JPH0653086U - 真空チャンバの防塵装置 - Google Patents

真空チャンバの防塵装置

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JPH0653086U
JPH0653086U JP9373992U JP9373992U JPH0653086U JP H0653086 U JPH0653086 U JP H0653086U JP 9373992 U JP9373992 U JP 9373992U JP 9373992 U JP9373992 U JP 9373992U JP H0653086 U JPH0653086 U JP H0653086U
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magnetic
ring
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英利 神谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 真空チャンバ内を所望の真空状態とクリー
ン環境とに維持するための装置であって、相対的に回転
する回転部の長軸方向の寸法が短く、安価な真空チャン
バの防塵装置を提供すること。 【構成】 真空チャンバを貫通する軸部材と真空チャ
ンバとが相対的に回転する回転部を有する真空チャンバ
の防塵装置において、軸部材の外周にOリングを配設
し、軸部材と同芯状であって、半径方向に間隙を設けて
長軸方向に離設される磁極部材と、磁極部材に挟持され
る磁力発生装置と、磁極部材および軸部材の半径方向の
間隙部に充填される流動性を有する磁性体とよりなる磁
性流体シール機構をOリングよりも真空チャンバの内壁
側の位置に配設し、磁性流体シール機構とOリングとの
間の回転部と真空チャンバ内とを連通する連通路を配設
すると共に、連通路に防塵用のフィルタを配設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、真空チャンバを貫通する軸部材と真空チャンバとが相対的に回転す る回転部を有する真空チャンバの防塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、図1に示されるごとく真空チャンバ1に対し軸部材2が回転される場 合、真空チャンバ1外に対して、真空チャンバ1内を所望の真空状態とクリーン 環境とに維持する必要がある。
【0003】 従来、図5および図6に示されるごとく、磁極部材4Aおよび磁極部材4Bの 間に磁石5を挟持し、磁極部材4A,4Bと磁性を有する軸部材2との半径方向 の間隙部に流動性を有する磁性体3を充填している。この磁性体3A,3Bは、 磁石5により形成される磁力線により、磁極部材4の内周面と軸部材2の外面と の環状の間隙内に拘束されて、磁性流体シール機構6が構成されている。この磁 性流体シール機構6により回転部の防塵および気密が行われている。
【0004】 なお、磁性体3の拘束力が真空保持能力となるが、通常の磁極部材4および磁 石5を使用する場合、1組の磁性流体シール機構6のシール可能な圧力差には制 限があり、一般的に、真空を保持する場合には、磁性流体シール機構6が多段に 配設されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、図5に示されるごとく、磁性流体シール機構6を多段に配設すれば 、長軸方向に長くなる欠点があった。また、加工が面倒な複雑形状の磁性流体シ ール機構6を多段に用いるため、装置が高価となるという欠点があった。
【0006】 そこで本発明の目的は、真空チャンバを貫通する軸部材と真空チャンバとが相 対的に回転する回転部を有する真空チャンバ内を所望の真空状態とクリーン環境 とに維持するための装置であって、相対的に回転する回転部の長軸方向の寸法が 短く、安価な真空チャンバの防塵装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、真空チャンバを貫通する軸部材と真空チャンバとが相対的に回転す る回転部を有する真空チャンバの防塵装置に適用する。 その特徴とするところは、前記軸部材の外周にOリングを配設し、前記軸部材 と同芯状であって、半径方向に間隙を設けて長軸方向に離設される磁極部材と、 磁極部材に挟持される磁力発生装置と、磁極部材および軸部材の半径方向の間隙 部に充填される流動性を有する磁性体とよりなる磁性流体シール機構を前記Oリ ングよりも真空チャンバの内壁側の位置に配設し、磁性流体シール機構とOリン グとの間の回転部と真空チャンバ内とを連通する連通路を配設すると共に、前記 連通路に防塵用のフィルタを配設したことである。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。図2において、1および 2は相対的に回転する真空チャンバ1および軸部材2で、例えば真空チャンバ1 が固定されている。軸部材2は磁性を有し、軸受10、10によって真空チャン バ1に対して回転自在に支持され、図示しない駆動装置により回転される。4A 、4Bは、真空チャンバ1に配設された円板状の磁極部材で、この磁極部材4の 内周面と軸部材2の外周面との間に一定の間隙が形成されている。3A、3Bは 流動性を有する磁性体で、この磁性体3は磁力発生装置5、たとえば磁石により 形成される磁力線により磁極部材4の内周面と軸部材2の外面との環状の間隙内 に拘束される。上記3乃至5により磁性流体シール機構6が構成されることは従 来と同様である。7は、軸部材2の外周に配設されたOリング、8は真空チャン バ内101と回転部の空間11とを連通する連通路、9は連通路8に配設された 防塵用フィルタである。
