の゛シャトルベクター
”が用いられ、このベクターはプラスミドが細菌微生物においても酵母において
も外来遺伝子配列を維持し、分泌し、かつ伝搬し得るために必要とする遺伝情報
を有する[Bitter et al、、 (1987) Methods i
n Enz 5olo 。
vol、 152. pp、 673−684]。そのうえ、上記のような発現
ベクターは、プラスミドコピー数を大きくする手段として酵母2μレプリコンを
用い得る。あるいは他の場合には、所望の遺伝子配列を酵母の染色体に転位(t
ranslocation)ベクターを用いて組み込むことも可能である。酵母
への導入(または転位)後、外来DNA配列の発現の調節は、構成的となって酵
母生存中の組み換え体ポリペプチドの連続産生を可能にし得るか、またはflB
sAg遺伝子配列をコードするDNAのMRN^合成の開始に必要な何等かの制
御要素の抑制解除もしくは活性化によって実現され得る。抑制解除もしくは活性
化は、温度や光の存在といった環境パラメーターを操作することによって、また
は何等かの化合物の追加、変更もしくは削除による培地の変更によって達成し得
る。
先に述べたように、B型肝炎ワクチンに一般に用いられているような組み換え体
HBsAgは酵母での発現及び酵母がちの精製後、凝集して直径Zoneの球形
粒子となる。この粒子はタンパク質と脂質との両方から成る。典型的には、上記
HBsA4含有粒子は約80重量%のHBsAgタンパク質と、約20重量%の
酵母由来脂質とを含有する。このような酵母由来のHBsAg含有粒子は免疫感
作された個体において、完全なり型肝炎ウィルス粒子によって誘発されるものよ
り高レベルの抗体産生を持続的に実現する[5kelly et al、、 (
1981>Nature、 vol、290. pp、 51−54]、即ち、
酵母由来)IBsAHのための現行の精製方法では、酵母由来HBsAgの粒子
構造の保存が試みられる。そのために、脂質をタンパク質から、タンパク質−タ
ンパク質会合の甚だしい破壊を伴わずに解離させるのに本来有効であると判明し
ている非イオン性洗剤がイオン性洗剤に替えて用いられており、なぜならいずれ
の洗剤を用いてもタンパク質複合体の解離は惹起され得るからである。例えば、
組み換え体HBsAgの酵母からの抽出に非イオン性洗剤Triton X−1
0ORを用いることを開示している国際特許出願第US86101704号を参
照されたい。
HBsAgはヒト免疫感作用のB型肝炎ワクチンの免疫原成分として作製するの
で、精製したバルクHBsAgはヒトへり投与に適した組成物に配合しなければ
ならない。この配合は、HBsAgの免疫原性が長期にわたって保たれるように
、即ち凝集タンパク質の構造が維持されるように行なわなければならない。加え
て、配合製剤中に存在する賦形剤(製剤に添加される不活性巨大分子)、基剤(
ハプテンを結合させる巨大分子)、アジュバント(サイトカイン生成及び免疫応
答を盛んにする小分子)等は、世界中及び米国内の様々な健康機関及び官庁の対
人投与ガイドラインに合致するものでなければならない。
先に述べたように、2種の組み換えB型肝炎ワクチンRe−co+*bivax
HB(商標)及びEngerix−8(商標)がFil^によって、米国内で
のヒトへの使用を認可されている。Merck 5harp& Doh曽e社及
びS餉1thKline社が製造するこれらのワクチン製剤はいずれも、チメル
ソルを含有する許容可能な注射用緩衝液中のミョウバンに結合した酵母由来HB
sAgがち成る。
米国以外の国々では、上記2ワクチンに加えて他の幾つかのB型肝炎ワクチンも
用いられているが、それらは米国では未だ使用を認められていない。
改良増殖培地と、高収率のHBsAg生産のために最適化された培養条件と、好
ましい精製及びアジュバント結合操作とを用いれば、世界中で一般に入手可能な
ワクチンより優れたワクチン、即ち免疫系への初回抗原刺激付与をより大規模に
行ない得るB型肝炎ワクチン製剤を酵母ての組み換え体DN^技術を用いて開発
することができる。
1哩へLIL
本発明は、)lBsAg及び胆汁酸塩を含有する、哺乳類への投与に適した新規
なり型肝炎ワクチン・製剤を提供することを目的の一つとする。本発明の一解様
において、胆汁酸塩の量は製剤の約10〜約30重量%である。約20重量%の
胆汁酸塩を含有する製剤が特に好ましい。本発明に従って用いられる好ましい胆
汁酸塩はデオキシコール酸塩、特にデオキシコール酸ナトリウムである。ここに
説明したワクチン製剤は更に、約2〜約12重量%の酵母起源の脂質も含有し得
る。
本発明の第二の目的は、B型肝炎に罹患しやすい哺乳類種において感染防御免疫
応答を開発する方法であって、そのような補乳頭に本明細書に開示したワクチン
製剤を投与することを含む方法を提供することである。本発明によれば、上記ワ
クチン製剤をヒトに投与することが特に好ましい。
本発明は、ワクチン製剤中に用いたHBsAgが組み換え体起源であるという特
徴も有する。組み換え体酵母宿主細胞発現の結果として得られる組み換え体HB
sAgが好ましく、図1に示したDNA配列を用いて組み換え体S、 cere
visiaeから得られれば特に好ましい[配列番号:1]。
本発明はまた、組み換え体プラスミドを導入された酵母、特に)IBsAgをコ
ードするDNA配列を含むプラスミドを導入されたS、 cerevisiae
のために最適化された炭素制限低温増殖条件もその一態様とする。
更に、酵母由来HBsAgをバルク精製する方法であって、HBsAg発現後の
組み換え体酵母を溶解させてHBsAgをコロイド状ケイ酸塩、特に^eros
il 380に結合させ、その後HBsAgを溶離し、イオン交換クロマトグラ
フィーと、密度勾配超遠心分離と、特にデオキシコール酸塩で好ましくはデオキ
シコール酸ナトリウムである胆汁酸塩を用いるゲル濾過クロマトグラフィーとに
掛けることを含む方法も、本発明の別の一態様である。
加えて、HBSAllと、特にデオキシコール酸ナトリウムなどのデオキシコー
ル酸塩である胆汁酸塩とを含有する精製バルク組み換え体HBsAgワクチン物
質は、ミョウバンを含有する溶液にバルクワクチン物質を添加し、I(BsAg
をミョウバンに結合させ、過剰な溶液を除去するという方法でアジュバント結合
させることができ、アジュバントを添加したワクチン調製物は非経口投与に適し
た緩衝液に再懸濁させる。
パ の を
図1は、1(BsAHの発現を実現し得るpGPD−1(HBS>中に見いださ
れる1382bp DNAフラグメントの説明図である。この配列は、m13m
p9に由来する15b、のDNA(下線を付したb p 1〜15 )と、GP
(lポータプルプロモーターと−tlBsAg遺伝子の合成5′断片(^TGの
上流側に隣接する26bpを含む)と、HBsAgをコードするDNA配列とを
含む。
図2はpGPD−1(HBS)の制限地図である。
本発明の多数の特徴及び利点は、本発明の実施をその好ましい具体例に照らして
説明する以下の詳細な説明を勘案すれば当業者には明らかであろう。
4r11
酵母における高レベルのHBsAg発現を誘導するのに用いる組み換え体ベクタ
ーの構築、このDNA配列を取り込んで形質転換した酵母の高細胞密度増殖を達
成する新規な操作、得られたlBsAgを、本明細書に述べたように作製及び精
製した該抗原決定基を含有するB型肝炎ワクチン製剤が免疫感作されたヒトにお
いてHBV(総ての既知血清型)に対するより高度の感染防御免疫を引き出し得
るように精製する新規な方法を詳述することによって、本発明の実施を以下に説
明する。
酵母における高レベルのHBsA)1発現を達成するために、L直及び酵母の両
方に由来するDNA複製起源と、きわめて効率的な酵母プロモーターと、酵母特
異的転写終結/ポリアデニル化シグナルと、選択可能なマーカーとを含むプラス
ミドpGPD−1を開発した。プラスミド基体(plasmid back−b
one)は、ただ一つのEcoR1部位に挿入された酵母由来の完全な2μプラ
スミド(B型)を有するpBR322がら成る。この構築は、酵母においてもE
、 coliにおいても安定な維持及び増殖を行ない得るプラスミドをもたらす
9このようなプラスミドは、S、 cerevisiae RH218(内在性
2μアラスミドの欠失したcir”単離体)などの酵母株に形質転換されると自
己増幅挙動を示す。プラスミドが適当な発現系を含んでいれば、上記自己増幅挙
動によって所望の異種産物の合成が促進される[Bitter et al、、
(1984) Gene、 vol、 32゜++11.263−274;
Bitter et al、、 (1987) HeLhods in Enz
y−101Q : Reco輪binant DNA、 Part D、 vo
l、 153. pp、 514−544]。内在性2μプラスミドの欠失した
宿主株を用いることによって、内在性プラスミドと導入された組み換え体プラス
ミドとの間で起こる恐れの有る組み換えを回避できる。
外来HBsAg遺伝子の発現の誘導には酵母GPDプロモーターを用いた。GP
Dプロモーターはグリセルアルデヒド3−リン酸デヒドロゲナーゼ遺伝子がら単
離した。終結/ポリアデニル化シグナルは、酵母由来のTDH−3遺伝子がら単
離したものを用いた。酵母S、 cerevisiaeにおける異種タンパク質
、特に本発明で用いる226アミノ酸HBsAgポリペプチドの発現に適したD
NAベクターの構築については先に述べた。
本発明により用いるうえで好ましいHBsAgをコードする組み換え体プラスミ
ドはpGPD−1(I(BS)である。上#IJB i t t e r e
tal、、 (1984) Gene、及び本明細書に参考として含まれる米国
特許第4,977.092号を参照されたい。外来DN^の酵母への導入を可能
にするべく、形質転換、トランスフェクション、マイクロインジェクション、エ
レクトロポレーション、及びごく最近開発された、炎熱処理した微視的[IN^
被覆タングステンベレットを酵母に0.22径ブランクによって導入する操作を
含めた、当業者に公知の多くの操作が開発されている。即ち、高レベルのt(B
sAg発現のためにコードする組み換え体プラスミドの酵母、特にS、 cer
evisiaeへの導入には上記操作や他の代替操作を用い得る。
形質転換が生起すると、本発明のく1個以上の)組み換え体プラスミドを取り込
んだ酵母は、高い細胞密度及び高レベルの外来遺伝子発現を可能にする十分な栄
養素を提供する培地中で炭素制限条件下に増殖し得る。その際、組み換え体産物
()IBsAg)が構成的に発現する。グルコース、グリセロール、ラクトース
、マンノース及びモラセスを含めたきわめて様々な炭素源が酵母によって用いら
れ得る。培養は約15〜30℃の温度範囲にわたって連続式または供給回分式培
養技術によって実施し得る。そのうえ、15℃より低い培養温度を用いることも
可能であるが、大型発酵容器内の温度をIO’Cより低く維持しようとすれば困
難が生じるがもしれない。培地のpHは約43.5〜7.5であり得る。本発明
では供給回分式培養増殖技術を用いる。
培養完了後、HBsAgを保有する酵母を発酵容器から取り出す。所望の産物が
分泌されていないので、細胞ブイヨンではなく細胞を保存して更に処理する。細
胞を、遠心分離または濾過によって回収する。得られた細胞ペーストを等張緩衝
液中で1回以上洗浄する。その後、細胞ペーストからI(BsAgを直ちに精製
しても、また細胞ペーストを将来の使用に備えて一20℃で貯蔵してもよい。
HBsAgの酵母からの精製は次のように行なう。本発明により製造したHBS
All含有細胞ペーストは、初めに非イオン性洗剤を含有する溶液中に再懸濁さ
せ得る。再懸濁細胞を細胞破壊装置に掛けて該細胞を溶解させ、可溶性1(Bs
Agを含めたその内容物を周囲の溶液中に放出させる。細胞が溶解したら細胞溶
解液を、膜と、非溶解細胞と、その他の不溶性物質とから成る細胞破片から遠心
分離によって分離する0次に、清澄になったHBsAg含有溶解液をコロイド状
ケイ酸塩と混合し、該ケイ酸塩にHBsAgを吸着させる。吸着後、(今やHB
sAgが結合した)コロイド状ケイ酸塩を溶液から遠心分離または濾過によって
分離する。得られたペレットを数回濯いで、分離を免れて残存しているかもしれ
ない未吸着物質を除去する。濯ぎ完了後、HBsAgをコロイド状ゲイ酸塩から
溶離する。得られたHBsAg含有溶離液をイオン交換クロマトグラフィーに掛
ける。カラム流出液を回収し、溜めて濃縮する。この濃縮溶液を、臭化カリウム
(KBr)を添加してから密度勾配超遠心分離に掛ける0分離した勾配分を分画
する。HBsAgを含有する画分を一つに集め、好ましくはデオキシコール酸塩
、特にデオキシコール酸ナトリウムである胆汁酸塩を添加する。この溶液を、デ
オキシコール酸塩の存在下にゲル濾過クロマトグラフィーに掛ける。 HBsA
gを含有すると判明した溶出画分をプールする。
得られた溶液が、精製バルクHBsAgである。
加えて、大規模HBsAg精製方法も開発されており、この方法は次のように実
施され得る。 HBsAg含有細胞ペーストを、非イオン性洗剤を含有する溶解
緩衝液中に再懸濁させる。得られたホモジナイズされたスラリー中の細胞を、機
械的剪断応力または高圧に晒すことなどによって溶解させる。溶解液を透析濾過
(diariltraLion)によって清澄化する。得られた(HBsAgを
含有する)透析P液をコロイド状ケイ酸塩と混合して、該ケイ酸塩にHBsAH
を吸着させる。
FIBsAgの吸着したコロイド状ケイ酸塩を濾過によって回収する。次に、H
BsAgをコロイド状ケイ酸塩から溶離し、P遇して得られたr液に十分量のア
フィニティークロマトグラフィー物質を添加してP液中の全HBsAgを吸着さ
せる。
得られたスラリーを一過して緩衝液を添加し、結合HBsAgを溶離する。溶離
液を回収し、透析一過し、濃縮する。その後、臭化カリウム密度勾配超遠心分離
を行なう。分離した勾配分の分画後、HBsAgを含有する画分をプールし、好
ましくはデオキシコール酸ナトリウムであるデオキシコール酸塩などの胆汁酸塩
を添加する。得られた溶液をゲル濾過に掛ける。十分に精製されたHBsAgを
含有する画分を回収し、プールしたものが、HBsAgを含む20nm粒子を含
有する精製バルク調製物である。
本発明に述べるように精製したfil(BsAgを含む20nm粒子を生化学的
に分析したところ、この免疫原性粒子がその重量に基づき約80%のタンパク質
(HBsAg)と、約18%のデオキシコール酸ナトリウムと、約2%の酵母由
来脂質とから成ることが判明した。
5〜200μg/−1の)IBsAgを含有する上記バルク精製物を次に、ヒト
への投与に許容可能なアジュバント含有製剤に変換する。得られるワクチン製剤
をヒトに投与するのであれば、FD^によって使用を認可されたアジュバントの
みを用いるべきである。そのようなFD^認可アジュバントに、いずれも通常“
ミョウバン”と呼称される水酸化アルミニウム及びリン酸アルミニウムの二つが
有る。選択したアジュバントをバルク精製HBSAll溶液に添加する。この混
合物を遠心分離に掛け、上清をデカンテーションにより除去する。
得られたペレットを1回洗浄する。洗浄したペレットを、ヒl−への投与に適し
た緩衝液中に再懸濁させる。あるいは他の場合には、アジュバント添加を、製剤
の遠心分離を要せずに行なうことも可能である。このことは、精製バルク11[
1sAgを哺乳類への投与に適した溶液に、最終llBsAg濃度が1キ定のワ
クチンに必要な濃度となるように添加することによって達成できる。精製バルク
H[lsAgを添加する溶液は、デオキシコール酸塩、特にデオキシコール酸ナ
トリウムなどの胆汁酸塩と、ミョウバン、特に水酸化アルミニウムと、適当な生
理緩衝液とから成る。アジュバントを添加し、配合の済んだHBsAgワクチン
は、認可されたFil^規則にtKって包装し、または稀釈してから包装し得る
。こうして、HBsA8を主成分とするHBVワクチンでの患者の免疫感作が可
能となる。
本発明をより詳細に説明するために、以下の実施例を示す、加えて、これらの実
施例は本発明の好ましい具体例を提示するが、本発明の範囲を限定するものでは
ない。
X1目1
寒JIJLL
ベクター
S、cerevisiaeで異種遺伝子を発現させるために、酵母GPDプロモ
ーターを選択した。Ho1landら[(1978) Biochemistr
y、v。
1、 17. pp: 4900−07; (1980)J、Biol、Che
m、、vol、255. Pp、2596−2605;及び(1983) J、
Biol、chem、、vol、258. Pp−5291−99]は、S、c
erevisiae中に見いだされるグリセルアルデヒド−3−リン酸デヒドロ
ゲナーゼをコードする非タンデム式に反復する3種の構造遺伝子の各々を単離及
び配列決定した。GPDは工業用パン酵母の乾燥型巣の5%までを占め、この酵
素をコードするmRNAは酵母ポリアデニル化mRNA全量の2〜5%に相当す
る[Ho1landら、 (1978) Biochemistry、前出1.
