JPH0657229A - 接着剤の攪拌混合方法 - Google Patents
接着剤の攪拌混合方法Info
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- JPH0657229A JPH0657229A JP4233115A JP23311592A JPH0657229A JP H0657229 A JPH0657229 A JP H0657229A JP 4233115 A JP4233115 A JP 4233115A JP 23311592 A JP23311592 A JP 23311592A JP H0657229 A JPH0657229 A JP H0657229A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アミド系樹脂又は熱可塑性ポリイミドの前駆
体などとエポキシ系樹脂とを均一に攪拌混合して成る接
着剤をPETフィルムなどに均一に且つ薄く塗布したと
き、接着剤層の薄膜が局部的に破れるハジキが生じない
ようにすることにある。 【構成】 2種以上の成分、特にアミド系樹脂又は熱可
塑性ポリイミドの前駆体などとエポキシ系樹脂とを機械
的に攪拌混合しつつ、その混合物に超音波をあてて攪拌
した。
体などとエポキシ系樹脂とを均一に攪拌混合して成る接
着剤をPETフィルムなどに均一に且つ薄く塗布したと
き、接着剤層の薄膜が局部的に破れるハジキが生じない
ようにすることにある。 【構成】 2種以上の成分、特にアミド系樹脂又は熱可
塑性ポリイミドの前駆体などとエポキシ系樹脂とを機械
的に攪拌混合しつつ、その混合物に超音波をあてて攪拌
した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は接着剤の攪拌混合方法に
関し、更に詳しくは、2種以上の成分を攪拌混合して得
られる組成物から成る接着剤の攪拌混合方法に関する。
関し、更に詳しくは、2種以上の成分を攪拌混合して得
られる組成物から成る接着剤の攪拌混合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの組立て工程において、
TAB(Tape Automated Bonding)方式に用いられる保護
層、接着剤層及び絶縁フィルムの3層構造から成るTA
B用テープが多く使用されるようになってきた。TAB
用テープにLSIなどの半導体集積回路素子を実装する
には、スリットやホールなどのパンチング、保護層を除
去した後、銅箔と接着剤層との接着、配線パターンの形
成など、非常に多くの工程を経て成されている。そし
て、今日の高密度実装の要求に応えるため、TAB用テ
ープの高品質化が一層求められている。このTAB用テ
ープの高品質化要求の一つに接着剤の塗布がある。
TAB(Tape Automated Bonding)方式に用いられる保護
層、接着剤層及び絶縁フィルムの3層構造から成るTA
B用テープが多く使用されるようになってきた。TAB
用テープにLSIなどの半導体集積回路素子を実装する
には、スリットやホールなどのパンチング、保護層を除
去した後、銅箔と接着剤層との接着、配線パターンの形
成など、非常に多くの工程を経て成されている。そし
て、今日の高密度実装の要求に応えるため、TAB用テ
ープの高品質化が一層求められている。このTAB用テ
ープの高品質化要求の一つに接着剤の塗布がある。
【0003】TAB用テープを製造するにあたり、一定
厚さの接着剤層をベースフィルムに転写するために、先
ず転写用のフィルムに塗布して乾燥させている。ベース
フィルムとして耐熱性やその他機械的性質などの特性が
優れているポリイミドフィルムが通常、用いられてい
て、また、接着剤としてはこのポリイミドフィルムと銅
箔とを接着するのに適しているアミド系樹脂とエポキシ
系樹脂とを混合した接着剤が用いられている。
厚さの接着剤層をベースフィルムに転写するために、先
ず転写用のフィルムに塗布して乾燥させている。ベース
フィルムとして耐熱性やその他機械的性質などの特性が
優れているポリイミドフィルムが通常、用いられてい
