JPH0655227B2 - スキーブレーキを内蔵したスキー靴踵締め具 - Google Patents

スキーブレーキを内蔵したスキー靴踵締め具

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JPH0655227B2
JPH0655227B2 JP62250314A JP25031487A JPH0655227B2 JP H0655227 B2 JPH0655227 B2 JP H0655227B2 JP 62250314 A JP62250314 A JP 62250314A JP 25031487 A JP25031487 A JP 25031487A JP H0655227 B2 JPH0655227 B2 JP H0655227B2
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はスキーブレーキを内蔵した形式のスキー靴踵
締め具(以下、「締め具」と称する)に関する。
(従来の技術) このような形式の締め具は例えば特公昭55−1666
8、特公昭55−17593、特開昭62−17297
7等によって公知である。これらの場合にはいずれも、
スキー靴の締め具への装着時に締め具本体を、それ自身
に内蔵されていてスキー靴靴底を前方向へ押しつけてい
るいわゆる前圧バネの圧力に抗してスキー板に固定され
た案内レール上で後退させ、その後退運動を公知の各種
メカニズムによって、スキーブレーキをスキー板上方へ
上昇させるための回転運動に交換している。したがって
その場合に生ずる共通の問題点としては、流失スキー板
を制動するため実用上必要なスキーブレーキの回転角
(50〜60゜)を得るためには、実際上、通常の締め
具で必要とされるものの約2〜3倍も大きい8〜9ミリ
程度の後退移動量を締め具に対して必要とすることであ
る。このため締め具にスキー靴を装着する際は、締め具
の踵受けをあらかじめ靴踵に対してより接近した位置に
保持する必要があり、その場合は両者間に十分な余裕が
ないため靴踵の締め具内への踏み入れ操作を著しく困難
にすることがある。
更にこの形式の締め具の場合に別の問題点は、一般に、
締め具の前後方向設定位置や周囲温度による靴底長さの
変化、換言すれば前圧の大きさの変化に伴ってスキーブ
レーキの高さ位置が変化し、スキーブレーキが滑走中に
雪面に接触するなどの不都合があった。
(発明が解決しようとする問題点) したがってこの発明の目的は、上記の形式の締め具にお
いて生じる、スキー靴装着操作の困難さや前圧変化に伴
うスキーブレーキの高さ位置変化による不都合を生じな
いような締め具装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点を解決するために、この発明による締め具
では、踵締め具本体に踵受けピンにより軸着され、該締
め具本体に対し上下方向に回動する踵受けの下部に、ペ
ダルがほぼL字状に形成され、その一端がペダル軸によ
り該ペダル軸回りで上下方向に回動自在に軸着されてい
る。
該ペダルは、前記踵受けの内側に位置する方の一端には
ペダル先端部カムを有し、またL状屈曲部にはL状屈曲
部カムを有する。
該ペダル先端部カムは、踵受けが上方へ開放された状態
からスキー靴を踏み込むとき、踵受け内の前記ペダル先
端部カムと係合する位置に設けられた踵受け内凸状カム
に係合して該踵受けを前記踵受けピンを軸として下方に
回動せしめるように設けられいる。
前記L状屈曲部カムは踵受けを下方に回動せしめたと
き、本体にカム軸により支えられたブレーキ駆動カムの
前方に設けられた第1当接面に当接し、該ブレーキ駆動
カムを該カム軸を支点として回動せしめて、踵締め具本
体の両外側に該ブレーキ駆動カムと連動するようにカム
軸とガイドピンにより固着されたブレーキ継ぎ手と一体
にスキーブレーキを上方へ回動せしめるように構成す
る。
また、前記ブレーキ駆動カムには第2当接面及び第3当
接面が形成されており、それぞれ締め具本体長手方向の
後部からバネを介しブレーキ駆動カムに向かって設けら
れているピストンの先端の下部傾斜面及び上部傾斜面に