3種のアイソザイムのうちの1種は残りのアイソザイムよりも著しく多量に存在
する[Jonesら 、 (1972) FEBS Lett、、、 vol。
え2. pp、 185−9]、この最も多量に存在するアイソザイムをコード
する遺伝子はpgap491と呼称される[Ho1landら、 (1979a
) J、Biol、chem、、vol、 254. Pp、5466−74]
、Bi tterら[(1984) Gene。
前出]は、この特定のGPDアイソザイム用のプロモーターを単離及び配列決定
した。
本発明で使用するにあたり、まず最初に機能的GPDプロモーターをpp6y
[Mus t iら、 (1983)Gene、vol、25. pI)、 1
33 43]から2.1kb(キロベース) Hi n d I I Iフラグ
メントとして単離した。このフラグメントをアガロースゲル電気泳動により精製
した後、ゲルから切り出し、DNAを単離及び精製した0次にDNAをT a
q Tで消化した。消化後、ポリアクリルアミドゲル電気泳動を使用してGPD
プロモーターを含む653bp (塩基対)フラグメントを他の消化産物から分
離した0次にこのフラグメントを含むゲルの領域を切り出し、フラグメントを溶
離した1次にこのG P Rプロモーターを含むフラグメンl−を、予めAcc
Iで消化し且つまだ挿入されていないベクターの再連結を阻止するようにアルカ
リホスファターゼで処理しておいたM13mp9にクローニングした。大腸菌株
JM109で形質転換及び発芽後生長(outgrowth)後、先に発芽して
いた単離プラークからRF(複製型)DNAを精製した。適正な方向でGPDを
含む(即ちファージのポリリンカー中でBam81部位に隣接するGPD転写開
始部位を有する)ことが認められた産物M13クローンからのRF DNAを次
いでBamHI及びHindIIIで消化した6アガロースゲル電気泳動後、G
PDプロモーターを含むフラグメントをゲルから切り出し、次いでDNAを単離
及び精製した。
同様にp B R/ 2μプラスミド構築物をBamHr及びHindlIIで
消化した。消化したベクターは、電気泳動により346bp pBR322イン
サートから分離した後、切り出し、単離及び精製することができる。あるいはベ
クターがBamHI/HindI I Iインサートに再連結できないように、
制限産物をアルカリホスファターゼで処理した後、フェノール抽出してもよい。
いずれの場合も得られるベクターDNA調製物はBamHI/HindIII
GPDプロモーター含有フラグメントに連結される。得られるベクターをpGP
Dと命名する。
本発明で使用されるHBsAgを産生させるために使用される発現ベクターpG
PD−1の構築を完了するために、酵母TRP1遺伝子を組み込んだ。TRP
1遺伝子は、形質転換後に選択可能なマーカーを提供すると共に、有効な終結及
びポリアデニル化シグナルを酵母RNAポリメラーゼIIに提供する。使用した
TRP 1遺伝子は、Tschumpe r及びCarbon[(1980)
Gene。
vol、 10. pp、157−66コにより記載されているように単離及び
精製した852bp EcoRI/BglIrフラグメントであった。先にAm
ererら[(1981) Proceedings of theThird
C1eveland Symposiumon Macromolecule
s: Recombinant DNA、Elsevier、Amsterda
m、pp、185−97]は、く形成されるmRNAが両方の遺伝子ともセンス
鎖から構成されるような方向即ち5′から3°に向かって)異種遺伝子及び後続
のTRP 1遺伝子を含む発現ベクター構築において、TRP1遺伝子は異種遺
伝子の解読後に有効な転写終結及びボリアデニル化シグナルを提供することを立
証した。
EcoRI/Bglll TRPI選伝子フラグメントの連結に備えてpGPD
をBamHIで消化した後、アルカリホスファターゼ処理し、次いでフェノール
抽出した。
B a m HIで開裂させ、ホスファターゼで処理したベクターと、精製85
2bp EcoRI/BglII TRP1フラグメントと、リン酸化B a
m HI / E c o RIリンカ−を適量使用して連結反応を行った。こ
の連結の結果、G P D転写終結シグナルに隣接するBamH1部位と、TR
PI遺伝子の5°のEcoR1部位とが再構成された。
しかしながら、TRP 1遺伝子の3°のBamHI及びBgllI部位の5°
オーバーハングをアニーリングした結果、BamHI及びBglMの両方のこれ
らの認識部位は失われた。連結及び細菌形質転換後、種々のクローンからのプラ
スミドDNAを制限解析し、どのクローンがGPDプロモーターに対して適正な
方向でTRP 1遺伝子を有するプラスミドを含むかを決定した6適正な方向に
TRPlを念むクローンをpGPD−1と命名した。
上述したように、HBsAgは226アミノ酸からなるポリペプチドである。こ
のポリペプチドをコードする遺伝子はHB V血清型adwゲノムにおいて約1
400bpの寸法のBamHIフラグメントに組み込まれた[Va I enz
uelaら、 (1979) Nature、v。
1、280. pp、815−19]、このBamHIフラグメントはタンパク
質の翻訳開始コドンの5°の非コーディングDNA126bpと、3°非翻訳H
BV DN八へ73bpと、pBR322DNA(クローニングアーチファクト
)23bpとを含む、BamHI消化及びアガロースゲル電気泳動によるフラグ
メント分離後、HBsAgをコードする1400bpのフラグメントを切り出し
、DNAを単離及び精製した。
酵母シャトルベクターYRp7 [5truh lら、(1979) Proc
、Natl、Acad、Sci、USA、vol、ヱ6. pp、1035−3
91を同様にBamHIで消化した。BamHI消化後、YRp7をアルカリホ
スファターゼで処理した後、フェノール抽出した9次にHBsAgをコードする
1400bPのBamHrフラグメントにB a m HIで開裂させたYRp
7を連結し、プラスミドpHBs八gを生成した。非コーディング3°HBV及
びpBR322DNAを除去するために、pHBsAgを)lpalで完全に消
化した後、HindlIIで部分的に消化した。次にベクターを大腸菌DNAポ
リメラーゼ1のKlenowフラグメントで処理し、平滑末端を生成した。次に
このDNA混合物を連結し、pBR及びI−I B V 3 ’非コーディング
配列を欠失するクローンをpHBsと命名した。
更に、pHBsをBamHI及びXbaIで消化することにより、HBsAg開
始コドンの5′の非コーディングHBV DNAを欠失させた。この218bp
フラグメントは更にHBsAgの最初の32個のアミノ酸のコーディング情報を
含んでいた。このコーディング情報を復元するために、合成り a m HI
7” X b a Iフラグメントを生成した。この合成フラグメントのDNA
配列を図1(配列番号、1)に示す。合成フラグメントは非必須5′非翻訳DN
Aを除去するのみならず、合成フラグメントの5“非翻訳部分はAが豊富でGが
欠乏するように構成され、Amererら[(198’l)前出コによるとこの
ような特徴は高度に発現させる酵母タンパク質において有効な翻訳開始に重要で
あると確認された。ATGの5′末端にすぐ近接する27bpはHo1land
ら[(1979) J、Biol、chem、、vol、 254. pp、
9839−45]により記載されている5′非翻訳GPDリーダーに対応する。
更に、アミノ酸コーディング情報を提供する合成りNAフラグメントの部分に、
Bennetzenら[(1981) J、Biol、Chem、、vol。
257、 pp、 3026−31]により開示されているように高度に発現さ
れる酵母遺伝子で優先的に使用されるコドンを組み込んだ0合成りamHI/X
baIフラグメントを含むプラスミドをpHBs−2と命名した。
次いでHBsAgをコードするフラグメントを単離できるように、pHBs−2
をBamHI及びEcoRIで消化した。B a m HI / E c o
RI消化後、サンプルを81ヌクレアーゼ処理し、平滑末端を生成した0次にH
BsAgをコードする平滑末端を有する850bpフラグメント(完全なコーデ
ィング配列については図1[配列番号:1コを参照のこと)をアガロースゲル電
気泳動により他の消化産物から分離した。次にHBsAgをコードするDNAを
切り出し、精製した。pGPD−1をBamHIで開裂し、同様にS1ヌクレア
ーゼで平滑末端化した後、ホスファターゼ処理及びフェノール抽出した1次に8
1で平滑末端にしたHBsAgをコードする850bPフラグメントを、Bam
HIで消化し且つSlで処理したpGPD−1に連結してpGPD−1(HBs
)を生成し、その後、S、cerevisiae RH218に導入した。pG
PD−1(HBS)の制限地図を図2に示す。
及111
HBsA Bの 。
以下の説明は400L容発酵槽を使用する組換えHBsAgの製造方法に間する
ものであり、該方法ではHBsAg含有発現ベクター(pGPD−1(HBS)
)を含むS。
cerevisiae株R)(218を約25℃で炭素制限条件下に培養する。
本実施例に記載する全手順は特に指定しない限り無菌的に実施する。特に指定し
ない限り、本実施例中で使用される全滅菌手順は、滅菌しようとする装置又は溶
液を121〜123℃に30±5分間加熱することにより実施する。
VMS (酵母最少塩)500mLを収容する8個の接種用フラスコの各々に、
冷凍グリセロールストックとして保存しておいたRH218pGPD−1500
μlを接種することにより初期シード培養物を調製する。これらの培養物を次に
30±2℃で40〜50vr間275±25RPMで回転振盪機に置く、これら
の培養物が約4〜6のOD6゜。に達したらプールし、以下に記載するように予
め準備しておいた400L容発酵槽に移す。
シード培養物の増殖に伴って発酵培地を次のように調製する。グルコース320
g、イノシトール3.2g及びIM Mg5O<・7H20をH3Oに溶解させ
、最終容量を3.33Lとする。溶解後、この溶液を滅菌する。冷却後、微量金
属溶液(表1 )480mL、ビタミン溶液(表2)480mL及び濾過滅菌し
た1%(W/V)チアミン溶液64mLを加える。
表1: !tJi* i’lJM
微量金属溶液は、精製H20を含む合計ロット容量の約9006に成分を溶解さ
せ、溶解後、所望の最終ロット容量に調整し、0.2μmフィルターで濾過滅菌
することにより調製する。
表2. 亘≦4ユーイ1L液−
[ビタミン溶液は、(a)精製H20の合計ロフト容置の約4 og及びION
NaOHの合計ロット容量の5.65±019%にビオチン、葉酸及びリボフ
ラビンを溶解させ、溶解後、精製H20を含む合計ロット容量の5%に調整し、
(b)精製H2oの合計四ツl−容量の約2.0%及びION NaO,Hの合
計ロフト容量の94.2±0.1966にピリドキシン及びナイアシンを溶解さ
せ、溶解後、精製H20を含む合計ロフト容量の2.5%に調整し、(C)精製
H20の合計ロット容量の約2.0%及びl0NNaOHの合計ロット容量の0
.188±0.019%にパントテン酸を溶解させ、溶解後、精製H20を含む
合計ロフト容量の2.5%に調整し、(d)以上3種の溶液を合わせて精製H2
0を含む合計ロット容量に調整し、(e)0.2μmフィルターで濾過滅菌する
ことにより調製する。]
約14OLの820を40OL容発酵槽に加える0次にカザミノW!14040
g、KH2PO42160g、(NH+) 2S O* 600 g及びDow
P2O00消泡剤1゜mLを発酵槽に加える。次に発酵槽及びその内容物を滅
菌する。滅菌後、発酵槽の温度調節器を25℃に設定(発酵槽の内容物を25±
2℃に保温)する0次に発酵培地3゜33Lを槽に加える。得られた溶液のp
HをH,PO,又はNH,OHにより4.5±0.2に調整した(pH調節器を
4.5に設定)する。通気速度は160±16slpm(リットル、7分)に設
定し、背圧は0.34±0.07バールに調節する。撹拌は初期は200±2O
RPMとし、溶存酸素(DO)増幅器を100±5%に調節する。
呼吸商(RQ: 生成CO2モル/消費02モル)を決定できるように排ガスを
監視する。培養物は初期は培地中でグルコースを消費し、部分的にエタノールに
代謝する。グルコースを完全に消費後、培養物はエタノールが存在する場合には
エタノールを代謝する。RQ<1ならば培養物はエタノールを代謝している。1
≦RQ≦1.1ならばグルコースは完全にCO□及びH,Oに代謝されている。
