JPH0654050B2 - 鉄筋コンクリート構造物の開口部のひび割れ防止構造 - Google Patents
鉄筋コンクリート構造物の開口部のひび割れ防止構造Info
- Publication number
- JPH0654050B2 JPH0654050B2 JP62315200A JP31520087A JPH0654050B2 JP H0654050 B2 JPH0654050 B2 JP H0654050B2 JP 62315200 A JP62315200 A JP 62315200A JP 31520087 A JP31520087 A JP 31520087A JP H0654050 B2 JPH0654050 B2 JP H0654050B2
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- JP
- Japan
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- opening
- reinforced concrete
- tension
- edge surface
- concrete
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- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明はコンクリート壁等の開口隅角部に発生し易いひ
び割れを抑制したひび割れ防止構造に関する。
び割れを抑制したひび割れ防止構造に関する。
《従来の技術》 鉄筋コンクリート構造物(RC造)の壁開口隅角部には
亀裂が発生し易い。その主な原因はコンクリートの硬化
が進む過程において乾燥収縮による開口隅角部への応力
集中である。この応力を開口隅角部に配した縦横斜の各
鉄筋に負担させ、亀裂発生を抑制していたが、充分な効
果が得られていない。
亀裂が発生し易い。その主な原因はコンクリートの硬化
が進む過程において乾燥収縮による開口隅角部への応力
集中である。この応力を開口隅角部に配した縦横斜の各
鉄筋に負担させ、亀裂発生を抑制していたが、充分な効
果が得られていない。
そこで、コンクリート壁の開口隅角部にワイヤーメッシ
ュ筋やリング筋スパイラルを配したものもあった。
ュ筋やリング筋スパイラルを配したものもあった。
《発明が解決しようとする問題点》 ところが、鉄筋による引張歪とコンクリートの引張歪と
が一致せず、鉄筋の能力を充分に活用しないうちにコン
クリートにひび割れが発生し、鉄筋量に相応する効果が
現われず、また開口隅角部に鉄筋が入り組んでいてコン
クリート打設時のコンクリート充填密度や施工性の点で
も問題を残していた。
が一致せず、鉄筋の能力を充分に活用しないうちにコン
クリートにひび割れが発生し、鉄筋量に相応する効果が
現われず、また開口隅角部に鉄筋が入り組んでいてコン
クリート打設時のコンクリート充填密度や施工性の点で
も問題を残していた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その
目的は壁開口部の補強鉄筋の使用量を増やすことなく簡
単な構成で有効なひび割れ防止構造を提供するにある。
目的は壁開口部の補強鉄筋の使用量を増やすことなく簡
単な構成で有効なひび割れ防止構造を提供するにある。
《問題点を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本発明に係る鉄筋コンクリ
ート構造物の開口部のひび割れ防止構造は、鉄筋コンク
リート構造物に形成した開口部の外周囲をプレストレス
導入用の緊張材で円形に囲繞すると共に、該緊張材の両
端はこれらを交叉させて上記開口部の開口縁面に定着さ
せて、該開口部に対して該緊張材が描く閉鎖円形の半径
方向に圧縮応力を発生させるべく緊張材を配設したこと
を特徴とする。
ート構造物の開口部のひび割れ防止構造は、鉄筋コンク
リート構造物に形成した開口部の外周囲をプレストレス
導入用の緊張材で円形に囲繞すると共に、該緊張材の両
端はこれらを交叉させて上記開口部の開口縁面に定着さ
せて、該開口部に対して該緊張材が描く閉鎖円形の半径
方向に圧縮応力を発生させるべく緊張材を配設したこと
を特徴とする。
《作 用》 コンクリート壁に形成された開口部は全て緊張材が描く
円周内に位置し、緊張材によって付与されたプレストレ
スによる求心力は均等な二軸圧縮作用となって緊張材で
囲囲んだ範囲内のコンクリートに一様な圧縮力を付与し
てどの開口隅角部にもプレストレスが発生し、乾燥収縮
による引張応力を相殺する。
円周内に位置し、緊張材によって付与されたプレストレ
スによる求心力は均等な二軸圧縮作用となって緊張材で
囲囲んだ範囲内のコンクリートに一様な圧縮力を付与し
てどの開口隅角部にもプレストレスが発生し、乾燥収縮
による引張応力を相殺する。
《実施例》 以下、本発明の好適な実施例について図面を参照にして
詳細に説明する。第1図は本発明を説明するために建物
の開口部がある壁面側を例示し、この建物の外壁1中央
部に1個の開口2が設けられている。
詳細に説明する。第1図は本発明を説明するために建物
の開口部がある壁面側を例示し、この建物の外壁1中央
部に1個の開口2が設けられている。
この開口2には開口端縁に沿って縦横に補強鉄筋3が配
筋してある。そして、この開口2を囲繞するように外壁
1内には開口の上端面と側面とに各端部を交叉させなが
