JPH0654845B2 - マイクロ波発振器 - Google Patents
マイクロ波発振器Info
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- JPH0654845B2 JPH0654845B2 JP58057865A JP5786583A JPH0654845B2 JP H0654845 B2 JPH0654845 B2 JP H0654845B2 JP 58057865 A JP58057865 A JP 58057865A JP 5786583 A JP5786583 A JP 5786583A JP H0654845 B2 JPH0654845 B2 JP H0654845B2
- Authority
- JP
- Japan
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- terminal
- circuit
- varactor diode
- frequency
- microwave
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03B—GENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
- H03B5/00—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
- H03B5/18—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element comprising distributed inductance and capacitance
- H03B5/1841—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element comprising distributed inductance and capacitance the frequency-determining element being a strip line resonator
- H03B5/1847—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element comprising distributed inductance and capacitance the frequency-determining element being a strip line resonator the active element in the amplifier being a semiconductor device
- H03B5/1852—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element comprising distributed inductance and capacitance the frequency-determining element being a strip line resonator the active element in the amplifier being a semiconductor device the semiconductor device being a field-effect device
Landscapes
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はマイクロ波発振器に係り、特にマイクロ波集積
回路により構成した広い周波数同調特性を有するマイク
ロ波発振器に関するものである。
回路により構成した広い周波数同調特性を有するマイク
ロ波発振器に関するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕 近年マイクロ波集積回路(以下MICと云う)やモノリ
シツクマイクロ波集積回路(以下MMICと云う)により構
成されたマイクロ波発振器が開発され、種々の構成のも
のができている。
シツクマイクロ波集積回路(以下MMICと云う)により構
成されたマイクロ波発振器が開発され、種々の構成のも
のができている。
特に、バラクタダイオードのバイアス電圧制御により周
波数を可変にしたマイクロ波発振器(以下VCOと云
う)は小形、かつ性能の良好な特性が得られる。
波数を可変にしたマイクロ波発振器(以下VCOと云