RQ>1.1ならばグルコースからエタノールへの部分的な酸化が行われている
ことを示す、供給培地添加の開始後、エタノールの蓄積を避けるためにRQは1
.1未満に維持すべきである。RQは、RQが所望の範囲になるまで供給培地添
加速度を低下させることにより調節することができる。
グルコース48kg、イノシトール3.0g及びIMM g S O4・7 H
z O1’ 350 m Lを十分な水に加えて熱及び撹拌下に溶解させること
により滅菌撹拌供給槽内で供給培地60Lを調製する。完全な溶解後、この溶液
を滅菌する。更に、カザミノ酸9.84kg、KH2PO4257g及び(NH
4)230. 450gから構成される溶液30Lを調製し、60±10分間滅
菌する0両方の溶液を室温に冷却後、濾過滅菌した1%< w / v )チア
ミン溶液129mL、微量金属溶液608mL及びビタミン溶液608mLをカ
ザミノ酸含有溶液30Lに加える。十分に混合後、この溶液を供給培地溶液60
Lと結合する。次に供給培地槽を発酵槽に接続する。
発酵の進行に伴ってpHを4.5±0.2に維持し、温度を25±2℃に維持す
る。Doは、空気流、撹拌及び/又は背圧を増加させることにより約50%飽和
に維持する。
Doは25%未満に低下させてはならない、培養物の0D6ooは4時間毎に監
視する。供給培地は下記表3に示すような流速で加える。
退」し
更に、RQは1時間毎に監視する。RQが1.1を越えたならば供給培地流速を
1段階低いレベルに減少させる。
RQが1.1未満であるならば、供給培地流速を1段階上のレベルに増加させる
(しかしながら、流速は所与のOD6゜。かどのような値であろうとも表3に示
す値を越えるべきでない)。
80(OD、。。く120になったら、発酵槽を5〜15℃に冷却し、供給培地
添加を中止することにより発酵を停止させる。更に、培地容量を推定できるよう
に撹拌を停止する。培地の最終容量に関する推定の実施後、200〜250RP
Mで撹拌を再開し、発酵槽を限外濾過装置に接続し、密閉系とする。限外r過装
置は100000分子量カットオフを有する濾過膜を備える。
次にこの系を使用して培養物をその推定最終容量の50±5%に濃縮する。この
最初の2倍濃縮後、培養物の推定最終容量を復元するために十分な酵母細胞洗浄
緩衝液(YCWB: 50mM Tris、 10mM EDTA。
pH8,0)を加える。この洗浄手順を更に2回繰り返す。最後に、培養物を推
定最終容量の50±5%に濃縮する。次に濃縮培養物を発酵槽からアリコートと
して取り出し、細胞ペースト状に濃縮するためにサンプルバッグを収容するIL
容遠心分離びんに入れる。びんを4±2℃で20±2分間4000±200RP
Mで回転させる。上清を廃棄し、細胞ペレットを計量する。計量後、HBsAg
粒子を精製すべき時点までペレットを一40℃又は冷却器に保存する。
支11工
HBsA の 自・ ゛
以下の説明は400L容発酵槽を使用する組換えHBsAgの別の製造方法に関
するものであり、この方法ではHBsAg含有発現ベクター(pGPD−1(H
BS))を含むS、cerevisiae株RH218を炭素制限条件下で低温
で培養する0本実施例に記載する全手順は特に指示しない限り無菌的に実施する
。本実施例で使用される全滅菌手順は、滅菌すべき装置又は溶液を121〜12
3℃に30±5分間加熱することにより実施する。
VMS 500mLを収容する8個の接種用フラスコの各々に凍結グリセロール
ストックとして保存しておいたRH218pGPD−1500μlを接種する。
これらの培養物を次に30±2℃で40〜50時間275±25RPMで回転撹
拌機におく。これらの培養物が約4〜6のOD6゜。に達したらプールし、以下
に記載するように予め準備しておいた400L容発酵槽に移す。
dH20117±6Lを発酵槽に加える。次にカザミノ酸3030g、KH2P
O41620g、(NH4)2SO+ 450 g及びDow P2O00消泡
剤10mLを槽に加える。次に発酵槽及びその内容物を滅菌する。滅菌後、槽を
25±2℃に冷却し、発酵温度調節器を25℃に設定する。次に以下に記載する
ような濃縮発酵培地を発酵槽に加える。
濃縮発酵培地は、ILの最終容量に達するまでグルコース約240g、イノシト
ール約2.4g及びM g S O4・7H20約118gをdH20中で結合
することにより調製する。次のこの溶液を滅菌する6溶液をほぼは室温に冷却後
、微量金属類溶液〈実施例2、表1参照>360mL、1%チアミン溶液48m
L及びビタミン溶液360mL (実施例22表2参照)を加える。混合後、こ
の溶液を上述のように発酵槽に加える。
次に、pH4,5に設定したpH調節器の制御下で発酵槽の内容物をNH,OH
又はHI P O、によりpH4,5±0.2に調整する。槽の通気速度は16
0±16slpm、背圧は0.34±0.07バールに設定する。撹拌は2゜O
±2ORPMに設定し、溶存酸素(D、O,)増幅器は100±5%に設定する
。更に滅菌Dow P2O00を発酵槽に追加する。
次にプールしておいたシード培養物を発酵槽に移す。発酵培養物の初期OD s
ooは約0.1である。呼吸商を計算し、この呼吸商を使用してエタノール形成
を最小にするように供給量を調整する。最初は培養物のPHは4.5±0゜2に
維持すべきであり、温度は25±2℃に維持すべきである6更に、溶存酸素(D
、O,)レベルは撹拌、空気流量、酸素流量及び背圧を組み合わせて増加させる
ことにより50%飽和を越えるように維持されるべきである(背圧は10バール
を越えるべきでない)。D Ooは25%飽和を下回るべきでない。光学密度、
R,Q、及びエタノール濃度は発酵の過程を通して4時間毎に監視すべきである
。
発酵の開始後、供給培地を次のように調製する。撹拌供給槽内で撹拌及び熱の存
在下に最終容量160Lになるように十分なdH20にグルコース123kg、
イノシトール767g及びMg5O,・7820 850 gを溶解させること
により供給培地1 (FMI)を調製する。これらの化合物の完全な溶解後、F
MIを滅菌する。滅菌後、FMlをほぼ室温に冷却する。1%チアミン溶液33
0mL、微量金属類溶液1550mL及びビタミン溶液1550mLを加える。
別の撹拌供給槽内で撹拌及び熱の存在下に最終容量70Lになるように十分なd
Hzoにカザミノ酸25.2kg、KH2P0. 657g及び(N H4)
2 S O41150gを加えることにより供給培地2 (FM2)を調製する
。全FM2成分の溶解後、この溶液を滅菌する。
はぼ室温に冷却後、FM2をFMIに混合する。この供給培地を収容する槽を次
に発酵槽に装着する。
発酵培養物のOD i。。が0.8に達し、エタノール(Et OH)濃度が0
.58/1未満になったら50mL/時の初期速度で供給培地の添加を開始する
。供給速度は表4のスケジュールに従って調節する。
表4: 調節供給速度
EtOH測定が不可能な場合には、次のスケジュールを使用してもよい。
調節供給速度
5.0以上の0D6ooに達したら温度設定点を15℃に下げ、pH設定点を5
.5に調節する。pHは5.5±0゜2に維持すべきであり、培養温度は15±
2℃に維持すべきである。300Lの合計発酵容量が得られたら液体を排出し、
合計培養物容量を25OLに減少させる。0Dso。
=90±5に達してから30±6時間後、供給培地及び空気/酸素供給を中止す
ることにより発酵を終了する。
撹拌を中止し、最終培養物容量を推定する。最終容量を推定後、120±2OR
PMで撹拌を再開する。0.1μm以上の粒子を排除する濾過膜を備え、発酵槽
に接続され、予め滅菌された閉鎖限外濾過システム(Romicon)を使用す
ることにより、細胞ブロスを元の容量の50±5%に濃縮する。あるいは、0.
45μmの孔径を有する膜を使用するミリボアシステムを使用して細胞ブロスを
濃縮することもできる。濃縮後、予め調製した滅菌50mMEDTA、pH8,
0の緩衝液の添加により培養物容量を元の容量±5%に増加させる。濃縮及び緩
衝液添加を更に4回実施する。
最後に、細胞ブロスを元の容量の40±5%に濃縮し、濃縮培養物を発酵槽に戻
す、濃縮培地を150±50RPMで撹拌する。OD、。0を測定し、撹拌を一
時的に中断して推定最終濃縮ブロス容量を得る。発酵槽及びその内容物を次に迅
速に冷却する。冷却後、濃縮ブロスをサンプルバッグに分配する。次にサンプル
バッグを計量する。計量後、サンプルをHBsAgのために処理するまで−40
〜−80℃で保存する。
支11先
也影LKL11
以下の実施例は実施例2で製造されるようなHBsAgの典型的な精製で使用さ
れる手順を説明する。こうして製造されるHBsAgはヒトワクチン組成物中で
使用するので、本実施例に記載する手順は最終調製物が無菌で且つ発熱物質を含
まないように実施される。このような手順は一般的であり、製薬業者に知られて
いる。特に指定しない限り、精製工程中のいかなる時点でもHBsAg含有溶液
の温度は10°Cを越えるべきでない、更に、特に指定しない限り本実施例に記
載する全混合手順は、溶液の飛散や発泡を最小にし且つ溶液成分の沈降を阻止す
るために十分な速度に設定されたBrinkmanホモジナイザーのようなオー
バーヘッドミキサーを使用して5±3℃で実施する。
(a)fflllL
実施例2で製造したようなHBsAg含有細胞ペースト4700+50gを2×
溶解用緩衝液(0,1M Tris HCl、0.02M EDTA、 10%
[v/V]グリセロール、0.5%[v / vコTriton X−100
,pH8)5000+50mLと結合する0次に注射用蒸留水(WFr)を使用
して溶液容量を9950±50mLに調整する。この時点における溶液の容量は
10100O0を越えてはならない。溶液温度は、細胞溶液を収容する槽を適当
な温度の水浴内におくことにより5±3℃に維持すべきである。次にオーバーへ
7ドミキサーを使用して細胞ペーストを完全に再懸濁させる。再懸濁後、溶液の
OD sooを30測定する。平均溶液0Dsooは75〜125にすべきであ
る。
再懸濁後、2M Tris塩基を使用して溶液のpHをpH7,9±0.2に調
整する。溶液温度は5±3℃に維持すべきである。この溶液を次にDyno M
ill(Gfen Mills、 Inc、、Maywood。
NJ)のような細胞破壊装置に通して、細胞を溶解させる。
Dyno Millボア7流速は3700+100mL/時、Dyno Mil
lチラーは−20〜−30℃に設定すべきである。まず最初に細胞懸濁液を非撹
拌下にDyno Mill撹拌チャンバにポンプ導入する。材料がチャンバ出口
から流出し始めたら軸速度3350RPM及び撹拌ディスク周速度(perip
heral speed)14m/秒で撹拌を開始する。撹拌の開始後にチャン
バがら流出する細胞溶解物の最初の200±25mLを収集し、未溶解細胞懸濁
液に戻す。撹拌チャンバから流出する付加的な全細胞溶解物を5±ILのアリコ
ートとして水冷収集槽に回収する。細胞懸濁液材料が完全にDyno Mi11
入口管に流入後、流入ポンプを遮断する。次に入口管を細胞懸濁液容器がら分離
し、1×溶解用M衝液500土50mLを収容する槽に再接続する。再び流入ポ
ンプのスイッチを入れ、1×溶解用If衝液が完全に入口管に吸引されるまで運
転させ、完全に吸引された時点で細胞溶解物の収集を停止する。次に各収集槽中
の細胞溶解物の容量を測定する。
(b) ン*i−二((二、−
次に細胞溶解物を以下に記載するように遠心分離により清澄化する。細胞溶解物
をIL容ポリプロピレン遠心分離びんに移し、Beckman JS4.2o−
ターに入れる。次にこれらのサンプルをBeckman J6−B遠心分離機(
チャンバ温度0℃)で4100±1100RPで120±5分間回転させる。遠
心分離後、上清を注意深くデカントし、プールした後、清澄化した溶解物の最終
容量を測定する。この清澄化溶解物の25μlアリコートを取り出し、タンパク
質アッセイにかけて溶液中の合計タンパクliL&有量を決定する。この関連で
有用な1種のアッセイてはサンプルをWFIで100倍に希釈し、クーマシーブ
ルー結合アッセイ(通称Bradfordアッセイ)に清澄化した溶解物の合計
タンパク質含有量を確認後、この数字に0.75を乗じ、完全なHBsAg吸着
に必要なAerosil 380の量を算出する。ミキサーを使用して計算量の
Aerosilを清澄化溶解物に加えて5〜10分間撹拌する。Aerosil
の添加が完了したら、5±3°Cの冷所で更に8〜16時間撹拌を続け、タンパ
ク質を吸着させる。
吸着手順後、Aerosil含有懸濁液をIL容ポリプロピレジびんに移し、J
S4.20−ター内でJ6−B (チャンバ温度0℃)に入れて4100±11