ら定着具4−4で定着したシーストストランド5を円形
状に掛け回し、定着具4の箇所でジャッキによりプレス
トレスを導入している。
筋してある。そして、この開口2を囲繞するように外壁
1内には開口の上端面と側面とに各端部を交叉させなが
ら定着具4−4で定着したシーストストランド5を円形
状に掛け回し、定着具4の箇所でジャッキによりプレス
トレスを導入している。
本実施例では、開口2の外周囲をプレスレス導入用のシ
ーストストランド5で円形に囲繞すると共に、シースト
ストランド5の両端はこれらを交叉させて開口2の開口
縁面に定着させて、開口2に対してシーストストランド
5が描く閉鎖円形の半径方向に圧縮応力を発生させるべ
くシーストストランド5を配設するという構成を備え
て、シーストストランド5の内側に均等な求心力を発生
させるようにしているので、すなわち、開口2に沿う緊
張材の導入ではなく、開口2に対してシーストストラン
ド5が描く円の半径方向に向かって、緊張力に基づく圧
縮応力を発生させる技術であり、これによってシースト
ストランド5の複雑な配線形態を回避しつつ、十分なひ
び割れ防止を達成できる。
ーストストランド5で円形に囲繞すると共に、シースト
ストランド5の両端はこれらを交叉させて開口2の開口
縁面に定着させて、開口2に対してシーストストランド
5が描く閉鎖円形の半径方向に圧縮応力を発生させるべ
くシーストストランド5を配設するという構成を備え
て、シーストストランド5の内側に均等な求心力を発生
させるようにしているので、すなわち、開口2に沿う緊
張材の導入ではなく、開口2に対してシーストストラン
ド5が描く円の半径方向に向かって、緊張力に基づく圧
縮応力を発生させる技術であり、これによってシースト
ストランド5の複雑な配線形態を回避しつつ、十分なひ
び割れ防止を達成できる。
また、シーストストランド5の定着部をひび割れ防止対
象の開口2の開口縁面に設定したので、緊張作業が容易
であるだけでなく、全く別個に定着部を構成する場合に
要求される施工手間等をなくすことができる。
象の開口2の開口縁面に設定したので、緊張作業が容易
であるだけでなく、全く別個に定着部を構成する場合に
要求される施工手間等をなくすことができる。
開口2が隣接して多数ある場合は、第2図のようにな
る。即ち、その外壁6には複数の開口7,7′…を設け
ている場合を示す。このように複数の開口7,7′…が
ある場合には、シーストストランド5の定着端部を互い
に隣接する開口7,7′内にとる。
る。即ち、その外壁6には複数の開口7,7′…を設け
ている場合を示す。このように複数の開口7,7′…が
ある場合には、シーストストランド5の定着端部を互い
に隣接する開口7,7′内にとる。
開口7の外周囲を囲繞するシーストストランド5の定着
端は隣接する開口7′の最近の開口縁面8′の手前で交
叉させながら、この開口縁面8′に定着具4で定着して
いる。同様に、開口7′の外周囲を囲繞するシーストス
トランド5′の定着端は隣りの開口7の開口縁面8に定
着している。
端は隣接する開口7′の最近の開口縁面8′の手前で交
叉させながら、この開口縁面8′に定着具4で定着して
いる。同様に、開口7′の外周囲を囲繞するシーストス
トランド5′の定着端は隣りの開口7の開口縁面8に定
着している。
各開口2,7,7′等の周囲にそれぞれシーストストラ
ンド5,5′を配設しながら順次に施工手順に合せてコ
ンクリートを打設し、打設コンクリートが所要の圧縮強
度に達したならば次々に開口内に緊張ジャッキを設けて
プレストレスを導入すればよい。定着端部は互いに交叉
するように緊張定着しているので、シーストストランド
5,5′が描く円周内に均等な二軸圧縮を付与する。
ンド5,5′を配設しながら順次に施工手順に合せてコ
ンクリートを打設し、打設コンクリートが所要の圧縮強
度に達したならば次々に開口内に緊張ジャッキを設けて
プレストレスを導入すればよい。定着端部は互いに交叉
するように緊張定着しているので、シーストストランド
5,5′が描く円周内に均等な二軸圧縮を付与する。
したがって、隣接する開口部7,7′の外壁中間部分に
あっても支圧応力を隣接開口にとることによって圧縮応
力がこの中間部分にも作用するので、開口7−7′間を
引き合って亀裂が生じることはない。
あっても支圧応力を隣接開口にとることによって圧縮応
力がこの中間部分にも作用するので、開口7−7′間を
引き合って亀裂が生じることはない。
《効 果》 以上詳しく説明したように、本発明に係る鉄筋コンクリ
ート構造物の開口部のひび割れ防止構造によれば、鉄筋
コンクリート構造物に形成した開口部の外周囲をプレス
トレス導入用の緊張材で円形に囲繞すると共に、緊張材
の両端はこれらを交叉させて開口部の開口縁面に定着さ
せて、開口部に対して緊張材が描く閉鎖円形の半径方向
に圧縮応力を発生させるべく緊張材を配設したことによ
り、この緊張材の内側には均等な求心力が発生し、更
に、開口隅角部に鉄筋を多量に配する必要がないので、
コンクリートの充填性を阻害せずにひび割れの発生を防
止できる効果がある。殊に本発明では、緊張材の内側に
均等な求心力を発生させるよううにしているので、すな
わち、開口部に沿う緊張力の導入ではなく、開口部に対
して緊張材が描く円の半径方向に向かって、緊張力に基
づく圧縮応力を発生させる技術であり、これによって緊
張材の複雑な配線形態を回避しつつ、十分なひび割れ防
止を達成できる。