う)は小形、かつ性能の良好な特性が得られる。
次にこのVCOの従来例として電界効果トランジスタ
(以下FETと云う)を使用したものを第1図により説
明する。
(以下FETと云う)を使用したものを第1図により説
明する。
即ち、裏面の金属膜により接地面(1)を形成したセラミ
ツクなどの誘導体基板(2)上に、同じく金属膜パターン
によりMICが形成され、このMICに接続されたFE
T(3)のソース端子(4)と接地面(1)の間に発振周波数に
おいて、高インピーダンス回路(5)及び抵抗(6)を接続す
ることにより、FET(3)はドレイン端子(7)とゲート端
子(8)間でほぼ2端子の負性抵抗素子として動作してい
る。またドレイン端子(7)にはキヤパシタ(9)が接続さ
れ、接地パターン(10)を介して接地面(1)に接地されて
いる。前述した構造は、ドレイン端子(7)が等価的に設
置されているのでドレイン接地形の発振器と呼ばれる。
ツクなどの誘導体基板(2)上に、同じく金属膜パターン
によりMICが形成され、このMICに接続されたFE
T(3)のソース端子(4)と接地面(1)の間に発振周波数に
おいて、高インピーダンス回路(5)及び抵抗(6)を接続す
ることにより、FET(3)はドレイン端子(7)とゲート端
子(8)間でほぼ2端子の負性抵抗素子として動作してい
る。またドレイン端子(7)にはキヤパシタ(9)が接続さ
れ、接地パターン(10)を介して接地面(1)に接地されて
いる。前述した構造は、ドレイン端子(7)が等価的に設
置されているのでドレイン接地形の発振器と呼ばれる。
ゲート端子(8)には、キヤパシタ(11)を介して伝送線路
による共振回路(12)の一端が接続され、共振回路(12)の
他端にはバラクタタイオード(13)が接続され、接地パタ
ーン(14)を介して接地面(1)に接地されている。
による共振回路(12)の一端が接続され、共振回路(12)の
他端にはバラクタタイオード(13)が接続され、接地パタ
ーン(14)を介して接地面(1)に接地されている。
なお、FET(3)への直流バイアスは、バイアス端子(1
5)に印加され、バラクタダイオード(13)へのバラクタバ
イアス電圧はバラクタバイアス端子(16)から高抵抗(17)
及び(18)を介して印加される。また発振出力はゲート端
子(8)からキヤパシタ(19)を介して出力端子(20)に出力
される。
5)に印加され、バラクタダイオード(13)へのバラクタバ
イアス電圧はバラクタバイアス端子(16)から高抵抗(17)
及び(18)を介して印加される。また発振出力はゲート端
子(8)からキヤパシタ(19)を介して出力端子(20)に出力
される。
このVCOの等価回路は第2図に示すようになつてい
る。図中第1図と同一符号は同一部を示す。なお出力回
路は省略してあり、またFET(3)はドレイン端子(7)と
ゲート端子(8)間の負性抵抗(21)で表わされている。
る。図中第1図と同一符号は同一部を示す。なお出力回
路は省略してあり、またFET(3)はドレイン端子(7)と
ゲート端子(8)間の負性抵抗(21)で表わされている。
即ち、ゲート端子(8)にはキヤパシタ(11)を介して伝送
線路による共振回路(12)の一端が接続され、共振回路(1
2)の他端にはバラクタダイオード(13)が接続されて接地
パターン(14)によるリアクタンス(22)を介して接地面
(1)に接地されている。
線路による共振回路(12)の一端が接続され、共振回路(1
2)の他端にはバラクタダイオード(13)が接続されて接地
パターン(14)によるリアクタンス(22)を介して接地面
(1)に接地されている。
またドレイン端子(7)はキヤパシタ(9)と接地パターン(1
0)によるリアクタンス(23)を介して接地面(1)に接地さ
れている。
0)によるリアクタンス(23)を介して接地面(1)に接地さ
れている。
なお動作周波数があまり高くない場合にはリアクタンス
(22)及び(23)のリアクタンス成分は充分低いものとして
無視することができ、従来例では負性抵抗(21)及びバラ
クタダイオード(13)の一端が直接接地面(1)に接地され
ているものとして取り扱つている。
(22)及び(23)のリアクタンス成分は充分低いものとして
無視することができ、従来例では負性抵抗(21)及びバラ
クタダイオード(13)の一端が直接接地面(1)に接地され
ているものとして取り扱つている。
このように従来のVCOは、ドレイン端子(7)を発振周
波数において接地面(1)と同電位に保ち、また共振回路
