JPH0656822A - ピリミジニルチオキノリン誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤 - Google Patents
ピリミジニルチオキノリン誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤Info
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- JPH0656822A JPH0656822A JP20653892A JP20653892A JPH0656822A JP H0656822 A JPH0656822 A JP H0656822A JP 20653892 A JP20653892 A JP 20653892A JP 20653892 A JP20653892 A JP 20653892A JP H0656822 A JPH0656822 A JP H0656822A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 優れた病害防除効果を示し、作物にも安全な
ピリミジニルチオキノリン誘導体、その製造法、それを
有効成分として含有する農園芸用殺菌剤を提供する。 【構成】 一般式(1)で表されるピリミジニルチオキ
ノリン誘導体、その製造方法、それを有効成分として含
有する農園芸用殺菌剤。 (式中、Yはハロゲン原子、Zは水素原子またはメチル
基、R1とR2は互いに独立して炭素数1〜3のアルキル
基、nは0から2の整数を表わす)
ピリミジニルチオキノリン誘導体、その製造法、それを
有効成分として含有する農園芸用殺菌剤を提供する。 【構成】 一般式(1)で表されるピリミジニルチオキ
ノリン誘導体、その製造方法、それを有効成分として含
有する農園芸用殺菌剤。 (式中、Yはハロゲン原子、Zは水素原子またはメチル
基、R1とR2は互いに独立して炭素数1〜3のアルキル
基、nは0から2の整数を表わす)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なピリミジニルチ
オキノリン誘導体、その製造法およびこれを有効成分と
して含有する農園芸用殺菌剤に関する。
オキノリン誘導体、その製造法およびこれを有効成分と
して含有する農園芸用殺菌剤に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平1―246263号公報には4位
にアリールオキシ基やアリールチオ基を有するキノリン
類が殺菌活性を有することが記載されている。しかしな
がら、この公報に記載されている化合物は、アリール基
としては置換フェニル基が主である。複素環基として
は、ピリジル基、ピリダジル基、ピラゾール基およびテ
トラゾール基が、それぞれ1〜2点例示されているだけ
であり、それらの病害防除効果は非常に低いか無いと記
載されている。従って、この公報の発明の主旨は、キノ
リン環の4位に置換フェノキシ基を有するものが優れた
病害防除効果を有するというところにある。本発明者ら
は、従来からピリミジン類が生体に対する親和性が良い
ことに着目し、生理活性物質への展開について検討して
きた。そこで、キノリン環の4位にピリミジニルオキシ
基またはピリミジニルチオ基を有するものについては今
まで全く検討されたことがなく、新規な化合物であるこ
とに注目し研究を開始した。比較のために、上記公報に
記載された化合物の中から優れているとされているもの
について試験したところ、防除効果の高いものは作物に
対して薬害があり、薬害の低いものは防除効果も低く実
用的ではなかった。
にアリールオキシ基やアリールチオ基を有するキノリン
類が殺菌活性を有することが記載されている。しかしな
がら、この公報に記載されている化合物は、アリール基
としては置換フェニル基が主である。複素環基として
は、ピリジル基、ピリダジル基、ピラゾール基およびテ
トラゾール基が、それぞれ1〜2点例示されているだけ
であり、それらの病害防除効果は非常に低いか無いと記
載されている。従って、この公報の発明の主旨は、キノ
リン環の4位に置換フェノキシ基を有するものが優れた
病害防除効果を有するというところにある。本発明者ら
は、従来からピリミジン類が生体に対する親和性が良い
ことに着目し、生理活性物質への展開について検討して
きた。そこで、キノリン環の4位にピリミジニルオキシ
基またはピリミジニルチオ基を有するものについては今
まで全く検討されたことがなく、新規な化合物であるこ
とに注目し研究を開始した。比較のために、上記公報に
記載された化合物の中から優れているとされているもの
について試験したところ、防除効果の高いものは作物に
対して薬害があり、薬害の低いものは防除効果も低く実
用的ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、優れ
た殺菌効果を示すと共に、作物に対しても安全な化合物
である、新規なピリミジニルチオキノリン誘導体、この
新規化合物を製造する方法、ならびにこれらの化合物を
含有してなる農園芸用殺菌剤およびこの殺菌剤を施用す
る方法を提供することである。
た殺菌効果を示すと共に、作物に対しても安全な化合物
である、新規なピリミジニルチオキノリン誘導体、この
新規化合物を製造する方法、ならびにこれらの化合物を
含有してなる農園芸用殺菌剤およびこの殺菌剤を施用す
る方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題を解決するために鋭意検討した結果、本発明化合物
が従来の化合物より優れた殺菌効果を有する上、キュウ
リ、トマト、ブドウおよび小麦等の作物に対しても優れ
た安全性を示すことを見出し、本発明を完成させるに至
った。即ち、本発明は、一般式(1)(化12)
課題を解決するために鋭意検討した結果、本発明化合物
が従来の化合物より優れた殺菌効果を有する上、キュウ
