JPH0655913U - 倍力装置の消音装置 - Google Patents

倍力装置の消音装置

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JPH0655913U
JPH0655913U JP382093U JP382093U JPH0655913U JP H0655913 U JPH0655913 U JP H0655913U JP 382093 U JP382093 U JP 382093U JP 382093 U JP382093 U JP 382093U JP H0655913 U JPH0655913 U JP H0655913U
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input shaft
rear side
valve mechanism
valve body
dust cover
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渡辺  誠
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自動車機器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 負圧式倍力装置のシエル内に圧力流体を導入
する際の吸気音を減少させる。 【構成】 バルブボデイ6の末端筒状部6aを覆うダス
トカバー30はそのリヤ側に突出部30cと閉鎖部30
dとを備えており、空気は突出部に形成したエア導入孔
30eから吸込まれるようになっている。弁機構13か
らの吸気音は上記閉鎖部によってリヤ側に直線的に抜け
るのが防止できるので、その騒音を低減することができ
る。入力軸25には上記閉鎖部よりもリヤ側に、入力軸
が非作動位置から前進されて弁機構が切換わるまでのス
トロークと同程度以上の間隔δをあけてリテーナ32を
固定している。したがって弁機構が切換わるまでは、入
力軸に閉鎖部を変形させるのに必要な余分な力が作用す
ることがなく、倍力装置の操作フィーリングが悪化する
のを防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は自動車のブレーキ等に用いられる倍力装置に関し、より詳しくは、シ ェル内に圧力流体を導入する際の吸気音を減少させるための倍力装置の消音装置 に関する。
【従来の技術】
従来一般に、倍力装置は、シェル内に往復動自在に設けられ、末端筒状部がシ ェルの開口から軸方向リヤ側に突出されたバルブボデイと、このバルブボデイ内 に収容されて流体通路を開閉制御する弁機構と、上記末端筒状部内に挿通されて 上記弁機構に連動する入力軸と、この入力軸と末端筒状部との間に形成した圧力 通路と、上記シェルの開口からリヤ側に突出された末端筒状部を覆うダストカバ ーとを備えている。 そして上記ダストカバーは、通常、蛇腹状に形成された蛇腹状部分のフロント 側端部を肉厚なビード部とするとともに、該ビード部をシェルの開口部に嵌装し てシェルに連結し、他方、リヤ側端部は上記バルブボデイの末端筒状部を外周側 から内周側に包み込むように折返し、かつ末端筒状部の内側に位置されたダスト カバーの折返し部の先端部をリテーナによって該末端筒状部の内側に固定してい る。 その結果、上記入力軸と末端筒状部との間に形成されて軸方向に伸びる圧力通 路は、ダストカバーの折返し部の内面と入力軸の外周面との間から軸方向リヤ側 に向けて開口している。つまり圧力通路は、入力軸に沿って直線的に形成されて いる。
【考案が解決しようとする課題】