(12)に接続したバラクタダイオード(13)の一端も接地面
(1)と同電位にすることにより周波数同調特性を有する
発振器を構成していた。
波数において接地面(1)と同電位に保ち、また共振回路
(12)に接続したバラクタダイオード(13)の一端も接地面
(1)と同電位にすることにより周波数同調特性を有する
発振器を構成していた。
ここに示した従来例はドレイン接地方式と呼ばれている
が、その他の従来例としては、ソース接地方式や、ゲー
ト接地方式があり、いずれもFETの3端子のうち1つを
接地電位に保つという共通点がある。
が、その他の従来例としては、ソース接地方式や、ゲー
ト接地方式があり、いずれもFETの3端子のうち1つを
接地電位に保つという共通点がある。
しかし前述のMICで構成された従来のVCOは発振周
波数が高くなるにつれて次の様な問題点が発生する。
波数が高くなるにつれて次の様な問題点が発生する。
第1に、第1図に示すキヤパシタ(9)の寸法が発振周波
数帯で無視できなくなり、インダクタンスとして働くた
め、第2図に示すリアクタンス(23)が無視できなくな
る。このため、負性抵抗(21)の一端が接地電位となら
ず、発振器の同調感度が低下する。
数帯で無視できなくなり、インダクタンスとして働くた
め、第2図に示すリアクタンス(23)が無視できなくな
る。このため、負性抵抗(21)の一端が接地電位となら
ず、発振器の同調感度が低下する。
第2に、第1図に示す接地パターン(10)(14)及びそれら
を接地面(1)に接続している金属部分の誘電体基板(2)の
厚さ方向の長さも発振周波数で無視できなくなり、第2
図のリアクタンス(22),(23)が大きくなるため第1図の
問題点と同様に発振器の同調感度が低下する。
を接地面(1)に接続している金属部分の誘電体基板(2)の
厚さ方向の長さも発振周波数で無視できなくなり、第2
図のリアクタンス(22),(23)が大きくなるため第1図の
問題点と同様に発振器の同調感度が低下する。
第3に、接続点が多く、接続が完全でないと回路の損失
が大きくなり、信頼性が悪くなる。
が大きくなり、信頼性が悪くなる。
第4に、バラクタダイオード(13)に充分なマイクロ波電
圧が加わらなくなるため同調感度が低下する。
圧が加わらなくなるため同調感度が低下する。
第5に、完全な接地ができなくなると、回路の各部分
が、それぞれL,C,Rの直並列で表わされる複雑な回
路構成となり、不要な共振が発生して動作が不安定にな
つたり、発振出力が減少する。
が、それぞれL,C,Rの直並列で表わされる複雑な回
路構成となり、不要な共振が発生して動作が不安定にな
つたり、発振出力が減少する。
第6に、バラクタダイオード(13)のバイアス変化で周波
数を可変する時、発振周波数が共振器の共振周波数のみ
で決まらず、その結果、広い同調特性が得られなくな
る。これらは発振周波数が高くなるほど顕著である。
数を可変する時、発振周波数が共振器の共振周波数のみ
で決まらず、その結果、広い同調特性が得られなくな
る。これらは発振周波数が高くなるほど顕著である。
本発明は上述した諸問題に鑑みなされたものであり、高
い周波数帯まで安定に動作し、広い周波数同調特性を有
するマイクロ波発振器を提供することを目的としてい
る。
い周波数帯まで安定に動作し、広い周波数同調特性を有
するマイクロ波発振器を提供することを目的としてい
る。
即ち、本発明は、第1の端子および第2の端子、第3の
端子を有し、前記第3の端子が高インピーダンス回路を
通して接地され、前記第1の端子と前記第2の端子間で
負性抵抗動作が得られるように構成されたトランジスタ
と、全長が約1/2波長で、前記第1の端子と前記第2
の端子間に接続される2分割伝送線路と、この2分割伝
送線路の中央分割部にまたがって直列に接続されたバラ
クタダイオードとを具備したマイクロ波発振器である。
端子を有し、前記第3の端子が高インピーダンス回路を
通して接地され、前記第1の端子と前記第2の端子間で
負性抵抗動作が得られるように構成されたトランジスタ
と、全長が約1/2波長で、前記第1の端子と前記第2
の端子間に接続される2分割伝送線路と、この2分割伝
送線路の中央分割部にまたがって直列に接続されたバラ
クタダイオードとを具備したマイクロ波発振器である。
次に本発明のVCOの一実施例を第3図により説明す
る。
る。
本実施例はFETを用いたMIC構成のVCOの一例で
ある。
ある。
即ち、裏面に金属膜により接地面(31)を形成したセラミ