00RPで10〜15分間遠心分離する。保持されているペレットを乱さないよ
うに上清を注意深くデカントする。ペレットを各びんから抽出し、適当な容器内
で結合する。遠心分離後の清澄化溶解物に等しい量のTNE(20mM Tri
s。
150mM NaCl、5mM EDTA、pH8)を計り取る0次にタンパク
質を吸着したAerosilを取り出した各遠心分離びんを少量のこのTNEで
濯ぐ。ペレットを収容する容器と同一の容器内でこれらの濯ぎ液を合わせる。次
にTNEの残量をこの容器に加える。低温室(5±3℃)でこれらのペレットを
再懸濁させる。再懸濁の完了後、混合を更に20±10分間続ける。溶液を再び
上述のように遠心分離し、ペレットを保持し、TNEに再懸濁する。タンパク質
を吸着したAerosilをTNEで濯ぐこの段階は、上述と同一の手順を使用
して同様に3回実施する。一方、遠心分離段階後、ペレットを再び保持し、溶離
手順にかけ、吸着したタンパク質を遊離させる。
溶離手順は、タンパク質を吸着したAerosilを含有するペレットを適当な
容器に収集することにより行う。
清澄化溶解物の容量の2倍に等しい溶離用緩衝液(10m、M ホウ酸ナトリウ
ム、1mM EDTA、0.25%[w / v ]デオキシコール酸ナトリウ
ム、pH〜9.25)を計り取る。少量の溶離用緩衝液を使用し、再懸濁すべき
ペレットを取り出した遠心分離びんを濯ぐ。これらの溶離用l!衝漬液ぎ液を次
に、予め計り取っておいた溶離用[漬液の残部と共に、ペレットを移した容器に
加える。再び冷蔵室(5±3℃)内でオーバーヘッドミキサーを使用してペレッ
トを再懸濁させる。溶液中にAerosil塊が認められなくなったら、混合を
続けながらION NaOHを使用して溶液のpHを9.25±0.05に調整
する。
このPH調整後、混合を更に75±10分間続ける。
このスラリーをIL容ポリプロピレン遠心分離びんに入れた後、JS4.20−
ターでJ6−B (チャンバ温度O℃)内で4100+10100RP’25〜
30分間遠心分離する。Aerosilがら溶離したタンパク質を含有する上清
が形成されたら、この上清を注意深くデカントし、保存する。ペレットを廃棄す
る。上清をプールし、この溶液のpHを2N MCIにより8.0+0.1に調
整する。
次にこのPHを調整したAerosil溶離液の容量を測定し、容量Aと呼称す
る。その後、イオン交換クロマトグラフィーを行うまでこの溶離液を5±3℃で
保存する。
(以下余白)
(e)イオン交換クロマトグラフィー
DEAEセルロースカラムを以下のように調製する。各10リツトルの出発細胞
懸濁液に対して675o±200m1の床容積を有するDEAEセルロースカラ
ムを準備する。DEAEカラム緩衝液は、20mM Tris−HCl、0.0
2%(w/v)メタ重亜@酸ナトリウム、5mMEDTA、0.11M NaC
l、pH8である。カラムは5±3℃の低温室内で操作する。カラム溶出は、分
光光度計において275〜285 n m及び1〜2AUFSでモニターする。
1.0mvの範囲で速度01〜0.2mm/汁にセットしたチャートレコーダー
を分光光度計に取り付けてスペクトル吸収を経時的に記録する。カラム床を準備
したら、安定なUV吸収ベースラインが成立するまでDEAE緩衝液をカラムに
注入する。p H調整されたAer。
sil溶出液(eluate)をDEAEセルロースカラムに添加する前に、以
下の溶液(各々の温度4±4℃を有する)を以下の式によって計算される量で溶
出用の液に混合する。
i )AXo、0084=加えるべき0.5M EDTA。
pH8の容積;
ii) Axo、021 =加えるべきLM Tris−HCl、pH8の容積
:及び
1ii)AXo、0021−加えるべき10%(w/v)メタ重亜硫酸ナトリウ
ムの容積。
上記溶液をAerosil溶出液に加えたら、l0NNaOHまたは2NHCI
を使用して溶液のpHを8゜02±0.03に調整する。また、EDTA、Tr
i 5−HCI及びメタ重亜硫酸ナトリウムを加える前に、Aerosil溶
出液10リットル当たり約5MのNaC1を加えることにより(導電率測定器を
使用して22±2℃で測定したときの)溶液の導電率を14.1±Q 、 3
m m h o /cmに調整する。
溶液の導電率を調整した後、床表面より上の全てのDEAEカラムM衝液を漬液
し、Aerosi+溶出液をDEAE−セルロースカラムに慎重に添加する。十
分な量の試料を添加したら、例えば試料溶液の表面がカラム床の上面より10c
m以上高くなったときは、カラム流を、先にDEAEカラムMN液をカラムにポ
ンプ注入したときと同じ流速に維持する。溶液表面とカラム床の上面との間に所
望のスペースを維持するように試料を添加し続ける。カラム溶出をUVによって
モニターする。カラム床容積の約30?6に等しい初期溶出液(effluen
t)は廃棄する。この時点から、カラムから流出する全ての溶出液を回収し、保
存する。全てのタンパク質含有液をカラムに添加したら、カラムを、カラム床溶
液の1.4倍(±400m1)に等しい量のDEAEカラム緩衝液で洗浄する。
全てのカラム溶出液を同じ容器中に回収する。溶出液を回収した後、溶出液は、
濃縮するまで5±3℃で最高12時間貯蔵し得る。
カットオフ分子量100,000ダルトンの2カセツトのポリスルホン膜(Mi
!l1pore cassette PTHK 00005)を使用するMi
l I 1pore Pe1licon限外濾過装置によって、溶出液を濃縮す
る。限外r過装置は、2.000±500m1のDEAEカラムMWI液を該装
置に螺動ポンプ流速500±200m1/分で2回通すことにより、平衡化する
と共に空気をパージしておく。濃縮過程の間、全溶液は4±4℃の温度に維持す
べきである。濃縮装置の保有容積(膜力セット及びチューブの内部容積)は25
0m1を超えるべきではない。溶出液濃縮の間、ポンプ流速(FM流速+保持液
(retentate)流速)は約1.000rnl/分であるべきであり、こ
のうち戸液流速は280±50m1/分であり、保持液流速は720±50m1
/分である。溶出液量が4.0±0.2リツトル(保有量を含む)に濃縮された
ら、濃縮を停止し、濃縮溶出液に420.0±0.5g/リットルのKBrを加
え、混合して溶解する6更に、300±3mlのDEAEカラム緩衝液中に12
6±1gのKBrを溶解した溶液を別に調製し、5±3℃で貯蔵しておく。KB
rを濃縮溶出液に溶解したら、流速を約500m1/分(P液流速140±25
m1/分:保持液流速360±25m1/分)に低減して、溶出液量が1.5±
0.2リツトルに減量されるまで更に濃縮を続ける。この時点で、ポンプ流速を
更に約250m1/分(炉液流速40±6m1/分:保持液流速210±9ml
/分)まで低減する。容積が350±10m1(保有量は除く)になるまで濃縮
を続ける。
この時点で、濃縮されたKBr含有溶出液を膜力セット系にポンプ流速約250
m1/分で5±2分間再循環させる。再循環は、ろ液出口は閉鎖して溶液が保持
液出口のみから流出するようにすることにより可能となる。再循環後、先に調製
したDEAEカラム榎衝液/漬液 B r溶液を使用して限外濾過装置を洗浄す
るが、これは、ポンプを停止し、入口チューブを限外濾過装置からDEAEカラ
ム緩衝液/漬液Br溶液を含む槽に移すことにより行なう。次いでポンプを始動
し、試料容器中の合計量が655〜660m1となるまで運転し、最終濃縮溶出
液を得るにの溶液を、KBr密度勾配超遠心を実施するまで5±3℃で貯蔵する
。
(f)ifJL呈【」LL
超遠心処理の準備のため、濃縮溶出液を約15℃に温める。各650m1の濃縮
溶出液に、90.8gのグリセロールを加える。グリセロールを加えた後、試料
の屈折率(RI)を測定する。これは1.3890±0.0030であらねばな
らない。試料のRI測定値がこの値より小さい場合には、要求値が得られるまで
KBrを加えて溶解する。R■測定値が要求値を超えている場合には、要求値が
得られるまでDEAEカラム緩衝液を加える。要求されるRIが得られたら、試
料の終容積を測定する。次いで試料を40m1ポリアロマ−Qu i ck−S
ea !試験管(B e c kmanカタログ番号342699)中に300
±0.5mlアリコートとして分配する。試験管中に分配したら、次のように予
め調製しておいたT N E / K B r溶液を試料上に重層する。105
.2±0.1gのKBrを400±5mlのTNE中に溶解する。このT N
E / K B r溶液のRIは1..3620土0.0002であらねばなら
ない、測定値が要求値を超えている場合には、正しいRIが得られるまでTNE
を加える。しかしながら、RI測定値が要求値より小さい場合には、適正値が得
られるまでKBrを加えて溶解する。
重層用溶液が制御された方法で分配されることを確認して試料−上層の界面の乱
れを最小化するため、螺動ポンプを使用して最初は重層用溶液を1〜2ml/分
の流速で分配する。各試験管において、重層用溶液を試料の上方Icm以上の高
さまで添加したら、ポンプ流速を増大することができる。全ての試験管が充填さ
れたなら、それらを密封し、Beckman50.2Tiローター内に慎重に置
き、Beckman L8−55超遠心機(または等価の装置)に装填する。次
いで試料を45,000rpm(245,000Xg)、15±1℃で15.0
±0.5時間遠心する。
試料を遠心している間、試料を試験管から取り出すのに必要な装置を準備するこ
とができる。1つ以上の螺動ポンプ(Pharmacia PIまたは等価の装
置)を、液体を流速4.OO±0.04m1/分で分配するように較正する。更
に、G11son Microfractionatorフラクション澗コレク
ターまたは等価の装置を、各較正螺動ポンプと接続してセットする。コレクター
は、フラクションを0.5分間隔で回収するようにセットする。
各試験管から20〜21個のフラクションが回収される。
■試験管当たり20個のフラクションを回収するのであれば、最初の19個はそ
れぞれ2.00±0.02m1を含む。
1試験管当たり21個のフラクションを回収するのであれば、最初の20個はそ
れぞれ2.00±0.02m1を含む。
いずれのケースでも、最終フラクション(フラクション20または21)は2m
1未満を含み得る。
超遠心が完了したら、試料を含む試験管をローターから慎重に取り外し、垂直に
置く、試料の取り出し/分画化処理の問、試料は15〜30℃に維持することが
できる。一旦ポンプ及びフラクションコレクターをセットしたら、各超遠心管の
頂部を慎重に取り外ず。次いで、Pipetman P2O0(Gilson)
自動ピペッタ−または等価の装置を使用して各遠心管から400±20μmを慎
重に取り出す。この400μmは、試験管の頂部から溶液のみを取り出すように
ピペットの先端を液体表面のすぐ下に入れることにより取り出す必要がある。各
試験管がら得たこの最初の400μmは、その試験管における最後のフラクショ
ン容器(20または21)内に入れる。各試験管内の残りの溶液は、100μI
Dade毛管ピペット(または等価の装置)を、較正螺動ポンプの流入チュー
ブに取り付けることにより上から取り出す、ピペットを遠心管の頂部にある開口
内に、更に管内の液体中に、管の底部に達するまで慎重に挿入する。そうしてポ
ンプを始動させる。液体がポンプの流出チューブから現れそうになったときにフ
ラクションコレクターを始動させる。遠心管から全てのフラクションを回収した
ら、それらは5±3℃で保管すべきである。1つの特定の管において21個のフ
ラクションが回収された場合にはフラクション20及び21をプールする。
上述のごとく各管を分画化したら、種々の管から得た同じ番号のフラクションを
全て混合する。混合したフラクション10〜20を、HBsAgの存在及び全タ
ンパク質含有量について2度ずつアッセイする。HBsAgアッセイ用の希釈液
を作るため、初期HBsAg濃度は800μg/m+とする。HBsAg及び全
タンパク質の両アッセイのだめに各フラクションから取り出し希釈液を作るのに
使用されるアリコートは、20 tt Iを超える必要はない、HBSΔgアッ
セイは、市販のイムノアッセイ(Auszyme、Abbott Labora
tories、Inc)を使用して実施する。全タンパク質アッセイは、上述の
Bradfordアッセイによって実施する。各混合フラクション(10〜20
)についてHB s A g及び全タンパク質濃度が得られたら、各フラクショ
ンの比活性を計算することができる(HBsAgf4度[μg/ml]−+−全
タンパク質濃度[ttg/m 1 ])、1iBs八g4度がへ30μg/+n