て、また、接着剤としてはこのポリイミドフィルムと銅
箔とを接着するのに適しているアミド系樹脂とエポキシ
系樹脂とを混合した接着剤が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このアミド
系樹脂とエポキシ系樹脂とを混合した接着剤を転写用の
フィルムであるポリエチレンテレフタレート(PET)
フィルムに塗布すると、局部的に接着剤の皮膜が破れて
PETフィルムの表面が露出する、いわゆるハジキを生
ずることがあった。このハジキの大きさは大小様々であ
り、ハジキが存在するPETフィルムでTAB用テープ
(フレキシブルキャリアテープ)を製造すると、TAB
テープの製造時に不良品が発生してしまう。
系樹脂とエポキシ系樹脂とを混合した接着剤を転写用の
フィルムであるポリエチレンテレフタレート(PET)
フィルムに塗布すると、局部的に接着剤の皮膜が破れて
PETフィルムの表面が露出する、いわゆるハジキを生
ずることがあった。このハジキの大きさは大小様々であ
り、ハジキが存在するPETフィルムでTAB用テープ
(フレキシブルキャリアテープ)を製造すると、TAB
テープの製造時に不良品が発生してしまう。
【0005】このため、接着剤を塗布するPETフィル
ムとの親和性を高めることも考えられるが、このような
処理をするとPETフィルム上の接着剤層をポリイミド
フィルムなどのベースフィルムに転写することができな
くなる。そこで、本発明者らは接着剤をハジキが発生し
ないようにPETフィルムに塗布するために鋭意研究を
重ねた結果、エポキシ系樹脂を単独で塗布するとハジキ
が生ずるが、アミド系樹脂を単独で塗布してもハジキが
発生しないことが見出された。この結果から、アミド系
樹脂とエポキシ系樹脂とを長時間、攪拌混合した後、さ
らに長期間、エージング(熟成)し、その接着剤をPE
Tフィルムに塗布したところ、ハジキは発生しなかっ
た。しかし、長時間の攪拌混合と、さらに長期間のエー
ジングは工業的生産には不向きであり、しかも製造コス
トを上昇させるものである。
ムとの親和性を高めることも考えられるが、このような
処理をするとPETフィルム上の接着剤層をポリイミド
フィルムなどのベースフィルムに転写することができな
くなる。そこで、本発明者らは接着剤をハジキが発生し
ないようにPETフィルムに塗布するために鋭意研究を
重ねた結果、エポキシ系樹脂を単独で塗布するとハジキ
が生ずるが、アミド系樹脂を単独で塗布してもハジキが
発生しないことが見出された。この結果から、アミド系
樹脂とエポキシ系樹脂とを長時間、攪拌混合した後、さ
らに長期間、エージング(熟成)し、その接着剤をPE
Tフィルムに塗布したところ、ハジキは発生しなかっ
た。しかし、長時間の攪拌混合と、さらに長期間のエー
ジングは工業的生産には不向きであり、しかも製造コス
トを上昇させるものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らはか
かる実情に鑑み、短時間でハジキが生じない程度に均一
に攪拌混合し得る方法を得るために研究を重ねた結果、
本発明に至ったのである。
かる実情に鑑み、短時間でハジキが生じない程度に均一
に攪拌混合し得る方法を得るために研究を重ねた結果、
本発明に至ったのである。
【0007】本発明に係る接着剤の攪拌混合方法の要旨
とするところは、2種以上の成分を攪拌混合して得られ
た組成物から成る接着剤の攪拌混合方法において、前記
2種以上の成分を機械的に攪拌しつつ該混合物に超音波
をあてて混合することにある。
とするところは、2種以上の成分を攪拌混合して得られ
た組成物から成る接着剤の攪拌混合方法において、前記
2種以上の成分を機械的に攪拌しつつ該混合物に超音波
をあてて混合することにある。
【0008】また、本発明に係る接着剤の攪拌混合方法
において、前記2種以上の成分がアミド系樹脂とエポキ
シ系樹脂であることにある。
において、前記2種以上の成分がアミド系樹脂とエポキ
シ系樹脂であることにある。
【0009】更に、本発明に係る接着剤の攪拌混合方法
において、前記2種以上の成分が熱可塑性ポリイミドの
前駆体とエポキシ系樹脂であることにある。