ツク等の誘導体基板(32)上に金属膜パターンによりMI
Cが形成されている。このMICで構成された第1の伝
送線路(33)の一端にはFET(34)のゲート端子(35)が接
続されている。
ツク等の誘導体基板(32)上に金属膜パターンによりMI
Cが形成されている。このMICで構成された第1の伝
送線路(33)の一端にはFET(34)のゲート端子(35)が接
続されている。
また第2の伝送線路(36)の一端にはキヤパシタ(37)を介
してFET(34)のドレイン端子(38)が接続されている。
してFET(34)のドレイン端子(38)が接続されている。
また第1,第2の伝送線路(33)(36)の他端にはバラクタ
ダイオード(39)が接続され共振回路が形成されている。
ダイオード(39)が接続され共振回路が形成されている。
なおFET(34)のソース端子(40)と接地面(31)の間には
発振周波数において高インピーダンス回路(41)及び抵抗
(42)を接続することにより、FET(34)がドレイン端子
(38)とゲート端子(35)の間でほぼ2端子の負性抵抗素子
として動作し得るのは従来例と同じである。
発振周波数において高インピーダンス回路(41)及び抵抗
(42)を接続することにより、FET(34)がドレイン端子
(38)とゲート端子(35)の間でほぼ2端子の負性抵抗素子
として動作し得るのは従来例と同じである。
更にFET(34)への直流バイアスは、バイアス端子(43)
に印加され、バラクタダイオード(39)へのバラクタバイ
アス電圧はバラクタバイアス端子(44)から高抵抗(45)及
び(46)を介して印加され、発振出力はドレイン端子(38)
からキヤパシタ(47)を介して出力端子(48)に出力される
ようになつている。
に印加され、バラクタダイオード(39)へのバラクタバイ
アス電圧はバラクタバイアス端子(44)から高抵抗(45)及
び(46)を介して印加され、発振出力はドレイン端子(38)
からキヤパシタ(47)を介して出力端子(48)に出力される
ようになつている。
この実施例のマイクロ波等価回路は、第4図に示すよう
になつている。また第4図で第3図と同一符号は同一部
を示し、また出力回路は省略してあり、FET(34)はゲ
ート端子(35)とドレイン端子(38)間の負性抵抗素子(49)
として表わしている。
になつている。また第4図で第3図と同一符号は同一部
を示し、また出力回路は省略してあり、FET(34)はゲ
ート端子(35)とドレイン端子(38)間の負性抵抗素子(49)
として表わしている。
即ちFET(34)のゲート端子(35)には第1の伝送線路(3
3)が接続され、ドレイン端子(38)にはキヤパシタ(37)を
介して第2の伝送線路(36)が接続され、第1、第2の伝
送線路(33),(36)の他端にはバラクタダイオード(39)が
接続されている。なお第4図の(31)は第3図の接地面(3
1)に対応している。
3)が接続され、ドレイン端子(38)にはキヤパシタ(37)を
介して第2の伝送線路(36)が接続され、第1、第2の伝
送線路(33),(36)の他端にはバラクタダイオード(39)が
接続されている。なお第4図の(31)は第3図の接地面(3
1)に対応している。
次に本実施例の動作原理について説明する。
先ずFET(34)近傍について説明すると、第3図に示す
ソース端子(40)は、高インピーダンスが接続されている
ため、動作状態においてマイクロ波電流がほとんど流れ
ず開放状態になつている。
ソース端子(40)は、高インピーダンスが接続されている
ため、動作状態においてマイクロ波電流がほとんど流れ
ず開放状態になつている。
このためゲート端子(35)からドレイン端子(38)に流れる
マイクロ波電流はほとんど等しく、FET(34)は、第4
図に示すようにゲート端子(35)とドレイン端子(38)から
成る2端子の負性抵抗(49)で表わせる。このとき、負性
抵抗(49)のマイクロ波電流を(Iab) 端子電圧を(Vab) と
すると、負性抵抗値(-Zab)はZab=Vab/Iabとなる。
また端子(b)(b、)間の端子電圧を(Vb)マイクロ波電流
を(Ib)端子(a)(a′)間の端子電圧を(Va)マイクロ波電
流を(Ia)とする。
マイクロ波電流はほとんど等しく、FET(34)は、第4
図に示すようにゲート端子(35)とドレイン端子(38)から
成る2端子の負性抵抗(49)で表わせる。このとき、負性
抵抗(49)のマイクロ波電流を(Iab) 端子電圧を(Vab) と
