JPH0656797U - 配管遮蔽用鉛マット - Google Patents
配管遮蔽用鉛マットInfo
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- JPH0656797U JPH0656797U JP563593U JP563593U JPH0656797U JP H0656797 U JPH0656797 U JP H0656797U JP 563593 U JP563593 U JP 563593U JP 563593 U JP563593 U JP 563593U JP H0656797 U JPH0656797 U JP H0656797U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 原子力施設等において、放射能を含む液体等
が流れる配管を遮蔽するために該配管の外周に装着する
配管遮蔽用鉛マット 【構成】自重若しくは僅かな荷重を加えることにより変
形する程度の柔軟性を有する鉛薄板を多重に積層して袋
体に収容し、該袋体にベルトおよび締付具からなる締付
機構を設けてなることを特徴とし、さらに積層した鉛薄
板端部と袋体との間に空隙を設けることを特徴とするも
のである。 【効果】簡易な機構により、放射能を含む液体等が流れ
る配管の放射線を遮蔽することができる。また装着を容
易に行うことができる。
が流れる配管を遮蔽するために該配管の外周に装着する
配管遮蔽用鉛マット 【構成】自重若しくは僅かな荷重を加えることにより変
形する程度の柔軟性を有する鉛薄板を多重に積層して袋
体に収容し、該袋体にベルトおよび締付具からなる締付
機構を設けてなることを特徴とし、さらに積層した鉛薄
板端部と袋体との間に空隙を設けることを特徴とするも
のである。 【効果】簡易な機構により、放射能を含む液体等が流れ
る配管の放射線を遮蔽することができる。また装着を容
易に行うことができる。
Description
【0001】
本考案は、原子力施設等において、放射能を含む液体が流れる配管を遮蔽する ための配管遮蔽用鉛マットに関するものである。
【0002】
原子力施設等において、放射能を含む液体等が流れる配管は、主要な放射線源 となっている。そこで配管の点検や改造作業、あるいはその周辺で作業を行う場 合等には、作業者の安全を確保し、被曝量を所定値以下に低減するため、放射線 源となっている配管に対し、簡易的な遮蔽を施す必要がある。
【0003】 この遮蔽方法として、配管に鉛板を直接巻付ける手段がある。しかしながら、 鉛板は3mm以上の厚さになると極端に曲げ難くなるため、この手段を実施する ためには、予め所定の形状に成形した後、現場に運搬する等の作業が必要になる 、また径の異なる配管への取付作業が容易ではない、等々種々の問題がある。
【0004】 また、鉛毛で形成されたマットがある。このマットは柔軟性に富み、運搬も容 易であり、さまざまな径の配管にも適用できる。しかしながら高エネルギーのγ 線に対して遮蔽する場合、効果的な遮蔽能力を有する鉛当量に相当する鉛毛マッ トの厚さは、鉛板に比べ3倍以上となり、遮蔽スペースを多く必要とする。
【0005】 また、鉛板、鉛毛の場合とも、配管に取付けるための取付具に対する適当な配 慮がなされていないため、取付けに当っては、針金で配管に締付ける等、面倒な 作業を必要とする。
【0006】 一方、例えば、特開昭60−18894号公報、特開昭61−204593号 公報、特開昭62−76500号公報等に開示されているように、重量の大きな 遮蔽材の取付けに要する労力を軽減する方法として、予め作業を行う配管の周辺 に設置した容器や袋の中に鉛粒を送り込み、放射線を遮蔽する手段がある。
【0007】 しかし、これらの手段は、鉛粒を容器等に送り込むための装置が大規模になっ たり、配管の敷設その他付随作業が多くなったりする等々大がかりな工事・作業 となってしまう。
【0008】
これらの諸問題を解決するために、放射線源となっている配管を簡易に遮蔽す るために、柔軟性に富み、かつ遮蔽効果が優れ、しかも配管への取付けが容易な 遮蔽材の開発が望まれている。
【0009】
本考案は、鉛薄板を多重に積層して袋体に収容したベルト付遮蔽マットを放射 線源となる配管に巻付け、ベルトと締付具とからなる締付機構により配管に装着 することにより、外径の如何に関係なく配管に取付け、効果的な遮蔽を行えるよ うにしたものである。
【0010】 すなわち、本考案は、鉛薄板を多重に積層して袋体に収容し、該袋体にベルト および締付具からなる締付機構を設けてなることを特徴とするものであり、さら に鉛薄板が、その自重若しくは僅かな荷重を加えることにより変形する程度の柔 軟性を有することを特徴とすること、また積層した鉛薄板端部と袋体との間に空 隙を設けることを特徴とするものである。
【0011】
以下、図面により本考案の要旨を詳細に説明する。
【0012】 図1は本考案配管遮蔽用鉛マットの説明図、図2は要部の拡大断面図、図3は 図1のI−I線による断面図、図4は本考案マットを湾曲変形させた状態を示す 要部の拡大断面図、図5は本考案マットの使用状態を示す説明図である。
【0013】 図1ないし図5において、1は本考案マットを装着する配管、2は袋体で、そ の内部に自重若しくは僅かな荷重を加えることにより変形する程度の厚さ(1m m程度)の鉛薄板5を所要の枚数積層し、密封してある。さらに袋体2の外皮6 にはベルト通し7を設け、該ベルト通し7にベルト3を挿通する。4は該ベルト 3の一端に設けた締付具、8は袋体2と鉛薄板5との間に設けた空隙である。
【0014】 本考案マットは、上記のように構成されているので、配管1に装着するには、 図5に示すように、袋体2を遮蔽する配管1の外周面に当てがい、僅かな力を加 え外周面に沿って湾曲変形させつつ、配管1の外面に密接周回させ、締付具4に よりベルト3を締付けロックして固定する。このとき、袋体2に収容した鉛薄板 5は、上記のように柔軟性を有するため容易に変形する。なお、この場合、積層 された外側の板と内側の板とは曲率が相違するが、曲率に沿ってそれぞれの鉛薄 板が互いにずれるので、曲げに対する抵抗は少く、マットの厚さによらず容易に 変形させることができる。しかも、このとき鉛薄板5の端部と袋体2との間には 、空隙8を設けてあるので、図4に示すように、前記の鉛薄板5の袋体2内での 移動を吸収することができる。
