JPH0651309B2 - カレンダ設備におけるロールギャップ制御装置 - Google Patents

カレンダ設備におけるロールギャップ制御装置

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JPH0651309B2
JPH0651309B2 JP22367887A JP22367887A JPH0651309B2 JP H0651309 B2 JPH0651309 B2 JP H0651309B2 JP 22367887 A JP22367887 A JP 22367887A JP 22367887 A JP22367887 A JP 22367887A JP H0651309 B2 JPH0651309 B2 JP H0651309B2
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肇 石井
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、各ロールギャップ間材料の相対的なフローバ
ランスが崩れないようにしたカレンダ設備におけるロー
ルギャップ制御装置に関するものである。
[従来の技術] カレンダ設備で樹脂製のシートを製造する場合には、シ
ート厚さの乱れやシート内への空気の混入を防止するた
めにカレンダロール間のロールギャップ制御を行う必要
がある。
ロールギャップ制御の従来の手段について第2図により
説明すると、図中1,2,3,4はカレンダロール、5はカレ
ンダロール1,2上に混練された樹脂を供給するコンベ
ア、6はテイクオフロール、7は電動機8及びねじ軸9
を備え電動機8を駆動することによりねじ軸9を回転さ
せてカレンダロール3,4間のロールギャップを調整する
ようにしたロールギャップ調整装置、10は製造されたシ
ート11の厚さを検出する厚さ検出器、12は厚さ検出器10
で検出されたシート11の厚さが、予め設定器13で設定さ
れた厚さと異なる場合にその偏差からロールギャップ調
整量を求めると共に電動機8に指令信号を与える演算制
御装置、14は電動機8の回転数を検出し演算制御装置12
へフィードバックするパルスジェネレータ等の位置検出
器、15,17,18はバンクである。なおロールギャップ調整
装置7はカレンダロール4の両側軸部に設けられてい
る。
コンベア5から供給された材料によりカレンダロール1,
2上にはバンク15が、又、カレンダロール2,3間にはバン
ク17が更にカレンダロール3,4間にはバンク18が夫々形
成され、カレンダロール1,2間から引き出された材料は
カレンダロール2,3間、3,4間で圧延されてシート11が製
造される。この際、シート11の厚さは厚さ検出器10で検
出され、厚さ信号は演算制御装置12へ送られ、該演算制
御装置12では、設定器13により予め設定された設定厚さ
と検出された厚さとの偏差が求められ、偏差がある場合
には、演算制御装置12からロールギャップ調整装置7の
電動機8に指令信号が与えられ、ねじ軸9が回転するこ
とによりカレンダロール4が昇降し、バンク15が所定の
状態を維持するようカレンダロール3,4間のロールギャ
ップが調整される。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上述のロールギャップ制御手段では、カ
レンダロール3,4間のロールギャップ制御のみを行い、
カレンダロール1,2間や2,3間のロールギャップ制御は行
っていないため、カレンダロール3,4間の材料の流れと
カレンダロール1,2間、2,3間の材料の流れにアンバラン
スが生じ、バンク17,18の状態も変動して結果的には製
品のシートにも悪影響を及ぼす。
本発明は上述の実情に鑑み、最終段のロールギャップを
調整した場合に、各ロールギャップ間材料の相対的なフ
ローバランスが崩れないようにすることを目的としてな
したものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、3本以上のカレンダロールを備え且つ材料の
通過するロールギャップが2個所以上あるカレンダ設備
において、各カレンダロール間のロールギャップを調整
するための複数のロールギャップ調整装置と、最終段の
ロールギャップを出た後のシート厚さを検出する厚さ検
出器と、該厚さ検出器で検出されたシート厚さと設定さ
れたシート厚さから最終段のロールギャップ調整量を求
め該ロールギャップ調整量を最終段のロールギャップ調
整装置に指令信号として与えると共に前記ロールギャッ
プ調整量から前記最終段のロールギャップ調整装置以外
のロールギャップ調整装置に与えるロールギャップ調整
量を求めて該求めたロールギャップ調整量を前記最終段
のロールギャップ調整装置以外のロールギャップ調整装
置に指令信号として与える演算制御装置を設けた構成を
備えている。
[作用] 厚さ検出器で検出されたシート厚さは演算制御装置へ送
られ、該演算制御装置で設定されたシート厚さと検出さ
れたシート厚さから最終段のロールギャップ調整量が求
められると共に該ロールギャップ調整量から最終段以外
の部分のロールギャップ調整量が求められ、求められた
ロールギャップ調整量は夫々各ロールギャップ調整装置
に送られて全てのロールギャップの制御が行われる。こ
のため各ロールギャップ間材料のフローの相対的なバラ
ンスが保持される。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図は本発明の一実施例で、図中19,22は電動機20,23
及びねじ軸21,24を備え電動機20,23を駆動することによ
りネジ軸21,24を回転させてカレンダロール1,2間、2,3