すると、負性抵抗値(-Zab)はZab=Vab/Iabとなる。
また端子(b)(b、)間の端子電圧を(Vb)マイクロ波電流
を(Ib)端子(a)(a′)間の端子電圧を(Va)マイクロ波電
流を(Ia)とする。
次に共振回路について説明する。
即ち、第5図は共振回路をF行列で表わしたものであ
り、各端子対を(a)(a′),(b)(b′)で表わし、これら各
端子対(a)(a′),(b)(b′)間の端子電圧を(Va)(Vb)端子
電流を(Ia)(Ib)とすると、 Va=AVb+BIb ……(1) Ia=CVb+DIb ……(2) で表わされる。
り、各端子対を(a)(a′),(b)(b′)で表わし、これら各
端子対(a)(a′),(b)(b′)間の端子電圧を(Va)(Vb)端子
電流を(Ia)(Ib)とすると、 Va=AVb+BIb ……(1) Ia=CVb+DIb ……(2) で表わされる。
Ia=Ibの時は第1式第2式より が得られる。ただしAD−BC=1 ここでもしA=DならばVa=−Vbとなり、この条件
はF行列で表わされる2端子対回路が左右対称回路であ
ることを意味している。
はF行列で表わされる2端子対回路が左右対称回路であ
ることを意味している。
第6図はVa=-Vb=V,Ia=Ib=I,A=Dとし第5図
の端子(a′)と(b′)を共通接地したときのF行列であ
り、端子(a)(b)間のインピーダンスZは で表わされる。
の端子(a′)と(b′)を共通接地したときのF行列であ
り、端子(a)(b)間のインピーダンスZは で表わされる。
第7図は第6図に示したF行列を長さがl0で特性インピ
ーダンスがZ0の2本の伝送線路の一端(c)(d)を接続して
実現した左右対称の共振回路である。このとき(c)(d)点
が接地電位になるので端子(a)(b)間のインピーダンス
(Z)は となる。但し、βは位相定数であり、伝送線路の損失は
小さいとして無視している。
ーダンスがZ0の2本の伝送線路の一端(c)(d)を接続して
実現した左右対称の共振回路である。このとき(c)(d)点
が接地電位になるので端子(a)(b)間のインピーダンス
(Z)は となる。但し、βは位相定数であり、伝送線路の損失は
小さいとして無視している。
即ち、第7図の回路はβl0π/2近傍に相当する周波
数でリアクタンスの共振が起り、端子(a)(b)に第4図で
説明した負性抵抗素子(49)を接続すれば直列回路全リア
クタンス=0の条件で発振することが可能となる。
数でリアクタンスの共振が起り、端子(a)(b)に第4図で
説明した負性抵抗素子(49)を接続すれば直列回路全リア
クタンス=0の条件で発振することが可能となる。
即ち、第8図(a)に示すようにキヤパシタンス(CV)のバ
ラクタダイオード(39)を接続すると、この等価回路は第
8図(b)に示すようにC0=2CVの値のキヤパシタが2個
直列に接続され、その中間点が接地されている構成にな
る。
ラクタダイオード(39)を接続すると、この等価回路は第
8図(b)に示すようにC0=2CVの値のキヤパシタが2個
直列に接続され、その中間点が接地されている構成にな
る。
そしてこの回路が共振したときの電圧、電流分布は第8
図(c)に示すようになる。即ち、キヤパシタ(C0)により
接地電位となる位置が端子(c)及び(d)からそれぞれ(lc)
だけずれ、この状態で回路が共振する条件は である。この場合β=2π/λであるから(l0-lc)=
λ/4となる周波数で共振し、(C0)の変化によつて共振
周波数が化する。
図(c)に示すようになる。即ち、キヤパシタ(C0)により
接地電位となる位置が端子(c)及び(d)からそれぞれ(lc)
だけずれ、この状態で回路が共振する条件は である。この場合β=2π/λであるから(l0-lc)=
λ/4となる周波数で共振し、(C0)の変化によつて共振
周波数が化する。
このように端子(c)、(d)間にバラクタダイオード
(39)のような可変リアクタンス素子を直列に接続す
れば、バラクタダイオード(39)が、他のリアクタン
ス分を介さずに等価的に接地されたことになる。したが
って、端子(a)、(b)間の共振周波数変化感度を大
きくでき、広い周波数同調特性が得られることになる。
(39)のような可変リアクタンス素子を直列に接続す
れば、バラクタダイオード(39)が、他のリアクタン
ス分を介さずに等価的に接地されたことになる。したが
って、端子(a)、(b)間の共振周波数変化感度を大
きくでき、広い周波数同調特性が得られることになる。
第9図は第8図の端子(a)(b)間に負性抵抗素子(49)を接