リ、トマト、ブドウおよび小麦等の作物に対しても優れ
た安全性を示すことを見出し、本発明を完成させるに至
った。即ち、本発明は、一般式(1)(化12)
【0005】
【化12】 (式中、Yはハロゲン原子、Zは水素原子またはメチル
基、R1およびR2は互いに独立して炭素数1〜3のアル
キル基、nは0から2の整数を表わす)で表されるピリ
ミジニルチオキノリン誘導体およびこの誘導体を、一般
式(2)(化13)
基、R1およびR2は互いに独立して炭素数1〜3のアル
キル基、nは0から2の整数を表わす)で表されるピリ
ミジニルチオキノリン誘導体およびこの誘導体を、一般
式(2)(化13)
【0006】
【化13】 (式中、Yはハロゲン原子、Zは水素原子またはメチル
基、nは0から2の整数を表す)で表される4−クロロ
キノリン類と一般式(3)(化14)
基、nは0から2の整数を表す)で表される4−クロロ
キノリン類と一般式(3)(化14)
【0007】
【化14】 (式中、R1およびR2は互いに独立して炭素数1〜3の
アルキル基を表す)で表されるピリミジン類を混合し、
溶融状態あるいは不活性溶媒中で反応させて製造する方
法、一般式(2)(化15)
アルキル基を表す)で表されるピリミジン類を混合し、
溶融状態あるいは不活性溶媒中で反応させて製造する方
法、一般式(2)(化15)
【0008】
【化15】 (式中、Yはハロゲン原子、Zは水素原子またはメチル
基、nは0から2の整数を表す)で表される4−クロロ
キノリン類と一般式(3)(化16)
基、nは0から2の整数を表す)で表される4−クロロ
キノリン類と一般式(3)(化16)
【0009】
【化16】 (式中、R1およびR2は互いに独立して炭素数1〜3の
アルキル基を表す)で表されるピリミジン類を混合し、
溶融状態あるいは不活性溶媒中で塩基の存在下に反応さ
せて製造する方法、および一般式(4)(化17)
アルキル基を表す)で表されるピリミジン類を混合し、
溶融状態あるいは不活性溶媒中で塩基の存在下に反応さ
せて製造する方法、および一般式(4)(化17)
【0010】
【化17】 (式中、Yはハロゲン原子、Zは水素原子またはメチル
基、nは0から2の整数を表す)で表される4−メルカ
プトキノリン類を金属塩にするか、あるいは塩基の存在
下に、一般式(5)(化18)
基、nは0から2の整数を表す)で表される4−メルカ
プトキノリン類を金属塩にするか、あるいは塩基の存在
下に、一般式(5)(化18)
【0011】
【化18】 (式中、R1およびR2は互いに独立して炭素数1〜3の
アルキル基を表す)で表される2−クロルピリミジン類
と反応させて製造する方法である。更に本発明は、一般
式(1)(化19)
アルキル基を表す)で表される2−クロルピリミジン類
と反応させて製造する方法である。更に本発明は、一般
式(1)(化19)
【0012】
【化19】 (式中、Yはハロゲン原子、Zは水素原子またはメチル
基、R1およびR2は互いに独立して炭素数1〜3のアル
キル基、nは0から2の整数を表す)で表されるピリミ
ジニルチオキノリン誘導体を有効成分として含有する農
園芸用殺菌剤である。
基、R1およびR2は互いに独立して炭素数1〜3のアル
キル基、nは0から2の整数を表す)で表されるピリミ
ジニルチオキノリン誘導体を有効成分として含有する農
園芸用殺菌剤である。
【0013】本発明の新規なピリミジニルチオキノリン
誘導体は、一般式(1)で表わされる化合物である。
(化20)
誘導体は、一般式(1)で表わされる化合物である。
(化20)
【0014】
【化20】
【0015】この一般式(1)において、Yで表わされ
る置換基は、具体的には、クロル原子、ブロム原子、ヨ
ード原子であり、Ynとしてより望ましくは、7−クロ
ル,7−ブロム,7−ヨード、5,7−ジクロロ、5,
7−ジブロモ、5,7−ジヨード体である。R1および
R2で表わされる置換基は、具体的には、メチル、エチ
ル、n−プロピル、i−プロピル基等のアルキル基であ
る。本発明の化合物は、以下に示す(A)または(B)
の方法によって製造することができる。(化21)
る置換基は、具体的には、クロル原子、ブロム原子、ヨ
ード原子であり、Ynとしてより望ましくは、7−クロ
ル,7−ブロム,7−ヨード、5,7−ジクロロ、5,
7−ジブロモ、5,7−ジヨード体である。R1および
R2で表わされる置換基は、具体的には、メチル、エチ
ル、n−プロピル、i−プロピル基等のアルキル基であ
る。本発明の化合物は、以下に示す(A)または(B)
の方法によって製造することができる。(化21)
【0016】
【化21】
【0017】本発明の化合物(1)は、一般式(2)で
表わされる4−クロロキノリン類と一般式(3)で表わ
されるピリミジン類を混合し、溶融状態あるいは不活性
溶媒中、塩基の存在下あるいは塩基を加えずに反応させ
ることにより製造できる。
表わされる4−クロロキノリン類と一般式(3)で表わ
されるピリミジン類を混合し、溶融状態あるいは不活性
溶媒中、塩基の存在下あるいは塩基を加えずに反応させ
ることにより製造できる。
【0018】次に反応条件について詳しく説明する。一
般式(3)において、反応は塩基の存在下でも塩基を加
えなくても進行する。反応温度は0℃から200℃の間
にあるが、好ましくは20℃から90℃である。反応時
間は、反応温度によっても異なるが、通常1〜10時間
で完結する場合が多い。
般式(3)において、反応は塩基の存在下でも塩基を加
えなくても進行する。反応温度は0℃から200℃の間
にあるが、好ましくは20℃から90℃である。反応時
間は、反応温度によっても異なるが、通常1〜10時間
で完結する場合が多い。
【0019】添加する溶媒としては、本発明の反応に対
し不活性であり、沸点が反応温度以上のものであれば何
れでもよい。具体的には、ベンゼン、トルエンおよびキ
シレン等の芳香族炭化水素類、ジオキサンおよびジグラ
イム等のエーテル類、ジメチルホルムアミド、ジメチル