において、前記2種以上の成分が熱可塑性ポリイミドの
前駆体とエポキシ系樹脂であることにある。
【0010】また、上記本発明に係る接着剤の攪拌混合
方法において、超音波の発振周波数を30〜60KH
z、より好ましくは40〜50KHzとしたことにあ
る。
方法において、超音波の発振周波数を30〜60KH
z、より好ましくは40〜50KHzとしたことにあ
る。
【0011】
【作用】本発明に係る接着剤の攪拌混合は2種以上の成
分を攪拌混合するのにあたり、その2種以上の成分を機
械的に攪拌しつつ超音波をあてて行われ、超音波をあて
る時期は2種以上の成分を攪拌混合槽に投入した後、機
械的に攪拌する期間中、継続的に超音波をあてていても
良く、あるいは機械的に攪拌して充分攪拌混合させた最
終段階で一定時間、超音波をあてるようにしても良い。
2種以上の成分は機械的な攪拌混合によりマクロ的な攪
拌混合が行われ、更に超音波による微振動や活性化など
によりミクロ的な拡散混合が行われ、均一な組成から成
る接着剤が得られる。また、2種以上の成分は互いに相
溶性に優れた成分同士であっても良いが、本発明は特に
相溶性の悪い成分同士の混合に適するものである。
分を攪拌混合するのにあたり、その2種以上の成分を機
械的に攪拌しつつ超音波をあてて行われ、超音波をあて
る時期は2種以上の成分を攪拌混合槽に投入した後、機
械的に攪拌する期間中、継続的に超音波をあてていても
良く、あるいは機械的に攪拌して充分攪拌混合させた最
終段階で一定時間、超音波をあてるようにしても良い。
2種以上の成分は機械的な攪拌混合によりマクロ的な攪
拌混合が行われ、更に超音波による微振動や活性化など
によりミクロ的な拡散混合が行われ、均一な組成から成
る接着剤が得られる。また、2種以上の成分は互いに相
溶性に優れた成分同士であっても良いが、本発明は特に
相溶性の悪い成分同士の混合に適するものである。
【0012】特に、2種以上の成分としてアミド系樹脂
とエポキシ系樹脂との攪拌混合や、あるいは熱可塑性ポ
リイミドの前駆体とエポキシ系樹脂との攪拌混合におい
て、均一な組成から成る接着剤を短時間で製造すること
ができる。この機械的な攪拌に併せて超音波による攪拌
混合を施して得られた接着剤をたとえばPETフィルム
などに塗布したとき、塗布された接着剤層の薄膜が破れ
て剥離し、下地のPETフィルムが露出する、いわゆる
ハジキがなくなる。
とエポキシ系樹脂との攪拌混合や、あるいは熱可塑性ポ
リイミドの前駆体とエポキシ系樹脂との攪拌混合におい
て、均一な組成から成る接着剤を短時間で製造すること
ができる。この機械的な攪拌に併せて超音波による攪拌
混合を施して得られた接着剤をたとえばPETフィルム
などに塗布したとき、塗布された接着剤層の薄膜が破れ
て剥離し、下地のPETフィルムが露出する、いわゆる
ハジキがなくなる。
【0013】
【実施例】次に、本発明に係る接着剤の攪拌混合方法の
実施例について説明する。ここで、TAB用テープを用
いて製造したフレキシブルプリント配線板に回路素子を
実装する工程の概略を説明する。
実施例について説明する。ここで、TAB用テープを用
いて製造したフレキシブルプリント配線板に回路素子を
実装する工程の概略を説明する。
【0014】まず、PETフィルムに接着剤を塗布乾燥
させた後、PETフィルムに形成された接着剤層をポリ
イミドフィルムに転写し、その後、その転写された接着
剤層を介してポリイミドフィルムと銅箔とを加熱接着す
る。次に、機械加工やエッチングなどを施してフレキシ
ブルプリント配線板を製造し、得られたフレキシブルプ
リント配線板に回路素子がはんだ付けされるのである。
このため、かかる接着剤はポリイミドフィルムと銅箔と
を強固に接着し得る材質であって、しかも加熱接着する
ために熱可塑性であることを要する一方、はんだ付けに
耐える耐熱性を必要とする。このような特性を必要とす
るため、TAB用テープを製造するための接着剤にはア
ミド系樹脂とエポキシ系樹脂とを混合した組成物から成
る接着剤や、あるいは熱可塑性ポリイミドの前駆体とエ
ポキシ系樹脂とを混合した組成物から成る接着剤が用い
られる。