ート構造物の開口部のひび割れ防止構造によれば、鉄筋
コンクリート構造物に形成した開口部の外周囲をプレス
トレス導入用の緊張材で円形に囲繞すると共に、緊張材
の両端はこれらを交叉させて開口部の開口縁面に定着さ
せて、開口部に対して緊張材が描く閉鎖円形の半径方向
に圧縮応力を発生させるべく緊張材を配設したことによ
り、この緊張材の内側には均等な求心力が発生し、更
に、開口隅角部に鉄筋を多量に配する必要がないので、
コンクリートの充填性を阻害せずにひび割れの発生を防
止できる効果がある。殊に本発明では、緊張材の内側に
均等な求心力を発生させるよううにしているので、すな
わち、開口部に沿う緊張力の導入ではなく、開口部に対
して緊張材が描く円の半径方向に向かって、緊張力に基
づく圧縮応力を発生させる技術であり、これによって緊
張材の複雑な配線形態を回避しつつ、十分なひび割れ防
止を達成できる。
また、定着部や緊張端部が開口縁面にあるので緊張作業
は勿論の事、再緊張作業も容易であると共に、全く別個
に定着部を構成する場合に要求される施工手間等をなく
すことができ施工を簡略化することができる。
は勿論の事、再緊張作業も容易であると共に、全く別個
に定着部を構成する場合に要求される施工手間等をなく
すことができ施工を簡略化することができる。
しかも遂次にコンクリート打設後、硬化した箇所から順
次にプレストレスを付与できるので、構造物全体のコン
クリート打ち込み作業の完了を待たずに済み、プレスト
レス導入に伴う周辺への影響も少くなる。
次にプレストレスを付与できるので、構造物全体のコン
クリート打ち込み作業の完了を待たずに済み、プレスト
レス導入に伴う周辺への影響も少くなる。
図は何れも本発明の実施例で、第1図は開口が一箇所の
場合、或いは他の開口が離れている場合の配筋図、第2
図は開口が隣接して複数になる場合の配筋図である。 1……外壁、2……開口 3……補強鉄筋、4……定着具 5……シーストストランド 6……外壁、7……開口 8……開口縁面
場合、或いは他の開口が離れている場合の配筋図、第2
図は開口が隣接して複数になる場合の配筋図である。 1……外壁、2……開口 3……補強鉄筋、4……定着具 5……シーストストランド 6……外壁、7……開口 8……開口縁面
Claims (2)
- 【請求項1】鉄筋コンクリート構造物に形成した開口部
の外周囲をプレストレス導入用の緊張材で円形に囲繞す
ると共に、該緊張材の両端はこれらを交叉させて上記開
口部の開口縁面に定着させて、該開口部に対して該緊張
材が描く閉鎖円形の半径方向に圧縮応力を発生させるべ
く緊張材を配設したことを特徴とする鉄筋コンクリート
構造物の開口部のひび割れ防止構造。 - 【請求項2】開口部が互いに隣接して一対ある場合に、
前記緊張材の定着部を、隣接する他の開口部の開口縁面
に構成した前記特許請求の範囲第1項記載の鉄筋コンク
リート構造物の開口部のひび割れ防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62315200A JPH0654050B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 鉄筋コンクリート構造物の開口部のひび割れ防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62315200A JPH0654050B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 鉄筋コンクリート構造物の開口部のひび割れ防止構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01158154A JPH01158154A (ja) | 1989-06-21 |
| JPH0654050B2 true JPH0654050B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=18062608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62315200A Expired - Lifetime JPH0654050B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 鉄筋コンクリート構造物の開口部のひび割れ防止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0654050B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59224755A (ja) * | 1983-06-01 | 1984-12-17 | 鹿島建設株式会社 | 開口部コ−ナ−のひび割れ防止方法 |
| JPS605968A (ja) * | 1983-06-23 | 1985-01-12 | 大成建設株式会社 | 既設構造物を巻き込んだpcスラブのプレストレス導入方法 |
-
1987
- 1987-12-15 JP JP62315200A patent/JPH0654050B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01158154A (ja) | 1989-06-21 |
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