イミダゾリジノンおよびジメチルスルホキシド等の非プ
ロトン性極性溶媒類またはアセトニトリル等が挙げられ
る。添加する塩基としては、水酸化アルカリ、炭酸アル
カリ、炭酸水素アルカリ、フッ化カリウム等の通常の塩
基を用いることができる。
し不活性であり、沸点が反応温度以上のものであれば何
れでもよい。具体的には、ベンゼン、トルエンおよびキ
シレン等の芳香族炭化水素類、ジオキサンおよびジグラ
イム等のエーテル類、ジメチルホルムアミド、ジメチル
イミダゾリジノンおよびジメチルスルホキシド等の非プ
ロトン性極性溶媒類またはアセトニトリル等が挙げられ
る。添加する塩基としては、水酸化アルカリ、炭酸アル
カリ、炭酸水素アルカリ、フッ化カリウム等の通常の塩
基を用いることができる。
【0020】中間体の合成 中間体である一般式(2)で示される4−クロロキノリ
ン類は市販されているか、あるいは以下に示した何れか
の方法で製造することが出来る。 (i) Organic Syntheses, Coll. Vol.3, 272 (1955)
に記載された以下の反応式に従った方法により製造でき
る。 (化22)
ン類は市販されているか、あるいは以下に示した何れか
の方法で製造することが出来る。 (i) Organic Syntheses, Coll. Vol.3, 272 (1955)
に記載された以下の反応式に従った方法により製造でき
る。 (化22)
【0021】
【化22】 (ii) 上記(i)の方法におけるエトキシメチレンマ
ロン酸ジエチルの代わりにメトキシメチレンメルドラム
酸を用いて次式に従っても同様に得られる。(化23)
ロン酸ジエチルの代わりにメトキシメチレンメルドラム
酸を用いて次式に従っても同様に得られる。(化23)
【0022】
【化23】 また、もう一つの中間体である一般式(3)で表わされ
るピリミジン類は市販品を使用するか、あるいは以下の
方法で製造することができる。
るピリミジン類は市販品を使用するか、あるいは以下の
方法で製造することができる。
【0023】(iii) 対応するアミノ体を次式に従い
ジアゾ化後、加水分解することによりOH体が得られる
が、この際HClを用いるとCl体も生成する。更に、
Cl体は対応するOH体をクロル化することにより容易
に得ることができる。(化24)
ジアゾ化後、加水分解することによりOH体が得られる
が、この際HClを用いるとCl体も生成する。更に、
Cl体は対応するOH体をクロル化することにより容易
に得ることができる。(化24)
【0024】
【化24】 (iv) 上記(iii)で得られたCl体をチオ尿素等で
処理することによりSH体を得ることができる。(化2
5)
処理することによりSH体を得ることができる。(化2
5)
【0025】
【化25】
【0026】つぎに、一般式(1)で表される化合物の
他の製造方法を説明する。一般式(1)で表される化合
物は、一般式(4)で表わされる4−メルカプトキノリ
ンを一般式(5)で表わされる2−クロロピリミジンと
反応させることによっても製造することもできる。(化
26)
他の製造方法を説明する。一般式(1)で表される化合
物は、一般式(4)で表わされる4−メルカプトキノリ
ンを一般式(5)で表わされる2−クロロピリミジンと
反応させることによっても製造することもできる。(化
26)
【0027】
【化26】
【0028】以下にさらに詳しく説明する。塩基の存在
下に反応は進行する。塩基としては、金属ナトリウム、
水素化ナトリウム、水酸化アルカリ類、炭酸アルカリ
類、炭酸水素アルカリ類等の無機塩基類およびトリエチ
ルアミン、ピリジン等の有機塩基類が使用可能である。
溶媒としては、本反応に不活性なものであれば何れも使
用可能であり、またピリジン等の有機塩基類を溶媒の役
割を兼ねて使用することもできる。反応温度は0℃から
溶媒の沸点まで可能であるが、20〜120℃の範囲が
望ましい。
下に反応は進行する。塩基としては、金属ナトリウム、
水素化ナトリウム、水酸化アルカリ類、炭酸アルカリ
類、炭酸水素アルカリ類等の無機塩基類およびトリエチ
ルアミン、ピリジン等の有機塩基類が使用可能である。
溶媒としては、本反応に不活性なものであれば何れも使
用可能であり、またピリジン等の有機塩基類を溶媒の役
割を兼ねて使用することもできる。反応温度は0℃から
溶媒の沸点まで可能であるが、20〜120℃の範囲が
望ましい。
【0029】中間体である4−メルカプトキノリン類
は、J Amer. Chem. Soc.,70,2190(1948)に記載された方
法に準じて4−クロロキノリン類とチオ尿素から製造す
ることができる。もう一方の2−クロロピリミジン類は
反応式(iii)の説明で既に述べた様に、2−ヒドロキ
シピリミジン類と同時に生成するが、得られた2−ヒド
ロキシピリミジン類を塩素化して製造することもでき
る。
は、J Amer. Chem. Soc.,70,2190(1948)に記載された方
法に準じて4−クロロキノリン類とチオ尿素から製造す
ることができる。もう一方の2−クロロピリミジン類は
反応式(iii)の説明で既に述べた様に、2−ヒドロキ
シピリミジン類と同時に生成するが、得られた2−ヒド
ロキシピリミジン類を塩素化して製造することもでき
る。
【0030】本発明は一般式(1)で表される化合物を
有効成分として含有する農園芸用殺菌剤である。
有効成分として含有する農園芸用殺菌剤である。
【0031】本発明の農園芸用殺菌剤は、キュウリうど
んこ病、キュウリ炭疽病、トマトうどんこ病、オオムギ
うどんこ病、コムギうどんこ病、コムギ赤さび病、イチ
ゴうどんこ病、イチゴ炭疽病、ブドウうどんこ病、リン
ゴうどんこ病、リンゴ赤星病、リンゴ斑点落葉病、リン
ゴ黒星病、ナシ赤星病、ナシ黒星病、ナシ黒斑病等幅広
い植物病害に対し優れた防除効果を示す。
んこ病、キュウリ炭疽病、トマトうどんこ病、オオムギ
うどんこ病、コムギうどんこ病、コムギ赤さび病、イチ