続したVCOであり、接地面は省略してある。
続したVCOであり、接地面は省略してある。
即ち、対称回路の接地電位に最も近い端子(c)(d)間にバ
ラクタダイオード(39)を直接接続することにより、周波
数同調感度の広いVCOを実現することができる。この
端子(c)(d)は構造上バラクタダイオード(39)が接続し易
い位置にあり、周波数が高くなつても構成し易い。
ラクタダイオード(39)を直接接続することにより、周波
数同調感度の広いVCOを実現することができる。この
端子(c)(d)は構造上バラクタダイオード(39)が接続し易
い位置にあり、周波数が高くなつても構成し易い。
即ち、第9図の回路は第4図のVCOとの同等性を示し
ており本発明のVCOが高い周波数帯まで安定に動作
し、広い周波数同調特性を有し得ることがわかる。
ており本発明のVCOが高い周波数帯まで安定に動作
し、広い周波数同調特性を有し得ることがわかる。
第10図は従来例と本発明の実施例によるVCOのバラ
タクバイアス電圧に対する発振周波数の変化を対比して
示したグラフであり、3GHz における実験によればFE
T、バラクタダイオード、キヤパシタ及び共振回路を構
成している伝送線路の特性インピーダンスを同一にし、
同一の出力のVCOを構成して比較した場合であり、本
実施例のVCOの周波数同調範囲は従来例のVCOに比
べて約2倍であつた。
タクバイアス電圧に対する発振周波数の変化を対比して
示したグラフであり、3GHz における実験によればFE
T、バラクタダイオード、キヤパシタ及び共振回路を構
成している伝送線路の特性インピーダンスを同一にし、
同一の出力のVCOを構成して比較した場合であり、本
実施例のVCOの周波数同調範囲は従来例のVCOに比
べて約2倍であつた。
前述した実施例はFETWC発振素子として用いた場合
について説明したが、バイポーラトランジスタ(以下T
Rと云う)を用いても同様な構成が可能である。
について説明したが、バイポーラトランジスタ(以下T
Rと云う)を用いても同様な構成が可能である。
次に第11図によりTRを用いた本発明のVCOの他の
実施例を説明する。但し第3図と同一部分の説明は省略
する。
実施例を説明する。但し第3図と同一部分の説明は省略
する。
即ちTR(50)は、エミツタ端子(51)に高インピーダン
ス、例えば抵抗(52)を接続することにより、コレクタ
端子(53)とベース端子(54)の間で2端子の負性抵抗
素子に近い動作をさせる。この場合エミツタ端子(51)
にマイクロ波電流が流れると完全な2端子素子として動
作せず、コレクタ端子(53)とベース端子(54)のそれ
ぞれに流れるマイクロ波電流が異なつてくる。このため
厳密には前の実施例の動作原理で説明したVaとVb及び
IaとIbは等しくならず、共振回路内のマイクロ波電流
の最大点も移動し、電流の大きい方の端子に近づくこと
になる。
ス、例えば抵抗(52)を接続することにより、コレクタ
端子(53)とベース端子(54)の間で2端子の負性抵抗
素子に近い動作をさせる。この場合エミツタ端子(51)
にマイクロ波電流が流れると完全な2端子素子として動
作せず、コレクタ端子(53)とベース端子(54)のそれ
ぞれに流れるマイクロ波電流が異なつてくる。このため
厳密には前の実施例の動作原理で説明したVaとVb及び
IaとIbは等しくならず、共振回路内のマイクロ波電流
の最大点も移動し、電流の大きい方の端子に近づくこと
になる。
従つて周波数同調感度が最大となる位置も異なるのでT
R(50)の動作条件によつてバラクタダイオード(55)の
取付け位置を決定すればよいが、実用上では、ほぼ中央
でさしつかえない。
R(50)の動作条件によつてバラクタダイオード(55)の
取付け位置を決定すればよいが、実用上では、ほぼ中央
でさしつかえない。
なおTR(50)を用いたVCOの場合、共振回路はベース
端子(54)にキヤパシタ(56)を介して第1の伝送線路
(57)を接続し、コレクタ(53)には、キヤパシタ
(58)を介して第2の伝送線路(59)を接続し、第1、第
2の伝送線路(57)(59)の他端にバラクタダイオード(55)
を接続する。
端子(54)にキヤパシタ(56)を介して第1の伝送線路
(57)を接続し、コレクタ(53)には、キヤパシタ
(58)を介して第2の伝送線路(59)を接続し、第1、第
2の伝送線路(57)(59)の他端にバラクタダイオード(55)
を接続する。
またキヤパシタ(56)及び(58)はTR(50)へのバイア