当接するように形成されている。
更に、前記ブレーキ駆動カムにはガイドピンが設けられ
ていて該ガイドピンは締め具本体に設けられた円弧状の
長穴に挿通され、ブレーキ駆動カムの回動範囲を規制し
ている。
本体の両側にはブレーキ継ぎ手が、カム軸とガイドピン
を介して前記ブレーキ駆動カムに固着されており、該ブ
レーキ継ぎ手はブレーキ駆動カムと同調して回動し、ス
キー靴が前記ペダルを踏み付け、締め具が閉鎖状態にな
ったとき、略水平となるようにスキーブレーキがリベッ
トにより係止されている。
スキーブレーキの内部にはスキーブレーキ小バネが組み
込まれており、スキーブレーキは作動時以外はスキー板
幅より内側の、締め具本体に常に押しつけられるように
加圧されている。
この発明は、以上述べたような構成からなるので、この
発明によるスキーブレーキを内蔵したスキー靴踵締め具
では締め具本体の前後方向の移動運動によらず、踵受け
内部に軸着したペダルの上下方向の回動作用にのみ連動
してスキーブレーキが制動また休止の姿勢をとるため、
締め具の過大な後方移動によるスキー靴装着操作の困難
さや前圧変化によるスキーブレーキの高さ位置変化の問
題を解決することが出来る。
(実施例) つぎにこの発明の好適な実施例を図面に基づいてより詳
細に説明する。
踵受けが開放状態でスキー靴が締め具内にない状態を第
1図、踵受けが閉鎖状態においてスキー靴が装着された
状態を示す第2図、第4図及び第5図において、好まし
くは自動踏み込み型のスキー靴締め具の締め具本体1に
対し、踵受け2が上下方向に一定の角度範囲で回動自在
に踵受けピン17によって軸着されており、該踵受け2
の下部にはペダル4が一定の角度範囲で回動自在にペダ
ル軸5によって軸着されている。その場合ペダル4は、
好ましくは横から見てほぼL字状に形成され、L状屈曲
部付近にはL状屈曲部カム4Aが設けられている。ま
た、ペダル軸側の先端にはペダル先端部カム4Bが設け
られている。第1図に示すように、該ペダル先端部カム
4Bは踵受け2が上方へ開放状態にあるとき、スキー靴
3がペダル4の他端を踏み込むと踵受け内に設けられた
踵受け内凸状カム2Aに係止し、該踵受け2を第2図に
示す閉鎖状態に持ち来すよう踵受けピン17を軸として
下方に回動するように設けられている。
一方、L状屈曲部カム4Aはスキー靴3が踏み込まれる
と本体内にカム軸6で軸着されたブレーキ駆動カム7の
第1当接面7Aに当接する。さらに踏み込まれると、該
ブレーキ駆動カム7はそれ自体に設けられたガイドピン
12が本体1に穿設された円弧状の長穴11に沿うよう
に回動する。
ブレーキ駆動カム7は第1当接面7Aの反対側に第2当
接面7Bを有し、該第2当接面7Bは締め具本体1の長
手方向の後方からバネ9を介し、ブレーキ駆動カム7に
向かって設けられているピストン8の先端の下部傾斜面
8Aに当節していて、ブレーキ駆動カム7が時計回りに
回動すると、ピストン8を後退せしめ、バネ9を押し縮
めるように設けられている。
さらに、第4図及び第5図に示すようにブレーキ駆動カ
ム7にはブレーキ継ぎ手10がカム軸6とガイドピン1
2とを介して固着されており、ブレーキ駆動カム7と同
調して回動し、その先端には前記ペダル4を踏みつけた
状態において、略水平となるようにスキーブレーキ13
がリベット14により係止されている。
該スキーブレーキ13の内部にはスキーブレーキ小バネ
16が組み込まれており、それによってスキーブレーキ
13は制動時以外には常にスキー板幅より内側の締め具
本体1に押しつけるように加圧されている。
前記長穴11は第1図及び第3図に示すように、踵受け
内からスキー靴3が離脱し前記ブレーキ駆動カム7が平
衡状態となったとき前方余裕部11Aを有している。
また、ブレーキ駆動カム7の第2当接面の上方には、前
記ガイドピン12が前方余裕部11Aにまで移動したと
き、前記ピストン8の先端に設けられた上方傾斜面8B
に当接するよう突起状の第3当接面7Cが設けられてい
る。
したがって、第1図及び第3図に示すように、スキー靴
3が離脱した状態において、ブレーキ駆動カム7とピス
トン8は、第2当接面7Bと下部傾斜面8A,及び第3