1以上であって比活性が0.2以上であるフラクションをプールし、容積を測
定する。これらのフラクション中に存在するH B s A gの合計μgをx
1算する。
(g)ゲル゛過クロマトグラフィー
精製処理の次のステップは、S−400カラム緩衝液(20mMTris−ト(
CI、135mMNaCl、0゜21°6[W/V]ナトリウムデオキシコレー
ト、pH8゜2〜8.5)で予め平衡化しておき直列に並べた3つの5epha
cryl S−400カラム(各々13cmX50cm)によるゲル濾過クロマ
トグラフィーを含む、S−400カラムは5±3℃の低温室で操作ずべきである
。カラム流速は、80±5m1/時を分配するように較正された螺動ポンプをカ
ラム流入チューブに取り付けることにより制御する。カラム溶出液は、分光光度
計において275〜285nm及びIAUFSでモニターする必要があり、測定
値は、チャートレコーダーによって10mvの範囲で0゜1 = 0 、2 m
m /分の速度で記録する必要がある。S−400力ラムM衝液をカラムに、
安定なUV吸収ベースラインが成立するまで注入し、成立時点でポンプを停止す
る。
自動フラクションコレクターを、カラムから13.0±0゜3mlの溶出フラク
ションを回収するようにセットする。
プールしたH B s A gを含む密度勾配フラクションをカラムに添加する
前に、HBsAg試料容積の0.01に等しい員のWFI中10%ナトリウムデ
オキシコレート(W7・’v)をHBsAg含有溶液に加える。この溶液の新た
な容積を記録する。このナトリウムデオキシコレ−)/HBsAg含有溶液をS
−400カラムに流速80±5m1/分で添加する。溶出液のモニタリング及び
レコーディングも開始する。カラムから溶出した最初の250±20 +n I
は捨て、それからフラクション回収を開始する。200個の13±3mlのフラ
クションを回収する。S−400カラムから溶出すべき第2UV吸収ピークは、
フラクション100〜120の間に中心があるはずである。実際のピーク中心を
与えるフラクションの位置を決定し、そのフラクションの両側の17個のフラク
ションを保持する。これらのフラクションの各々から取った7μlを、銀染色に
よる5DS−PAGEによって分析する。更に、各フラクションにおけるHBs
Ag及び全タンパク質含有量もアッセイする。かかるアッセイにおいて、HBs
Ag濃度は300μg/m+であり、全タンパク質濃度は400μg/mlであ
ると推定し得る。このアッセイには、各フラクションから50μm以下を取り出
せばよい。節約のため、1つおきのフラクションにのみアッセイを実施してもよ
い、そのときは、実際にはアッセイしなかったフラクションにおけるタンパク質
濃度値を導出するために補間法を使用することができる。アッセイが完了したら
、各フラクションの比活性(HB s A g濃度[μg/m l ]十全タン
パク質濃度Eμg/m+])を計算する。
HBsAg濃度が20μg/m+より大きくて比活性が0.4より大きいフラク
ションを、風袋重量を量っである透明な容器内にプールする。フラクションをプ
ールした後、容器を再び計量し、プール材料の正味重量を決定する。この材料の
アリコートを取り、L OW ryタンパク質アッセイを実施する。[、c)
w ryアッセイによって決定されたタンパクvI濃度が100μg / m
Iより小さいならば、これは精製バルクHBsAgを与えるので、この材料にこ
れ以上行なうべきことはない。しかしながら、タンパク質濃度が100μg/m
lを超えているならば、タンパク質濃度を100μg / m 1に調整するの
に十分な量のS−400カラムWi衝液を加え、この時点でこの材料は精製バル
クHBsAgを与える。精製バルクHBsAgは、使用するまで5±3℃に貯蔵
する。
えtLfli
別のHBsAg精製方法
以下の実施例では、実施例2で製造したHBsAgの典型的な大規模精製に使用
される工程を記述する。このように製造されたHBsAgはヒトワクチン製剤化
に使用されるので、本実施例に記載の全ての工程は、調製物が無菌で且つ発熱物
質非含有であることを保証するように実施される。かかる工程は、医薬製造分野
において一般的であり、当業者にはよく知られている。特に記載しない限り、精
製処理の間にHBsAg含有溶液の温度が10℃を超えるべきではない。
(a>!ffllLL
HBsAg(+)酵母細胞培養物を遠心によって回収し、23.0七〇、5kg
の新たに調製したかまたは凍結しておいた細胞ペーストを、5±3°Cに維持し
た20±0.5リットルの再懸濁#ll液液50mM Tris、10mM E
DTA、pH8,0)中に再懸濁させる。或いは、培養物を濾過によって回収す
る場合は、32.5±0.5kgの細胞ペーストを10リツトルの再懸濁M階液
中に分散させる。
4M胞ベーストの再懸濁は、オーバーヘッドミキサーを使用して実施する。一旦
細胞ベース1〜が完全に再懸濁したら、溶液のOD 6ooを測定し、再懸濁M
lrII液を更に加えることによりOD6゜0の値を約110に調整する。次い
で溶液の容積を測定し、再懸濁細胞溶液の容積の10%に等しい量のグルセロー
ルを加える。次いでTriton X−100(登録商標)を終濃度0.5%ま
で加える。得られた溶液のpHをION水酸化ナトリウム(NaOH)を使用し
て7゜9±0,2に調整する。
Dyno Mi I I KD−5(Glen Mi I Is。
I nc、、Maywood、NJ)を流速30リットル/時で使用することに
より細胞を溶解する。回収した最初の3.000±25m1は、細胞懸濁液のま
だ溶解していない両分に戻す、以降の回収から細胞溶解物を得る。最後の細胞懸
濁液がDyno Millに入ったら、更に2.5±0.5リツトルの溶解#1
.衝液を槽に加える。最後の溶解緩衝液が装置内に入ったら、溶解物の回収を停
止する。
(b)L?RI
Amicon MPD−100濾過装置及びMillipore ProSta
k Moduleを使用して限外−過/透析沢過することによって溶解液を清澄
化する。装置は、20平方フイートの0.65μm膜を含んでいる。
濾過プロセスにおいて、溶解液を当初容積の50±5%まで濃縮する。濃縮P液
を回収し、その温度が15℃を超えないようにする。、50mM Tris−H
Cl、10mMEDTA、 pH8からなる細胞洗浄M清液を、溶解液が当初容
積に回復するまで保持液に加える。濃縮を繰り返し、希釈及び濃縮を更に2回繰
り返す。4回の濃縮で得られたP液を混合し、清澄化溶解液を得る。
(c)吸」し
上記清澄化処理に続き、清澄化溶解液1リツトル当たり・10gのコロイド状シ
リケートAerosi! 380を5〜10分間かけて加える。完全な混合を保
証するためにAerosil添加の間ずっとオーバーヘッドミキサーを使用する
。5±3℃で更に8〜16時間混合を続行する。
この精製工程に使用される全ての混合処理は、溶液成分の沈降を防ぐのに十分な
速度のものである。しかしながら、使用する混合速度は、溶液の飛散及び気泡を
最小限しか惹起しないものである必要がある。
次いで、各々が18インチ×18インチの大きさの7つのプレートと6つのフレ
ームからなり900gのCe I ite 535濾過助剤で予め被覆されたV
alley Foundryフィルタープレスを使用し、Aerosi1380
に吸着したHBsAgを未吸着のHBsAgから分離する。1,000gのCe
1ite 535をHBsAg、’Aerosil 380溶液中に混合する。
次いでこの(gF&をフィルタープレスに流速15ガロン/分で注入するが、プ
レス内の圧力は75ボンド/平方インチを決して超えないようにする。この分離
処理は室温(22土5℃)て実施することができる。回収したP液は捨て、ベレ
ット化した材料は、Aerosil 380を添加する前の清澄化細胞溶解液に
等しい容積(±100m1)までのTNE(20mM Tris−HCl、15
0mM NaCl。
5mM EDTA、p’H8)中に、ミキサーを使用して室温で完全に再懸濁さ
せる。溶液を更に20土10分間混合フィルタープレスを900gのCe1it
e 535で再び被覆し、溶液をプレスに流速15ガロン7/分で通す。
ここでもP液は捨てる。ペレットを適当な容器に移し、コロイド状シリゲートを
加える前の清澄化溶解液の容積(±200m1)に等しい容積の室温のAero
sil 380溶出緩衝液(10mM ホウ酸ナトリウム、1mMEDTA、0
.25%[w / vコナトリウムデオキシコレート、pH〜9.25)中に再
懸濁させる。ベレットが完全に再懸濁したら、ION NaOHを用いて溶液の
pHを9゜25土0.05に調整する。室温で更に16〜24時間混合する。次
いでこの溶液をCe l i te被覆フィルタープレスにもう一回流速15ガ
ロン/分で通し、今回は、溶出HBsAgを含むP液を保持する。2NHC1を
使用して溶液のpHを8.0±0.1に調整し、溶液の容積を記録する。次いで
Aerosi!溶出液のpH条件及びイオン強度を、この溶液を加えるDEAE
セルロースのそれと整きするように調整する。22土2℃で測定したときの溶液
の導電率を、5M NaC1を加えることにより14.3土0.3mmho/c
mに調整する。溶液の容積を記録し、5±3°Cで貯蔵する。
(e)イ ン・六 クロマトグラフィー20mM Tris−HCI、5mM
EDTA、110〜120mM NaC1,0,02%<w/v)メタ重亜硫酸
ナトリウム、pH8からなる樹脂緩衝液で予め平衡化しておいたDEAEセルロ
ース樹脂を、pH調整しAerosil 380溶出したH B s A g含
有溶液1リフドル当たり16kgの量で加える。全てのDEAEセルロース樹脂
が均一に分散するまで溶液を5±3℃で混きし、この時点から更に1時間撹拌す
る。次いて得られたスラリーを、各々が蛎動ポンプに接続された2つの平底のブ
フナー漏斗(Bel Art−H14621,内径18インチ、深さ11.5イ
ンチ、または等価の器具)に流し込む。溶液を漏」に、漏斗内の液体レベルが樹
脂床の上面に達するまで流速5リットル/分で注入する。DEAEセルロース/
)[BsAg含有スラリーを、当初溶液の全てが2つの漏斗の一方に添加され、
溶液レベルが樹脂床の上面まで下がるまで加え続ける。DEAEセルロースを加
える前のHBsAg(+)溶出液の容積の30%に等しい容積の樹脂yiflI
液を等しく分け、2つの漏斗の各々に注ぎ込む。この溶液を、樹脂床が乾燥する
まで5リットル/分でポンプ注入する。この溶液を先のP液と一緒にプールし、
容積を測定する。
DEAEセルロース精製溶液を、25±1リツトルのDEAEカラム緩衝液を流
速3ガロン/分で通すことにより平衡化しておいたAm1con MPD−10
0限外濾過装置及び1つのRomicon中空ファイバーカートリッジを使用し
て限外濾過及び濃縮する。使用する溶液の温度は15°Cを超えるべきではない
。装置にDEAEセルロース精製材料を添加した後、溶液を装置に流速7ガロン
/分(P液流速は1.000±100m1/分)で、溶液が60±2リツトルに
濃縮されるまでポンプ注入する。4±3℃に冷却した60±2リツトルの濃縮透
析濾過緩衝液(CDB:10mM ホウ酸ナトリウム、6mM EDTA、2O
mM Tris−HCI、111mM NaC1,0゜02%メタ重亜硫酸ナト
リウム、pH7,5)を保持液に加え、溶液を再び60±2リツトルまで濃縮す
る。この操作を更にもう一回繰り返し、保持液の容積が20±1リツトルになる
まで濃縮を続ける。保持液1リツトル当たり420.0±0.5gの臭化カリウ
ム(KBr)を加える。溶液を室温で、全てのKBrが溶解するまで混合する。
保持液の容積が100±1リットルになるまで流速5ガロン/分で溶液を濃縮し
続ける6温度を10±5°Cに維持するために濃縮溶液は氷上に置く6ボンブ流
速を約3.0ガロン/分に低減する。保有量(hold−up volume)
を除き、保持液の容積が1.5リツトルになるまで濃縮を続ける。溶液を5±2
分間装置に再循環してもそれ以上は濃縮されない。保持液を装置から流速1ガロ
ン、7分でポンプで汲み出し、保有分を保持液と混合する。KBrを含むこの濃
縮溶液を5±3℃で貯蔵する。
(f)【(苑1糺l(
濃縮溶液のpHを1. ON N a OHを使用して9.0±01に調整する
。溶液の総容積を測定し、]、 m l当たり014gのグリセロールを加える
。グリセロール添加後の新たな容積を記録し、ION NaOHを使用してpi
−1を9.0±0.1に再調整する。溶液の屈折率(RI )は1゜3890±
0.0030であるべきである。溶液のRI測定値がこの値より小さい場合には
、所望の値が得られるまでKBrを加えて溶解する。RIが1.3890±0.