従来の倍力装置では、上述したように圧力通路が入力軸に沿って直線的に形成 されているので、倍力装置の作動時の吸気音はその圧力通路を介してリヤ側に直 接漏れるようになり、騒音が生じていた。 上記騒音を減少させるために、上記ダストカバーのリヤ側末端部を上記バルブ ボデイの末端筒状部よりも軸方向リヤ側に突出させて筒状の突出部を形成すると ともに、該突出部のリヤ側端部に半径方向内方に伸びる閉鎖部を連設して上記圧 力通路を閉鎖し、かつ上記突出部にエア導入孔を穿設することが考えられる。 上記構成を有するダストカバーでは、エア導入孔は軸方向リヤ側に向けて開口 しているのではなく軸方向と直交する方向に開口しているので、倍力装置の作動 時の吸気音はその圧力通路を介してリヤ側に直接漏れることができず、上記閉鎖 部によって遮断されるので、倍力装置から外部に漏れる吸気音を低減することが できる。 しかるに、上記ダストカバーに閉鎖部を設けるに当って、上記入力軸を上記閉 鎖部に対して摺動自在に貫通させることが考えられる。しかしながらこの場合に は、入力軸を前進させた倍力装置の作動時には、ダストカバーを伸縮させること なくそのままの状態に残して入力軸およびバルブボデイが進退動するようになる 。その結果、万一、入力軸の前進位置からの後退時に該入力軸とダストカバー閉 鎖部とがごみ等により固着された場合には、ダストカバーが入力軸により軸方向 後方に牽引され、上記フロント側端部の肉厚なビード部がシェルから離脱してダ ストカバーとしての機能を損なわせるという欠点が生じる。 他方、このような欠点を解決するために、上記ダストカバーの閉鎖部を入力軸 に連結固定することが考えられる。しかしながらこの場合には、ペダルを踏込ん で入力軸を前進させる際には該入力軸は閉鎖部を撓めながら前進することとなり 、その閉鎖部を撓めるための力が倍力装置の操作フィーリングを悪化させるとい う欠点が生じる。 本考案はそのような事情に鑑み、ダストカバーに閉鎖部を設けて消音効果を確 保できるようにすると同時に、倍力装置の操作フィーリングを悪化させることな く、しかもダストカバーがシェルから脱落することがない倍力装置の消音装置を 提供するものである。
【課題を解決するための手段】
すなわち本考案は、上述した従来公知の構成を有する倍力装置において、上記 ダストカバーのリヤ側末端部を上記バルブボデイの末端筒状部よりも軸方向リヤ 側に突出させて筒状の突出部を形成し、該突出部のリヤ側端部に半径方向内方に 伸びる閉鎖部を連設して上記圧力通路を閉鎖するとともに上記突出部にエア導入 孔を穿設し、さらに上記入力軸を上記閉鎖部に対して摺動自在に貫通させ、かつ 上記閉鎖部よりも軸方向リヤ側の入力軸にリテーナを設けるとともに、該リテー ナと上記閉鎖部との間隔を入力軸が非作動位置から前進されて弁機構が切換わる までのストロークと同程度以上に設定したものである。
【作用】
上記構成によれば、ダストカバーに設けた閉鎖部によって倍力装置の作動時の 吸気音が直線的に外部に漏れるのが防止できるので、倍力装置から外部に漏れる 吸気音を低減することができる。 そして上記入力軸を上記閉鎖部に対して摺動自在に貫通させ、かつ入力軸に設 けたリテーナは、該入力軸が非作動位置から前進されて弁機構が切換わるまでの 間には実質的に上記閉鎖部を撓ませることがないので、倍力装置の操作フィーリ ングを阻害することがない。 さらに、上記入力軸が前進されて弁機構が切換わり倍力装置内の圧力差により バルブボデイが前進されると、入力軸に設けたリテーナが閉鎖部に当接してダス トカバーをフロント側に収縮させるようになる。したがって、上記ダストカバー の閉鎖部と入力軸との相対変位は上記弁機構の流体回路を切換えるだけの小さな 相対変位となるので、万一、ダストカバーの閉鎖部と入力軸とが固着したとして も、それによってダストカバーがシェルから離脱されることはない。
【実施例】
以下図示実施例について本考案を説明すると、図1において、フロントシェル 1とリヤシェル2とで構成した密封容器内は、その中央部に設けたセンタープレ ート3によって前後のフロント室4とリヤ室5との2室に区画してあり、かつ、 上記リヤシェル2およびセンタープレート3の軸部に概略筒状のバルブボデイ6 をそれぞれ環状シール部材7、8により機密を保って摺動自在に貫通させている 。 上記バルブボデイ6には、上記フロント室4とリヤ室5とに収納したフロント パワーピストン9とリヤパワピストン10とをそれぞれ連結するとともに、各パ ワピストン9、10の後面にフロントダイヤフラム11とリヤダイヤフラム12 とをそれぞれ張設し、フロントダイヤフラム11の前後に定圧室Aと変圧室Bを 、またリヤダイヤフラム12の前後にも定圧室Cと変圧室Dを形成している。 