ゴうどんこ病、イチゴ炭疽病、ブドウうどんこ病、リン
ゴうどんこ病、リンゴ赤星病、リンゴ斑点落葉病、リン
ゴ黒星病、ナシ赤星病、ナシ黒星病、ナシ黒斑病等幅広
い植物病害に対し優れた防除効果を示す。
【0032】本発明に係わる一般式(1)で表される化
合物を農園芸用殺菌剤として使用する場合は、処理する
植物に対して原体をそのまま使用してもよいが、一般に
は不活性な液体担体または固体担体と混合し、通常用い
られる製剤形態である粉剤、水和剤、フロワブル剤、乳
剤、粒剤およびその他の一般に慣用される形態の製剤と
して使用される。更に製剤上必要ならば補助剤を添加す
ることもできる。
合物を農園芸用殺菌剤として使用する場合は、処理する
植物に対して原体をそのまま使用してもよいが、一般に
は不活性な液体担体または固体担体と混合し、通常用い
られる製剤形態である粉剤、水和剤、フロワブル剤、乳
剤、粒剤およびその他の一般に慣用される形態の製剤と
して使用される。更に製剤上必要ならば補助剤を添加す
ることもできる。
【0033】ここでいう担体とは、処理すべき部位への
有効成分の到達を助け、また有効成分化合物の貯蔵、輸
送、取扱いを容易にするために配合される合成または天
然の無機または有機物質を意味する。担体としては、通
常農園芸用薬剤に使用されるものであるならば固体また
は液体のいずれでも使用でき、特定のものに限定される
ものではない。
有効成分の到達を助け、また有効成分化合物の貯蔵、輸
送、取扱いを容易にするために配合される合成または天
然の無機または有機物質を意味する。担体としては、通
常農園芸用薬剤に使用されるものであるならば固体また
は液体のいずれでも使用でき、特定のものに限定される
ものではない。
【0034】例えば、固体担体としては、モンモリロナ
イト、カオリナイト等の粘土類、珪藻土、白土、タル
ク、バーミュキュライト、石膏、炭酸カルシウム、シリ
カゲル、硫安等の無機物質、大豆粉、鋸屑、小麦粉等の
植物性有機物質および尿素等が挙げられる。
イト、カオリナイト等の粘土類、珪藻土、白土、タル
ク、バーミュキュライト、石膏、炭酸カルシウム、シリ
カゲル、硫安等の無機物質、大豆粉、鋸屑、小麦粉等の
植物性有機物質および尿素等が挙げられる。
【0035】液体担体としては、トルエン、キシレン、
クメン等の芳香族炭化水素類、ケロシン、鉱油などのパ
ラフィン系炭化水素類、四塩化炭素、クロロホルム、ジ
クロロエタンなどのハロゲン化炭化水素類、アセトン、
メチルエチルケトンなどのケトン類、ジオキサン、ジエ
チレングリコールジメチルエーテルなどのエーテル類、
メタノール、エタノール、プロパノール、エチレングリ
コールなどのアルコール類、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシドおよび水等が挙げられる。更に本発
明化合物の効力を増強するために、製剤の剤型、適用場
面等を考慮して目的に応じてそれぞれ単独に、または組
み合わせて次の様な補助剤を使用することも出来る。補
助剤としては、通常農園芸用薬剤に使用される界面活性
剤、結合剤(例えば、リグニンスルホン酸、アルギン
酸、ポリビニルアルコール、アラビアゴム、CMCナト
リウム等)、安定剤(例えば、酸化防止用にフェノール
系化合物、チオール系化合物または高級脂肪酸エステル
等を用いたり、pH調整剤として燐酸塩を用いたり、時
に光安定剤も用いる)等を必要に応じて単独または組み
合わせて使用出来る。更に場合によっては防菌防黴のた
めに工業用殺菌剤、防菌防黴剤などを添加することも出
来る。
クメン等の芳香族炭化水素類、ケロシン、鉱油などのパ
ラフィン系炭化水素類、四塩化炭素、クロロホルム、ジ
クロロエタンなどのハロゲン化炭化水素類、アセトン、
メチルエチルケトンなどのケトン類、ジオキサン、ジエ
チレングリコールジメチルエーテルなどのエーテル類、
メタノール、エタノール、プロパノール、エチレングリ
コールなどのアルコール類、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシドおよび水等が挙げられる。更に本発
明化合物の効力を増強するために、製剤の剤型、適用場
面等を考慮して目的に応じてそれぞれ単独に、または組
み合わせて次の様な補助剤を使用することも出来る。補
助剤としては、通常農園芸用薬剤に使用される界面活性
剤、結合剤(例えば、リグニンスルホン酸、アルギン
酸、ポリビニルアルコール、アラビアゴム、CMCナト
リウム等)、安定剤(例えば、酸化防止用にフェノール
系化合物、チオール系化合物または高級脂肪酸エステル
等を用いたり、pH調整剤として燐酸塩を用いたり、時
に光安定剤も用いる)等を必要に応じて単独または組み
合わせて使用出来る。更に場合によっては防菌防黴のた
めに工業用殺菌剤、防菌防黴剤などを添加することも出
来る。
【0036】補助剤について更に詳しく述べる。乳化、
分散、拡展、湿潤、結合、安定化等の目的ではリグニン
スルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキ
ル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキル硫酸
塩、ポリオキシアルキレンアルキルリン酸エステル塩等
のアニオン性界面活性剤、ポリオキシアルキレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアリールエ
ーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアミン、ポリオ
キシアルキレンアルキルアミド、ポリオキシアルキレン
アルキルアミド、ポリオキシアルキレンアルキルチオエ
ーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、グリセ
リン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