0030より大きい場合には、適正なRIが得られるまでDEAE樹脂緩衝液を
加える。許容範囲内のRI値を得るためにKBrまたはDEAE樹脂II衝液の
漬液れかを加える必要があった場合には、溶液の新たな容積を測定し記録する。
溶液は、使用するまで5±3℃で貯蔵する。
5.000±50m1のTNEI衝液の漬液をl0NNaOHを使用して9.0
±0.1に調整することにより、KBr密度勾配超遠心に使用する重層溶液を調
製する0次いで溶液に1,315.0±1.0gのKBrを加え、R7を測定す
る。RIが1.3620±0.0002を超えている場合には、溶液のRIが所
望の範囲内になるまでTNE榎衝液漬液える。RIが指定値より低い場合には、
正しいR1値が得られるまでKBrを加えて溶解する。この重層溶液を使用し、
遠心の間に試料を重層することのほかに、密度勾配系から空気を取り除く。k−
3超遠心ローター(Electronucleonics)を脱気し、10.0
00回転、″分(rpm)で遠心した後、濃縮KBr含有試料をローターの底部
に流速5リットル/時でポンプ注入し、重層溶液を上向きに変位させる。500
±100m1の試料を添加したら、ポンプ流速を10リットル/時に増大する。
試料添加の間、ローター内に気泡が導入しないよう最も注意を払う必要がある。
添加したら、生成物含有試料を35゜000rpmに加速し、8±0.5時間遠
心する。ローターをOrpmに減速すると、ローターは緊縮(c o n t
ract)L、試料の一部を強制的に外に出す。この溶液を回収し、ローター緊
縮画分(rotor contracLion volume、RcV)とラベ
ルする。ローターが停止したら、ローターに添加するのに使用したポンプを反転
させ、ローターの内容物を100±20m1フラクションで回収する。これらの
フラクションを5±3℃で貯蔵する。各フラクションから試料を取り、全タンパ
ク質含有量、HBsAg含有量についてアッセイし、比活性を計算する([μg
HBsAg/ml]、’[、czg 全タンパク質/ml])、約i30.u
g/m+以上のHBsAgを含んでおり比活性が約0.2より大きいフラクショ
ンをブールし、この溶液のPHを2N HCIを用いて8.2±0.1に調整す
る。
(g)ゲル ゛クロマトグラフィー
次に、プールしたフラクション試料をゲル濾過カラムクロマトグラフィーにかけ
る。ゲル濾過の前に、0.21%W /’ Vのナトリウムデオキシコレートを
試料に加える。20mM Tris−HCI、135mM NaC1,0゜21
%(W/V)ナトリウムデオキシコレート、pH8゜5で平衡化しておいた5e
phacryl S−400樹脂(Pharmacia)を、5±3℃に置いた
適当な大きさのカラムに加える。カラム流入口に接続した螺動ポンプによって調
節されるカラム流速は400±40m1/時である。カラムからの溶出液を27
5〜280nmで連続的にモニターする。溶出液吸収ベースラインが安定化して
から、HBsAg含有調製液をカラムに添加する。6.0±05リツトルを溶出
させると、各々が約200m1を含む75個のフラクションが回収される。クロ
マトグラフィー実施の間、紫外光吸収物質の第2溶出ピークはフラクション55
〜70の間に存在するはずである。この吸収ピークの中心を与えるフラクション
の前後に回収される17個のフラクションを保存する。これらのフラクションの
各々を全タンパク質及びHBsAg含有量についてアッセイし、比活性を計算す
る。20μg / m 1以上のHBsAgを含んでおり比活性が0.4を超え
ているフラクションをプールするにの材料を5土3℃で貯蔵する。これで精製バ
ルクHBsAgを得たことになり、HBVワクチン製造に使用することができる
。
え111
HBsAg粒子分析
実施例4で得られた高度に精製されたHBsAg粒子の脂質定量分析を以下のよ
うに実施した。実施例2に記載のごとく製造した精製HBsAgをまず水に対し
て3日間の長時間にわたり透析した。透析後、試料中に存在するエルゴステロー
ル、中性脂質の量を測定した。0.6mlの氷酢酸中にO〜80μgのエルゴス
テロールを含む標準溶液を調製した。かかる溶液の各々に0.4mlの塩化第二
鉄試薬を加えた。塩化第二鉄試薬は、濃硫酸21m1を、20m1の水中に50
0mgの塩化第二鉄を含む溶液4mlと混合することにより調製した。次いで標
準溶液を混合し、30分間放置してから、550nmにおける吸収を測定して標
準曲線を作成した。精製及び透析したHBsAg調製液の試料を同じものを3つ
ずつ分析した。調製液の1mlアリコートを高速真空濃縮器において蒸発乾固し
た。各ベレットを0.6ml氷酢酸中に再懸濁させた。ベレット溶解後、0.4
mlの塩化第二鉄試薬を各試料に加えた。試料を十分に混合し、室温で30分間
インキュベートした。
550nmにおいて吸収測定する直前に、試料を簡単に遠心して全ての粒子をベ
レット化した。結果は、出発タンパク質1μg当たり平均0.063μgのエル
ゴステロールを示した。この結果は、遊離及びエステル化の両方のエルゴステロ
ールを含んだものである。
調製液試料から全脂質を抽出し、存在する中性及び極性脂質のタイプ及び相対量
を決定した。これは、1容積の精製及び透析酵母誘導HBsAgと、2.5容積
のメタノールと−1,25容積のクロロホルムとを混合することにより行なった
。この溶液を2分間激しく混合した。更に1゜25容積のクロロホルムを加え、
溶液を更に30秒問混合した。最後に、1.25容積の水を加え、更に30秒間
混合した。次いで相を分離させ、クロロホルム及び抽出脂質を含む下相を回収し
た。
この脂質含有有機相を、比が60:40:1:1のヘキサン、エチルエーテル、
酢酸及びメタノールからなる溶出液を使用したシリカゲル(直線状高速)TLC
ブレーl−における薄層クロマトグラフィーによって調査した。試料移動が完了
した後、プレートを乾燥した。次いで、プレートに1ON[酸を噴霧することに
より、中性脂質を可視化した。
反射モードのShimadzuフライングスポットデンシトメーターを使用して
プレートを走査した。得られた結果から、エルゴステロール、)・リグリセリド
及びエルゴステロールエステルがそれぞれ15.8:10.1 :45.3の比
で存在することが明らかとなった。即ち、酵母誘導HBsAgiNi製物中の中
性脂質物中22%のエルゴステロール、14%のトリグリセリド及び64%のエ
ルゴステロールエステルからなる。
出発タンパク質1μg当たりには0.063μgのエルゴステロールが伴なうこ
とが知られている。この量のエルゴステロールは実際は、0.014μgのエル
ゴステロールと0.049μgのエルゴステロールエステルの形態のエルゴステ
ロールとからなる。0049μgのエルゴステロールエステルの形態のエルゴス
テロールは0.085μgのエルゴステロールエステルを与える。即ち、出発タ
ンパク質1μg当たり全部で0.099μgのステロール(エルゴステロール+
エルゴステロールエステル)が存在する。
エルゴステロール及びエルゴステロールエステルは、酵母誘導HBsAg試料中
に認められる中性脂質の84%を占める。またタンパク質1mg当たり0.01
6μgのトリグリセリドが存在する。従って、分析したHBsAg調製物はタン
パク質1μg当たり0.115μgの中性脂質を倉む。
ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリ
ン及びホスファチジルイノシトールのような極性脂質は、シリカゲル(直線高速
)TLCプレー1−における3次元薄層クロマトグラフィーによって検、出した
。第1次元は、比が65:25:4のクロロホルム、メタノール及び水酸化アン
モニウムからなる溶剤を使用してクロマトグラフィーを実施した。溶剤をプレー
トの全長に移動させてから、プレートを溶剤から取り出し、乾燥させた。第2次
元は、同じ溶剤を使用して同じ方向に実施した。溶剤をプレートの全長に移動さ
せた後、プレートを再び取り出し、完全に乾燥させた。第3次元のクロマトグラ
フィーは、乾燥したプレートを、比が30:40:10:10:5のクロロホル
ム、アセトン、メタノール、酢酸及び水からなる溶剤において当初移動方向と垂
直に置くことにより実施した。第3次元の移動が完了したら、プレートを溶剤か
ら再び取り出し、乾燥させた。存在する種々のリン脂質を、phosprayま
たはION硫酸と共に焼く(charring)ことにより可視化した。上述の
酵母誘導HBsAg調製物の分析は、極めて僅かなリン脂質しか存在しないこと
を示した。唯一検出された種はホスファチジルコリンであった。精製透析HBs
Ag試料中には有意な量のデオキシコレートが検出された。
これとは対照的に、同様に抽出して同じプレート上を移動させた、精製透析酵母
誘導試料と同量のタンパク質を含むヒト血清誘導)(BsAg試料からは、有意
なレベルのホスファチジルコリンは現れたが、デオキシコレートは現れなかった
。
本明細書に記載のごとく製造されたHBsAg調製物とヒト血清誘導HBsAg
調製物とに見られるリン脂質レベルの相違から、種々の試料中に存在するリン脂
質の量を測定した。20μgz’mlの無機ポスフェートを含む標準溶液を購入
した。0〜1.6μgのリンを含むアリコートを同じものを2つずつガラス試験
管に分配した。各試験管に0.3mlのION硫酸を加えた。次いで標準溶液を
150℃で3時間加熱して存在する全てのタンパク質または有機化合物を酸化し
た。化合物は、存在するならば、この処理の間に黒変する。数滴のH2O2を各
標準試料に加え、更に1時間加熱を続け、試験管から色を完全に消した。このイ
ンキュベーションの間、全ての水は蒸発し、全ての試料は硫酸と同じ容積まで減
量した。
試料をオーブンから取り出して冷ました後、各試験管に0.65m1の水を加え
、次いで200μlの5%モリブデン酸アンモニウム及び50μmのフイスケー
サバロウ試薬を加えた0次いで試料を沸騰水浴中に7分間置き、安定に発色させ
た。830 n r口における試料の吸収を読取り、標準曲線を作成した。ヒト
血清から精製したHBsAgは、HB s A gタンパク質lμg当たり9.
6 X I Q−’μgのリンを含んでおり、これは、タンパク質1μg当たり
0゜23μgのリン脂質に相当した〔リン脂質分子量(750g 7m o l
)をリンの分子Ji(31g/mo I)で除算し、9.6X10−’μgリ
ン/μgHBsAgタンパク質を乗算した値〕。実施例2に記載のごとく精製し
次いで透析した酵母誘導HBsAgはタンパク質1μg当たり4.4×10゛3
μgのリン、即ちタンパク質1μg当たり0.10μgのリン脂質を含んでいた
。精製透析酵母誘導材料において得られた結果は、使用したTLC条件下でタン
パク質1mg当たり0.10mgのリン脂質が容易に検出可能であったことから
、極性脂質TLC分析において得られた結果と対立した。上記結果は、ホスフェ
ート測定に存在したリンが、リン脂質以外のソースに由来するものであったこと
を示している。
存在するリンのどれほどがリン脂質に由来するものであるか決定するため、精製
透析酵母誘導)−f B s A gの試料を再び脂質抽出した。リン定量は、
脂質含有有機相及び水相の両方に実施した。結果から、水相中にはタンパク質1
μg当たり3.05xlO−’μgのリンが存在し、一方、有機相中には、タン
パク質1μg当たり5.88X10−11gのリン、即ちタンパク質1μg当た
り0.014ggのリン脂質が存在することが明らかとなった。上記結果は、精
製酵母誘導HBsAg調製物中に存在するリンの約160もしかリン脂質に由来
せず、リン脂質の90%以上が抽出され、デオキシコレートによって置き換えら
れていたことを示している。ヒト血清誘導調製物及び精製酵母誘導調製物の両方
の中の残りのリンは、クロロホルム/メタノール(2:1)、水、アセトン、エ
タノールまたはメタノール洗浄を繰り返しても残りのリンを取り出せないことか
ら示唆されるように、タンパク質に結合しているらしい。
上記方法によって、精製透析酵母誘導HBsAg調製物の組成を決定し得た。脂
質対タンパク質比は0.120〜1.00であることが判明した。中性脂質対極
性脂質比は0.115〜0.014であることが判明した。中性脂質は、001
4ggエルゴステロール/μgタンパク質、0,085ggエステル化エルゴス
テロール/μgタンパク質及び0.016ggトリグリセリド/μgタンパク質
からなることが判明した6極性脂質は、主に0.014gg/ホスファチジルコ
リン、/μgタンパク質からなった。従って酵母誘導HBsAgは、上述のごと
く調製した場合には、有意な量のデオキシコレートの存在は除いて、約11%の
脂質と89%のタンパク質とからなる。デオキシコレートの量は次のように決定
した。全脂質をクロロホルム/メタノール相中に抽出し、タンパク質8.4 m
g当たり1.9mgのデオキシコレートを回収した。中性脂質分析と組み合わ
せた全ホスフェート分析によると、たった0、166mgが脂質であった。TL
Cプレートにおける移動度によって検証したところ、残り(〜92%)はデオキ
シコレートであった。
X1t7
アジュバント添加方法
以下のアジュバント添加方法(adjuvanting procedure)
を使用して、上記実施例2.3及び4で製造且つ精製したHBsAgを含むHB
Vワクチン製剤分製造する。このアジュバント添加プロトコルは、精製バルクH
BsAgを5〜200μg/+eL含む製剤に使用し得る。記載の方法は総て無
菌的に実施する。
HBsAgの所望の最終投与量から逆算して、計算式:%式%)
(但し、Cはsg/mLで表したHBsAgの所望の最終濃度である)に従って
精製HBsAg含有バルク物質に添加すべき5 $alu+m(水酸化アルミニ
ウム)溶液の割合(A>を計算する。添加すべき5$alu−溶液の量は、アジ
ュバントを添加すべきFIBsAgの全ミリグラム数と割合(A)の積として計
算する。5 $alum溶液の計算量を、アジュバントを添加した精製バルク物
質を入れるのに十分な大きさの予め秤量した適当な数の遠心分離ボトルに等しく
分配する。次いで0.25N NaOHを各遠心分離ボトルに、そのボトルに添
加した5$alu*溶液の容積と1 、136の積に等しい量で添加する。得ら
れた溶液を遠心分離ボl−ルを緩やかに撹拌することにより完全に混合する。
精製バルク物質の好適量を各ボトルに添加する。次いでボトルをキャップし、封
止し、次いで室温で150〜200RPMで2時間±10分回転撹拌機に設置す
る。ボトルを撹拌機から取り出し、20℃で1.OOOxg、約15±1分回転
させる。この遠心分離液由来の上清をペレットを乱さないようにゆっくりとデカ
ンテーションする。PBS(リン酸塩でl&ffiさせた生理食塩水+1.5m
N NaHPO4,2,2+nM NaH2PO,,150mM NaC1,p
H6゜5)を、遠心分離ボl−ルの全容積の2Ofに等しくなる量で添加する。
各ボトルを封止し、ぺνットを再懸濁させるために榎やかに渦巻かせる。ペレフ
トが再懸濁したなら、ボトルを再び開け、PBSをその最大許容量の7ozまで
ボトルを一杯にするのに十分な量で各々に添加する。次いてボトルを1.000
’−8で15+1分で1回以上遠心分離する。再び上清を注意深くデカンテーシ
ョンする。アジュバントを添加したHBsAgの全量を表すペレット重量を測定
する。
HBsAgの特定の最終濃度を含むアジュバン1〜を添加したII B s A
ggi剤を、所望の濃度の抗原を産生するのに必要なPBSの鰻でぺしットを
添加し、緩やかに再懸濁させることにより製造する。再懸濁したペレットを好適
な容器にプールする。このアジュバントを添加したHBsAg製剤を、分配する
ためにバイアルに入れ包装するまで2〜8℃で貯蔵する。
B型肝炎の感染に対して防御免疫を産生するのに必要な抗原量は、ワクチン接種
すべき患者の年令に依存して変動するため、種々の濃度で配合したHBsAgを
含むワクチン製剤が必1である。種々の濃度のII B s A gを含む配合
物を製造するために、上記記載のアジュバントを添加したHBsAg含有B型肝
炎ワクチン配合物の希釈液は、5 $alumの好適な量を含む好適量のPBS
を、予めアジュバントを添加したワクチン物質の特定量に添加することにより製
造し得る。上記方法により製造したB型肝炎ワクチンは、ヒトへの投与に好適で
ある。
もう一つのアジュバント添加方法に於いては、好適な溶液は初めから製造してお
く。S−400力ラムM衝液[20mMTris−HCI、135mM NaC
l、0.21g(w/v)デオキシコール酸ナトリウム、pt18.5 :実施
例3及び4のゲル透過クロマトグラフィーで使用したのと同一緩衝液]及びPB
Sを、孔径0.20μlの471!31.142zzまたは293zz Pa1
l Nylon 68(登録間111)フィルター(Pall Corp、製)
でP遇する。P液を使用するまで2〜8℃で貯蔵する。さらに、好適量の0.2
5N NaOH及び5z^1u−(すめに0.2μ鴫ナイロンフイルターを使用
してr遇する。
成分溶液を濾過後、所望の客員の濃縮水酸化ナトリウム(^toll)ゲル(実
際に溶液重量で計量)を製造する。好適な大きさの容器に、所望の^IOR各キ
ログラム毎に5z^lu轄1フ58゜を添加し、次いで0.258 Na0)1
1998gを添加する。この溶液を室温で15土2分撹拌する。15分後、この
溶液のアリコ) 625mLをILの遠心分離ボトルに入れる(ボトルを充填す
る際、溶液の撹拌は続ける)、サンプルをベックマンJ60ローター中1.80
ORPMで回転させる。上清を捨て、各へ10HペレットをPBS 70.に再
懸濁させる。再懸濁したベレットをILのガラス滅菌ボトルに移して混合する(
ボトル1個当たり6個の再懸濁したベレッl〜)。次いで遠心分離ボトルをIO
y PBSで濯ぎ、これらの濯ぎ溶液を予め再懸濁したペレットと一緒にプール
しておく。次いで各滅菌ボl−ルを秤量し、内容物の重量がIAyに達するまで
PBSを添加する。
これらの溶液は、4縮^1011ゲルであり、これを有効サイクル(例えば、1
24土1℃で3時間)で蒸気滅菌する。滅菌後。
1藺のボトルからのサンプルを、100万分の1(++pm)に換算した^l
OIt 濃度を測定するために原子吸光によるアルミニウム分析にかける。残り
の^IOHゲルは使用するまで2±8℃で貯蔵する。
滅菌した^108ゲルを実施例−で製造したように滅菌し、2通して精製したH
BsAgにアジュバントを添加するために使用する。最初に、中間のHBsAg
濃度0.050zfI/mLに到達するように計算する。以下の等代金使用して
、この計算を実行する。
a)出発HBsAg重量(g)×出発HBsAg濃度(ui/+L) + 0.