上記2つの定圧室A、Cと2つの変圧室B、Dとの間の流体回路を切り換える 弁機構13は上記バルブボデイ6内に設けてあり、該弁機構13は、バルブボデ イ6に形成した環状の第1弁座14と、この環状の第1弁座14よりも内側で上 記バルブボデイ6に摺動自在に設けた弁プランジャ15の右端部に形成した環状 の第2弁座16と、さらに両弁座14、16に図1の右方からばね17の弾撥力 によって着座される弁体18とを備えている。 上記第1弁座14と弁体18とが接触する環状のシート部よりも外周側の空間 は、バルブボデイ6に形成した軸方向の定圧通路19を介して定圧室Cおよび定 圧室Aに連通させ、定圧室Aを負圧導入管20を介してエンジンのインテークマ ニホールドに連通させている。 また上記第1弁座14と弁体18とが接触する環状のシート部よりも内周側で 、第2弁座16と弁体18とが接触する環状のシート部よりも外周部分、すなわ ち内外の環状シート部の中間部分の区間は、バルブボデイ6に形成した半径方向 の変圧通路22を介して変圧室Dに連通させ、さらに該変圧室Dをバルブボデイ 6に形成した他の変圧通路23を介して変圧室Bに連通させている。 さらに、上記第2弁座16と弁体18とが接触する内側の環状シート部よりも 内周側の空間は、大気に連通する圧力通路24に連通させている。 上記バルブボデイ6に摺動自在の設けた弁プランジャ15の右端部は、図示し ないブレーキペダルに連動させた入力軸25に連結してあり、その左端部は、プ ッシュロッド26の基部に形成した凹部内に収容したリアクションディスク27 の右端面に対向させている。そして上記プッシュロッド26の左端部は、シール 部材28を介してフロントシェル1の軸部から摺動自在に外部に突出させて図示 しないマスターシリンダのピストンに連動させている。また、上記バルブボデイ 6は、リターンスプリング29によって通常は図示非作動位置に保持している。 次に、上記バルブボデイ6は全体として概略筒状に形成してあり、その末端筒 状部6aがリヤシェル2の開口から軸方向リヤ側に突出されており、上記開口か ら突出された末端筒状部6aを蛇腹状部分30aを有するゴム製のダストカバー 30で覆わせている。 上記ダストカバー30のフロント側端部には肉厚のビード部30bを形成する とともに、該ビード部30bをリヤシェル2の開口部に形成した筒状部の外周に 嵌装してシェルに連結してある。 他方、ダストカバー30のリヤ側末端部に、上記バルブボデイ6の末端筒状部 6aよりも軸方向リヤ側に突出する筒状の突出部30cを連設し、この突出部3 0cのリヤ側端部に半径方向内方に伸びる閉鎖部30dを連設して上記圧力通路 24の開口部分を閉鎖している。そして上記突出部30cの円周方向等間隔位置 に複数個のエア導入孔30eを穿設して圧力通路24を大気に開口させ、その圧 力通路24内にフィルタ31を設けている。 したがって、上記圧力通路24は弁機構13から入力軸25に沿って軸方向リ ヤ側に伸び、かつリヤ側端部から直角方向に屈曲して上記エア導入孔30eによ り大気に連通している。 さらに、上記入力軸25は上記閉鎖部30dに対して摺動自在に貫通させてあ り、また入力軸25には上記閉鎖部30dよりもリヤ側にリテーナ32を取付け 、このリテーナ32と閉鎖部30dとの間隔δを、入力軸25が非作動位置から 前進されて弁機構13が切換わるまでのストロークと実質的に同一の間隔に設定 している。 このとき本実施例では、上記閉鎖部30dのリヤ側中央部に凹部30fを形成 するとともに、この凹部30fを上記フィルタ31の右端部に形成した中空部3 1a内に収容させ、かつ上記凹部30fとリテーナ32との間に上記間隔δを確 保している。このような構成によれば、上記凹部30fの深さ分だけ入力軸25 の長さが長くなるのを防止することができる。 また、上記ダストカバー30の突出部30cの肉厚はその部分の剛性を確保す るために蛇腹状部分30aの肉厚よりも厚くしてあり、また閉鎖部30dの肉厚 は吸気音を効果的に遮断するために厚肉に形成している。 以上の構成によれば、ブレーキペダルが前進されて入力軸25が軸方向前方に 前進されると弁機構13の流路が切換えられ、それにより大気はエア導入孔30 eから圧力通路24に導入されるとともに、フィルタ31を介して弁機構13に 供給される。 