させた後、PETフィルムに形成された接着剤層をポリ
イミドフィルムに転写し、その後、その転写された接着
剤層を介してポリイミドフィルムと銅箔とを加熱接着す
る。次に、機械加工やエッチングなどを施してフレキシ
ブルプリント配線板を製造し、得られたフレキシブルプ
リント配線板に回路素子がはんだ付けされるのである。
このため、かかる接着剤はポリイミドフィルムと銅箔と
を強固に接着し得る材質であって、しかも加熱接着する
ために熱可塑性であることを要する一方、はんだ付けに
耐える耐熱性を必要とする。このような特性を必要とす
るため、TAB用テープを製造するための接着剤にはア
ミド系樹脂とエポキシ系樹脂とを混合した組成物から成
る接着剤や、あるいは熱可塑性ポリイミドの前駆体とエ
ポキシ系樹脂とを混合した組成物から成る接着剤が用い
られる。
【0015】たとえば、アミド系樹脂とエポキシ系樹脂
との攪拌混合には、まずアミド系樹脂とエポキシ系樹脂
とを公知の攪拌槽に入れて、機械的に攪拌混合する。こ
の機械的な攪拌混合はたとえばアミド系樹脂の生成反応
槽において行っても良く、別の攪拌混合槽に移して行っ
ても良い。また、攪拌機構は攪拌棒を回転させるもの
や、スクリューあるいはリボンを回転させるものなど、
なんら限定されない。更に、攪拌速度や攪拌時間、攪拌
温度などの条件は攪拌混合させられる樹脂の特性、すな
わち粘度や相溶性などに応じて選定される。
との攪拌混合には、まずアミド系樹脂とエポキシ系樹脂
とを公知の攪拌槽に入れて、機械的に攪拌混合する。こ
の機械的な攪拌混合はたとえばアミド系樹脂の生成反応
槽において行っても良く、別の攪拌混合槽に移して行っ
ても良い。また、攪拌機構は攪拌棒を回転させるもの
や、スクリューあるいはリボンを回転させるものなど、
なんら限定されない。更に、攪拌速度や攪拌時間、攪拌
温度などの条件は攪拌混合させられる樹脂の特性、すな
わち粘度や相溶性などに応じて選定される。
【0016】この機械的な攪拌混合槽には超音波の発振
器が取り付けられていて、その超音波の発振器から周波
数30〜60KHz、より好ましくは40〜50KHz
の超音波が攪拌混合槽内の機械的に攪拌混合されている
混合物にあてられる。超音波をあてる時間は機械的に攪
拌を行う間中、継続的にあるいは断続的に繰り返してあ
てても良いが、1分から数10分の間超音波があてら
れ、数分程度でも充分な効果が得られる。
器が取り付けられていて、その超音波の発振器から周波
数30〜60KHz、より好ましくは40〜50KHz
の超音波が攪拌混合槽内の機械的に攪拌混合されている
混合物にあてられる。超音波をあてる時間は機械的に攪
拌を行う間中、継続的にあるいは断続的に繰り返してあ
てても良いが、1分から数10分の間超音波があてら
れ、数分程度でも充分な効果が得られる。
【0017】本発明に用いられるアミド系樹脂には公知
のポリアミド樹脂も使用することができるが、好ましく
は末端にエポキシ基を有するポリアミド樹脂を使用する
ができる。また、熱可塑性ポリイミドについても公知の
ものを使用することができ、本発明の攪拌混合方法には
ポリイミドに転化させる前の前駆体が用いられ、エポキ
シ系樹脂との混合後にポリイミドに転化させられる。
のポリアミド樹脂も使用することができるが、好ましく
は末端にエポキシ基を有するポリアミド樹脂を使用する
ができる。また、熱可塑性ポリイミドについても公知の
ものを使用することができ、本発明の攪拌混合方法には
ポリイミドに転化させる前の前駆体が用いられ、エポキ
シ系樹脂との混合後にポリイミドに転化させられる。
【0018】ここで、本発明の接着剤の攪拌混合方法が
適用されるアミド系樹脂とエポキシ系樹脂から成る接着
剤の具体例として、次の一般式化1
適用されるアミド系樹脂とエポキシ系樹脂から成る接着
剤の具体例として、次の一般式化1
【化1】 (式中、R1 ,R2 ,R3 は2価の有機基、m,nは1
〜30の整数)で表される構造を有するエポキシ末端ポ
リアミド樹脂と、エポキシ樹脂と、エポキシ樹脂硬化剤
から成る接着剤が挙げられる。
〜30の整数)で表される構造を有するエポキシ末端ポ
リアミド樹脂と、エポキシ樹脂と、エポキシ樹脂硬化剤