050zg/mL(中間HBs^8濃度)−中間HBsAg重量(g>この計算
した中間重量を使用して、以下の等式を使用することによりアジュバントを添加
したH13sAg配合物の最終重量を確認する。
b)中間型1 (y) x 0.050ilF/mL(中間濃度)十所望の最終
HBsAg濃度(肩g/mL)−最終溶液重量(g>添加すべき濃縮^10]1
ゲル量は、以下のように計算する。
C)所望の最終アルミニウム濃度(ppm)十濃縮^10Hゲル中のアルミニウ
ム濃度(ppm) X最終溶液重量−添加すべき濃縮^10Hゲル量
濃縮^108ゲルを含むボトルを10分撹拌する。アジュバント添加に必要なS
−400カラム緩衝液量は、以下のように計算する。
d)中間重量(y) HBsAg出発重量(y)−必要なS−400カラム緩衝
液量(I?)
必要なPBS量は、以下のように計算する。
e)所望の最終濃度のtlBsAg(i+g/mL)を含む最終溶液重量(g)
−中間重量(段階a)−添加すべき濃縮^10Hゲル(段階C)−必要なPBS
(g)
S−400カラム1衝液の計算量を、予め秤量した最終受器に入れる。再び風袋
量を計量後、段jtJe)で計算したPBS量を最終受器に添加する。再び風袋
量を計量後、撹拌し、濃縮した必要な^IOHゲル量(段階C)を添加する。最
後に、再び風袋量を計量後、滅菌の、フィルターで精製した、アジュバントを添
加すべきHBsAg量(重量)を添加する。得られた溶液をゆっくり〜適度な速
度で15分間撹拌する。この溶液の最終重量は、段階すで計算した重量と対応し
ていなければならない。ワクチン投与に好適な最終HBsAgfi度を含むこの
バルクのアジュバントを添加したHBsAG配合物は、いつでもバイアルに入れ
、ワクチンキットに入れられるようになっている。
え11影
ワクチン投与
免疫原分子としてHBsAgを含むHBVワクチンは通常、筋肉内(is+)注
射によりヒトに注入する。三角筋は、子供及び大人に筋肉内注射するのに好適な
部位であるが、新生児及び小児の場合には、大腿部の後横部が好ましい注射部位
である。データから、臀部のHBVワクチン注射は筋肉の代わりに脂肪組織に打
たれるので、それ以外の場所よりも血清変換(seroconversion)
が低くく、B型肝炎の感染を防御するワクチンの有効性を低下させてしまうこと
が示されている。
しかしながら、既に記載の如く、筋肉注射後の出血の危険性のある個体に於いて
は、It B s A G誘導HBVワクチンは皮下投与しなければならない。
本明細書中で製造したワクチン製剤は、血管または神経の内部またはその近くに
注射すべきではない。
ワクチンキット(regimen)は、以下のような3回のワクチン投与(do
se)からなる。投与1は幾つかの選択した日に実施する。投与2は最初の投与
から30日後に実施する。投手3は、最初のワクチン注射から180日後に実施
する。本明細書中で製造したHBVワクチン製剤で免疫感作後のB型肝炎の感染
に罹らない期間は、確定されていなかった。他の)IBsAg−誘導HBVワク
チンに関する研究から、免疫後3〜・1年にわたって、1(BVに対する抗体は
、臨床試験に於けるHBV感染に対する防御を提供するのに必要であると考えら
れる抗体レベル10mIU/sL(ミリ−国際単位)以下に低下し得ることが知
見されている[ 5tevensら、、(1987) JAMΔ、vol。
257、p、2612]、ある研究に於いては、ワクチン接種を最初に受けた感
染防御抗体を含む大人の71zは、免疫感作から4.5年後、10m1U/mL
以上のレベルを保持していた。さらに、感染防御抗体の検出可能なレベルをもは
や示さなくなった大人の中でも、慢性肝炎に対する防御は持続するようであった
(Physicians’ Desk Rererenee、上記)。B型肝炎
を罹った個体に関しては、HBVに対する抗体が10 mlU/mL未満に下が
るとき、1回の追加免疫注射による再ワクチン投与が推奨される。
免疫した個体に送達されるHBsAg用量は、患者の年令及び症状により決定す
る。t(BsAgの免疫学的に有効量とは、所望の免疫学的効果を生み出すよう
に、即ち、将来の)IBV感染に対して患者を防御的に免疫するように、患者に
投与されなければならないHBsAgiである。1回の注射光たりllBsAg
2.5μg程度の少量を小さい子供(11歳以下)に投与でき、1回の投与量た
り40μg以下の量のHBsAHを大人の血液透析患者に投すし得る。典型的な
大人への投与量は、1回の免疫感作毎に約10〜20μgのHBS八[lを含む
が、母親がHBsAg陽性であることが分がっている新生児の場合には、子供へ
の投与量は、HBsAg約2.5μg〜10μgである。
火」11ター
B型肝炎ワクチンの比較
B型肝炎に罹患した個体の血漿がらまたは組換え技術により製造した数種の肝炎
ワクチンを、中国で、HBsAg及びII B e A g陽性である母から生
まれた小児をHBVの感染から防御するための能力に関して比較した。試験した
ワクチンとしては、現在合衆国で市販されているRecombivax HB(
登録商標)、Engerix−B(登録商標)及びHepatavax−B(登
録商標)が挙げられる。研究した小児は、本発明の実施例8に記載されているワ
クチン製剤メに従って免疫感作した。最初の投与は、出生捩直後または生後1ケ
月で実施した。その後の免疫感作は、最初の注射の後17月後及び6ケ月後に実
施した。この研究の間、小児にはHBTGを投与しなかった。HBVに対する感
染防御抗体の発生を9ケ月にわたって追跡した。
本研究の結果については表5を参照されたい。
表5から知見され得るように、血漿がら誘導したB型肝炎ワクチンを使用する場
合、母から小児へのHBV感染を有効に防御するには、注射1回当たりHBsA
g20〜30μgが必要である。HBsAgを10μgだけ含む注射では、通常
3年間にわたってHBV感染を防げなかった。他方、組換え的に誘導したワクチ
ンは、tlBsAgを等置台む血漿誘導ワクチンにより誘発されたものよりも高
い幾何平均力価(g6(+@etricmean Liters : GMTs
)を持つ、IIBVに対する抗体を産生じた。
組換え的に誘導したHBsAg5〜10μgをワクチン製剤に配合すると、70
〜80gの感染阻止率が得られた。本発明のB型肝炎ワクチン製剤は、試験した
他のどのワクチンよりも小児に於いてIIBVに対し非常に高い抗体力価を産生
した。
本発明は、好ましい態様に間して記載してきたが、上記記載の範囲に於いて当業
者には種々の変形が考えられ得ることは公知である。従って、添付の請求の範囲
は、請求した発明の範囲内のこのような総ての変形を包含する。
配列表
(1)一般情報;
(1)出霧人: Langley、に、E。
Bitter、G、^。
5achdev、R,K。
Fieschko、J、C。
(ii)発明の名称:
(ii)配列の数:1
(ii)連絡先;
(A)住所:^Hen Inc。
(B)通り:^mgen Center1840 Dehavilland D
rive(C)市: Thousand 0aks(D>州: Ca1ifor
nia
(E)国:US^
(F )ZIP : 91320−1789(1)コンピューター読取可能形式
。
(A)媒体の種類;3.5インチディスク、05,1.4MB(B)コンピュー
ター:^pple Maeintosh(CH4fjシステム Maeinto
sh O58,0,4(D)ソフトウェア: Microsoft Word
Version 4.0b(vi)本出願データ
(A)出願番号: PCT/US92107982(B)出願臼: 1992年
9月18日(C)分類:
(v′ii)優先権出願データ:
(A)出願番号: US 07/762,678(B)出願臼: 1991年9
月20日(2)配列番号、1の情報。
(i>配列の特徴:
<A)長さ・1382塩基対
(B)型:核酸
(C)fJIの数二二本鎖
(D)トポロジー:環状
(11)配列の種類:@の核酸
(×1)配列の説明:配列番号:1:
AAGCTTGGCT GCAGGTCGAG TTTATCATTA TCA
ATACTGCCATTTCAAAG 50MTACGTAAA TAATTM
TAG TAGTGATTTT CCTMCTTTA TTTAGTCAAA
100TCCTGGCATCCACTAAATAT AATGGAGCCCGC
TTTTTAAG CTGGCATCCA 250CAGGCAAAAA AC
GGGCACAA CCTCAATGGA GTGATGCAACCTGCCT
GGAG 400TAAATGATGA CACAAGGCAA TTGACC
CACG CATGTATCTA TCTCATTTTC450TTACACC
TTCTATTACCTTCTGCTCTCTCT GATTTGGAAA A
AGCTGAAAA 500ACTTCTTAAA TTCTA(JTTT A
TAGTTAGTCTTTTTTTTAG TTTTAAAACA 650CC
CTTT A7A CCG CTG TTA CCA ATT TτCTTT
TGT CTCTGG GTA 1373Pro Phe Ile Pro L
eu Leu Pro 工me 工le Phe Cys Leu Trp V
alh−+ soJ <:5 <o ヒ0 0コ←つ h−E−4Φ L)Ll
(Jロ トΦU> <HCJt−1(JQJ (JQJ (J−a :5 h
LI F−1■ υ−トの QΦE−4aJ us= hp uo (り>
hx=E−IJ <F−8〜 トψ +u )4−Q:5 a:Ihe trc
)4111 <cu号3 に3 臣曜 已赳 ギ= ギ=
く○ Q■ CJ:1(JLI <OCJΦL)LI+−+ E−IaJ(Ia
J uu +−+CJO,r <H(J−E−1(1) (J山 くH)−1>
<t71 ←−E−4(: E−To hΦ0− じ− (JQJ
C,リ <<、ヵ が芝 8だ 1起
Q ′:3 ト − ト −
トの り二 。二 1二 8菰 赳「
E−t、J <E−+ <E−4U(り トQUべQ■ Qo 0α Q飄 υ
−じ[F]E−4,c so ou a−uu じ−H−←−E−4ト QO←
(1) u<・E−1> o:=+ (、:JQ、 h=+ (JLI o:*
o!−+ E−1(LI C:)u hΦ Ug ト000 ←−ト← CJJ
<← Q−
E−C) E−4> <:5(JO(J(1’l oa。
←、α り一 JQ)US−+ <・−〇 −4QJ (j+、) U! (J
I U:!: E−IF−1フロントページの続き
(51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号(C12N 1/19
C12R1:865)
(72)発明者 サクデブ、ラジ・クーマーアメリカ合衆国、カリフォルニア・
93012、カマリロ、パロマー・サークル・5952I
(72)発明者 フイースクコ、ジョン・シーアメリカ合衆国、カリフォルニア
・91301、アゴウラ・ヒルズ、ガーデン・オークス・コート・29131
Claims (36)
- 1.a)免疫学的に有効量のHBsAg及びb)胆汁酸塩 を含む、哺乳類種に投与するのに好適なB型肝炎ワクチン製剤。
- 2.胆汁酸塩はHBsAg粒子の少なくとも約10重量%である請求項1に記載 のワクチン製剤。
- 3.胆汁酸塩の量はHBsAg粒子の約10〜約30重量%の範囲である請求項 1に記載のワクチン製剤。
- 4.胆汁酸塩はHBsAg粒子の約20重量%である請求項3に記載のワクチン 製剤。
- 5.さらに脂質約2〜約12重量%を含む請求項1に記載のワクチン製剤。
- 6.脂質が酵母由来のものである請求項5に記載のワクチン製剤。
- 7.胆汁酸塩がデオキシコール酸塩である請求項1に記載のワクチン製剤。
- 8.デオキシコール酸塩がデオキシコール酸ナトリウムである請求項7に記載の ワクチン製剤。
- 9.HBsAgが組換体由来のものである請求項1に記載のワクチン製剤。
- 10.HBsAgが組換え酵母宿主細胞の発現の結果産生される請求項9に記載 のワクチン製剤。
- 11.酵母宿主細胞がS.cerevisiaeである請求項10に記載のワク チン製剤。
- 12.a)酵母S.cerevisiae中に産生された組換え的に誘導された HBsAg; b)HBsAg粒子の約20重量%からなるデオキシコール酸ナトリウム;及び c)HBsAg粒子の約2〜約12重量%からなる酵母誘導脂質を含む、哺乳類 種に投与するのに好適なB型肝炎ワクチン製剤。
- 13.請求項1に記載のワクチンで哺乳類を予防接種することを包含する、B型 肝炎ウイルスに感染し易い哺乳類種において防御免疫学的応答を生じさせるため の方法。
- 14.哺乳類がヒトである請求項13に記載の方法。
- 15.胆汁酸塩がHBsAg粒子の約10〜約30重量%の範囲である請求項1 3に記載の方法。
- 16.HBsAg粒子がさらに、酵母誘導脂質を約2〜12重量%含む請求項1 3に記載の方法。
- 17.胆汁酸塩がデオキシコール酸塩である請求項13に記載の方法。
- 18.デオキシコール酸塩がデオキシコール酸ナトリウムである請求項17に記 載の方法。
- 19.HBsAgが組換体由来のものである請求項13に記載の方法。
- 20.HBsAgが、組換え酵母宿主細胞発現の結果として産生される請求項1 9に記載の方法。
- 21.酵母宿主細胞がS.cerevisiaeである請求項20に記載の方法 。
- 22.a)HBsAgが発現した宿主細胞を溶解し;b)段階(a)からのHB sAg含有溶解物を清澄化し;c)段階(b)からのHBsAg含有溶解物中の HBsAgをコロイド状硅酸塩に級着させ; d)段階(c)からのコロイド状珪酸塩から、吸着したHBsAgを溶離し; e)段階(d)からの溶離したHBsAgをイオン交換クロマトグラフィーにか け; f)段階(e)からのイオン交換で精製したHBsAgを密度勾配超遠心分離に かけ; g)段階(f)からの超遠心分離で精製したHBsAgをゲルろ過クロマトグラ フィーにかけ;次いで h)段階(g)のゲルろ過からの高度に精製したバルクHBsAgを回収する 段階からなる、請求項1に記載のワクチン製剤で使用するのに好適なHBsAg の精製法。
- 23.コロイド状珪酸塩がAerosil380である請求項22に記載の方法 。
- 24.ゲルクロマトグラフィーは胆汁酸塩を使用する請求項22に記載の方法。
- 25.胆汁酸塩がデオキシコール酸塩である請求項24に記載の方法。
- 26.胆汁酸塩がデオキシコール酸ナトリウムである請求項25に記載の方法。
- 27.さらに精製バルクHBsAgにアジュバントを添加する段階を含む請求項 22に記載の方法。
- 28.使用したアジュバントが、水酸化アルミニウム及びリン酸アルミニウムか らなる群から選択される請求項27に記載の方法。
- 29.使用したアジュバントが水酸化アルミニウムである請求項28に記載の方 法。
- 30.a)温度20℃〜30℃、pH3.5〜6.0で最初に培養物を増殖させ ;次いで b)培養物が好適な細胞密度に達した後、培養温度を約15℃±3℃に下げる 段階を包含する、外因性DNA配列を含む酵母宿主株の炭素制限培養方法。
- 31.最初の培養温度が25℃±1℃である請求項30に記載の方法。
- 32.段階(a)のpHが4.5±0.2である請求項30に記載の方法。
- 33.段階(a)のpHが4.5±0.2であり、及び、培養温度を15±3℃ に下げた後、培養pHを5.5±0.2に調整する請求項30に記載の方法。
- 34.酵母宿主株がS.cerevisiaeである請求項30に記載の方法。
- 35.外因性DNAフラグメントがHBsAgを発現させる組換えプラスミドを 含む請求項30に記載の方法。
- 36.組換えプラスミドがpGPD−1(HBS)である請求項35に記載の方 法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US76267891A | 1991-09-18 | 1991-09-18 | |
| US07/762,678 | 1991-09-20 | ||
| PCT/US1992/007982 WO1993005811A1 (en) | 1991-09-18 | 1992-09-18 | A hepatitis b vaccine formulation incorporating a bile acid salt |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06503231A true JPH06503231A (ja) | 1994-04-14 |
Family