【0009】 ところで、軸部材2が回転された場合でも、真空チャンバ1と軸部材2との間 にOリング7が配設されているため、真空チャンバ内101が所望の真空状態に 維持される。なお、長時間に亘って使用すれば、軸部材2の回転に伴い軸部材2 に配設されたOリング7と真空チャンバ1の円周面との摩擦により塵が発生する が、この塵は磁性流体シール機構6と防塵用フィルタ9とによりシールされるた め、真空チャンバ内101が所望のクリーン環境に維持される。また、連通路8 により、真空チャンバ内101と回転部の空間11とが連通されて差圧がなくな るため、磁性流体シール機構6は回転部の防塵のみを行えばよく、従って磁性流 体シール機構6は真空チャンバ1に1段だけ配設すればよい。これにより長軸方 向の寸法を短くすることができる。さらに、磁性流体シール機構6を1組しか用 いないため、安価となる。
【0010】 図3は、本考案の他の実施例を示す図で、軸部材2内に、さらに同様の磁性を 有する軸部材12、磁性流体シール機構13,Oリング14、連通路15、軸受 16、16および防塵用フィルタ91が配設された構造で、軸部材2と軸部材1 6とは同芯状に配設されているため、例えば2軸の真空用クリーンロボットに応 用することができる。
【0011】 さらに図4は、図2の変形例を示す図で、連通路17を軸部材2に配設してい る。このように構成すれば、真空チャンバ1に連通路8を配設するという、困難 な加工が不要となる。
【0012】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、相対的に回転する真空チャンバと軸部材との回 転部にOリングを配設し、磁性流体シール機構をOリングよりも真空チャンバの 内壁側の位置に配設し、磁性流体シール機構とOリングとの間の回転部と真空チ ャンバ内とを連通する連通路を配設すると共に、前記連通路に防塵用のフィルタ を配設したため、Oリングにより真空チャンバ内が所望の真空状態に維持され、 かつ磁性流体シール機構およびフィルタにより真空チャンバ内が所望のクリーン 環境に維持される。さらに連通路により磁性流体シール機構の両側には差圧がな いため、磁性流体シール機構は回転部の防塵のみを行えばよく、真空チャンバに 1段だけ配設すればよい。これにより長軸方向の寸法を短くすることができ、か つ磁性流体シール機構を1組しか用いないため、安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の対象とする、回転部を有する真空チャ
ンバを示す図
【図2】本考案の第1の実施例の要部を示す断面図
【図3】本考案の他の実施例の要部を示す断面図
【図4】図2の変形例を示す断面図
【図5】従来例の要部を示す断面図
【図6】磁性流体シール機構6の拡大断面図
【符号の説明】
1…真空チャンバ 2…軸部材 3…磁性体 4…磁極部材 5…磁力発生装置 6…磁性流体シール機構 7…Oリング 8…連通路 9…防塵用フィルタ 11…真空回転部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空チャンバを貫通する軸部材と真空チ
    ャンバとが相対的に回転する回転部を有する真空チャン
    バの防塵装置において、前記軸部材の外周にOリングを
    配設し、前記軸部材と同芯状であって、半径方向に間隙
    を設けて長軸方向に離設される磁極部材と、磁極部材に
    挟持される磁力発生装置と、磁極部材および軸部材の半
    径方向の間隙部に充填される流動性を有する磁性体とよ
    りなる磁性流体シール機構を前記Oリングよりも真空チ
    ャンバの内壁側の位置に配設し、磁性流体シール機構と
    Oリングとの間の回転部と真空チャンバ内とを連通する
    連通路を配設すると共に、前記連通路に防塵用のフィル
    タを配設してなる真空チャンバの防塵装置。
JP9373992U 1992-12-28 1992-12-28 真空チャンバの防塵装置 Expired - Lifetime JP2568731Y2 (ja)

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JPH0653086U true JPH0653086U (ja) 1994-07-19
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018021178A1 (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 日本電産サンキョー株式会社 産業用ロボット

Cited By (3)

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WO2018021178A1 (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 日本電産サンキョー株式会社 産業用ロボット
KR20190020787A (ko) * 2016-07-28 2019-03-04 니혼 덴산 산쿄 가부시키가이샤 산업용 로봇
JPWO2018021178A1 (ja) * 2016-07-28 2019-05-09 日本電産サンキョー株式会社 産業用ロボット

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