このとき、上記圧力通路24は弁機構13から入力軸25に沿って軸方向リヤ 側に伸び、かつリヤ側端部から直角方向に屈曲して上記エア導入孔30eにより 大気に連通しているので、上記弁機構13をエアが流通する際に発生する吸気音 は閉鎖部30dによって遮断されて入力軸25の軸方向に沿って直線的に外部に 漏れることがなく、それにより倍力装置の外部に漏れる吸気音を低減することが できる。 また上記入力軸25は閉鎖部30dに対して摺動自在に貫通しており、しかも 入力軸25に設けたリテーナ32と閉鎖部30dとの間に、入力軸25が非作動 位置から前進されて弁機構13が切換わるまでのストロークと実質的に同一の間 隔δを設けているので、入力軸25が非作動位置から前進されて弁機構13が切 換わるまでの間にはリテーナ32が閉鎖部30dを撓ませることがない。したが って上記間隔δがなく、入力軸25が非作動位置から前進されて弁機構13が切 換わるまでの間にリテーナ32が閉鎖部30dを撓ませる場合のように、入力軸 25に閉鎖部30dを撓ませるための余分の力が加わらないので、倍力装置の操 作フィーリングを阻害することがない。 そしてさらに、上記入力軸25が前進されて弁機構13が切換わり、パワーピ ストン9、10のそれぞれの前後に発生する圧力差によりバルブボデイ6が前進 されると、入力軸25に設けたリテーナ32が閉鎖部30dに当接してダストカ バー30の蛇腹状部分30aをフロント側に収縮させるようになる。 したがって、上記ダストカバー30の閉鎖部30dと入力軸25との相対変位 は上記弁機構13の流体回路を切換えるだけの小さな相対変位となるので、万一 、ダストカバー30の閉鎖部30dと入力軸25とが固着したとしても、それに よってダストカバー30がリヤシェル2から離脱されることはない。また上記閉 鎖部30dに凹部30fを形成し、これにリテーナ32を当接させるようにして いるので、その凹部30fの深さ分だけ倍力装置の軸方向寸法を小さくすること ができる。 なお、上記実施例では閉鎖部30dに凹部30fを形成しているが、凹部30 fを省略してもよいことは勿論である。
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、倍力装置の操作フィーリングを悪化させるこ となく、またダストカバーがシェルから脱落されるのを防止しながら、優れた消 音効果を得ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図。
【図2】本考案の要部の断面図。
【符合の説明】
1…フロントシェル 2…リヤシェル 6…バ
ルブボデイ 6a…末端筒状部 13…弁機構 24…
圧力通路 25…入力軸 30…ダストカバー 30a
…蛇腹状部分 30c…突出部 30d…閉鎖部 30e
…エアー導入孔 30f…凹部 32…リテーナ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェル内に往復動自在に設けられ、末端
    筒状部がシェルの開口から軸方向リヤ側に突出されたバ
    ルブボデイと、このバルブボデイ内に収容されて流体通
    路を開閉制御する弁機構と、上記末端筒状部内に挿通さ
    れて上記弁機構に連動する入力軸と、この入力軸と末端
    筒状部との間に形成した圧力通路と、上記シェルの開口
    からリヤ側に突出された末端筒状部を覆うダストカバー
    とを備えた倍力装置において、 上記ダストカバーのリヤ側末端部を上記バルブボデイの
    末端筒状部よりも軸方向リヤ側に突出させて筒状の突出
    部を形成し、該突出部のリヤ側端部に半径方向内方に伸
    びる閉鎖部を連設して上記圧力通路を閉鎖するとともに
    上記突出部にエア導入孔を穿設し、さらに上記入力軸を
    上記閉鎖部に対して摺動自在に貫通させ、かつ上記閉鎖
    部よりも軸方向リヤ側の入力軸にリテーナを設けるとと
    もに、該リテーナと上記閉鎖部との間隔を入力軸が非作
    動位置から前進されて弁機構が切換わるまでのストロー
    クと同程度以上に設定したことを特徴とする倍力装置の
    消音装置。
JP1993003820U 1993-01-14 1993-01-14 倍力装置の消音装置 Expired - Lifetime JP2600252Y2 (ja)

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