【0015】 このように、本考案マットは、配管の径の如何に拘わらず、配管の周囲に容易 に取り付けることができる。
【0016】 また、配管の口径が大きく、その所要部全体を被覆することができない場合、 あるいは一枚のマットでは遮蔽能力が不十分な場合等には、複数枚を使用すれば 所要部全体を被覆し、あるいは重層させることができる。
【0017】 作業を終了し、本考案マットを配管から取外す場合は、締付具のロックを解除 することにより、容易に取外すことができる。
【0018】 なお、締付具として荷締用の締付具を使用すれば、必要かつ十分な締付力が得 られるので安全上も好まく、しかも締付け操作を簡易化することができる。
【0019】 また、ベルト3は直接袋体2に取付けてもよい。
【0020】
以上説明したように、 (1)本考案マットは、配管への取り付けを簡易、確実かつ完全に行うことが でき、配管から放出される放射線を遮蔽することができる。
【0021】 (2)また、配管に鉛板を直接巻付ける手段のように、予め所定の形状に成形 して、現場に運搬する等の面倒な作業も必要なく、また径の異なる配管への取付 作業を容易に行うことができる。
【0022】 (3)鉛毛マットと比較した場合、積層する鉛薄板の枚数を増すことにより、 少ない厚さで容易に遮蔽能力き大きくすることができ、しかも生産コストを低く することが可能であり経済的である。
【0023】 (4)さらには、鉛粒を使用する方法・装置のように大規模な装置を必要しな い。
【0024】 等々の優れた効果を有する。
【図1】本考案配管遮蔽用鉛マットの説明図
【図2】要部の拡大断面図
【図3】図1のI−I線による断面図
【図4】湾曲変形させた状態を示す要部の拡大断面図
【図5】使用状態を示す説明図
1 配管 2 袋体 3 ベルト 4 締付具 5 鉛薄板 6 外皮 7 ベルト通し 8 空隙
Claims (3)
- 【請求項1】 鉛薄板を多重に積層して袋体に収容する
とともに、該袋体にベルトおよび締付具からなる装着機
構を設けてなることを特徴とする配管遮蔽用鉛マット - 【請求項2】 鉛薄板が自重若しくは僅かな荷重を加え
ることにより変形する程度の柔軟性を有することを特徴
とする請求項1記載の配管遮蔽用鉛マット - 【請求項3】 積層した鉛薄板端部と袋体との間に空隙
を設けることを特徴とする請求項1記載の配管遮蔽用鉛
マット
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993005635U JP2589591Y2 (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 配管遮蔽用鉛マット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993005635U JP2589591Y2 (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 配管遮蔽用鉛マット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0656797U true JPH0656797U (ja) | 1994-08-05 |
| JP2589591Y2 JP2589591Y2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=11616609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993005635U Expired - Fee Related JP2589591Y2 (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 配管遮蔽用鉛マット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2589591Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008187891A (ja) * | 2008-02-12 | 2008-08-14 | Mirai Ind Co Ltd | パイプ連結具 |
| JP2013164360A (ja) * | 2012-02-13 | 2013-08-22 | Sunmec Corp | 放射線遮蔽装着体および前記放射線遮蔽装着体を使用した放射線遮蔽容器 |
| KR200479119Y1 (ko) * | 2014-10-13 | 2015-12-22 | 대우조선해양 주식회사 | 방사선 차폐체 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS55168900U (ja) * | 1979-05-21 | 1980-12-04 | ||
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| JPS6156596U (ja) * | 1984-09-19 | 1986-04-16 | ||
| JPS62280698A (ja) * | 1986-05-29 | 1987-12-05 | 三菱電線工業株式会社 | 放射線遮蔽用積重体およびそれを用いた放射線防護服 |
| JPS63107900U (ja) * | 1986-08-12 | 1988-07-12 | ||
| JPH01156498U (ja) * | 1988-04-21 | 1989-10-27 |
-
1993
- 1993-01-08 JP JP1993005635U patent/JP2589591Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2589591Y2 (ja) | 1999-01-27 |
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