シプロピレンポリオキシエチレンブロックポリマー等の
非イオン性界面活性剤、ステアリン酸カルシウム、ワッ
クス等の滑剤、イソプロピルヒドロジエンホスフェート
等の安定剤、その他メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、カゼイン、アラビアゴム等が挙げられ
る。しかし、これらの成分は以上のものに限定されるも
のではない。
分散、拡展、湿潤、結合、安定化等の目的ではリグニン
スルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキ
ル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキル硫酸
塩、ポリオキシアルキレンアルキルリン酸エステル塩等
のアニオン性界面活性剤、ポリオキシアルキレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアリールエ
ーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアミン、ポリオ
キシアルキレンアルキルアミド、ポリオキシアルキレン
アルキルアミド、ポリオキシアルキレンアルキルチオエ
ーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、グリセ
リン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
シプロピレンポリオキシエチレンブロックポリマー等の
非イオン性界面活性剤、ステアリン酸カルシウム、ワッ
クス等の滑剤、イソプロピルヒドロジエンホスフェート
等の安定剤、その他メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、カゼイン、アラビアゴム等が挙げられ
る。しかし、これらの成分は以上のものに限定されるも
のではない。
【0037】本発明に係わる農園芸用殺菌剤における一
般式(1)で表される化合物の含有量は、製剤形態によ
っても異なるが、通常粉剤では0.05〜20重量%、
水和剤では0.1〜80重量%、乳剤では1〜50重量
%、フロワブル製剤では1〜50重量%、ドライフロワ
ブル製剤では1〜80重量%であり、好ましくは、粉剤
では0.5〜5重量%、水和剤では5〜80重量%、粒
剤では0.5〜8重量%、乳剤では5〜20重量%、フ
ロワブル製剤では5〜30重量%およびドライフロワブ
ル製剤では5〜50重量%である。補助剤の含有量は0
〜80重量%であり、担体の含有量は、100重量%か
ら有効成分化合物および補助剤の含有量を差し引いた量
である。
般式(1)で表される化合物の含有量は、製剤形態によ
っても異なるが、通常粉剤では0.05〜20重量%、
水和剤では0.1〜80重量%、乳剤では1〜50重量
%、フロワブル製剤では1〜50重量%、ドライフロワ
ブル製剤では1〜80重量%であり、好ましくは、粉剤
では0.5〜5重量%、水和剤では5〜80重量%、粒
剤では0.5〜8重量%、乳剤では5〜20重量%、フ
ロワブル製剤では5〜30重量%およびドライフロワブ
ル製剤では5〜50重量%である。補助剤の含有量は0
〜80重量%であり、担体の含有量は、100重量%か
ら有効成分化合物および補助剤の含有量を差し引いた量
である。
【0038】本発明組成物の施用方法としては種子消
毒、茎葉散布等が挙げられるが、通常当業者が利用する
どの様な施用方法にても十分な効力を発揮する。施用量
および施用濃度は対象作物、対象病害、病害の発生程
度、化合物の剤型、施用方法および各種環境条件等によ
って変動するが、散布する場合には有効成分量としてヘ
クタール当たり5〜500gが適当であり、望ましくは
ヘクタール当り10〜200gである。また水和剤、フ
ロワブル剤または乳剤を水で希釈して散布する場合、そ
の希釈倍率は500〜20,000倍が適当であり、望
しくは1,000〜10,000倍である。
毒、茎葉散布等が挙げられるが、通常当業者が利用する
どの様な施用方法にても十分な効力を発揮する。施用量
および施用濃度は対象作物、対象病害、病害の発生程
度、化合物の剤型、施用方法および各種環境条件等によ
って変動するが、散布する場合には有効成分量としてヘ
クタール当たり5〜500gが適当であり、望ましくは
ヘクタール当り10〜200gである。また水和剤、フ
ロワブル剤または乳剤を水で希釈して散布する場合、そ
の希釈倍率は500〜20,000倍が適当であり、望
しくは1,000〜10,000倍である。
【0039】本発明の農園芸用殺菌剤は他の殺菌剤、殺
虫剤、除草剤および植物成長調節剤等の農薬、土壌改良
剤または肥効物質との混合使用は勿論のこと、これらと
の混合製剤も可能である。殺菌剤としては例えば、トリ
アジメホン、ヘキサコナゾール、プロクロラズ、トリフ
ルミゾール等のアゾール系殺菌剤、メタラキシル、オキ
サディキシル等のアシルアラニン系殺菌剤、チオファネ
ートメチル、ベノミル等のベンズイミダゾール系殺菌
剤、マンゼブ等のジチオカーバメート系殺菌剤およびテ
トラクロロイソフタロニトリル、硫黄等が挙げられ、
殺虫剤としては例えば、フェニトロチオン、ダイアジノ
ン、ピリダフェンチオン、クロルピリホス、マラソン、
フェントエート、ジメトエート、メチルチオメトン、プ
ロチオホス、DDVP、アセフェート、サリチオン、E
PN等リン系殺虫剤、NAC、MTMC、BPMC、ピ
リミカーブ、カルボスルファン、メソミル等のカーバメ
ート系殺虫剤およびエトフェンプロックス、ペルメトリ
ン、フェンバレレート等のピレスロイド系殺虫剤等が挙
げられるが、これに限定されるものではない。
虫剤、除草剤および植物成長調節剤等の農薬、土壌改良
剤または肥効物質との混合使用は勿論のこと、これらと
の混合製剤も可能である。殺菌剤としては例えば、トリ
アジメホン、ヘキサコナゾール、プロクロラズ、トリフ