から成る接着剤が挙げられる。
【0019】かかるエポキシ末端ポリアミド樹脂はカル
ボン酸末端のポリアミドにそのカルボン酸に対して概ね
当量のエポキシ樹脂を反応させて得られ、また、ポリア
ミドはジカルボン酸をモノマーとして用いるものであ
り、ダイマー酸、アジピン酸、セバチン酸、ドデカン酸
などを単独又は2種以上を組み合わせて用いられる。
ボン酸末端のポリアミドにそのカルボン酸に対して概ね
当量のエポキシ樹脂を反応させて得られ、また、ポリア
ミドはジカルボン酸をモノマーとして用いるものであ
り、ダイマー酸、アジピン酸、セバチン酸、ドデカン酸
などを単独又は2種以上を組み合わせて用いられる。
【0020】一方、エポキシ樹脂はエポキシ末端ポリア
ミド樹脂を反応させるのに用いたものと同一又は異なっ
た構造のエポキシ樹脂が用いられる。エポキシ樹脂とし
てはビスフェノールA型エポキシ樹脂、クレゾールノボ
ラック型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキ
シ樹脂、グリシジルエーテル型エポキシ樹脂、ナフタレ
ン型エポキシ樹脂などが用いられる。但し、ポリアミド
と反応させるエポキシ樹脂としては分子内に2個のエポ
キシ基を有する二官能性エポキシ樹脂が好ましい。ま
た、これらのエポキシ樹脂は単独あるいは2種以上の混
合物として用いられる。
ミド樹脂を反応させるのに用いたものと同一又は異なっ
た構造のエポキシ樹脂が用いられる。エポキシ樹脂とし
てはビスフェノールA型エポキシ樹脂、クレゾールノボ
ラック型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキ
シ樹脂、グリシジルエーテル型エポキシ樹脂、ナフタレ
ン型エポキシ樹脂などが用いられる。但し、ポリアミド
と反応させるエポキシ樹脂としては分子内に2個のエポ
キシ基を有する二官能性エポキシ樹脂が好ましい。ま
た、これらのエポキシ樹脂は単独あるいは2種以上の混
合物として用いられる。
【0021】更に、エポキシ末端ポリアミド樹脂とエポ
キシ樹脂とエポキシ樹脂硬化剤から成る接着剤はこれら
3成分の他にたとえばアクリル系樹脂、フェノール系樹
脂、イミド系樹脂、ゴム系樹脂などの樹脂成分、エポキ
シ樹脂に対する硬化促進剤、硬化触媒、各種無機・有機
フィラーなどが混合されても良い。また、用いられる溶
剤はエポキシ樹脂とポリアミド樹脂をともに溶解させる
ことが必要であり、たとえばメチルエチルケトン、トル
エン、クロロベンゼン、トリクロロエチレン、塩化メチ
レン、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミド、メタノール、エ
タノール、イソプロピルアルコールなどが用いられる。
キシ樹脂とエポキシ樹脂硬化剤から成る接着剤はこれら
3成分の他にたとえばアクリル系樹脂、フェノール系樹
脂、イミド系樹脂、ゴム系樹脂などの樹脂成分、エポキ
シ樹脂に対する硬化促進剤、硬化触媒、各種無機・有機
フィラーなどが混合されても良い。また、用いられる溶
剤はエポキシ樹脂とポリアミド樹脂をともに溶解させる
ことが必要であり、たとえばメチルエチルケトン、トル
エン、クロロベンゼン、トリクロロエチレン、塩化メチ
レン、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミド、メタノール、エ
タノール、イソプロピルアルコールなどが用いられる。
【0022】以上、本発明の接着剤の攪拌混合方法が適
用されるアミド系樹脂とエポキシ系樹脂について説明し
たが、その他、熱可塑性ポリイミド及びその前駆体につ
いても各種のものが用いられる。すなわち、本発明はこ
れらの接着剤に限定されるものではないのは当然であ
り、2種以上の成分の攪拌混合に対して適用し得るもの
である。
用されるアミド系樹脂とエポキシ系樹脂について説明し
たが、その他、熱可塑性ポリイミド及びその前駆体につ
いても各種のものが用いられる。すなわち、本発明はこ
れらの接着剤に限定されるものではないのは当然であ
り、2種以上の成分の攪拌混合に対して適用し得るもの
である。