ID=25065763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5506291A Pending JPH06503231A (ja) | 1991-09-18 | 1992-09-18 | 胆汁酸塩を含有するb型肝炎ワクチン製剤 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0533492A3 (ja) |
| JP (1) | JPH06503231A (ja) |
| AU (3) | AU657168B2 (ja) |
| CA (1) | CA2096650A1 (ja) |
| FI (1) | FI932248A7 (ja) |
| WO (1) | WO1993005811A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012504118A (ja) * | 2008-09-29 | 2012-02-16 | カディラ ファーマシューティカルズ リミテッド | ワクチンアジュバント |
| JP2020510068A (ja) * | 2017-03-16 | 2020-04-02 | セラピュア バイオファーマ インコーポレーテッド | アルブミンの精製方法 |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69319728T2 (de) * | 1992-05-23 | 1999-02-04 | Smithkline Beecham Biologicals S.A., Rixensart | Kombinierte Impfstoffe, die Hepatitis B oberfläche Antigen und andere Antigenen enthalten |
| GB9305599D0 (en) * | 1993-03-18 | 1993-05-05 | Unilever Plc | Detergent compositions |
| MX9702431A (es) * | 1994-10-05 | 1998-05-31 | Microcarb Inc | Metodos para producir bacterias entericas antigenicas mejoradas y vacunas que comprenden las mismas. |
| EP1659173A1 (en) * | 1997-10-01 | 2006-05-24 | DSMIP Assets B.V. | Protein production process |
| RU2135209C1 (ru) * | 1998-07-17 | 1999-08-27 | Акционерное общество закрытого типа НПК "Комбиотех Лтд" | Фармацевтическая композиция для иммунопрофилактики вирусного гепатита b |
| FR2803599B1 (fr) * | 2000-01-06 | 2004-11-19 | Inst Nat Sante Rech Med | Nouveau virus mute de l'hepatite b, ses constituants nucleiques et proteiques et leurs applications |
| UA79735C2 (uk) | 2000-08-10 | 2007-07-25 | Глаксосмітклайн Байолоджікалз С.А. | Очищення антигенів вірусу гепатиту b (hbv) для використання у вакцинах |
| KR100518276B1 (ko) * | 2002-12-18 | 2005-09-29 | 김기영 | 동물의 담즙을 이용한 새로운 안과용 조성물 |
| WO2004113369A1 (de) * | 2003-06-20 | 2004-12-29 | Dade Behring Marburg Gmbh | NEUE OBERFLÄCHENPROTEIN- (HbsAg-) VARIANTE DES HEPATITIS B VIRUS |
| US7485312B2 (en) * | 2003-06-20 | 2009-02-03 | Dade Behring Marburg Gmbh | Surface protein (HBsAg) variant of the hepatitis B virus |
| US20060127468A1 (en) | 2004-05-19 | 2006-06-15 | Kolodney Michael S | Methods and related compositions for reduction of fat and skin tightening |
| WO2007109564A2 (en) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | University Of Massachusetts | Yeast cell particles as oral delivery vehicles for antigens |
| US8101593B2 (en) | 2009-03-03 | 2012-01-24 | Kythera Biopharmaceuticals, Inc. | Formulations of deoxycholic acid and salts thereof |
| CA2827643C (en) | 2011-02-18 | 2019-05-07 | Kythera Biopharmaceuticals, Inc. | Treatment of submental fat |
| US8653058B2 (en) | 2011-04-05 | 2014-02-18 | Kythera Biopharmaceuticals, Inc. | Compositions comprising deoxycholic acid and salts thereof suitable for use in treating fat deposits |
| UY34506A (es) * | 2012-12-10 | 2014-06-30 | Fernando Amaury Ferreira Chiesa | Adyuvante de vacunación, preparación y vacunas que lo contienen |
| JP7432506B2 (ja) | 2017-10-30 | 2024-02-16 | 武田薬品工業株式会社 | 脂質エンベロープウイルスを不活化するための環境適合性の界面活性剤 |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ZA792485B (en) * | 1978-06-07 | 1980-06-25 | New York Blood Center Inc | Vaccine for active immunization containing hepatitis b surface and/or e-antigens |
| JPS5610119A (en) * | 1979-07-05 | 1981-02-02 | Alpha Therapeutic Corp | Manufacture of b type hepatitis infection preventive vaccine |
| US4977092A (en) * | 1985-06-26 | 1990-12-11 | Amgen | Expression of exogenous polypeptides and polypeptide products including hepatitis B surface antigen in yeast cells |
| JPS60197629A (ja) * | 1984-03-16 | 1985-10-07 | Chemo Sero Therapeut Res Inst | HBs抗原の精製方法 |
| JPS60196185A (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-04 | Chemo Sero Therapeut Res Inst | 形質転換酵母の培養方法 |
| US4649192A (en) * | 1985-05-30 | 1987-03-10 | Smith Kline-Rit | Method for the isolation and purification of hepatitis B surface antigen using polysorbate |
| JPS632932A (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-07 | Teijin Ltd | 経鼻投与用粉末状組成物 |
| ZA868611B (en) * | 1986-11-13 | 1987-07-29 | Amgen | Fermentation methods for hepatitis vaccine production |
| GB8919819D0 (en) * | 1989-09-01 | 1989-10-18 | Coopers Animal Health | Complexes having adjuvant activity |
| JP2841229B2 (ja) * | 1990-04-19 | 1998-12-24 | ライオン株式会社 | う蝕ワクチン組成物 |
| DZ1706A1 (fr) * | 1992-08-07 | 2002-02-17 | Merck & Co Inc | Vaccin contre le virus de l'hepatite a. |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP5506291A patent/JPH06503231A/ja active Pending
- 1992-09-18 CA CA 2096650 patent/CA2096650A1/en not_active Abandoned
- 1992-09-18 AU AU26703/92A patent/AU657168B2/en not_active Ceased
- 1992-09-18 WO PCT/US1992/007982 patent/WO1993005811A1/en not_active Ceased
- 1992-09-18 FI FI932248A patent/FI932248A7/fi not_active Application Discontinuation
- 1992-09-18 EP EP19920308534 patent/EP0533492A3/en not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-02-15 AU AU12283/95A patent/AU1228395A/en not_active Abandoned
- 1995-02-15 AU AU12282/95A patent/AU1228295A/en not_active Abandoned
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012504118A (ja) * | 2008-09-29 | 2012-02-16 | カディラ ファーマシューティカルズ リミテッド | ワクチンアジュバント |
| JP2020510068A (ja) * | 2017-03-16 | 2020-04-02 | セラピュア バイオファーマ インコーポレーテッド | アルブミンの精製方法 |
| US11427613B2 (en) | 2017-03-16 | 2022-08-30 | Evolve Biologics Inc. | Method for purification of albumin |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU1228395A (en) | 1995-04-13 |
| FI932248L (fi) | 1993-07-02 |
| EP0533492A2 (en) | 1993-03-24 |
| AU657168B2 (en) | 1995-03-02 |
| AU1228295A (en) | 1995-04-13 |
| AU2670392A (en) | 1993-04-27 |
| EP0533492A3 (en) | 1994-08-10 |
| WO1993005811A1 (en) | 1993-04-01 |
| CA2096650A1 (en) | 1993-03-21 |
| FI932248A0 (fi) | 1993-05-18 |
| FI932248A7 (fi) | 1993-07-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU657168B2 (en) | Hepatitis B vaccine with bile salt adjuvant | |
| AU785433B2 (en) | Combined vaccines comprising hepatitis B surface antigen and other antigens | |
| JP2876091B2 (ja) | B型肝炎ワクチン | |
| JPS60155128A (ja) | 膜結合性タンパク質を含有するワクチン類 | |
| EP0156242A2 (en) | Lyophilized hepatitis B vaccine | |
| CN116019906A (zh) | 新型冠状病毒免疫原性组合物、其制备方法和应用 | |
| US4649192A (en) | Method for the isolation and purification of hepatitis B surface antigen using polysorbate | |
| JPH03501723A (ja) | ヒト呼吸系シンシチウムウイルスの糖蛋白類の免疫原性セグメントを含有するキメラ糖蛋白類 | |
| JPH06509223A (ja) | キャプシド形成性システイン修飾ms2−コートキメラ蛋白質 | |
| CN117777251A (zh) | 一种rsv纳米颗粒疫苗及其制备方法 | |
| CN114277039B (zh) | 呼吸道合胞病毒mRNA疫苗及其制备方法和应用 | |
| JP3977257B2 (ja) | 混合ワクチンの製造方法 | |
| JPS60197629A (ja) | HBs抗原の精製方法 | |
| NO833198L (no) | Fremstilling av hepatit-b-virus vaksine | |
| AU2002219693A1 (en) | Manufacturing method of combined vaccine | |
| CN114163505B (zh) | 猪瘟、猪伪狂犬病毒二联亚单位疫苗及其制备方法 | |
| WO2026037422A1 (zh) | 一种预防水痘带状疱疹的mRNA疫苗及其制备方法和应用 | |
| CN101500601A (zh) | 表达用于制备疫苗的乙型肝炎病毒表面抗原 | |
| CZ291024B6 (cs) | Způsob izolace povrchového virového antigenu hepatitidy B obsahujícího peptid preS2 a vakcína tento antigen obsahující | |
| CN110229219B (zh) | 一种新型的呼吸道合胞病毒疫苗抗原的制备方法及其用途 | |
| RU2175657C2 (ru) | Асиалогликопротеин вируса гепатита c (нсv), иммуногенная композиция, способ индукции иммунного ответа, способ иммуноанализа | |
| CN117122676A (zh) | Hsv免疫原性组合物及其应用 | |
| CN117003890A (zh) | 一种含有P2和两个Fc的gE融合蛋白及其制备方法和应用 | |
| CN103547286A (zh) | 一种用于预防和治疗乙型肝炎的dna疫苗组合物 | |
| CN118085106B (zh) | 一种含有P2、Fc和PADRE的gE融合蛋白及其制备方法和应用 |