JPH0650438A - 高速回転体のシール構造 - Google Patents

高速回転体のシール構造

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JPH0650438A
JPH0650438A JP4206657A JP20665792A JPH0650438A JP H0650438 A JPH0650438 A JP H0650438A JP 4206657 A JP4206657 A JP 4206657A JP 20665792 A JP20665792 A JP 20665792A JP H0650438 A JPH0650438 A JP H0650438A
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JP
Japan
Prior art keywords
seal
housing
chamber
rotating body
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP4206657A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Goto
勉 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速回転体のシール構造の潤滑性を高める。 【構成】 互いに圧力差を持つ軸受室(低圧室)10と
タービン背面室(高圧室)8を画成するハウジング20
と、ハウジング20に軸受を介して回転自在に支持され
る回転軸1に嵌められたスペーサ3と、ハウジング20
とスペーサ3の間に配設され軸受室10とタービン背面
室8を隔てるシールリング(シール材)9と、両室8,
10の圧力差により回転軸方向へ移動しようとするシー
ルリング9の変位を規制するシール溝側面(シール受
面)21aと、シールリング9とシール溝側面21aの
間に開口して潤滑油を供給する給油孔16とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速回転体のシール構
造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高速回転体のシール構造として、
例えばエンジンのターボチャージャ等に備えられるもの
がある(実開平2−72329号公報参照)。
【0003】これを図4に基づいて説明すると、33は
ターボチャージャのタービンホイール31とコンプレッ
サホイール35とを同軸上で連結する回転軸で、この回
転軸33は一対の転がり軸受38,39を介してハウジ
ング36に回転自在に支持される。
【0004】タービンホイール31の背後に位置して、
回転軸33とハウジング36の間にはシールリング34
が介装されており、タービンホイール31に導かれる高
圧の排気ガスがハウジング36内に侵入することを防止
している。
【0005】図5にも示すように、オイルポンプから圧
送される潤滑油がオイルジェット32からシールリング
34に向けて噴射される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のターボチャジャのシール構造にあっては、タ
ービン背面室41の圧力は軸受室42よりも高圧である
ため、両室の圧力差によりシールリング34はシール受
面37に強く押し付けられる。このため、オイルジェッ
ト32からシールリング34に向けて潤滑油を供給して
みても、シールリング34が強く押し付けられるシール
受面37に潤滑油を介在させることが難しく、まして回
転軸33の回転速度が上昇すると、回転軸33の周囲に
は空気が引きずられるエアーカーテンができ、シール受
面37での潤滑がさらに不足する可能性があった。
【0007】本発明は上記の問題点に着目し、高速回転
体のシール構造においてその潤滑性を高めることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハウジング内
に軸受を介して回転自在に支持される回転体を収装する
とともに、ハウジングと回転体との間にシール材を配設
して、このシール材の両側に互いに圧力差を持つ低圧室
と高圧室とを隔てる高速回転体のシール構造において、
ハウジングまたは回転体の少なくとも一方に、低圧室と
高圧室の圧力差により回転体の軸方向へ移動しようとす
るシール材の変位を規制するシール受面を形成し、かつ
このシール受面に潤滑油を供給する給油孔を直接に開口
させる。
【0009】
【作用】低圧室と高圧室の圧力差によりシール材はシー
ル受面に押し付けられるが、シール受面に直接開口する
給油孔を通してシール材とシール受面の間に潤滑油が供
給されることにより、シール材とシール受面の間に油膜
が確実に形成され、それぞれの摩耗が抑えられるととも
に焼き付き等の発生を防止できる。
【0010】また、低圧室と高圧室の圧力差によりシー
ル材とシール受面の間を潤滑した後の潤滑油は低圧室に
流出するため、低圧室に潤滑油を回収することができ、
潤滑油がシール材とシール受面の間を経て高圧室に漏れ
出すことを防止できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を自動車用エンジンに備えれる
ターボチャージャに適用した実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0012】図2において、1はタービンホイール2と
コンプレッサホイール(図示せず)とを同軸上で連結す
る回転軸(回転体)であり、この回転軸1はこれに嵌め
られるスペーサ26を介して転がり軸受4によりハウジ
ング20に回転自在に支持される。この転がり軸受4は
回転軸1のラジアル荷重と共にスラスト荷重を支持す
る。
【0013】なお、転がり軸受4の外輪27とハウジン
グ20の間には油通路28から供給される潤滑油が供給
され、両者の間に形成される油膜を介して振動が吸収さ
れるようになっている。
【0014】ハウジング20は、その内周に突出して形
成される隔壁20bと後述するシールリング9とで、タ
ービンホイール2の背後に位置するタービン背面室(高
圧室)8と、転がり軸受4を収装する軸受室(低圧室)
10をそれぞれ画成している。
【0015】スペーサ26とタービンホイール2の間に
は、スペーサ(回転体)3が回転軸1に嵌められてい
る。
【0016】図中9はハウジング20と回転軸1の間に
配設されて、タービン背面室8と軸受室10を隔てるシ
ールリング(シール材)であり、このシールリング9は
スペーサ(回転体)3に形成された環状のシール溝21
に嵌められる。このシールリング9により、タービン入
口通路7からタービンホイール2に導かれる高圧の排気
ガスがタービン背面室8から軸受室10に吹き抜けるこ
とを防止する。
【0017】なお、シールリング9が嵌められるシール
溝はハウジング20側に形成しても良い。
【0018】ハウジング20にはオイルポンプ(図示せ
ず)の吐出側に連通する油通路12が形成され、この油
通路12によって導かれる潤滑油の一部はオイルジェッ