ス電圧とバラクタダイオード(55)へのバラクタダイオ
ード電圧を分離するために必要であるが本発明の動作原
理には必ずしも重要ではない。
ス電圧とバラクタダイオード(55)へのバラクタダイオ
ード電圧を分離するために必要であるが本発明の動作原
理には必ずしも重要ではない。
また本発明のVCOはFETやTRの端子共に接地面に
対して、あるマイクロ波電圧が存在するので出力を3端
子のいずれから取り出しても本発明の効果を得ることが
可能であるが、高インピーダンスを接続したソース端子
(40)やエミツタ端子(51)は出力端子として使用しない方
が良い。
対して、あるマイクロ波電圧が存在するので出力を3端
子のいずれから取り出しても本発明の効果を得ることが
可能であるが、高インピーダンスを接続したソース端子
(40)やエミツタ端子(51)は出力端子として使用しない方
が良い。
上述したように本発明によるVOOは次のような効果が
ある。
ある。
第1に共振回路を形成する伝送線路のほぼ中央にバラク
タダイオードを直列接続することにより広い同調特性が
得られるので、高い周波数での発振動作が容易に実現で
きる。
タダイオードを直列接続することにより広い同調特性が
得られるので、高い周波数での発振動作が容易に実現で
きる。
第2にトランジスタの3端子のいずれも接地電位に保つ
必要がないので広い周波数範囲で安定した負性抵抗特性
を示し同調感度の高いVCOが実現できる。
必要がないので広い周波数範囲で安定した負性抵抗特性
を示し同調感度の高いVCOが実現できる。
第3に使用するキヤパシタは直流阻止として用いている
だけで必ずしも低リアクタンス値をもつたキヤパシタン
スとして動作する必要はなく、インダクタンスとして動
作しても安定な発振が得られるので使用できるキヤパシ
タの範囲が広い。
だけで必ずしも低リアクタンス値をもつたキヤパシタン
スとして動作する必要はなく、インダクタンスとして動
作しても安定な発振が得られるので使用できるキヤパシ
タの範囲が広い。
第4に回路が簡単であるため不要な共振が発生せず、高
い周波数まで安定に動作する。
い周波数まで安定に動作する。
第5にマイクロ波回路が接地面に直接接続されていない
ため、平面上に構成できMICばかりでなくMMICで
構成することもできる。
ため、平面上に構成できMICばかりでなくMMICで
構成することもできる。
以上のように本発明によれば、従来のVCOに比べて回
路が簡単で広い同調特性を有し、高い周波数まで安定に
動作するマイクロ波発振気器提供することができるの
で、その工業的価値は極めて大である。
路が簡単で広い同調特性を有し、高い周波数まで安定に
動作するマイクロ波発振気器提供することができるの
で、その工業的価値は極めて大である。
第1図は従来のマイクロ波発振器の一例としてのFET
を用いたMICによる周波数同調機構を有するマイクロ
波発振器の説明用平面図、第2図は第1図の等価回路
図、第3図は本発明のマイクロ波発振器の一実施例とし
てのFETを用いたMICによる周波数同調機構を有す
るマイクロ波発振器の説明用平面図、第4図は第3図の
等価回路図、第5図乃至第9図は第3図の動作原理を示
す図であり、第5図は共振回路をF行列で示した説明
図、第6図は第5図でVa=−Vb=V、Ia=Ib=I、A=
D、端子(a′)と(b′)を共通接地した時をF行列で示し
た説明図、第7図は第6図のF行列を長さがl0で特性イ
ンピーダンスがZ0の2本の伝送線路の一端を接続した共
振回路の説明図、第8図(a)は第7図の2本の伝送線路
の一端間にバラクタダイオードを接続した共振回路の説
明図、第8図(b)は第8図(a)の等価回路図、第8図(c)
は第8図(a)が共振したときの電圧、電流分布図、第9
図は第8図を使用したマイクロ波発振器の要部等価回路
図、第10図は従来例と本実施例のバラクタバイアス電
圧に対する発振周波数の変化を対比して示したグラフ、
第11図は本発明の他の実施例を示す平面図である。 1,31……接地面、2,32……誘電体基板 3,34……FET 12,33,36,57,59……伝送線路 13,39,55……バラクタダイオード 50……バイポーラトランジスタ
を用いたMICによる周波数同調機構を有するマイクロ
波発振器の説明用平面図、第2図は第1図の等価回路
図、第3図は本発明のマイクロ波発振器の一実施例とし
てのFETを用いたMICによる周波数同調機構を有す
るマイクロ波発振器の説明用平面図、第4図は第3図の
等価回路図、第5図乃至第9図は第3図の動作原理を示