【0023】次に、本発明をより具体的に実施例により
説明するが、本発明はこれらの実施例になんら限定され
るものではなく、また、本発明はその主旨を何等逸脱し
ない範囲内で当業者の知識に基づき種々なる修正、改
良、変更を加えた態様で実施し得るものである。
説明するが、本発明はこれらの実施例になんら限定され
るものではなく、また、本発明はその主旨を何等逸脱し
ない範囲内で当業者の知識に基づき種々なる修正、改
良、変更を加えた態様で実施し得るものである。
【0024】実施例 1 アミド系樹脂としてイソフォロンジイソシアネートとダ
イマー酸から合成されたカルボン酸末端ポリアミドとエ
ポキシ樹脂「エピコート1001」(商品名、油化シェ
ルエポキシ社製)とを用いてエポキシ末端ポリアミドを
合成した。このエポキシ末端ポリアミドを40重量部
と、エポキシ樹脂「エピコート1001」を60重量部
と、ジシアンジアミドを5重量部と、トルエンを80重
量部と、イソプロピルアルコールを80重量部を混合し
た。まず、スクリューを用いて、攪拌温度0℃の条件で
20分間機械的に攪拌した後、発振周波数50KHzの
超音波を5分間あてて、機械的攪拌とともに超音波攪拌
を行った。
イマー酸から合成されたカルボン酸末端ポリアミドとエ
ポキシ樹脂「エピコート1001」(商品名、油化シェ
ルエポキシ社製)とを用いてエポキシ末端ポリアミドを
合成した。このエポキシ末端ポリアミドを40重量部
と、エポキシ樹脂「エピコート1001」を60重量部
と、ジシアンジアミドを5重量部と、トルエンを80重
量部と、イソプロピルアルコールを80重量部を混合し
た。まず、スクリューを用いて、攪拌温度0℃の条件で
20分間機械的に攪拌した後、発振周波数50KHzの
超音波を5分間あてて、機械的攪拌とともに超音波攪拌
を行った。
【0025】得られた接着剤をPETフィルム上に乾燥
後20μmになるように均一に塗布した。接着剤を塗布
したPETフィルムについて、100cm2 当たりに発生
したハジキの個数を調査した。その結果、ハジキの個数
は0個であった。
後20μmになるように均一に塗布した。接着剤を塗布
したPETフィルムについて、100cm2 当たりに発生
したハジキの個数を調査した。その結果、ハジキの個数
は0個であった。
【0026】実施例 2 実施例1と同様に、攪拌温度を20℃にして20分間、
機械的に攪拌混合した後、超音波攪拌を行った。その結
果、実施例1と同様にしてハジキの個数を調査したとこ
ろ、ハジキの個数は0個であった。
機械的に攪拌混合した後、超音波攪拌を行った。その結
果、実施例1と同様にしてハジキの個数を調査したとこ
ろ、ハジキの個数は0個であった。
【0027】実施例 3 実施例1と同様に、攪拌温度を20℃にして2時間、機
械的に攪拌混合した後、超音波攪拌を行った。その結
果、実施例1と同様にしてハジキの個数を調査したとこ
ろ、ハジキの個数は0個であった。
械的に攪拌混合した後、超音波攪拌を行った。その結
果、実施例1と同様にしてハジキの個数を調査したとこ
ろ、ハジキの個数は0個であった。
【0028】比較例 1 実施例1と同様の条件で機械的に攪拌混合し、超音波攪
拌を行わなかった。その結果、実施例1と同様にしてハ
ジキの個数を調査したところ、ハジキの個数は8個であ
った。
拌を行わなかった。その結果、実施例1と同様にしてハ
ジキの個数を調査したところ、ハジキの個数は8個であ
った。
【0029】なお、得られた接着剤を3日間エージング
した後、同様に塗布して、実施例1と同様にしてハジキ
の個数を調査したところ、ハジキの個数は2個であっ
た。次に、同じ接着剤を7日間エージングした後、同様
に塗布して、実施例1と同様にしてハジキの個数を調査
したところ、ハジキの個数は0個であった。
した後、同様に塗布して、実施例1と同様にしてハジキ
の個数を調査したところ、ハジキの個数は2個であっ
た。次に、同じ接着剤を7日間エージングした後、同様
に塗布して、実施例1と同様にしてハジキの個数を調査
したところ、ハジキの個数は0個であった。
【0030】比較例 2 実施例2と同様の条件で機械的に攪拌混合し、超音波攪
拌を行わなかった。その結果、実施例1と同様にしてハ