間のロールギャップを調整するようにしたロールギャッ
プ調整装置、25,26は電動機20,23の回転数を検出し演算
制御装置12へフィードバックするパルスジェネレータ等
の位置検出器であり、演算制御装置12からは電動機20,2
3へも指令信号を与え得るようになっている。なお、カ
レンダロール3は上下方向及び水平方向へは移動されな
い固定型であり、ロールギャップ調整装置19,22はカレ
ンダロール1,2の両側軸部に設けられている。又第1図
中第2図に示す符号と同一のものには同一の符号が付し
てある。
シート11製造の際、厚さ検出器10で検出された検出値と
設定器13により予め設定された設定値との間に偏差があ
る場合は、該偏差はロールギャップ調整量の指令信号と
して演算制御装置12から、ロールギャップ調整装置7の
電動機8に与えられ、ねじ軸9が回転させられ、カレン
ダロール3,4間のロールギャップが調整させられると共
に前記ロールギャップ調整量を基に求められたロールギ
ャップ調整量がロールギャップ調整装置19,22の電動機2
0,23に指令信号として与えられ、ねじ軸21,24が回転さ
せられてカレンダロール1,2間、2,3間のロールギャップ
が、カレンダロール3,4間のロールギャップ量に対応し
て調整される。従って、各カレンダロール1,2,3,4間の
ロールギャップは、各ロールギャップにおける材料の相
対的なフローバランスが崩れず、バンク17,18も変動し
ないため、製品シートに何等悪影響が及ぼされることは
ない。次に、ロールギャップ調整量について説明する。
カレンダロール1,2間、2,3間から送り出される。材料供
給量の変化量ΔQ,ΔQは、 で表わされ、カレンダロール3,4間から送り出される材
料消費量の変化量ΔQで表わされる。
ここで、SW;カレンダロール1,2間のスエルによっ
て決まる係数 SW;カレンダロール2,3間のスエルによって決まる
係数 SW;カレンダロール3,4間のスエルによって決まる
係数 V;カレンダロール1の周速 V;カレンダロール2の周速 V;カレンダロール3の周速 V;カレンダロール4の周速 B;カレンダロール1,2間ロールギャップ出側のシー
ト幅 B;カレンダロール2,3間ロールギャップ出側のシー
ト幅 B;カレンダロール3,4間ロールギャップ出側のシー
ト幅 KM1;カレンダロール1,2間を通過する材料の硬さと
カレンダロール1,2及びハウジング歪みによって決まる
影響係数 KM2;カレンダロール2,3間を通過する材料の硬さと
カレンダロール2,3及びハウジング歪みによって決まる
影響係数 KM3;カレンダロール3,4間を通る材料の硬さとカレ
ンダロール3,4及びハウジング歪みによって決まる影響
係数 ΔS;カレンダロール1,2間のロールギャップ調整量 ΔS;カレンダロール2,3間のロールギャップ調整量 ΔS;カレンダロール3,4間のロールギャップ調整量 今、材料供給量変化量=一定の関係が常に成立すると仮
定すると、ΔQ=ΔQ=ΔQが成立する。従って
(i)(ii)(iii)式より、 が得られる。
実際のロールギャップ制御時には厚さ検出器10で得られ
た厚さからΔSを求め、ΔSから(iv)(v)式により
ΔS、ΔSを求め、ΔS、ΔS、ΔSだけロ
ールギャップを調整する。
なお、本発明の実施例ではカレンダロール4をカレンダ
ロール3の下方へ位置させカレンダロール全体を逆L字
型に配置する場合について説明したが、カレンダロール
4をカレンダロール3の前方へ位置させカレンダロール
全体をZ字型に配置しても実施できること、その他、本
発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得るこ
と、等は勿論である。
[発明の効果] 本発明のカレンダ設備におけるロールギャップ制御装置
によれば、カレンダロールの各ロールギャップにおける
材料の相対的なフローバランスが保持されるため、良好
な製品シートが得られるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の説明図、第2図は従来例の
説明図である。 図中1,2,3,4はカレンダロール、7,19,22はロールギャッ
プ調整装置、10は厚さ検出器、11はシート、12は演算制
御装置を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3本以上のカレンダロールを備え且つ材料
    の通過するロールギャップが2個所以上あるカレンダ設
    備において、各カレンダロール間のロールギャップを調
    整するための複数のロールギャップ調整装置と、最終段
    のロールギャップを出た後のシート厚さを検出する厚さ
    検出器と、該厚さ検出器で検出されたシート厚さと設定
    されたシート厚さから最終段のロールギャップ調整量を
    求め該ロールギャップ調整量を最終段のロールギャップ
    調整装置に指令信号として与えると共に前記ロールギャ
    ップ調整量から前記最終段のロールギャップ調整装置以
    外のロールギャップ調整装置に与えるロールギャップ調
    整量を求めて該求めたロールギャップ調整量を前記最終
    段のロールギャップ調整装置以外のロールギャップ調整
    装置に指令信号として与える演算制御装置を設けたこと
    を特徴とするカレンダ設備におけるロールギャップ制御
    装置。
JP22367887A 1987-09-07 1987-09-07 カレンダ設備におけるロールギャップ制御装置 Expired - Fee Related JPH0651309B2 (ja)

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