当接面7Cと上部傾斜面8Bの2か所の接点で相互に接
触し、両接点においてバネ9の圧力の分力によるブレー
キ駆動カム7に対する回転モーメントが、前記のカム軸
6の周りで互いに大きさが等しく向きが逆の場合、ブレ
ーキ駆動カム7とピストン8は平衡を保って運動を停止
する。
以上この発明によるスキーブレーキを内蔵したスキー靴
踵締め具の構成を説明したが、次にそれがどのように作
用するかを述べる。
(作用) 第1図において、踵受けが上方へ開放され、スキー靴3
が締め具内にないときは、ペダル4へ下方への押圧作用
がないため、ペダル4はブレーキ駆動カム7を介してバ
ネ9の圧力により上方へ跳ね上げられる。その際、ブレ
ーキ駆動カム7は時計回りに回動するとともにブレーキ
継ぎ手10を回動せしめ、その結果スキーブレーキ13
はスキー板の下方へ回動して制動姿勢を取る。
第3図において、踵受けが上方へ開放されない状態で、
スキー靴が踵受け内にないときは、上記と同様にペダル
4へ下方への押圧作用がないため、同様の機構によりス
キーブレーキ13は制動姿勢を取る。
第2図において、スキー靴3が締め具内にあるときは、
ペダル4が押し下げられ、L状屈曲部カム4Aがブレー
キ駆動カム7の第1当接面7Aに当接するとともに該ブ
レーキ駆動カム7及びブレーキ継ぎ手10を反時計回り
に回動せしめ、その結果スキーブレーキ13は上方へ回
動して休止姿勢を取る。
また、第1図及び第3図において、スキー靴3が踵受け
2から離脱し、スキーブレーキ13が先に述べたブレー
キ駆動カム7とピストン8の平衡位置において決定され
る下方限界位置で制動姿勢を取った後(この場合、ガイ
ドピン12と長穴11の左端との間には前方余裕部11
Aが存在する)、さらに該限界位置を越えて左方へ強制
的に回動付勢されるときは、前記ガイドピン12が前方
余裕部11Aまで摺動し、長穴11の左端限界位置まで
達する。このとき、前記ブレーキ駆動カム7は反時計回
りに回動するとともに、該ブレーキ駆動カム7に設けら
れた突起状の第3当接面7Cがピストン8に設けられた
上部傾斜面に当接する。したがって、バネ9を押圧する
ことによってスキーブレーキ13やブレーキ継ぎ手10
等に作用する衝撃を吸収して高い応力発生を緩和するこ
とができる。
(発明の効果) 以上述べたようにこの発明によるスキーブレーキを内蔵
したスキー靴踵締め具では、踵受け内に軸着されたペダ
ルの上下方向回動作用、惹いては締め具本体に軸着され
たブレーキ駆動カムの揺動作用にのみに連動してスキー
ブレーキが制動または休止姿勢を取るため、従来のこの
形式の締め具の場合存在する締め具本体の過大な後方移
動によるスキー靴装着操作の困難さや前圧変化によるス
キーブレーキの高さ位置変化の問題を解決することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるスキーブレーキを内蔵したスキ
ー靴踵締め具において、踵受けが開放した状態でスキー
靴が締め具内にない場合を示す要部断面図、第2図は閉
鎖状態における要部断面図、第3図は踵受けが開放しな
い状態でスキー靴が締め具内にない場合を示す要部断面
図、第4図はブレーキ継ぎ手付近の要部断面図、第5図
はスキーブレーキが休止姿勢時の本体の平面断面図であ
る。 1……締め具本体、2……踵受け、2A……踵受け内凸
状カム、3……スキー靴、4……ペダル、4A……L状
屈曲部カム、4B……ペダル先端部カム、5……ペダル
軸、6……カム軸、7……ブレーキ駆動カム、7A……
第1当接面、7B……第2当接面、7C……第3当接
面、8……ピストン、8A……下部傾斜面、8B……上
部傾斜面、9……バネ、10……ブレーキ継ぎ手、11
……長穴、11A……前方余裕部、12……ガイドピ
ン、13……スキーブレーキ、14……リッベト、15
……スキー板、16……スキーブレーキ小バネ、17…
…踵受けピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】踵締め具本体に踵受けピンにより軸着さ
    れ、該締め具本体に対し上下方向に回動する踵受けの下