ジキの個数を調査したところ、ハジキの個数は5個であ
った。なお、得られた接着剤を3日間エージングした
後、同様に塗布して、実施例1と同様にしてハジキの個
数を調査したところ、ハジキの個数は0個であった。
拌を行わなかった。その結果、実施例1と同様にしてハ
ジキの個数を調査したところ、ハジキの個数は5個であ
った。なお、得られた接着剤を3日間エージングした
後、同様に塗布して、実施例1と同様にしてハジキの個
数を調査したところ、ハジキの個数は0個であった。
【0031】比較例 3 実施例3と同様の条件で機械的に攪拌混合し、超音波攪
拌を行わなかった。その結果、実施例1と同様にしてハ
ジキの個数を調査したところ、ハジキの個数は3個であ
った。なお、得られた接着剤を3日間エージングした
後、同様に塗布して、実施例1と同様にしてハジキの個
数を調査したところ、ハジキの個数は0個であった。
拌を行わなかった。その結果、実施例1と同様にしてハ
ジキの個数を調査したところ、ハジキの個数は3個であ
った。なお、得られた接着剤を3日間エージングした
後、同様に塗布して、実施例1と同様にしてハジキの個
数を調査したところ、ハジキの個数は0個であった。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る接着剤の攪拌混合方法は2
種以上の成分、特にアミド系樹脂とエポキシ系樹脂、あ
るいは熱可塑性ポリイミドの前駆体とエポキシ系樹脂と
の攪拌混合において、機械的に攪拌するだけでなく、そ
の混合物に超音波をあてて、その超音波の微振動などに
よって攪拌混合するように構成しているため、互いに相
溶性の悪い成分同士であっても均一に混合することがで
きる。その結果、得られた接着剤をPETフィルムなど
の上に薄く塗布しても、いわゆるハジキの発生がなくな
り、品質の安定した優れたTAB用テープを製造するこ
とができる。
種以上の成分、特にアミド系樹脂とエポキシ系樹脂、あ
るいは熱可塑性ポリイミドの前駆体とエポキシ系樹脂と
の攪拌混合において、機械的に攪拌するだけでなく、そ
の混合物に超音波をあてて、その超音波の微振動などに
よって攪拌混合するように構成しているため、互いに相
溶性の悪い成分同士であっても均一に混合することがで
きる。その結果、得られた接着剤をPETフィルムなど
の上に薄く塗布しても、いわゆるハジキの発生がなくな
り、品質の安定した優れたTAB用テープを製造するこ
とができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 2種以上の成分を攪拌混合して得られた
組成物から成る接着剤の攪拌混合方法において、前記2
種以上の成分を機械的に攪拌しつつ該混合物に超音波を
あてて混合することを特徴とする接着剤の攪拌混合方
法。 - 【請求項2】 前記2種以上の成分がアミド系樹脂とエ
ポキシ系樹脂であることを特徴とする請求項1に記載す
る接着剤の攪拌混合方法。 - 【請求項3】 前記2種以上の成分が熱可塑性ポリイミ
ドの前駆体とエポキシ系樹脂であることを特徴とする請
求項1に記載する接着剤の攪拌混合方法。 - 【請求項4】 前記超音波の発振周波数が30〜60K
Hzであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
ずれかに記載する接着剤の攪拌混合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4233115A JPH0657229A (ja) | 1992-08-08 | 1992-08-08 | 接着剤の攪拌混合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4233115A JPH0657229A (ja) | 1992-08-08 | 1992-08-08 | 接着剤の攪拌混合方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0657229A true