ルミゾール等のアゾール系殺菌剤、メタラキシル、オキ
サディキシル等のアシルアラニン系殺菌剤、チオファネ
ートメチル、ベノミル等のベンズイミダゾール系殺菌
剤、マンゼブ等のジチオカーバメート系殺菌剤およびテ
トラクロロイソフタロニトリル、硫黄等が挙げられ、
殺虫剤としては例えば、フェニトロチオン、ダイアジノ
ン、ピリダフェンチオン、クロルピリホス、マラソン、
フェントエート、ジメトエート、メチルチオメトン、プ
ロチオホス、DDVP、アセフェート、サリチオン、E
PN等リン系殺虫剤、NAC、MTMC、BPMC、ピ
リミカーブ、カルボスルファン、メソミル等のカーバメ
ート系殺虫剤およびエトフェンプロックス、ペルメトリ
ン、フェンバレレート等のピレスロイド系殺虫剤等が挙
げられるが、これに限定されるものではない。
【0040】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明化合物の製造法を
具体的に説明する。 実施例 1 7−クロロ−4−(4−メトキシ−6−メチル−2−ピ
リミジニルチオ)キノリン〔化合物番号1〕の合成 7−クロロ−4−メルカプトキノリン、1.00gを
1,3−ジメチルイミダゾリジノン25mlに溶解し、
60%水素化ナトリウム、0.21gを加え、室温で1
時間攪拌する。その後、2−クロロ−4−メチル−6−
メトキシピリミジン、0.81gを加え、室温で3.5
時間攪拌する。水を滴下し、酢酸エチルで抽出後、水洗
し、硫酸マグネシウムで乾燥する。減圧濃縮後、残渣を
シリカゲルでカラムクロマトグラフィー分離し(酢酸エ
チル/n−ヘキサン=3/7で溶出)、目的物を黄褐色
粉末として得た。
具体的に説明する。 実施例 1 7−クロロ−4−(4−メトキシ−6−メチル−2−ピ
リミジニルチオ)キノリン〔化合物番号1〕の合成 7−クロロ−4−メルカプトキノリン、1.00gを
1,3−ジメチルイミダゾリジノン25mlに溶解し、
60%水素化ナトリウム、0.21gを加え、室温で1
時間攪拌する。その後、2−クロロ−4−メチル−6−
メトキシピリミジン、0.81gを加え、室温で3.5
時間攪拌する。水を滴下し、酢酸エチルで抽出後、水洗
し、硫酸マグネシウムで乾燥する。減圧濃縮後、残渣を
シリカゲルでカラムクロマトグラフィー分離し(酢酸エ
チル/n−ヘキサン=3/7で溶出)、目的物を黄褐色
粉末として得た。
【0041】 収量:0.81g、 mp:116〜117℃
【0042】実施例 2 5,7−ジクロロ−4−(4−メトキシ−6−メチル−
2−ピリミジニルチオ)キノリン(化合物番号16)の
合成 5,7−ジクロロ−4−メルカプトキノリン、0.33
gと2−クロロ−4−メトキシ−6−メチルピリミジ
ン、0.27gをピリジン、20mlに溶解し、窒素気
流下、100℃で2.5時間加熱攪拌した。冷却後、ピ
リジンを減圧留去し、水を加え、酢酸エチルで抽出し、
硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧濃縮後、得られた油
状物をシリカゲルでカラムクロマトグラフィー分離し
(酢酸エチル/n−ヘキサン=1/1で溶出)、目的物
を得た。 収量:0.35g, mp:120.9〜121.5
℃ その他、実施例1〜3と同様の方法で合成した化合物の
例を第1表(表1〜表3)に示す。
2−ピリミジニルチオ)キノリン(化合物番号16)の
合成 5,7−ジクロロ−4−メルカプトキノリン、0.33
gと2−クロロ−4−メトキシ−6−メチルピリミジ
ン、0.27gをピリジン、20mlに溶解し、窒素気
流下、100℃で2.5時間加熱攪拌した。冷却後、ピ
リジンを減圧留去し、水を加え、酢酸エチルで抽出し、
硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧濃縮後、得られた油
状物をシリカゲルでカラムクロマトグラフィー分離し
(酢酸エチル/n−ヘキサン=1/1で溶出)、目的物
を得た。 収量:0.35g, mp:120.9〜121.5
℃ その他、実施例1〜3と同様の方法で合成した化合物の
例を第1表(表1〜表3)に示す。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
【0046】製剤例および生理試験例 次に本発明に係わる農園芸用殺菌剤の製剤例および試験
例を示す。 製剤例 1(粉剤) 化合物番号1の化合物2部およびクレー98部を均一に
混合粉砕し、有効成分2%を含有する粉剤を得た。
例を示す。 製剤例 1(粉剤) 化合物番号1の化合物2部およびクレー98部を均一に
混合粉砕し、有効成分2%を含有する粉剤を得た。
【0047】製剤例 2(水和剤) 化合物番号1の化合物5部、珪藻土50部、白土43
部、及びアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム2部を
均一に混合粉砕して、均一組成の微粉末状の有効成分5
%を含有した水和剤を得た。
部、及びアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム2部を
均一に混合粉砕して、均一組成の微粉末状の有効成分5
%を含有した水和剤を得た。
【0048】製剤例 3(水和剤) 化合物番号1の化合物10部、カオリン70部、ホワイ
トカーボン18部およびアルキルベンゼンスルホン酸カ
ルシウム2部を均一に混合粉砕して、均一組成の微粉末
状の有効成分10%を含有した水和剤を得た。
トカーボン18部およびアルキルベンゼンスルホン酸カ
ルシウム2部を均一に混合粉砕して、均一組成の微粉末
状の有効成分10%を含有した水和剤を得た。
【0049】製剤例 4(水和剤) 化合物番号8の化合物20部、アルキルベンゼンスルホ
ン酸カルシウム3部、ポリオキシエチレンノニルフェニ
ルエーテル5部および白土72部を均一に混合粉砕し
て、均一組成の微粉末状の有効成分20%を含有した水
和剤を得た。
ン酸カルシウム3部、ポリオキシエチレンノニルフェニ