ト11を介して転がり軸受4に噴射供給され、残りは連
通孔14を通ってシールリング9の摺動部に供給され
る。
【0019】図1にも示すように、ハウジング20の隔
壁20bにはシールリング9の外周面9bに対する接合
面20aに環状の導油溝13が形成され、潤滑油はこの
導油溝13によってシールリング9の全周に渡って導か
れる。
【0020】図3にも示すように、シールリング9は切
欠き17を有するCリング状をして、例えば焼結合金等
の潤滑性の良い金属を材質として形成される。
【0021】シールリング9が嵌められるシール溝21
は回転軸と直交する環状の2つの側面21a,21b、
および回転軸1と同心的な円筒状の底面21cとを有す
る。この場合、図中左のシール溝側面21aがタービン
背面室8と軸受室10の圧力差によって図中左側に移動
しようとするシールリング9の変位を規制するシール受
面となる。
【0022】シール溝21はシールリング9に対して回
転軸方向に所定の隙間sを持って形成される。この場
合、隙間sは概ね0.1〜0.14mmの範囲で設定さ
れる。
【0023】シールリング9には左のシール溝側面21
aに対峙する側面9aに4つの導油溝(給油孔)15が
円弧状に開口して形成される。各導油溝15は周方向に
一定の間隔を持って並んでいる。
【0024】シールリング9には一端を各導油溝15に
開口させ、他端をハウジング20の導油溝13に臨んで
開口させる4つの給油孔16が形成される。ハウジング
20の導油溝13からの潤滑油はシールリング9の各給
油孔16と各導油溝15を通ってシールリング側面9a
とシール溝側面21aの間に供給される。
【0025】なお、シールリング側面9aとシール溝側
面21aの間に潤滑油を供給する給油孔は回転軸1側に
形成しても良い。
【0026】次に、作用について説明する。
【0027】シールリング9は弾性復元力によりその外
周面9bをハウジング20の隔壁20bに押し付けると
ともに、タービン背面室8と軸受室10の圧力差によっ
てその側面9aを左のシール溝側面21aに押し付けら
れることにより、タービン背面室8からの高圧排気ガス
が軸受室10に侵入することを防止する。
【0028】スペーサ3に形成されたシール溝21は回
転軸1と共にシールリング9に対して高速で回転する
が、オイルポンプから潤滑油がシールリング9の各給油
孔16を通って各導油溝15に圧送されることにより、
シールリング9の側面9aとこれが押し付けられる左の
シール溝側面21aの間に油膜が形成され、良好な潤滑
性が維持される。すなわち、シールリング9の側面9a
と左のシール溝側面21aは、両者の間に形成される油
膜により互いに金属接触することが回避され、それぞれ
の摩耗が抑えられるとともに焼き付き等の発生を確実に
防止できる。
【0029】これに対して、シール溝の外側からシール
リングに向けて潤滑油が噴射供給される従来装置の場
合、シール溝のシールリングに対する周速が高まるとと
もに、シールリングがシール溝に押し付けられる面圧が
高まるのに伴って両者の間に油膜を形成することが難し
くなるのである。
【0030】しかも、軸受室10の圧力がタービン背面
室8より低いため、この圧力差によりシールリング9と
シール溝21の間を潤滑した後の潤滑油は軸受室10に
流出し、ハウジング20に形成された油通路24を通し
てオイルパンに戻される。これにより、潤滑油がタービ
ン背面室8側に漏れ出すことを防止できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ハウジン
グ内に軸受を介して回転自在に支持される回転体を収装
するとともに、ハウジングと回転体との間にシール材を
配設して、このシール材の両側に互いに圧力差を持つ低
圧室と高圧室とを隔てる高速回転体のシール構造におい
て、ハウジングまたは回転体の少なくとも一方に、低圧
室と高圧室の圧力差により回転体の軸方向へ移動しよう
とするシール材の変位を規制するシール受面を形成し、
かつこのシール受面に潤滑油を供給する給油孔を直接に
開口させたため、低圧室と高圧室の圧力差によりシール
材はシール受面に押し付けられるが、給油孔はシール受
面に直接開口しているので、シール受面における油膜形
成が確実に得られ、ここで摩耗を抑えられるとともに、
焼き付き等の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すシール構造部の断面図で
ある。
【図2】同じくターボチャジャの縦断面図である。
【図3】同じくシールリングの正面図である。
【図4】従来例を示すターボチャジャの断面図である。
【図5】同じくシール構造部の断面図である。
【符号の説明】
1 回転軸(回転体) 3 スペーサ(回転体) 8 タービン背面室(高圧室) 9 シールリング(シール材) 10 軸受室(低圧室) 15 導油溝 16 給油孔 20 ハウジング 21 シール溝 21a シール溝側面(シール受面)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に軸受を介して回転自在に
    支持される回転体を収装するとともに、ハウジングと回
    転体との間にシール材を配設して、このシール材の両側
    に互いに圧力差を持つ低圧室と高圧室とを隔てる高速回
    転体のシール構造において、ハウジングまたは回転体の
    少なくとも一方に、低圧室と高圧室の圧力差により回転
    体の軸方向へ移動しようとするシール材の変位を規制す
    るシール受面を形成し、かつこのシール受面に潤滑油を
    供給する給油孔を直接に開口させたことを特徴とする高
    速回転体のシール構造。
JP4206657A 1992-08-03 1992-08-03 高速回転体のシール構造 Pending JPH0650438A (ja)

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JP4206657A JPH0650438A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 高速回転体のシール構造

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JP4206657A Pending JPH0650438A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 高速回転体のシール構造

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013154520A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Bridgestone Corp ゴム攪拌装置におけるシール機構およびシール方法並びにゴム攪拌装置
CN104712765A (zh) * 2015-03-12 2015-06-17 湖南中天龙舟农机有限公司 农业机械回转轮预压缩弹性旋转密封装置
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