    部に、ペダルがほぼL字状に形成されその一端がペダル
    軸により該ペダル軸回りで回動自在に軸着されており、 該ペダルは、前記踵受け内に位置する方の一端にはペダ
    ル先端部カムを、またL状屈曲部にはL状屈曲部カムを
    有し、 該ペダル先端部カムは、踵受けが上方へ開放された状態
    からスキー靴が前記ペダルの他端を踏み込むとき、踵受
    け内の前記ペダル先端部カムと係合する位置に設けられ
    た踵受け内凸状カムに係合して、該踵受けを前記踵受け
    ピンを軸として下方に前記ペダルとともに回動せしめる
    ように設けられ、 前記L状屈曲部カムは踵受けを下方に回動せしめたと
    き、踵締め具本体にカム軸により軸着されたブレーキ駆
    動カムの前方に設けられた第1当接面に当接し、該ブレ
    ーキ駆動カムを該カム軸を支点として回動せしめて、踵
    締め具本体の両外側に該ブレーキ駆動カムと連動するよ
    うにカム軸とガイドピンにより固着されたブレーキ継ぎ
    手と一体にスキーブレーキを上方へ回動せしめるように
    構成したことを特徴とするスキーブレーキを内蔵したス
    キー靴踵締め具。
  2. 【請求項2】前記ブレーキ駆動カムが、ペダルのL状屈
    曲部カムと当接する第1当接面と、その反対側において
    ピストンの先端に設けられた下部傾斜面に当接する第2
    当接面と、同じくピストンの先端に設けられた上部傾斜
    面に当接する突起状の第3当接面とを有することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のスキーブレーキを内
    蔵したスキー靴踵締め具。
  3. 【請求項3】前記ピストンが、前記ブレーキ駆動カムの
    第2当接面に対して下部傾斜面を、第3当接面に対して
    上部傾斜面を持つことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載のスキブレーキを内蔵したスキー靴踵
    締め具。
  4. 【請求項4】前記ブレーキ駆動カムを支えるカム軸と同
    軸に、本体の両側にブレーキ継ぎ手が該ブレーキ駆動カ
    ムに前記カム軸とガイドピンを介して一体に固着され、
    該ブレーキ継ぎ手にスキーブレーキがリベットにより、
    一定角度内で回動自在に係止され、該スキーブレーキは
    スキーブレーキ小バネにより本体に圧接されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれ
    か1項に記載のスキーブレーキを内蔵したスキー靴踵締
    め具。
JP62250314A 1987-10-03 1987-10-03 スキーブレーキを内蔵したスキー靴踵締め具 Expired - Lifetime JPH0655227B2 (ja)

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JPH0191878A JPH0191878A (ja) 1989-04-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2707838A1 (de) * 1977-02-23 1978-08-24 Ver Baubeschlag Gretsch Co Sicherheitsskibindung mit an einem grundkoerper schwenkbar angeordnetem sohlenhalter und einer eingebauten skibremse
AT381036B (de) * 1984-07-13 1986-08-11 Amf Sport Freizeitgeraete Sicherheitsskibindung
JPS6190682A (ja) * 1984-10-09 1986-05-08 美津濃株式会社 靴先締具解放と連動するブレ−キ付きスキ−靴踵締具

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