ルエーテル5部および白土72部を均一に混合粉砕し
て、均一組成の微粉末状の有効成分20%を含有した水
和剤を得た。
【0050】製剤例 5(水和剤) 化合物番号8の化合物50部、リグニンスルホン酸ナト
リウム1部、ホワイトカーボン5部および珪藻土44部
を混合粉砕して、有効成分50%を含有する水和剤を得
た。
リウム1部、ホワイトカーボン5部および珪藻土44部
を混合粉砕して、有効成分50%を含有する水和剤を得
た。
【0051】製剤例 6(フロワブル剤) 化合物番号8の化合物5部、プロピレングリコール7
部、リグニンスルホン酸ナトリウム4部、ジオクチルス
ルホサクシネートナトリウム塩2部、および水82部を
サンドグラインダーで湿式粉砕しフロワブル剤を得た。
部、リグニンスルホン酸ナトリウム4部、ジオクチルス
ルホサクシネートナトリウム塩2部、および水82部を
サンドグラインダーで湿式粉砕しフロワブル剤を得た。
【0052】製剤例 7(フロワブル剤) 化合物番号16の化合物5部、プロピレングリコール5
部、ポリオキシエチレンオレイン酸エステル5部、ポリ
オキシエチレンジアリルエーテルスルフェート5部、シ
リコン系消泡剤0.2部、及び水79.8部をサンドグ
ラインダーで湿式粉砕しフロワブル剤を得た。
部、ポリオキシエチレンオレイン酸エステル5部、ポリ
オキシエチレンジアリルエーテルスルフェート5部、シ
リコン系消泡剤0.2部、及び水79.8部をサンドグ
ラインダーで湿式粉砕しフロワブル剤を得た。
【0053】製剤例 8(フロワブル剤) 化合物番号16の化合物10部、プロピレングリコール
7部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、ジオクチル
スルホサクシネートナトリウム塩2部、および水79部
をサンドグラインダーで湿式粉砕しフロワブル剤を得
た。
7部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、ジオクチル
スルホサクシネートナトリウム塩2部、および水79部
をサンドグラインダーで湿式粉砕しフロワブル剤を得
た。
【0054】製剤例 9(フロワブル剤) 化合物番号16の化合物25部、プロピレングリコール
5部、ポリオキシエチレンオレイン酸エステル5部、ポ
リオキシエチレンジアリルエーテルスルフェート5部、
シリコン系消泡剤0.2部、及び水59.8部をサンド
グラインダーで湿式粉砕しフロワブル剤を得た。
5部、ポリオキシエチレンオレイン酸エステル5部、ポ
リオキシエチレンジアリルエーテルスルフェート5部、
シリコン系消泡剤0.2部、及び水59.8部をサンド
グラインダーで湿式粉砕しフロワブル剤を得た。
【0055】試験例 1 キュウリうどんこ病防除効果試験 温室内で直径7.5cmのビニールポットに生育させた
キュウリ(品種:相模半白)の第一葉期苗に、製剤例2
に準じて調製した水和剤を所定濃度に希釈して3ポット
当たり50mlづつ散布した。薬液が風乾した後、予め
キュウリ葉上で発生させておいたキュウリうどんこ病菌
胞子を軽く葉上に振るい落として接種した。接種10日
後に1葉当たりにキュウリうどんこ病の病斑の占める面
積を次の指標に従って調査した。結果を第2表(表4)
に示す。
キュウリ(品種:相模半白)の第一葉期苗に、製剤例2
に準じて調製した水和剤を所定濃度に希釈して3ポット
当たり50mlづつ散布した。薬液が風乾した後、予め
キュウリ葉上で発生させておいたキュウリうどんこ病菌
胞子を軽く葉上に振るい落として接種した。接種10日
後に1葉当たりにキュウリうどんこ病の病斑の占める面
積を次の指標に従って調査した。結果を第2表(表4)
に示す。
【0056】発病度 0:発病なし 1:病斑の面積が5%以下 2: 〃 5〜25% 3: 〃 25〜50% 4: 〃 50%以上 また、薬害規準は以下のようにして判定した。 薬害規準 − :薬害なし ± :軽微な薬害が生じた苗がある + :全ての苗に軽微な薬害が認められる ++ :中程度の薬害であるが、回復する +++ :回復できない程度の薬害 キュウリの薬害症状:葉の周囲の生長が止まり、葉が湾
曲する。
曲する。
【0057】
【表4】 比較薬剤1および2は下記の化合物(化27)を示す。
(試験例2の場合も同様)
(試験例2の場合も同様)
【0058】
【化27】 比較薬 剤1および2は、特開平1−246263号公
報の化合物である(試験例2においても同様)。
報の化合物である(試験例2においても同様)。
【0059】試験例 2 オオムギうどんこ病防除効果試験 温室内で直径 7.5cmのビニールポットに生育させたオオ
ムギ(品種:アズマゴールデン)の第一葉期苗に、製剤
例3に準じて調製した水和剤を所定濃度に希釈して3ポ
ット当たり50mlずつ散布した。その翌日に、予めオオム
ギ葉上で発生させておいたオオムギうどんこ病菌胞子を
軽く葉上に振るい落として接種した。接種10日後に1葉
当たりにオオムギうどんこ病菌の菌叢数を調査し、次式
により防除価(%)を算出した。結果を第3表(表5)
に示す。
ムギ(品種:アズマゴールデン)の第一葉期苗に、製剤
例3に準じて調製した水和剤を所定濃度に希釈して3ポ
ット当たり50mlずつ散布した。その翌日に、予めオオム
ギ葉上で発生させておいたオオムギうどんこ病菌胞子を
軽く葉上に振るい落として接種した。接種10日後に1葉
当たりにオオムギうどんこ病菌の菌叢数を調査し、次式
により防除価(%)を算出した。結果を第3表(表5)
に示す。
【0060】
【表5】
【0061】試験例1および2の結果は、一般式(1)
で表される本発明化合物キュウリうどんこ病およびオオ
ムギうどんこ病に対して優れた防除効果を示すと共に、
作物に対しても安全であることを示している。一方、本
試験では比較薬剤1は効果が認められず、比較薬剤2は
防除効果はあるもののキュウリに対して薬害を示した。
で表される本発明化合物キュウリうどんこ病およびオオ