す図であり、第5図は共振回路をF行列で示した説明
図、第6図は第5図でVa=−Vb=V、Ia=Ib=I、A=
D、端子(a′)と(b′)を共通接地した時をF行列で示し
た説明図、第7図は第6図のF行列を長さがl0で特性イ
ンピーダンスがZ0の2本の伝送線路の一端を接続した共
振回路の説明図、第8図(a)は第7図の2本の伝送線路
の一端間にバラクタダイオードを接続した共振回路の説
明図、第8図(b)は第8図(a)の等価回路図、第8図(c)
は第8図(a)が共振したときの電圧、電流分布図、第9
図は第8図を使用したマイクロ波発振器の要部等価回路
図、第10図は従来例と本実施例のバラクタバイアス電
圧に対する発振周波数の変化を対比して示したグラフ、
第11図は本発明の他の実施例を示す平面図である。 1,31……接地面、2,32……誘電体基板 3,34……FET 12,33,36,57,59……伝送線路 13,39,55……バラクタダイオード 50……バイポーラトランジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】第1の端子および第2の端子、第3の端子
を有し、前記第3の端子が高インピーダンス回路を通し
て接地され、前記第1の端子と前記第2の端子間で負性
抵抗動作が得られるように構成されたトランジスタと、
全長が約1/2波長で、前記第1の端子と前記第2の端
子間に接続される2分割伝送線路と、この2分割伝送線
路の中央分割部にまたがって直列に接続されたバラクタ
ダイオードとを具備したマイクロ波発振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58057865A JPH0654845B2 (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | マイクロ波発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58057865A JPH0654845B2 (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | マイクロ波発振器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59183507A JPS59183507A (ja) | 1984-10-18 |
| JPH0654845B2 true JPH0654845B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=13067881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58057865A Expired - Lifetime JPH0654845B2 (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | マイクロ波発振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0654845B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2582877B1 (fr) * | 1985-05-28 | 1992-05-15 | Trt Telecom Radio Electr | Oscillateur hyperfrequence de puissance, module lineairement sur une grande plage de frequence |
| JPS63283213A (ja) * | 1987-05-15 | 1988-11-21 | Nec Corp | 電圧制御発振器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6036124B2 (ja) * | 1979-03-25 | 1985-08-19 | 日本電信電話株式会社 | 並列帰還型マイクロ波発振器 |
-
1983
- 1983-04-04 JP JP58057865A patent/JPH0654845B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59183507A (ja) | 1984-10-18 |
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