JPH0657229A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16950006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4233115A Withdrawn JPH0657229A (ja) | 1992-08-08 | 1992-08-08 | 接着剤の攪拌混合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657229A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5746981A (en) * | 1996-03-29 | 1998-05-05 | Ricoh Company, Ltd. | Method and apparatus for mixing two or more kinds of resin material liquids |
| DE10312815A1 (de) * | 2003-03-22 | 2004-10-07 | Henkel Kgaa | Verfahren zum Kontaminationstoleranten Kleben von Fügeteilen |
| EP1577020A2 (de) | 2004-03-20 | 2005-09-21 | Henkel Kommanditgesellschaft auf Aktien | Vorrichtung zum Auftragen von Klebstoff |
| EP3140048A4 (en) * | 2014-05-06 | 2017-12-20 | Henkel IP & Holding GmbH | Apparatus and method for applying multi-component adhesives using jetting valves |
-
1992
- 1992-08-08 JP JP4233115A patent/JPH0657229A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5746981A (en) * | 1996-03-29 | 1998-05-05 | Ricoh Company, Ltd. | Method and apparatus for mixing two or more kinds of resin material liquids |
| DE10312815A1 (de) * | 2003-03-22 | 2004-10-07 | Henkel Kgaa | Verfahren zum Kontaminationstoleranten Kleben von Fügeteilen |
| EP1577020A2 (de) | 2004-03-20 | 2005-09-21 | Henkel Kommanditgesellschaft auf Aktien | Vorrichtung zum Auftragen von Klebstoff |
| DE102004013845B3 (de) * | 2004-03-20 | 2005-11-03 | Bundesrepublik Deutschland, vertreten durch das Bundesministerium der Verteidigung, dieses vertreten durch das Bundesamt für Wehrtechnik und Beschaffung | Vorrichtung und Verfahren zum Auftragen von Klebstoff |
| EP3140048A4 (en) * | 2014-05-06 | 2017-12-20 | Henkel IP & Holding GmbH | Apparatus and method for applying multi-component adhesives using jetting valves |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991102 |