ムギうどんこ病に対して優れた防除効果を示すと共に、
作物に対しても安全であることを示している。一方、本
試験では比較薬剤1は効果が認められず、比較薬剤2は
防除効果はあるもののキュウリに対して薬害を示した。
【0062】
【発明の効果】本発明に係わる一般式(1)で表される
化合物を含有する農園芸用殺菌剤は、農業や園芸で問題
となる病害に対して低薬量で顕著な防除効果を示し、特
にうどんこ病類に対する効果が際立っている。一方、キ
ュウリやムギ類等の作物に対しては極めて安全である。
近年、アゾール系殺菌剤に対し耐性菌が出現してきてい
る状況を鑑みて、これらに代わり得る優れた農園芸用殺
菌剤を提供するものである。
化合物を含有する農園芸用殺菌剤は、農業や園芸で問題
となる病害に対して低薬量で顕著な防除効果を示し、特
にうどんこ病類に対する効果が際立っている。一方、キ
ュウリやムギ類等の作物に対しては極めて安全である。
近年、アゾール系殺菌剤に対し耐性菌が出現してきてい
る状況を鑑みて、これらに代わり得る優れた農園芸用殺
菌剤を提供するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 直 千葉県茂原市東郷1144番地 三井東圧化学 株式会社内 (72)発明者 川島 秀雄 千葉県茂原市東郷1144番地 三井東圧化学 株式会社内 (72)発明者 石川 勝敏 千葉県茂原市東郷1144番地 三井東圧化学 株式会社内 (72)発明者 柳瀬 勇次 千葉県茂原市東郷1144番地 三井東圧化学 株式会社内 (72)発明者 下鳥 均 千葉県茂原市東郷1144番地 三井東圧化学 株式会社内 (72)発明者 戸村 直文 千葉県茂原市東郷1144番地 三井東圧化学 株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 一般式(1)(化1) 【化1】 (式中、Yはハロゲン原子、Zは水素原子またはメチル
基、R1およびR2は互いに独立して炭素数1〜3のアル
キル基、nは0から2の整数を表す)で表されるピリミ
ジニルチオキノリン誘導体。 - 【請求項2】 一般式(2)(化2) 【化2】 (式中、Yはハロゲン原子、Zは水素原子またはメチル
基、nは0から2の整数を表わす)で表される4−クロ
ロキノリン類と一般式(3)(化3) 【化3】 (式中、R1およびR2は互いに独立して炭素数1〜3の
アルキル基を表す)で表されるピリミジン類を混合し、
溶融状態あるいは不活性溶媒中で反応させることを特徴
とする一般式(1)(化4) 【化4】 (式中、Y、Z、R1、R2およびnは上記と同様の意味
を表す)で表されるピリミジニルチオキノリン誘導体の
製造法。 - 【請求項3】 一般式(2)(化5) 【化5】 (式中、Yはハロゲン原子、Zは水素原子またはメチル
基、nは0から2の整数を表わす)で表される4−クロ
ロキノリン類と一般式(3)(化6) 【化6】 (式中、R1およびR2は互いに独立して炭素数1〜3の
アルキル基を表す)で表されるピリミジン類を混合し、
溶融状態あるいは不活性溶媒中、塩基の存在下で反応さ
せることを特徴とする一般式(1)(化7) 【化7】 (式中、Y、Z、R1、R2およびnは上記と同様の意味
を表す)で表されるピリミジニルチオキノリン誘導体の
製造法。 - 【請求項4】 一般式(4)(化8) 【化8】 (式中、Yはハロゲン原子、Zは水素原子またはメチル
基、nは0から2の整数を表わす)で表される4−メル
カプトキノリン類を金属塩にするか、あるいは塩基の存
在下に、一般式(5)(化9) 【化9】 (式中、R1およびR2は互いに独立して炭素数1〜3の
アルキル基を表す)で表わされる2−クロロピリミジン
類と反応させることを特徴とする一般式(1)(化1
0) 【化10】 (式中、Y、Z,R1、R2およびnは上記と同様の意味
を表す)で表されるピリミジニルチオキノリン誘導体の
製造法。 - 【請求項5】 一般式(1)(化11) 【化11】 (式中、Yはハロゲン原子、Zは水素原子またはメチル
基、R1およびR2は互いに独立して炭素数1〜3のアル
キル基、nは0から2の整数を表す)で表されるピリミ
ジニルチオキノリンを有効成分として含有する農園芸用
殺菌剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20653892A JPH0656822A (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | ピリミジニルチオキノリン誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20653892A JPH0656822A (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | ピリミジニルチオキノリン誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0656822A true JPH0656822A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16525033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20653892A Pending JPH0656822A (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | ピリミジニルチオキノリン誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0656822A (ja) |
-
1992
- 1992-08-03 JP JP20653892A patent/JPH0656822A/ja active Pending
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